Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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メキシコ・ティファナから陸路でアメリカ入国

2017.04.30 09:44|アメリカ合衆国☞EDIT
最近夢が叶ったイクエです。
以前の記事で「桜が咲くころに夢が叶いそうで、その時ご報告します」と書いておりました。
すぐにご報告しようと思っていたのですが、そんなことより世界一周の旅行記を読みたい読者の方もいると思いますので、帰国するまでをまずは書き上げてからにします。


きょうからアメリカ編!
と言っても、前回はアメリカとの国境の街、メキシコ・ティファナに到着するところまでで終わっていたので、その続きを。

ティファナの空港から国境近くまでは路線バスで移動。
バス代は一人11ペソ(約66円)。

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車窓から見えるのは、広い駐車場のあるきれいなショッピングセンター。
大型スーパーやレストランのチェーン店。

もうすでに、アメリカの匂いがする。

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メキシコを抜け出して、ついにアメリカに入国するんだという実感が湧いてくる。
そして、わたしたちの3年5か月の旅のゴールが目前に迫ってきてしまっているという実感も。

20分ほどでバスを降りた。
国境の街、ティファナはどこか殺伐としている。

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実は、イクエにとってはティファナに来るのは2回目。
今から15年も前のこと、学生のとき今とは逆にアメリカからメキシコ入りしたことがある。

そのときこの街は、世界でもっとも治安の悪い凶悪都市として悪名高かった。
でも、わたしはそんなこと知らなかった。

アメリカ側の国境の街サンディエゴでお店のおばさんに「あなたこれから一人でティファナに行くの!? あんなとこ行くもんじゃない。わたしの弟はFBIだけど弟さえも近づかない街よ!」と苦言を呈された。

それでもわたしは「もうここまで来たのだから」という思いで、ビビりながらもティファナに行き、薄暗く独房のような連れ込み宿で、怪しい年の差カップルの出入りを見ながら1泊したのだった。

幸いにもティファナで危ない目には合わなかったけど、今思えば20歳ぐらいの女の子がバックパックを背負ってウロウロするなんて、向こう見ずなことをしたなあと思う。

国境の街には、不法入国してアメリカで稼ごうと夢見る人たちがやって来る。
そして結局入国が果たせず、故郷にも帰れなくなって居座ってしまい、その街の治安が悪くなるということが起こる。

それでもこのティファナは当時と比べるとだいぶ治安が改善しているようだ。
ここより危ない国境の街は、今は東の方に移っているらしい。

いっぽう、昔よりもお土産屋さんや露天商の数は減っていた。
メキシコペソも余っていたし、帰国を前にお土産をもっと買いたかったので期待していたのに、その願い叶わず。

仕方なく、残していたメキシコペソをドルに両替。

今まで何十回と陸路で国境越えをしてきた。
その中でこの国境が一番混雑している。

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車線がいくつもあり、アメリカ入国のための車が列を作り、手続きを待っている。
車だと通過するのに、一体何時間かかるんだろう。

「壁を作る」というトランプ政権になって、もっと混雑するようになるんじゃないかな。

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入国のための車のレーンをまたぐように、大きな歩道橋が架かっている。
歩道橋の向こうに、イミグレーションオフィスがあるはず。

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でも、いくら探してもメキシコ側のオフィスが見つからない。
ここかなと思って入ったところは、アメリカの側のオフィス。
まずはメキシコの出国スタンプをもらわないと。

近くの人に聞いたり、お店の人に尋ねたりしたけれど、出国スタンプがどこでもらえるのかわからない。
「出国スタンプなんて必要ない。アメリカの入国手続きをそのままやればいい」と言われる始末。
さすがにそれはダメでしょ。

行ったり来たりしてさまよっていると、警備員のおじさんが声をかけてくれて、イミグレーションオフィスらしき建物に案内してくれた。

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高台にある建物は、確かにメキシコのイミグレーションオフィスだった。
手続きを終えたような人たちが建物から出て来るけど、何かが違う。
周りをうかがいながら建物の中に入ってみる。

建物の中には制服を着たスタッフがいて、パスポートを手に持った人たちがたくさんいる。

そして建物に入ったわたしたちふたりを訝しそうに見る。

スタッフに声をかけられたので、出国スタンプがほしいと答えたところ止められた。
「出国スタンプはもらえない」というようなことを言っている。

すると別のスタッフが来て、奥に進んでいいよと言われた。
だから奥に進んでみたけれど、やっぱり変。
これっていいの?
でも、行けるところまで。

わたしたちは明らかに、レーンを逆走していた。
パスポートを持った人たちとはすれ違うけれど、その人たちはすでにスタンプをもらって建物から出て行く人たち。
わたしたちはどうも、出口から建物に入ったようだった。
とはいえ、それ以外の入り口が見当たらない。

「これ、違うよね」
「まだ進んでいいとかな?」
「逆走しよるよね。
 もう無理じゃない?」


行けるとこまで進むと、係員がスタンプを押している場所までたどり着いた。
向こう側には、これからスタンプをもらう人たちがこちらを見て整列している。
これから、メキシコの入国スタンプをもらう人たちが。

そう、イクエとケンゾーだけ場違いなのだ。

わたしたちがもらいたいのは、メキシコの出国スタンプ。
ここにいる人たちは、アメリカからやって来て別の入り口からこの建物に入り、メキシコの入国スタンプをもらってこれからメキシコに滞在しようとする人たち。

そばにいたスタッフにパスポートを見せて聞いて見ると「出国スタンプはない。そのままアメリカに行っていいよ」と軽くあしらわれる。

本当に?
大丈夫なの?

外国と海で隔てられた島国の日本では、出国と入国手続きの場所に距離があるし、はっきりと分かれている。
でも、外国では出国・入国手続きの場所や仕方がわかりにくいことがある。
EU加盟国のヨーロッパの国なんて手続きも必要ないし、どこが国境かさえわからず、バスに乗っていて気づいたら隣の国に入国していたということも珍しくない。

結局わたしたちはメキシコの出国スタンプを押されないまま。
パスポートに入国スタンプは押してあるのに、このままじゃずっとメキシコに不法滞在しているようにならないかな。
モヤモヤするけど、どうしようもない。

後日インターネットで調べるとこの国境を陸路で移動した人のブログで「スタンプはもらわなかった」と書いてあったのがいくつかあった。
その一方、「スタンプをもらった」と書いている人もいた。
ティファナでの出国スタンプについて知っている方がいましたら、のちの旅行者のためにぜひ教えてください!

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さて、メキシコ出国のスタンプがなく不安な気持ちのまま、イクエとケンゾーはアメリカの入国手続きの列に並ぶことにした。
長い行列でなかなか前に進まない。
ここを抜けたアメリカ側で、大切な友人がわたしたちを待っているというのに。
友人を待たせていることもあって、なかなか進まない列がじれったい。
イライラが募る。

1時間以上は並んだかな。
やっと順番が来て係官にパスポートを見せると「ここじゃないよ。まずは後ろの建物に行って」と冷たく言われた。

えー!!
それはないよ。
1時間も待ったのに!!

