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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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切なくにらみ合う 北朝鮮につながる日はいつ?

2012.09.20 23:55|韓国☞EDIT
韓国滞在2週間になり、ここでの生活が肌になじんできたイクエです。

きょうもきのうに引き続き、北朝鮮を眺めに国境近くまで行った。
ソウルから旅行会社のDMZツアーに参加するのが手っ取り早いけど
できるだけ自分たちだけで行きたい。
ソウルから京義線の電車に乗って1時間。
汶山(ムンサン)駅に到着したら乗り換えておよそ10分で
北朝鮮に近いところに位置する臨津江(イムジンガング)駅へ到着。
臨津江とは歌でも有名なイムジン河のこと。
北朝鮮と韓国の分断線付近に流れている川。
ホームの看板には北朝鮮の平壌まで209キロとある。

a_DSC_0970.jpg

ここのインフォメーションセンターで
8700ウォン(およそ600円)を支払えば
北朝鮮が見える展望台や北朝鮮から韓国に続く地下トンネルなど
2時間半ほどかけてDMZをまわるバスに乗ることができる。
ソウルからここまでの往復の交通費およそ400円を加えても
ソウルから旅行会社のツアーに参加する場合よりも3分の1くらいの料金で済む。

ただし日本語や英語で説明してくれるガイドがいないので
今どんなところにいるのか、どこのポイントが写真撮影NGなのかなど
わからないという欠点がある。
イクエとケンゾーはきのう板門店ツアーに参加して説明を受けていたので
そんなに困らなかった。

バスはイムジン河にかかる橋に設けられている検問所を通過。

a_DSC_0976.jpg

誤解がないように言っておくとこの検問所の先が北朝鮮ではない。
民間人の立ち入りが禁止されている、国境に近いエリアへ入ったことになる。
ここから北朝鮮がどう見えるのか。
きのうの板門店ツアーでも、車窓から北朝鮮を見ることができたけど
写真撮影は禁止されていた。
きょうの都羅山展望台では、撮影OKだったので紹介します。
こちら↓↓↓

a_DSC_1001.jpg

ちなみにこの双眼鏡の位置からは撮影禁止で
双眼鏡から10メートルくらい後ろに黄色い線が引いてあって
撮影したければそこからしないといけなかった。
写真の真ん中の鉄塔のようなものは国旗掲揚台。
上には北朝鮮の国旗がついていて、掲揚台の高さは160メートル。
実は韓国側もこの掲揚台に向かい合うように100メートルの掲揚台を建てていた。

a_DSC_1000.jpg

韓国に対抗するように北朝鮮がとてつもなく高い掲揚台にしたのだそう。

目の前に広がる北朝鮮の風景は
想像以上に高い建物がいっぱいあって新興住宅地のようなものが広がり
都会っぽい印象を受けた。
けれどきのうの韓国人のガイドさんは
これは「宣伝村」で活気があるように見せかけてるだけで
人が住んでいないと話していた。
建物は張りぼてなのかなー。真相はわからない。

そしてイクエとケンゾーが一番びっくりしたこと。
韓国へとつながる北朝鮮の幹線道路にトラックの列!
北朝鮮から韓国にどんどん車が向かってくる。

a_DSC_0992.jpg

びっくりして観光客を監視していた韓国兵に訪ねると
北朝鮮の工場で製造されたものが韓国に運び込まれたり
材料が送られたりしているためいつもトラックが多いのだという。
分断線からすぐの北朝鮮側の開城工業団地には韓国の複数の企業が進出し
北朝鮮の安い労働力を使って、いくつかの工場を運営している。
北朝鮮にある、韓国の会社の工場で、北朝鮮と韓国の人がいっしょに
仕事をしているという事実。
そして、分断線の周辺には一般の人は立ち入ることができず
わたしたち観光客も銃をもった兵士たちに監視されているという
この緊迫した状況。
目の前のこのふたつの事実はあまりにも矛盾していて
すんなり受け入れることができない。

バスは「第3トンネル」と呼ばれる地下トンネルにも行った。
1978年に発見されたもので、北朝鮮が韓国側に侵入するために
作ったと言われていて、北と南を貫通している。
北朝鮮の兵士3万人が1時間以内に韓国側に侵入できるつくりになっているそう。
国境のところは今では行き来できないように固められていてしきられている。
あと170メートルで北朝鮮、というところまで歩いていくことができる。
残念ながらトンネル内の撮影は禁止だった。

そしてきょうまわったところでイクエが一番印象に残ったのが
北朝鮮に近い、最北端の都羅山駅。
最果ての駅なのに、りっぱな建物で小さな空港みたい。

a_DSC_0977_20120921000944.jpg

線路は北朝鮮まで続いている。
けれど南北が断絶している今、ここは終点の駅。
この駅と北朝鮮を結ぶ電車が走るようになれば
ヨーロッパまで1本の線路で結ばれ、ユーラシア大陸横断鉄道になる。

状況さえ整えば、韓国と北朝鮮を結ぶ電車をいつでも走らせることができる。
後ろの青い表示板には「平壌方面」と書かれている。

a_DSC_0980_20120921002444.jpg

駅の中には空港みたいにイミグレーションのスペースも設置されている。
青い看板には、空港の出国手続きのところのように「Departure」の文字。

a_DSC_0984.jpg

荷物のX線検査やボディーチェックの場所もある。
電車で国境を越える人のために
ここで北朝鮮への入国手続きができるように作ってある。

a_DSC_0983_2.jpg

今は南北分断の様子を見に来る観光客しか訪れない駅。
この駅が大きな旅行鞄をもった朝鮮半島の人たちでにぎわい
そして北と南で分かれた家族たちが再会を喜ぶ場所となる日は来るんだろうか。

駅には記念スタンプも置いてあった。

a_P1000530.jpg

平壌205キロ、ソウル56キロと書かれた都羅山駅の標識のスタンプ。
そしてもう1つのデザインは、1本につながる線路
分断する鉄条網の上を行き来する鳩。

もともと1つの国だったのに
ソ連対アメリカの冷戦の犠牲になり
北と南に分かれてしまった朝鮮半島。

日本では北朝鮮というと『悪』で、「あんな国はどうなってもいい」と
敵対視することが多いけれど
韓国では北朝鮮と一触即発の関係でいながらも
それとはまったく違う感情を北朝鮮に抱いてるんだと今回強く思った。

「いつか自由に行き来できるように。いがみ合わないで済むように。」という願い。

そんな切ない思いを抱きながら、にらみ合わなければいけないという現実。

都羅山駅には、こんなポスターが掲げられていた。

a_DSC_0982.jpg

「南(韓国)の最後の駅じゃない。
 北(北朝鮮)へとつながる最初の駅になる。」

Comment

No title

「ほたる」の登場で つい最近この勇敢なる決断を知りました。
隣にいながら 何というのんびり・・・
(いちおうスローライフと格好良く言ってくれる人も)
いやぁ~ その旅もブログも すべて面白かぁ~
家族でとりこです!
10月に息子がインドへ初めてのバックパック(2週間程度ですが)
3年の旅にくらべたら ちょっと散歩くらいかな?
お二人の写真にテンション低めの家族、何度笑わされたことでしょう!
どうぞ、楽しい旅が続きますように・・・

No title

やまももさん、ありがとうございます!
「ほたる」は「ほたて」のことですか?おいしそうに着々と太っていってると思います。
インドは10年前に1人で行きました。
カオス状態ですさまじいですがこれぞ「旅」という感じで刺激的です。
息子さんも、楽しい旅ができるといいですね♪