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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
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ナスカの地上絵を地上から見る

2015.08.08 05:53|ペルー☞EDIT
「こんがり」というより、酔っぱらいみたいに日焼けしたイクエです。
顔がパンパンで真っ赤っか。
日焼け止めは塗ってるんだけどねえ。
肩も日焼けで痛くて、バックパックを背負いたくない。
早く治まってくれるといいけど毎日泳いでいるから、どんどんひどくなっていくだろうな。

グランドキャニオンよりも深い渓谷、コルカ渓谷での日々を満喫したイクエとケンゾー。
次の目的地は、あの有名なナスカ!!

ナスカ

ナスカまではアレキパから夜行バスに乗る。

ペルー第2の都市アレキパは朝夕の交通渋滞がすさまじい。
しかもみんな譲り合いの精神がなく、我先にと目指す方向に殺到するからぐっちゃぐちゃ。
走行をスムーズにするための交差点のロータリーもカオス状態。
クラクションは鳴り止まない。

a_DSC_5290.jpg

ペルー初めての夜行バス。

ペルーの長距離バスは危ないと聞いている。
バスジャックや車内での荷物の盗難。
バッグは絶対に網棚にあげちゃダメ。
友人は気づいたらなくなっていた。
足元に荷物を置いても、後ろから抜き取られる。
大きなバックパックは預けるけれど、トランクの預け荷物には貴重品や電子機器を入れないほうがいい。
ケンゾーの荷物だけトランクに、わたしのバックパックにケンゾーの電子機器類も入れて車内に持ち込んだ。

アレキパからナスカまではひとり35ソレス(約1400円)。

a_DSC_5291.jpg

夜に出て、朝ナスカに到着する予定だった。
でも、ナスカに到着したのは午前3時半。
げげ!

a_DSC_5293_20150804042459a27.jpg

ナスカはそれほど治安が悪いところではなさそうなので身の危険は感じないけれど、行く場所がない!
微妙な時間帯。
この時間にホテルにチェックインすると、1泊余分に宿泊費を取られるかも。
寒いので明け方まで寝袋で体を覆って街の公園などで時間をつぶすことに。

ナスカは田舎の町なのに、世界中からツーリストがやってくるからか公園に無料Wi-Fiが飛んでいた。
まだ夜も明けていないのに公園を一生懸命掃除している職員もいる。
公園の植物に水を撒いている人も。
夜中にメンテナンスや手入れをしている。
すごいぞ、ナスカ。

ようやく空が白みはじめ、公園に面したホテルにチェックイン。
「HOTEL EL MIRADOR」。
ツインで1室30ソレス(約1200円)。
外観は立派だけど、安宿で室内に窓はない。
ここに泊まる日本人は多いようだけど、可もなく不可もなく。

a_DSC_5295.jpg

ナスカには当初立ち寄る予定はなかった。
というのも、地上絵で有名なナスカだけれど旅人からの評判は悪い。
ナスカの地上絵は、セスナ機に乗って上空から見るのが一般的。
でも、セスナ機は30分の飛行で1万円くらいする。
1万円出すわりには地上絵は見にくいし飛行機酔いは必至だし、満足度は低いのだそう。
ということで、貧乏バックパッカーはナスカをスルーする人が多い。