怒ったところでどうしようもない。
仕方なく退散。

確かにこの建物の入り口のそばに別の建物があって、そこにも列ができていたのが気にはなっていた。
わかりにくいシステム。
限られた人だけ、その手前の建物でも手続きをしなければならないらしい。
その建物に入るにもまた列に並ばなければならず、炎天下のなか待ち、ようやく中へ。
そこでわたしたちは入国カードの6ドルをアメリカ政府に支払い、よくわからない手続きをしてもらって外に出て、再びさっき1時間並んだ列に並び直した。

アメリカへの国境越えは時間がかかると聞いていた。
でも、最初に間違った列に並んで1時間以上無駄にしてしまったので、予定していたよりもかなり時間を費やしてしまった。

国境で待っている友人がとても気がかり。

その友人というのは、世界一周旅行を始める前年、ケンゾーが東北の被災地でボランティアをしていたときに知り合った「まりねえ」。

まりねえはケンゾーと同い年で、日本人の旦那さんとともにロサンゼルスで暮らしている。
まりねえとはイクエも岩手県で会っていたし、それにこの旅行中も再会していた。

みなさん覚えてますか?
イクエとケンゾーがペルー滞在中にペルーに来てくれたことを。
まりねえのいとこのカホちゃんとともに、いっしょにペルーを観光したんです。

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旅の最後にまりねえと再会したくて、ロサンゼルス経由で帰国することをわたしたちは楽しみにしていた。

わたしたちは、国境からまりねえ夫妻の住むロサンゼルスまで長距離バスか何かで移動するつもりだったけど、なんと車で迎えに来てくれることに。

ロサンゼルスからこの国境まではおよそ200キロ。
車で2時間以上かかる。

送迎のために往復4時間運転してくれるなんて、この夫婦はなんて優しいんだろうか。
ただでさえ申し訳ないのに、さらに国境の向こうで2時間以上待たせてしまっている。
1秒でも早く、入国手続きを終えて二人の元に駆けつけたい。

ようやくわたしたちの番がまわって来た。
わたしもケンゾーもイライラは最高潮。

すると女性の係官がわたしたちに言った。
「あなたたちすごく待ったでしょ。
 どのくらい待った?」

隣の男性の係官も憐れみの目でわたしたちを見る。

どうやらさっき無駄にこの行列に並んで追い返されたわたしたちのことを覚えていたらしい。

「2時間は待ちましたよ」
そう答えると申し訳なさそうに肩をすくめて言った。
「うわー、それはかわいそう。
 やっぱりねえ」


わたしたちのように間違えて列に並ぶ旅行者がたまにいるような感じだった。

女性係官と男性係官は目を合わせて「このシステムはわかりにくいよね。よくないよねえ」と言ってくれた。
わたしたちに同情して、すまさそうにしてくれただけで、少し報われる気がした。

アメリカという国は自己中心的で威張っていてジャイアンみたいだけど、アメリカ人ひとりひとりはとても気さくでフレンドリーで気持ちがいい人たちだというのは、これまでも実感している。

メキシコのアメリカ大使館でアメリカのビザを取得したときもそうだった。
これまでアメリカに入国するとき日本人はビザなんて必要なかったのに、イスラム圏の国に行ったことがある人はビザが突然必要になったのだ。
イクエとケンゾーはスーダンやイランを旅していたからアウト!
いきなりそんな締め付けをするアメリカに大きな不満を抱えながら、メキシコシティの観光はお預けで連日大使館に足を運び、160ドルという大金を払ってビザを取得。
そのとき大使館の職員がとても感じがよくてフレンドリーに対応してくれた。
そのときも「くそー!アメリカめ〜!」って思ってたけど、感じのいい職員の対応に「まあ、しょうがないか」という気持ちになったのを覚えている。

で、そのせっかく取得したアメリカビザだけど・・・。

入国スタンプをもらおうと係官にパスポートを渡す。
すると不思議そうに聞いてきた。

「君たち、日本人でしょ。
 ビザいらないのに、なんでビザ持ってるの?」


漫画やコントみたいだけど、この言葉にふたりして「ガクッ〜!!」

わたしたちの努力とふたりで320ドルの高額なビザ代は、なんだったんだ。
アメリカ政府が取れって言ったからわざわざ取ったのに。
こんなんなら取らなくても入国できたよ・・・。

「アメリカがね、オバマ大統領がね、この前イスラム圏の渡航歴がある人はビザが必要って言ったんだよ。
 テロの予防でね」


「そうだったけ?」という顔で係官たちがボソボソ話し始める。
まだそのルールは、入管の係官の間にさえ定着していなかった。

ともあれ、ビザのところに入国スタンプを押されて晴れてアメリカ入国!

苦労して取得したビザは今回結果的に必要なかったかもしれないけど、有効期限は10年だから、努力とビザ代に報いるために、近い将来、絶対またアメリカに来てやるぞ、何度だって来たやるぞ!と誓ったイクエとケンゾー。
でも、帰国後にどうやって生計を立てていくのかは未定。
旅費を捻出できるのだろうか・・・。

帰国後のことを考えると急に不安になるけれど、まだこの楽しい旅は終わっていない。
ようやくアメリカ!

まりねえたちに連絡しないまま、何時間も待たせてしてしまっているけど、無事に会えるかな。
早く、会いたいよー!
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旅したメキシコ こんな国

2017.04.24 23:29|北中米・カリブ☞EDIT
メキシコには2016年の1/13~2/6まで25日間滞在しました。
とうとう北アメリカに足を踏み入れ、そして実質的には旅をした最後の国になりました。
そんなメキシコ旅を振り返ります。

◇旅の費用はいくら?◇

メキシコでいくら使ったのか発表します。

交通費  4,745.50ペソ+153.92ドル
外食費  1,637.00ペソ
食料費  2,016.00ペソ
宿泊費  4,340.00ペソ
観光費  5,872.00ペソ
その他  884.00ペソ

合計  2353.55ペソ+65ドル=約148,531円(1ペソ=6.62円)
約6,189円/1日2人で


セノーテでダイビングをしたので、高くついた。
ダイビングは一人2450ペソ(およそ150ドル)だった。

観光大国のメキシコは遺跡やビーチリゾートなど見どころ、遊びどころ満載、だけど入場料などはそれなりの値段かかる。
長距離移動のバス代も安くはなく、「ああ、先進国にやって来たなあ」なんて思うことも。
だけど、先住民族が多く住む町や村は宿泊費や食費はリーズナブルに抑えることができる。


◇移動手段はこうでした◇

メキシコは長距離バスが発達していて、ターミナルも大きくてバス会社もたくさんある。
値段を気にしないなら利用しやすいけど、安く移動したいバックパッカーには使いにくい。
同じ行き先でもバス会社によって運賃が違うし、たとえ同じ会社でも時間帯によって運賃が変わるので、リサーチが必要。
安いバス会社は大型ターミナルに入ってなくて、全然違うわかりにくい場所から発着していることも。

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2、3時間の中距離なら、大型バスではなくワゴンタイプのミニバスが運行していることもある。
ミニバスは場所によっては、荷物代も徴収されることがある。

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バス代は安くはないので、広大なメキシコをまわるつもりなら、たまに飛行機を取り入れたほうがいいかも。
飛行機のほうが安い場合も。


