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ケンゾー   イクエ


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負の遺産の島キューバ

2015.12.25 09:39|キューバ☞EDIT
メリー・クリスマス!
クリスマスの時期が近づくと、ボキャブラ天国の「♫ 兄は夜更け過ぎに〜 ユキエに変わるだろう ♫」というネタを思い出すケンゾーです。
山下達郎の名曲『クリスマス・イブ』をおかまネタで替え歌したボキャブラの名作。
芸人がネタを競うシリーズ後半もおもしろかったけど、視聴者投稿スタイルの初期シリーズのほうがバカでくだらなくてアングラ感満載でおもしろかった。
もう3年間日本のテレビは観てないけど、いまバカでくだらない番組ってどんなのがあるんだろ?

ユネスコの世界遺産に認定されているトリニダー。
スペイン植民地時代の古い街並みとともに遺産に登録されているのが、トリニダー郊外に広がる「ロス・インヘニオス渓谷」
18世紀後半から19世紀末にかけてキューバの砂糖産業の中心となった場所で、「砂糖の谷」とも呼ばれてきた。

トリニダー周辺の気候と土壌がサトウキビ栽培に適していたため大規模プランテーションが相次いで作られ、たくさんの製糖工場で砂糖が生産されていった。
精製した砂糖をいち早くヨーロッパへと輸送するため、1880年代にはロス・インヘニオス渓谷とトリニダーを結ぶ鉄道が敷設され、蒸気機関車が運行。
砂糖を運ぶという役目を終えた現在は、観光列車として砂糖の代わりに観光客を運んでいる。

ロス・インヘニオス渓谷行きの観光列車は1日1本のみ。
セントロからおよそ1km南西にあるトリニダー駅を9時半に出発し、イスナガ駅とグアチナンゴ駅を経由して午後3時頃トリニダー駅に戻ってくる。
料金は10CUC(約10ドル)で乗車券は当日の朝9時10分から発売される。

サトウキビと砂糖がもたらしたかつての繁栄に思いを馳せながら蒸気機関車に揺られるというのは魅力的だけど、10CUCはなかなかいいお値段。
とりあえず宿からさほど離れていないトリニダー駅まで行ってみることに。
トリニダー駅は拍子抜けするほど小さな建物だった。

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ボーッという汽笛とともに姿を現した蒸気機関・・・ん?!
ディーゼル機関車?
蒸気機関車じゃない!!

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昔ながらの蒸気機関車だと思ってたのに。
ふつうのディーゼル機関車だと魅力は半減だよ。
観光客が乗り込む客車は2両。
いちおうそれっぽい造りにはなっている。

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中にはバーが設けられていて、モヒートなどを飲みながらロス・インヘニオス渓谷の景色を楽しむことができる。
のはいいんだけど、やっぱり蒸気機関車じゃないっていうのがねえ。
スピードは遅いかもしれないけど、シュッシュポッポと煙を巻き上げながら走るのが雰囲気があっていいんだよねえ。

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ということで、観光列車はパス!
でもロス・インヘニオス渓谷には行ってみたい。
自力で行けないかなあと地図を見ていたら、2日前に列車が停車するイスナガ駅のすぐ近くをケンゾーとイクエはすでに通っていた。
カマグエイからトリニダーに移動してきたとき最後に乗った激安コンテナトラック。
このコンテナトラックがイスナガ駅のすぐそばを通ったんだよね。

ならばと、観光列車が出発したあと、バスに乗って列車を追いかけることに。
どこで乗れるかわからなかったけど、とりあえず街中のターミナルへ。
ターミナルの有料トイレのスタッフの女性に「イスナガ駅に行くバスに乗れないかなあ」と尋ねたら「あるよ!来たら教えてあげるから。」と言ってくれた。
バスが来るまで、昼食用に何か持っていこうとターミナルの外をうろうろしサンドイッチを買っていたら、わざわざさっきの女性が外まで探しに来てくれた。
「来たわよ、早く早く。」
笑顔で案内してくれたところには、コンテナトラック。

