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訪れた国は78カ国
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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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絶景に必要な条件

2015.07.29 06:25|ペルー☞EDIT
トイレで大をしたあとのティッシュの使い方、拭き方について夫ともめたイクエです。
わたしはペーパーをカラカラカラっと手に巻き付けて、手から抜き取って重ねた状態で拭くんです。
ケンゾーは巻き付けずに長めに切って、それを二つ折りにする。
2枚重ねにした長いままの状態で、まずは端で拭く。
拭いたらその部分を畳んで白いところでまた吹く。
そしたらそれをまた重ねて吹く・・・。
「は!?意味分からん。汚くない?」って言ったら自信満々に「俺のやり方の方がエコ」だって。
ケンゾーは手で紙を切って折り畳むジェスチャーをしながら偉そうに熱弁するけど、わたしは思い出した。
「いや、違う。前、ケンゾーがお尻拭きよったとき、5センチくらいのちっちゃいティッシュをグチャグチャって手で丸めてやりよったやん!」
当時わたしはそれを見たとき衝撃的で「そんなちっちゃいので拭きよると?グチャグチャに丸めて使いよると?畳んで拭かんと!?」って思わず問いつめた。
たぶん夫はアラフォーにしてそれからお尻の拭き方を変えたようです。
「ケンゾーさあ、偉そうに言いよるけど、そのお尻の拭き方歴浅いよね。」
「うーん、まあね。1年、2年くらいかな。」
「2年!? たいちゃん(保育園児の甥っ子)よりも浅いやん!」

夫婦のつまらない下の話を披露してしまったけど、きょうは「絶景に巡り会うための条件」について書くんだった・・・。

マチュピチュでワイナピチュトレッキングを楽しんだイクエとケンゾー。
トレッキングはまだまだ終わらない。

次に向かうのは、中心の遺跡から少し離れた「インカ橋」。
ここでも入口には小屋があってスタッフがいて、名前と時間を記帳しないといけない。
きっとトレッキング中、いなくなったら探してくれるよ。
インカ橋にはチケットがいらないので、マチュピチュ遺跡に来た人は誰でも行ける。
アップダウンもほとんどないし、登山口から片道20分、余裕をもってみても往復1時間で楽しめるコース。

崖に面した道を歩いて目指す。

a_DSC_3506.jpg

マチュピチュの中心の遺跡は思ったよりもコンパクトだったけど、ワイナピチュやこのインカ橋などを入れるとけっこう広い。
全部行こうとすると1日がかり。

でもペトラ遺跡といっしょで、トレッキングをしてこそマチュピチュの魅力を感じられる。

a_DSC_3524_201507272250464f9.jpg

こんな崖の側面にもインカの人は石を組み、道を作った。
地上から何百メートルあるんだろ。

よくこんな垂直な山肌を石で固めたね。

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右側は断崖絶壁、という高所恐怖症の人にはスリリングな道を歩くこと20分。
インカ橋が見えてきた!

橋といっても、川に架かっている橋ではない。
山肌に張り付けるようにして造ったインカ道に架けた橋。

a_DSC_3515_20150727225043691.jpg

どうしてこんなところにわざわざ橋を造っているのか。
それは、敵の侵入を防ぐため。
石積みに3本の丸太をかけた橋。
敵が来たら、この丸太を落として渡れないようにする仕組み。

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インカ橋のトレッキングコースはここで行き止まり。
行き止まりじゃなくても、こんな危なっかしい橋、誰も渡らないよ。
今は行き止まりだけれど、橋の先にも道が続いている。
あの山の中腹、岩肌に緑の草の線が続いているのが道。
ほんとに、どうやってあんなところに道を造ったのか不思議でならない。

a_DSC_3527.jpg

このインカ橋トレッキングルートはマチュピチュ山のふもとにある。
さっき登ったワイナピチュとは遺跡を挟んで逆側。
ワイナピチュからはきのう歩いてきた「スタンド・バイ・ミー」の線路が見えたけど、ここからはスタート地点だった発電所が見える。

a_DSC_3522_2015072722504618c.jpg

わたしたちがクスコからのワゴンを降り、アグアス・カリエンテスまで歩いたルートをマチュピチュから見下ろすのは感慨深い。
下を歩いていたときはマチュピチュの構造や自分たちのルートがどうなっているのかよくわからなかったけど、マチュピチュのふもとをぐるっとまわって歩いていたんだね。

a_DSC_3532.jpg

マチュピチュトレッキングラストを飾るのは、太陽の門インティプンクまでのトレッキングルート。
そこまでは遺跡から片道1時間はかかる。
マチュピチュ閉園時間の2時間前にはスタートしないと間に合わなくなっちゃう。

