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ケンゾー   イクエ


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ワイナ・ポトシ登山2 6000mは甘くはない

2015.07.01 05:56|ボリビア☞EDIT
きのう「この旅最後かもしれないワインを飲んだ」と書いたはずなのに、今日ワイナリーツアーに参加してきたケンゾーです。
『舌の根も乾かぬうちに』っていうのはこういうことを言うんだろうね。
800円でワインとピスコ(ブドウで作る蒸留酒)を満喫したんだけど、ワインが激甘だった!
ペルーワインはもういいかな。

ワイナ・ポトシ登山2日目、朝7時前に目を覚ます。
空模様は快晴とは言えないけれど青空ものぞいてまあまあ。
このまま天気が崩れないといいんだけど。

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朝食はパンとフルーツたっぷりのヨーグルト。
贅沢は言わないけど、せめて卵料理が一皿でも欲しいところ。

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今日は標高5130mの高さにあるハイキャンプをめざす。
ハイキャンプまではまだハードな登りではないらしいけど、怖いのは高山病。
体力的には大丈夫なのに高山病でギブアップ、なんてことにはなりたくないので薬を服用。
飲んだのはペルーやボリビアではどこの薬局でも売っているソローチピル(SOROJCHI PILLS)
1回1錠服用で効果は約8時間、ラ・パスで買ったら10錠で約650円だった。

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8時過ぎ、ハイキャンプをめざして出発。
すべての荷物を背負っていく。
水や厚手の服のほか、冬用の大きな寝袋、最終アタックのときに使うハーネス。
明日は雪の上を歩くので、今履いている靴ではなくレンタルしたインナーシューズとプラスチックブーツ、その上にアイゼンを装着しないといけない。
重い靴が2足もあるし、バックパックはけっこうな重量。
いよいよワイナ・ポトシ登山のスタートだ。

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すっかり晴れわたり、真っ白な雪を被ったワイナ・ポトシがくっきりと姿を見せてくれている。
けっこう頂上は近いやん!意外と楽勝かも、なんて思ってたら大間違い。
頂上はこの峰の奥で見えてないんだって。

うっすらと見える登山ルートの細い筋。
ほんとに一面の雪の中を歩いていくんだ。
目を凝らすとゴマ粒ほどの人影が見える。

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これは未明にアタックをして下山してきている人たち。
この人たちは頂上までたどり着けたんだろうか。
他人の心配をしていられるのも今のうちなんだろうね。

ハイキャンプまでの道のりは、がれ場。
道に迷う心配はないのでそれぞれのペースでひたすら歩いていく。

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この旅でトレッキングは何度もやってきたけど、これほど標高の高いところは歩いていない。
ラ・パスの街を歩くのだって息切れしていたのに、それよりも高い場所で足場の悪い坂道を上るのはかなりしんどい。
「ハイキャンプまでは登山じゃなくてトレッキング」なんて言う人もいるみたいだけど、少し歩くだけで胸がドクドクする。
イクエなんて、50歩ぐらい進んでは足が止まる。

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体がでかい欧米人でもかなりへばってきた人たちが出始めた。
歩くのがやっとでバックパックをガイドに持ってもらう女性たちがちらほら。

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まだハイキャンプにも到達してないのに最終アタックは大丈夫かな。
それにしても、自分と他人のバックパック2つを担いで飄々と登っていくガイドはすごい。

追い越されることには慣れているケンゾーとイクエ。
欧米人とは足の長さがぜんぜん違うので同じペースで登れる訳がない。
こまめに休憩をはさみマイペースで登っていく。
専属マッサージ師のトオルくんに感謝!

