Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

ジャンル
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
月別記事
最新コメント
RSSリンク
リンク
ブロとも申請

この人とブロともになる

見てくれてありがとう!
メールはこちらから ♪

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ村ランキング
ふたりのお勧め旅グッズ










ふたりの旅も大詰め。あともうちょっとだけおつきあいお願いします!

 日本→韓国→モンゴル→中国→ラオス→ベトナム→台湾→シンガポール→バングラデシュ→インド→スリランカ→アラブ首長国連邦→オマーン→トルコ→ジョージア→アルメニア→アゼルバイジャン→カザフスタン→ウズベキスタン→タジキスタン→キルギス→イラン→イタリア→バチカン→チュニジア→フランス→チェコ→オーストリア→ポーランド→イスラエル→パレスチナ→ヨルダン→イギリス→アイルランド→ポルトガル→モロッコ→スペイン→ハンガリー→スロバキア→スロヴェニア→クロアチア→セルビア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→モンテネグロ→コソボ→マケドニア→アルバニア→ギリシャ→エジプト→スーダン→エチオピア→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→タンザニア→マラウイ→ザンビア→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ→アルゼンチン→チリ→パラグアイ→ボリビア→ペルー→エクアドル→コロンビア→ベネズエラ→キューバ→ベネズエラ→パナマ→コスタ・リカ→ニカラグア→ホンジュラス→エル・サルバドル→グアテマラ→ベリーズ→メキシコ→アメリカ→
日本


「ふたりでふらり」はブログランキングに参加中!
1日1回のclickが順位に反映されます。
ぜひポチッと応援お願いします ♪
↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

日本に帰る日

2017.06.27 07:08|韓国☞EDIT
長旅で無くしたものは「肌のハリツヤ」のイクエです。
逆に得たものは、シワとシミ。
直射日光をたっぷり浴びていたし、とっくにお肌の曲がり角の時期を迎えていたのにお手入れをしっかりしてなかったからなあ。
結局日本から持っていった美顔器の出番はほとんどなかったし。
日本に帰る前に韓国でプチ整形をしようかなっても思ってたんだけどねえ。

いよいよこの日が来てしまった。
3年5か月の旅を終えて、日本に帰る日が。

3年5か月前、日本を船で出航し、韓国から世界一周をスタートさせた。
だから帰りも船で帰りたかった。
飛行機でひとっ飛び、というのでは味気ない。
船の方が、ロマンがある。

今いるチェジュ島から日本行きの船はないので、一旦飛行機で釜山を目指す。
そして釜山から博多行きの船に乗ることにしている。

午前7時にホテルを出て空港へ。
朝ごはんとしてコンビニで調達したものを、飛行機に乗る前に食べる。

DSC_0654.jpg

プルコギバーガーに、韓国版海苔巻きのキムパプ
キムパプが日本の海苔巻きと違うのは、米がごま油で味付けされていること。
酢飯もいいけど、ごま油の風味が効いた巻き寿司もおいしい。

DSC_0655.jpg

この旅行中何度も飛行機に乗ってきたけど、ふたりの世界旅でこれが最後のフライトになる。
飛行機に乗ることにもすっかり慣れた。
まるで列車や長距離バスに乗る気軽さで乗る。

DSC_0656.jpg

あいかわらずロストバゲージした荷物はまだわたしたちの元に戻ってきてないばかりか、見つかっていない。
わたしたちが帰国し、無事に荷物が日本に届けられるのを願うばかり。

でもこうやって無事に健康体で帰国できるので、それ以上望むのは贅沢な気もする。

DSC_0657.jpg

チェジュ島から釜山までのフライトは1時間もかからなかった。
釜山上空から、港町釜山の街並みが見えた。
港町でありながら、山の多いところ。

DSC_0664.jpg

釜山は日本で言えば大阪のような街。
ソウルに次ぐ韓国第二の都市であり、商業が発達している都市であり、おいしいものがたくさんある街。

丘と丘の間に、同じような高層ビルが林立している。
やけに人工的な景色。

DSC_0660.jpg

空港に着いたのが午前9時半。
博多行きの船の搭乗時間が午後2時半。
5時間の空きがある。
空港から港への移動を含めても3〜4時間は自由に使える。
といっても釜山はこれまでも観光したことはあるし、荷物もある。

だったらやっぱり、食を楽しむしかない!

DSC_0667.jpg

釜山いちの繁華街といえば、南浦洞(ナンポドン)
空港からはモノレールがあるので、移動も便利。

モノレールはきれいで快適。
ドキドキしたり警戒したりしなくてもいい移動。
未知の旅がどんどん終わりに近づいているのを感じる。

まもなく日本かぁ。

意外にもそのことをすんなり受け入れている自分がいる。

DSC_0694.jpg

モノレールはあっという間に南浦洞に到着。
人が多くて活気がある。
大きな荷物を抱えて人混みを歩くのは大変だけど、こんなことも今日で終わりだ。

釜山のグルメと言えば、何と言っても海鮮料理。
チャガルチ市場周辺では、新鮮な魚介が店に並んでいる。
店先に水槽のある魚屋さんが軒を連ねている。

DSC_0671.jpg

露店だって多い。
このボウルに盛られた大きな貝は、ハマグリかなあ。

DSC_0675.jpg

キッチン付きのゲストハウスに泊まれたら、安く魚介を仕入れて毎晩おいしいシーフード料理に舌鼓を打てるのになあ。
マッコリとともに。
今度、釜山を旅する機会があればぜひそうしたい。
いや、もうそんなバックパッカースタイルで旅することはないのかな。

屋外市場には露店も多いし、客も多い。
けさ獲れたばかりの新鮮な海の幸が並ぶ。
こんな市場が自分の住んでいるところの近くにあったら、どんなにいいだろうか。

DSC_0674.jpg

置き場がなくて、商品が路上に置かれているところも。
そしてそこにしゃがんで、まな板と包丁で魚をさばいている人もいる。

豪快な市場だ。

DSC_0673.jpg

ビニール袋いっぱいに詰められたウニ!
惜しげもなく大量にパックされているのは、チリで見て以来。

牡蠣も路上で販売されている。
一粒が大きい。

DSC_0672.jpg

路上には海産グルメが勢ぞろい。
大胆に路上に陳列されているもんだから、店主が目を離したすきに現れて、商品を味見するヤカラも。

DSC_0678.jpg

この子はすぐに店主に見つかって、追い出されていたけれど。

さて、この世界一周の最後を締めくくる食事。
おいしいランチで思い残すことなく、日本に帰りたい。
お腹いっぱい韓国のおいしいものを食べたいな。
でも、あらかじめリサーチはしていない。

