寝苦しさに耐えられなくなってエアコンに頼りだしたケンゾーです。
昼間は扇風機でもまだ耐えられるんだけど、夜中は寝つきが悪くて慢性的に寝不足の毎日。
根っからの貧乏性なので寝ている間にエアコンをつけるのはなんだか罪悪感のようなものがあるんだけどもう限界。
3時間だけタイマーをして寝たらびっくりするほど快眠。
これからは片意地張らずにうまいこと文明の利器を使いながら猛暑を乗り越えていこう。
舌を噛みそうなサン・クリストバル・デ・ラス・カサスを拠点に「先住民の地を巡る旅」をしているケンゾーとイクエ。
コーラと鶏の生け贄で祈りを捧げるサン・フアン・チャムラのお次は、サン・クリストバルからおなじく10kmほどの距離にあるシナカンタンという村。

マサくん&ユカちゃん夫婦とタクシーをシェアしてサン・フアン・チャムラからシナカンタンへ移動。
タクシー代は1人15ペソ(約100円)。
サン・クリストバルから向かう場合は、メルカド(市場)の近くにシナカンタン行きのコレクティーボ乗り場がある。
タクシーは10分ほどでシナカンタンに到着。
ちょうどこの時期(2016年1月21日)はサンセバスチャン祭というお祭りが開催されているということだったんだけど・・・。
やってるやってる!
たくさんの人ごみと、奥にはテント小屋が見える。

シナカンタンに住む人々はサン・フアン・チャムラといっしょでツォツィル系の民族。
老若男女を問わずほぼすべての人々が鮮やかな民族衣装に身を包んでいる。
女性は黒や紺色の巻きスカートに紫やピンク色のショールを羽織っている。
鮮やかな花柄の刺繍が施されていてきれい。



男性も負けてはいない。
下半身はごくごく普通のジーンズやスラックス姿だけど、ポンチョはかわいいピンク色。
花柄の刺繍で隙間なく埋め尽くされ、女性陣に引けをとらない華やかさ。
しかも、ボンボンのような飾りが女性よりも多くてかなりのインパクト。



子どもだってご覧のとおり。

これはさすがにお祭り仕様かな。

「すげー」
「すごいね」
人で溢れ返すお祭り会場。
360°どこを見てもピンク色の民族衣装だらけで圧倒される。


人ごみの中に、民族衣装とはあきらかに違う装いをした男たちをチラホラと見かける。
くちばしのような形をした帽子を被っていたり、全身モジャモジャだったり、はたまた、かつてのラッツ&スターのように顔を黒塗りしている男も。
手に持っているのは何かのぬいぐるみ?



やがて、人々が広場に立てられた一本の枯れ木のまわりに集まりはじめた。
最前列で木を取り囲むのは、あの黒塗りの男たち。
手にしたぬいぐるみを高く掲げる。


じつはこれ、よく見たらぬいぐるみじゃなかった。
たぶん本物のリスの剥製。
どういうこと?


ほとんどはリスだけど、なかにはこんな物をぶら下げているひとも。
ケンゾーとイクエもコスタ・リカで見かけたかわいいアイツ。
まさかナマケモノとこんなかたちで再会するとは・・・。

こんなものをぶら下げているおちゃめな男も。

これからいったい何がはじまるのか。
かなりオモロいことを目撃できそうな予感がありあり。
すると、黒塗りの男たち2人とどこからか登場した全身ヒョウ柄の2人の男たちが木に登りはじめた。
登った枝の上でユサユサ。
てっぺん付近まで登って、枝につかまってユサユサ。
ちょっと下の方に下りてユサユサ。
群衆とほかの黒塗りの男たちはとくに何もせずただ見守るだけ。
・・・なにこれ?



かなりシュールな光景に苦笑していると、突然黒塗りの男たちが木の上の男たちに向かってリスの剥製を放り投げはじめた。
ぶつけるんじゃなく、いちおう木の上の男たちにパスをする感じで投げてはいる。
木の上の男たちもとりあえずキャッチしようとはしているんだけど、四方八方から飛んでくるのでほとんどのリスがそのまま地面に落ちるはめに。
地面に転がる万歳姿のリスたち。
まるでリスで玉入れをしているようなシュールな光景。



およそ10分たってリス投げ終了。
木の上の男たちが下りていくと、今度はリスで突っつき攻撃。
リスがかじる様子を表現してるのかなあ。



このあたりではリスは神聖な動物なのかなあ。
顔を黒く塗ることは、黒子になってリスになりきるということを表しているのかも。
ヒョウ柄で表現した大きな動物をリスがやっつける、というストーリなのかな。

