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ケンゾー   イクエ


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古き良き時代の終焉 変わりゆくキューバ

2015.12.09 05:56|キューバ☞EDIT
どうやって日本に帰るか悩み中のイクエです。
アメリカから中国までのフライトチケットは購入済み。
中国からフェリーで帰ろうとしていたんだけど、頼りにしていた複数のフェリー会社がことしいっぱいで休業したり、中国の旧正月でその期間運休を決めていたり。
飛行機でそのまま帰国するのもなんだか味気ないし・・・。
あ〜あ、どうしようかな。

ハバナの旧市街。
古い街並みは世界遺産になっているけれど、建物は老朽化して秩序がない。
通りは埃っぽい。
そこには、地元の人たちのありのままの暮らしぶりが垣間見える。

スラムと言えば言い過ぎだけれど、もしここがほかの中南米の国ならば「治安の悪い場所」「旅行者が近づかない方がいいエリア」と見られるような雰囲気。
でも、ここは社会主義国キューバ。
国民の生活は国が支えていて、みんなそれなりに生活していけている。
だから泥棒や強盗などの犯罪はほぼない。

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暗くなっても、女性や子どもたちの声が通りから聞こえる。
家の前に椅子を出して腰かけ、道行く人を眺めながら夕涼みしている人も多い。

「古き良き時代」「昭和のような」。
そんな言葉が似合う。

けっして経済的に豊かではないけれど、みんながゆったり仲良く暮らしている。

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昔のキューバは、今とはまったく違った。
16世紀からはスペインの植民地、20世紀に入ってからはアメリカの支配下に置かれたキューバ。
製糖産業などで発展し、華やかな街となった。
しかし、貧富の差が激しかった。

アメリカの傀儡となったバティスタ政権下では、アメリカ企業がキューバの富を独占。
アメリカの半植民地状態で、国民の不満は蓄積されていった。

そんなキューバを変えたのが、この男たち。
キューバ革命を起こし、1959年に傀儡政権を退かせ、現在のキューバの礎を築いた。

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左から現在の国家元首のラウル・カストロ。
その兄で前国家元首のフィデル・カストロ。
そして有名なチェ・ゲバラ。
(たぶん・・・。)

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この3ショットは珍しい。
フェデルたちは生存中の自分たちの偶像崇拝を好まないから。

でも、ゲバラの絵や看板はいたるところに。

革命戦士としてのゲバラは、キューバを代表する人。
(ゲバラはキューバ人ではなくアルゼンチン人だけど。)
「かっこいい」存在なのは、キューバにあまり思い入れがない外国人観光客にとっても同じこと。

かっこいいキューバのイメージ。
クラッシックカー、そしてゲバラ。

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日本でもたまにゲバラの顔がデザインされたTシャツを着ている人がいる。
かっこいい存在だからか。
反権力、平和主義、庶民に寄り添う思想、そんなメッセージをゲバラで代弁しているのかもしれない。

キューバに行った旅人で、ゲバラがデザインされたTシャツのことを「ゲバT」と呼んでいる人もいた。

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キューバからボリビアへと革命の拠点を移し、ゲリラ活動を展開していたときにボリビア軍に捕われて殺されたゲバラ。
ゲバラがいない今、ゲバラというイメージは世界中を一人歩きしている。

そして同じように亡くなって、その人の顔が反権力や平和主義のシンボルとなり、世界中でグッズになっている人。

その人は、ジョン・レノン。

生前、ジョンはこう言っていた。

「あの当時、世界でいちばんかっこいいのがゲバラだった。」

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革命を成功させたキューバは、社会主義への道を進んだ。
キューバ国民は、共存の道を選んだとともに「共貧」の道も選んだと言われている。
経済的格差は解消され、みんなが等しく貧しい。

国民は国のために働き、国から保護を受ける。
みんなが平等。
革命後は住宅は国有化され、国から住居も仕事も割り当てられた。

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車や住宅の自由な個人売買はつい数年前まで禁止されていた。
だから車を持っている人はまだ少ない。
庶民の足はバスや「マキナ」と呼ばれる乗合いタクシーや、自転車タクシー、馬車など。

