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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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旅をして被災して 震災で失ったものはわずか

2016.04.28 11:53|世界からのメッセージ☞EDIT
2日間だけ福岡に戻ってきたイクエです。

このブログを毎日のように読んでいただいている方々、励ましのコメントを送ってくれた方々、更新していないのにランキングのクリックをやってくださっている方々、ほんとうにありがとうございます!!
返信はできていませんが、みなさまの温かい思いをしっかりと受け取っています。

なかなか生活が落ちつかず、ブログが更新できていません。
きょうはさきほどフェイスブックに投稿したものをそのままここに貼り付けようと思います。
友人・知人向けに書いたものなので、表現が荒かったり失礼だったりするかもしれませんがご理解いただければと思います。

+++++++++++++++

みなさんお久しぶりです。
先日の熊本地震で夫とともに被災しました。
心配して連絡くださった方々、なかなか返信できずに申し訳ありませんでした。
そして、ありがとうございました。

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私と夫は今月から福岡での新生活をスタートさせたばかりでしたが、その日はちょうど帰省していました。
それから数時間後にあの地震です。
わたしたちが寝ていた2階は崩れ、脱出するために隣に通じるドアを見たら、そこから見えたのは隣の部屋ではなく外でした。
布団を落とし、その上に飛び降りて脱出しました。
わたしたちの部屋が崩れたことで車三台が下敷きになりました。
そのうちの一台は十日前に買ったばかりの新車でした。

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震災から数日後に真ん中の車だけ救出し、それはまだ使えました。

さらにご近所の方が車を使わせてくれました。
(もちろんその方も被災しています。)

その後、母の知人が軽トラを使わせてくれました。

それから、父の知人が中古の車を格安で譲ってくれました。
(その方も被災者です。自分よりも困っている人に提供したいと破格値で提供してくれました。)

車を手にしたおかげで、家の中の物でまだ使えるものを救出し、知人の家に運び出すことができました。

判定士に赤紙(大きな被害を受けた建物に張られる「立ち入るのが危険」と知らせる張り紙)を張られました。
もう家には住めません。
建築士の方に家を調べてもらいましたが、住めるようにリフォームするには2000万円くらいかかると言われました。
行政からいただける見舞金は家の解体費用にもならないと思われます。

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お金の損失を考えると気が遠くなりそうですが、なぜだかそこまで悲観していません。

いままで夫といろんな国を旅行してきて、働いても働いても生活が苦しい人たちをたくさん見てきました。
かたや、日本に生まれ、外食や趣味、ショッピングにお金を使えるわたしたち。
日本に生まれたことは、経済的に見れば運に恵まれていることになります。

今回の被災も運。
被災しても、これから食べ物に困るわけでもない。
病気になっても医師に診てもらえないわけじゃない。
被災した小学生の姪っ子甥っ子も、そのうち学校に通って教育を受けられる。
地震で大きな損失を受けたからといって、友人との外食や趣味を楽しめなくなることにはならない。
だったら、被災と言うこの運を受入れることくらい、なんてことはない。
そんな気持ちです。

なんといっても、家族全員無事でした。
家具が倒れ、物が散乱する家を見ると、家族みんながケガもせず脱出できたことが、ほんとうに信じられません。

倒れた家具の下敷きにならなかったという運。

命がある。
それがいちばんです。

「足りないものは送ってあげるから!」「必要なことはなんでも言って!」
そんな優しい言葉をくださった方々、ほんとうにありがとうございます。
おかげさまで、南阿蘇で言えば我が家だけではなくほかも物資は足りているようです。
水道復旧の見通しはゼロですが、こんこんと湧き水が流れているので、そこに水を汲みに行っています。
スーパーやガソリンスタンドもちょっとずつ利用できるようになっています。
励ましやご心配のお言葉、ほんとうにありがとうございました。

きのう福岡に戻りましたが、またあした阿蘇に帰ります。
家の片付けや手続き、ネット環境の不安定さなどでなかなかこれからも返信できないかもしれません。
この場を借りて、お詫びと感謝を申し上げます。
落ちついたら、またお会いしましょう!
呑みましょう!
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南阿蘇で被災して

2016.04.25 12:56|世界からのメッセージ☞EDIT
震災の被害に遭った熊本・南阿蘇村よりイクエです。
あの地震の数時間前、わたしとケンゾーは南阿蘇の実家に福岡から到着しました。
今月、福岡に引っ越したばかりのわたしたちはまだ住民票も南阿蘇で、荷物の一部も実家に残したままでした。
実家に着いたのは夜で、母だけが起きていて、サンマの塩焼きの夕食を用意してくれました。
わたしが布団に入ったときは、日付がもう変わっていたころだったと思います。

それから一時間後。
あの大地震に襲われました。
経験したことのない激しい揺れ。
体が動かず、ケンゾーにうながされなければ、そこから逃げ出すこともできませんでした。

わたしとケンゾーが寝ていたのは二階の一室。
隣の部屋へと続いているドアから逃げようとしたら、ドアから見えたのは隣の部屋ではなく、外でした。
わたしはてっきり隣の部屋の床が抜け落ちたと思っていたのですが、落ちていたのは自分たちの部屋でした。

ドアから毛布と布団を落とし、その上に飛び降りて脱出しました。

私たちの部屋は車庫の上にあって、そこに止めていた車三台がわたしたちの部屋の下敷きになりました。
その中の一台は、十日前に買ったばかりの新車でした。

車はわたしたちが旅行から帰ってきたら家族みんなで移動できるようにと母が購入した七人乗りのシエンタです。

買ったばかりの車がダメになったのは非常に残念なことですが、もし車がそこになければ、わたしたちの部屋はもっと激しく地面に崩れ落ちていたかもしれません。
車が守ってくれました。

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足がなくなったわたしたちは、近所の人の車に分散して乗せてもらい、中学校の体育館に避難しました。

