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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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2012年09月 世界旅行に出発

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南米旅行にいったい何か月費やすつもり?

2015.09.30 05:42|コロンビア☞EDIT
きょう美容室で髪を切ったイクエです。
美容室で切ったのはアフリカのチュニジアで切って以来。
チュニジアのときは5秒でカットが終わり、ガッタガタ。
もう一度美容室に行って、やりなおしてもらったなあ。

サレントで3泊してトレッキングをしたりコーヒーを飲んだりしてコロンビアライフを満喫したイクエとケンゾー。

次の目的地は、コロンビアの首都ボゴタ

ボゴタ

サレントの宿のおねえちゃんがとてもいい人で「チェックアウト後も自由にバスルームやキッチンを使っていいからね」と言ってくれていたので、シャワーを浴びて夕食を作って夜9時までホテルに滞在させてもらった。

旅人のこころをわかっている。
こんな宿の配慮は夜行バスに乗るとき、本当に助かる。

最終便の路線バスに乗ってアルメニアのバスターミナルへ。
いくつかバス会社があったけど、看板に写っているバスの写真を見て判断。
できるだけ、いい車体を。
同じくらいの値段なら立派なバスがいいから。

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運賃は28000ペソ(約1120円)。
9時間くらいかかるって聞いてたけど、実際には6時間半くらいで到着した。
だったら日中移動でもよかったかも。
何かと物騒なコロンビア。
夜行バスだと眠っている間にバッグを盗まれたり、バスジャックに襲われたりするリスクが高い。
6時間半くらいだったら日中移動するべきだったかな。

でも、これは判断が難しい。
6時間半で到着すると思って午前発の便に乗るとする。
それがもし9時間かかったとしたらボゴタには夜に到着することになる。
治安の悪い大都市に夜到着して街を歩き回って宿を探すのは、それはそれであぶないこと。
旅人は、流れに身を任せているようでつねにいろんなことを想定して旅程を立てている。

結局バスは日の出前の朝5時にボゴタに到着。
夜が明けるまで、ターミナルで時間をつぶそう。

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ボゴタのバスターミナルは広いけれども雑然としている。
食堂はたくさんあるしカジノまであったけれど、ベンチの数も少ないし、居心地はよくない。
時間をつぶすには不向きの場所。

仕方なく現地人親子のまねをして、隣で床に座って1時間。
空が白み始めたので行動開始。

バスターミナルにはタクシーが待機しているけれど、公共交通機関で移動したい。
安上がりっていう理由もあるし、危ないと言われる首都でタクシーに乗るのもリスクがあるから。
ドライバーに人通りの少ない場所に連れていかれ金品を盗まれる犯罪や、途中で犯人が車に乗り込んでくるタクシー強盗だってある。
かといってバスが安全というわけではないけれど、まだこの時間は車内も混雑していないしスリの危険も少なそう。

路線バスのバス停まではすこし歩く。
ターミナルの前の通りを左に、そして右に曲がって、このショッピングセンターの前。

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路線バスといっても、小さなバス。
乗客が多いと大きな荷物を持っての乗車は断られることもあるらしいけど、ラッシュアワーにはまだ早い。
無事にセントロ行きのバスに乗ることができた。

セントロの適当なところでバスを降りる。
目星をつけていた宿をめざす。
治安が悪いと言われるコロンビア。
首都のボゴタならなおさら。

街の中心なのに人通りが少ない。
廃墟のようなビルもあるし、落書きも多い。
大丈夫かなあ。

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午前6時半。
眠りから覚めたばかりの街。
静寂。
張りつめた空気。

不安感に拍車をかける。

わたしはこの街を好きになれるのだろうか。
もともとベネズエアに行くための経由地として考えていたから、あしたにはとっとと移動するかな。
でも、まだこの街の魅力はわかない。
決断するには早い。

落書きだらけでさびれた通りをしばらく歩くと、今度はカラフルでかわいい建物が並ぶエリアへ。
ボゴタの印象が少し変わる。

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「たぶん、この建物だ。」

『地球の歩き方』にも載っていたバックパッカー御用達の宿Aragon。

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「え?アラゴン?
 どこかで聞いたような・・・。」

ケンゾーが苦笑い。

ケンゾーが言っているのは、インド・コルカタの安宿パラゴン。
日当りが悪くて狭い独房みたいな部屋もあり、南京虫の巣窟で、建物は老朽化していて、スタッフの対応は悪すぎる、安さだけが取り柄の宿。
でもわたしたちにとっては「快適」とまではいかないけど、悪くはなかった宿。
日当りのいい屋上は、風が吹くと心地よかった。

「あんなパラゴンよりはマシだよ。
 まあ、ここも泥棒宿らしいけど。」

「ここも?!」

またケンゾーが笑った。

アラゴンはパラゴンと違って、スタッフの対応はよかった。
朝早いのに笑顔で迎えて入れてくれて、片言の日本語であいさつしてくれた。
キッチンやバスルームを案内してくれる。

「コーヒーは自由に飲んでください。」

ポットにコーヒーが入れてあって、セルフサービスで飲めるようになっている。
もちろん作り置きだからすごくおいしいってわけではないけれど、コーヒーの名産地コロンビアにいるからには常にコーヒーを味わいたい。

キッチンは広くて使いやすく、鍋類など調理器具の種類も豊富。
通された部屋は広い角部屋で、アンティーク調。

「へえ~。
 なかなか、いいやん。
 ここ。」


さっきの自嘲ぎみの笑いとは違う、満足げな笑顔のケンゾー。

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古いお屋敷のような宿。
広い窓からは、通りが見える。
この角部屋もそうだけど、ここの建物は交差点に面した部分が直角ではなくカーブを描いている。
角の建物がなめらかな曲線というのは、死角もなくなるうえ、街の印象を柔らかくする。

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個室でひとり22000ペソ(約880円)。
シャワーはお湯が出るときもあれば、水のときもある。
水の確率のほうが多い。
標高2640メートルのボゴタで水シャワーはつらいけれど、3年も旅をして水シャワーにもすっかり慣れた。
気合いを入れてシャワーに臨み、体を洗い終わってタオルで拭いて服を着るときのあの何とも言えない安堵感。
たまにはそういうのもいいか、と思うのはちょっとマゾなんだろうか。
というか、重い荷物を抱えて節約のためにタクシーにも乗らずたくさん歩いて、安宿を渡り歩き、まるで苦行のようなときもあるバックパッカーの旅。
そんなことを好きこのんでやってるバックパッカーは、ノーマルな人には理解できないマゾな部分があるのかも。

無料のコーヒーを飲んで、冷たいシャワーを浴びて。
さっそく街に繰り出そう。

ボゴタの人口はおよそ700万人。
スペイン植民地時代の建物も残っていれば、首都らしくビルも乱立している。
南米のなかでも経済的に発展している国。

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日本の国土のおよそ3倍の広さをもつコロンビア。
人口は4600万人ほどで、先住民とスペイン人の混血の「メスティソ」は75パーセントをしめる。
南米のなかでもっとも混血の割合が高い国なのだそう。

南米の大きな街には必ずある、旧市街の中心地の広場。
だだっ広く、鳩がたくさんいるこのボリバール広場はカテドラルや市庁舎に囲まれている。

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そして太い柱が特徴的な国会議事堂。
屋上に掲げられているのはコロンビア国旗。
赤は革命で流された血、黄色は鉱物が豊かな土地を表しているのだそう。
コロンビアでは石油も採れる。
そして青が表すのはふたつの海。

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太平洋とカリブ海。
コロンビアの西側は太平洋、北側はカリブ海に面しているから。

アメリカ大陸の最南端、アルゼンチンのウシュアイアからついに陸路で南米のてっぺんの国まで縦断してきたことになる。
気づいたらアメリカ大陸に上陸して、はや7か月。

アンデス山脈が貫く南米。
これまでいくつの山を越えてきただろうか。

まさかこんなに長いこと南米を旅することになるとは。
国土の広いブラジルに行くと抜け出せなくなりそうなので、ブラジル旅行は諦めた。
ブラジルに行ってないのにこんなに長くかかっている。
いったいいつ、わたしたちは南米を抜け出すのだろうか。

でも、きっとふたりの南米の旅は終盤にさしかかっている。
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コロンビア「コーヒーの景観」☆ こんな遺産をもっと認定して!

2015.09.29 05:51|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
コーヒーについて調べていたら「カフェイン禁断頭痛」なるものがあって、わたしもそうかも?と思っているイクエです。
コーヒーには中毒性があって、1日にコーヒー3杯以上飲んでカフェインを摂取している人は、最後にコーヒーを飲んでから24時間以上経つと偏頭痛のような症状が現れるんだって。
カフェインを摂取すればすぐに頭痛は消えるらしいけど、飲まないと2日ぐらいは継続するらしい。
今まで頭が痛くなるときがよくあって、それは水を飲んでいないときによく出ていたから脱水症の一種かと思って水分を取るようにしていたけど、コーヒーのせいだったのかも。

きのうに引き続き、きょうもコーヒーツアーのお話。

真っ赤に完熟したコーヒーチェリーのおいしさにびっくりしたイクエとケンゾー。
次は収穫したコーヒーがどうなるのか、ガイドのおねえさんが説明してくれる。

まず、手摘みしたコーヒーの実は、皮と果肉を取り除かないといけない。

こんな、かき氷機みたいなのにコーヒーチェリーを入れてハンドルを回すと、向かって左側に果肉と皮が、右側に種が落ちるようになっている。

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というのは昔の話。
いまはモーターで回る大型機械で行なわれる。

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収穫したコーヒーチェリーをバッサーっと袋からプールの中へと出す。
プールの地下には機械があって、そこでウィ〜ンと皮と果肉が取り除かれる。

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コーヒー豆を水に浸けて洗浄し発酵させたあと、今度は乾燥させる。
乾燥は天日干しのほか、機械を使って乾かす方法がある。

その過程でこんなふうに豆にへばりついていた薄皮がはがれる。

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この皮は乾燥させるときに使う機械の燃料にしてるんだって。
なにも無駄にしない、いい利用方法。

ガイドのおねえさんが言うには、機械も天日干しも品質には差は出ない。
機械だと9時間で乾燥できるけど、天日干しは10日以上かかるのだそう。

天日干しはビニールハウスの中で。

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そして出荷となる。

ちなみに、コーヒー豆の大きさによっても等級が分かれていて、選別して小さいのは二級品として出荷するのだそう。

この農園はけっこう広いので、たくさんの人が働いているのかと思ったら10人くらいしかいないんだって。
収穫が忙しいときでも最高で35人くらい。

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こんな英語ツアーまでやってるから、比較的大きな農園なのかなあと思っていた。
コロンビアはほとんどが小規模農園。
「大規模じゃないし機械もあまり使わないから、コロンビアコーヒーがいちばんおいしいんですよ」とガイドのおねえさん。

コーヒーの品種には、アラビカ、ロブスタ、リベリカなどがある。
コロンビアではアラビカのみが栽培されているのだそう。
アラビカは甘くてカフェインが少ないだって。

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わたしたちがツアーに参加していたとき、ちょうど収穫を終えた男性陣が大きな袋に入れたコーヒーを抱えて集まっていた。

収穫したコーヒーは計りにかけて、どのくらいの量を採ったのか記載したあと、さっき紹介したプールにドバーっと入れる。

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さて、ここで問題。
世界のコーヒー生産量。
多い国は?
1位から4位までお答えください。

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さあ、わかりましたか?
コロンビアもベスト4に入ってますよ。

堂々の1位は、ブラジル

そして2位は、アジアのあの国。
料理もおいしい、ベトナム

肝心のコロンビアが第3位。
でも、第4位と接戦。
年によっては3位と4位が入れ替わる。

その4位は、インドネシア

この4か国で、世界の生産量の75パーセントを占めているのだそう。

ちなみに、5位6位がエチオピアとインド。
インドって紅茶のイメージしかないけど、コーヒー部門でもがんばってるんだね。

ちなみに消費量でいくと、日本は世界第4位。
緑茶文化の日本も、コーヒー派の人が多くなってるもんね。

消費量1位はアメリカ
この農園も輸出先のトップはアメリカなんだって。

おいしいコロンビアコーヒーをコロンビアで飲むことを夢見ているわたし。
ガイドのおねえさんによると、少し前まではいいコーヒーは全部海外に輸出されて、二級品以下の出来の悪いコーヒーしかコロンビアでは手に入らなかったのだそう。
最近ようやくコロンビアでも、いいコーヒー豆が市場に出るようになったんだって。
それでも街のスーパーや商店で出回っているのは、安い二級品。
一級品には「グルメ」とか「プレミアム」とか記載してあるけど、なかなかお目にかかれない。
おいしいコロンビアコーヒーは原産国のコロンビアよりも日本のほうが手に入りやすいかも。

フィリピンや中国、タイなどこれまであまりコーヒーの消費量が多くなかった国でも、年々消費量がすごい勢いで伸びているらしい。
生産量よりも消費量が増えているから、そのうちコーヒー不足になってコーヒーの価格がぐーんと上がるかもしれない。
いまのうちに買いだめしとこうかな。
賞味期限さえなければ。

そういえば、アフリカ旅行中カカオ栽培について説明を受けたときも、チョコレートを食べる人が増えてきてカカオ不足になっているって話を聞いた。
経済的に貧しかった国が発展して、嗜好品を買える余裕のある人が増えてきている。
とくに人口の多い中国。
富裕層が多いし、チョコレートを日常的に食べるようになってきて消費量が増えているんだって。
人口の多いインドもいま発展してきているから、チョコレート争奪戦が起きるかもしれない。

コーヒーの栽培と出荷されるまでの流れを見てきたわたしたち。
ようやくお待ちかねの試飲タイム ♫
試飲するのは新鮮な一級品のコーヒー豆。

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中華鍋みたいなフライパンをコンロにかけるおねえさん。
コーヒー豆を炒る。
いわゆる「焙煎」というもの。
普通は焙煎されたものがパッキングされて販売されるけど、こうやって生豆をフライパンで炒るのは「自家焙煎」。

うーん、いい香り!

大豆みたいに見える。

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コーヒーは、炒る(ロースト)時間によって味も変わってくる。
ライト、ミディアムライト、ミディアムダーク、ダーク。
日本では「浅煎り」とか「深煎り」なんて言う。

色が濃くなるダーク(深煎り)のほうが、味も苦みも濃くてカフェインが多いように思えるけど、炒る時間が長いダークほどカフェインが少なくなるのだそう。

炒ったあとは、コーヒーミルで粉状にしていく。
「だれかやる人〜」とガイドのおねえさんに言われて、ポルトガル人の彼氏のほうが挑戦。

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粉の挽き方も「細引き」「中挽き」「粗挽き」と異なってくる。
ここでは中挽き。

飲み方によって、ふさわしい粉の大きさがある。
エスプレッソはパウダー状の細挽きがいいんだって。

日本で生活していたとき、コーヒーミルをもっていたんだけど仕事に行く前に豆を手動で挽くのはけっこう時間もかかるし面倒くさいんだよね。
自分でお湯を注いでドリップコーヒーを淹れていたけど、これも時間がかかる。
そのうち豆じゃなくてコーヒーの粉を買って、コーヒーメーカーで淹れるようになった。

帰国したらコーヒーを挽いてドリップするくらいの余裕のある暮らしができたらなあ。

コーヒー豆を炒ったあとは、お湯を沸かす。
おねえさんが言うには、お湯は熱々じゃないほうがいいらしい。
沸騰したお湯だとせっかくのコーヒーが焼けちゃうのだそう。
ぷつぷつと小さな泡が上昇してきたら、火を止める。
90度くらいがいいらしい。

緑茶も80度くらいがいいって言うよね。
でもぬるいのより熱々が好きだけどなあ・・・。

南米では布製のフィルターを使うのが主流。
「ネルドリップ」というもの。

「さあ次、お湯を注ぐ人。
 あなた!」

おねえさんに指名されてしまった。
これ、いちばん重要な任務だよね。
だいじょうぶ?

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おねえさん、アドバイスお願いします。
お湯の注ぎ方の注意点とかあるでしょ。

でも、おねえさん、何も言ってくれない。

「こんなんでいいの?
 どうやって淹れればいいんですか?」

「うん、とくにない。
 あえていえば、円を描くように。」

「それだけ?
 淹れ方で味が変わると思うんだけど。」


不安がっていると、いっしょいたポルトガル人カップルが笑いながら言った。
「大丈夫、大丈夫。
 ここのコーヒー誰も飲んだことないから、どんな味なのかわからない。
 だから君のせいにはしないよ。」

じわじわとお湯を注いでは、したたるのを待つ。
布フィルターにお湯がなくなったところで、またお湯を追加する。
そんなことをしているとガイドが言った。

「もういっきに全部いれちゃっていいですよ。
 ドバっと、ドバっと!」


ええ〜!?
そんなんでいいの?
フィルターいっぱいにお湯をドバーっと入れた。
フィルターからポットには、ポツポツポツとしずくが垂れるのではなく、シャーっと流れ落ちるようになった。

たしかにゲストハウスのキッチンでも、現地人がこんなふうにしてコーヒーを淹れている。
これがコロンビア式なのだろうか。

さあ、いよいよ試飲。

香りは香ばしくてとてもいい。
味は、意外にもスッキリ。
でも雑味がない分、深みが足りないように感じる。
もっとパンチがあるほうが好きだなあ。
そして、酸味が強い。
わたしとケンゾーにはすっぱすぎる。
こんなにすっぱいとブラックじゃなくて砂糖を入れたくなる。

ここのコーヒー豆を自分たち用に買うつもりでいたけれど、悩んだ末にやめた。
ポルトガル人カップルは買っていたけど、わたしもケンゾーもあんまり好きな味じゃなかったから。

コロンビアにいる間に、わたしたちは念願のコーヒー豆を買うことができるのだろうか。


さて、急斜面にコーヒー畑が広がる世界遺産の「コロンビア・コーヒーの文化的景観」。
「星いくつ?」

「星、1つ!