◇こんなお宿に泊まりました◇

メキシコは旅行地として人気の国なのでホテルはたくさんある。
でも場所や時期によっては、満室のところも。
とくにセノーテやビーチ、遺跡のあるトゥルムの街がそう。
日本人にはカンクンが有名だけど、「カンクンではビーチ沿いの高級リゾートホテルに泊まらないと滞在する意味がない」、そんなふうに外国人バックパッカーは考えていて、カンクンよりもリーズナブルなトゥルムに押し寄せる。
だからバックパッカー用のゲストハウスはたくさんあるのにどこも満室。
トゥルムに行く人は注意が必要。

メキシコで有名な日本人宿と言えば、メキシコ・シティではペンション・アミーゴ。
狭いダブルルームで一人100ペソ。
キッチンもあるけどちょっと狭く、建物も古く、バスルームも決して使いやすいわけではない。
それでもメキシコ・シティでこの立地と安さは魅力で、朝食もついていて旅の情報も集まるので、日本人に人気がある。

カンクンで人気の日本人宿はロサス・シエテ。
男女別のドミトリーは一人150ペソ。
日当たりがよく清潔感ある。
でも、せっかくカンクンに行くのなら一泊くらいビーチエリアのリゾートホテルに泊まったほうがカンクンを満喫できるかも。

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サン・クリストバル・デ・ラスカサスの日本人宿は、カサカサ。
ダブルルームで一人70ペソ。
シェアハウスのような雰囲気で、街の居心地のよさもあり長居する人も多いと思う。

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◇これが一番うまかった!◇

ケンゾー 「テキーラ」
その土地その土地のお酒を飲むことが醍醐味のひとつだったこの旅。
メキシコでの楽しみは、もちろんテキーラ。
テキーラと言うと、味を楽しむというよりはショットグラスで一気飲み、酔うために飲むっていうイメージだったんだけど、本場メキシコで一変。
本物のテキーラは美味い!
テキーラはサボテンからできてると思いきや、実はサボテンじゃなくてアガベという植物。
日本語では竜舌蘭と表記されるけれど蘭の仲間ではないらしい、ややこしいね。

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香り豊かで美味しいテキーラを飲みたかったら『CRT(テキーラ規制委員会)』と『AGAVE100%』と表示されたものを選ぶべし!
ボトルごと冷凍庫でキンキンに冷やすと少しトロ〜っとしてより美味しくなる。
お勧めはストレート。
ほのかに甘みがあって香りも上品。
あまりに美味しくてボトル1本なんてすぐに空いちゃうよ。

自分のお土産用にメキシコ・シティのスーパーで買ったこのテキーラ。
700mlで確か千円しなかったと思う。
ちなみにアルコール度数は35度。
いつ、どんなシチュエーションで飲もうかなあ ♫

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イクエ 「モーレ」
モーレはメキシコ人からも愛されている定番料理。
チョコレートで作ったソースだなんて、ちょっと気持ち悪く感じるし、チキンやライスに合わないと思うけど、これがおいしい!
たくさんのスパイスやナッツ、野菜が隠し味に入っていて、甘すぎず、味に深みがある。
どろっとしたビーフシチューのような、濃厚なハヤシライスのような味。
メキシコ滞在中、メニューにあったらいつも頼んだ。
スーパーで缶詰のモーレソースが売ってるようなのでお土産に買えばよかったと後悔。
あの味を再現したいけど、日本の家庭で一から作るのは大変そう。
日本でもタコスだけじゃなく、メキシコ料理店でモーレも気軽に食べられたらいいのになぁ。

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◇おすすめ!!一番良かった場所◇

ケンゾー 「セノーテ」
遺跡や民族の村など観光名所を挙げたらきりがないメキシコだけど、メキシコでしか体験できないのがセノーテ・ダイビング。
セノーテとはユカタン半島に存在する地下の泉のこと。
ユカタン半島には7000以上のセノーテがあると言われていて、一般人が潜ることができるセノーテもいくつかある。
音や潮の流れもなく、静寂に包まれた地下の泉は「神秘的」という言葉がぴったり。
クリアに澄みきった幻想的なコバルトブルーの空間を漂っていると宇宙遊泳しているような錯覚も感じられる。
海のダイビングとはひと味もふた味も異なるセノーテ・ダイビングは予想以上に楽しかった。

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イクエ 「サン・クリストバル・デ・ラスカサス」
メキシコ北部の街で、多くの先住民族たちが自分たちの誇りを守りながら暮らしているところ。
グアテマラでも、それぞれの民族が独自の伝統衣装を身にまとい暮らしているけれど、メキシコにもそんな場所が残っています。
周辺の村巡りをすると、それぞれ違う文化をもつ先住民たちの暮らしが垣間見られてとても興味深いです。
独特の宗教観も不思議。
ちょうどお祭りシーズンだったので、個性的な衣装や踊りが見られたのも楽しかったです。
本来、メキシコってこんな場所だったんだなあと気づかせてくれます。
先住民たちの暮らしや文化に興味がある人、伝統工芸品を買うのが好きな人、グアテマラには立ち寄らない人には、とくに行ってほしい場所です。

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◇ふらり ゆるり メキシコの感想は?◇

ケンゾー
感想は、たった25日じゃぜんぜん足りない!かな。
旅人に人気のグアダラハラにも行ってないし、愛犬の原産地チワワにも行きたかったし、なんと言っても大自然が広がるバハ・カリフォルニアを旅したかった。
ただ、メキシコを満喫するには時間とお金がかなり必要。
メキシコは位置的に、長期の旅人にとってスタートして間もない時期か旅の終盤に当たることがほとんどだと思う。
このあと中南米へと南下する旅人はメキシコでテンション上げ過ぎないほうがいいかも。
リゾートはカリブ海にもあるし、南下すれば遺跡もどんどん出てくるし、民族も濃くなってくる。
お土産だってグアテマラやボリビアのほうが断然安いので、あんまりメキシコでがんばり過ぎないほうがいいんじゃないかなあ。

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イクエ
カリブ海あり、遺跡あり、コロニアルな世界遺産あり、アートあり、テキーラありの盛りだくさんの国でした。
今回旅行したのは、メキシコのごく限られた場所。
メキシコの国土は広く、行ってみたい場所が山ほどありました。
時間があるのなら、あと二か月くらいは旅したかったなー。
とは言え、国土も広いしバス代もそこそこ高いので、バックパッカーは割り切って行きたいところの候補を絞る必要があるかも。
イクエは二回目のメキシコ旅となりましたが、まだまだ行きたりない!
またいつかメキシコに来て、行ってないところを旅行したいです。
メキシコの自然にもどっぷり浸かりたいです。

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ケンゾー 旅最後の散髪@メキシコ

2017.04.18 06:39|メキシコ☞EDIT
3年5か月の旅行中、日本から持ってきたタオル一枚をほぼ毎日使って、全然痛まなかったことに驚いているイクエです。
毎日使って、毎日洗って、毎日干して・・・。
旅行中に買い換えるかなあと思ってたけど、全然その必要なし。
別にいいタオルじゃなくて、ドラッグストアで三百円くらいで買ったものなんだけどね。

雄大な景色を見ながら、優雅に朝食をとったイクエとケンゾー。

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ここパツクアロには、先住民タラスコ族の人たちが暮らしている。
周辺の村々も伝統工芸品づくりが盛んで、わら細工の村、銅製品の村、革工芸の村など、それぞれ特徴がある。