いまは、知人の所有する空きマンションを使わせてもらっています。
実家のすぐそばです。
けれど、雨の日などはそこにも避難指示が出るので、そのときは避難所に行きます。
最初の三日くらいは、物資も十分ではありませんでしたが、四日目くらいからは飲み物や食べ物、オムツなどの衛生用品などが避難所にたくさん寄せられるようになりました。
いまでは不足しているものはほとんどありません。
全国のみなさん、ありがとうございました。

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水が出ないため、最初のころはトイレが汚かったです。
便器には前の人の大がそのままでした。

けれどいまでは大分から派遣されてきた方たちがトイレに常駐し、とてもきれいに保ってくださっています。
なんと「水洗」トイレになっているのです。
「水洗」と言っても人力です。
バケツで水を便器の上のタンクに入れてくださっているので、使う人はいつものように用を足しティッシュを便器に捨て、レバーをひねればいいのです。
個室から出ると、すかさずバケツをもった人が中に入り、空になったタンクにまた水を足してくれるので、次の人も同じようにトイレを使えます。
ストレスなくトイレを使えるということ。
これだけで避難者の心理的負担が軽くなります。

体育館の前にはテントの簡易病院ができています。
診療用テントのほか、手術室、分娩用もあります。
またたくさんの薬を載せた移動式薬局も本州からはるばるやってきてくれています。
姉はいつも常備している喘息用の薬を切らしたので、処方してもらいました。

広島からの自衛隊がテントの中に作っている簡易銭湯はとても快適です。
姪っ子と甥っ子はとても気に入っています。
脱衣所もあり、浴槽は広く、シャワーも設置されていて、リラックスできます。

心理カウンセラーが避難所の子どもたちを集めて、絵を描かせたりお話をしてくれたりしています。
「いままでの家にはもう住めない」とわたしたちに言われて泣いた姪っ子。
カウンセラーさんに癒されているようでその時間が好きなようです。

全国からたくさんの人たちが駆けつけてくれたり、支援してくださっています。

おかげさまで食べることや基本的なとりあえずの生活には困らなくなりました。

ほんとうにありがとうございます。

わたしのところにも、友人や知人から「なにか支援をしたい」と連絡をいただきます。
姉は役場職員ですが、今はたくさんの支援物資が寄せられていて、それをさばききるのが大変なほどです。

いまは日本中からたくさんの善意が寄せられています。

被害の回復にはとても長い時間がかかります。
あと一ヶ月後、半年後、一年後にもきっと支援を必要としています。
でもそのときは、忘れられてるかな、という不安もあります。

もしあなたが「なにかをしたい」という気持ちをそのときももってくださるのなら、そのときのニーズにあった支援をしていただければとてもうれしく、ありがたいです。

今じゃなくてもできる支援、そのときだからこそ必要とされる支援があると思うのです。

水道の普及の見通しがまったく立っていないこと、橋や道の崩落によって移動が困難なこと、崩れた家をどうするか、被災による経済的な痛手など、問題は山積で心配ごとはたくさんあります。

けれど、わたしたちは泣いていません。
できるだけ地震前と同じような生活をしています。
今までの家には住めないけれど、家族の団欒を楽しみ、笑っている時間が多いです。

ご心配をおかけしていますが、元気です。

しばらくは旅の話は中断させていただきます。

南阿蘇の話を次回もお伝えしたいと思っております。
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大丈夫、元気に生きてます

2016.04.20 10:42|世界からのメッセージ☞EDIT
読者のみなさん、心温かい労りと励ましのコメント本当にありがとうございます。
電気も水もガスもまだ復旧しないし、余震もいっこうに収まらないけれど、わたしたちは元気にやっています。

「はやく現地に入って助けたい!」そんな焦れったい思いを抱いて下さっている方もたくさんいると思います。
でも現地はまだまだ危険です。
行方不明者の捜索が第一優先で、一般の方が被災地に入ると必死に捜索活動をしている関係者に思わぬ迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。

復旧復興は長い道のり。
これから全国のみなさんの力が必ず必要になってきます。
その時まで被災地にエールを送ってもらえると嬉しいです。

大丈夫、わたしたちは元気に生きています。

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熊本地震で被災しました しばらくお休みします

2016.04.18 09:11|世界からのメッセージ☞EDIT
先日の熊本地震発生時、夫婦揃って帰っていた南阿蘇村にあるイクエの実家で被災してしまいました。
家はかなり損壊し、車3台も倒壊した2階部分の下敷きになってしまいましたが、幸いなことに家族全員怪我なく無事です。
家に住むことができなくなり、ライフラインの復旧の目処もまったく立っていません。
読者の皆さんには申し訳ありませんが、しばらく記事の投稿ができません。

落ち着いたら必ず再開します。
その時まで待っていてくださると嬉しいです。
被災したすべてのみなさん、力を合わせてがんばりましょう!!
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美しいけど汚い スニル村探検

2016.04.15 17:04|グアテマラ☞EDIT
生まれも育ちも熊本のイクエです。
きのう熊本地震が発生しました。
ご心配いただきましたが、実家の被害はなく、家族や友人たちも無事でした。
余震がまだまだ続いています。
これ以上被害が増えることなく、そして1日も早く被災された方たちの被害回復、復興を願っています。

グアテマラ第2の都市、シェラ。
シェラは人口も多くてちょっと騒々しいけれど、郊外にはのどかな集落がたくさん点在している。

シェラ滞在の魅力は、この郊外の集落巡りをすることにある。
バスに乗って簡単に日帰りで楽しめる散策。

まず行ってみることにしたのは、スニル(Zunil)という村。

スニル

スニルはシェラの町から南におよそ10キロ。
バス一本で行ける。
運賃は4.5ケツ(約72円)。

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ん!?
前に座っている女性の髪、どうなってるんだろ?
大きなお団子をいくつも作っているように見えるけれど、どうやらポンポンみたいな髪飾り。
これだけポンポンつけると、頭が重そうね。

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女性たちのヘアースタイルにはいくつか種類がある。
カラフルな糸を使って、さまざまな模様に編み込まれた鉢巻きをぐるぐると頭に巻いている。
集落ごとに服や髪飾りが異なるから、グアテマラでは人を観察するのがほんとうにおもしろい。