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ベネズエラの国旗を掲げた自転車タクシーが走る。
アメリカと敵対していたキューバで、キューバを見捨てずに支援していたのが同じく反米主義、社会主義のベネズエラ。
ベネズエラの前大統領チャベスはフィデル・カストロ前国家議長と盟友で、亡くなる前はキューバの病院で闘病生活を送っていたほど。
そんなベネズエラも、いまでは経済が破綻し、キューバへの石油の支援も昔のようにはできなくなっている。
(きのうベネズエラで総選挙があり、野党が圧勝。
 今後、社会主義政権が大きく変わる見込み。)

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社会主義のキューバでは、給料にもほとんど差がない。
大金持ちが生まれない。
月給はわずか15ドルくらいなのだそう。

それでもやっていけるのは、配給制が取り入れられているから。
といっても、配給だけでは不足。
人々は、配給のほかに足りない分を商店や市場で買っている。

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キューバには、ほかの国にあるような大型スーパーはほとんどない。
あるのは小さな商店。
品数もとても少ない。
同じ商品ばかりが並んでいる。
自分で商品を手に取って選ぶのではなく、カウンター越しに「あれください」と手で指して買うスタイルが一般的。

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ほかの貧しい国では、子どもたちが路上で物乞いをしたり、物売りをしたり、学校に行かずに働いている光景をよく見る。
でも、無料で教育を受けられるキューバでは、子どもたちはよく学び、よく遊ぶ。
悲壮感を出している若者もいない。

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宿のすぐ隣に、鉄板で遮られている空間があった。
普通なら、こんな怪しい場所は危険な香りがして近づかない。
でも、子どもたちの声が聞こえるから中を覗いてみた。

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剥がれ落ちた壁に囲まれた空間。
奥にはリング。

ここは青空ボクシングジム。

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「ジャブ!」「フック!」
「アッパー!」「ストレート!」

ちびっ子ボクサー養成所。
子どもたちの表情は、真剣でもあるし楽しそうでもある。

トレーナーは子どもたちに厳しく指導。
ここから将来の世界チャンピオンが生まれたらすてきだな。

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かっこいい、強い男を目指し、体を鍛える少年たち。
いっぽう、女の子たちは?

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お母さんやお姉ちゃんのメイク道具をこっそりもちだしているのか、通りに腰かけ真剣な顔でメイクアップ中。
一生懸命なんだけど、お化粧の腕前はまだまだ。
ピエロみたいになってるよ。

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かわいい姿を笑いながら眺めていたら、お姉さまがたが登場。

「ちょーっと!
 あんたたちなにやってるの!」

「そんなんじゃダメじゃないの?」

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ばっちりメイクのお姉さまがた。
指導にも余念がない。

こうやってキューバ美女が育っていくんだね。

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ことしアメリカと54年ぶりに国交を回復したキューバ。
いまどんどん変わりつつある。

そしてこの時代、政治よりも影響力をもっているかもしれないインターネット。
これが急速に普及している。

情報統制でインターネットが思うように使えなかったキューバ。
禁止されていた、というよりも国が利用料を高く設定し、ネット環境を整える努力をしていなかった。
だから、一般人がインターネットを使うのは非常に難しく、非現実的だった。
普通の人は家でインターネットなんて使えない。

しかし、ことしから政府はインターネットの規制緩和に乗り出した。

キューバでインターネットをするには、まず国営の通信会社でカードを購入する。
Wi-Fiが飛んでいるエリアに行き、そのカードに記された番号をパソコンやスマートフォンに打ち込めば、制限時間内でインターネットが利用できる仕組み。

通信会社はETECSAで、ここで30分や1時間、5時間利用できるカードを売っている。
長時間の割引はなし、単純にカード代が高くなる。
カードはいっきにその時間使う必要はなく、使いたい時間分けながら使うことができる。