空港に置いてあった無料の観光パンフレットに紹介されていた食べ放題のお店に行くことにした。
住所がチャガルチ市場の一角だったけれど、探しても見つからない。
何人か人に聞いて、ようやくたどり着いた。
市場の向かいのこのビルの中にあった。

DSC_0679.jpg

店内には、韓国料理がずらり。
何種類ものキムチ、チヂミ、肉や野菜の炒め物、酢の物、寿司、肉に魚・・・。
韓国料理のオンパレード。

DSC_0683.jpg

各テーブルには焼肉用の鉄板もあって、肉のほか海鮮も焼けるようになっている。
これで飲み物も頼んでふたりで34000ウォン(約3264円)。

DSC_0680.jpg

DSC_0682_20170626161035da1.jpg

普段はふたりで写真なんてほとんど撮らないけれど、最後だからわざわざ隣の席の韓国人の男性にお願いして撮ってもらった。
ふたりとも満足そうな顔をしている。

20160214_120635.jpg

きのうチェジュ島産の黒豚焼肉を食べたばかりだけど、やっぱり韓国焼肉はおいしい!
骨つき肉やホルモンが、ジュウジュウとおいしそうな音を立てる。

DSC_0690_201706261610398cb.jpg

アルミホイルやバターも置いてあるので、海鮮はバター焼きに。
タコやイカをえのきやエリンギとともに焼いていく。
ああ〜、いい匂い!

DSC_0689.jpg

食の楽しみは日本まで取っておこう。
そう思っていたけれど、ロサンゼルスから中国、韓国とおいしいものばかりを食べている。
すべて異国の変わった料理なんかではなく、わたしたちの口に合うものばかりだから、あんなに恋しかった和食がそんなに恋しくなくなってきている。
いや、恋しいのは恋しいんだけど、だいぶ緩和されたかな。

DSC_0696.jpg

いよいよ船で帰るとき。
港が見えてくると、「あー、ついにかあ」という思いがこみ上げてくる。

でもそれは、けっして嫌な思いではない。
卒業式のとき、寂しさもあるけれどどこか晴れ晴れしていて爽やかな気分になるのと似ている。

DSC_0698.jpg

3年5か月前、このターミナルに日本から船でやってきた。
そのときは下関から一晩かかるフェリーに乗ってやってきたけれど、今回乗るのは高速船。
3時間ほどで博多に着いてしまう。

帰国するという実感がまったくないような気もするし、とっくに覚悟を決めているから逆に落ち着いている気もする。

DSC_0700.jpg

ついに、ふたりの世界一周の長い旅は幕を閉じる。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

ランキングが上がるとモチベーションも上がります ♪
あなたのclickで応援お願いします!
ほかの世界一周旅行者のブログもここで見られます ♪

コメントはこちらから! 

帰国前夜はチェジュ島で

2017.06.24 17:14|韓国☞EDIT
日常生活での「段取り力」を養おうとしているイクエです。
「今のうちに料理の下準備をしておこう」とか「後回しにできることだけど今時間があるからやっておこう」などと前もってできる家事をやること、そして何か作業をやりながら「これ終わったら次にこれやってあれやって正味15分」などと計算しながら次にやることを考えて効率よく過ごしていくことです。
一日が終わるのがとても早く感じるこの頃。
旅してるときは、マイペースで過ごせたのにね。

DSC_0621.jpg

トイレの中にベッドが置いてあるような上海のホテルでニ晩過ごしたイクエとケンゾー。
まだ夜も明けぬ午前5時にホテルから空港まで送迎してくれるマイクロバスに乗り込む。
1人10元(約177円)かかるけれど、電車も動いてないし、タクシーで行くよりは安上がり。
このサービスがあるから、この変なホテルにしたのだった。

ここからは飛行機で韓国のチェジュ島(済州島)経由で釜山を目指す。
チェジュ島には1泊。
ただ単にチェジュ島を挟んだ方が上海から釜山までの移動が安かったから。
上海 ー チェジュ島 ー 釜山で、飛行機代は1人1万6264円。

DSC_0624.jpg

機内には中国人向けの日本観光のパンフレットが。

GO日本。
いよいよ日本に帰るのだという実感が湧いてくる。

DSC_0625.jpg

DSC_0626.jpg

中国人旅行者におすすめのお土産や人気商品が紹介してある。
抹茶味のお菓子や正露丸。
漢方の本場中国では、正露丸に値するようなものがたくさんあってわざわざ買う必要がない気がするけど、やっぱり日本製がいいんだろうか。

DSC_0629.jpg

チェジュ島と言えば、青い海に浮かぶ深い緑の自然豊かな島というイメージ。
でも、残念ながらこの日は雨模様。
チェジュ島の空港に着いても、リゾートに来たという感覚がわかない。