旅の終わりを間近に控え、きょうはお土産探しも兼ねてキロガという村に行ってみることにした。

キロガ

キロガは革製品を作っている村だけど、ミチョアカン州の民芸品の集まるお土産やさんストリートのあるお土産天国らしい。

キロガはパツクアロから北東に30キロほど離れた場所にある。
キロガ行きのバスはバスターミナルから出ている。

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バス代は一人20ペソ(約132円)。
30キロとそれほど離れていないけれど、途中の村々で止まるので1時間弱は見ていた方がいい。

きょうもお天気で、すがすがしい。
メキシコには、青く晴れ渡る空が似合う。

のどかな村々を経由しながら、キロガに到着。
商店街がまっすぐ伸びていて、思ったよりも栄えている。

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街のシンボルらしき大きめの教会を見つけると、中を見学したくなるイクエとケンゾー。

教会って本当にそれぞれ特徴があって、その土地の人の世界観なんかがわかる。
この教会はね、きらびやかではないけれど、とても鮮やかだった。

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極彩色の天井。

いろんなデザインの十字架やマーク。
聖書の一場面のような絵。

首が痛くなるほど上を見上げて、一つ一つに見入る。

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キロガには、確かにお土産屋さんストリートがあった。
でもどの店も置いてあるものは似たり寄ったりで、これといったものがない。
もっと細かい手仕事の工芸品を期待していたんだけど。

南部のサンクリストバル・デ・ラスカサスの方が、かわいい民芸品がたくさんあった。
もっとそこで買っておけばよかったなあ。

旅の終わりを意識して、お世話になった人に贈る必要最低限のお土産は買ったんだけど、小学4年生の姪っ子へのお土産をまだ買っていなかった。
実家に帰る日は姪っ子の誕生日。
女の子が気にいるお土産を探しに来たけど、次の国アメリカに持ち越しかな。
でもアメリカで売ってる物って、日本でも買えそうだよね・・・。

お土産探しを諦めたイクエとケンゾー。
この街でのほかの目的はない。

さあ、何をしよう。

腹ごしらえしよう!

市場の片隅にある食堂コーナー。
食堂コーナーと言っても屋内にあるわけではなく、足元はアスファルト、頭上にはテント。
屋台街のようなところだ。

イクエが注文するのは、アレ。
メキシコ料理の中で、大好きになったモーレ

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チョコレートで作った濃厚ソース。
メキシコ滞在中たくさん食べたけど、この味とももうお別れかあ。

腹ごしらえをしたあとは、ケンゾーが最後にやっておきたかったことを。

散髪!

長期旅行者のなかには長髪にする男性も多いけれど、ケンゾーは3年5か月短髪を貫き通した。
ときには青空床屋で、ときには妻に切られ。

わたしたちにとっては、ケンゾーの短髪は正解だったと思っている。
長髪が似合う人はいいよ、でもケンゾーはね・・・。

人は見かけじゃないけれど、やっぱり長髪よりも清潔感はある。
これまでの旅行中、現地の人と親しくなって家に招待されたり家族を紹介されたりする機会も多かったけれど、もしケンゾーが長髪だったら声をかけにくい雰囲気だったかもしれないし、両親に紹介してもらえなかったかもしれないと思う。
それに、長髪だといかにもヒッピー風の旅人だけど、現地の床屋で現地人と同じヘアスタイルにすることで目立たないという利点がある。
強盗やひったくり、よくあるバス内でのバッグ盗難などの被害に遭わなかったのも、短髪のおかげだったかもしれないと考えるのは、大袈裟だろうか。

それに、読者の方に人生の先輩が多いこのブログ。
もしケンゾーが長髪だったら、ブログを読んでくれる人も減ったかもしれない。

わたしがケンゾーと出会う前、ケンゾーが長髪だったときがある。
昔の江口洋介みたいなヘアスタイル。
その時の写真を見たとき「わ、気持ちわる!」って思った。
ケンゾーが長髪だったら付き合わなかったかもしれない。
人は見かけじゃないっていうけれどね・・・。

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この街の中心地にある広場。
老舗のお店が、回廊のように広場を取り囲んで並んでいる。
そのなかに、一軒の床屋があった。

ここに決まり!

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ちょうど閉店前だったらしく、木製のドアが閉められた。
利用客は多いようで、閉店後もドアを叩いてお客さんが現れるけど、ご主人は断る。
閉店前にギリギリ間に合ってよかった♪

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レトロな床屋さん。
アンティークショップにあるような棚。
古い白黒写真。

ご主人は60歳くらいだけど、創業何年になるんだろう。

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壁一面には鏡。
でもこの鏡も古いものらしく、歪んで見える。
それがまた、この空間を味のあるものにしている。

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これまで何度となくケンゾーの散髪を見学してきた。
今思うと、その時間、けっこう好きだ。
ダンナがこれからどんな髪になるのかちょっとワクワクもするし、店主の手さばきに従ってケンゾーの顔が不安げになったり安心した顔になったりするのを見るのも楽しかった。
世界一周なんてしなければ、ダンナの散髪に立ち会うことなんてなかったと思う。

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ケンゾーが旅行中、髪を切るのもこれで最後。
このヘアスタイルでアメリカに行き、日本に帰るので、まともな髪型じゃないとこっぱずかしい。
それはそれで、わたしは楽しいけれど・・・。

50年前に流行った髪型になるのだろうか。

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散髪代は30ペソ(約198円)。
メキシコの物価を考えても、安い!

閉店した店のドアの前でパシャリ。
ケンゾーさん、こんな髪型になりました。

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後ろに撫で付けられた前髪が少し気になるけれど、まあ、いいでしょう。
もみあげとヒゲが繋がっているのも、ケンゾー好みです。
スッキリ、サッパリ。

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翌日、わたしたちはメキシコ・シティに戻った。
普段安宿ばっかり使ってホテルの部屋にチップなんて置かないけれど、このホテルには枕元に置いてきた。
こんな安く、素敵なホテルに泊めてくれてありがとう。
こんな小汚いわたしたちのために、毎日ベッドメイキングしてくれて、アメニティーを補充してくれて、ありがとうございました。

メキシコ・シティへは、行きと同じようにバスを乗り換えながら進む。
まずはモレーリアまで45ペソ(約297円)。

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モレーリアからはトルーカ行きのバスに乗る。
一人225ペソ(約1485円)。

ダイレクトに行くバスもあったけれど、刻んだ方が安かったから。
でも、移動で疲れたから失敗だったかも。

トルーカからはメキシコ・シティ行きのバスに乗って。

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朝にパツクアロを出発したけど、メキシコ・シティの宿に着いた時はもう日が暮れかけていた。
メキシコ最後の夜を楽しもうと思ったけど、ヘトヘト。

最後の夜は宿でおとなしく過ごし、翌日夜明け前に出発。
目指すは空港。
メトロバスでそのまま空港まで行けるので楽チン。

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40分ほどで空港に到着。
メキシコ・シティの空港はやっぱりきれい。

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近代的で、ほっとする。
これから行くアメリカはもっとほっとするのかな。
さらに、帰国したらもっともっとほっとするんだろうね。

刺激を求めて旅をしているけれど、悲しいかな、やっぱり整備されて発展した空間に身を置くとほっとする自分がいる。

この空港から目指すのはアメリカ、ではなく、アメリカとの国境の街ティファナ
メキシコからアメリカ行きのチケットはやっぱり高いので、割安な国内線で国境の街まで行き、自分たちで国境越えすることにした。