わたしとケンゾーも地上絵にそれほど興味はなかったけど、通り道にあるので立ち寄ることにしたのだった。
なのでナスカには1泊だけ。

1泊なので、時間を有効活用しないとね!
その前に腹ごしらえ。

午前中からやっている屋台を発見。

a_DSC_5297.jpg

「どこから来たの?」
「日本です。」

日本って言っただけで驚かれてうれしそうにする店主のおばちゃんと息子。
よっぽど珍しいのかな。

チキン、パスタ、味付けご飯、チキンの煮込み。
ワンプレートで6ソレス(約240円)。

a_DSC_5296_20150804042521795.jpg

おいしいご飯にありつけて良かった。

上空からナスカの地上絵を見ることに興味がないイクエとケンゾー。

ナスカまで来たわたしたちの目的。
それは「地上絵を地上から見る!」

ということで、ナスカから出ている普通のバスに乗って、地上絵が見られそうなポイントで降ろしてもらうことに。
最初に目指すのはパルパの地上絵。

パルパ行きのバスに乗って途中で降ろしてもらえばいい。
運賃は4ソレス(約160円)。

イクエのおかあは、ナスカの地上絵をセスナ機に乗って観光したことがある。
おかあに「ナスカに行きます」というメールを送ったら、こんな返事がきた。

タイトル
 「ナスカは地上から見るべし」

中身
「ナスカは飛行機で見るより、地上の方がいいと思います。
私はセスナ機でグルグル廻ったけど、テレビで見たものを自分でも確かめるという感覚だけでした。
歩いている人も見えたので、あそこを歩きたいと言ったのですが、歩くときと飛行機では全く出発点が違うので、両方は時間もお金もかかるとのことでした。
古代人は飛行機は使ってないわけですから、地上の丘から俯瞰したり、石積の模様を体験することがベターです。
全体的な模様を見るより、間近で模様を感じないと、ナスカに行った気がしないと思います。
私たちのツアーでは、ナスカは行かんでもよかったという感想が多かったです。
リマから遠かったし、飛行機が飛ぶまで風向き次第で4時間も待たされたし、テレビの画像をなぞる感じで終わったし、地上からしっかり楽しんでください。
明日の早朝、ナデシコジャパンのサッカーの試合があるので今日は早目に休みます。」


ナデシコジャパンはいいとして、体験した母としては地上絵は上空から見なくてもいいんじゃないかという内容だった。

お金のないわたしたちは、おかあからアドバイスをもらう前から地上で見ることを決めていた。
母からのアドバイスで、よけいに踏ん切りがついた。
よし、ナスカの地上絵を地上から楽しむぞ!!

何もないカラカラの大地を突き進むバス。

「あれ!
 ほら、あそこじゃない?
 なんか見える!!」

「パルパの地上絵のところで降りたいです」って車掌に言っていたのに、すっかり忘れられていた。

「パルパの地上絵は?」と聞き直すと「ああ!」という感じで後ろを指差した。
数百メートルは通り過ぎてるよ。

a_DSC_5301.jpg

あっちぃ~。
なんで古代人はこんなところに地上絵を描いたんだろう。
豊かな土地じゃないし、人が住むような場所じゃない。
どうしてここに地上絵なんか描いたんだろうね。
まあ、そんなこと誰も解明できないんだけど。

鉄筋の櫓が見えてきた。
5階建てくらいの高さかな。

a_DSC_5306.jpg

というか、この櫓に登らなくてももう地上絵は見えている。
ここにある地上絵はちょっと特徴的。
みんながイメージするのは地面に描かれているものだけど、ここは山肌に描かれている。
だから、下からも丸見え。
というか、上空からは見えないかも。

ほら、こんな絵。

a_DSC_5308.jpg

山肌に、おさげの女の子のような絵とかライオンみたいなヘアースタイルの腰の曲がったじいさんのような絵。

シャーマンと言われている。

絵にするとこんな感じ。

a_DSC_5316.jpg

子どもの落書きのような、前衛アーティストが描いたような絵。
古代人の美的センスって。

a_DSC_5309_201508040426353a5.jpg

一応ここには入場料があって、櫓に登らなくても絵はバッチリ見えるんだけど、わたしたちを嬉しそうな顔で待ち構えていたスタッフのおじさんがいたので入場料を払って櫓に登ることに。
ここにツアー客はほとんど来ないみたいで、一日中ヒマそう。
入場料は2ソレス(約80円)。