DSC_0631.jpg

空港から街まではバスが出ている。
運賃は1人1300ウォン(約125円)。

チェジュ島の街の中のホテルはインターネットで予約済み。

1階にはクラブがある。
外観はお城みたいな形をしていて、なんだか地方のラブホテルのような・・・。

DSC_0632_2017062416190467a.jpg

でも中に入ると普通のフロントがあって、おじさんが対応してくれてビジネスホテルといった感じだった。

広めのベッドが2台。
マットレスもしっかりしている。
一泊一室4037円。

いよいよここで、3年5か月の旅の最後の1泊になると思うと感慨深い。

DSC_0639.jpg

でも、どうせならすっごいボロい安宿の方が旅の締めくくりにはふさわしかったかもなあ。
なんかこざっぱりしているホテルで、ちょっと物足りないな。

実はチェジュ島に来たら、泊まってみたい宿があった。
旅に出てから1年半の2014年3月、ペトラ遺跡の観光のためにヨルダンに滞在していたとき、わたしたちより少し若い韓国人バックパッカー夫婦といっしょのドミトリーだった。
二人の馴れ初めと将来の夢を聞いた。
二人が出会ったのは、フィリピン。
旦那さんがフィリピンでダイビングのインストラクターをしていて、旅行で訪れた奥さんと知り合い、恋に落ち、結婚したのだという。
二人の夢は、チェジュ島でダイビングショップをしながらゲストハウスを営むこと。
お金を貯めるためだけにオーストラリアへワーキングホリデーに行った。
二人でオーストラリアの果樹園で朝から晩まで休みなく働き、生活費を切り詰め、お金を貯め、チェジュ島に土地を買った。
ヨルダン旅行の後はチェジュ島に行ってゲストハウスを作るから、チェジュ島に来たときはぜひ泊まりに来てねと言われていた。

だけど、その二人から連絡先を教えてもらうのを忘れていたのだった。

あ〜悔やまれる!
奥さんの方は少し日本語ができたので、そのうち日本人の旅人にも人気が出てくる宿になるんじゃないかなあ。
いつか、二人の宿に泊まれたらなあ。

ダイビングも楽しめる、美しい海に浮かぶチェジュ島は火山の島。
島には標高1950メートルの漢拏山(ハルラサン・ハンラサン)があり、2007年にチェジュの火山島と溶岩洞窟群が世界遺産になっている。

韓国ではチェジュ島は「韓国のハワイ」と呼ばれていて、マリンスポーツやハイキングを楽しむにはもってこいの島。

そんなチェジュ島を楽しみたかったけど雨も降ってきたし、明日の朝にはこの島を発つので、今回はチェジュ島の観光はお預け。
イクエとケンゾーは、食を堪能するしかない。

とりあえず、昼ごはんを食べよう!
中国料理も好きだけど、韓国料理も大好きだ。
特にチェジュ島では、おいしい海鮮料理にありつけるんじゃないかな。

ホテルの近場で食堂探し。
こじんまりしたお店に入ると、愛想のいい高齢の女性が出迎えてくれた。

どれもおいしそうで迷う。

DSC_0634.jpg

2種類のチゲを注文。
白ご飯に、キムチやナムルもついて全部で16000ウォン(約1536円)。

わたしが頼んだのが、この海鮮テンジャンチゲ

DSC_0636_201706241619077d2.jpg

大きめのエビやカニ。
魚介エキスが十分に出ていて、ピリッと辛く体が火照ってくる。
白ご飯が進む。

DSC_0638.jpg

白ご飯が進むから太りやすそうだけど、韓国人はスタイルのいい人が多い。
年配の女性もそこまで太った人はいないような気がする。
やっぱり唐辛子効果で食べても汗をかいて新陳代謝がよく、エネルギーを消費するからだろうか。

それに韓国人女性は、おばさんでもお肌プリプリツルツル。
これも韓国の食材の影響からなのか、それとも日本人にも人気の韓国の化粧水やクリーム、パックの効果なのだろうか。

チェジュ島の街の中は、特に自然も感じず、普通の地方都市と変わらない。
人口はおよそ55万人。
島だから人口も少なくのどかなイメージがあるけれど、住民も思いのほか多いし、殺人や強盗、強姦や窃盗などの犯罪率は韓国でもっとも高い地域なのだそう。

DSC_0641.jpg

リゾート地でもあるのでゴルフ場やカジノもあって、最近では中国人観光客が押し寄せているらしい。
中国は広いけれど、経済的な発展とともに環境破壊も進んでいて、空や海が汚染されている。
だから、青い海、青い空に憧れる人が多いのだ。

チェジュ島だけでなく、いま沖縄にもたくさんの中国人がやって来ていると沖縄の友人が言っていた。
日本人がハワイやグアムで結婚式を挙げるように、沖縄で結婚式を挙げることが中国人に人気なんだとか。

帰国後、どうやって生計を立てていくか未定のイクエとケンゾー。
沖縄だったら仕事にありつけるよ、そう勧められて沖縄への移住を真剣に考えていた。

旅行に出かけるときは、帰国後のことは何も決めてなかったけれど、旅行中に何か見つかるだろうと思っていた。
でも、1年経っても2年経っても見つからず、というか真剣に見つけようともせずに、焦り、でもなんとかなるかなという楽観的な思いもあった。

そしてとうとう、帰国前日を迎えてしまった。
この場に及んで、ノープランなイクエとケンゾー。
ああ、まったくわたしたちって。

とりあえずイクエの実家に身を寄せることにしている。
こんなときのために、帰国後1年ぐらいのふたりの生活費ぐらいの貯金には手を出していない。
その貯金に手を出せばまだ旅を続けられたけど、そこまでリスクを負おうとは思わなかった。

帰国しても先の見えない予測不能の人生なんて、まるでこれまでのふたりの旅みたい。
帰国後の仕事がまったく見えないなか旅を終えるなんて、不安で仕方ないだろうと思っていたけれど、そうでもない。
予定の立たない旅の延長戦に突入する感覚かもしれない。

旅最後の食事は、現地のお客さんでごった返しているお店を見つけたのでそこへ。

DSC_0642.jpg

満席で待たないといけないけれど、最後のディナーだしおいしそうなので空きが出るまで店の外で待つことに。

韓国といえばサムギョプサル(豚バラの焼肉)が有名だけど、ここはチェジュ島産の黒豚の焼肉店らしい。

ほかのお客さんを見ると、当たり前だけど全員が焼肉を食べている。
そして、不思議な形をしたものも。

DSC_0646.jpg

チゲで使われる鍋よりもひと回り小さい鍋に、ぷっくらと黄色がかった熱々のものが盛られて湯気を出している。

イクエとケンゾーも注文して食べてみる。
韓国料理には珍しく、辛くもないし薄味。
卵豆腐のような、茶碗蒸しのような味。
箸休めにはちょうどいい一品。

そして、イクエとケンゾーの大好物、ケジャン
ケジャンとは、ワタリガニを生のまま殻ごとタレに漬け込んで熟成させたもの。

DSC_0645.jpg

この3年5か月に及ぶふたりの世界旅で、一番最初に訪問した国が韓国だった。
イクエが以前勤めていた会社の先輩が、そのときソウル支局の特派員をしていてわたしたちにおいしい韓国料理をご馳走してくれた。
その中で食べたもので忘れられないおいしさだったのが、ケジャン。
その時は生のカニを醤油味のタレに漬け込んだカンジャンケジャンだった。
今回は唐辛子風味のタレに漬け込んだヤンニョムケジャン

やー、どっちもおいしいね。

和食はどこの国の料理にも負けないって思うけど、このケジャンは「やられたー!」って思う。
生で魚を食する刺身や寿司、それに塩辛の文化がある日本なのに、なぜケジャンが日本で発明されず、さらにその食文化が輸入されなかったのだろう。
朝鮮発祥の辛子明太子は日本に定着したのに。
ワタリガニが手に入りづらいから?