ティファナ

メキシコ・シティからティファナまでの飛行機代はふたり合わせて154USドル(約19500円)。
安い飛行機なので、機内は狭い。

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メキシコ・シティからティファナまでは直線距離で2500キロ弱。
これをバスで移動するとなると時間もかかるし、バス代もそれなりにかかる。

飛行機だとおよそ3時間半ほど。

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窓から見えるのは砂漠と海。
カリフォルニア湾。

メキシコって本当に広大。

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人を寄せ付けないような荒涼とした大地が広がる。

さまざまな表情をもつメキシコ。
今回の滞在日数じゃ全然足りなかった。
またいつか来て、今度は北部をゆっくりまわりたいなあ。
雄大なメキシコの大自然を堪能したい。

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国境の街、ティファナが見えてきた。
ついにまもなくアメリカ。

アメリカでは、わたしたちを待ってくれている人がいる。
久しぶりの再会だあ!!
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タラスコ族の街パツクアロ 教会の飾りが意外なアレ

2017.04.14 07:20|メキシコ☞EDIT
大学芋が子どものころから大好きだけど、なかなか食べる機会のないイクエです。
揚げたて胡麻団子も大好きです。
杏仁豆腐もね!
和菓子もおいしいけれど、中華のスイーツも素材を活かした味でおいしいですよねー。

パツクアロのステキなホテルに泊まっているイクエとケンゾー。
特に何があるってわけではないけれど、ホテルはとても落ち着くし、ここから見える景色に心奪われるし、このままだと何もせずにホテルにこもってしまいそう。

でも、せっかくここまで来たのだから。
重い腰を上げ、パツクアロの旧市街に繰り出すことにした。

このホテルはパツクアロの旧市街からは少し離れている。
でも、歩けない距離ではない。
丘を下って、てくてく、てくてく。
きょうは晴天。
パツクアロ湖を横目で見ながら、下界へ。

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味わいのある街並みになってきた。
素朴な建物の壁は、白と赤茶色のツートンカラー。
でこぼこの石畳。

ぐにゃりと波打っている瓦屋根。
軒下に組まれた木。
白壁を飾るお揃いの黒い街灯。

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石造りで背の高い堂々とした建物が並ぶコロニアルな街並みも魅力的ではあるけれど、こんな素朴な「古き良き時代」を閉じ込めたような飾らない街並みも、心をときめかせてくれる。

「古き良き時代」の街並みではあるけれど、確かにここで現代の人々が生活している。

間口の狭い床屋さん。
古いけれどよく磨かれた椅子といい、奥のステンドグラスのアーチ型の窓といい、レトロでかわいい。

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パツクアロの標高は2175メートル。

空気が澄んでいて、豊かな緑が広がり、穏やかなパツクアロ湖も美しいこの街には、およそ9万人が暮らしている。

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風光明媚なこの場所は、かつては先住民であるタラスコ族の首長の保養地だったそう。
スペイン人たちがやってきたのは、1530年代のこと。
そして、今のような街並みがつくられた。

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スペイン人たちが侵略してくると、タラスコ族たちは虐げられ、蔑視された。
そんななか、スペイン人のバスコ・デ・キロガ神父が、タラスコ族の人権保護を訴えたという。
街では、そんなキロガ神父がいまも讃えられている。
そして現代も、多くのタラスコ族たちがパツクアロや周辺の村々で生活している。

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街にある、いくつもの教会。
メキシコで最古の教会の一つバシリカ
1554年に建設された、白壁とレンガの塔が特徴的な建物。

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素朴な外観のイメージとは違い、内部は荘厳で気品がある。
香りの強い花々が祭壇にも壁にも飾り付けられ、この教会が地元の人たちから大切にされていることを物語っている。

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祭壇の聖母像。
トウモロコシの穂で作られているらしいけれど、ぱっと見るだけではわからない。
足元の銀の装飾品は、牛の角のように見えるけれど何だろう。

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もうひとつ、興味深い教会を見つけた。
こちらの教会は、先ほどのバシリコと比べてかなり素朴で質素な雰囲気。
金を随所に使った教会が多いなか、ここは装飾品がほとんどなくてシンプル。

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それでも、この教会だって地元の人に愛されている。
この土地に根付いた教会だというのがわかる。

祭られている聖者たちは、タラスコの民族衣装に身を包んでいる。
お供えされているものも、ご当地のもの。

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聖母像も民族衣装。
足首まであるコットンのワンピースには、花柄の刺繍。
頭からは大きなショールをまとっている。

自分たちの民族衣装に身を包んだ聖母像のほうが、きっと愛着がもてる。

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正面の祭壇に、磔にされたキリスト像があるのはほかと同じ。
しかし、キリストだって、腰に巻いているのはこの土地の布。
祭壇を飾るテーブルクロスも特徴的。

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そして驚いたのは、キリスト像の頭上に飾られている網!
網には、りんごやパプリカ(ハバネロ?)のようなものが。
この網、どう見たって漁業用の網。
ウキと思われるものもくっついている。

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さらには、煮干のようなものがたくさん!!

ここパツクアロは、昔から湖での漁業が盛ん。
松の木をくり貫いた小さなか丸木舟に乗って、網漁をしている。

この飾りつけは、大漁を願っているのかもしれない。

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続いては、パツクアロの観光名所のひとつ11の中庭の館
その名の通り、中庭がたくさんあるかつての修道院。
1742年に建てられたもの。

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大きな中庭や、こじんまりした中庭。
回廊に囲まれ、中央に噴水のある華やかな中庭。

それぞれの中庭には特徴があり、時間によってそれぞれ陽の光の入り方が違う。

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これだけいろんな場所に中庭があると、日中は常にどこかに日差しが入る。
高地で涼しいから、時間帯ごとに日差しを求めて暖かい庭に移動すればずっと日向ぼっこできる。

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かつては修道院として使われていたこの場所は、いまでは民芸品店や工房がいくつも入っている場所。

ある部屋を覗き込むと、大きな織り機と格闘している男性が。
見学させてもらえるようになっている。
それにしても、この大きさ!

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ロープ状になった糸を同時に3本操る。
両手と口を使って。
重労働でありながら、繊細な技術が求められる。
立ったまま作る織物。
一日中やると、ヘトヘトになりそう。

この巨大織り機を使えば、大きなカーペットのようなものだって作ることができる。

真剣な眼差しの職人さん。

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タラスコ族の工芸品はとても有名で、海外にも輸出されているのだそう。
これからもそんな伝統技術を守り抜いてほしいな。

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帰りに市場と商店に立ち寄った。
今晩のディナーの調達。

おもしろいものを見つけた。
ラベルには小さくVINO BLANCO(白ワイン)と表記されている。

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でっぷりとした、でも小ぶりな牛乳瓶のような形。
蓋もコルクではない。
明らかに、まずそうではある。
でも、こういう酒を試したくなっちゃうんだよね。

「きっとハズレだよね」と言いながら飲んだけど、意外にもそれなりにおいしかった。

評判のいい、ホテル併設のレストランは休業中。
今夜のディナーは、特製パスタ。
ここでも、携帯電熱コンロが活躍。
パナマで8ドルで買ったコンロは、いい仕事してくれています。