雲ひとつない空。
砂と石だけの大地。

遠くに緑が茂るオアシスのようなところがあって、そこには集落がある。
写真の右奥の方。
でも、この荒涼とした土地には家一軒すらない。

a_DSC_5314.jpg

櫓に登ると、少し離れた山肌に描かれたほかの絵が見えた。
変な子どもみたいなのと、その左下に翼を広げた鳥。

なんかかわいい。

a_DSC_5313_20150804050942626.jpg

ここはナスカの北、パルパと呼ばれる地域。
そしてパルパ地区にはこういった地上絵や遺跡が発見されていて、それらは「パルカス文化」のものとみなされている。
パルカス文化は、ナスカ文化よりも古い。
ナスカ時代が西暦250年~600年くらいだとしたらパラカス文化は紀元前800年~200年頃。
この山肌に描かれた絵は、ナスカの地上絵よりも数百年から千年以上も前のものということになる。
そう思うと、ナスカの地上絵のほうが断然有名だけど、こちらのほうが価値のあるもののように思えてくる。

とはいえ、地面に描かれたナスカの地上絵も見てみたい。
もう一度道路でバスを捕まえて、さっき来た道を戻っていく。
それほど距離はなく、バスで20分くらい。
運賃は4ソレス(約160円)。

するとふたたび、鉄筋の櫓が見えてきた!

a_DSC_5338.jpg

この櫓は、ナスカの地上絵を研究し、その保存を訴えたドイツ人のマリア・ライへ女史が建てたもの。
マリアさんは、地上絵を発見し世界に広めたアメリカ人考古学者ポール・コソック氏の助手を務めていた。

それまでナスカの地上絵を保存しようとする人はほとんどおらず、地上絵の上にいくつもの車の轍がついていたり、地上絵が侵食されたりしていた。
このあたりでの開発計画もあり、消滅の危機に瀕していたのだそう。

当時ペルー政府は地上絵に価値を見いだしていなかったし、国自体が貧しくて国家予算を地上絵の保存にあてる余裕もなかった。
そこでマリアさんは著書の売り上げや自分たちの年金、ドイツの家まで売って資金をつくり、地上絵の保全にあてたんだって。

彼女がいなければ、いまごろナスカの地上絵は残っていなかった。

そんな彼女が建てた櫓の上に、入場料2ソレス(約80円)を払って登ると・・・。

さっきまでまったく見えなかったものが、見えてきた。

地上絵、わかる?

a_DSC_5319_201508040430186a8.jpg

これは「手」と言われている。
一本の腕の先っぽが枝分かれして、両手を広げているような絵。
写真でわかるかなあ。

a_DSC_5323.jpg

そしてもうひとつ見えるのは「海藻」とも「木」とも言われている地上絵。
11時の方向に根っこ、そこから幹が伸び、手前に向かって枝が広がっている。
わかるかなあ。

a_DSC_5324_20150804051450d72.jpg

地上絵を見たイクエとケンゾーの感想は
「意外と小さい」。

手は45メートル、海藻は70メートルくらいあるんだけど地平線まで何もない見通しのいい広大な地面に描かれているので小さく見える。
ちなみに有名なハチドリの絵は96メートル。
海藻70メートルが小さく感じたのでハチドリを見ても「大きい!」とは思わないかも。

そして2つ目の感想。
「線が細い」。

a_DSC_5329.jpg

ナスカの地上絵ってどんなふうに描かれているかと思ったら、単に地表の石を取り除いて少しだけ掘って溝を作って下の地肌を露出させているだけ。

溝の深さは10~30センチくらいしかないし、幅も狭い。
車の轍のような感じ。

セスナ機で上空から見た友だちが「地上絵の近くには車の轍がたくさんあって、どれが絵でどれがタイヤの跡なのか見極めるのが最初は難しかった」って言っていたのも納得。

でも、なんでこんな単純な作りの線が千数百年も残っているのか。
それは、ここの地面が固くて表面が侵食されにくく、ほとんど雨が降らないから。

当時の人たちは、そこまで考えて描いていたのだろうか。

a_DSC_5337.jpg

上空では、次から次にセスナ機が旋回している。
右に傾いたり左に傾いたり。
セスナ機に乗ったらかなりの確率で酔うそうなので、乗る方は必ず酔い止めを。
30分ちょっとのフライトだけど、地上絵を数個見て「もういいよ、早く降りた~い」って思う人も多いみたいなので。