タレに漬け込まれて柔らかくなったカニを殻ごとしゃぶるのが、たまらなくおいしい。

そしてそんなピリ辛のケジャンに合うのが、まろやかでコクと酸味があるマッコリ!
このマッコリはチェジュ島のご当地マッコリ。

DSC_0643.jpg

この銀色の小さな洗面器みたいな器でグビグビ飲むのが韓流。

マッコリは本当においしい。
日本に帰っても、たまに飲もう。

さて、メインの焼肉は?

分厚いステーキぐらいのボリュームのある豚肉が運ばれてきた。

DSC_0648.jpg

すごい厚さ。
外は、いい具合に焼き目がついてきている。
でも、中まで火が通るんだろうか。

DSC_0649.jpg

そう思っていたら、店員さんがやってきて、ジョキンジョキンとハサミで切っていく。
まだ中は赤い。

DSC_0650.jpg

分厚いステーキが、厚切りベーコンのようになった。
あとは表面がこんがり焼き上がれば、食べごろ。

DSC_0652.jpg

青唐辛子とニンニクが入った魚介の辛味ソースも、鉄板の真ん中に置かれてグツグツ煮られていく。

食べるときは、このソースに柔らか黒豚肉をちょんっとつけて。

DSC_0653.jpg

チェジュ島での食べ物のリサーチはしていなかったけど、こんなおいしいチェジュ島産黒豚の焼肉にありつけてよかった。

旅最後のディナーは、しめて54000ウォン(約5148円)。
二人にしては贅沢だけど、最後だからね。

明日の今ごろは、日本で和食かぁ。
なんか不思議な感じだなあ。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

ランキングが上がるとモチベーションも上がります ♪
あなたのclickで応援お願いします!
ほかの世界一周旅行者のブログもここで見られます ♪

コメントはこちらから! 

日本人が上海で爆買い

2017.06.21 15:17|中国☞EDIT
夫と体感温度が違って困っているイクエです。
家でわたしは長袖を着てても寒いのに、ケンゾーは半袖でパンツ一枚で「暑い暑い」と言って窓を開けたがります。
お互い合わせようと服で調整しているけど、それでもわたしにとっては寒いしケンゾーにとっては暑い。
どうしたものかな。

DSC_0591.jpg

イクエとケンゾーは上海には初めてやって来た。
トランジットだけではもったいない。
次のフライトは明日の早朝。
ということで、1日だけ上海観光することにした。

DSC_0588.jpg

上海の緯度は鹿児島と同じくらいだけど、冬の寒さは鹿児島よりも厳しい。
夏も蒸し暑いし、広い中国の中でけっして過ごしやすい気候ではない。
にもかかわらず、海に面した上海は中国最大の都市となっている。
人口は2400万人を超え、いまも増え続けているんだそう。
上海は、勢いのある世界都市。

そんな勢いよく発展している上海には、きらびやかで派手で変な形の建物があちこちにある。

DSC_0583.jpg

日本に爆買いをしに来る中国人だけど、その中でも上海人の占める割合は多いんじゃないかと思う。

上海ってお金持ちが多いイメージがある。
国際都市だから英語を話せる人も多そうだし、海外旅行を好きな人が多そう。
実際、都市部と地方に格差を作り、都市部の人に優遇措置を施している中国政府。
上海人には外国への観光ビザを取りやすくしているらしい。

DSC_0589.jpg

でも、きょうはわたしたちがこの上海で爆買いをするつもりだ。
軍資金は10万円。

結局、この日までにロストバゲージした荷物がわたしたちのホテルに届くことはなく、また発見されたという連絡もこなかった。

なくなったバッグに金目のものは入れていなかったし、この場に及んで旅を続けるためになくてはならないもので手に入らないものはなかった。
必要な物は買い換えれば事足りる。

ただ、ベネズエラで買ったコーヒーやメキシコでロロからもらったカヘタ(ヤギ乳のキャラメソース)、最後にお土産をと思ってロサンゼルスのスーパーで買ったお菓子が気がかり。
無事にロストバゲージした荷物がわたしたちの元に戻って来てくれたらいいけど、届かなければお土産がほとんどない。

しかも、ベネズエラでたくさんのお土産を買って実家に郵送したけれど、半年経っても実家には届いていないんだよね。
このベネズエラの荷物は半ば諦めている。
政情が不安定な国だし、経済が破綻しているのでどこかで盗まれたのかもしれない。

そうなると、お世話になった人や日本で待ってくれている人たちに何もあげられない。

でも、今は軍資金10万円で「当座の旅に必要と判断される必需品」を買うことを考えよう。

ショッピングをするなら、上海の銀座とも言える南京路に行くといいらしい。
歩行者天国になっていて、両脇にはデパートや有名ショップが立ち並んでいるのだそう。

テレビの真横に便器が置いてある変なホテルを出発し、昨日の教訓から路線バスに乗ってメトロの駅へ行き、いざ南京路へ。

DSC_0584.jpg

ここでなら何でも手に入りそう。

政府がネット規制をしている中国。
Google、Facebook、YouTube・・・裏技を使わないと見られない。
わたしたちも中国を旅していたときは、このFC2ブログも規制の対象だったのでブログをアップするのに苦労したし、東チベットを旅するために地図を見ようとしたけどチベット関連の情報は遮断されていた。