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登るにつれ気温がずいぶん下がり、周囲に雪が増えてきた。
足場が悪いので地面とにらめっこ。

この登山を申し込むときにツアー会社のおじさんに「日本人はまじめで、とにかく一生懸命登る。ほかの国の人たちは会話しながら登るけど、日本人とドイツ人は黙ってただひたすら歩き続けるもんね。」って言われていた。

それって一生懸命登るっていうよりも、会話する余裕がないだけだと思うけど。
この状況でおしゃべりしながら登るなんてとてもできない。
ただ黙々と足を動かしていく。

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イクエはかなりきつそうだ。
止まってばっかりでなかなか足が進まない。
トオルくんとフミちゃんには、追い越してもらった。
すぐに休憩をしたがるし、足がフラフラ。

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「あーきつい、きついよー。」と言い続けるイクエ。
それでもスタートから2時間半、標高5130mのハイキャンプに到着。
とりあえず第一関門を無事に突破。
高山病の兆候もまったくないし、まずは順調な滑り出しかな。

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と思っていたけど、イクエは偏頭痛に悩まされていた。
頭が重くて、ズキズキ。
肩や首も凝ったように痛い。
日本で仕事をしていたとき、机に向かっている時間が長いと偏頭痛になって整体に行っていたイクエ。
そのときと同じような感じなんだって。

理学療法士のトオルくんが言うには、きのうアイスクライミングの練習をしたときに腕で体重を支えていたし、きょう重い荷物を担いだから腕や肩がパンパン、さらに高山病で血の巡りも悪くなってるのが原因じゃないか、だって。
大丈夫かなあ。

ハイキャンプのベッドルームはこんな感じ。
暖房はないけれど人が多いので昨日のベースキャンプより寒くない。

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紅茶とクラッカーで一息。
疲れた体に熱い紅茶が染みわたる。

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ほっとしたのもつかの間、ここで他のツアー会社と差があることが発覚。
他のグループは紅茶だけじゃなくてコーヒーを飲んだり、クラッカーにジャムやチョコクリームを付けて食べてる!
しかもビスケットやクッキーまで!
明らかに自分たちと待遇が違う。
参加費が安いから、お菓子を削られたのかなあ。
他のグループを恨めしく思いながらパサパサのクラッカーを頬張る。

お待ちかねのランチタイム。
ソテーした肉とマカロニというシンプルなメニュー。

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一度比べてしまったら気になって仕方ない他人の食事。
やっぱり他のグループのほうがちょっと豪華かな。
まあ、たぶんこの中でいちばん安く参加してるから仕方ないね。
お湯は貰えるからインスタントの味噌汁やスープ、カップラーメンなんかを持ってくればよかった。

これから夜中の0時過ぎまでやることはなし。
昼寝をしたりしゃべったり、思い思いに時間を潰す。
イクエは相変らず頭痛が治らない。
気を紛らわせるためにトランプ。

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トランプをしながらふと窓の外を見ると目を疑う光景が。
これから6000mにアタックが控えてるのにスキーなんかしちゃってるよ!

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斜面を歩いて登っては滑り降りてを繰り返す人たち。
体力を温存しようなんてことは考えないのかね、クレイジーだよ。
遊ぶことに関しては欧米人には到底かなわないな。

夕方4時過ぎに早めの夕食。
メニューはスープとミートスパゲッティ。

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だけど、イクエに食欲が無い。
がんばってスープを口に運んでるんだけど、その動作が遅い。
胸焼けのような症状で、食べるのがきついと言う。
溜め息をつきながら、一口ずつスープを飲む。
みんなスープなんてとっくに飲み終わってスパゲッティを食べ終わりそうなのに、イクエはまだスープを飲んでいてしかも全然減っていない。

「もう、無理。」

イクエはあきらめたようにスープを飲み干すのをやめた。

するとスパゲッティを食べていたフミちゃんも「わたしも食欲がなくなってきた」と言い出した。
フミちゃんもスペゲッティまでは完食できず、早くもベッドに横になった。

実はイクエとケンゾーは別の高山病の薬を飲んでいた。
ケンゾーはラ・パスで買ったソローチピル。
イクエは東チベットに行ったときに使っていた中国の薬。
中国の薬は漢方薬を錠剤にしたようなもので、そのときはかなり効いていた。
だけど、頭も重くて痛いしぼーっとするし食欲もないし表情も暗いイクエ。
夕食の後、イクエもソローチピルを飲むことにした。

