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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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世界一の滝が世界一美しいとき

2015.11.17 06:04|ベネズエラ☞EDIT
母から「あんたたちが帰国したときのために7人乗りの車を買ったよ」とメールをもらったイクエです。
日本を3年も離れている娘に、母としては今度はそばで暮らしてほしいようです。
帰国してからの住処も仕事も未定のわたしたち。
帰国まで残りわずか。
さあ、どうしよう。

暗闇の中を進む木造ボート。
エンジェル・フォールの拠点の村、カナイマを出発してから6時間も経過。
わたしたちは、ようやく、ほんとうにようやく、滝のふもとに到着した。

疲れ果てたわたしたちに降り注ぐ雨。
バックパックに入れた懐中電灯を取り出す余裕もない。
携帯電話の明かりを頼りに船から降りて、石ころで埋め尽くされた河原の斜面を四つん這いになり、手探りで歩いていく。

このシチュエーションがあまりにも過酷すぎて、もはや笑うしかない。

「なんなん?!これー?」
「エンジェル・フォールに来るのってこんな大変なん?」

後ろを振り返ると、そびえるテプイからまっすぐと落ちる白糸。
ああ、エンジェル・フォールかあ。
幻想的ではあるけれど、ゆっくり堪能している場合ではない。
荷物が濡れないうちに、屋根のある場所に避難しないと。

a_DSC_0085_20151117043244833.jpg

屋根のある休憩場のようなところにたどりつき、とりあえず荷物から服を取り出す。
体はびしょ濡れで震えるほど寒い。
隠れる場所なんてないけれど、真っ暗だからその辺で着替えても見えない。
水しぶきと雨、上からも下からも水の攻撃を受けたわたしたちは下着まで替えないといけなかった。

着替えをすませると、今夜の寝床を求めてふたたび歩き出した。

「エンジェル・フォールのふもとの宿泊施設はとてもシンプル。
シャワーもあるけれど水が出ないこともある。
簡素な宿だけれど、エンジェル・フォールを見られるし、じゅうぶんだと思いますよ。」

ツアー会社でそんな説明を聞いていたけれど、まさかここまでシンプルだとは。

「え?!ここ?ここに泊まると?」
「うん、ここやろうね。」

さっき休憩したところと変わらない設備。
ただ屋根があり、椅子とテーブルがあるだけ。

a_DSC_0086_201511170432497fb.jpg

おじさんたちがハンモックを吊るしはじめた。
この周辺にはこんな屋根だけの施設がいくつかあり、安いツアーだとここでハンモックで寝る。
高いツアーだと、ちゃんとベッドのある施設に泊まれるみたい。

イクエとケンゾーにはハンモックがお似合い。

a_DSC_0090_201511170432466aa.jpg

「シャワーは水が出ないこともあります」という話だったけど、シャワーそのものがない。
トイレは一応あるけれど、タンクから水を汲んで自分で流さないといけない。

秘境にあるエンジェル・フォール。
快適すぎる宿だったら逆に秘境感を味わえないから、まあいいか。

ペモン族のおじさんたちが薪で火を熾し、夕食の準備をしてくれる。

a_DSC_0093_2015111704325132a.jpg

「宿を管理しているペモン族の男性たちは、とても優しい人ですよ。
シャイでもの静かで自分からは多くを語らないけど、わからないことがあれば喜んで教えてくれます。」

ペモン族の男性たちは、ツアー会社で聞いた通りの人たちだった。

控えめだけど、わたしたちが話しかけると柔らかい笑顔で楽しそうに応じてくれる。
「コーヒー飲みたいかい?」

食事を待っている間、わたしとケンゾーにわざわざコーヒーを淹れてくれた。
「おいしい!」と飲んでいるわたしたちを、満足そうにニコニコと見ている。

ケンゾーはペモン族のおじさんたちのことがとても好きになったみたいで、いっしょに写真を撮らなかったことをあとで後悔していた。

シウダー・ボリーバルの酒場でも、隣に座っていたペモン族の男性がさりげなくビールを奢ってくれたし、このあと訪れたロライマ山のトレッキングでもペモン族のガイドやポーターはとても誠実で優しかった。
ペモン族の人たちといると、とても落ちつく。
「お調子者」とはほど遠く、穏やかで思慮深い人たち。
酒がないと無口なことも多い「九州男児」的なケンゾーは、そんなペモン族の人たちとしっくりくるようだ。