とはいえ、アップルストアの南京東路店は大盛況。
これほど世界中でインターネットが普及している今、もはや中国政府の規制にも限界がきている。
これからどんどん中国も自由になっていくんじゃないかなあ。
そう期待したい。

DSC_0572.jpg

せっかくのチャンス。
特にトランジットで立ち寄る上海で予定していたこともなかったし、きょう一日は爆買いだ。

その前にまずは腹ごしらえ。

DSC_0573.jpg

食の天国、中国!
わたしたちはこの時を待っていた。

安くて量が多くて、何を頼んでもハズレなし!
中国の食堂はイクエとケンゾーにとって、心踊る場所なのだ。

DSC_0575.jpg

旅をしていて「どこの国の料理が一番おいしかった?」とよく質問された。
迷いなく答えるのがスペインと並んで「中国!」。

米に合う料理、野菜たっぷりの料理、醤油っぽい味付の中国料理は日本人のイクエとケンゾーの胃袋を掴むのだ。

でも旅の途中で出会った日本人夫婦が「中国が一番、食においてダメだった。苦痛だった。だって全部の料理が脂っぽいんだもん」と言っていた。
その夫婦はどっちも中国の料理がダメ、わたしたちはどっちも大好き。
だからよかった。
食生活を同じにする夫婦は味覚も似てくるのだろう。
パートナーと旅をする上で味覚が同じというのは、とても大切なことだと改めて思った。

DSC_0578.jpg

中国の食堂で出されるものは、材料も料理法もシンプルで、注文してすぐに出てくる。
それなのに、なんでこんなにおいしいんだろうか。

私とケンゾーが大好きなのは、ナスのピリ辛炒め。
ふたりの大好物だから、やっぱり味覚がいっしょだね。
たいていの食堂にあるメニュー。

DSC_0576.jpg

ナスが柔らかく、味が染み込んでいる。
甘くて辛くて、ご飯が進む。
簡単な料理だけど、この味は真似できない。
あの、火力が強い業務用コンロと中華鍋だから出せる味なのかな。

DSC_0579.jpg

湯気立ち上がる点心も、おいしいねえ~。
中国にいると、自分の胃袋に限界があることが残念でしかたがない。

お腹を満たして、いざショッピング。
それにしても、日本で見られる中国人の爆買いは、本場でも行われていたなんて。
通りには人、人、人。
紙袋をいくつもぶら下げた家族づれやブランド店に入っていくカップル。
お店の中も大混雑。

こんなに景気がいいの?

DSC_0585.jpg

このときは中国の旧正月、春節の時期。
日本でもお正月の初売りではデパートやショッピングセンターが混雑するように、今が特別なのだろうか。
それとも時期に関係なく、こんな感じなのか。
だとしたら、中国の勢いはすごい。

DSC_0581.jpg

歩行者天国のこのショッピングエリアには、日本でお馴染みの店も多い。
GAPやFOREVER21・・・。

イクエとケンゾーはH&Mやユニクロで、服や下着、靴下を調達。
売ってある商品は日本の店頭に並ぶものとほぼ一緒。

DSC_0580.jpg

中国の方が物価が安いにもかかわらず、ユニクロは日本の方が安い。

ハイクオリティー、ハイセンス、そしてハイプライス。
それが中国のユニクロなのだ。

日本では安いイメージのユニクロだけど、中国ではおしゃれで本物志向の人たちが好むブランド店とも言える。

場所を変えて他のショッピングエリアに行って、化粧水や髭剃りなども購入。
そしてバッグそのものがなくなっているので、バックパックまで買った。
まさか旅の最後にバックパックを新調するなんて、3年5か月の旅を終えピカピカのバッグパックで帰ることになるなんて思ってもいなかった。

使ったお金は日本円で7万円あまり。
後日、全額保険会社から振り込まれた。
10万円ギリギリまで買えばよかったかな。

DSC_0595.jpg

余裕があればショッピング以外に観光も、なんて思っていたけれどショッピングに慣れてないイクエとケンゾーは7万円分も買うのに丸一日かかってしまった。

観光は次回にとっておこう。

上海の街にそびえる、凝った近代的な建物は夜になるとライトアップされて、いっそう華やかになる。

DSC_0620.jpg

いかにも中国らしい建物のライトアップを見たければ、豫園商城へ。
お土産やさんやレストランがひしめくショッピングエリアだけれど、一つ一つの建物が豪華絢爛。
夜に行くと金色にライトアップされていて、建物群に圧倒される。

DSC_0598.jpg

買い物目当てじゃなくても、行く価値はあるところ。
これぞ、中国的美意識。

DSC_0604.jpg

しかもちょうどこのときは春節だったから、春節用のイルミネーションが出迎えてくれる。
日本のクリスマスのイルミネーションとは全然違う趣き。
カップルでロマンチックな気分に浸るのには向いてないけれど、家族や友人でワイワイ訪れると楽しく明るい気分になる。

DSC_0617.jpg

DSC_0599.jpg

明日はいよいよ最後の国、韓国へ。
あっという間の上海滞在。
締めはやっぱり、イクエとケンゾーが心踊る中国料理。

DSC_0610.jpg

多くの人たちで賑わっているここは、お皿に盛られた料理を自分で選ぶバイキング形式。
と言っても食べ放題ではなく、学食や社員食堂のようにトレーに好きなものを載せたら最後に精算するシステム。

目の前に現物があるから、いつものようにメニューを見て漢字からどんな料理か推測して注文し、たまに予想外のものが来てしまう、ということもない。

色あざやかな野菜、肉に海鮮。

上海蟹もおいしそう!