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テラスがキッチンに早変わり。

あー、でもやっぱりワンランク上のキッチン付きの部屋を予約すればよかったぁ。
そしたらもう一品、つまみが作れたね。
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3年半の旅行中でトップ入りするステキなホテル

2017.04.10 06:27|メキシコ☞EDIT
ゆっくり温泉に浸かりたいなーと思っているイクエです。
寒すぎず暑すぎない今の季節、露天風呂がちょうどいいですね。
露天風呂から春の草木が見えるとまた素晴らしい。

でも温泉に何か月も行っていません。
火山の国で温泉天国グアテマラにいたときは、よく貸切家族湯に行ってたんだけどなー。

世界遺産の街、モレーリアに2泊したイクエとケンゾー。
街は美しいし賑わっていて散策が楽しいここなら、もう数泊してもよかったけれど、メキシコ滞在中最後に一つだけ行ってみたい場所があった。

それはパツクアロというところ。
美しい湖が広がる高原の村。

パツクアロ

パツクアロはモレーリアから西に60キロほどのところに位置している。
運賃はひとり45ペソ(約297円)。

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モレーリアから1時間あまりでパツクアロに入った。

車窓からは湖がチラチラと見えていて、大型のホテルもいくつかある。
穏やかな湖に、眩しい緑の草原。
避暑地のような場所で、とても愛らしい場所。
メキシコ人から愛されている村。

とは言え、バスターミナルに着くと、さっきまで見えていた湖は見えなくなっていた。
バスターミナルがあるのは、交通量の多い幹線道路沿い。
車の騒音でうるさいし、埃っぽい。

予約しているホテルはここからそれほど遠くないところだけど、果たしてロケーションはいいのだろうか。

そう、わたしたちは珍しくホテルを予約していた。
今までのメキシコの旅では行き当たりばったりでホテルにたどり着いていたけれど、今回ホテル予約サイトで見ていたら、すごく良さそうなホテルが大幅割引されていたから。

通常、バックパッカーが使うような安ホテルはもともと宿泊費が安いので予約しても安くならないことが多い。
さらに、安宿だと予約サイトに掲載されていないこともある。
それに簡素な安宿が満室ということはあまりなく、予約なしで泊まれる。
だからイクエとケンゾーは、ホテルを予約しないことがほとんど。
(旅人の多いヨーロッパなどは予約サイトを使う価値がある)

予約したホテルは、地図で見るとバスターミナルからは歩ける距離ではあるけれど、ずっと上り坂。

タクシーを使うか迷ったんだけど、やっぱり歩いちゃうんだよね。

あー、きつい。
荷物が重い。

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本当にどうして旅行中ってこんなにがんばれるのか不思議。
冷静に考えると大きな荷物を抱えて歩きたくないし、タクシー代だってたかが知れている。
でも、がんばっちゃうんだよね。
旅人スイッチが入っちゃうんだろうね。

時々休憩しながら、やっとゴールのホテルに到着。
高台にあるから、眺めは期待できそう!

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木彫りの施された大きなドア。
ドアにつけられたチャイムがカラカラと音を立てる。

重いドアを開けると、おしゃれなレセプション。

宿泊客は少ないようで、閑散としている。
でも、閉塞感はなく、開放的な雰囲気。

レセプションを抜けると、芝生の広い庭に抜けた。
2階建ての建物は弧を描いていて、庭を囲むように部屋が並んでいる。
センスあるリゾートホテルのようで、すてき♪

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ここパツクアロの周辺には、先住民タラスコ人の村々が点在している。
それぞれの村で、特徴ある民芸品が製作されていることで有名。

この建物だって味わい深い。
土壁のようなぼってりした壁。
木彫りの柱が支える屋根は瓦で、軒下の天井は木が組み込まれている。
民芸品のオブジェが飾られていたり、かわいいランプが吊り下げられていたり。

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ホテルの名前は、Eco Hotel Ixhi.
街の中心地からは離れているけれど、その分まるで山の中の別荘のように静かで眺めがいい。

わたしたちが予約していたのは、一番安いダブルルーム。
一番安いといっても、バスルームは共同ではなく部屋の中についている。
そして、テーブルとチェアセットの置いてあるテラスまで。

室内も期待できそう!

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部屋に入ってまず視界に飛び込んできたのは、ふかふかの大きなベッド。
一つのベッドの上に、こんなにたくさんの枕やクッションが置いてあるベッドに寝たことないよ。
枕をこんなに使いこなせない。

もちろん、ケンゾーは真っ先にベッドに飛び乗って嬉しそうに寝心地を確かめる。
そしてイクエに「まだ写真撮ってないけん、ぐちゃぐちゃにせんで!」と怒られる。

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高い天井。
オレンジ色の壁が、部屋を暖かくしている。
ベッドの両脇には、シェードランプ。

部屋によってインテリアが違うようで、この部屋はオレンジだけど、ブルーやグリーン、イエローを基調とした部屋もある。
部屋に置いてあるオブジェや照明も部屋ごとに異なる。
どの部屋もおしゃれ。

このお部屋の宿泊費は、二人で290ペソ(約1914円)。
このレベルで一人1000円弱で泊まれるなんて信じられない。
朝食だって、付いている。

バスルームも、センスある内装。

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安宿には、トイレットペーパーさえも置いてないところが多い。
理由は経費を抑えるのはもちろん、盗っていく貧乏旅行者が多いからかもしれない。
もしくは安いローカル飯を食って腹を壊す人が多く、トイレットペーパー消費量がバカにならないからか。

だから、イクエとケンゾーはいつもトイレットペーパーを2ロール以上は持ち歩いている。

でも、このホテルではバッグからトイレットペーパーを取り出す必要もない。

こんな折り方をされたトイレットペーパーを使うだけで、貧乏バックパッカーからセレブ旅行者になった気分になるよ。
イクエとケンゾーの尻ごときで、こんなにしていただいて。

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崩すのもったいないからがまんしようかな。
でもそれはできないから、せめてケンゾーの前に使っちゃおう。

いつも持ち歩いているシャンプーや石鹸を取り出す必要もない。
本来の「ホテル」とは、こういうものだったんだね。
しばらく忘れてたよ。

洗面台の鉢には太陽の彫刻。
さすがアートの国、メキシコ。

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その上にも太陽が、光り輝いている。
細部に至るまでこだわりのインテリア。

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ホテルのオーナーはインテリア好きな人なんだろうな。

単におしゃれなだけでも、スタイリッシュなだけでもない。
しっかりと、メキシコの伝統工芸品を取り入れている。

ここパツクアロは先住民が多く、伝統工芸を大切にしている場所。
そんな場所ならではのインテリア。

壁には、先住民の生活を描いた絵。
木製のベッドフレームや天井も、高級感があるいっぽう素朴さもある。

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ベッドカバーは、赤や黄色、青やピンクを使ったカラフルな織物。
メキシコもグアテマラ同様、先住民族たちの織り物の技術や美的感覚が高かったんだと思い出させてくれる。

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このホテルになら、何泊したっていい。
日本人の溜まり場となる安宿で1か月以上「沈没」する人もたまにいるけど、わたしたちならここで沈没したい。
丘の上の人里離れた場所だけど、景色を見ながら旅の疲れを癒せばいい。
もちろん、田舎だけどWi-Fiもある。