とくにコーヒー畑の景色に感動するわけでもない。
コーヒーが好きじゃない人だったらわざわざコーヒー農園を訪ねることもないかもしれない。

でもある意味、星3つにしたい。
というのも、これは文化遺産。
厳しい環境のなか、自然環境を壊さず、持続可能な生産の仕方が評価されている。
機械に頼らずに知恵と工夫でコーヒーの木を育てて、手作業で収穫する。

コロンビアのコーヒーの産地には、ハチドリや蝶、鳥がたくさん生息していて、コーヒーの栽培地を開拓しながらも生き物たちとの共存をめざしている。

そんなコロンビアのコーヒー文化を世界遺産として守っていくことは、すごくいいことだなあって思う。
もちろん歴史的に価値のある遺跡や豪華な建築物を保存することも大切だけど、自然と共存した人々の暮らしや生産業を世界で保護していくのは意味のあることだと思う。
これからもこんな世界遺産をもっともっと増やしてほしい。

帰り道は行きとは違う、川沿いを歩いて。
世界遺産に認定されたひとつの理由に「コーヒー農家の建物のすばらしさ」というのがある。
このあたり一体の建物は、独特。
スペイン建築に影響を受けているけど、バルコニーがあってカラフルでどこかかわいくて。

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山間の街、サレント。
日本のガイドブックではほとんど紹介されていないけど、コーヒー農家も訪ねられるし、背の高いヤシの木が林立するココラ渓谷もあるし、街自体もカラフルでかわいいし。
とってもおすすめです。
近くには滝もあるようだし、一週間くらい滞在したかったなあ。
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摘みたてコーヒーの実「え!!こんな味?」

2015.09.28 05:40|コロンビア☞EDIT
小さいころは絶対紅茶派だったけど、浪人生のときに眠気覚ましに予備校でコーヒーを飲むようになってコーヒー派になったイクエです。
働いていたときは一日5~6杯くらい飲んでいたなあ。
親もコーヒー派で毎朝絶対コーヒーを飲んでいるけど、姉はコーヒーより紅茶が好き。
わたしはお酒が好きだけど姉は飲まない人。
同じ物を食べて育った姉妹だけど嗜好は違うものなんですね。

イクエとケンゾーが滞在中のかわいい街、サレント。
街と呼ぶには小さくて田舎で「村」と言ったほうがふさわしいかも。

じつはここ、コーヒーの名産地でもある。
コーヒーの名産地ではだいたい、車に乗ってコーヒーが栽培・製造されている場所を案内してもらう「コーヒーツアー」なるものが催行されている。
ツアーに申し込むのかな、と思っていたらどうやらサレントでは自分でコーヒー農園を訪ねてそこのスタッフに説明を受けることになっているみたい。

宿のおねえちゃんが「前の道を右に曲がってずーっと道なりに歩けば農園にたどり着くよ。1時間くらいのトレッキングになるけど、途中の景色もすばらしいし、行ってみたら?」とすすめてくれた。

本場のコロンビアコーヒーをその場で味わえるチャンス。
これは行かないと!

宿から歩いて10分。
街外れの橋を渡る。
木々がうっそうと生い茂るジャングルのようなところ。
こんな場所がコーヒーの栽培に適しているのだろうか。

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コーヒーの栽培ができるのは、北回帰線と南回帰線の間。
コーヒーベルトと呼ばれている。
栽培をしているのは世界で70か国くらいらしい。
でも日本だって九州や沖縄で小規模で作っているところもあるんだって。

今までコーヒーが栽培されているのを見たのは、エチオピアとベトナム。
現地でおいしいコーヒーを飲みたかったけど、エチオピアでは塩入りのしょっぱいコーヒーを飲まされた。
「どうして?もったいない!おいしいコーヒーが台無し!」ってカルチャーショックだった。
ベトナムでは、逆に激甘。
コンデンスミルクたっぷりのベトナムコーヒーも悪くないけれど、本来のコーヒーの味がよくわからなかった。

そういえば、ウガンダやパプアニューギニアでもコーヒー栽培を見たなあ。
でも別に現地の人はコーヒーが好きってわけではない。
パプアニューギニアなんて普通のコーヒーよりもなぜか「ネスカフェのインスタント」が高級品。
だからネスカフェでおもてなしされて、ちゃんとしたコーヒーを飲む機会がなかった。

コーヒー栽培が盛んな国で、コーヒーそのものの純粋な味を楽しめる国ってどこなんだろうね。

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そんなことを考えながら、のんびりした景色をながめて歩いていく。
道は舗装されていない。
ときおり土煙をあげながら、かわいい旧式のジープが走っていく。

歩きはじめて50分。
バナナの木の向こう側にコーヒー畑が見えてきた。

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これが、世界遺産の景色。
実は「コロンビア・コーヒーの文化的景観」として2011年に世界遺産に登録されている。
斜面の狭い土地を上手に活かして生産し、コーヒー文化を守り伝えているのが評価されたみたい。
世界遺産に認定されているコーヒーの産地は広範囲に及ぶ。
ここキンディオ県、そしてこの前滞在していたポパヤンを含むカウカ県もそう。

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世界遺産となっているコロンビアのコーヒーだけど、ずっと昔からコーヒー作りが行なわれているわけではない。
コロンビアでコーヒー生産がはじまったのは100年前。
ブラジルが250年前なので、それと比べるとずいぶん歴史が浅い。

それでもなぜ世界遺産に認定されたのか。
コロンビアのコーヒー産地はアンデス山脈にまたがっている。
厳しい環境だし、狭いので機械も使えないし大量生産できないけど、その分知恵と工夫を凝らして手間ひまかけて作る。
上質なコーヒーが採れるらしい。

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斜面が急だと雨が降っても水はけがいいので、根が腐らないというメリットもあるのだそう。
コロンビアでは大規模農園はなく、ほとんどが小規模なんだって。

こんなのどかな世界遺産もない。
丘の斜面に広がるコーヒー農園を見ながら、歩くこと1時間10分。
お目当てのコーヒー農園の入口が見えてきた。

このあたりにはツーリストを迎え入れてくれるコーヒー農園がいくつかあって、宿のおねえさんのおすすめはEL OCASOという農園。
英語を話せるスタッフがいてコーヒーのできるまでの行程を丁寧に説明してくれるうえに、試飲もできるんだって。

入口からすでにコーヒー畑。
コーヒーの木はわたしの身長よりも高い。
2メートル以上はある。

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入口から中までは距離があった。
10分近くコーヒー畑の中の一本道を上ったり下ったり。

そして赤と緑のかわいい建物にたどり着いた。
事務所兼ホテル。
客室が数室あって、農園に泊まれるようになっている。
観光には不便な場所にあるけれど、コーヒー好きの人には憧れのホテルかもね。

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ツアーは1時間おきぐらいに開催されている。
コーヒーの試飲付きで10000ペソ(約400円)。
事前に聞いていた金額よりも値上がりしていたけど、それでも良心的なお値段。
ポルトガルから来ていたカップルといっしょに参加。

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ガイドのおねえさんの説明によると、コーヒーに適した場所は標高1350メートルから1950メートルだそう。
ここの標高は1780メートル。
昼と夜の寒暖の差が大きいので、実が収縮と膨張を繰り返しておいしくなる。
ワインも寒暖の差が激しいほうがいいブドウが採れるから、それと似ている。
赤道付近で標高が高いこの場所は雨も多い。
雨が多いこともコーヒーを育てる上でいいみたい。
実際、おねえさんの話を聞いている最中に嵐のようなスコールが。

雨宿りしている間、ガイドのおねえさんが言った。
「ねえねえ、どっちもカップルなんでしょ? 
どうして外国人はそんなにドライなの?
コロンビアのカップルなんてずーっと手を繋いだりベタベタするのに。
コロンビア人だったらこんなふうにわたしが説明してる間もずっといちゃついてるよ。」


たしかに南米のベタベタ度はヨーロッパを上回る。
おじさんおばさんでも街角でチュッチュしている。

それを聞いたポルトガルのカップルは「人前ではしないけど、プライベートではベタベタしてるかもよ。」と答えた。

南米のカップルは、人前でわざと見せつけるかのようにベタベタする。
わたしたちが近づいていったり目が合ったとたんに、急に間近でキスし始める。
まるで「見て見て!」と自慢でもするかのように。
あれは、どういう心境なんだろう。

そんな話をして30分。
雨がやんだ。

ツアー再開。
この農園では、コーヒーはまず川の近くで育てるのだそう。
水分を含んだ細かい砂の河原で。

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デモンストレーション用に河原を再現したプランターがあって、わたしたちもコーヒーの種を砂の中に埋める。

あたり前だけどコーヒーの種=コーヒー豆。
炒る前の黄色いコーヒー豆を砂の中に入れて、上からそっと砂をかぶせる。

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もやしみたいにひょろっと成長する。

コーヒーの木が河原で50センチの高さにまで成長したら、畑に植え替えるのだそう。
そして3年ほどで豆を収穫できるくらいに成長するんだって。

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その木からは5年くらいはコーヒー豆を収穫できる。
5年間使ったら、幹をばっさりと切る。

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そしたらまた良質の豆が収穫できる木に再成長する。
切っては成長を待ち収穫、切っては成長を待ち収穫。
それを3回繰り返し、1本の木を合計で20年くらい使うんだって。

コーヒーの収穫は年に2回。
赤くなったら摘みどき。
収穫のタイミングにはバラツキがある。
まわりのコーヒーの木を見ると、赤く色づいているものもあれば緑色のものも。

いっせいに色づくと思っていたらそうじゃないみたい。
ちゃんと選んで赤くなったものだけを収穫しないといけない。

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わたしたちの腰に、カゴが取り付けられた。
いまはあまり使わないけど、以前はこうやってカゴを腰にくくりつけ収穫した実を入れていたのだそう。

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なんとコーヒー豆の収穫が体験できるらしい。
カゴをくくりつけて、いざコーヒー畑へ。

コーヒー畑にはコーヒーの木以外にもバナナの木や背の高い木がたくさん植えられている。
赤道付近で直射日光が強く、コーヒーの木を日射しから守るためにあえて植えている。
日よけ代わり。

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そしてもうひとつの理由。
それは木々の落ち葉が肥料になるから。
この農園は強い農薬を使わず、オーガニックにこだわっている。

土がふかふか。

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コーヒーの木の前にはこんなお花も咲いていて、コーヒー畑と言うよりもなんだか植物園みたい。

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「収穫、スタート!」
突然おねえさんが言った。

「ちゃんと赤くなった実を採ってくださいねー。」

どこ?
どこ??

実はいっぱいなっているんだけど、なかなか赤いのが見つからない。
黄緑か、よくても黄色。

赤いのはもう誰かに収穫されているのかな。

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えーい、いいや、この黄色い実を入れちゃえ〜。

「はーい、タイムオーバーです。
 みなさん集まってくださーい!」


ケンゾーのカゴを見ると、赤い実がいくつか入っていた。
やるなあ。

わたしのカゴを見たおねえさん。
「ダメー、失格!
 これはまだ完熟していませんよ。
 コーヒーチェリーだけが、収穫に適しています。」


コーヒーチェリー。
真っ赤に熟れたコーヒーの実をそう呼ぶのだそう。
まるでサクランボみたいだから。

コーヒーチェリーの皮をむくと、ぷりっとしたコーヒー豆が顔をのぞかせた。
わたしたちが「コーヒー豆」として知っているコーヒーの豆がふたつ、向かい合わさる形で入っている。

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「この実を食べてみてください。」

おねえさんに言われるがまま、恐る恐るかじってみる。
どんな味がしたと思う?

味に驚いた。

「えっ!
 なんで?
 甘い!!
 おいしい。」

てっきり苦くてすっぱいのかと思っていた。
でも、サクランボみたいに甘い果実。 

得意げにおねえさんが言った。
「ね!
甘いんですよ。
おいしいでしょ。
甘いコーヒーチェリーだから、マイルドで甘みのあるコーヒーになるんです。」

せっかくおいしい果肉だけど、飲み物としてのコーヒーにはこの果肉は必要ない。
必要なのは中の種。
この農園では果肉と皮は肥料にするんだそう。

コーヒーの果肉ジャムを作ったら、おいしいと思うんだけどなあ。

収穫したコーヒーの実からどうやって飲むコーヒーになるのか。
そして本場で試飲したコーヒーのお味は?
あした、「世界遺産編」でリポートします♡
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こんなところに世界一高い〇〇が!

2015.09.27 06:13|コロンビア☞EDIT
たった今バイカーの旅人を送り出したケンゾーです。
バイク旅憧れるなあ。
イランで自転車旅に挑戦したけど、あと10歳若かったらバイク旅にもチャレンジしたかった。
体力勝負の自転車と違って歳を取ってもできるからいつか夫婦ふたりでやりたい。

宿は居心地がいいし、町はかわいくて散策するのが楽しいし、期待以上に過ごしやすいサレント。
町自体は小さいけれど、周囲には見どころが多い。
きょうはその中でもハイライトと言っていいココラ渓谷へ行くことに。

「ココラ渓谷へ行くには、サレントの中央広場から出ている乗合いワゴンに乗ったらいいから。」
宿のお姉さんに教えてもらったとおり中央広場に行ってみると、待機していたのはかわいい乗合いジープたち。

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けっこう古い年式のジープだけど、ピカピカに磨き上げられていてカッコいい。
だいたいこういう場面ではハイエースが定番なんだけど、おしゃれなコロンビアはひと味違う。
ただの移動が記憶に残る旅のイベントのひとつになる。
これを狙ってわざわざレトロな車を使ってるとしたらかなり憎い演出だと思うよ。
まあ、どんなにかっこよくても、きっちり10人乗せられてぎゅうぎゅう詰めなんだけど。

ココラ渓谷の登山口まで3400ペソ(約136円)。

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しばらくジープに揺られていると、山に囲まれた谷間が見えてきた。
緑豊かな木々に覆われたピースフルな景色が美しい。
標高2000m前後の山間に広がるココラ渓谷。

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ぬけるような青空と白い雲。
山裾に広がる青々とした牧草地。
悠然と草を食む牛たち。
のどかで美しい牧歌的な世界。

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およそ30分くらいジープに揺られて到着。
自然豊かなココラ渓谷にはトレッキングルートが整備されている。
一日のんびり歩きながらマイナスイオンをたっぷり吸収しようというのが今日のテーマ。
あとはお目当てのものが2つ・・・。

さいしょの目的地は約5km先にあるAcaimeという休憩所。
はりきってトレッキングスタート!
ちなみに、おなじトレッキングルートを馬に乗って歩くホースバックライディングを楽しむこともできる。

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歩きはじめてすぐにひとつ目のお目当てがはやくも登場。
山の斜面にニョキニョキと生えている細長〜い物体。
ここが高原であることと、あまりにもノッポなその姿にビックリ。
なんでこんなところにヤシの木が?
そして長すぎだよ!

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このヒョロ〜〜と細長い木はワックス・パームというヤシの木の一種。
50m〜60mくらいの高さがあり、なかには70mを越えるものもあるんだそう。
数あるヤシの木の中で世界一の高さを誇るヤシの種類なんだって。

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その名の通り、幹の表面が蝋で覆われていて昔はロウソクや石けんの原料として使われていたというワックス・パーム。
なんと世界一のこの木を見ることができるのは、世界広しと言えどこのココラ渓谷だけなんだって。
ヤシの木というと南国やビーチをイメージするけれど、ここは山に囲まれた標高2000mの高地。
牧草地で放牧されている牛とヤシの木という不思議なツーショットが見られるのは世界中でここだけ?

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ノッポなヤシの木にいったん別れを告げて森の中へ。
日陰はひんやりと涼しくて気持ちがいい。
木漏れ日が影を落とす緩やかな上り道。
トレッキングというよりはハイキングっていう感じかな。

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途中からは川に沿ってウォーキング。
緑豊かな森と爽やかな清流から放たれるマイナスイオンをたっぷり浴びながら歩いていく。
この日はベストコンディションだったけど、雨が降った日の翌日などは足元がぬかるむので入口で長靴をレンタルしたほうがいいかも。

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ゆらゆら揺れる吊り橋をいくつも渡って。
丸太の橋を恐る恐る歩いて。

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歩きはじめて2時間、目的地の休憩所Acaimeに到着。
1ドリンク込みの入場料が5000ペソ(約200円)必要。

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ケンゾーはコーヒー、イクエはAgua Panela con Quesoというローカルドリンクをオーダー。
見た目は紅茶みたいなこの飲み物。
中身は黒砂糖を溶かしたお湯で、チーズを浸して溶かしながら食べるんだそう。

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ちょうどいい時間なのでここでランチタイムにすることに。
宿で作ってきたサンドウィッチを食べはじめると、わらわらと集まってくるヤツらが!

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イグアスの滝でも厄介者だったハナグマだ。
滝周辺のハナグマたちは食べ物を奪うために飛びかかってくるほどアグレッシブだったけど、ここのハナグマはちょっと控えめ。
なぜかというと、あんまりしつこく客に寄っていくと店のおばちゃんがムチを振り回して追い返すから。
じっと見つめて目で訴えるハナグマも珍しい。

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わざわざこの休憩所にやって来たのは、控えめなハナグマなんかを見るためじゃない。
ここで見ることができるのはもっと可憐でかわいいやつ。
コロンビアのミンドで一目で虜になったハチドリ ♫

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店先に餌台が設置されていて、ハチドリたちが蜜を吸いにやってくるんだよね。
ここではミンドとは違う種類のハチドリたちを見ることができる。
ハチドリにしては体が太めで、人間みたいな目をした不思議なハチドリも。

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玉虫色の美しく長い羽を持つ優雅なハチドリ。

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見る角度によってハッと目が覚めるような鮮やかなピンク色の首元を見せてくれるハチドリ。

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そしてここでは、ミンド以来念願だったシーンを目撃。
自然に咲いている花の蜜を飲むハチドリとようやくご対面。
花から花へ、ホバリングしながら蜜を吸うハチドリの姿は感動的ですらあった。
ただ、写真に撮るのは難しい!
かろうじて撮れたのはこの2枚だけ。

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ブンブン楽しそうに飛び回るハチドリたちを堪能したあとは、標高2860mにあるLa Montañaをめざす。
ここは午前中に歩いてきたココラ渓谷を一望できる展望スポット。

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嬉しいことに、ここでも自然の花の蜜を吸うハチドリを発見。
やっぱり断然花から蜜を吸う姿のほうが躍動感があって美しい。

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ここからの戻りはひたすら下るだけ。
森を抜けると世界一背の高いヤシの木と再会。
針治療で背中一面に針を刺された様子をイメージするんだけど、変かな?