DSC_0609.jpg

山椒が効いて、舌がピリッとする四川料理もクセになるおいしさだったけど、やっぱり海に面した地域の料理は食材が豊富で、あれもこれも食べたくなる。

ああ〜、胃袋が三つくらいあったらなあ。

DSC_0608.jpg

でも、空芯菜の炒め物は外せないし、本場の点心に舌鼓を打ちたい。
それに、サザエのような真っ黒い貝も気になるなあ。

DSC_0611.jpg

まあ、でも一番気になるのは、おっぱいにストローが突き刺さったようなこれだったけれど。

DSC_0613.jpg

中から滲み出る肉汁とスープをこぼさないように、上手に食べる。
それが、中国の点心を食べる時の注意点。
なら、いっそのことストローを突き刺して、最初にチュチュっと吸ってしまえ、という合理的な発想。

でも・・・。
最初に中のスープを吸ってしまったら、ふっくらアツアツジューシーな点心ではなく、カピカピの点心になってしまった。
残念。

お腹を満たして、さあ明日の早朝のフライトに備えて宿に帰ってぐっすり眠るとしよう。
便器のそばでね!
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

ランキングが上がるとモチベーションも上がります ♪
あなたのclickで応援お願いします!
ほかの世界一周旅行者のブログもここで見られます ♪

コメントはこちらから! 

バックパッカーにとってロストバゲージは・・・

2017.06.15 10:21|中国☞EDIT
膝の曲げ伸ばしが辛いイクエです。
夫からは「グルコサミンを飲んだほうがいい」と笑いながら言われていますが、夫も膝と腰を痛めています。
毎日ストレッチしたほうがいいのかなあ。

夜、まりねえとだんなさんに見送られてロサンゼルス空港から飛行機に乗ったイクエとケンゾー。
ロサンゼルスから上海までのチケットは、1人およそ4万8800円。
安いチケットを取ったので、シアトルで乗り換えないといけない。
乗り換え時間が5時間ほどあるので、一旦空港を出てシアトルの街をちょっとだけ観光しようと思っていた。

シアトルの観光地は思い浮かばないけれど、シアトルと言えばイチローも活躍していたシアトル・マリナーズ。
それに、大手コーヒーショップのシアトルズベストコーヒー。
さらにスターバックスもシアトルが発祥の地なんだって。

スターバックスの一号店はちょっとした観光名所になっているらしい。

コーヒーは好きだけど、スターバックスはそんなでもないわたしたちも、せっかくだから一号店で優雅にコーヒーを飲んで朝食を取ろうと思っていた。

そんな計画を立てていたけれど、わたしたちのトランジットでは空港の外に出られないようだった。

だったら、こうするしかないよねえ。

DSC_0547.jpg

これまでの3年5か月の旅行中、何度空港で寝泊まりしただろうか。
宿代を浮かせるため、あるいは夜間に街まで移動したくないため、単に乗り継ぎ時間が長いため。

先進国アメリカの大きな空港でも、堂々と椅子に寝そべってイビキをかいている人たちが大勢いることになんだかホッとする。

成田でもこうなのかな。

DSC_0548.jpg

さて、ここから乗るのは海南航空という中国の航空会社の飛行機。
初めて乗る飛行機会社。

大きな荷物はイクエとケンゾー、一つずつロサンゼルス空港で預けてきた。
シアトルで乗り換えるけど、そのまま上海まで運んでくれるということだった。

ロサンゼルスからシアトルまでの飛行機は別の航空会社だった。
会社が違っても提携しているから、荷物を載せ替えてくれて目的地まで運んでくれる。
けど、ちょっと不安になる。

でも、今までもこんなケースでちゃんと目的地の空港に届いていたから心配することでもないんだろう。

DSC_0550.jpg

機内食を食べて、映画を見て、仮眠して。

3年5か月かけて大移動をしてきたのに、あっという間にアジアに舞い戻った。

PM2.5が心配だったけど、上海の空港の上には青空があった。

DSC_0554.jpg

早くホテルに移動して、おいしい中華料理を食べたい。
喜び勇んでいたのに、ベルトコンベアーの前で待てども待てどもイクエの荷物がこない。
ケンゾーのは来たのに。

「まさか、ロストバゲージじゃないよね?」
「ここまで来て、最後に?」

ロストバゲージは珍しいことではないけれど、今までわたしたちはその経験をしたことがなかった。

ベルトコンベアーの前からはどんどん人が少なくなっていく。
そして、ついにはわたしたちだけ。

「どうしよう」
「あそこに行くしかない」

わたしたちは荷物の相談窓口に行った。

上海空港の職員は英語がペラペラかと思っていたら、全然そんなことがなくて、意思の疎通が結構大変だった。
ようやく英語ができるという女性職員がやって来たけれど、彼女の英語も拙くて、時間をかけてどうにかこうにかロストバゲージの手続きをすることができた。
荷物が上海に届けられていないのは確か。
ロサンゼルスで飛行機に乗せられたものの、乗り換えのシアトルでどっかに行ってしまったのかもしれない。

今はもう夕方。
明後日の早朝には、上海を出発する。
上海にいる間に、無事に荷物はわたしたちの元にやってくるのだろうか。

上海から韓国のチェジュ島へ、チェジュ島で1泊だけして飛行機で釜山へ、そしてその日に釜山から博多港へ。
安い飛行機と、最後は船で帰国するということにこだわった結果、こんな複雑なルートになったけど、さて、荷物はわたしたちにどこで追いついてくれるのか。

これまで何度も飛行機に乗ってきたけどロストバゲージになることはなかったし、長距離バスでトランクに預けた荷物が誰かに盗まれるということもなかった。
3年5か月旅をしてきて、こんな被害に一度と言わず二度も三度も遭うことはおかしくないはずなのに、今まで一回もないのは不思議だね、なんてふたりで話していたのに。
まさか、最後の最後でね。

荷物がどこにあるかわかったらとりあえずメールで連絡すること、そしてわたしたちの滞在先か帰国後なら日本の家まで届けてくれるという約束を取り付けて、わたしたちは空港を出た。

ベルトコンベアーの前で来ない荷物を無意味に待ち続け、ロストバゲージの手続きをしていたら、1時間以上かかってしまっていた。

街に出て少し観光でもできたらと思っていたけれど、もう夕方。
きょうは宿に移動しておとなしくするしかないな。

DSC_0555.jpg

でもわたしもケンゾーもロストバゲージに失望も苛立ちも感じていなかった。
ついにこんな時が来たか~という感じ。
そして、ラッキーという気持ちも。

なぜなら、海外旅行保険の恩恵を受けられるから!