飲んでしばらくすると、イクエの高山病の症状はかなりマシになった。
イクエは「あしたこれ以上の登山は無理じゃないか」って思ってたみたいだけど、薬を飲んでからは「これなら大丈夫かも」って少し自信を取り戻したみたい。

トオルくんに最後のマッサージをしてもらって体の調子を整える。

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ガイドのロッキーが、最終アタックについてブリーフィングを行なった。

明日は午前0時に起床。
出発前にお茶とクッキーぐらいは食べるけれど、食事はしない。
食べ過ぎると登山中に吐く可能性があるから。

2人につき、ガイドは1人ずつ。
ロープで3人を繋いで登る。
ケンゾーとイクエ、トオルくんとフミちゃんペア。
1人がギブアップした時点で、そのペアは下山する。

雪山なので太陽が昇ると雪が溶けて足場が悪くなるので、それまでに山頂の直前にたどり着かないと登れなくなる。
山頂にたどり着くタイムリミットは午前7時。
それに間に合わなければ登頂はできない。

出発前に頭痛など高山病の症状がある人はアタックはあきらめる。

そして最後にガイドのロッキーは付け加えた。
「登れなくても大丈夫だよ。
 そのときはコンドリリをトレッキングしよう!」

コンドリリというのは、ラ・パス近郊の別の山の名前。
ここのトレッキングコースは標高もそれほど高くなく、簡単にトライできる。
ワイナ・ポトシ登頂前にコンドリリのトレッキングを勧めてくるなんて、「この日本人たちはワイナ・ポトシ登山は難しい」って思ってるのかな。

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午後6時。
まだ眠くはないけれど、仮眠の時間。

午後9時ごろ、暗闇の中ヘッドランプをつけたロッキーに起こされた。
起床まであと3時間もあるのに、なんでだろう?
ほかの人たちはまだみんな寝ている。

ロッキーが真顔で言った。
「こっちに来てくれ。
 お前たちの友だちが倒れた。
 今から下山しないといけない。」


フミちゃんがお腹をくだし、嘔吐し、そしてトイレから戻る途中倒れ込んだらしい。

「世界で最も挑戦しやすい」6000メートル級のワイナ・ポトシ。
でも現実は、そんなに甘くはなかった。
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ソローチピルは

残念ながらソローチピルを購入したのは良くなかったかもしれませんね。
http://www.itonaika.com/column/cat2/cat33/
ここにもありますが、『SOROJCHI PILLSソロチピル』は単なる頭痛薬で、高山病の予防薬ではありません
高山病予防薬はアセタゾラミダAcetazolamida(製品名ダイアモックス: Diamox)です。

上記のHPから引用すると、
「ソローチピルの組成はアスピリン、カフェインなどで、日本の「バファリン」によく似た薬だ。
つまりこの薬は鎮痛薬、解熱剤であって、確かに頭痛には効くが、高山病を予防する効果は無いといっていいだろう。
この『SOROJCHI PILLS』の飲み方には高地にいる間、8時間毎に服用するように書いてある。
通常の日本人が何日間も1日3回バファリンを飲み続けたらどうなるだろう。
高地ではお腹をこわすことは御法度だ、下痢は高山病を急速に悪化させる。
胃腸の弱い人がバファリンを1日3回飲み続けたらどうなるか。。。逆に体調が悪くなるだろう。」

何故現地ではソローチピルが盛んに売られているのかわかりませんが、日本語で書いてある広告などもあって
騙されて買っちゃいますよね。

ぶんさま

そうなんですか!知りませんでした!
わたしたちには効果てきめんで6000mでも何ともなかったので「いい薬だなあ」と思ってました。
ご指摘ありがとうございます!
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