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傾いた太陽の光を受けて、地面に長い影を落とすヤシ。
いくつもの線が交錯する。

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空を突き刺すかのようにまっすぐ天に向かい一直線に延びるワックス・パーム。
この木のように真っすぐと突き抜けるように生きていけたらいいなあ。

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ようこそ♡おとぎ話の街「サレント」へ

2015.09.26 06:10|コロンビア☞EDIT
夫の誕生日に何もしてあげられなかったイクエです。
現在地は物不足のベネズエラ。
今まで旅してきた国の中で衝撃的な国、トップに入る国。
きょうパスタの麺を探し歩いたけど手に入れられなかったし、石けんや歯磨き粉さえなかなか売っていない。
スーパーの棚はガラガラ。
街のいたるところに長蛇の列。
小麦粉や紙おむつ、ティシュペーパーを買うために何時間も待たないといけない。
何なんだベネズエラは。
なのにガソリンはタダ同然。
50リッター入れて0.6円とか意味わからん!
この前EMSで日本に荷物を10キロ送ったら送料130円くらいだった。
誕生日に何もしてあげられないけど、その分ビールは好きなだけ飲んでいいよ、と夫に言いました。
わたしの言葉に甘えて、宿で販売しているビールをいっぱい飲んでいるケンゾー。
宿のビールだから通常より2倍近い値段設定。
でも1本20円だからおおめに見よう。

衝撃的な国、ベネズエラのお話は後日に。

きょうは楽しくてすてきなコロンビア・サレントのお話です。

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サレントの街は、色とりどり。
おとぎの国に出てきそうな街並み。

この前行ったポパヤンの真っ白な街もさわやかでよかったけれど、サレントのカラフルな街はとても楽しい気分にさせてくれる。

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カラフルなんだけど、壁の色は白。
ドアや窓、屋根の裏、外壁の下など一部分がカラフル。
いろんな色が使われているけれど、壁は白だからお互いが主張しすぎず統一感がある。

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かわいいのは、お土産屋さんやレストランだけじゃない。
普通の家も絵本にでてきそうなかわいい色。

「うちは何色にしようかな。
 お隣がオレンジだから、青にしようか。」
なんて家族で話し合うのかな。

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色の組み合わせ方が絶妙!
こんな配色、なかなか思いつかない。
コロンビア人の色彩感覚は日本人のそれとはまったく違う。
新鮮な色遣い。

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ペンキの色はとてもきれいで発色がいい。
数年ごとに色を塗り替えているのかな。
着せ替え人形みたいに、カラーチェンジを楽しむのかも。
よそとかぶらないような配色にしないとね。

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青と黄色の目立つ配色。
ここは銀行。
派手だけど、かわいさと温かみがある。

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銀行の横には同じ配色の小さな扉。
中にはATM。
ATMであることを知らせる木製の看板もいい味出している。

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楽しくなるサレントの建物。
かわいいのは外観だけじゃない。
室内をのぞくと、壁も天井も鮮やか。

こちらはカフェ。
木製のテーブルも壁や天井の色と合わせている。

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山間の小さな街、サレント。
こじんまりしていて、20分もあれば歩いてまわれるくらいの規模。
それでもこんなにかわいい街並みだから、コロンビア人が休日になると遊びにやって来る。
子どもも大人も、歩くだけで楽しくなるもんね。

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サレントの街を見下ろす丘には、コロンビア人カップルがたくさんいた。
デートスポットなんだね。
こんなところに連れてきてくれる男子は、女心をわかっている。

雰囲気のある古びた店構えの建物。
ドアの色落ち具合が、ほかと違っている。
ピカピカのいかにもペンキ塗りたてなドアもいいけれど、こんな味わいのあるドアも魅力的。

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建物全体がアンティークのような。
中をのぞいてみると、カフェだった。
ここでなら、おいしいコロンビアコーヒーがいただけそう。

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ここのコーヒーも飲みたいけれど、お目当てのカフェは別の店。
中央広場から、1ブロック西に進んだJesus Martin。
シンボルカラーはベージュと水色。

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中に入って見て・・・。
うん、ここ大正解、だと確信。
カウンターの後ろには数種類のコーヒー豆。
コーヒーを淹れる用具もたくさんあって、こだわりのコーヒ店であることをうかがわせる。

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狭いと思っていたけれど、奥行きがあってけっこう広い。
外観はベージュと水色だったけど、なかもしっかりその色で統一。
ほかの建物の中も、こんなふうに独自の色でそろえているのかと思うと、一軒一軒見て回りたいなあ。

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日本でもし家を建てるとしたら・・・なんてことを考えたくなる。
壁は白、柱や窓枠やドアを好きな2色で統一させると、すごくかわいい家になると思う。
自分だったら、どの色にしようかな。
家なんてもてるお金はないけれど、夢想するのはタダだから夢を見させて!

天井には独特の模様。
そしてやっぱりツートンカラー。

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ツートンカラーと思っていたら、壁の一面だけがビビッドな赤。
こんな大胆な配色、自分がもし家をもててもできないなあ。
合わないようで、妙に合っている配色。
コロンビア人のセンスに脱帽。
家を建てるなら、配色はコロンビア人にお任せしよう。

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ちょこちょこしたところが、いちいちおしゃれなんだよ。
椅子の手作りのクッションも。

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肝心のコーヒーの味は?
イクエはドリップコーヒーをブラックで。
ケンゾーはリキュール入りのアイスコーヒー。

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お値段は合わせて4500ペソ(約180円)。
こんなおしゃれなカフェで2杯で180円なんて激安!
この前はチェーン店の味に絶望したけど、コロンビアコーヒー、なかなかやるな。

で、味はと言うと・・・。
悪くはない。
でもやっぱり酸味が強い。
こんなに酸っぱいコーヒーは飲み慣れていない。
香りはいいんだけど。

まわりのコロンビア人のお客さんを見ると、みんな普通のコーヒーは頼んでいないんだよね。
ココアとかカフェラテとか。
普通のブラックコーヒーは人気がないのかなあ。

コーヒー豆は売ってるんだけどねぇ。
コロンビアにいる間に、ここぞっていうときにコーヒー豆を絶対買うぞ。
とりあえず、いまは保留。

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センスのいいカフェがあって、レストランがあって、お土産屋さんが並んでいて。
観光地化されているようで、どこか素朴な街。
ゆったりとした雰囲気。
流しのギターのおっちゃんたちが、歩いていたり演奏していたり。

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お土産物屋さんに挟まれたバー。
地元の人たちの社交場。
昼間っからビールを飲みながら静かにサッカー中継に見入っているおじいちゃんもいれば、奥ではビリヤードで真剣勝負している男性陣も。

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地元のおじいちゃんたちの、よそ行きの格好は麦わら帽子が定番なのかな。
かっこいい帽子で、しぶくキメている。
昔の映画のワンシーンみたい。

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予想以上にすてきな街、サレント。
コロンビアの観光情報が少なくてこの国にあまり期待はしてなかったんだけど、魅力的な国なんじゃないかな。

サレントの魅力は、カラフルな街並みだけじゃない。
あしたは、さわやかで美しい森をトレッキング。
世界一高い〇〇の木が、ニョキニョキ生える渓谷。
さあ、どんなところでしょう。
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たまにはすてきな宿の紹介を

2015.09.25 06:27|コロンビア☞EDIT
暑すぎて何もする気がしないイクエです。
暑いと楽しいはずの街歩きも嫌になるし、食欲もわかないし、疲れもなかなかとれないし・・・。
こんなときはスタミナ料理を食べたいけどなあ。
そうだ、うなぎだ!
うなぎが食べたい!!
帰国したらうなぎが食べられるほど、稼げるかなあ・・・。

白い街ポパヤンとネギ大好物の少数民族ガンビアーノ族の村を訪問したイクエとケンゾー。
次に向かうのは、小さな街サレント。
ここは白い街ではないけれど、とってもかわいい街らしい。

サレント

サレントは小さな街なので、ここまでの直通長距離バスはない。
とりあえず、最寄りの都市アルメニアを目指す。
ポパヤンからアルメニア行きのバスも出ているけれど、本数が少ないし刻んで行ったほうが安上がりになりそうな気がしたので、まずはカリを目指すことに。
コロンビアの長距離バスには大型バスもあれば、こんなワゴンみたいな小さなバスもある。

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大型バスのほうが立派だけれど、ワゴンのほうがお客さんが少ないし乗客みんなの顔もわかるし車内での盗難の心配は少ない。
ポパヤンからカリまでは値切って10000ペソ(約400円)。
コロンビアのバスはライバル会社が多い路線であれば直前だと値引きしてくれることも。

カリまでは3時間半くらいかかったかなあ。

カリについてから今度はアルメニア行きのバスに乗り換える。
ここでも安くしてくれて20000ペソ(約800円)。
ほかのバスよりも安いから期待してなかったんだけど、バスを見てびっくり。
すごくきれいな大型バス。

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「expresobrasilia」というバス会社。
コロンビアでは「ボリバリアーノ」という大手バス会社がグレードが高くて安心できるバス会社らしいけど、この「エクスプレソブラジリア」も利用価値の高いバス会社だと思う。
周辺国への国際バスも運行している。

席は広々。
Wi-Fiもある。
そしてなんと全座席にモニター付き。

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映画やドラマ、ゲームなどたくさんのチャンネルから好きなものをチョイスできるのは飛行機並み。
発車前にイヤホンも配られた。

こんなにクオリティーが高くて運賃も安いのに乗客はわずか。
最近新規参入して、いま売り出し中なのかな。
そのうち運賃も、高くなるかも。

エアコンもついていてリクライニングもぐーんと倒せて快適なバス旅だったんだけど、あることが気がかりだった。
それは、次の乗り換えのバスの最終便に間に合うかどうかということ。

アルメニアから最終目的地のサレントまでは路線バスに乗らないといけない。
サレントは小さな街なので夜まで路線バスが運行しているのかどうか・・・。
ホテルの予約サイトできょうの宿は予約済み。
きょうたどり着かないと、宿泊費を無駄に払うことになる。

カリに着いてから大急ぎで路線バスの乗り場を探す。
やっぱりここでもコロンビア人は面倒見がよくて、同じバスターミナルの敷地内に乗り場があるのにわざわざ地図を描いてくれた。

無事にサレント行きのバスを発見。
ふぅ〜、よかった!

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運賃はひとり4000ペソ(約160円)。

サレントは山間の小さな村。
行くまでがけっこう大変。
この路線バスに乗ってからも1時間以上かかる。
くねくねの山道を上って行く。
日が暮れてすっかり暗くなってようやく目的地のサレントに到着!!

予約していた宿はすぐに見つかった。

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スタッフのおねえちゃんが外にいて「ホテル探してるの?もしかしてここじゃない?」って声をかけてくれた。
さりげなかったけど、実は心配してずっと外で待ってくれていたのかもしれない。

宿泊費がほかのところよりも安かったし、予約サイトのクチコミでも評判が良かったからここにしたけどこれが大正解だった。

4人部屋のドミトリーをふたりで貸切りにさせてくれて、ひとり20000ペソ(約800円)。
2段ベッドだけど、ギシギシいわないし安定感があってベッドは大きめ。

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すぐにこの宿が好きになったイクエとケンゾー。
予約は1泊だけしかしてないけど、延泊だね。

ケンゾーがこの宿を気に入ったいちばんの理由は・・・。

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かわいい犬がいるから♡
大きくて賢そうな顔をしていて、かわいく寄ってくる。

顔がそっくりな犬が2匹いて、双子。
双子って言うか、犬だから四つ子、五つ子?
ほかの兄弟はほかの家族に引き取られたんだろうね。

そして、もう少し毛が長い大きめの犬がいてそっちはお父さん。
3匹とも仲がいい。

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子どもたちはもはや大型犬なのに、なんと生後7か月。
みるみる大きくなったんだって。
だから大きいのに、無邪気ですぐ甘えてきてかわいいんだね。

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スタッフのおねえちゃんは英語がペラペラで、どこをどんなふうに観光したらいいのか地図を広げて丁寧に教えてくれる。
「次はボゴタに行くんでしょ。だったら夜行バスがいいよね。そしたらチェックアウトしたあとも夜までここにいていいし、もちろんシャワーも浴びていいし、キッチンも自由に使っていていいからね!」なんてことまで言ってくれる。

ここは、とってもおすすめ。

紹介が遅れたけれど、ホテルの名前はHostal Casa Sol y Luna
Booking.comで予約できるよ。

街の入口の斜面にある、赤とオレンジの窓とドアが目印。

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サレントにはかわいいゲストハウスがいっぱいあって、すてきで居心地がいい宿が多いらしい。
だから別の宿でもいいのかもしれないけど、本当にここのおねえちゃんが優しくて気が利くし、温かみがある宿なのでサレントに行く人はぜひ♡
沈没するかもねー。

地図だとここ。

サレント宿

路線バスは街の中心地の広場まで行くんだけど、街に入ってすぐに一度停車するのでそのときに降りるといいよ。
バスが止まるのは、この消防署前。

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消防署とは思えないかわいさでしょ。
白い壁に青い線。
緑と黄色の木枠。
サレントはこんなかわいい色合いの建物で有名なところ。

消防車もかわいい。

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消防署前で降りたらホテルまで1分くらい。
中心地の広場からだと歩いて10分くらいかな。

このホテルのすてきポイント①は、キッチンが広くて清潔で使いやすいこと!
中庭に面していて風通しも日当りもいい。
調理器具も食器もそろってる。

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このままカフェやバーにできちゃうんじゃないかというくらいおしゃれ。
宿泊客は少なくて、ほぼわたしたちが独占しているのがもったいない。
しかもおねえちゃん「キッチンにあるもの、冷蔵庫にあるものは何でも自由に使っていいから!」って言ってくれて。
いろんな種類の調味料があって、「ほんとに使っていいの?」って遠慮するほど。
コーヒーメーカーやコーヒーの粉もあって飲み放題。
さすがコロンビア。

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すてきポイント②。
自然豊かな庭。

たくさんの木々が茂っているし、2階のテラスからはサレントの周りの山も見渡せる。
庭には、なんとハチドリも。
花の蜜を吸いにたまにやってくるよ。

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すてきポイント③。
共有スペースが広い。

外も室内も、ちょっとしたところに椅子やテーブルが置いてある。

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キッチンでおいしいものを作ってここで食べると、ダイニングカフェで食事をしている気分になれる。
いろんなところがおしゃれ。

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シンプルなんだけど飾ってあるもの、置いてあるもののセンスがいい。
壁に貼ってあるのは、コロンビアコーヒーの麻袋。

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こんなアンティークな物もさりげなーく置いてある。
このあと首都のボゴタでも感じたんだけど、コロンビア人っておしゃれなんだよ。
そしてアンティーク好きな人が多い。

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普段ここまで丁寧に宿の紹介はしないんだけど、たまにはこんなのもいいかなと思って。
いつも汚い宿とか、単に安い宿とか泥棒宿とかばっかりブログで載せていると身内は心配するだろうし。
イクエの「おかあ」にも、たまにはこんなすてきな宿にも泊まってるから心配しないでってアピールをしとかないとね。

宿の居心地もいいし、サレント自体かわいくて長居したくなる街。
幻想的な夕焼けにうっとり。

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で、すてきな宿で夜に何をするかというと、あの作業ですよ。
コツコツと。
ベネズエラ対策。

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カメラの三脚の支柱の隙間に、丸めた20ドル札をねじ込む。
これはさすがに悪徳警察も発見できないでしょ。

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それと密封できる小さなビニールに畳んだお札を入れて、ウェットティッシュの間に挟み込む。
お札が湿らないかやや心配ではあるけれど。

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どこにどれだけ隠したか忘れてしまってはいけないから、ちゃんとメモした。
でもまだまだ足りないから、ほかの隠し場所も考えないと!

入国前から面倒くさくて、悪い噂ばかり聞いてなんだか不安なベネズエラ。
でもとりあえずは、今いるコロンビアを満喫しよう。

あしたはとってもとってもとってもかわいいサレントの街並みをお伝えしま〜す ♫
おとぎの国みたいだよ♡
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コロンビアで発見!ネギ大好きな少数民族

2015.09.24 05:42|コロンビア☞EDIT
おととい誕生日だったケンゾーです。
この旅の間に迎えた4回目の誕生日。
おかげさまで41歳、おやじ街道まっしぐらです。
今年も笑顔でこの日を過ごすことができることに感謝!