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きのう行った温泉地ロス・バーニョスを途中素通りし、30分もかからないくらいで目的地のスニルの入口に着いた。
川を挟んだ向こう側、山のふもとに建物が密集している。
2階建て以上の高い建物が多い。

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スニルの村には橋を渡って行く。
きょうは天気が最高。
標高が高く、普段涼しいこの場所も、おひさまの下で汗ばむ陽気。

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「美しい村」と言いたいところだけれど、けっしてそうは言えない。

「うっわぁ。
 なにこれ。」

「きったなー!」

真っ青な空。
山肌の眩しい緑。
そして、清流。

ではない。

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河岸は、ゴミ、ゴミ、ゴミ。

川にポイポイとゴミが捨てられ、まるでゴミ処理施設のようになっている。

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宿のオーナーのタカさんが言っていた。

「あの川の橋は、雨になるとよく崩壊して流されるんですよ。
 そんなに大雨じゃないのに。
 どうしてかというと、ゴミの山ができてしまっているから。
 それが流れを堰き止めてしまって氾濫したり、
 ゴミのかたまりが一気に流れて押し寄せたりしてね。
 もう何度も橋が流されては、その度に立派な橋が架けられる。
 でも雨になるとまたすぐ崩壊するんです。」


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途上国ほど、ポイ捨てが激しく、道ばたや家のまわりにゴミが散乱している。
散乱しているゴミの量やポイ捨てする人の多さによって、その国が経済的にどのくらい発展しているのか知ることもある。

きっと少し前までの彼らの生活で、ゴミなんかほとんど生まれず、ゴミが出てもそれはすぐに自然に還るものだったんだと思う。
だからその辺に少しゴミを捨てたって、なんてことはなかった。

ゴミを捨ててはいけないという意識が定着しないままに、消費社会の流れが押し寄せてきた。
急激に増えたゴミ。
ビニール袋やペットボトル、空き缶、プラスチック・・・。
ゴミに対する意識改革も、ゴミ処理施設の整備も追いつかない。

いまの時代、自分の生活を考えると・・・。
自然に還らないゴミを、1日当たり1人どのくらい生んでいるだろうか。
おそろしい。

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あと10年、20年後。
この子たちが大人になるころには、グアテマラのゴミ事情はどうなっているかな。

世界中からゴミが減っているのか。
それともどんどんゴミ社会になっているのか。

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スニル村では、毎週月曜日と金曜日に市場が開かれるという。
市が立つ日は、人であふれる。
賑やかな様子が見たくて、わたしたちは市場の日に合わせてやってきた。

でも、市場は思っていたよりも小規模だった。

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それでもこんなふうにトラックの荷台に立って、ちょっと離れた集落から買い出しに来ている人たちもいる。

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日用品や新鮮な野菜、肉。
一通りのものはここでそろう。

マンゴーやパパイヤ、パイナップル。
カットしてスティック状にしたフルーツを売っているお店もある。
そしてかき氷屋さんも。

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大きな瓶には色とりどりの液体。
そして、テーブルに並ぶミキサー。
かわいい姉妹。

「ジュースくださーい♡」

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女性の衣装を見ているだけでも楽しい。

衣装にはそれぞれこだわりがあるようで。
村には布屋さんや手芸屋さんも。

お気に入りの布、見つかったかな。

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糸の色も種類も豊富。
お店の棚にはぎっしりと糸の束。

「あの色、見せて。」

おばあちゃん、お母さん、そして子どもに。
裁縫の技術が受け継がれていく。

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村一番の大きなカテドラルへ。
鮮やかな黄色い壁のカテドラルは、柱に細かな彫刻が施されている。
ちょうど修復中。

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シンプルな内装。
真っ白な壁。
いくつもの柱が組まれた木造の屋根。
そして、大きなリボンのようなレースが垂らされている。

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祭壇には白い菊がお供えされている。
素足になり、膝をつき、祈りを捧げる女性。

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壁画には、イエスキリストとマリアさま?
グアテマラ人の絵心が、こんなところにも表れている。

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スニルの町には、屋内の常設市場も。
そこは、民族衣装に身を包んだ女性たちで活気に包まれていた。

次回は、そんなスニルの市場の様子を写真たっぷりでお伝えします。
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ここもヘンだよグアテマラ人!

2016.04.12 13:38|グアテマラ☞EDIT
先週から働きはじめたケンゾーです。
帰国して2ヶ月、なんとか無事に社会復帰しました。
「はやいね。もうちょっとのんびりすればいいのに。」なんてことも言われたりするけれど、日本で40過ぎて無職というのはけっこう肩身が狭い。
今度旅行に行けるのはいつになるんだろう。

ゴツゴツと尖った溶岩で埋め尽くされた聖なる山で摩訶不思議な祈りの光景を目撃したケンゾーとイクエ。
大声で説教をする人もいれば泣き叫ぶ人や黙って寝そべったままの人もいてなかなかのカオスぶりだった。
この前のキチェ族のダンスも衝撃的だったけど、グアテマラ人、というかマヤの人々はツッコミみどころ満載。
まだ始ったばかりのグアテマラの旅だけど、おもしろくなる予感がありあり。

登ってきたときとは別のルートで霊山を下りることに。
思った以上に大変だった登りの行程。
こっちのルートもけっこう厳しい。
こんな直立の岩壁をロープを使って上り下りしないといけない。
神に近づくにはそれなりの努力が必要。

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山道を下っていると、これまた不思議な光景に遭遇。
断崖絶壁を下から仰ぎ見る人たち。
その視線の先には、壁に張り付く男。
祈りを捧げる霊山でまさかのロッククライミング。

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このそそり立つ絶壁はクライミングにおあつらえのようで、クライマーの間では人気スポットなんだそう。
霊山でロッククライミングなんかして大丈夫なのかなあ、とついつい心配してしまうけれど、とくにトラブルもなさそう。
グアテマラ人は些細なことは気にしない気質なのかも。

