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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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手術の報告と海外旅行保険について思うこと

2016.10.24 10:22|世界一周裏話☞EDIT
入院している病室のベッドの上でこれを書いてるイクエです。
(初めてこのブログを読む方、久しぶりの方、わたしとケンゾーは世界一周を終えて、いま日本で暮らしています)

わたしの腫瘍のことでご心配をおかけしました。
また、励ましのコメントなど本当にありがとうございました。

19日、無事に手術が終わりました。
尿管や点滴が徐々に外れ、背中に挿したままにしていた痛み止めもきのう外れ、身軽になりました。
入院はあと数日続きますが、日に日に痛みも和らぎ、回復に向かっていることを毎日実感している次第です。

病気や手術については、いつかもう少し詳しくお伝えしようと思いますが、気を揉んでくださっている方々もたくさんいらっしゃるので、きょうは簡単にご報告させてください。

左卵巣に腫瘍が見つかったのは帰国してすぐのことです。
自覚症状はなく、たまたま別のことでかかった熊本の病院で見つかりました。
そのときはMRIも撮りましたが、腫瘍もそこまで大きくはなく、ほぼ良性だからこのままでいいと診断されました。

しかし先月、福岡の大学病院に行くと腫瘍は二倍の大きさになっていました。
MRIも撮り直しました。

腫瘍の肥大化のスピード、そして腫瘍が充実性(中身が固いもの)であることから先生にはっきりと「これは悪性である疑いも考えないといけません」と言われました。

さらに毎週血液検査をすると、肝臓の数値がどんどん上がっているのがわかりました。
エコーを撮ると、肝臓のまわりに腹水がたまっていました。

腹水は右腹部にもありました。
原因はわからないけど「卵巣の腫瘍と関係があるかもしれない」と言うことでした。

「悪性かもしれない」と先生に言われてから、平静でいようと思いましたがネットで卵巣がんについて調べると、がんのうちでも卵巣がんは死亡率が高い、などと書かれていて、眠れない夜を過ごしました。

良性なのか悪性なのかは、手術で腫瘍を摘出し、それを二週間かけて病理検査してからじゃないとわからない、と先生に言われました。
どっちみちこのまま放置していれば、腫瘍はどんどん大きくなるし、卵管が重みでねじれると気を失う人もいるほど痛くて緊急手術になるので、ちゃんと取りましょうということになりました。

手術には二通りあります。
ひとつは腹腔鏡手術と言って、お腹に小さな穴を開けて内視鏡を入れて行うもの。
もうひとつは、お腹をぱっかり切る開腹手術です。
お腹に残る傷跡も最小限に抑えられ、体の負担も少なく、術後の回復も早い腹腔鏡手術が主流ですが、わたしの状態から開腹手術をしました。

手術室に入ってから、麻酔を投与する時間も含め、三時間余りかかりました。

取った腫瘍は直径11センチくらいで、重さは600グラムでした。

そのまま、腫瘍を持ち上げて切除する予定でしたが、腫瘍は卵巣だけでなく、子宮や腸にまで癒着していて、切除するのが大変だったみたいです。
でも手術成功です。
手術中に行った簡易検査では、腫瘍は良性。
ひとまず、ホッとしました。

これまでおならや便を出すときに、腫瘍の下の方がとても痛かったのですが、いまはすっきりしています。

胸焼けや食道の痒みもあって眠れない状態でしたが、それもなくなりました。
先生は「腫瘍がかなり大きかったから、胃や上の方も圧迫されていた可能性もあります」とおっしゃいました。
これで肝臓も治ってくれたらと期待しています。

手術の成功と簡易検査での良性判定に、今はとても心穏やかです。
日々、元気になっています。

ご心配をおかけいたしました。
気を揉んでくださった方、温かいお言葉をくださった方、ほんとうにありがとうございました。

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わたしは、医療保険に入っているのですが、こういうときに「保険に入っててよかったなあ」と思います。
病気の心配のほかに、お金の心配もしなくちゃいけないのは辛いですもんね。

これは旅行のときも同じです。
ときどき海外旅行保険に入っていない旅人に出会いましたが、やっぱり入っておいたほうがいいです。

保険会社も儲からないとやっていけないから、被保険者が掛け金以上の保障を受け取ることは滅多にありません。
だから無駄にお金を捨てる、というなんだか損した気分にならなくもないですが、何かあったときは保険が頼りです。

旅人で保険に入ってなくて、骨折した人がいました。
海外、しかも医療が発達していない国では、処置が大変です。
できるだけ最新医療を受けられる都会の民間病院に行くべきですが、民間の病院は医療費がとても高いので、妥協して、地方の公立病院に行くしかありませんでした。

でも、保険に入っていればそんな妥協をすることなく、一番いい病院に行けます。
病院への交通費や、安静が必要なときはホテル代も出ます。
もし海外での処置に不安なら、帰国して日本の病院に行くこともできます。
その場合、日本までの渡航費や、場合によっては、回復して旅を再開するとき日本から旅先への渡航費まで出ます。

「保険に入ってなくても困るのは自分だからいいや」って人もいるかもしれません。
でも万が一、海外で意識不明の重態になったときの治療費や、命を落とした場合の遺体の莫大な搬送費は、家族が負担することになります。

ただでさえ、家族にわがまま言って心配をかけているので、自分のためだけでなく家族に迷惑をかけないためにも入ったほうがいいと思います。
もし入らないという選択をした場合は、事前に家族にそのことを伝えておき、万が一のときはこの貯金を使って、とかしっかり話しておいたほうがいいでしょう。

海外旅行保険はたしかに高い印象があります。
わたしとケンゾーも三年半の期間でふたりで80万円近く払っていると思います。
でもその期間、日本の健康保険には加入していませんでした。
国民健康保険や会社の健康保険なども、海外旅行保険と変わらないくらいの金額なので、そう思うと旅行保険の金額も妥当に感じます。

むしろ、割安じゃないかと思うんです。
日本では健康保険に入っていても病院で三割負担しなきゃいけないけど、旅行保険ではタダ。
薬代もタダだし、病院への交通費も出ます。
それに旅行保険では、医療関係の出費だけでなく、盗難被害や持ち物の修理費(わたしたちは一眼レフの修理で何度もお世話になった)、ロストバゲージしたとき必要な日用品を買うための費用、飛行機が遅延や欠航したときのホテル代など、いろんな保障がついています。

日本で高い保険料を払っていても、働き盛りの人たちは、多少の風邪や頭痛、食あたりなどでわざわざ病院に行くことはほとんどなく、行っても年に三回くらいじゃないでしょうか。
わたしは旅行前働いているときはそうでした。
それでも当たり前のように保険料を払っていました。
海外旅行だと病気やケガ、トラブルに見舞われる確率は日本にいるときよりもグンと高くなります。
それなのに旅行保険に入るのをためらうのは・・・と思います。

わたしとケンゾーは、海外旅行保険の掛け金以上の保障は結局もらいませんでした。
それでも後悔はしていません。
金額的にみると損だけど、いろいろな局面で助けられました。

長期旅行者のみなさん、ぜひ保険に入ったほうがいいですよ。
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