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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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メキシコ人気写真スポット トランプ氏なら・・・?

2017.02.23 22:11|メキシコ☞EDIT
数年ぶりに夫にバレンタインデーのプレゼントをしたイクエです。
旅行中は、お風呂とトイレの時間以外は四六時中一緒。
チョコを買いに行くタイミングもなく、あげていませんでした。
今年はケンゾーの大好きなナッツのタフィーを手作りしました。
砂糖を溶かしてナッツを混ぜて、クッキングシートの上に広げて、あとは冷めたら出来上がり。
という段階で、使っていたゴムベラを見ると、半分無くなってる!!
耐熱じゃなかったみたいで、見事キャラメルに溶け込んでいました。
作り直したけど、買っていたナッツがあとわずかしか残っておらず、急遽節分の残りの大豆を潰して使いました。
おかげで健康的なお菓子になりました。

メキシコ人のお友達、ロロを訪ねてやって来たトルーカの街。
ロロはメキシコの西海岸にも別宅があるらしく、昨日は奥さんはその別宅にいたみたい。

朝早く奥さんのマリアが来てくれて、初めてご対面。
昨日は奥さんの姿が見当たらなかったので、ケンゾーとふたりで「ロロは離婚してるんだろうね、きっと」なんて勘ぐっていたけど、間違いだった。
子どもはもう大きいけれど、二人はとても仲がいい。

朝食はフルーツ盛りだくさん。

DSC_9592.jpg

外国はフルーツが安くて、みんな日常的にたくさん食べる。

以前フランス人の友達に「日本の果物の値段の高さに驚いた!どうして日本は外食とか安いのに、フルーツだけ異様に高いの?」と聞かれたことがある。
その時は「日本は暖かくないし、あまりフルーツが採れずに輸入に頼ってるから」って答えたけど、そうでもないよね。
日本だってミカンやスイカ、リンゴ、ブドウ、モモ、イチゴ、たくさん採れる。
リンゴなんて、海外の小ぶりで色が薄く甘みもそれほどないものと比べたらすごく立派だ。
モモやナシなんてうっとりするほどいい香りがしてみずみずしくて甘いし、日本のイチゴの大きさと甘さは外国の人を感動させる。
手塩にかけて、宝石のように育てられる日本の果物。
そりゃあ、値段だって高くなる。
日本人はクオリティーを求めすぎているのかもしれない。

海外では見かけが悪くても小ぶりでもちょっと酸っぱくても安ければ消費者はそれを買う。

見かけも綺麗な美味しい果物は大好きだけど、見かけが悪くても安くて毎日果物をたくさん食べられる環境に憧れるなあ。

DSC_9594.jpg

上の写真はフルーツじゃないよ。
これはハバネロのピクルス。
パンと一緒に食べる。
本当にメキシコ人はハバネロが好きね。

ちなみにこのピクルス、小さく刻んだのをかじるくらいなら、殺人的な辛さではない。

朝食を食べて、ロロの家の屋上へ。
雪をかぶった山脈が見える。

Nevad de Toluca(ネバド・デ・トルーカ)火山

DSC_9595.jpg

標高およそ4690メートル。
メキシコで4番目に高い山なのだそう。
富士山よりも1000メートルも高い。

ロロは何度か登ったことがあるみたいで、雪に覆われた山の写真を見せてもらった。
「登る?」って言われたけれど、旅行の終わりが近づいているイクエとケンゾー。
登山にふさわしいウェアはもう処分してしまったし、4000メートル級の山に登るなんてもうないと思っていたので、心がついていかない。
(でも、車で4000メートル以上まで行けるらしい。)

きょうはおとなしく、下界の観光をしよう。

山には雪が降っているけど、このトルーカの街はそこまで寒くはない。
と言っても、街も標高は2660メートルある。
年間を通して最高気温は20度前後、最低気温は夏場は8度くらいだけど冬場は2度くらい。
寒暖の差が激しい。

首都のメキシコ・シティからおよそ60キロの場所に位置するトルーカ。
ベッドタウンのようになっていて、人口は80万人でメキシコ第5の都市。

DSC_9599.jpg

中心地には建物が密集していて、朝夕は道路が混雑する。
そんなトルーカの街を、ロロとマリアに案内してもらった。

遠くから見るとごちゃごちゃしているような印象の街だったけど、中心地(セントロ)に来ると、風格のある建物がそびえ、道路の幅も広く、美しい街。

DSC_9601.jpg

大都会のメキシコ・シティに住むのではなく、トルーカで暮らし、メキシコ・シティに出勤する人たちの気持ちもわかる気がする。
生活するにはちょうどいい規模の街。
雰囲気もある。