真っ白な街並みが目に眩しいポパヤンの旧市街。
美しいコロニアルな街並みもいいけれど、ここに来たのにはほかに理由がある。
ポパヤンからおよそ60km離れた山間にシルビアという小さな村がある。
お目当ては毎週火曜日に立つインディヘナ(先住民族)のマーケット。

シルビア

「アンデスの先住民族」とひとくちに言っても、ボリビアのタラブコやエクアドルのオタバロなど服装にもそれぞれ特徴があっておもしろかった。
今回の民族はどんな格好をしてるのか・・・。

例によってマーケットは午前中が勝負、朝7時前にバスターミナルへ。
シルビア直行のバスがあるはずだったんだけど、なかったのでピエンダモで乗り換えることに。
時間帯によっては直行便もある、と思う。
ピエンダモまで3000ペソ(約120円)、ピエンダモからシルビアまで3500ペソ(約140円)。

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バスに揺られることおよそ1時間半。
シルビアの村に到着するとなかなか衝撃的な光景が目に飛び込んできた。
道路の上にずらっと人が並んでるんだけど、服装といい手に持っている物といいインパクト大。

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黒いスカートに青いマント、首には幾重にも巻いたネックレス、頭には黒い山高帽。
そして大量のネギ、ネギ、ネギ。
まったく予想外のパンチ力にビックリ。

かなり独創的なこの民族はガンビアーノ族というインディヘナ。

なぜネギだけこんな大量に売っているのかも不思議だけど、ほぼ全員が糸を紡ぐ道具を手に持ってぐるぐるぐるぐるやっているのもミステリアスな雰囲気を醸し出している。

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いままで見てきたインディヘナの女性たちは髪を長く伸ばしていたいけれど、ガンビアーノ族の女性たちはボブ。
わかめちゃんのようなおかっぱ頭がかわいい。

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山高帽じゃなくて、ぺちゃんこの麦わら帽子を被っている人も。
こっちのほうがちょっと涼しげ。

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全身伝統衣装で着飾っている女性たちとは違い、男性たちは現代的な格好をしていることが多い。
けれどガンビアーノ族の男性たちはほかの民族と違う。
男性もスカートを履いてポンチョを首から被っている。
頭にはおなじく山高帽。
男性と女性では服の色が互い違いになっているのがおしゃれ。

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男性も女性も履いているのはハイカットのトレッキングブーツ。
山に住む民族の証しなのか誇りなのか、こだわりに抜かりはない。

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平日の午前中だったから子どもの姿はほとんど見かけなかったんだけど、ひとりかわいい女の子を発見。
照れながらも写真を撮らせてくれた。
足元もちゃんとブーツを履いてフルコーディネート。

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ガンビアーノ族の衣装はユニフォームみたいに思える。
ほかの少数民族の伝統衣装は布の色が人によって違ったり、色が同じでも人ぞれぞれ独自の刺繍を入れたり、裾の縁取りを変えたり、カラフルなビーズの手作りアクセサリーで飾ったり。
でも、ガンビアーノ族はみんなほとんどいっしょ。
唯一おしゃれで勝負するところは、バッグ。
バッグの模様や色は人それぞれ違う。

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といっても、ネット素材のバッグも多い。
ネットだとみんないっしょになってしまう。
中身が丸見えのバッグ。
さすがに中の物はいっしょじゃないよね。

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週に一度のマーケットといっても、観光客をターゲットにしたお土産物の類いはほとんど見かけない。
大量のネギを見ても分かるように、シルビアのマーケットはガンビアーノ族同士の商売がメイン。
まったく観光客慣れしていないので、ありのままのガンビアーノ族の姿を目にすることができる。

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ガンビアーノ族の人々の交通手段は「チバス」と呼ばれるトラックを改造したド派手な乗合いバス。
ポパヤンからシルビアまではごく普通のバスだったんだけど、ここに来てこの変わりよう。
やっぱり美意識が違うんだろうね。

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セントロを離れ、村を散策しているとギターの工房を発見。
声を掛けてみると快く招き入れてもらえた。

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制作途中だったのはアンデスの伝統楽器チャランゴ
ウクレレサイズの小ぶりな弦楽器でボリビアのポトシ周辺が発祥の地らしい。
いま作っているのはエレキバージョン。
下の四角い穴の部分に電気部品をはめ込むんだそう。
その上の丸い穴は共鳴用のサウンドホール。

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わざわざ奥から完成品を持ってきてくれて音を聴かせてくれた優しい職人。
チャランゴは約2週間、ギターは3週間で作り上げるんだって。
注文が入って制作する完全オーダーメイド。

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おしゃれなストラップはお母さんの手編みなんだそう。
シンプルだけど味わいがあってセンスがいい。
ガンビアーノ族の伝統的な織り方。
織物にはいろんなモチーフが編み込まれていて、それぞれ意味がある。
左の魚のようにも見える柄は「水」、右は「ヘソ」を表しているんだって。
水は分かるけど、なんでヘソなんだろうね。

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村の中央公園に行くとテントの周りに人だかりができている。
何事かと顔を突っ込んでみたら、コーヒーのプロモーション活動だった!

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じつはポパヤンやシルビアが属するカウカ県はコーヒーの名産地なんだって。
年間を通して気温や降水量が安定しているカウカはコーヒー栽培に適している土地柄。
もしかして?と期待をしていたら、思惑通り試飲とコーヒーをゲット!
念願の本場のコロンビアコーヒーを手に入れることができて大満足。

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紙コップに注がれたものを試飲。
なかなかおいしい。
ちょっと酸味が強くて苦みは少ないかな。
ポパヤンのカフェで飲んだコーヒーとは雲泥の差。
やっぱり淹れ方の差?

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観光客がほとんどいなくて、完全に部外者として浮いていたケンゾーとイクエ。
シルビアにとくに名所があるわけでもないし、かといってネギを買おうとも思わない。
ただ、公園に座ってガンビアーノ族の様子をだまって眺める。

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自分たちにとってはガンビアーノの人たちが少数民族だけど、ガンビアーノ族からしたらケンゾーとイクエが少数民族。
だからちょっと、来てはいけない空間に来てしまったような居心地の悪さ。
市場でガンビアーノ族に混ざって昼ごはんを食べたあと、そそくさとシルビアを後にしたのだった。
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白い街ポパヤンで黒いコーヒー 黒いくせになぜ?

2015.09.23 05:59|コロンビア☞EDIT
サングリアとマルガリータを1杯ずつ飲んで、やや気持ち悪くなったイクエです。
やっぱりテキーラベースのマルガリータは要注意ね。
飲んでるときは大丈夫なんだけどねー。

予定が狂い、うまくいかないようでそれでもなんとかなったエクアドルからコロンビアへの国境越え。
不安ばかりでハラハラしたけれど、無事ポパヤンのゲストハウスにたどり着くことができた。
ゲストハウスは、バックパッカーが安心して滞在できるちゃんとした宿でホッ。
さて、お目当てのポパヤンの街を散策 ♫

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イクエとケンゾーにとって、コロンビア最初の観光地。
通りの両脇には棟続きの建物。
昔の下町風情のポパヤンの街。

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素朴な感じでありながらどこかスタイリッシュ。
派手さはないけれど、さわやかさがある。

それはこの街に、ある特徴があるから。

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もうお気づきかな?
この街は、建物すべてが真っ白な「白い街」

歩いていると壁からの照り返しで、まぶしーい!

ただでさえ赤道に近くて、太陽が近いように感じるのに、これは日焼けしそう。

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ポパヤンはまあまあの大きさの街。
人口はおよそ25万9000人。
旧市街を離れると大きな国道が走り、車の交通量も多く、もはや白の街ではない。
でも、この旧市街だけは昔のまま。
そんな異空間がいい。

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いつごろからなのか、どうしてなのかわからないけど、旧市街の建物はどれも真っ白。
ずっと歩いても、角を曲がっても、路地に入っても。
全部真っ白だから、場所を覚えにくい。

ここ、さっきも通ったかな。
いや、はじめて通る道かな。

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よく見ると白は白でも場所によって雰囲気は少し変わる。
街の中心地、広場の周辺はカテドラルや市庁舎など大きくて高さのある建物が目立つ。
荘厳な雰囲気。

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いっぽう中心地から少し離れた商店街は、平屋ばかり。
赤茶けた屋根も見えるし、ちょっと庶民的。

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暑いうえに白に囲まれて眩しいから、日陰を歩かなきゃ。

太陽が上に来る時間帯は日陰もなくなるから、ジリジリ。
街の散策には向かない。

歩道があっても、人が歩いているのは日陰になっている側だけ。

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コロンビアにはほかにも「白い街」がいくつかあるけれど、ここポパヤンがいちばん白い街の範囲が広くて、白が徹底してるらしいよ。

看板まで白いの。
看板と壁が同じ色だから、看板が目立たない。

たとえばこの角の建物。
2階に「Claro」っていう看板があるけれど、これは南米の大手の携帯電話の会社。
Claroは赤がシンボルカラーで普通は看板は赤いんだけどポパヤンでは白。

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ほかにも黄色がシンボルカラーの大手スーパーのチェーン店もここでは白だったり。
ファミリーマートやローソンの看板が白いのと同じくらい違和感がある。
たしかに鮮やかな看板を認めちゃうと看板ばかりが目立ってしまって、この街並みが台無しだもんね。

この白い街で、イクエとケンゾーは何をしたか。
まずは買物。
イクエはトレッキングのときにも履けそうな長いパンツを購入。
パンツはイランのスポーツ店で買ったナイキ(おそらく偽物)のものをもっていたんだけど、これから行くのは暑いところがほとんどなので薄手のものと変えることにした。

エクアドルのほうが全体的に物価は安めだけど、服はコロンビアのほうが断然安い。
しかも種類も豊富。
週末にわざわざエクアドルからコロンビアに買物に来る人たちの気持ちがわかる。

そしてTシャツも買った。
えーっと・・・子ども用だけどね。
だって大人サイズがぶかぶかだもん。
子ども用でちょうどいい。
恥ずかしくて試着もできないし、レジで精算するときは「これ、自分にじゃなくて娘に買うんですよ」って雰囲気を醸し出しながら買うけどね。
2枚セットで日本円にして800円くらいだったかな。

ケンゾーも南米サイズは大きいから、子ども用や女性用を買う。
女性用を買うときは「これ、イクエが持って」とか「イクエがレジに並んで」とか面倒くさいことを言う。
ケンゾーは女性用Tシャツとパンツを購入。

コロンビアの服の豊富さと安さで俄然、購買意欲が出てきたイクエとケンゾー。
服屋さんがたくさんあって何軒もまわったんだけど、結果的には無理にコロンビアで買わないほうがよかった。
このあとに行くベネズエラではコロンビアのさらに5分の1くらいの価格で買えるから。
ベネズエラでは、デパートのようなきれいめなお店で売っている服も300円出せば買えちゃうもん。

でも、白い街ポパヤンでの買物も楽しかったからいっか♡

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このポパヤンで、いつもこのブログを書いているMacBookAirの充電器がまさかの故障!
パソコンはあるのに充電できないとなれば、使用不可に。
同じゲストハウスに泊まっている欧米人がMacBookAirを持っていたからとりあえず貸してもらおうと思ったけど、わたしたちのは古いタイプなので合わなかった。
一刻も早く、なんとかしなくては!

ということで修理してくれる場所を探す。
宿のスタッフに教えてもらったのは、雑貨店や洋服店、携帯ショップなどが入っている市場の地下。
カメラの修理屋さんがあったので、そこのお兄ちゃんにお願いすると「できるよ!2時間後に来て」と言われて、胸をなでおろす。
約束の2時間後に行ったら「ちょっと複雑な修理なので明日まで猶予をちょうだい」って言われて、翌日にふたたび市場へ。
そしたら「部品がないから、この店で買ってきて」と住所を渡されて。
今度は部品屋さん探し。

コロンビア人は面倒見がよくてキョロキョロしてると「どうしたの?」「どこに行きたいの?」って話しかけてくれる。
教えてもらいながらお目当ての部品屋さんにたどり着いたけれど、そこに指定された部品はなかった。
すると「うちにはないけど、向こうの店にはあるかも」とか「あっちの店にはあるんじゃない?」とか、また出会う人たちが教えてくれるんだよね。
でも、結局見つからなかった。
それで修理屋さんのお兄ちゃんもギブアップ。

しかたなく自分たちでほかの修理屋さんを探すことに。
でもこの街にはMacの需要がなくて、修理できる人もなかなかいない。
こうなったらちょっと高いかもしれないけど、新しい充電器を買うしかない。
でも、Mac製品がそもそも置いてないだよね。

1軒のお店に入ったところ、Mac用の充電器があって喜んだのも一瞬、わたしたちのラップトップには合わなかった。
するとその店のおにいちゃんが、「あそこの店にはあるかも」ってわざわざライバル店まで連れていってくれた。
そして、その店で念願の充電器とご対面♡
お店の人は「中国製の本物」って言うんだけど、うーん、たぶん偽物かな。
お値段は150000ペソ(約6000円)。
本物だと安いけど偽物だと高い値段。
まあ、支障なく使えるからよしとしよう。

長く旅をしていると、観光じゃないことに1日を費やすことがある。
でも、そんな時間がけっこう思い出に残ったり楽しかったりする。
充電器探しで奔走したけれど、それがコロンビア人と話す機会につながった。
コロンビア人の優しさに触れることができた。

コロンビア、すてきな国かも。

これで大好きなコーヒーがおいしければ。

ケンゾーが言う。
「コロンビアって本当にコーヒーがおいしいらしいよ。
そこらへんにいっぱいおいしいコーヒ屋さんがあるんだって。
イランやトルコでいろんなところに紅茶屋さんがあっておじさんたちがいつも紅茶を飲んでたみたいに、こっちの人はいっぱいコーヒー飲んでるんだって。」

「え、そんなに?
中東は紅茶屋だらけで、みんな椅子に座って外でも紅茶飲んでたけどねえ。」


でも、ケンゾーの言ってることと現実は違う。
カフェは少ない。
むしろ日本のほうが多い。
やっとカフェを見つけた!って思っても、ネスカフェの機械が置いてある。
カフェと名のつくところをのぞくと、コーヒー専門店というよりパンやサンドウィッチの軽食店。

わたしの想像では、棚にいろんな種類のコーヒー豆がたくさん置いてあって、通りにもコーヒーの香ばしい香りがプーンっと漂ってきて、店内には渋い店主とおいしそうにコーヒーをすするお客さん・・・だったんだけど、そんな店がない。

「全然ないやん。」
「いやあ・・・。
なんかそんなことをネットで見たんやけどね。」

「それ、よくありがちなヤツやん。
ブログとかでやたらに『ここのこれが美味しい!』とか『本場のは絶品!』とか書いてあるけど、実際はそうでもないってヤツ。」

「うーん。
公園とかにいても、歩いてコーヒー売りにくる人がいてそのコーヒーが安くてめちゃくちゃおいしいって書いてあったんやけどねえ。」

「公園のコーヒー屋さん?
インドの列車の中で売りにくるチャイ屋みたいに?
それポットにいれたコーヒーなんやろ。
作り置きなんやろ。
そんなコーヒーが本当においしいとかな。
コーヒーは挽きたて淹れたてじゃないと、ダメなんやない?」


わたしたちは広場や公園を歩くけれど、そんな歩くコーヒー屋さんはいない。
屋台のフレッシュジュース屋さんはいっぱいあるんだけど。

それに、コーヒーの紙コップを持っている人がいない。
本当に中東の人が紅茶を愛してやまないように、コロンビア人がコロンビアコーヒーを愛してやまないのであれば、コーヒーの紙コップくらい持ってる人がいてもよさそうなものだけど。
むしろ日本のほうが、コーヒーカップを持って歩いている人や公園や駅で飲んでる人が多いんじゃないの?

コーヒーの香りが漂ってくるような、お目当てのカフェがなかなか見つからない。

でもどうしてもコロンビアでコロンビアコーヒーが飲みたくて。
そして、ここに入った。

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Juan Vablez Cafe。
外観は白い壁で殺風景だけど、これはポパヤンだから。
コロンビアではスターバックス並みに有名なカフェの大手チェーン店。
多いときは、外までお客さんが並んでいる。

チェーン店なんて邪道だしこんなはずじゃなかったんだけど、豆からちゃんと淹れてくれそうなカフェが探せなかったんだもん。
「えー、ここ?」と言いながらもケンゾーはしぶしぶここで飲むことを了承。

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本当にスターバックスみたいな感じ。
このチェーン店独自のコーヒー豆も売っているし、スターバックスみたいにロゴ入りマグカップなどの雑貨も売っている。

中庭もあってオープンテラスではおしゃれなコロンビア人がコーヒーを手に歓談。
正確に言えば「コーヒー」じゃなくて「シェイク」とか「フラッペ」とか「アイスココア」なんだけどね。
これも、残念だよ。
勝手なイメージだけどね、シンプルにコーヒーを飲んで欲しかったから。
コロンビア人、本当にコーヒー好きなんかなあ。

ケンゾーはフィルターコーヒーを、わたしはエスプレッソを注文。

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「え、全然香りがないけど。」
「色は薄くないけどねえ。」

エスプレッソは濃いからいいんだけど、どうもフィルターコーヒーのほうが怪しい。
これは期待できないんじゃないの?

「あー。」

ケンゾーが溜め息をついた。

「まずい!
 失敗や!!
 おいしくない。
 もう飲まんでいい!」

そんなに酷評しなくてもいいのに。
わたしのエスプレッソは「特別美味しい」というわけではないけれど、まあ、ふつう。
酸味が強すぎるのがマイナス点。

チェーン店だから、激ウマを期待したらダメでしょう。
でも、そんな残すほど悪くないと思うけど。

ケンゾーのコーヒーをひとくち飲んでみる。

「まっず!!
 うっすー!!
 なんこれ!?」

もはや、コーヒーではなかった。
アメリカンコーヒーを、さらにお湯で割ったような味。
薄すぎてコーヒーの香りやコク、苦みや甘みを判断できないほど。
色はそれなりに黒いのに、なぜこんなにお湯の味なんだろう。

「これ、どうやって作っとるんやろ。
 チェーン店やけん、淹れ方のマニュアルとかありそうやけど。
 普通に淹れたらこんなに薄くならんはず。」

「本当にコロンビア人、日常的にコーヒー飲みよるとかな?
 淹れ方知っとるとかな?」


わたしはコーヒーが好きで、毎日最低でも一杯は飲まないと気がすまない。
朝からたとえ朝食を食べられなくてもせめてコーヒーだけは飲まないと落ちつかないので、コーヒー中毒かもしれない。
旅先でも布のフィルターを持ち歩いていて、電気コイルでお湯を沸かしフィルターコーヒーを淹れている。
いま飲んでいるのは、エクアドルのスーパーで買ったコーヒー豆。
自分で淹れているエクアドルのコーヒーのほうが、ここのコロンビアコーヒーよりも100倍おいしい。
マクドナルドのいちばん安いコーヒーも、ここのコーヒーよりは数十倍おいしい。
日本でこんなコーヒーが店で出てきたら、100パーセントクレームが入るレベル。
会社に訪問してきた取引先の人に出したら、商談破談のレベル。

初めてのコロンビアコーヒーの試飲は、期待を大いに裏切られて終わった。

でも、あきらめないから!!
コロンビアコーヒーの実力は、こんなもんじゃないと思っている。
おいしいコーヒーに巡り会うまでは、コロンビアを出国しないからね!!