a_DSC_5327.jpg

セスナ機に乗らずに地上から見える絵は、残念ながらここまで。
もうちょっと高い櫓や、別のポイントにほかの櫓を作ってくれたらかなりの地上絵が見えると思うだけどなあ。
でも、そうなるとセスナ機を運航している会社や旅行会社が稼げなくなるし、地上が荒らされるからしないんだろうね。

絵はこれで終りだけど、ナスカラインと呼ばれている無数の線がある。
四角形や三角形のライン、まっすぐに伸びる直線。
総延長は数千キロに及ぶとも言われている。

この櫓から広原の中に丘が見える。
あの丘はナチュラル・ミラドール(展望台)と呼ばれているところ。
あの丘からナスカラインが見えるらしい。
写真右奥の丘。

a_DSC_5335.jpg

そして広原を貫くのがパン・アメリカンハイウェイ。
アメリカ大陸を縦断する長い幹線道路。
このハイウェイがぶった切っている地上絵もあるのだそう。
建設中に消されてしまった絵もあるんだって。

a_DSC_5334.jpg

パン・アメリカンハイウェイを歩いて、ナチュラル・ミラドールまで行くことに。
すぐに着きそうな感じもするけれど、まわりに建物も何もないので距離感がわからない。
暑いけれど、ナスカの地上絵のそばの地上を歩くのも悪くない。

こんななーんもないところに絵を描いてるんだよ。
しかもすぐそばに地上絵はあるのに、地面に立っていたら何にも見えない。
見えないのに昔の人はどうやって描いたんだろうね。
そして、見えないのに誰に見せる目的で描いたんだろうね。

a_DSC_5339.jpg

30分ちょっとでミラドールに到着。
ちなみに無料で登ることができる。

草一本ない大地。
この丘以外何もなく、荒涼とした平原が広がっている。
地平線まで何十キロあるんだろう。

a_DSC_5340.jpg

いくつものナスカラインが延びている。
写真のまっすぐな線がナスカライン、左側のちょっと曲がった二本の線は車の轍。

a_DSC_5341_20150804194037b99.jpg

なぜこんなだだっ広い大地に、絵や線が描かれたのか。
それは謎に包まれたまま。

たとえば、ナスカラインが太陽と月の動きを記したものでカレンダー代わりになっていたという説。
または雨乞いの儀式で、人々が一列になって歩いていくときの目印にした線だったという説。
ほかにも成人試験として、地上絵の線の上を歩かせて何の絵か当てさせて、難しい図柄を回答できたものほど上位の管理職に就かせた、という考えも。
あとは社会事業説。
地上絵を描くという公共事業に国民を従事させて、見返りとして国が労働者に食料を支給していたというもの。
ほかに変わったもので言えば、宇宙人が描いたものだとか。

答えが出ないからこそ、ナスカの地上絵には魅力がある。

この地上絵も、たまたま飛行機で上を通ったことで発見されたもの。
それまで長いこと気づかれずに、そのまま開発で消えていく運命にあった。

この地上絵のように、地球のどこかにはまだ発見されていないものがたくさんあるのではないか。
古代人が残したおもしろいものが存在しているのではないか。
いま、地球は急速に発展し開発されているけれど、古代人の置き土産に気づくことなく実は壊しているものもあるのではないか。

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ナスカの地上に立ち、言われないと気づかないような地上絵を見ながら、そんなことを思った。
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