サンクティ・スプリトゥス行きのコンテナトラックはビアスールと同じターミナルから発着していた。
イスナガまでは1モネダ(約5円)。
庶民の足とあって、観光列車と比べたら格段に安い。

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イスナガまでおよそ30分。
1時間遅れで出発したので列車はすでに到着していた。
次のグアチナンゴ駅へ向けて出発するのを待つことに。

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ヨーロッパとアメリカへの砂糖供給地として大いに繁栄していったキューバ。
原料のサトウキビや精製した砂糖を運ぶため、国内隅々まで鉄道網が築かれた。
1950年代、面積に占める鉄道敷設率は世界一。
しかし、砂糖産業の衰退と革命後の経済危機によりキューバの鉄道も廃れていくことに。

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砂糖の代わりに外国人ツーリストを乗せ、のどかな景色が広がるロス・インヘニオス渓谷を走る観光列車。
観光客に人気のアクティビティだけど、ロス・インヘニオス渓谷はキューバの人々にとって負の遺産でもある。

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初期のサトウキビプランテーションではキューバの先住民族たちが強制的に働かされていたけれど、ヨーロッパから持ち込まれた病気と、過酷な労働のせいでほぼ全滅。
新たな労働力として白羽の矢が立ったのがアフリカの黒人たちだった。

イスナガ駅の周辺にはかつて、大農園主イスナガ一家の広大なサトウキビ畑が広がっていた。
駅の目の前にそびえる「イスナガの塔」
塔のふもとではトリニダー名産の「ファゴッティング」と呼ばれる模様が施された大小様々の布が風にたなびき、客引きの声がひっきりなしに響き渡る。

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いかにも観光地という雰囲気だけど、高さ45.5m、7階建てのこの塔が建てられた目的は奴隷たちの監視だった。
1CUC払って塔の上に登ってみることに。
踏みしめるたびにギシギシと悲鳴を上げる年季の入った木製の階段。
最上階からはロス・インヘニオス渓谷を360°見渡すことができる。

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1830年から5年かけて建てられたイスナガの塔。
奴隷たちを見張るためのこの塔を建てさせられたのも、また奴隷たちだった。
サトウキビ栽培と砂糖生産のピーク時には、ロス・インヘニオス渓谷に50以上の製糖工場が稼働していたんだそう。
働かされていた黒人奴隷の人数はおよそ3万人と言われている。

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キューバに運ばれてこられた黒人奴隷たちは西アフリカ出身が多かったんだそう。
通称『奴隷海岸』
ガーナ、トーゴ、ベナン、ナイジェリアなどギニア湾沿いの西アフリカの大西洋岸をヨーロッパの人々はそう呼んでいた。
17世紀から19世紀にかけて、1000万人以上の黒人奴隷たちが北中南米、そしてカリブ海の島々に売られていったと言われている。

塔の下にポツンと置いてある巨大な鐘。
かつて一日の労働のはじまりと終わりを告げていた鐘。
奴隷たちはどんな気持ちで鐘の音を聞いていただろう。

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イスナガ一家の住居は現在レストランとなっている。
華美ではないけれどゆったりとした贅沢な作り。

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レストラン内には当時の奴隷たちの労働の様子を描いた絵が掛けられている。
突然船に詰め込まれ、自分の体を金で売り買いされた挙げ句に一生プランテーションで働かされる。
奴隷たちがどんな感情を抱いていたのか、かんたんに想像することはできない。
キューバの人々が我慢強いのは、必然なのかもしれない。

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トリニダーへ戻ろうとコンテナバスを待っていると、目の前でダンプカーが停車。
同じようにバスを待っていた人たちが一斉に荷台に上りはじめた。
乗ってもいいのかな、と逡巡していると男たちが「バモス!(行くぞ!)」と声を掛けてくれた。
キューバではいろんな乗り物に乗るなあ。
運賃を払うのかと思ったら、ドライバーがみんなをタダで乗せてくれた。

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かつてサトウキビ畑が広がっていたロス・インヘニオス渓谷に別れを告げる。
山に囲まれ緑豊かなこの場所は、のどかで平和で、とても美しかった。

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