帰りはすこし寄り道をすることに。
日本とおなじように火山国のグアテマラ。
30以上の活・休火山があり、火山活動が活発なことで有名。
火山があるということは・・・温泉があるということ!
近くに温泉村があるそうなので行ってみよう。

村の名前は “ラス・バーニョス”。
バーニョ(Baño)が風呂の意味だから、“ザ・風呂”っていうそのまんまの名前。
まずはふもとにあるアルモロンガという町まで一気に山を下っていく。
色とりどりのモザイクのような田んぼが美しい。

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アルモロンガがあるのはムエラ山からおよそ1000m下ったところ。
「富永マップ」によると細いけれどほぼ一直線で繋がっている道があるみたい。
色鮮やかな花が咲き誇る斜面をのどかに歩いていく。

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けれどのんびり気分ははやくも終了。
道はどんどん狭くなり、やがて道とは呼べないコンディションに。
どんどん勾配が急になり、気をつけないと転がり落ちそう。
さらに胸丈まで草が生い茂り、とうとう先に進めなくなってしまった。
これ、ぜったい富永マップの道じゃないよ。

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草のトゲで手足が傷だらけだし、全身くっつき虫だらけ。
5m歩くたびに立ち止まって靴の中に入ってきたくっつき虫を取り除かないといけない。
町はずっと見えているのになかなかたどり着けない。

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すこし戻るとさっきは見落とした分かれ道を発見。
無事に富永ルートに戻ることができてひと安心。
およそ1時間かかってアルモロンガに到着。
お腹がペコペコになったので、セビッチェを冷たいビールで流し込む。
プリプリのエビと貝がたっぷり入ったセビッチェは35ケツ(約560円)。
なかなかいい値段だったけど、ボリューム満点で大満足。

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アルモロンガからラス・バーニョスまでは2km弱、ぼちぼち歩いていく。
村によって服のデザインが異なっているマヤの人々。
グアテマラは町歩きの楽しさでは中南米でトップクラス。

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そして、ちょっとヘンなことでもトップクラス。
町を歩いていると、「あらららら、どうした?」と首をひねるものがちょいちょい見つかる。
グアテマラ人のファッションセンスは素晴らしいんだけど、絵心はかなり酷い。

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歯医者のイラスト。
かなりの確率で歯が妖怪チック。
入れ歯のイラストを全面に押し出すという斬新なデザイン。

もはやパクらないほうがよかったんじゃないかと思う、残念すぎるミッキー。

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なぜこんな中途半端な大きさ?!
これを描いた意図がまったく理解できない散髪屋のイラスト。

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何の店だか想像することさえ困難。

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いやあ、おもろいなあマヤの人々は。
楽しく歩いていると目的地に到着。
ラス・バーニョスにあるお風呂屋さん「SAN SILVESTRE」。

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ここはすべて個室風呂。
ひとり10ケツ(約160円)で1時間ゆっくりと温泉を楽しむことができる。
洗面器は持参しないといけないんだけど、貸してもらえてラッキー。
やっぱり温泉は素っ裸に限るよね ♫

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久しぶりの温泉にテンションが上がったんだけど、シェラ近郊にはほかにも温泉が点在。
もっとクオリティの高い個室温泉もあるのでまたお伝えしま〜す。
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カオス! グアテマラの霊山

2016.04.09 13:10|グアテマラ☞EDIT
コーヒーを飲みすぎているので、できるだけ飲まないようにしようと決めたのにやっぱりやめられないイクエです。
カフェインレスのコーヒーやコーヒーに似せたタンポポコーヒーを飲むように友人たちからは勧められたけど、やっぱり挽き立て淹れたてのコーヒーが飲みたい!
多くても一日2杯まで、と自分で決めています。
2杯くらいならいいよね?
働いていたときは一日6杯くらい飲んでたから。

グアテマラ、シェラの街。
街外れのムエラ山に登ってきたイクエとケンゾー。
足元は平らな部分なんて全然なく、注意しながら歩かないとへこんだ部分に足を取られて転んでしまいそう。
こんなところで転んで大けがしたら大変。
骨折してもここからふもとまでどうやっていけばいいのか。
注意して歩かなきゃ。

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祈りの声は風に乗ってここまで聞こえてくる。

この聖なる山で人々が祈りを捧げるのは日曜日。
さらに午前中のほうが多いのだとか。

わたしたちは日曜日に合わせてやってきた。
いま、時間は11時半。
向こうの方で人が集まっているのが見える。
近いようにも思えるけれど、大きな岩が行く手を阻んでいて回り込まないといけないところもある。
せっかく進んだと思ったら、先が尖って登れない岩につきあたり、引き返して別のルートを探す。

午前中に間に合うかな。
そもそも、ここからあっちまで行けるんだろうか。
近そうに見えるけど・・・。

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祈りの声が近づいていることだけが励みで、たどり着くことを信じて息を切らして岩をよじ登って行く。
それでも大きな岩にぶちあたると祈りの声が遮られて突然聞こえなくなり、不安になる。

溶岩ばかりの大地だけど、それでもときどき砂があり草木が生えているところもある。
人が踏み固めたような部分もあるし、お供え物と思われる残骸も。

「こっちじゃない?」
「いや、ちがうよ。」
「でも、なんかあるよ。
 ちょっと見てくる。」


恐る恐る下りて行くと、洞窟に出た。
周りの岩壁はまっくろにすすけていて、火を焚いたような跡がある。
そこに花束や焼け残った色紙。

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残念ながらきょうは何も行なわれていないけど、たまにここで生け贄の儀式が行われているのだそう。
生け贄と言ってもこのご時世、生きた人間や大きな家畜を捧げることはできない。
今では生きた鶏を生け贄として燃えたぎる火に焼べることが多いという。

ときおり、叫び声やすすり泣きが混じる怪しい祈りの大合唱がだいぶ大きく聞こえるようになった。
どうやらわたしたちは、聖域の中心地に入ったらしい。
あちこちに花束がお供えされている。