DSC_9630.jpg

DSC_9632.jpg

ソカロと呼ばれる中心広場にはカテドラル、州庁舎、いくつかの公園があり、風格ある雰囲気でありながらもどこか開放的。

そこにメキシコスイーツの露店が軒を並べている。
いかにも「昔ながらの砂糖菓子」といった感じで、どれもすごく甘そう。

DSC_9616.jpg

メキシコ人は辛いのが好きだけど、甘いのも大好きなのね。
たっぷりのチョコレートを料理に使うくらいだもんね。
それに比べると、日本は程よい辛さ、程よい甘みを求める国民だね。

並んでいるお菓子は、なんだか石鹸みたい。

DSC_9617.jpg

同じような店構えのお店が横一列ににいくつもある。
そして売られているお菓子も、ほとんど同じ。
それでもお店が潰れることなく生き残っているので、やっぱりそれだけ買う人が多いってことかな。

DSC_9621.jpg

「こうやってお菓子屋さんが並んでいる光景は、トルーカならではなんだよ。
 どれもおいしいよ。
 試してみたら?」

ロロに勧められて、選んだのはこのお菓子。
石鹸みたいなお菓子に比べて、これは鮮やかでおいしそう。

DSC_9618.jpg

ライムみたいな緑の小さな柑橘系の果物に、刻んだココナッツが挟み込まれている。
すっぱ甘くて、爽やかな味。
日本茶にも合いそう。

さて、ここトルーカの街で一番の見所がここ。

COSMO VITRAL
壁一面がステンドグラス。

DSC_9602.jpg

これは、コスモ・ビトラル植物園。
1975年までは、市場だったんだって。

入り口から入ると、私たちを出迎えてくれたのはこの圧巻のステンドグラス。

DSC_9605.jpg

燃えるような赤やオレンジ。
生命力や力強さを感じる。
地元のアーティストLeopoldo F.Valdez(レオパルド・バルデス)氏の壮大な作品。

かつて市場だったと言われればわからなくもないけれど、ガラスの天井と鮮やかなステンドグラスに覆われた室内は、なんだか現代建築みたい。

DSC_9608.jpg

それにしても、市場を植物園にするという発想が斬新。
しかもステンドグラスというアートを加える点が、芸術と共生しているメキシコらしい。

DSC_9609.jpg

街の中心地の一番いい場所に植物園がある。
日本では考えられないけれど、こんな憩いの場があるなんて素敵。
屋根があるから風雨もしのげるし、待ち合わせにはもってこいの場所。

なんとここには、立派な日本庭園も。
トルーカはさいたま市と姉妹都市なんだって。

DSC_9613.jpg

さあここで、ある植物に関する問題。

このアロエみたいなパイナップルみたいな植物、Agave(アガベ)
和名だと竜舌蘭。
これは、何かの原料です。
なーんだ?

DSC_9610.jpg

メキシコに行く人は、この植物で作られたものを絶対に一度は味わうんじゃないかな。

正解は・・・。

テキーラ!

テキーラは、サボテンで作られた蒸留酒って漠然と思ってたんだけど、正確にはこのアガベを原料にしている。
テキーラには厳格な定義がある。
わたしたちが「テキーラ」と呼んでいるものは、実際は「Mezcal(メスカル)」。
そのなかでも、総原料にアガベが占める割合が51%以上のもの、使われているアガベがメキシコの特定の地域で生育されたもの、テキーラ村とその周辺で蒸留されたもの、最低2回は蒸留されたもの、などいくつかの条件をクリアしたものだけが真の「テキーラ」を名乗れる。

イクエとケンゾーも最初は安い「メスカル」を「テキーラ」と勘違いして買って飲んでいたけど、香りはツーン、味はキーン。
アルコール度数が高いだけで味はイマイチ。
せっかくメキシコにいるのだからとまあまあ高い「テキーラ」を買ってみると、格段にまろやかで飲みやすく、香り高い。
メキシコに行ったら、ぜひお値段高めのテキーラをお試しあれ。

ちなみにメキシコ人は、塩をつまみにアルコール度数の高いテキーラをクイっと飲む。
普段からハバネロの激辛料理で胃を鍛えているから、この飲み方でも大丈夫なのかもしれない。

この植物園の人気写真撮影スポットが、このパネルのあるところ。
マリアが手を重ねているのは、オバマ前大統領。

DSC_9615.jpg

オバマ前大統領のお隣がメキシコ大統領のエンリケ・ペーニャ・ニエト氏。
二人とも、にこやか。

ロロもここを案内するとき「オバマ大統領も来たんだよ」と誇らしげに言っていた。

ここを訪れた人は、嬉しそうに写真のオバマ氏と並んで記念撮影をする。

でも、今はね・・・。
あのお方になっちゃったもんね・・・。

いつかトランプ氏が国境の壁を超えて、メキシコを訪問して、メキシコの大統領と談笑する日が来るのだろうか。
そして、もしそんな日が来たら、メキシコ人は歓迎するのだろうか。
また、こんなパネルを飾って人気の写真撮影スポットになるのかな。