イクエとケンゾーのうまいコーヒーを求める旅は、まだ続く。
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追い討ちをかける不安 夜のコロンビア入国

2015.09.22 06:09|コロンビア☞EDIT
きのう、きょうとディナーはハンバーガーだったイクエです。
露店のハンバーガー屋さん。
ちゃんとその場で鉄板で肉を焼いてくれて、ボリューム満点。
いちばん大きな「ミックス」なんて牛肉・鶏肉・豚肉が三段重ね。
大きいけれどおいしくてぺろり。
ケンゾーのお気に入りです。

エクアドルを夜に出国したイクエとケンゾー。
このエクアドル・トゥルカンとコロンビア・イピアレス間の国境はあまり治安が良くないので、暗くなってからの国境越えは避けたかった。

エクアドル側の国境の街トゥルカンに着いたときはすでに日が暮れていた。
きょう、無理に国境越えはせずにこの街に泊まろう。
そう思ってホテルを探したけど、満室だったり予算オーバーだったり。

タクシーのドライバーに空いている安宿に連れていってもらおうと尋ねたけれど「きょうは安い宿は空いてないよ。コロンビアに行ったほうが宿がいっぱいあるんじゃないか」と言われてしまった。

そこでわたしたちは、ドイツ人カップルといっしょにタクシーに乗って国境を越えることにした。
4人なら心強いし、タクシーを利用すれば危なくはないだろう。

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無事に4人でタクシーに乗って国境に到着。
エクアドルのイミグレーションで出国スタンプをもらった。
そして歩いてコロンビアへ。

島国の日本と違い、陸続きの国境。
国境が川になっている国が多い。
何十回と国境越えをやってきたとは言え、橋を渡るときはやっぱりドキドキワクワクする。
こんな夜に、わたしたち以外歩いている人はいない。

夜は危ないといわれるここの国境。
不審な人が来たら、走って逃げないと。

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ふたりだったらちょっと怖いけれど、4人だから少しは安心感がある。
とは言え、コロンビアのイミグレーションは薄暗く、不安に追い打ちをかける。

それでも、開いていてよかった。
国境によっては夜間は閉じるところもあるから。

入国スタンプをもらい、ふたたびタクシーをつかまえる。
コロンビアペソを持っていない4人。
ドルで払えるかと思ったら「だめ!」と言われる。
すると待ち構えていた両替屋のおっちゃんが近づいてきた。
おっちゃんにとっては、わたしたちはいいカモ。
レートが悪いのはわかりきっている。

こっちはタクシー代さえ両替できればいい。
5ドルだけ両替。
レートはすごく悪くて100円ぐらい損したけど、もう夜も遅いし仕方がない。
イピアレスの街まで夜間料金で1台10000ペソ(約400円)だった。

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ここからホテル探しが大変だった。
国境の街、イピアレスにはホテルは数十件ある。
タクシーを降りたバスターミナル周辺にもホテルが乱立しているけど、どこも満室。
こんな国境の街を宿探しでふらつきたくない。

通りの店はシャッターが下りていて、暗いし、いやーな雰囲気。
でも、仕方なく歩いて中心街へ。

うん、いいぞ。
ホテルだらけ。
手頃な宿を確保しよう!

でも・・・。
どのホテルにも「満室」を示す張り紙。

こうなったらどこでもいい。
どうせもう遅いし寝るだけなんだから、どんなホテルだっていい。
Wi-Fiやキッチンがなくてもホットシャワーが使えなくても、多少古くても、気にしない。
少しくらいお金が高くてもしょうがない。

でも、ない。
とことん、ない。
すべて満室。

どうして?
こんなはずじゃなかった。

大きなバックパックを背負った4人が夜の街をさまよう。
すれ違いざまに、おばさんグループに言われた。

「あなたたち、ホテルを探してるの?
 この街ではどこも満室。
 無理よ。
 だってきょうは週末だから。」

「週末はいつもいっぱいなんですか?」
「週末はね、エクアドル人が泊まりがけでコロンビアに買物に来るのよ。」

そうなの!?
知らなかった。
しまったぁ。
でも、後悔したって遅い。
どーしよー!!

(これからこの街に泊まる予定の人。
週末だけは避けたほうがいいですよ!
もし週末になりそうなら、せめて昼までの到着をめざして早めのホテル探しを。)

もう何軒聞いただろう。
20軒は聞いたかな。

4人で溜め息をつく。
「どうしようか?」

カップルが言った。
「もう、こうなったら夜行バスに乗っちゃおうかな。
 もともと早くカリまで移動したかったし。
 バスで寝た方がいいかも。」

わたしたちはどうしよう?
イピアレスの近郊にとても美しい教会があるらしいので、明日そこに立ち寄るつもりだった。
でも、泊まれる場所がない。

「君たちはどうする?
 タクシーでバスターミナルにいっしょに戻ろうよ。」


想定外のことで、どうしたらいいかわからないイクエとケンゾー。
なぜだか分からないけど、いつも使っているケンゾーのキャッシュカードがATMで使えず、まだコロンビアのお金も手に入れることができていない。
いっしょにバスで移動したくても肝心のバス代が払えない。

けっきょくドイツ人カップルと別れを告げて、ふたたびホテル探しとATM巡りを再開することにした。
でも、ないものはないし、降ろせないことには変わらない。
ケンゾーのカードは諦めて、手数料が高いイクエのカードを使ってコロンビアペソはゲットできたけど・・・。

「もうわたしたちも夜行バスで移動する?」
「夜行バスがなければ、ターミナルのベンチで寝るしかないね。」

お腹はペコペコ。
長い移動とホテル探しでヘトヘト。

どうするのがいちばんいい選択なのかわからないまま、重い足取りでバスターミナルへと向かった。

見えてきたのは、ひとけがなく薄暗いバスターミナル。
あぁ~。
もう最終の夜行バスは出てしまったんだ。
バスターミナルも夜間は閉鎖されるんだ。

どうすればいいんだろう。

思考停止。

またホテル探しを再開するか、それとも現地の人に頼み込んで家に泊めてもらうか。
もう、なるようにしか・・・。

あったー♫

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北上する夜行バスに滑り込みセーフ。
バスターミナルのキオスクが運良くまだ営業していて、エンパナーダやフライドチキンもゲット。
路頭に迷うことも、食いっぱぐれることも、なんとか免れた。

同じバスにはさっきのドイツ人カップルも乗っていた。
彼らの行き先はカリ。
わたしたちはというと、その手前のポパヤンに行くことにした。

ポパヤン

イピアレスからポパヤンまで、運賃35000ペソ(約1400円)。
バスは午後11時ごろに出発。
早朝にはポパヤンに着くらしい。

イピアレスから北上するルートはゲリラがいて、バスジャックの被害に遭うこともあるらしい。
だからできれば日中移動がいい。
さらに、盗賊たちは平日は普通に働き、仕事のない日にバスジャックをして金を稼ぐらしいので週末の移動も避けたほうがいいと聞いていた。

「夜間」「週末」という最悪の条件。
だけど、今のわたしたちにはこのバスで一夜を明かすことがきっと最善策。

意外にもあぶないはずのバスの座席は満席で、地元の人みんなが普通の顔をしてバスに乗っている。
そんな様子を見ると、すこし安心する。

途中、バスが止まった。
まさか・・・。
バスジャックじゃないよね?

それは、検問だった。
兵士がバスに乗り込んで、乗客全員にIDカードの提示を命じる。
兵士がわたしたちの前で立ち止まったのでパスポートを見せた。
そして、通路を挟んで隣に座っている青年2人の番。
2人は口元までマフラーに顔をうずめて、IDカードを見せようとしない。
もってないのかな?
青年はIDカードの代わりに兵士にそっとあるものを手渡した。

お金。

そして検問は終わった。

コロンビアも賄賂社会なんだ・・・。
そんなことをしみじみと思ったんだけど、それよりも・・・。
隣の青年、大丈夫!?
実はバスジャック犯だったりして。
しかも彼ら、座席指定のバスなのにわたしたちの番号の席に座ってたから、わたしとケンゾーは違う席に座るはめになったし。
バスのチケットも持たずにこっそり乗り込んでるってことないよね?

そのあとも検問はあったけれど、青年2人はバスに乗り込んでくる兵士や警察に目配せしてはうまく乗り切っていた。

気づけば、わたしたちの乗っているバスの前にも、バス、そのまた前にもバス。
バスが数珠つなぎになって山道を走っていた。
くねくねの山道だし、こんな夜中に渋滞しているわけではない。

そういえばほかの人の旅ブログで読んだ。
バスジャックにあわないように、各バス会社が協力しあい、危ない地帯に入る前に集合して徒党を組んで走行していくっていうのを。
さらにいちばん前には警察車両。
警察が先導していくらしい。

車列のいちばん先頭までは見えないけど、週末だし、そうしているのかもしれない。

それは安心だけど、それよりも隣の青年。
大丈夫かなあ。

わたしは強盗に襲われたときのシミュレーションをやった。

とりあえず、わたしのバッグは渡して。
でも、データーがいっぱい入ったパソコンは渡したくないなあ。
カメラも盗られたら痛いな。

そんなことを思いながらウトウト。

結局青年2人は強盗に豹変することもなく、バスは無事にポパヤンに着いた。

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午前5時。
宿にチェックインするには早すぎる。
きのうの朝、エクアドルのホテルでハチドリを見ながら朝食を食べて以降は、まともな食事をしていない。

バスターミナルの食堂は開いていた。
だけど、メニューを見てあきらめた。
エクアドルもそうだったけど、コロンビアのバスターミナルの食堂は高い。
ペルーのターミナルの食堂は、庶民に優しい値段だったのになあ。

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硬いベンチに座って6時になるのを待ち、外に出た。
そろそろ宿も入口のドアを開けて営業を始めるころかな。

ポパヤンのことについてはほとんどリサーチしていない。
きのうの夜は国境周辺に泊まる予定だったから、そこでインターネットにつなげて調べる予定だった。

どこかよさそうなバックパッカー宿があればいいんだけど。

iPhoneにインストールしている地図アプリの「Maps Me」を頼りに、とりあえず旧市街の中心地まで歩いていくことにした。
「Maps Me」は旅人の心強い味方。
バスターミナルの場所やATM、ゲストハウスのマークまで載っている。

「Maps Me」のゲストハウスマークの場所に行ってみた。
入口はとってもシンプルだけど、どんな宿だろう。
朝早くて静かだけど、入口にはチャイムがあった。
こんな早朝に鳴らすのは申し訳ないけど、恐る恐る鳴らしてみる。

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窓からスタッフの黒人の女性が顔を出してくれた。
コロンビアに入国してから、黒人の人の割合が増えた。
これから北上するにしたがって、もっと多くなっていくのかなあ。

宿に入るなりびっくり。
だって「ちゃんとした」ゲストハウスだったから。
「ちゃんとした」って言うのは、バックパッカー好みの、っていう意味。
壁には周辺の観光地の情報や、ここからほかの街へのバスの時刻表や料金表まで貼ってある。
さらにホテル主催のツアー情報まで。
おしゃれな共用スペースもあれば、キッチンもあるし、ロッカーもある。

あとで調べたら、ここはバックパッカー御用達の宿であることがわかった。
ありがとう、「Maps Me」。

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「Hostel Trail」。
ドミトリーでひとり22000ペソ(約880円)。
最近値上がりしたみたい。

ちなみにベッドが10台くらいある広いドミトリーもあるんだけど、わたしたちは運良く3つしかない部屋に通された。
ほとんど個室状態。

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不安なことが多かったけど、何事もなく無事にたどり着くことができてよかったあ。
荷物を下ろしてホッとする。

長い移動でした。
おつかれさまの乾杯♡

コロンビアで美味しいと言われるビール「Club Colombia」。
金ビール(普通の色のビール)、黒ビール(ギネスのようなビール)、赤ビール(ちょっと苦みのあるドイツビールのような味)。

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1本2000ペソ(約80円)くらい。
街によって値段に差が出てくるけど、ポパヤンがいちばん安くて1900ペソくらいだったかな。

プレ・インカやインカ文明の出土品をモチーフにしたようなデザイン。
センスがいい。
ペルーのビール「クスケーニャ」の瓶も、マチュピチュやインカ文明の石組みがデザインされていてかっこよかった。

日本も「侍」とか「城」とかデザインすれば、インパクトあるのにね。

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コロンビアのあとは、ベネズエラに行く予定。
ベネズエラでは、外貨とベネズエラのお金ボリバールの公定レートと闇レートにかなりの差がある。
つまりATMで引き下ろすと不利な公定レートで換算されるけど、ドルを持ち込んで現地で両替すれば闇レートでやってくれるのでお得になる。

だから旅人はドルを持ち込む。

でも問題が。

ベネズエラの警察は腐っていて「荷物チェック」と称して財布の中身まで調べ上げて、ドルを発見すると難癖をつけて没収するらしい。
そのため旅人たちは、警察に見つからない場所にドルを隠さないといけない。

エクアドルでベネズエラ用のドルを手に入れたはいいけれど、エクアドルで流通しているのは最高で20ドル札。
100ドル札を手に入れたくてキトの銀行をまわったけれどダメだった。
つまり1000ドル持っていこうとすると、20ドル札を50枚も隠さないといけない。

これは大変。
いまのうちから、少しずつでも隠していこう。

最初に思いついた隠し場所は、電池の充電器。
ケースの背面を外して、なけなしの100ドル札3枚をその隙間に。

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ベネズエラ入国まであと10日ほど。
うまく、全部のお札を隠せるかな・・・。
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旅したエクアドル こんな国

2015.09.21 05:43|南米☞EDIT
エクアドルには7/24~8/22まで30日滞在しました。
なんといっても「動物の楽園」ガラパゴスでの常識を超えたシュノーケルが印象的でした。
そんなエクアドルの旅を振り返ります。

旅の費用はいくら?

エクアドルでいくら使ったのか発表します。

交通費  258.10ドル+636.91ユーロ
外食費  83.47ドル
食料費  192.53ドル
宿泊費  551.00ドル
観光費  873.00ドル
その他  363.70ドル

合計  2,321.80ドル+636.91ユーロ=約379,494円(1ドル=125.9円)
約12,650円/1日2人で

高!!
今まででいちばん高かったイタリアを抜いて断トツでトップ。
それもこれもガラパゴスが原因。
往復航空券と入島料など上陸前にすでに11万円飛んでいってるからね。
ダイビングも高いしねえ。
ちなみに、ガラパゴスを除外すると1日当たり4000円くらい。


◇移動手段はこうでした

ペルーからエクアドルに入って変わったことと言えば、バスが派手になったことと車内が寒くなったこと。
「南米のバスは冷房が効きすぎてて寒い!」って聞いてたんだけど、今まではそんなにキンキンにエアコンが効いてるバスには当たらなかった。
まあ、安いバスにしか乗ってこなかったっていうのもあるけど。
でも、エクアドルの長距離バスはたしかに寒い。
とくに夜になるとガンガン効いてくるので夜行バスでは防寒着が必須。
寝袋があるならベスト。

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こんなお宿に泊まりました


都会のキトやグアヤキルの安宿でひとり5~6ドルくらい。
キトは高地で寒いのでホットシャワーがあったほうがいいけど、グアヤキルは暑すぎるので水シャワーでも大丈夫だと思うよ。

地方都市だとなかなか安い宿が見つからず探すのに苦労するかも。
地方だと10ドルくらいはみておいたほうがいい。
Wi-Fiはあるけどキッチンつきの宿は少ない。

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ガラパゴスは別格。
本土の2倍はすると言われている。
その分、部屋にバスルームがついていてとてもきれいでクオリティーは高い。
ひとり15ドル前後。

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エクアドルの物価はどんどん上がっていて、宿代も事前の情報と違っていた。
これからもどんどん高くなるかも。

キトの日本人旅人に人気の安宿「スクレ」は、屋上からの旧市街の眺めが最高でボロいけど好きになるホテル。
物を盗まれる「泥棒宿」として有名だけど、防犯対策さえすれば居心地がよく、長居したくなる。
何より、スタッフのホセのキャラクターがいい!
ホセにまた会いたいなあ♡

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これが一番うまかった!

ケンゾー 「ブタの丸焼き」
世界遺産の街クエンカの市場内にずらっと並んでいたのはブタの丸焼き専門店。
幅1mくらいはある大きな鉄板の上にローストされたブタがドーンと1匹丸ごと載ってる様はインパクト大。
こんがりと飴色に焼かれたブタちゃんの姿に食欲がそそられる。
肉は柔らかくてジューシー、皮はカリッカリで香ばしい。
思ったよりもあっさりしていてあっという間にたいらげた。
マッシュしたポテトを焼いた付け合わせも美味しかった。

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イクエ 「パン」
日本のパン屋さんのパンに比べれば特別おいしいわけではないけれど、ボリビアやペルーではおいしいパンになかなか巡り会えなかったなか、エクアドルのパンの種類の多さやレベルの高さに感動。
チョコレートパンやクロワッサン、ハムやソーセージ入りのパンなど。
パン屋さんで選ぶのが楽しかったです。
エクアドルのパンを食べて、どうしてペルーやボリビアではおいしいパンがなく、種類が少ないのかますます不思議に。
エクアドルのなかでも世界遺産のクエンカの街がいちばんパン屋さんが多かったです。

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おすすめ!!一番良かった場所

ケンゾー 「イザベラ島」
やっぱりエクアドルはガラパゴスに尽きる。
3つの島に滞在したけれど、いちばん楽しかったのはイザベラ島。
アシカやウミイグアナ、ペンギンやウミガメたちとの距離が近くて大興奮。

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島の雰囲気もいちばんのんびりとしていて居心地がよかった。
ゆったりとした時間が流れていて、これぞガラパゴスというような充実した日々を送ることができた。
イザベラ島には5泊したけど、もっと居たかったなあ。

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イクエ 「アシカのいるビーチ」
ガラパゴスでアシカと泳げるとは聞いていたけど、あんなにたくさんのアシカと簡単に泳げるとは嬉しい驚きでした。
人懐っこくて、楽しそうにクルクルと泳ぐアシカ。

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見ているだけでこっちまで幸せになり、ニンマリとなります。
水の中で大きな瞳で見つめられ、そしてパチパチと瞬きされると、もうたまりません!
泳ぎが苦手なわたしも彼らといっしょに泳ぐのが楽しくて、大好きな時間でした。

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ふらり ゆるり エクアドルの感想は?