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聖域の中心地といっても、それは広い。
一か所ではなく、みんな自分がいいと思った場所で祈っている。
祈り方も十人十色。

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20人ぐらいの集団でやってきて輪の中心には牧師役のような人。
その説教に、神妙な顔で耳を傾けている人たち。

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リーダー格の男性の声は大きくなり、まるで選挙演説みたい。
手を振り上げて熱弁している。

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別の場所では、肩を寄せ合い、頭を抱えて、2人にしかわからない境地に入り込んでいる男性二人組。
肩を振るわせ泣いている。

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そうかと思えば、1人っきりで大地に突っ伏し、ただ泣いているだけの人も。
そばには聖書のような本が置いてある。

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部外者のわたしには、ここはとても異様な光景に映る。
泣き声や叫び声、怒号のように人を諭す声、重低音の大合唱・・・。
あちこちからそれぞれの音。
泣き声と言っても、しくしくと泣く声もあれば、わんわんと大泣きする声もある。

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「宗教のテーマパーク」。

そんな風に表現していた人もいて、それはちょっと失礼な表現じゃない?なんて思っていたけれど、確かにそんな感じだ。
「ハレルヤ〜!ハレルヤ〜!」とわめく、キリスト教から派生した新興宗教のようなものもあれば、マヤの土着の信仰のような祈りをしている人たちもいる。
それぞれがそれぞれの場所でそれぞれのやり方で。

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みんなで気持ちを高め合い、泣きあい、大げさに励まし合い、まるで芝居でもしているかのような集団もいれば、離れた場所でたったひとり、孤独に体を横たえて微動だにしない人もいる。

バラバラに見える。
ただひとつの共通点は、神と向き合っていること。

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グアテマラには無数の民族集団が存在している。
集団によって言葉も違うし、伝統衣装も違う。
風習や文化、しきたりも違う。
だから、信仰の仕方が違うのはあたり前と言えばあたり前。

こんなふうにいろんなものが混在して共存しているのが、グアテマラらしさなのだから。

さっきまで集団で泣きわめいていた人たちが、静かになった。
大きなカゴやバッグから飲み物や食べ物を取り出す。
そして岩に座って、にこやかにランチタイム。
さっきまで目を腫らしていたのに、笑いながらおしゃべりして、まるで花見みたい。
心が浄化されて、すっきりしたのかもしれない。

談笑している。
こちらを見て、笑いかけて挨拶する余裕もある。

「ブエン プロヴェッチェ!
 (どうぞよい食事を楽しんでください)」

いつもわたしたちが食事中、現地の人に言われる言葉を贈った。

「グラシアス!
 (ありがとう)」


この霊山には暗さも明るさもある。
孤独も分かち合いもあれば、泣きも笑いもある。
わたしとケンゾーにとっては、とてもカオスな場所。

それによくわからないのが、いちばん目立つ場所に星条旗とイスラエル国旗が掲げられ風にはためいている。
グアテマラ人にとって大切な聖域を占領してるようで、不快。

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帰ってから宿で理由を聞いたら、グアテマラにはアメリカ政府のことが好きな人たちが多いらしい。
ヒトラー政権のとき虐げられていたヨーロッパのユダヤ人たちが南米にも逃れてきていて、グアテマラにはけっこうユダヤ人が多く暮らしている。

詳しいことはわからないけど、いろんな思惑がありそう。

この場所には、いろんな宗教の看板も立っている。
「悩んでいたらここに電話」と記されていて、新興宗教の勧誘みたいな内容だ。

ふもとのほうに移動していくと、屋根のついた休憩場みたいな場所がいくつかあり、大きな声で説教する人がいて、相手の頭をもって振ったり地面につけたりしている。
相手はされるがまま。
従順で、腹這いになったり泣いたり、膝をついて移動したり。

青森の恐山に行ったことはないけど、映像で見た恐山の様子をわたしは思い出していた。
イタコさんと、それに従っている参拝者みたいだ。

グアテマラって不思議で変で奇妙で、わけがわからなくて、カオス。
そう思っていたけれど、日本だって・・・。
一度は、日本の恐山にも行ってみたいなあ。
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シェラ 仙人の住む「ムエラ」の岩山へ

2016.04.07 11:53|グアテマラ☞EDIT
久しぶりに鶏のタタキを食べて、そのおいしさを再確認したイクエです。
柚子胡椒があったら最高だったけど、用意し忘れた。
今度、買っとこう。
柚子胡椒と言えば、赤色のものを想像する人が多いかもしれませんが、九州では緑色が一般的です。
わたしは断然緑色の柚子胡椒が好き!

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さて、グアテマラ第2の都市シェラ。
きょうは泊まっているタカハウスから歩いていける山があるのでケンゾーとふたりで行ってみることに。
街を南へと向かって歩き、小高い丘を登っていく。

シェラの中心地が小さくなっていく。
街の中の建物は老朽化しているけれど、みんな赤い屋根がお揃いでなんとなく統一感はある。

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街は建物で密集している。
けれど、丘を登っていくとどんどん建物がなくなっていく。

ポツン、ポツンとあるのは童話に出てきそうなかわいらしい家。
不揃いな石組みの塀が、まわりの緑の草とマッチしている。

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大きな素焼きのお鍋が仲良く軒下に並んでいる。
レンガの壁にはフライパン。
黒くすすけていて、年代物。

これでどんな料理を作るんだろう。
それとも、織物の染色に使うのかな。

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たくさんの人たちがいて、いろんなお店があって、いろんな音であふれていて、にぎやかで活気がある繁華街も楽しくて好きだけど、こんなのどかな場所を歩くのもワクワクする。
グアテマラの原風景。

風が頬をなでる。

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わたしたちが目指している山は、「ムエラ(MUELA)」と呼ばれている山。
近くまでミニバスや乗合いトラックを利用して行けるみたいだったけど、わたしたちは歩いていくことにした。
だって、これはハイキング。
乗り物に乗ったら楽しみがなくなってしまう。