ほかの都市は並ばずに買えるけど、ハバナのオフィス前はいつでも大行列。

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Wi-Fiが飛んでいる場所は、まだまだ限られている。
高級ホテルや公園。
昼も夜も、Wi-Fiの飛んでいる公園には縁日かと思うほどたくさんのキューバ人たちが集まっている。
もちろんインターネットをしに。

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インターネットの利用料はキューバの物価からすると、とても高い。
1時間で2CUC(約2ドル)。
これでもかなり安くなった。
半年前まではこの倍以上したのだから。

これからどんどん安くなっていき、Wi-Fiのエリアも増えていくと思う。

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回線のスピードは悪くない。

公園には100人以上いる。
こんなに大勢がいっぺんに使っても、機能している。

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時代から取り残されていたキューバ。
それがキューバの良さでもあった。

共存、共貧のキューバを、いま手放しでは「理想の国」と言えない。
矛盾を抱え、ひずみが出だしている。

時代に追いついていないキューバ政府。
この時代の流れや国民の欲望をキューバ政府は止めることができない。

スカイプやテレビ電話で楽しそうに話している人たちを見ると、キューバが変わっていくのも悪くないと思える。
人々がそれを求めている。

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いままさに、キューバは変わろうとしている。
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Comment

No title

けんぞうさん、いくえさん、こんにちは!
エルカラファテのアメリでお会いした、元ディレクターのさおりです。
お久しぶりです\(^o^)/

キューバ、私たちが行った4月には見られなかった光景です!
Wi-Fiを使っている人、ほとんど見ませんでした。
半年ちょっとの間に、すごい変わりようで驚いています!
このスピードで、キューバがどんどん変わっていくんだ、
と思うと、なんだか複雑です。

ちなみに、私たちは直で東京に帰りたくなかったので、
出発点のカオサン通りへ戻り、沖縄を経由しました(^-^)

ハバナでジャズバーに行かれたんですね。客のノリはどうだったでしょう?
バンドの写真ではサックスやウッドベースが見当たらない代わりに、何やらエレキの人が見えたりしますね。曲目 は普通にジャズだったんでしょうか。今は意外とポップスの方がキューバ人に人気だったりして。

ところで、大学まで無料で通わせてもらえるけど、就職のときに例えば記者になりたいと思っても特にコネがないかぎり願いはかなわず、「○○高校の教師に空きがあるから」とか言われてその仕事に決定!というような国で人生をやり直せるとしたら、イクエさんはそちらを選びますでしょうか? 無料で知識はある程度身につけられるけど、せっかく得た知識は自分の好きには生かせないっていう…

さおりさんへ

こんにちは、ごぶさたです!
帰国されたんですね。
沖縄経由とは羨ましい!!

きっと今キューバは目まぐるしいスピードで変わっていってるんだと思います。もうすでに貧富の差が如実に出てきてるし。社会主義の理想を持ちつつどう経済を解放していくのか、今後のキューバが気になりますね。

どうやってこの旅を締めるのかは考え中です。
チャンスがあったら日本で再会しましょう!

炭 さま

演奏はジャズでした。
若手のミュージシャンでしたがとてもすてきな演奏でした。

ただ残念なことに、お客さんがツーリストが多くてお酒を飲みながら静かに耳を傾ける、といった雰囲気でした。
ハバナにはたくさんのジャズバーや音楽を聴ける場所がありますが、お客さんは外国人がほとんどです。
地元の人だけで賑わっている場所を探すことができずに、キューバ人にとってどんな曲が人気なのかがよくわかりませんでした。
でもポップスも人気みたいですよ。

旅をしていてどれが幸せかわからないときがあります。
日本は選択肢がいっぱいあるけれど、果たしてそれが人を幸せにしているのかどうかはっきりとはわかりません。
海外で家族もまわりもみんな遊牧民で、生まれたときから遊牧民としての道が決まっている人たちもいますが、彼らはとても家族を大事にしていて、まわりには何もないけれど、美しい世界で笑顔で生きています。
いろんな選択肢、いろんな物に囲まれて育ってきたわたしとは、まったく違う価値観をもっていると思います。
なので、自分が実際にそこで生まれ育ち、その立場になってみないとわかりません。
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