これがサンセバスチャン祭なのかどうなのかは謎。
でもおもしろいものを見ることができてよかった。
シナカンタンではほかにも年間を通していろいろお祭りがあるみたいなので、ぜひ美しい伝統衣装を眺めに足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
昼間は扇風機でもまだ耐えられるんだけど、夜中は寝つきが悪くて慢性的に寝不足の毎日。
根っからの貧乏性なので寝ている間にエアコンをつけるのはなんだか罪悪感のようなものがあるんだけどもう限界。
3時間だけタイマーをして寝たらびっくりするほど快眠。
これからは片意地張らずにうまいこと文明の利器を使いながら猛暑を乗り越えていこう。
舌を噛みそうなサン・クリストバル・デ・ラス・カサスを拠点に「先住民の地を巡る旅」をしているケンゾーとイクエ。
コーラと鶏の生け贄で祈りを捧げるサン・フアン・チャムラのお次は、サン・クリストバルからおなじく10kmほどの距離にあるシナカンタンという村。

マサくん&ユカちゃん夫婦とタクシーをシェアしてサン・フアン・チャムラからシナカンタンへ移動。
タクシー代は1人15ペソ(約100円)。
サン・クリストバルから向かう場合は、メルカド(市場)の近くにシナカンタン行きのコレクティーボ乗り場がある。
タクシーは10分ほどでシナカンタンに到着。
ちょうどこの時期(2016年1月21日)はサンセバスチャン祭というお祭りが開催されているということだったんだけど・・・。
やってるやってる!
たくさんの人ごみと、奥にはテント小屋が見える。

シナカンタンに住む人々はサン・フアン・チャムラといっしょでツォツィル系の民族。
老若男女を問わずほぼすべての人々が鮮やかな民族衣装に身を包んでいる。
女性は黒や紺色の巻きスカートに紫やピンク色のショールを羽織っている。
鮮やかな花柄の刺繍が施されていてきれい。



男性も負けてはいない。
下半身はごくごく普通のジーンズやスラックス姿だけど、ポンチョはかわいいピンク色。
花柄の刺繍で隙間なく埋め尽くされ、女性陣に引けをとらない華やかさ。
しかも、ボンボンのような飾りが女性よりも多くてかなりのインパクト。



子どもだってご覧のとおり。

これはさすがにお祭り仕様かな。

「すげー」
「すごいね」
人で溢れ返すお祭り会場。
360°どこを見てもピンク色の民族衣装だらけで圧倒される。


人ごみの中に、民族衣装とはあきらかに違う装いをした男たちをチラホラと見かける。
くちばしのような形をした帽子を被っていたり、全身モジャモジャだったり、はたまた、かつてのラッツ&スターのように顔を黒塗りしている男も。
手に持っているのは何かのぬいぐるみ?



やがて、人々が広場に立てられた一本の枯れ木のまわりに集まりはじめた。
最前列で木を取り囲むのは、あの黒塗りの男たち。
手にしたぬいぐるみを高く掲げる。


じつはこれ、よく見たらぬいぐるみじゃなかった。
たぶん本物のリスの剥製。
どういうこと?


ほとんどはリスだけど、なかにはこんな物をぶら下げているひとも。
ケンゾーとイクエもコスタ・リカで見かけたかわいいアイツ。
まさかナマケモノとこんなかたちで再会するとは・・・。

こんなものをぶら下げているおちゃめな男も。

これからいったい何がはじまるのか。
かなりオモロいことを目撃できそうな予感がありあり。
すると、黒塗りの男たち2人とどこからか登場した全身ヒョウ柄の2人の男たちが木に登りはじめた。
登った枝の上でユサユサ。
てっぺん付近まで登って、枝につかまってユサユサ。
ちょっと下の方に下りてユサユサ。
群衆とほかの黒塗りの男たちはとくに何もせずただ見守るだけ。
・・・なにこれ?



かなりシュールな光景に苦笑していると、突然黒塗りの男たちが木の上の男たちに向かってリスの剥製を放り投げはじめた。
ぶつけるんじゃなく、いちおう木の上の男たちにパスをする感じで投げてはいる。
木の上の男たちもとりあえずキャッチしようとはしているんだけど、四方八方から飛んでくるのでほとんどのリスがそのまま地面に落ちるはめに。
地面に転がる万歳姿のリスたち。
まるでリスで玉入れをしているようなシュールな光景。



およそ10分たってリス投げ終了。
木の上の男たちが下りていくと、今度はリスで突っつき攻撃。
リスがかじる様子を表現してるのかなあ。



このあたりではリスは神聖な動物なのかなあ。
顔を黒く塗ることは、黒子になってリスになりきるということを表しているのかも。
ヒョウ柄で表現した大きな動物をリスがやっつける、というストーリなのかな。

これがサンセバスチャン祭なのかどうなのかは謎。
でもおもしろいものを見ることができてよかった。
シナカンタンではほかにも年間を通していろいろお祭りがあるみたいなので、ぜひ美しい伝統衣装を眺めに足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
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