こんなところにも、サッカーのグラウンド。
しかもみんなそれぞれユニフォームっぽいのを着ている。
ここならのびのびと練習ができそう。

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泊まっているタカハウスの壁一面には「富永マップ」なるものが張られている。
富永氏とは有名な旅行ガイドブックを執筆している人のようで、張り紙にはお勧めの場所やグアテマラの情報が手書きの地図とともに詳細に記されている。

よくこんなところまで行こうと思ったなあ。
どうやってこういう情報を仕入れるんだろう。

富永氏の情報収集能力はすばらしく、その情報さえあればグアテマラを3年間くらい旅できそうなほど。

今、目指しているムエラの山も、富永マップを見るまで存在すら知らなかった。
そこに行ったという旅人にも会っていない。

ムエラ山は溶岩からなる聖なる山で、地元の人たちの信仰の場になっているらしい。

手書きの富永マップはとても詳細で「『犬に注意』の看板から右へ」とか「古い大きな家の前を通る」など、普通の地図では使われないような言葉で道順が説明されていた。

「犬に注意」の看板なんて、番犬を飼っている個人が設置している小さな看板。
いつなくなってもおかしくはなさそうだけど、ちゃんとその看板は存在していた。
富永マップの作成からもう10年ぐらい経っていそうだけれど。

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トウモロコシ畑の中の道を突き進んで行く。
葉は枯れていて、ちょうど収穫の時期なのかも。

中南米では、食事にトウモロコシが欠かせない。
トウモロコシを粉末にして、それを小麦粉のように使って主食を作る。

粉にするにしろ、料理に使うにしろ、乾燥トウモロコシのほうが使い勝手がいい。

ケンゾーとびっくりしたのは、トウモロコシの葉が枯れて茶色くなってもトウモロコシを収穫しないこと。
トウモロコシがある程度カラカラになるまで、収穫せず葉っぱに包まれた状態でそのまま放置している。

最初は「どうして収穫しないの?もったいない。もうトウモロコシが枯れちゃってるよ。」と思っていたけど、あえてそのままにして乾燥させていたんだと思う。

カラカラになって収穫したものは、さらに天日干しする。

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誰ともすれ違わない田舎道。
でもあいかわらず、ときおり民家が出現する。
このあたりは井戸で生活しているみたい。

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庭先でひとり、作業をしている高齢の女性。
温かそうなカーディガンを羽織って、頭にはバンダナ。
大きなフレアーのスカートがかわいらしい。

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放し飼いの鶏が、餌をついばみながらおばあちゃんのまわりをウロチョロ。
洗濯物を広げた屋根の上に、野菜を干すおばあちゃん。

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おばあちゃんが干していたのは豆。
グアテマラ料理には必ず豆が入っている。
市場に行けばいろんな色や大きさ形の豆がわんさか売られている。

グアテマラに来てから、ケンゾーはオナラが止まらない。

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このあとわたしたちは森の中に入った。
森の中を抜けていくなんて、赤ずきんみたい。
森の中では方向感覚がなくなる。
迷わないように気をつけながら進むと、道路に出た。

これから登るムエラ山はきっとあの辺り。
霧に包まれてしまって見えない。
せっかく登っても、何も見えないなら残念だなあ。

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宿を出発してから1時間半。
登山口っぽいところを見つけた。
その向かい側には小さな売店。

「食べ物、何か持っていたほうがいいよね。」
「どのくらい時間かかるかわからんしね。」

売店でスナックやビスケット、ナッツを購入。

「ムエラの山にはどこから登ればいいんですか?」
「あそこよ。
 そこから左に曲がってね。」

お店のおばさんが笑顔で送り出してくれた。

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すぐに足元は岩だらけになった。
登山道らしきものはない。
でも、ところどころ岩に矢印が書いてあってそれに従って行けば遭難することはなさそう。

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ゴツゴツとした不思議な形の岩がニョキニョキと生えている。
白くて長いヒゲを生やした細身の仙人が、岩陰からひょこっと現れてもおかしくはない。

そんな場所に、松の木が生えている。
見て!こんな大きな松ぼっくり。

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距離はそんなになさそうだけれど、この山登り、けっこうハード。
足元はゴツゴツして歩きにくいし、大きな岩をよじ登らないといけないところも。
雨が降ったら滑って大変。
どうか、天気がもってくれますように。

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細長い岩山をよじ登り、ようやく頂上へ。
真っ白で何も見えないかも・・・と思っていたけれど、天気は回復。
標高2940メートル。

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眼下に広がるシェラの市街地。
けっこう歩いてきたもんだ。

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あんなところにゴミ?
一瞬そう思った。
でも、それはゴミではなく色とりどりの紙。

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ここは聖なる山。
この仙人が出るような山に登ってきて、お供え物をして祈りを捧げる人たちがいるのだ。

信仰の様子を見たかったけれど、あいにく今は誰もいない。

頂上のちょっと開けた空間には、何かを燃やしたような黒い跡がついている。

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たしかに、俗世間から切り離されていて、天に近いように感じられるこの場所で、神と対話したくなるのもわかる気がする。

「日曜日には、たくさんの人たちがお祈りに来ますよ。」

宿のオーナーのタカさんはそう言っていた。
だからわたしたちは、日曜日を狙ってきた。

「みんなが祈っているのは、奥のほうの山。」

タカさんはそうも言っていた。

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「あそこに人影みたいなの見えない?
 ほら、あの、とお〜いところ。」

「ほんとだ。
 なんか聞こえる。」


灰色一色の山肌に、赤や青、黄色の豆粒のようなものが見える。
それは動いているから、きっと人間。

そこから、呪文のような歌のような叫びのようなものがかすかに聞こえてくる。

「あそこまでどうやって行けばいいんだろう。」

溶岩の山肌は尖っていて、はっきりとした登山道はない。

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岩をよじ登って下りて、よじ登って下りて、を繰り返さないといけない。

タカさんはこうも言っていた。

「ほんとうに危ないですからね。
 気をつけてください。
 岩と岩の間に足が挟まってくじいたりしちゃうから。
 ちゃんとした靴を履いて、注意しながら行ってくださいね。」