DSC_0556.jpg

海外旅行保険は、海外での病気や事故、物を盗まれたときのために加入している。
でも、ロストバゲージでも保険が役に立ってくれる。
旅に出る前はそんなこと意識もしなかったけど、友達の旅人たちがロストバゲージで保険を上手に使っていて、いつかその時が来ればわたしたちも、と考えていたのだった。

その補償とは、ロストバゲージにあった場合、旅に必要なグッズを10万円以内なら買っていいというもの。
もちろん条件はある。
ロストバゲージしても○時間以内に荷物が届くのであればダメだとか、旅を続けるために当座の必需品と認められる物しかお金を出してくれないとか。
だから、規約を調べる必要はあるんだけど、旅友たちは「服や靴、洗面用具や化粧品なんかを買って領収書を提出したらお金が戻ってきたよ〜」と言っていた。

軍資金10万円なんて、節約派のバックパッカーからしてみれば、夢のような買い物になる。
くたびれたTシャツや穴の開く一歩手前の靴、使い込んだバッグ・・・。
それを買い換えるいい機会になる。

それにスケジュールなんてどうにでもなる、気ままなバックパッカーの旅。
荷物が届かないことで旅のスケジュールに支障が出て困る、ということもあまりない。

だから、バックパッカーにとってロストバゲージは、アンラッキーというより、ある意味ラッキーなことでもあるのだ。

DSC_0557.jpg

でも、悲しいバックパッカー。
予約している宿までは2キロ以上あり路線バスも走っているのに、荷物が一つなくなって軽くなったし、まあ歩いてみるかと歩き始めてしまった。

でも、これが案外遠い。
途中のバス停でバスに乗ればいいんだけれど、せっかくここまで歩いてきたのに、という気持ちもあって結局最後まで歩く羽目に。
アメリカからの大移動をしてきて疲労が溜まっているのに、これでさらに疲れてしまった。
ああ、大後悔。
3年5か月旅をしてきて、こんな後悔を繰り返してきている。

そしてようやく着いたホテルはJINQYUE99INN
ピンクの外壁の悪趣味な外観。

DSC_0558.jpg

この時期は中国の旧正月、春節。
ホテル探しに苦労するかなと思って、予約していた。
空港への送迎バスも運行されているから明後日の早朝の移動も楽なので、ここにしたのだった。

ダブルルームのトイレ・シャワー付きで、一室ふたりでおよそ1680円。

トイレやシャワーが共同ではないのが嬉しい。

でもこの部屋、違和感がありまくり。

DSC_0559.jpg

中国人の発想にはいつも驚かされる。

3年以上前、この旅の序盤で中国を旅したとき、公衆トイレに入るとドアや仕切りのない便器でみんな仲良く並んであけすけに用を足しているのを見て、中国人の便に関する意識はわたしたちとはまったく違うんだろうなというのは感じた。
一番嫌だったのは、ホテルの共同トイレでドアのない便器で私が大をしていたとき、入ってきた人と目があったこと。
しかも入ってきたのは男性。
だって、男女共同のトイレだったから。

ここまでくると、おおっ広げになんの違和感もなく用を足せる中国人に尊敬の念さえ感じてしまう。

DSC_0561.jpg

シャワー、便器、テレビ、後ろには窓。
カーテンでペーパーホルダーは隠れているし、便器とテレビの間にゴミ箱があってトイレ関連のゴミもこのゴミ箱に捨てることになっている。

服を脱ぎ着する脱衣所がないのは当たり前。

DSC_0560.jpg

部屋の床の排水溝を見つめていると、もはやわたしたちがきょう寝泊りする部屋は、トイレとシャワーが変なふうにくっついているベッドルームではなく、ベッドやテレビが置いてあるちょっと広めのトイレなんじゃないかと思えてくる。

DSC_0564.jpg

とは言え、このホテルの部屋、不便さはない。
ベッド脇にはライトがあり、電話もあって、電気ポットやコップ、お茶まで備え付けられていて、日本のビジネスホテルのような感じ。

DSC_0565.jpg

狭い空間にライトやテレビがあって不自由なく布団の上で過ごせる日本のカプセルホテルを、外国人バックパッカーたちが「ストレンジ!アメイジング!」と笑いながら言う。
このホテルはわたしたちにとってまさにそんな感じだ。

DSC_0563.jpg

この日は春節で、ホテルの周りの飲食店は夕方にはどこも閉まっていた。
かろうじて開いていたスーパーで、今夜の夕食を調達。

中国の安くてうまい食堂で本場の味に舌鼓を打つことを楽しみにしていたけれど、懐かしのつまみやスナック菓子、おいしそうなカップラーメンにワクワク。

DSC_0568.jpg

DSC_0567.jpg

ベッド脇の電気ポットでお湯を沸かし、シャワー後の湯気に包まれたこの部屋で、ベッドに座って、便器を眺めながら今宵の晩餐としよう。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

ランキングが上がるとモチベーションも上がります ♪
あなたのclickで応援お願いします!
ほかの世界一周旅行者のブログもここで見られます ♪

コメントはこちらから! 

旅の終わりを前にして

2017.06.09 06:13|アメリカ合衆国☞EDIT
先週引っ越したイクエです。
手狭になったので、前住んでいたところの近くに移りました。
荷造り荷ほどきで忙しかったのですが、ようやく落ち着いてきました。
引っ越しのたびに断捨離をしてきたのに、物はたまっていくんですよね。

アメリカ最終日を迎えたイクエとケンゾー。
夜のフライトでロサンゼルスからシアトルを経由し上海へと向かう。
上海からは韓国経由で日本へ。
いよいよ最後の旅路。

夜まではまだ少し時間があるので、太平洋を臨む夕日のスポットへ。

DSC_0448.jpg

静かな海。
空の色がこれから刻々と変わっていく時間。

日中は雲ひとつない晴れ渡る青空で、汗ばむ陽気だった。
まもなくやって来る夜を前に、空気が少しずつ冷え始めている。
海風が心地いい。

DSC_0458.jpg

波に削られた断崖と灯台に西日が当たる。
静かで美しい景色に、心がスーッと落ち着いていく。
3年5か月の旅がまもなく終わろうとしているのに、不思議と高揚感も寂しさもそれほど感じない。

目の前の穏やかな景色がそうさせているのだろうか。

DSC_0451.jpg

イクエがアメリカ本土に来たのは今回が4回目。
ケンゾーは2回目。

でも、アメリカのほんの一部しか見ていない。
広くていろんな人たちが暮らしていて、雄大な自然のあるアメリカ。
またいつの日か、来なくっちゃ。
そのときは、どんな形態の旅をしているのかな。

DSC_0460.jpg

空の色が青からオレンジへと滲んでいく。
そんな空を飛んでいるのは、鳥ではなく・・・。

いいな〜。
楽しそう!