ケンゾー
「エクアドル=ガラパゴス」っていうイメージしか持ってなかったけど、ガラパゴス以外も居心地のいい街が多かった。
首都にしては珍しくキトは長居したくなるような街だったし、ハチドリが舞うミンドも楽しかった。

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ペルーから移動してきた初日、クエンカのバスターミナルで誰もどの店も両替をしてくれなかったのでしょっぱなからエクアドルを嫌いになりかけたけど、結果的にはとくに嫌な思いをすることもなく充実した1か月だった。
なぜかは分からないけど、エクアドル人はお金を崩すことにかなりの拒否反応を表す。
あと、ちょこちょこお釣りをごまかそうとするので要注意。
確信犯的にお釣りを少なく渡してくることが多いので必ず確認しよう!

イクエ
治安が悪いと言われるエクアドル。
ガラパゴスに行くための経由地と考えていましたが、街は整備されていて美しく、過ごしやすくて、人々も穏やかでガラパゴス以外の場所も楽しむことができました。
おしゃれなカフェもたくさんあるし、市内交通は利用しやすく、町歩きが楽しい国です。

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夜遅くの外出は避ける、人通りの多いところを歩く、カメラを首からぶら下げて歩かないなど最低限の防犯対策を心がければ、それほど心配することはないように思います。
外国人ツーリストも多いし、ゲストハウスのレベルも高いです。
宿にはトイレットペーパーや石けんが用意されているところがほとんどだし、おみやげもおしゃれでかわいいものがいっぱいあります。
予想していたよりもかなり素敵な国でした。
自然も豊かで、赤道直下の国らしく明るい雰囲気で、それでいて高地も多くて過ごしやすい。
さわやかな気持ちで過ごすことができました。

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「雲霧林」で「チュービング」

2015.09.20 05:32|エクアドル☞EDIT
最近チーズに飽きてきたケンゾーです。
いま滞在しているベネズエラの街はなぜかイタリアンの店ばかり。
レストランの数は多いんだけど、1日に必ずパスタかピザを食べる毎日。
ベネズエラ人はチーズが好きらしく、パスタにもピザにも大量のチーズが載っかってるんだよね。
チーズ好きだけど、さすがにちょっと飽きてきた。
まあ贅沢な悩みだね。

愛らしいハチドリがブンブンと飛び回るミンド。
赤道直下だけれど1700mの高地に位置するミンドは、雲霧林といわれる森に囲まれている。
英語で表記するとCloud Forest
熱帯「雨」林しか知らなかったけど、熱帯「雲」林とも言える地帯があったんだね。

熱帯地域でありながら標高が高いため霧が多く、日射量が少なくて湿度が高いので着生植物やシダ類が鬱蒼と茂るジャングルのような森が広がっている。

そんなミンドの森はハチドリ以外にもたくさんの鳥と出会える野鳥の楽園。
ミンドではクラウドフォレストの奥深くまで歩いていき、バードウォッチングを楽しむツアーが人気。
そんなに値段も高くないのでケンゾーとイクエもツアーに参加しようかなあとも思ったんだけど、泊まっている宿の庭で間近に見ることができるハチドリたちで大満足。
ツアーはもういいかな。

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ツアーには参加しないけど、ミンドに滞在中は何度か自分たちで森を散策。
「野鳥の楽園」っていうくらいだから、そんなに苦労せずともかわいい鳥たちを見つけられるんじゃない?っていう期待を胸に森のなかへ。

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Cloud Forestはシダ植物が生い茂る森。
土地が肥沃だからなのか、その大きさにビックリ。
ほら、イクエと比べたらこんな感じ。

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まさにジュラシックパークの世界。
ノソノソと恐竜が歩いていてもおかしくないようなスケールの大きなジャングル。
そんな手つかずのジャングルを全身で体感できるアクティビティがミンドにはある。

「ア〜アアァァァァ〜」
と思わず叫びたくなるのは、木々の間に張られたワイヤーを滑車を使って移動するキャノピー
ターザン気分を味わえてなかなか楽しそう。

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気持ちよさそうなキャノピーは20ドル。
泊まってるホテルやツアー会社でも申し込めるんだけど、直接飛び込みで行ったらちょっとは安くなるかもって期待したんだけどダメだった。
悩んだけど今回はパス。

でも、キャノピーの駐車場でトゥカンを発見したからここまで来た甲斐があった!
大きなくちばしが特徴のトゥカンも中南米を代表するトロピカルバード。
まん丸クリクリの目がかわいいね。

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霧や雲に覆われることが多いCloud Forest。
けれど滞在中は天気に恵まれ、とくに日中は暑かった。
だからなのか、それとも元々そう簡単にはいかないものなのか、1羽のトゥカン以外ミンドの主役の鳥たちには出会わずじまい。

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鳥好きな旅人は素直にバードウォッチングツアーに参加したほうがいいと思う。
夜の森を散策するナイトウォークツアーなどもあるので、小さな町だけどアクティビティがなかなか盛りだくさんなミンド。

町のそばを流れている清流ミンド川。
冷たい水に足を浸し、せせらぎを聞きながら水の流れをぼーっと眺める時間がとても心地いい。
あ〜、癒やされる。
こころもからだも休まる休日だ。

まあ毎日が休みなんだけどね。

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そんな癒しのミンド川でも、あるアクティビティを楽しむことができるんだよね。
ちょうど泊まっているホテルの横がそのアクティビティを扱っている会社だった。
四駆の荷台に積み込もうとしている黒い物体はな〜んでしょ?

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答えはトラック用のタイヤのチューブ。
これを繋ぎ合わせて川下りをしちゃおうっていう、その名もチュービングというアトラクション。
なんと6ドルという格安価格、チュービングを体験するにはもってこい。

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ラフティングや川下りはやったことあるけど、チュービングは初体験。

いっしょに乗るのは、エクアドル人のカップル2組。
ヘルメットとライフジャケットを身につけて、あとはただチューブとチューブの間に座るだけ。
足で踏ん張ってロープにしっかりつかまっておかないと、バランスを崩して1人だけ落っこちそう。

若いお兄ちゃんガイドが、じゃぶじゃぶと川に入る。
そして川の流れ+お兄ちゃんの人力で、チューブを動かしていく。

水深はそんなに深くないし、激流ってわけでもないので多分初級コース。
それでもこのガイドの力量でスリルが増す。
川の流れに合わせながら、チュービングを回転させたり斜めにしたり。
わざと波の高い場所にスピードをつけて突入したり、岩にぶつけたり。

突然体が傾いたり、ボコーンと岩に当たって滑り落ちそうになったりして、みんなが叫ぶ。
水着を着てないのにずぶ濡れ。

20分くらい必死につかまって、川を下っていった。

チュービングってガイドがチューブをいかにうまく操るかによって、スリルが変わってくる。
そして何人がどんなバランスでチューブのどの場所に乗るかも重要。

ケンゾーとイクエのガイドは操るのがうまかった。
それにいっしょに乗ったカップル2組のうち、1組の彼女がおデブちゃんだった。
彼女の乗っているところが傾きやすく、滑り落ちそうになったり浸水したりしてそのたびに彼女は絶叫、まわりは爆笑。

2人だけで乗っている組もいたけれど、迫力が足りない感じだった。

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こぢんまりとして居心地がよかったミンドの町。
ハチドリが庭にやって来るホテルも雰囲気がよくて快適だった。
これでキッチンが付いてたら最高なのに!

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庭を楽しそうに舞うハチドリたちに別れを告げて移動開始。
次なる新しい国、コロンビアをめざすケンゾーとイクエ。
いったんキトまで戻り、カルセレン・バスターミナルで国境の街トゥルカン行きのバスに乗り換える。
今日中にコロンビア側のイピアレスまで行ければいいんだけど、暗くなって国境を越えることはしたくない。
なんたって危険な話題には事欠かないコロンビアだからね。
無理に国境は越えずにエクアドルのトゥルカン止まりの可能性が高いかなあ。

トゥルカン

最後もゆっくりハチドリを眺めていたので、ミンドを出発したのが午前11時。
キトのカルセレン・バスターミナルでトゥルカン行きのバスに乗ったのが午後2時。
キトからトゥルカンまでは6.30ドル。

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トゥルカンまではおよそ230kmの距離。
はたして今日コロンビアまでたどり着けるのか?
それとも・・・。

5時くらいまでにトゥルカンにたどり着いたら、ギリギリ国境越えできるかな。
でも、バスはなかなか着かない。
トゥルカンまではまだ先。

「あー、まだかなあ。」
「きょうはトゥルカンどまりだね。」
「宿がすぐに見つかればいいけど。」

どんどん日が暮れていく。
結局、トゥルカンに着いたのは午後7時半。

トゥルカンのバスターミナル前にはいくつかホテルがあり、事前の情報だとふたりで15ドル以内だった。
だけど・・・。

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値段を聞いたら40ドルとか50ドル!!
どう見てもそんな値段の宿には見えないし、あまりに高すぎる値段に「へっ!?」と笑ってしまうほど。

「なんで?」
「なんか強気だよねえ。」

別のホテルに聞くけれど、満室だったり同じくらい高かったり。
なんで?

見るからに連れ込み宿風のボロい宿が一軒だけあった。
とりあえず入ってみるか。

狭く薄暗い廊下の先には「レセプション」と呼ぶにはふさわしくない、小さな机が一台だけポツンと置かれた受付。
スタッフらしい女性と、その子どもなのか隣には男の子と女の子がいる。
そして机の奥には、なぜか1人用の小さなテント。

「部屋、ありますか?」

すると女性が奥のテントに向かって話し始めた。

「部屋ありますか?だって。」

テントに誰かいるのか?

でも応答はない。

子どもも続けた。

「部屋ありますか?だって。」

するとテントがもぞもぞと動いた。
入口のファスナーが下ろされた。
そして、中から煙とともに、大男が登場。

煙に包まれた大男は、うつろな目で焦ったようにこっちを見ている。
焦点が定まっていない。

「あるある。
 値段は25ドル。」

「そうですか。
 ちょっと考えてまたあとで来ます。」


そう言って宿を出た。

「あれ、テントの中でマリファナかなんか吸いよったんやろ。」
「あの女性は妻で、あれは男の子どもたちなのかな。」
「なんでテントなんやろ。」
「あれが当直の仮眠室ってことじゃない?
 どうする25ドル?
 20ドルくらいまでなら値下げできるかもしれんけど。」

「いや、20でも高いやろ。
 しかもヤバそうやし。」


「さっき乗ってきたバスにバックパッカーのカップルがおったよね?
 欧米人の。
 まだあの2人もその辺をうろうろしよるんやない?
 4人だと解決策が見つかるかも。」


2人はすぐに発見できた。
案の定、ホテルに入ってはすぐに出て、を繰り返している。

「ホテル探してるんですか?
どうでした?」

「いやあ、高すぎて。
『ロンリープラネット』にここから数キロの中心地に安いホテルがあるって書いてある。
いっしょにタクシーで行ってみようか。」

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一台のド派手なタクシーを捕まえた。
スペイン語がしゃべれる彼女のほうが、ドライバーに話しかけている。

彼女がこっちを向いて言った。
「中心地のホテルのほうがここより高いんだって。
国境まですぐだし、コロンビア側のホテルのほうが安いから向こうで探したほうがいいって言ってるんだけど・・・。」


国境越えかあ。

「夜だし危なくないかなあ。」
「うーん。
でも4人いるし、このドライバーは大丈夫って言ってる。
タクシーで国境まで行けるし、国境を越えてもすぐ別のタクシーが捕まるんだって。」


まもなく午後8時。
4人で、ドキドキのコロンビアに入国することにした。
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ハチドリの美しい物語

2015.09.19 06:08|エクアドル☞EDIT
お腹を上下させながらスヤスヤとお昼寝している夫が、子どもにしか見えないイクエです。
保育園児の甥っ子を見ているような気分。
「全然寝られん」と言う割にはいつもとても気持ちよさそうに寝ているケンゾー。
寝過ぎだよ。

エクアドルのミンドという村に滞在しているイクエとケンゾー。
泊まっているホテルは朝食つき。
フレッシュジュースに、コーヒー、パンと卵料理にフルーツ。
いつもは朝食つきのホテルになんか泊まらないので、これだけで朝から優雅な気分になる。

さらに朝食の場所が幸せな気分にさせてくれる。
目の前には甘い蜜を求めて飛び交うハチドリ。

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鳥類のなかで、もっとも体が小さいハチドリ。
体重は大きいもので20グラム。
小さいものだとたったの2グラム、全長は6センチくらいしかない。

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飛んでいるとき、羽は肉眼で見えない。
ものすごい速さで羽をバタバタさせているから。
1秒間に80回も羽ばたかせている。

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餌台のまわりには、次から次にハチドリたちがやってくる。
ハチドリの好物は花の密。
とても小さな体だけど、蜂のように花にとまるには大きすぎる。
だからホバリングで空中に停止しながら、細長いくちばしを差し込んで密を吸う。
さらにくちばしから、なが〜い舌を出してペロペロペロっと舐める。

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目にも留まらぬ速さで羽を動かし、あっちに行ったりこっちに来たり。
ブンブンブンブン、蜂のように音をたてて。

疲れないのかなあ。

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エネルギーをいっぱい使うから、そのぶん栄養価の高い蜜を一日に何十回も飲まないといけないんだって。

忙しそうにブンブン飛び回っているけど、たまに細い枝にとまることもある。
そのときは蜂のようにブンブンじゃなくて、鳥らしくピピピピピっと高い声でさえずる。

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愛らしいハチドリたち。
そんなハチドリにまつわる物語が、ここエクアドルで語り継がれている。
先住民族ケチュアの人たちが大切にする物語は、世界の人たちに勇気や生きる指針を与えているのだそう。

環境保護活動や平和を訴える人たち、ボランティア活動に携わる人たちがこの物語をいろんな場所で紹介している。
物語に込められているのは、自分にできることをやることの大切さ、ひとりひとりが一歩踏み出すことの重み、ひとりの行動力は微力だけれど大きな力であること、信念を貫く生き方の美しさ・・・。

そんなハチドリのお話は、日本では『ハチドリのひとしずく』というタイトルの本で出版されている。



ハチドリの物語はこんなお話。

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森が燃えていました。

森に住む生き物たちは、我れ先にと逃げていきました。

でも一匹のハチドリだけは逃げませんでした。
せわしなく行ったり来たり。


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小さなくちばしで水を一滴ずつ運んでは、燃えている森に落としていきます。

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その様子を、ほかの動物や鳥たちは遠くから笑って見ています。

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「そんなことをして、いったい何になるんだ」

笑われても、一滴ずつ水を運び続けるハチドリ。

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そして、ハチドリはほかの動物たちに言いました。


「わたしはわたしにできることをしているのです。」

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健気なハチドリもすてきだ。
そして、この美しい物語を語り継ぐエクアドルのケチュアの人たちもとてもすてきだ。
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エクアドルの穴場 美しい「ミンド」の村へ

2015.09.18 05:31|エクアドル☞EDIT
帰国してからのことをリアルに考え始めているイクエです。
贅沢はせずゆったりと時間に追われることなく生活できたらいいなあと思っていたけど、やっぱり自分にできること、誰かの役に少しでも立てる仕事をするのも悪くないなあ、なんて思っています。
でも何をしたらいいのやら。
あと半年弱で答えは見つかるかなあ。

エクアドルの観光をひととおり終わらせたイクエとケンゾー。
このままコロンビアに入国しようと思っていたけど、また行きたいところが出てきてしまった。
キトの北西、ミンドという村。

ミンド

緑豊かな自然に囲まれたすてきな場所らしい。
キトから日帰りで行ける場所だけど、せっかくなので2、3泊はしたい。

世界遺産の街のど真ん中に建つ、歴史あるボロい安宿スクレを発つ。
これからはどんどん暑いところに行くので、ケンゾーは冬服やニット帽などをスタッフのホセにプレゼント。

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目が合うとホセはいつも、この満面の微笑み。
ホセは日本や韓国の旅人を愛しているし、アジアの旅人もホセに親しんでいる。

ホセはお会計のときの計算が苦手で、難しい話ができず、スタッフやアジア人以外の宿泊者たちからバカにされているふしがある。
でもそんな弱点をカバーするくらい、お客さんの顔や部屋番号などは数日経っても覚えているし、記憶力はとてもいい。
そして愛嬌があって優しい。

ホセはとても働き者で、ほかのスタッフがパソコンで遊んでいるなか、トイレ掃除やゴミの収集、ベッドメイキングなど朝から晩まで仕事をしている。

ホセ、ありがとう!
お茶目なあなたが大好きです。
おかげで楽しい滞在になりました。

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ミンドまではカルセレン・バスターミナル(Norte Carcelen)からバスに乗った。(運賃3.25ドル)
でもオフェリア・バスターミナル(La Ofelia)からのほうがミンド行きのバスがたくさんあるからそちらを利用したほうがよかったかも。

てっきりミンド直通だと思ったら、幹線道路で降ろされてしまった。
オフェリアから乗っていればたぶんそういうことはなかったと思う。

さて、ここからどうしようか。
とてもじゃないけどミンドまで歩ける距離じゃない。
降りたところには客待ちのタクシーが待機しているけれど、きっと高い。
いっしょにバスから降りたおねえちゃんが、流しの相乗りタクシーをつかまえた。
わたしたちもすかさず便乗。
といっても、席はもうない。

「ここに乗っていいですか?」
「いいよ。」

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荷台は特等席。
車は森のなかのくねくね道を心地よい速さで下っていく。
ほぼ赤道直下、熱帯だけど高地だからかさわやかな気候。
鳥のさえずり、やわらかな木漏れ日。