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向こうまでどのくらいかかるかわからない。
道もない。
かすかに聞こえる祈りの声だけが頼り。

「行ってみよう。」

私とケンゾーはでこぼこの溶岩の上を恐る恐る歩きはじめた。
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第2の都市「シェラ」 なんだかんだで好きな街 

2016.04.06 01:37|グアテマラ☞EDIT
五日間もブログを更新できずにすみません。
毎日のぞきに来てくださった方々、ありがとうございます。
できるだけ、きょうからは毎日更新!と意気込んでいるイクエです。

実はおととい引越しましたー!
引越しの準備などで忙しく、なかなかブログを書けずにいました。
福岡での新生活が始まりました。
ケンゾーは早くも仕事再開です。
リアルタイムのわたしたちについては、また今度ご報告しますね。

さて、話は戻ってグアテマラの旅のこと。
キチェ族が多く、彼らの宗教観やダンスの感性などいろいろと衝撃を受けたチチカステナンゴを旅立つ日がやってきた。
あと数日滞在してもよかったんだけど、ここ以外にもグアテマラには個性あふれた魅力的な町がたくさんある。
ここで時間を費やし過ぎると、ほかの町を回れなくなる。

これから目指す町は、グアテマラ第2の町、ケツァルテナンゴ
スペインに侵略されるまではシェラと呼ばれていて、今でもシェラと言うほうが通りがいい。
ちなみにローカルバスの表記もシェラ(「Xela」)となっている。

シェラ

ガイドブックにはチチカステナンゴからシェラ行きの直通バスもあると書いてあったんだけど、待てども待てどもバスはやってこない。
地元の人も「そのうち来るとは思うけど・・・」と自信なさげ。
そしてそのあとに続くのは「途中の分岐点までバスに乗って、幹線道路に出てからシェラ行きのバスに乗り換えたほうが早いよ」という言葉。

直通バスに乗るほうが楽でよさそうだったけど、雨のなか軒下で待ち続けてもいっこうにバスは来ないので、地元の人たちのアドバイス通り、分岐点までのバスに飛び乗った。

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チチカステナンゴからロス・エンケントロスまでひとり5ケツァール(約80円)。
ちなみにグアテマラの通貨の単位はケツァール
ケツァールとは、手塚治虫の『火の鳥』のモデルになったとも言われる尾っぽの長い美しい鳥。
グアテマラの国鳥。

でも「ケツァール」って長いので、日本人の旅人の間ではお金の単位を言うとき省略して「ケツ」と言う。
「ケツァール」というと気高く美しい響きだけど、「ケツ」になるとぐんと品格が落ちてしまうね・・・。

5ケツ払って乗ったバスは峠を越えて幹線道路でわたしたちを降ろした。

バスを降りた途端、道路の反対側に止まっているバスに気づいた。
車掌と思われる男がわたしたちを手招きしている。
いっしょにバスを降りたおばさんたちと駆け足で道を横断し、飛び乗る。
バスの行き先表示の看板は確認してないけれど、バスに乗るとき車掌に「シェラ?」と聞いたら頷いたので間違いはないと思う。

グアテマラではチキンバスばかりに乗っていたイクエとケンゾー。
飛び乗ったバスは、普通のバスの形をした、まあまあのバスだった。
運賃は20ケツ(約320円)。

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てっきりシェラのバスターミナルまで行ってくれるのかと思っていたら、へんな交差点で降ろされた。
どうやら飛び乗ったバスの目的地はシェラではなく、もっと先の町だったらしい。
右往左往しながら人に聞きまくり、なんとかシェラの中心地まで行く路線バスに乗り換えることができた。
路線バスと言ってもワゴン車。
シェラ市内を走り回る路線バスは、路上で客が手をあげると止まってくれる仕組み。
中心地まで1.25ケツ(約20円)。

そこからお目当ての宿まで1キロほど歩いていく。

山間にあるのんびりしたチチカステナンゴに比べて、シェラは都会。
とは言え、そこまで大きくもないし、洗練されてもいない。
「この規模でグアテマラ第2の都市?」と思ってしまう。
それでもこれまでいたチチカステナンゴよりも騒々しく、人も多く、民族衣装を着ていない女性も多い。

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少数民族の文化や言葉、伝統衣装は残ってほしいと思うけれど、やっぱりどんどん廃れていくのは避けられないことなのかもしれない。
さっきまでいたチチカステナンゴも、そのうちこのシェラみたいになっていくのかなあ。
あと10年後のグアテマラは・・・。
世界はどんどん小さくなって、どこも似たり寄ったりになっていくのは悲しいなあ。
ずっとこのままであってほしいと思うのは、勝手な望みだけど。

イクエとケンゾーがシェラの宿に決めているのは「タカハウス」
タカさんという日本人のオーナーがやっている安宿。
外観は全然宿っぽくない。
日の丸らしきものがペイントされているので、たぶんここかなあと思って呼び鈴を押す。

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ドアが開いたら、元バックパッカーで、旅人たちを笑顔で大歓迎してくれるハツラツとしたオーナーが出てくる。
勝手に想像していたけれど・・・。

現れたのは、ヨレヨレのTシャツに寝癖、「おじいちゃん」と言っても言い過ぎではない年齢の男性。
ぼーっとしている。

え、ここ?
この人がタカさん?
と言うか、この人、日本人?