イクエとケンゾー、まだまだやり残したこと、やりたいことは山ほどある。

DSC_0459.jpg

でもきっとそれは、旅を5年続けようが10年続けようが解消されることはないだろう。
だからこそ人生は楽しいのかもしれない。
未体験のことや未知のことがある方が、人生に満足せず生きる力になる。

自分がこんなに素直に旅の終わりを受け入れられるなんて、ちょっと意外だった。

DSC_0461.jpg

最初は、この旅は2年ぐらいの予定だった。
2年も旅行し続けるなんて想像もできず、半年ぐらいで帰国することになるかもなーという思いもあった。
でもマイペスースなこの旅で、しんどさを感じることもなく、夫婦水入らずでいつのまにか日本に一度も帰らず3年が過ぎた。
日本にいる家族からは、いい加減に帰って来るように催促されていたけれど、まだ行ってない国、時間をかけてまわりたいこところはたくさんあって、お金さえ続くのなら4年も5年も10年もこのまま夫婦で旅を続けたい気持ちだった。

でも日本で社会人生活をそれなりに送っていて、結婚して完全なる自由人というわけでもなく、常識の枠組みの中で生活していたわたしたちは、完全に旅人になりきれないところがあった。

日本で待ってくれている人たちがいる。
ずっとこんなぐうたらな生活を送るわけにはいかない。
この旅はライフワークではなく、バケーションであり娯楽。
まだまだ旅をし足りない、なんて言っているとキリがない。
自分たちでどこかに根を張り、生計を立てていかないといけない。

いつもどこかでそんな思いを持ち続けていた。

いつかはこの旅を終えなければならない。
でも、その時を迎えた時、それに耐えられるかな。

そんな不安があったけど、旅の終わりをすんなりと受け入れられている自分たちがいた。

太平洋のこのずっと先に、わたしたちが帰るべきところがある。

DSC_0470.jpg

海を一望できる展望台のような場所があり、そこに人々が集まっている。
双眼鏡で沖の方を見ながら、指差している人もいる。
何をしているんだろうか。

DSC_0466.jpg

この辺りにはクジラやイルカがやって来るらしく、観測しているのだという。
コククジラと呼ばれる体長12メートルから14メートルのクジラが、今日は35頭も確認されていた。

DSC_0465.jpg

「いた!あそこ」
「2頭いるわね」

そんな会話がなされて観測者たちは興奮しているけれど、素人のわたしたちにはよく見えない。
なんとなく海面に影ができている気はするけれど。

DSC_0496.jpg

こんなところで「クジラおいしいですよ」なんて言ったら、ものすごく軽蔑されて説教されるんだろなあ。

「小学校のとき、給食で出ていました」なんて口が裂けても言えない。

ここではおとなしく、夕日を眺めていよう。

DSC_0479.jpg

太陽が水平線に吸い込まれていった。
でも、夕焼けの美しさは日が沈んで終わり、ではない。
太陽が消えてしまうと、空は今日の最後の悪あがきかのように、雲をオレンジ色に染め上げていく。
ろうそくの火が燃え尽きる直前、最後にふわっと炎が明るくなるみたいに。

DSC_0510.jpg

まだ、中国、韓国と残っているけれど、その二つの国はこの旅の1番目と3番目に訪問した国。
今回はトランジットのために立ち寄る程度。
だから今日が、実質的には旅最後の日のようなもの。

太陽が太平洋に沈むのをしっかり見届けて、旅の終わりを受け入れる。
図らずも、なかなかいい過ごし方になっている。

わたしたちと同じように、夕焼けに見とれている人がいる。
頭がとんがっている、特徴的なシルエット。

DSC_0507.jpg

頭はどうなってるのだろうと思っていたら、個性的なヘアスタイルの持ち主だった。
すごく尖っている。

DSC_0515.jpg

彼も夕焼けにたそがれて、何か思っていたのかな。

フライトは夜だったけれど、まりねえとだんなさんが空港まで車で送ってくれた。

ロサンゼルスの空港は、刻々と色が変わるモニュメントやUFOみたいな建造物があって、近未来都市みたい。

DSC_0533.jpg

DSC_0535.jpg

DSC_0538.jpg

後ろ髪引かれながら、旅を打ち切るような気持ちで帰国するかと思ったのに、こんなに穏やかに最後を迎えられているのは、まりねえたちのおかげだと思う。

くつろげる日本の家庭のようなまりねえの家。
こういうの久しぶりだなあ、いいなあ、日本に帰りたいなあ。
そんな気持ちにさせてくれた。

DSC_0536.jpg

本当に素敵な夫婦。
親戚のお姉さん、お兄さんみたいだった。

DSC_0540.jpg

お土産に渡したグアテマラで仕入れたポーチとベルトを、しっかり愛用してくれていた。
もっといいものをたくさん買ってくればよかった。

DSC_0543.jpg

今度日本で会うときは、おいしいものをぜひご馳走させてくださいね!

本当に本当にありがとう!!

まりねえが持たせてくれた夜食のおにぎり。

DSC_0545.jpg

旅を終えることがあんなに不安だったのに・・・。
日本でどんな仕事に就けるかどうかも未定で、帰国後の白紙の生活があんなに怖かったのに・・・。

海苔で巻かれたおにぎりの味にホッとして、まもなく日本に帰ることが心待ちにさえなってきた。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

ランキングが上がるとモチベーションも上がります ♪
あなたのclickで応援お願いします!
ほかの世界一周旅行者のブログもここで見られます ♪

コメントはこちらから!