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ケンゾー   イクエ


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そしてわたしたちは、金鉱山のふもとへ

2015.08.01 09:10|ペルー☞EDIT
アフリカで買った安いテントを手放してちょっと寂しいイクエです。
もう今後の旅で使うチャンスはなさそうだからとケンゾーが宿に寄付したの。
アフリカのサファリ、南米のトレッキングやヒッチハイクで何回も使った中国製のテントで、もとはじゅうぶんに取った。
でも名残惜しかったなあ。
思い出の詰まったテント。
でもいつも担いでいたのはケンゾーだから、ケンゾーは荷物が軽くなってほっとしたみたい。

世界一、高い場所にあるリンコナダ。
5100メートルの街をさまよっているわたしたち。

a_DSC_4237.jpg

人口はさだかではないけれど少なくとも5万人。
なぜ人々がこんな生きにくい場所に吸い寄せられているのか。

街のすぐ後ろには、その理由となっている分厚い氷河を抱いた黒い山が見える。

a_DSC_4246.jpg

「金」を生み出す山。
山はメインストリートの先にある。
わたしたちは山の近くまで行くことにした。

進んでいくと、黒光りする山が目前に迫ってくる。
メインストリートが途切れた場所。
その下にさらに道が続いていた。
そして、突然視界が開けたところに出た。

わたしたちは息をのんだ。

「ええっ!
 こんなふうになってたんだ。」


a_DSC_4240_20150801090734cd2.jpg

金鉱山のふもとは、えぐれて盆地のようになっていた。
山を削っていったからそんな地形になっているのかもしれない。
さらに、その盆地には建物が所狭しと建っている。

いま歩いてきたメインストリートで、街は終りだと思っていた。
そこに続きがあったなんて。

街はふたつにわかれていることになる。
いまわたしたちが見てきた高地の部分と、ここから下に続いている街。

きっと金鉱山の裾野から街が作られ、発展していったのだから今見下ろしているほうが当初の街なのだろう。
わたしたちが今まで歩いていた街は新市街ということになる。

a_DSC_4243.jpg

銀色のトタンで作られた建物。
そしてここにも、街のど真ん中にサッカー場がある。

a_DSC_4247.jpg

リンコナダにはサッカー場が数十はありそう。
世界一高い街ということは、世界一標高の高いサッカー場じゃないだろうか。
こんな酸素の薄いところでサッカーを毎日やるなんて想像を超える体力。
将来リンコナダから世界で活躍するスター選手が生まれたら、おもしろいだろうなあと思う。
生まれてほしいな。

a_DSC_4248.jpg

山肌にはぱっくりと口を開けたトンネルがいくつも見える。
闇へと続いている。

ナショナル・ジオグラフィックの記事によると、採掘坑の数は6年間で50から250に増えたという。
ここで創業している鉱山会社は200以上。
記事は少し古いので、現在ではもっと増えているはずだ。
金の生産量は年に推計で2〜10トン、金額にして60億から300億円ほど。
「推計で」と言ったのは、正確な数がわからないから。

政府の監視の目が届いていなくて、鉱山会社は税金逃れのために生産量を少なく報告している。
だから政府の統計に正確に反映されていないのだそう。

a_DSC_4245.jpg

労働者たちは、毎月一定の給料をもらうわけではない。
リンコナダの報酬システムはかなり変わっている。
「カチョレオ」と呼ばれるやり方で、休みなく会社のために働くけれど月末の1日だけ自分が掘り出した石を自分のものにできるというもの。
これが給料の代わり。
運が良ければ大きな金の固まりを手にできるかもしれないけど、ほとんどはほんのわずかな金しか手に入らない。
それでも、運にかける。
もし大きな金塊が見つかれば、生活が一転する。
まさに、一攫千金。

a_DSC_4242.jpg

命を削った一攫千金。

ナショナル・ジオグラフィックによると、安全基準が守られていないため、坑道内で爆死したり、一酸化炭素中毒で命を落とす労働者たちも多いという。
リンコナダの住民の平均寿命は50歳で、ペルー国内のそれよりも20年以上短いそうだ。