わたしたちに吠える白い犬。

「この犬、噛みつくので絶対に触らないでくださいね。
 絶対にダメですよ。」

釘をさされる。

急に不安になった。
居心地の悪い、変な宿に来てしまったのではないか・・・。
とりあえずきょうはここに泊まることに。
体も心も安らげない宿だったらあした別の宿を探そう。

タカハウスはきれいなゲストハウスではなかった。
入口付近には、山積みになって今にも雪崩を起こしそうなたくさんの古着。
もう何年も前からそこに張られていることを物語っている、茶色に変色した「宿の管理人募集中」の張り紙。
ベッドマットは薄くて、腰痛持ちのケンゾーはさらに腰を悪化させる。

それなのにわたしたちは・・・。
不覚にもこの宿をとても気に入ってしまい、この後、ここに泊まり続けることになる。
今までで一番好きな日本人宿。

なぜ、こんなタカハウスにわたしたちはハマってしまったのか。
それは、のちのち語ることにします。

きょうはグアテマラ第2の都市、シェラ(ケツァルテナンゴ)の街並みをご紹介♪

タカハウスが建っているのは、こんな街並みの一画。
石畳、緩やかな坂道、そして両脇に古い家々。

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周りを山々で囲まれていて、街の標高はおよそ2300メートル。
「シェラ」という名前は、マヤ語で「十個の山のそば」を意味するのだそう。

中米って緯度だけ見れば暑い地帯に属している。
けれど、このシェラのように、標高が高くて過ごしやすい場所に人々が住み着き、街ができている。
太陽が出ていて天気がいい日中は汗ばむ陽気だけど、朝夕は冷え込み、ダウンジャケットが必要。

グアテマラ第2の都市シェラの人口は、およそ25万人。
いくつかのスーパーマーケットや小さめのショッピングセンターはあるけれど、首都のグアテマラシティと比べれば街の規模は小さい。

周囲は山だけれど、平らな部分に建物が密集し、街をつくっている。

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スペイン統治時代の建物もけっこう残っていて、建物だけ見るとヨーロッパにいる錯覚を覚える。
でも、そのそばを民族衣装を来たおばちゃんが歩いていたりして、そのアンバランスさがおもしろい。

グアテマラは中米の中では物価が安いので、ここに長期滞在してスペイン語学校に通う外国人たちも多い。

ヨーロッパの建築物も多いし、おしゃれなカフェなんかもあるから、欧米人にとって居心地がいいのかも。

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ローマやギリシア文明の古代建築にも出てきそうな、大きな柱の建物は歌劇場。
スペイン統治時代は、金持ちたちがここでオペラでも楽しんだのかな。

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いまでも劇場として使われていて、ときには地元の子どもたちの発表会やミス・グアテマラを決める一大イベントなんかも行なわれているんだって。

「セントロ・アメリカ公園」と呼ばれる中央公園の周りには、コロニアル建築のカテドラルなどが建ち並び、格式高い雰囲気。
ちょうどクリスマスシーズンで、大きなクリスマスツリーも登場。
少数民族の文化がしっかりと受け継がれているグアテマラではあるけれど、やっぱりキリスト教の国なのだ。

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いくつもの古い建物のうち、なんだかよくわからないけど気になったものがこれ。
石畳の道路の上にかかる石橋。

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橋なんだけど、下には川は流れていない。
かといって、歩道橋の役割を果たしているわけでもない。
道も狭くてすぐに渡れるうえ、車もあまり通らない。
わざわざ階段を上り下りして道を渡る人なんているのだろうか。

こんな意味のない橋が世の中にあるなんて。

しかもひとつだけではない。
こちらはアーチ型。

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この橋を渡っている人を一度も見たことがない。
でも歴史的に価値のあるものと思われる。

誰も使わないこの橋のおかげで、車は下をくぐるのが大変そう。
バスはギリギリくぐれる高さ。

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どうやらこの橋、洪水対策らしい。
橋の下の道路の部分がちょっと低くなっていて大雨が降ると浸水。
本物の川のようになる。
そんなときにこの意味の無い橋が、橋として活躍するらしい・・・んだけど、それだけ大雨になったらこの橋の階段のところも浸水するのでは?と思ってしまう。
実際にその様子を見ていないからわからないけど。

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夜になると公園の周囲の建物はライトアップされる。
なかなか雰囲気がある。

16世紀に建てられたカテドラル。
その後も増築されて、前と後ろでデザインが違うものとなっている。

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カテドラルのすぐ近くには屋台が並び、夜もにぎやか。
ダウンジャケットを宿に忘れて震えていたら、湯気が出ているものを発見。
コンロの上で大きなお鍋に入ったものがグツグツ。
同じものを売っているお店が何軒も隣り合っている。

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ひとつにはグツグツ煮られた牛乳。
もうひとつには、飴色をしたジュースのようなもの。
下にはたくさんのフルーツが沈んでいる。
リンゴやオレンジ、マンゴー、ココナッツ・・・。

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わたしはジュースみたいなほうをチョイス。
すると、今度はたくさん置いてあるお酒のボトルから好きなものをチョイスするように言われた。
どうやら好きなお酒をあったかいジュースで割るみたい。
ウォッカやジン、ラム、ブランデー・・・。

これは、体がポカポカになりそう。

手渡された紙コップの中にはお酒とジュースとカットされたフルーツ。
湯気が立っている。
両手で受け取ると、手のひらに熱が伝わってきてそれだけでじんわり温かくなる。

いただきまーす。

思っていたよりもアルコール度数は高く、あとから体が温かくなる。
果物が入っているからけっこう甘い。
でも、これなら普通にお酒を飲んだほうがいいかな。

このお酒よりも好きだったのは、チョコバナナ!
シェラの街でもチョコバナナの看板をちょくちょく見かけた。
宿の近くのゲームセンターで売ってるチョコバナナがいちばんのお気に入り。
バナナのほかに、パインやイチゴなんかもあって、好きなフルーツを選ぶとその場で溶かしたチョコのポットに入れてコーティングしてくれる。
あっという間にチョコが固まる。

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ちゃんと香ばしいナッツもまぶしてくれる。
1本2ケツ(約32円)。

きょうの記事はこの辺で。

本当にこの一週間、更新をさぼってごめんなさい。
せっかくこのブログを開いてくれたのに「なんだー、まだ同じ記事のままか。」と失望させてしまっていたのに、それにもかかわらず、ランキングのポイントをクリックしていただいていた方々、ほんとうにありがとうございました。

引越しも落ちついたので、これからはこまめに更新していこうと思います。
今後とも、よろしくおねがいいたします。
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