中心の遺跡から太陽の門までは山肌にインカ道が続いている。

a_DSC_3545.jpg

マチュピチュ遺跡の魅力って、見る角度によって遺跡の全体像が違うように見えることだと思う。
遺跡の近くから眺める全体像とワイナピチュから見下ろすマチュピチュの表情は全然違った。
このインカ道から遠くに眺めるマチュピチュも、今までのものとは違う。
わたしのなかではここからのマチュピチュがいちばん好き。

a_DSC_3541.jpg

近くで見ると建物でごちゃごちゃしていたマチュピチュ。
ここからだとその空間や高さがわかりやすい。

天空への階段のように上へと続く段々畑。
そして下界を見下ろすように建つ神殿や宮殿。

建物が左右にパッカリと分かれて、真ん中に緑の広場がドドーンと登場。
なんかファンタジーの世界みたいじゃない?

a_DSC_3542.jpg

わたしたちが行ったのはちょうど夕方で逆光のとき。
これからマチュピチュに行く人は、朝早くにここに来たらいいと思う。
朝日を浴びてもっときれいだと思うから。

ぜひ行ってほしい。

歩いて30分弱。
インカ道に立ちふさがるように遺跡が見えてきた。

a_DSC_3544.jpg

ここが目的地かなって思ったけど、そうじゃなかった。
ここはタンボという宿泊施設。
当時、このインカ道を通ってマチュピチュ入りする人が休息したところ。

そう、実はこの道、下界とマチュピチュとをつなぐ道。
いまわたしたちは逆走しているけれど、昔はこの道を歩いてマチュピチュへ向かったんだね。

ということは、この道から見えるマチュピチュこそが、当時の人が初めてご対面するマチュピチュの姿だったということになる。

昔の人は、このファンタジーのような天空の大きな都市を目の当たりにしたとき、この世のものとは思えないように見えて、感動しただろうね。

神々しいマチュピチュの姿を振り返ってチラチラ見ながら歩くことさらに30分。
目的地、インティプンクが見えてきた!

a_DSC_3548_20150727232622cce.jpg

階段があって石の門がある。
この先にはインカ道が続いている。
いまわたしたちは逆走しているから、下界から来た人たちはこの門をくぐってマチュピチュ入場ということになる。

a_DSC_3549.jpg

石の門の下には、何人かの人たちが座っている。
彼らはインカ道トレッキングをしている人たちだった。
昔のようにインカ道を歩いてマチュピチュ入りするトレッキング。
3泊4日で歩き続けるコースや、マチュピチュの少し手前からスタートして1日トレッキングして目指すコースなどがある。
どちらもガイドが必要で、人数制限があって数か月先まで予約でいっぱい。
ワイナピチュ登山よりも人気で、通行料が高い。

わたしたちみたいなふらりなバックパッカー旅ではこのトレッキングをするのは難しいけれど、途中の景色もすばらしいらしく、きっとすてきだろうなって思う。

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門の先を見ると、そこから折れ曲がるようにひっそりとしたインカ道が続いていた。

座って休憩しているトレッキング客たちは誰かを待っているようだった。
ガイドの男性がときどき立ち上がっては門の先のインカ道を見に行っている。

突然、ガイドが声を弾ませて誰かに語りかけた。

「あ、来た来た来た!!
 