ならないような気がするね。
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お宅訪問 in メキシコ

2017.02.09 15:59|メキシコ☞EDIT
みなさん、お久しぶりです。
妻に散々せっつかれて重い腰を上げたケンゾーです。
帰国して早くも一年が経とうとしています。
さすがにいい加減ふたりの旅日記を終わらせないといけないなあ、ということでパソコンとにらめっこです。
記憶をたぐり寄せながらメキシコ旅の再開です。

ケンゾーとイクエが今いるのは(1年前のことだけど)、メキシコの首都メキシコ・シティ
このあと一気に北上して、2週間後にはアメリカのロサンゼルスから帰国の途に着く予定。
その前に会いたい人がいるのでちょっと寄り道をすることに。
めざすはメキシコ・シティから西へ約60㎞行ったところにあるトルーカという街。

トルーカ

メトロで西方面へ行くPonienteバスターミナルへ。
メキシコ・シティはメトロの路線が充実していて移動は便利なんだけど、朝夕のラッシュ時は混雑が酷い。
大きな荷物を持っているとかなり白い目で見られるので要注意。
トルーカまでの最安のバスは1人62ペソ(約410円 2016年1月)。

DSC_9494.jpg

ふつうなら1時間くらいで着く距離なんだけど、夕方5時に出発したら渋滞にはまって大失敗。

「バスターミナルに迎えにいくからね」。
そう言われていたから、気が気じゃなかった。

待たせちゃって悪いなあ。
相手を不安にさせてるかもしれない。

到着した時にはすっかり暗くなってしまった。

急いでバスを降りて辺りを探す。

懐かしい顔を発見!
笑顔で迎えてくれた。

どんな家に住んでるのかなあと思っていると、玄関の壁に「楽」と「愛」の文字を発見。
ほんとに日本のことが好きなんだなあと嬉しくなる。

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ふたりを招待してくれたのは、メキシコ人のロロ。
さっそく再会を祝ってサルー!!

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ロロとの出会いは東日本大震災後の東北。
ケンゾーが岩手県の陸前高田市でボランティアをしていた時の海外メンバーだったロロ。
震災からわずか半年後に小さな島国のために地球の真裏から駆けつけてくれた。
当時ももちろん感謝してたんだけど、この日本とメキシコの距離感を体感すると、ほんとにすごいなあ、よく来てくれたなあと思う。
ボランティアの時に宿泊していたのは、隙間風が吹きまくる古寺。
ありったけの服を身にまとい、布団にくるまって「寒い寒い」と縮こまっていたロロ。
東北の冬の寒さはかなり堪えたと思うよ。
ほんとによく頑張ってくれたよ。

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東北での共同生活では、食事は当番制。
馴染みのない日本の食材を使って何度かメキシコ料理をふるまってくれたロロ。
今回も美味しい料理を用意してくれていた。

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メキシコ料理といえば辛味が効いたスパイシーな味が特徴。
当時ロロが味噌汁をすすりながら生のニンニクと唐辛子をボリボリかじっていたのが印象的だった。
日本の味付けはスパイシーじゃないから、物足りなかったんだって。

今回もでっかいハバネロが登場。
恐る恐る食べたけど、意外にもそんなに辛くなかった。
当たり外れがあるのかな?

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当時の東北の写真を眺めながら思い出話。

瓦礫はただのゴミなんじゃない。
「ここに暮らしていた人々の思い出の一部なんだ。粗末に扱ったらダメだ」なんてことを拙い英語で説明してたことが懐かしい。
文化が違うメンバーの集まりだったけれど、みんなちゃんと現地に寄り添おうとしてくれていた。

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ロロとした活動で印象的なのはリンゴ畑の再生プロジェクト。
リンゴの産地として有名な陸前高田市の米崎地区では、多くのリンゴ畑が津波で流されてしまった。
再びリンゴの木を育てるため、支柱を数百本立てていくというのがケンゾーたちの役目だった。
長さ4mほどの丸太を地面に突き刺して、杭打ち機をてっぺんにかぶせてガン、ガン、ガン!
縦、横、高さ、ずれがないように調整しながらガン、ガン、ガン!
朝から夕方までひたすらガン、ガン、ガン!

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震災から5年。
去年の3月、帰国して訪れた陸前高田市。
お手伝いしたリンゴ畑に行ってみると・・・。

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育ってたよ!
高さは2mくらい。
まだまだ幹も枝も細いけれど、ちゃんと大きくなってた。
リンゴって収穫ができるようになるまで何年かかるんだろう。
待ち遠しいなあ。
美味しい米崎リンゴをロロにも食べさせてあげたい。

次回もメキシコでのホームステイの様子をお伝えします♫
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