今回一番安い部屋を予約してしまったけど、ケチらずにワンランク上の部屋にすればよかったと大後悔。
その部屋は、室内がもっと広く、大きなキッチンもついていてダイニングと寝室が分かれていて、内装がさらにおしゃれだった。
あと数百円出したら泊まれたんだから、そっちにすればよかったー。
備え付けのキッチンなんて、まるで別荘にいるような気持ちで滞在になる。

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とは言え、この部屋だって申し分ない。
こだわりの照明が必要以上に天井からぶら下がっていて、これまた使いこなせない。

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こんなにもすてきでリーズナブル。

本当にオススメのホテルだけれど、今ネットの予約サイトで調べたら一部屋8000円くらいになってた。
シーズンオフでお客さんが少ないときに、ガクンと値段が下がるみたい。
予約サイトを使えば、たまにこういうおいしいことがあるので、行き当たりばったり旅のバックパッカーでもチェックする価値はあるよね。

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このときは2月。
部屋数はたくさんあるのに、お客さんはわたしとケンゾーと、もう一人だけ。
その白人の彼女も佇まいはバックパッカーのようだった。
若くてひとり。
お客さんもほとんどいないし、ひとりでも気兼ねなく泊まれる。

知り合いの旅人たちに「ここに来るといいよー」っておすすめしたかったけど、なかなかパツクアロまで足を伸ばす旅人はいない。
そんなに人気のある観光地じゃないから。
でも、こののどかさがいいんだよねー。

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窓からテラスに出れば、眼下に畑や木々、山並みが広がる。
パツクアロ湖だって見える。
重いバックパックを背負ってここまで歩いてきた疲れが報われる。

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このホテル、いくつかの建物に分かれている。
わたしたちの部屋は右手の建物の1階。
テラスも広いでしょ。

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テラスにもテーブルとチェアセットがあるんだけど、テラスから下りた芝生の上にもテーブルとパラソルがある。
朝食は、ここに運んでもらって優雅に。

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メニューはシンプル。
変わった形のパンにコーヒー、そしてオレンジジュース。
宿泊費が高い時期は、もうちょっと豪華なメニューになるのかもしれない。

でも美しい景色を見ながらの朝食は、このシンプルなメニューでもお腹も心も満たされる。

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このホテルには、ログハウスのような室内に、大きな窓のある最高に眺めのいいステキなレストランが併設されている。
そのレストランも旅行者たちには好評だけど、シーズンオフだからかあいにく休業中だった。
すごくおいしいらしい。

パツクアロ湖には、先住民タラスコ人の村ハニッツィオ島(Isla de Janitzio)が浮かんでいる。
湖岸からボートで20分ほどで行けて比較的アクセスもいいので、イクエとケンゾーも日帰りで行くつもりだった。

でも、絵画のような風景をここから眺めるだけで、じゅうぶん。

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でも、パツクアロの古い街並みも想像以上に良かったよ。
白壁にオレンジの瓦屋根。
素朴な雰囲気。

前日の世界遺産のコロニアルな石造りの街、モレーリアとはまた違った良さがあった。

さあ、丘を下って、そんなパツクアロの旧市街に行ってみましょう♪
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こんな素敵な図書館に出くわしたなら・・・

2017.04.06 07:03|メキシコ☞EDIT
最近、お金の勉強をしているイクエです。
お金の勉強といっても、経済学のようなものではなく、生活する上でお金がどのくらい必要でどのようにやりくりしていけばいいか、というような庶民的な勉強。
アベノミクスが目標にしている物価上昇率が年2パーセント。
このままわたしたちの老後まで物価が上がり続けたら(当然上がるだろうけど)、今のシニア世代の生活費よりもかなり高額な生活費が必要になるわけで・・・。
物価は上がるのに、お給料は上がらない。
高齢者を支える若者の割合は減る一方。
大丈夫か?未来の日本。
老後にはまたケンゾーと、今度は少し優雅な旅を、なんて夢が崩れ去る前になんとかしなくては。

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前回「世界遺産編」でご紹介したモレーリアの街。
街歩きをしながら、興味深いものに遭遇したのできょうはそれをお伝えします。

モレーリアには、歴史が刻まれた趣のある教会がたくさん点在している。

教会は、その時代の贅を尽くし、豪華絢爛に造られた建造物。
お金と人と時間をかけた「芸術作品」とも言える。
だから、大きな教会があると必ず中に入って見学させてもらうようにしている。

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教会も、作られた時代や国によって表情が違う。
金がふんだんに使われたキラッキラの教会もあれば、天井画が素晴らしく全体的にピンク系で乙女チックなものもあれば、木造で厳かなものもある。

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モレーリアの街の教会に足を踏み入れた。
正面の祭壇を見ると、花に包まれ、光を浴びた天使のようなお人形が。
普段はなさそうなのに、一番目立つ場所に鎮座している。

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まもなくミサが始まるようで、教会に続々とメキシコ人が集まって来る。
日曜日ならわかるけど、きょうは平日。
どうしてこうも人が多いんだろう。

みんな仕事は?
学校は?

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わたしたちは気づいた。
参列者たちが、手にあるものを抱えていることを。

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人形!

30センチくらいの揺りかごに寝ているものや、小さな椅子に腰掛けているもの。
どれもが、さっき祭壇に飾ってあった天使のような人形に似ている。

人形を抱えた人たちが数百人集まって来た。
そして教会の中へと入っていく。

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この人形の正体は、天使ではなくて赤ちゃんのイエス・キリストを模したもの。

2月2日は生後40日のイエスを神殿でお披露目し、洗礼を受けさせたカンデラリアの日
キリストの赤ちゃん人形に服を着せて、自分たちがキリストの母マリア様になったような気持ちで教会に連れていくのがメキシコの習わしなのだそう。

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この日が近づくと、教会の近くのお店ではイエスの赤ちゃん人形用の洋服が売り出される。
白や薄い色。
まるで本物の赤ちゃんの、セレモニードレスのよう。
そんなかわいいお洋服を、いかついおじさんが選んでいたりする。

トルーカでも、軒先に小さなドレスをたくさん吊るしているお店をたくさん見かけて来た。
ロロたちに聞いたら、ドレスは毎年新しいものに買い換えるのだそう。

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みんな自慢の服を、我が子のような人形に着せる。
着せ替え人形のような楽しさもありそう。

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大事そうにしっかりと人形を抱いているのを見ると、本当の人間の赤ちゃんを抱いているようにも見える。

女性が人形を抱いているのはいいけれど、男の人が人形を抱いているとちょっと違和感をもつ。
でも、とても大事そうに愛おしそうに抱いているから、どこか微笑ましい。

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モレーリアは、ただ歩いているだけで満たされた気持ちになって楽しくなるところ。

背の高い二つの塔が自慢のカテドラルはどこからでも見えるから、道に迷っても、塔を目指せば中心地に帰り着く。
街が碁盤の目状になっているから、方向感覚を失うこともない。
だから、不安にならずに当て所なく歩ける。

ストリートにはたくさんのお店やレストランが軒を並べていて賑やか。
石造りの建物の脇を歩いていると、タイムスリップしたかのよう。

お天気も良く、歩いているだけでワクワクし、心が満たされる。

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立派な教会や歴史ある大きな建物はいくつもある。
多くの人が出入りしている公共施設のようなところを見つければ、何だろうと足を踏み入れる。