 ほら!
 もう少しだよ、がんばって!!
 みんなが待ってるよ。
 ここまで来ると、マチュピチュが見えるよ!!」

 
インカ道を歩いているのは3人の初老の女性。
両手に登山用ステッキをもって、ゆっくりとインカ道の階段を登ってきている。

若くはなく、足取りも遅い。
それでも、昔の人のようにインカ道を歩いてマチュピチュにたどり着きたい、そういう思いでここまでがんばってきたのだろう。

ガイドが続ける。
「3人とも、よくここまでたどり着いたよ。
 ほら、もうちょと。
 がんばって!」

息を乱しながら、階段を上りきった3人。
門をくぐって見えたのは、初めて見るマチュピチュ。

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a_DSC_3552.jpg

その景色を見るなり、女性の目からは涙が溢れ出した。
手を口元にあてて、息をのむ女性。
驚くような目でマチュピチュを見つめる。

70歳くらいの女性が、泣きながら言った。

「ああ、なんて美しいの・・・。」

彼女の目に映ったマチュピチュは、心が震える絶景。

a_DSC_3555.jpg

わたしなんかが感じたものよりも何十倍も大きな感動を、いま彼女は味わっている。
人生に色濃く残る絶景。

ああ、羨ましいなあ。
素直にそう思った。

心が震えるほどの、鳥肌が立つほどの、涙が出るほどの絶景。
それは、人生でそうそう出会えるものじゃない。
世界を旅しているからといって、たくさん出会えるものじゃない。

絶景を成立させるための必要条件。

それは、そこにたどり着くまでの苦労。

旅人の間でたまに「今まで見た絶景でどこがよかった?」という話になる。
「〇〇が良かった。でもあそこまで行くのに苦労したからなあ。」
「結局たどり着くのに苦労したところや時間がかかった場所こそ、絶景だよね。」
「そうそう!ほんとうにそう!」

努力や苦労が報われる景色。
ああ、このためにがんばってきたんだと思わせる景色。

今まで見た絶景で、わたしがあげるのはウユニ塩湖ではない。
確かに天国みたいにとても美しかったけど、車で行けた。
簡単に行ける「絶景」と言われる場所は、俗世間からワープしたみたいな良さはあるけれど、わたしにとって心が震えるほどではない。

わたしにとっての絶景は、何時間も何日も歩いてようやくたどり着いた先に見えた景色。
キルギスの灰色の山を越えて、突然目の前に現れたキラキラと光るエメラルドグリーンの湖、カラコル。
あの、体中が身震いするほどの感動。
無意識に大きな声で「うおおおお~」と叫ぶほどの感動。
鳥肌が立って、知らないうちに涙が流れているほどの感動。

その感動を知ったから、日本にいるときはトレッキングなんて全然興味なかったわたしたちは、旅行中にトレッキングをするようになった。

自転車で時間と労力をかけて旅している旅人たちは、きっとバスや車で簡単に移動しているわたしが知らない絶景にたくさん巡り会っていると思う。

そして、もうひとつ絶景の必要条件をあげるとしたら・・・。

想像もしてなかった光景。

映像やテレビで見たことがなく、イメージできなかった景色。
心の準備ができてないし、その景色の美しさは想像を超えるものなので、驚きとともに感動する。

だからみんながよく行く有名な観光地よりも、秘境のほうが絶景になる。

マチュピチュは有名だけど、この角度からのマチュピチュの姿はわたしは知らなかった。
わたしもインカ道を数日歩いてこの門にたどり着き、このマチュピチュを見たらきっと涙が込み上げただろうなって思う。

マチュピチュ遺跡の脇に、けさシャトルバスで登ってきたジグザグの道が見えた。

帰りは歩いて帰ろう。

a_DSC_3554.jpg

ジグザグの道はバス用で、その道をまたぐように急斜面の登山用の階段がある。
ジャングルの森の中に何千段も続いている。

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膝が笑う。
足に力が入らなくなって、ヨタヨタになりながら1時間半後にアグアス・カリエンテスの街にたどり着いた。

そして次の日もまた、列車には乗らずに2時間半のスタンド・バイ・ミーコース。

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山のはるか上を見上げると、きのうまで見たマチュピチュが見えた。
みんながあまり知らないマチュピチュの姿。

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きのうまで身近だったマチュピチュが、ふたたび手の届かないところに行った。

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世界を旅しているからー。
みんなが憧れる観光地にたくさん行っているからー。

だからって絶景に出会えるわけではない。

その人にしか感じられない絶景が、ふとしたところに隠れている。
日本にも。
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