金の山を間近で見る。
黒光りしていた金鉱山は氷河の固まりだった。

a_DSC_4249.jpg

表面の砂が剥げて、中の氷河がむき出しのところも。
こんな中にある坑道は想像を絶する寒さ。

街の向こうに視線を移すと、意外なものが目に入った。
湖だった。

雄大で、存在感があるはずの湖。
だけどここではみんなから忘れ去られたかのよう。

a_DSC_4254.jpg

5000メートル級の山々に囲まれた場所。
水をたたえた湖。
草原。
澄んだ空。
きれいな空気。
本来なら、人里離れたここは、大自然が広がる桃源郷のような美しい場所。

a_DSC_4253.jpg

しかし実際は、鼻につく悪臭。
街を埋め尽くすゴミの山。
耳障りな重機の低音。

密集した家々。

a_DSC_4257.jpg

a_DSC_4239.jpg

湖を見ながら、わたしはとても気になることがあった。

そして気になっていたことをケンゾーが口にした。

「さっき食堂で食べた魚、あの湖で捕れたものだったりして。」
「それはないやろ・・・。
 もっと下の町から仕入れたものか下流のほうで捕ったものか。」


そう信じたい。
でも、その保証はない。

施設も整っておらず安全基準も守られていないなか、リンコナダが水銀汚染されていることは明確だ。
金を精製するときには水銀が必要で、ジオグラフィックの記事によると金1グラムにつき2〜5グラムの水銀が環境に排出されるという。
ペルーの環境団体の調査によれば水銀汚染はリンコナダ近郊の川や湖だけでなく、250キロ離れたチチカカ湖まで広がっている。

メインに魚を選ばなきゃよかった。

そう思ったけれど、あのスープだって野菜だって汚染されてるんじゃないか。
そもそもズボンの裾を濡らしながら、ゴミにまみれた泥のぬかるみを歩いているけれど、この土壌だって。
それに、一般ゴミや産業廃棄物だらけで悪臭が漂うこの街の空気。
大気汚染も深刻だ。

わたしはとても不安になった。
まだここにたった数時間しかいないのに。
けれど、こんな場所で一生を過ごす人たちがいる。
生まれてくる子どもたちがいる。

リンコナダの記事、きょうで終わらせる予定でした。
しかしネット環境が悪いことと疲れのため短文になりました。
明日まで続けさせてください。
いつもおつきあいくださって、ありがとうございます。
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Comment

続きが楽しみです

愛読者です。毎日の楽しみになっています。ありがとうございます。

2人の旅は私の憧れです。良いパートナーがいるからこそですね。
それにしても、ここまで好奇心いっぱいに意気投合してやってこれる👫は他にいないでしょう。

私も旅好きでいろいろな所に行きますが、いつも思うこと。

「こんなところにも!人が住んでいる!」

そんな高地で、高山病が大丈夫なのが羨ましい。私も適応能力があれば行ってみたいところ沢山あるのに。

リンコナダのレポ、続きを楽しみにしています。

続きが楽しみです

愛読者です。毎日の楽しみになっています。ありがとうございます。

2人の旅は私の憧れです。良いパートナーがいるからこそですね。
それにしても、ここまで好奇心いっぱいに意気投合してやってこれるカップルは他にいないでしょう。

私も旅好きでいろいろな所に行きますが、いつも思うこと。

「こんなところにも!人が住んでいる!」

そんな高地で、高山病が大丈夫なのが羨ましい。私も適応能力があれば行ってみたいところ沢山あるのに。

リンコナダのレポ、続きを楽しみにしています。

水道水

 水道水の味は世界各地でさまざまだと思います。

 南米ではどこの水道水が一番美味しかったですか。

ゆうさま

ご愛読ありがとうございます!
記事を更新する元気をもらえます!

本当に人間の適応力には驚かされます。どんなところでも暮らしていけるんだなと勇気をもらうことも多々ありますし、シンプルな生活に憧れることも。快適で満たされた日本人の無い物ねだりかもしれませんが・・。

あと少しだけリンコナダ編にお付き合いください!

水さま

コメントありがとうございます!

どこまでそのまま飲んでも大丈夫なのか分からないのでだいたい煮沸して飲んでます。
ただ、意外にもチリの首都サンティアゴは現地に住んでおられる方から飲水OKと聞いたのでそのまま飲んでました。アンデスの雪解け水を水道にしているので美味しかったですよ。
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