きっとわたしが会いたいあの子たちも、この森のなかにいるはず。

10分弱でミンドの街に到着。
相乗りタクシーの運賃は0.5ドル。

ミンドはとても小さな街、というか村。
メインストリートは500メートルほど。
メインストリートにレストランやカフェ、お土産屋さんが軒を連ねている。

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適度な観光地でありながら、規模は小さくて森に囲まれていて、過ごしやすそう。
わたしもケンゾーも瞬時にここが気に入った。
宿は1泊しか予約してないけど、到着するなり延泊確定。

今夜の宿はインターネットの予約サイトで予約済み。
街から少し離れていると書いてあったけど、街自体がとても小さい。
中心地から歩いて5分もかからなかった。

ホテルはCabanas Armonia y Jardin de Orquideas。
いつも行き当たりばったりで安い宿に入るけれど、今回はこだわった。
ほら、入口からすてきでしょ。

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このミンドは、キトのエクアドル人にとって鎌倉とか軽井沢みたいな感じかな。
休日に訪れてちょっと観光してゆっくりして。

わたしたちみたいな「いかにもバックパッカー」な旅人はあまり訪れない。
ここの宿泊客はほとんどが欧米人のおじさまおばさまや家族連れ。
ログハウスのコテージがいくつかあってテラスにはハンモックがつるされていて、おばさまが横たわって優雅に読書をしている。

イクエとケンゾーにはコテージは贅沢すぎるので、ちょっと安いトイレ・シャワー共同のツインルームを確保。
山小屋の屋根裏部屋みたい。

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そうそう、ここは日本の家みたいに土足厳禁。
裸足に慣れているわたしたちにとっては入口で靴を脱いであがるスタイルはかえって心地いい。
ガラパゴスの宿の家族たちも家では靴を脱いでいたから、エクアドル人は家では靴を脱ぐ家庭が多いのかも。
イランなどの中東も土足厳禁だったし、室内で靴を脱ぐ文化圏は案外広いのかもしれない。

ホテルの敷地は広くはないけれど、いろんな種類の木々が茂りジャングルみたい。
さっそく散策。

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このホテルは朝食つきでふたりで25ドル。
宿泊者が使えるキッチンはないし、節約派のイクエとケンゾーにはむかないホテル。
それでも、わたしはここに泊まりたかった。

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庭には珍しい花々が咲き誇っている。
日本ではなかなかお目にかかれない花々。
独特の色をしている。

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大ぶりの花が多い。
花びらなのか、それとも鮮やかな葉っぱなのか。

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このホテルのオーナーは蘭が好きらしい。
わたしも花の中では蘭が好き。
気品があるし、艶かしくもある。
そして、凛としている。

見たこともない蘭がたくさん。

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藤の花のように垂れ下がっているもの。
木の幹にへばりついているもの。

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これも蘭の一種なのかな。
淡い紫でかわいい花びら、とても可憐。

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美しくて品のある蘭の花々も好きだけど、わたしのお目当てはべつもの。
ミンドにはたくさんのハチドリが生息している。
このホテルにはハチドリが遊びに来る!

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ハチドリとの出会いは、わたしが高校2年生の夏休み。
アメリカのワシントンD.Cの近くの家庭にホームステイしていたとき。
その庭で、今まで見たこともない生き物に遭遇した。

鳥のようにも見えるけれど私が知っている鳥じゃない。
ものすごいスピードで羽をバタバタさせていて、羽が見えない。
蜂みたいに「ブーン」と言っている。
空中の同じ場所で静止しているように見える。
鳥にしてはとても、とても小さい。

「What is this?」
「It's Hummingbird!」

はみんぐばーど?
聞いたことあるけど、いったい何なんだろう。

わたしは辞書で「Hummingbird」という単語を調べた。

「ハチドリ」

ハチドリ?
ってなに?
蜂なの?鳥なの?
でも蜂だったら「トリバチ」になりそう。
「ハチドリ」って言うくらいだから、蜂に似た鳥っていうことなのか。

でもあれが鳥だなんて信じられない。
だってあんなに小さいし、ブンブン羽音がするし。

愛らしくてとてもかわいくて、そして不思議な生き物に、わたしは惹かれた。

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アメリカ大陸に生息するハチドリ。
これから中南米に行くのだからべつにエクアドルじゃなくても見ることができる。
わざわざここで見なくても、これから旅していくうちにハチドリに会えるタイミングはたくさんあるはず。
でも、わたしはやっぱりエクアドルでハチドリを見たかった。

だってハチドリにまつわるとても美しいお話がエクアドルでは語り継がれているから。

あしたは、そんなエクアドルの民族ケチュアの人たちが大切にしている物語を紹介します。
短いけれど、とても深いお話です。

お楽しみに。
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男性メロメロ?!萌え萌えなオタバロファッション

2015.09.17 06:01|エクアドル☞EDIT
寝違えて首が痛いケンゾーです。
このところ1週間に1回くらいの頻度で寝違えてるんだよねえ。
なにが原因なんだろう。
もともと悪い寝相の問題かなあ。

エクアドルは南米の国のなかでボリビアに次いで先住民族インディヘナの割合が高い国。
首都のキト周辺にも少数民族が暮らす町が点在している。
その中でも有名なのがオタバロ族が住むオタバロという町。
毎週土曜日に開かれるマーケットは南米最大規模なんだそう。
それは行っとかないとね。

オタバロ

オタバロはキトからおよそ90kmとそんなに遠くない距離。
日帰りもできるんだけど、今回は前日の金曜日に移動してオタバロに宿泊することに。
いらない荷物をキトのホテルに預け身軽になっていざオタバロへ。

北部へのバスが発着するカルセレン・バスターミナルはアクセスがちょっと面倒。
まずは宿の近くのサント・ドミンゴ広場から北行きのトロリーバスに乗る。
どの便も終点はオフェリア・バスターミナルなので来たバスにのればOK。
運賃は0.25ドル。

終点のオフェリア・バスターミナルで下車。
カルセレン・バスターミナル行きの青い市バスに乗り換える。
トロリーバスの延長扱いなので運賃は払わなくていい。

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終点のカルセレン・バスターミナルで下車。
行き先ごとにチケット売場が並んでいるのでオタバロ行きのチケットを購入。
ターミナル使用料込みで2.7ドル。
キト旧市街からオタバロ行きのバスに乗り込むまで1時間くらいみてたほうがいいかな。

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およそ2時間でオタバロに到着。
バスターミナルからセントロまでは歩ける距離。
仕入れていた情報では、「オタバロは宿が安く長居するのにもってこい」のはずだったんだけど、目星をつけていたホテルが予想外に高くてがっかり。
いくつか見て回るもいいホテルが見つからない。
全体的に値上がりしたのか、マーケットが開かれるので週末料金なのか・・・。

なんとか1人7ドルで泊まれるゲストハウスを見つけてチェックイン。
でもキッチンはないしWi-Fiの調子もあまりよくない。
居心地がよければしばらくオタバロに滞在してもいいかなあと思ってたんだけど、長居はちょっと厳しいかな。

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この日はすこし街歩きをしただけで終了。
困ったのは夜の食事。
8時くらいに外に繰り出したんだけど、レストランの類いはすべて店じまいをした後だった。
自炊をするつもりだったので食材はあるのにキッチンがない。
仕方なくスーパーでカップラーメンを買って電熱コイルで作ることに。

ひもじい夕食で締めた翌日。
毎週土曜日の午前中には家畜を売り買いする「動物マーケット」も開かれる。
早朝から集まり始め10時には終わるらしいので早起きして6時過ぎに出発。
ホテルの外に出ると町のあちこちで出店の準備中。
動物マーケットから戻ってきたら人で賑わってるかな。

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動物マーケットは市街地から15分ほど歩いた幹線道路沿いの広場で開催されている。
人の流れにのって会場をめざしていると、前方からブヒヒーーン、ブヒヒーーーン!!という耳をつんざく叫び声が聞こえてくる。
もう想像はつくけど、何事かと思って前方を確認すると・・・。

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♪ ドナドナド〜ナ〜ド〜ナ〜 ♪
案の定、子ブタちゃんたちが会場へと連れていかれているところだった。
やっぱり子ブタとは言え動物的勘で自分たちがただならぬ自体に陥っていることを察してるんだろうね。
ブタの悲痛な叫び声って耳に残るんだよなあ。

オタバロの動物マーケットは規模はそんなに大きくはない。
牛やブタ、ニワトリなどの定番動物以外にクイ(テンジクネズミ)などが売り買いされている。
もちろんクイは食用。

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ウサギも売られてたんだけど、これはペット用?それとも食用?

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さすがに猫や犬はペット用だよね?
かわいがってくれる飼い主が見つかるといいね。

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この子も売り出し中?
それとも散歩でここに?

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ずっとここに飼い主とともにいたから、売り出し中だね。
売り物だとしたら、ちょっと大きくなり過ぎだよね。
子犬のころから毎週売りに出されてて今まで売れ残ってしまったとか・・・悲しすぎる!

こいつも売れ残り?
もはや貫禄十分。

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会場には食べ物の店も出ていて食事もできる。
クエンカでも食べたブタの丸焼きをここでも発見。
ブタの表情が生々しい。
遠くの子ブタの鳴き声を聞きながらいただく。
味はクエンカのほうが美味しかったかな。

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いったん宿で休憩して南米一のマーケット散策スタート ♫
出店がぎっしりと軒を連ね大賑わいのオタバロの町。

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オタバロ族の男性の特徴は長い髪。
黒々とした長い髪をひとつに束ねたり三つ編みにしている。
年配の男性は、カウボーイみたいな帽子をかぶり独特の白い布のサンダルを履いているけど、若い男性は髪型以外はごくふつう。

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では女性はと言うと、これがかわいいんだな。
色鮮やかな刺繍が施された白いフリフリのブラウスに黒くてタイトなロングスカート。
首元を飾るのは幾重にも重ねたネックレス。
腰に巻くのは刺繍入りのベルト。
こんなにも萌え萌えな民族衣装、ほかにある?

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年配の女性はさらに黒い上着を羽織り、頭の上に黒い布を載せている人が多い。

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町を歩けばこんなかわいいオタバロレディにも出会える。

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もちろんマーケットではそんな萌え萌えなオタバロの衣装がたくさん売られている。
おっさんのケンゾーでも見てるだけで楽しくなるんだから、女の子はワクワクときめくんじゃない?

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町中を歩いていると刺繍をしている女性たちをよく見かける。
ちゃんと手縫いで刺繍しているんだね。
かわいいフリフリブラウスは25ドルくらいから。

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女性たちが腰に巻いているベルトをはじめ、オタバロの織物はクオリティが高いことで有名。
緻密に織り込まれていてしっかりとした質感。

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織物以外にもバッグやセーターなどの手芸品、ピアスやネックレスなどのアクセサリーや雑貨、南米独特の配色のカラフルなお皿、アンデスの伝統楽器から動物の剥製まで品揃えは豊富。
じっくり見て回るとかなり時間がかかる。

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町中をウロウロしながら物色していると、音楽に合わせて華麗に踊る若い女性たちが登場。
きっとオタバロの伝統的なダンスなんだろう。
でもそんなダンス云々よりも、さっきチラッと写真をお見せしたけれど、踊る女性たちがめっちゃ美人でビックリ。
なかでも1人の女の子に釘付け。
イクエも「ずっと眺めていたい」って言ってたから、女性の目から見てもかなりの美女じゃない?

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イクエもいっしょに写真を撮らせてもらったけど、イクエ顔くろ!
完全に美女たちの引き立て役だね。

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この日の戦利品はケンゾーが使うバッグ7ドルと半パン3ドル。
白いブラウスはイクエには萌え萌えすぎて断念。

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ほんとは買って欲しかったんだけどねえ。
フェミニンなファッションがわりと好きなケンゾーです。
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それはないんじゃない?エクアドルさん!

2015.09.16 06:32|エクアドル☞EDIT
41歳を目前に控え、初体験の毎日を送っているケンゾーです。
人生初のパラグライダーにキャニオニング、そして「雷観賞」という変わり種まで。
それもこれも物価が超絶安いベネズエラだから。
ほんとは1か月だけの予定だったんだけど、キューバのあとにもう一度戻って来ることに。
だってこんな贅沢できるのはこれからの人生でもうこれが最後だよ!

街歩きが楽しい世界遺産の街キト。
ここには美しい街並みと並んで見どころがもうひとつあるんだよね。
エクアドルは世界で14か国ある赤道が国土を通過する国のひとつ。
そもそも「エクアドル=Ecuador」っていう国名自体がスペイン語で「赤道」っていう意味。
赤道はキトから20kmほど北を通過しているんだけど、そこにある赤道記念碑がキト観光のハイライト。

赤道

アフリカのウガンダにも同じような赤道ポイントがあったんだけど、面倒くさがっていかなかったふたり。
ガラパゴスをいっしょに過ごしたトオルくんが合流したので3人で赤道をめざすことに。
宿から近いサン・ローク市場(Mercado de San Roque)前のMariscal Sucre通りで赤道記念碑(Mitad del Mundo)行きのバスに乗車。

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バスに揺られることおよそ1時間、前方に大きな球体が見えてきた。
これが地球の真ん中、赤道記念碑。
ちなみに、スペイン語のMitad del Mundoもまんま「世界の真ん中」っていう意味。

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敷地内には博物館もあるけれど、赤道記念碑だけが目当てなので3.5ドルの入場券だけを購入。
バスから見えた球体めざして歩いていくと見えてきたよ、大きな「N」と「S」の文字、そして真ん中にそびえる巨大な記念碑が。

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NとSはもちろん北のNorthと南のSouthの頭文字。
中間地点を貫いているのが地球のど真ん中、北半球と南半球を分ける赤道。
みんな赤道をまたいだ写真を撮るためにここにやって来る。

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手前の東側は混雑していたけど、裏の西側に回るとガラガラ。
気兼ねすることなく記念撮影。
スペイン語で「西」はOesteなので記念碑にはEじゃなくてOの文字。

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ちなみに、背後の大きな記念碑の中が博物館になっている。
てっぺんの球体は真横に倒れた地球だった。
南極と北極が上下じゃなくて左右になっている。

最上階は展望台になっていて登れるみたい。

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赤道上ではいろいろと不思議な現象が起きることで有名。
例えば、地球上でいちばん遠心力が強いので「体重が軽くなる」んだそう。
北極・南極で60kgの人は59.4kgと約600gのダイエット!

ギャラリーに取り囲まれてトオルくんが挑戦しているのは、「釘の上に卵を立てる」という実験。
なんでも『赤道上では重力が地面に向かって真下に、遠心力が真上に働くので不安定な物でも立ちやすい』からだとか。
無残にも割れた卵が放置されているけど、はたして立てることができるのか?

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無理無理!
釘の頭の上に立てるのはかなりの難題。
トオルくんもかなり長い時間チャレンジしてたけど3人とも脱落。
やっぱり都市伝説なんじゃないの?なんて負け惜しみを言っていたら、ふらっとやって来た女の子がものの10秒もかからず見事に成功させてビックリ!
やっぱり赤道上だから立ったのか、それとも恐ろしく器用な女の子だったからか。

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ほかにも、「春分の日と秋分の日には影が無くなる」現象も。
1年でこの2日間だけは太陽が真東から昇って真西に沈む日。
正午頃太陽が真上にくるので数分間だけ影がほとんど無くなるんだそう。
これは正真正銘本当の話し。

敷地内には「赤道上に建つ教会」も。
オレンジ色の赤道の線の先には十字架に架けられたイエス・キリスト像が。
キリストの頭は北半球で腰は南半球かな。

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お金を払えば「赤道証明書」なるものも手に入れることができる。
さすがに「赤道」という国名だけのことはある力の入れ方。

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こんな立派な施設まで造って赤道観光に力を注いでいるエクアドルだけど、残念なことがひとつある。
たったひとつだけど致命的なこと。
この赤道、場所が違うんだよね。
みんな北半球と南半球を跨いで写真撮ったり、証明書を買ったりしてるけど、ここはまだ南半球なんだよ!
残念!!

近年になってGPSで正確に計ったところ、本当の赤道が通っているのは記念碑からおよそ120m北の施設外だということが判明。
だからといって記念碑を移すこともせず、とくにお断りの説明もなく、偽の赤道を堂々とアピールしているところがまあラテンらしいっちゃらしい。
本当の赤道はここより北で、キトから日帰りする人が多いから本当の赤道にたどりつかずにそのまま南のキトに帰る人がほとんど。
何も知らずに訪れた人たちが後から「じつは赤道を越えてなかった」と知ったらショックだろうなあ。

本物の赤道ポイントにもちゃんと記念碑があるということなので行ってみることに。
ていうか、そこにこそ行かないとただ「限りなく赤道に近い南半球の端っこ」に行っただけになるからね。
赤道記念碑の敷地を出て道路沿いを北に向かって歩いていく。
道は歩道もないただの路肩。
「え?!ほんとにこっち?」首を傾げながら歩を進める。

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しばらく歩くと一応看板を発見。
「INTIÑAN MUSEUM」とか「CULTURE LIVE」とは書いてあるけど「赤道」の文字はなし。
かろうじて緯度00°00’00”と書いてあるからこっちでいいと思うんだけど、赤道記念碑と比べるとあまりにも地味すぎる。
やっぱり赤道がズレていることをあまりおおっぴらにはしたくないんだろうね。
あっちは国がお金をかけてやってるけど、ここは一般人が経営しているのかも。

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さらに砂利道のデコボコ道を歩いていく。
赤道記念碑は広々とした駐車場がドーンと広がっていて係員もたくさんいたのに、こっちは砂ぼこりが舞い、辺りはシーンと静まり返っている。
向こうが偽物でこっちが本物なのに、天と地ほどの待遇の差。

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ここが正真正銘の赤道が通っている屋外博物館。
赤道博物館というよりは、アンデスやアマゾン地域の文化や歴史を扱った南米博物館と言ったほうがしっくりくる。
立派な赤道記念碑の手前、赤道を全面に出すことができなかったので苦肉の策でこうなったんだろう。

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寄せ集めたような石像。
住宅に囲まれ、庶民の生活感たっぷりの敷地。
日本の田舎にたまにある、個人が趣味で庭に作ってるようなミニミニテーマパークのような代物。

入口からのぞくと、あった!
本当の赤道ラインがちゃんとあったよ。
でもショボすぎるよ!