テーブルにロウソクが置かれた。

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シンプルな宿。
シンプルな食卓。
出てきた食事もとてもシンプル。

量も少ないけれど、温かい食事にありつけることだけでありがたい。

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雨は止んだ。

夕食を食べ終わったあと、ケンゾーとふたりで懐中電灯を持って河原に行き、闇夜のエンジェル・フォールを見に行った。
真っ暗な中、真っ白い滝が浮かびあがっている。
空高くから降り注ぐ幻想的な滝。

「ごうごう」でもない。
「さわさわ」でもない。
「ざーざー」でもない。

大量の水を1キロ近く上から地上に落としているのに、まったく滝の音がしない。
あえて表現すれば「すぅー」っという感じか。

わたしたちより一足先にエンジェル・フォールを観光していた友人のマコトさんがメールで言っていた。

「エンジェルフォールは、豪快というよりも、1km先の水がゆっくり流れ落ちてくるので、繊細で優美な滝だな、という印象です。」

その通りだった。
とても優美で、引き込まれそう。
このままずっと見ていたい。
そんな気持ちにさせる滝。

太陽のもとで見る滝はどんなものなんだろう。

エンジェル・フォールを見るベストシーズンは雨期だと言われている。
乾期になると水量が減って、涸れることもあるという。
でも、雨期だと天気が不安定で霧や雲に隠れることも多い。

きょうは雨に降られ、日が落ちてご対面となったエンジェル・フォール。
あしたは晴れてくれるかな。

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ハンモックは思ったよりも、眠ることができた。
標高が高くて、朝方肌寒くて目覚めた。
雨は降っていない。

エンジェル・フォールはどんな姿を見せているのか。
このキャンプ地からも見える。
みんなが滝の方角を眺めている。

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そこには、朝日を浴びて桃色に染まる優美な滝があった。

a_DSC_0118_20151117043318a21.jpg

霧に包まれたり、雲に隠れたり。
太陽の角度によって、桃色になったり白っぽくなったり。
刻々と変わっていく。

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雲に包まれて消えたかと思うと、徐々に霧が取れて再び姿を現す。
ただでさえ幻想的なのに、朝方のエンジェル・フォールは神秘的で美しい。

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きのう行く予定だった滝の真下へ、きょうは歩いていくとガイドのホセが言った。
時間がなくてトレッキングは省かれることもあると聞いていたから、わたしとケンゾーはホッとした。

トレッキングをするには、朝5時に起きて6時前には出発しないと時間がないと言っていたくせに、朝食が出てきたのは7時過ぎ。

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そして出発したのが朝8時。
予定よりも2時間遅れている。
いちばん早く起きると言っていたガイドのホセがいちばん最後まで寝ていた。
きのうみたいにどんどん時間が押していくんじゃない?
大丈夫かなあ。

ホセに念押しする。
「トレッキングのあと、滝の下で泳げるんだよね。」
「うん、時間があればね。」

普通なら滝の真下で泳げることになっている。
でも、これもスケジュールに余裕があればの話。
世界一の滝の下で、泳ぎたいなあ。

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キャンプ地を出発して河原に出ると、雲がプカプカと浮かんでいた。
向こう岸までボートで渡り、滝をめざして山を登っていくことになる。

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低い雲が立ちこめ、流れていく。
自分が俗世間を離れ、どこか別の世界に紛れ込んだよう。
まるで桃源郷。

滝の前を雲がふわふわと漂う。

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雲ひとつない晴天の中のエンジェル・フォールよりも、雲がかかったエンジェル・フォールのほうが儚くて好きだ。
世界一のこの滝が、いちばん美しいのは朝方。

実際、午後は逆光になってしまう。
運に見放されたと思っていたわたしたち。
でも、こんなふうに朝たっぷりと滝を拝められるのはラッキーなのかもしれない。

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雲の隙間から見え隠れする滝。
滝のあるテーブルマウンテンのアウヤンテプイは、標高2560メートル。
天空の滝。

「エンジェル・フォール」という名前は、発見したパイロットのエンジェル氏からつけられたものだけど、「天使の滝」という意味のほうがしっくりくる。

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ちなみにアウヤンテプイとはペモン族の言葉で「悪霊の山 悪魔の山」と言う意味。
「天使の滝」とは真逆の言葉。

悪魔の山の天使の滝。
間近で見るとどんなものなのか。

やっとやっと、出発。
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