若者たちが出入りしている古い建物があった。
入り口からのぞいて見る。

思わずため息を漏らした。

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中世を舞台にした映画に出て来そうな図書館。
鈍く光る書架も素晴らしけれど、ドーム型の天井は装飾されていて高い窓から光が注いでいる。
その天井からはシャンデリア。

すべてが映画のセットのようであるけれど、普通に利用されている。
なんて贅沢な図書館なんだろう。

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一見に値する場所だけど、ガイドブックには載っていなかった。
こんな素敵な図書館に、ふらりとたどり着く。
気ままな街歩きの醍醐味。

並んでいる本も、手に取ると今にもパラパラと朽ち果てていきそうな古いもの。

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これまでにどれだけの人がこの本を読んだのだろうか。
100年以上昔の本が紛れ込んでいても不思議ではない。

もしスペイン語の本が読めたならー。
雰囲気のある図書館に一日中身を置き、古い本に囲まれて、天井から差し込む光とシャンデリアの明かりで、じっくりと活字を追っていく。
それだけで有意義な1日になりそう。

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この図書館を見つけたとき、まるで宝物を発見したかのような気分になった。

通り道だったからという理由で立ち寄ったモレーリア。
予想外に大満喫したイクエとケンゾー。

次に向かうのは、ふたりのメキシコ最後の観光地。
湖のほとりの小さな街、パツクアロ
ここでは3年半の世界一周の旅の中でも上位に入る素敵なホテルに泊まることができた。
いったいどんなホテル?

お楽しみに♪
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メキシコ「モレーリアの街」☆☆ 意外と穴場の世界遺産

2017.04.02 07:16|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
花粉症が落ち着いて一安心のイクエです。
花粉症の時期は目が痒くて、細くなってしまう。
旅行中は花粉症から逃れられていたけど、今はそうはいかない。
来年は注射打とうかな。

メキシコ人の友人ロロが暮らす街トルーカからやってきたのは、モレーリア
メキシコ・シティの周辺、といってもバスで何時間かはかかるけど、世界遺産の街が点在していて、モレーリアもその一つ。
夜の幻想的な街並みも素敵だけど、日中だって負けない。

きょうは青空のもと、この世界遺産の街を探索しよう!

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ここモレーリアに現在のような街が造られるようになったのは、1541年にスペイン人がやってきてから。
侵略者たちは、それまでの原住民たちのタラスコ王国を征服して、スペイン風のコロニアルな街を築き上げていった。

メキシコ国内にはたくさんのコロニアルな街が存在しているけれど、なかでもこのモレーリアは最古のコロニアル都市なんだって。
格式高い感じがするねー。

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モレーリアは自然豊かなミチョアカン州の州都で、人口はおよそ73万人。
中央高原に位置していて、標高は1920メートル。
日が暮れると肌寒いけど、日中は清々しい気候。

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この街のシンボルが、中心地にそびえるカテドラル
空高く伸びる二つの美しい塔は、街のどこからでも見える。
1640年から建設が始まり、完成までに100年以上も費やされたんだって。

昔の人はこんな重い石を上まで載せるのに、相当苦労しただろうね。

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このカテドラルから東に1キロほど歩いていくと、もう一つの街のシンボルに出くわす。
それが、この石造りの長い門のようなもの。

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この正体は水道橋
道路に沿って、ずっと向こうまで続いている。

全長はおよそ1.6キロ。
253本の柱が整然と並んでいる姿は圧巻。

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18世紀に造られた歴史ある水道橋。
道路の中心に存在感たっぷりに建っていて、かなりのスペースを占領している。
それでも壊さずに、こうやって歴史あるものを守っているのが粋だね〜。

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街のシンボルの水道橋に沿って、公園が整備されている。
こんなところでは日向ぼっこしたくなる。

気持ちがいい天気。

モレーリアは碁盤の目に街が造られていて、散策しやすい。
町歩きが楽しくて、心が弾む。

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このモレーリア、以前は街の名前が「バジャドリー」だったのだそう。
スペインからの独立運動で活躍したホセ・マリア・モレーロスがこの街の出身だったため、そこからモレーリアという名前に改められた。

その独立の英雄モレーロスが学んだのがサン・ニコラス大学
1810年から始まったメキシコ独立革命は、先住民たちに寄り添ったイダルゴ神父が先頭に立った。
そのイダルゴ神父もこの大学の教壇に立ち、モレーロスは彼に影響を受けたのだという。

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今でも大学として機能していて、ラテンアメリカでは最古の教育施設。
メキシコの独立思想を育んでいった大学では、今も多くの若者が勉学に励んでいる。

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モレーリアが世界遺産に登録されたのは1991年。
桃色の石造りの美しい建物は、重厚感がありながらも、温かみがあり、趣きがある。
カフェやレストランもあり、ショッピングも楽しめて多くの観光客で賑わう。
日本のガイドブックにも紹介されてる街。

でも、後で知ったことだけど治安はあまりよろしくないみたい。
麻薬密売組織の拠点があるらしく、政府とマフィア、また、対立し合うマフィア同士の争いが過去には起きているらしい。
2009年には、マフィアに肩入れしていた州知事や警察署長まで逮捕されている。
やっぱりメキシコのマフィアは映画の世界だけじゃなく、現実世界でも大手を振るってるんだね。

マフィアが善良な観光客に危害を加えることはそうそうないと思うし、夜も大通りは人で賑わっていて怖い感じはしなかったので、過剰に怯える必要はないと思うけど、もし訪れる方がいれば頭の片隅にマフィアの存在を置いておき、ちょっと気をつけたほうがいいかもしれません。

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中心地の北側にあるのは、モレーリア文化会館
かつての修道院を利用した文化会館で、どこか厳かで品格がある。

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やっぱり芸術に重きを置いているメキシコ。
この文化会館では、写真展や絵画展が開かれている。
この部屋は、修道士たちの食堂だったのかな。
それとも祈りの部屋?

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また別の部屋からは音楽が聞こえてくる。
バレエのレッスン中。

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最上階の屋根裏部屋のような場所には黒板。
音楽教室として使っている様子。
壁際には椅子が並んでいて、それだけでもなんだかアート。

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続いてやってきたのは、クラビヘロ宮殿
中央に噴水を持つ中庭。
そしてそれを取り囲む石造りの回廊。
丸いドームの屋根に、まん丸の窓。

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これは18世紀にイエズス会が建てたかつての神学校。
現在は行政機関の事務所や図書館として利用されている。

そして、メキシコ・シティでもたくさん見てきた壁画がここにも。
階段の壁や吹き抜けを利用して描かれた巨大な壁画は大迫力。

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前からも横からも迫ってくる絵画。
そして天井を見上げても・・・。

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さて、桃色の石造りの建物が立ち並ぶコロニアル都市、世界遺産の「モレーリア」。
「星いくつ?」

「星、2つ!

モレーリアの存在も知らなかったし、ただトルーカから近いという理由で立ち寄ったけれど、とても美しい街だった。
期待していなかったぶん、感動もした。
世界遺産の名に恥じない街。

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来る前は1泊でもいいかなと思っていたけど、2泊してしまった。
前回ご紹介したように、夜のライトアップもきれいだし。
旅も終わりに近づいていてタイムリミットがあったから2泊で我慢できたけど、それがなければもっと長居していたかも。

日本の旅人にはあまりメジャーな観光地じゃないけど、オススメです。
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