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こっちが本物のなのに地味すぎる。
こんなにショボいのに入場料が4ドルって、それはないよ〜。
もうすでに偽物に3.5ドル払ってるからねえ、いくら本物でも4ドルはないなあ。
悩んだけれど、入場する気にならない。
敷地は狭いし丸見えだし。
係のお姉さんに「高いからやめる」って言うと、「ですよねえ」みたいなリアクション。
たぶん、入口まで来たのに入らない観光客がけっこう多いんだろう。

ちなみに、この中では卵立てと並んで有名な「北半球と南半球でシンクの栓を抜いたときにできる水の渦が真逆になる」っていう実験を見ることができるそうなんだけど、それは真っ赤なインチキなんだって。
台風レベルの巨大な渦の大きさじゃないと違いはでないそうなので騙されないように!

赤道記念碑は偽物だし、本物の赤道は入場料高いし、なんだか消化不良の3人。
でも気づいた。
なにも赤道はひとつのポイントだけじゃない。
博物館の中の赤道ラインの延長線は全部赤道。
ということで、博物館の敷地の横に回り込み赤道の延長線あたりに行ってみる。
すると、この辺りが赤道であろうという場所になんだか意味深なブロック片が。
たぶんこれ、赤道を現してるんじゃないの?

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うん、きっとそうに違いない。
住宅街のただの砂利道の上で記念撮影の撮り直し。
お、おまえたちは北半球犬だな。

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本物の赤道上とは言っても、何の変哲のないただの砂利道、ちょっと寂しい。
落ちていた木の板を赤道に見立て、地面にSとNの文字を書く。
これでちょっとは赤道っぽいかな?

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かなり地味にはなっちゃったけどちゃんと赤道地点に立って、10か月ぶりに北半球に足を踏み入れることができて満足。
それにしても、赤道っていう国名にしてるくらいなんだから赤道ポイントにはもっとこだわりを持ってもいいと思うんだけどね。
お金かかるかもしれないけど、赤道記念碑をちゃんと本当の赤道に移動させたほうがいいんじゃない?エクアドルさん!
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上から眺める世界遺産はいかに?

2015.09.15 07:18|エクアドル☞EDIT
いま持っているティーバッグを早く消費したいイクエです。
いろんなハーブが混ざってるやつで「ぐっすり眠れるお茶」と書いてあったのでペルーで買ったんだけど、めちゃくちゃ臭いの!!
罰ゲームで嗅がせるのに使えるくらい臭い!!
わたしは「足の臭い」って思うんだけどケンゾーは「うんこの臭い」って言う。
まあ、どっちにしろ臭いのには間違いないんだけど。
2か月以上も前に買ってがんばって消費してきたつもりだけど、この前数えたらまだ15パックもあってふたりで溜め息をついた。
お茶にしたら臭くないしそこそこ飲めるんだけど、そのまま持ってると臭くて、ビニール袋2重にしていても部屋に臭いが充満する。
別にまずいわけじゃないから捨てるのはもったいない気がして。
ケンゾーはとっとと捨てろって言うんだけどねえ。

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世界遺産の街、キトの旧市街のすぐそばにそびえるパネシージョの丘
頂上に立つ天使の像が街を見守っている。
あの場所からは街並みが一望できる。
ガイドブックにも紹介されているし、宿から歩いてすぐ行けそうなんだけど、ためらっていた。
南米の都会の街にある急斜面の住宅街は、低所得者の人たちが暮らしているエリアで治安が悪いところが多い。
このキトもそうらしい。

人も多くて活気があり、明るい時間帯。
いちばん危なくなさそうな午前11時ごろ。
カメラ以外の貴重品を全部宿に置いて、カメラはカメラとわからないようにビニール袋に包んで、地図で交通量が多くいちばん近いルートを確認して、注意しながら丘に行ってみることにした。

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後ろから変な人がついてきていないか、角に誰か隠れていないか、キョロキョロしながら警戒して歩く。
たしかにトタン屋根の家も多くて貧しいエリアなのかもしれないけど、ゴミが散乱しているとか不良がたむろしているとか、落書きが多いとかはなく、いたって普通の静かな住宅街。
通りに面した家は、カラフルで明るい。

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それでもここは犯罪発生率の高いエクアドル。
後ろを何度も振り返りながら早足で歩くイクエとケンゾー。

そんなわたしたちの精神状態とは裏腹に、真っ青な空。
芝生や木々の緑。
明るい色の壁。
とてもさわやかな雰囲気。

晴天の中、息を切らしながら住宅街に続く階段を登っていく。

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パネシージョの丘は180メートルくらいの高さ。
歩いて30分もかからない。

緊張しながら歩いていたケンゾーのこころを、ふっとなごませるものが。

「あはは、なんだあいつら。」
ケンゾーがうれしそう。

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犬好きのケンゾーが幸せになる風景。
野良犬なのか、飼い犬なのか。
南米の飼い犬は放し飼いにされて、ほかの犬たちと連れ立って歩き回っているので、野良犬との区別がつかない。
とても自由で、犬社会を満喫している。

側溝に顔を埋めて、気持ちよさそうに昼寝をしている、ちょっと怖いポーズの犬も。

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犬にほっこりさせられながら歩いていくと、見えてきた!

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整備されていて人も多くて、全然危ない感じがしない。
お土産屋さんも出ているし、観光用の屋根のない2階建てバスまで止まっている。

家族連れも多くて、昼間は市民の憩いの場でもあるのかもしれない。

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遠くから見ると、頂上に立っているのはかわいい小さな天使に見えた。
でも、実際は聖母像だった。

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金属板みたいなものでできているので、近くで見るとなんだか無機質。
ほんわかした女の子の天使と思っていたのに、近くで見ると細身ですらっとしている大きな聖母像。

「ちょっと、奥さん聞いてよ。」
犬を散歩中に立ち話しているおばさんじゃないよ。

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上から眺めると、山間に広がっているキトの街はとても広いことがわかる。

中心地の人口は160万人。
周囲の街を含めると224万人もいる。

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キトの標高はおよそ2850メートル。
年間を通して最高気温は19度くらいで、最低気温は9度前後。
過ごしやすい首都。

4000〜6000メートル級のアンデスの山々に囲まれている。

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丘からは、キト近郊にそびえる山々がくっきりと見える。

ケチュア語で「光る巨大なもの」という意味のコトパクシ山も。
つい先日、140年ぶりに噴火した。
雲のようにに見えるのは火山灰。

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コトパクシの標高は5897メートル。
「世界一高い活火山」と言われることもある。
けれど、トレッキングが人気の山でもある。
ガラパゴスの宿で出会ったフランス人に「コトパクシ周辺のトレッキングがおもしろかったよ」と勧められていたので行こうともしていた。
立ち寄っていたらちょうど噴火に出くわしていたかもしれないから、危ないところだった。

15世紀、インカ帝国の支配下に置かれたキトは、その後インカ帝国の第2の首都と位置づけられた。
けれど16世紀にはスペインが侵略。
キトに住んでいた人たちはキリスト教に改宗させられ、教会などの宗教施設の建設に酷使されたのだそう。
300年にも渡ってキトはスペインの植民地として支配され続け、いまの旧市街ができあがっていった。

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整然と区画された旧市街。
いくつもの教会の塔がにょきっと立ち、大きなコロニアル建築の白い建物がどっしりと構えている。

けれどまわりの丘に目を向けると、まったく別の景色。
にぎやかに並ぶカラフルな住宅。

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帰りは丘から旧市街の大通りに繋がっている正面の階段を下っていくことにした。
ここには警察も立っていて、この道のほうが安全そう。
階段を下りるたびに、世界遺産のキトの街並みがどんどん目の高さに近づいてくる。

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南米の大きな都市にはヨーロッパ系の白人移民が目立つ街も多いけれど、キトは「インディヘナ」や白人とインディヘナの混血である「メスティソ」の割合が多いのだそう。

歩いていると、こんなかわいい民族衣装に身を包んだ親子がいた。
かわいい〜♡

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刺繍入りのショールと帽子がきまってるね!
おめかししてどこかに行くのかな。

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パネシージョの丘から世界遺産の街並みを堪能したイクエとケンゾー。
できれば夜景も見てみたい。
でも、夜に丘に行くのはちょっと怖いなあ。

ということで、閑静な住宅街にあるカフェに行ってみることにした。
テラスからの眺めが素晴らしいらしい。

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高台の公園Parque Itchimbiaのすぐ下にあるCafe Mosaico。
夜はお客さんでいっぱいのことが多いらしく、日暮れ前にテラスのいい席を確保したほうがいいよ。

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太陽が傾き、まもなく山に沈もうとしている。
きょう最後の太陽の日射しを受けて、街が光のもやに包まれる。

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太陽が姿を消し空が暗くなっていく。
それに応じて今度は街の明かりがひとつ、ふたつと灯っていく。
わたしたちが塔に上ったバシリカ教会も、ライトアップ。

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キトの旧市街のライトアップはとても上品。
昼は赤道直下の太陽の光を受けて、目を細めたくなるほどまぶしく輝いていた白亜の建物。
夜はオレンジ色の明かりで、柔らかい印象に姿を変える。

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日中はにぎやかな旧市街。
夜になると旧市街のお店や官公庁は閉まり、人々は家路へ。

旧市街は教会こそライトアップされるものの、灯る明かりは少ない。
逆に丘の斜面や周りの街が明るくなる。
人々が中心地から周囲へと移動したことを物語っている。

にぎやかだった旧市街の休息の時間。

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どっぷりと日が暮れてしまった。
予約していた地元のお客さんたちでテラス席は大盛況。
飲み物だけで粘っていたイクエとケンゾー。
そろそろ席をゆずるときかな。

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トオルくんが「内部はファイナルファンタジーの世界」だと絶賛していたサン・フランシスコ教会もライトアップ。
サン・フランシスコ教会の左隣、淡いピンクに見える4階建ての建物がわたしたちの安宿「スクレ」。
安宿とは思えない立地と外観。

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きょうは和食が好きなトオルくんのために親子丼を作ろう。
風邪を引いてるので、これでスタミナをつけてもらわないと。

スーパーで鶏肉を調達。
この量で1.36ドル。

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パックされた鶏肉を開けて、ケンゾーが「うわ!!」とつぶやいた。

「み〜た〜な〜」

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大型スーパーで売っているきれいにパックされた鶏肉の下のほうには、頭も手も心臓も、なにもかもがいっしょに入っていた。
表からは見えなかったから、衝撃。

えーっと・・・どうしたらいいんだろう。
2パック買ったから頭はふたつ、手は4つ。

捨てるのもしのびないし、食べるのも抵抗があるし・・・。

結局頭はキッチンのゴミ箱に、手は親子丼に。

頭をゴミ箱に入れるとき「ごめんなさい」と言いながら、そっと入れた。
ずっとうつろな目で睨まれている感じがした。

日本にいるとこういう抵抗感は感じなくて済むのに、海外ではときどき突きつけられる。
生き物を食べるという罪深さ。

「ごめんなさい。
 でも、今夜はおいしく親子丼をいただきます。」
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エクアドル「キトの旧市街」☆☆ 世界遺産第一号の街

2015.09.14 05:58|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
右足の親指の爪がはがれたイクエです。
脱皮するみたいに、表の爪一枚がぺろっとはがれたら、内側にあった爪が今度はいちばん上になる。
数か月前にも左足の親指の爪が同じ現象に。
今までこんなことなかったのに、これは老化現象なのか。
それとも旅をしていてしょっちゅう気候が変わる状態だから、爪が乾燥したり湿ったりを繰り返してそうなるのか。
前回のときは石につまずいて親指を強打したあとに、爪がゆるくなって剥げたんだけど、今回は強打した記憶がないんだよね。
これからも定期的に爪が脱皮していくのかなあ。

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赤道直下でありながら、この国の首都は涼しくて過ごしやすい。
朝夕は長袖を2枚くらいは着ないと寒いくらい。
標高およそ2850メートルのキト。

坂道が多く斜面には家々が密集していて、ボリビアのラ・パスを思い出させる景色。

いっぽう、植民地時代の建物が無数にありながらも派手さがなく、しっとりとした雰囲気に包まれているのはペルーのクスコにどこか似ている。

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ラ・パスの雑多な感じをなくし小綺麗にし、クスコを洗練させて少し都会にした、そんないいとこ取りの街。

ピンクや、黄色、緑。
カラフルなものを好むエクアドルの人たち。
鮮やかなペンキで塗られた旧市街の古い建物。
赤道に近いこの街を、さらに明るくしている。

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そうかと思えば、白壁で統一された通りも。
街を歩くとさわやかな気分になるのは、高地のキトの気候だけがそうさせているのではなさそう。
清潔感のある白い建物が整然と並んでいることもその理由かも。

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交通渋滞、排気ガス、人ごみ。
鳴り止まないクラクション、過剰な台数の路線バス。
首都では街歩きが疲れることが多い。

でも、キトでは秩序がとれていて、気持ちよく街歩きできる。
交通ルールに無頓着な民間バスや、客がいればどこでもかまわず停車するコレクティーボは、ここにはない。
市内バスは適度な台数で、しかもバス停には建物があり改札もあってそれぞれが駅舎のようになっている。
下の写真の緑の建物がバス停。

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スペインの植民地支配から脱し、エクアドルが独立したのは1830年8月。
独立を記念した碑が中心にある独立広場を、カテドラルや大統領府など重要な建物が取り囲んでいる。

キトは赤道からわずか20キロ。
独立広場にはヤシの木が風に吹かれているけれど、標高が高いので熱帯のような暑さはなく、雲が低い。

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独立広場のすぐそばにある教会。
大きなドームには明かり取り。
太陽の光がふわりと差し込み、優しく包み込んでいる。
壁や装飾はベージュやピンク、ターコイズブルーと柔らかな色彩。

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そして、こちらがわたしたちが泊まっている宿の目の前にあるサン・フランシスコ教会。
1535年に建てられたもので、南米で最古の歴史をもつ教会。
修道院も隣接していて、エクアドルに昔から住むインディヘナたちの進学や美術の学校でもあった。

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「ファイナルファンタジーの世界ですよ。」
先に教会を見ていたトオルくんがそう言っていた。
ゲーム『ファイナルファンタジー』の世界がどんなものなのか、わたしにはわからなかったけど、たしかに中世の物語や架空の小説の舞台になりそうで、トオルくんの言いたいことがわかるような気がした。

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薄暗いなか、きらめく金、金、金。

天井の装飾は豪華で、壁にはいくつもの宗教画。

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照明はろうそくの明かりのようなオレンジ色。
華やかではあるけれど、内部は静かで厳かな雰囲気に包まれている。
誰もいない中世のお屋敷に紛れ込んでしまったような、少し怖い感じもする。

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キトは16世紀には南米のキリスト教の布教の拠点と位置づけられていた。
旧市街には教会や修道院など、古い宗教施設がたくさん残っている。
そのことからキトそのものが「アメリカ大陸の修道院」と呼ばれていたのだそう。

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キトの旧市街が世界遺産に登録されたのは1978年。
実は、世界遺産第一号。
「第一号」と言うには、少し語弊がある。
同じ年にキトのほかに11件が世界遺産に登録されているから。
「第一号」になったのは、ほかにイエローストーン公園やわたしたちも行ったエチオピアのラリベラの岩窟教会群やポーランドのクラクフの歴史地区など。
保存状態がいいことが評価されているのだそう。

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大きな時計のついた塔がどこからでも見えるバシリカ教会。

壁から飛び出ているガーゴイル(ゴシック式教会の外壁にある石像 守り神)は、見覚えのある動物たち。
ガラパゴスゾウガメやイグアナなど、エクアドル固有の動物がデザインされているんだって。
この鳥も島で見たような。

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この教会は1892年に着工されて、現在も未完成のままらしい。
だからか、内部はとてもシンプル。

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壁はむき出し。
色も塗られていない。
そのためステンドグラスがいっそう鮮やかに見える。

これからどんどん壁が装飾されていくのかなあ。
工事の気配はほとんどないから、きっと完成するのは何十年も先かな。
サグラダファミリアもそうだけど、未完成のほうが想像力をかきたてられるし、未来があるのでそれはそれで魅力的。

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教会の塔には有料で登れる。
入場料が必要な教会には普段は入らないイクエとケンゾーだけど、2ドルを払って入ることに。
この塔からは世界遺産のキトの街が見渡せて素晴らしく、お金を払う価値があるって聞いたから。

階段とエレベーターがある。
登りはエレベーターを使うことにした。

ワクワクしながらエレベーターから降りたんだけど、興ざめ。
だって塔の中はお土産屋さんだったから。
ロックな音楽が大音量で流れ、教会に関係のないエクアドルのTシャツとかコップとかポストカードとかバッグとかお菓子とかたくさん売られていてスタッフもたくさんいる。

厳かなはずの教会が・・・。
しかも塔の中のスペースを有効(?)活用して商売しているというのが、俗世間を離れた教会のイメージと対照的でがっかり。

お土産屋さんの外に狭いテラスがあってそこから街並みを眺められるけど、なんだかねえ。
センスのないお土産をチラ見しながら奥に進むと、さらに階段が。
今度こそ?

階段を上がると、今度は高級そうなレストラン。

お土産屋といい、レストランといい、これじゃあ教会じゃなくて福岡タワーだよ。

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「えぇ~? なにこれ。」
「こんなん、やめたほうがいいよね。」

レストランの横にもさらに上へと続く階段。
今度は大丈夫かな。
この上にゲームセンターとかあったりして。

階段を上がるとー。

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ようやく、ようやく、風景だけを純粋に楽しめるテラスが。
碁盤の目状に通りが延び、赤茶色の屋根の建物が密集し、ところどころにニョキッと教会の白い塔が突き出ている。

そしてテラスからまた内側に入り、さらに階段を上ると今度は時計の裏に出てきた。
大きな時計の裏は、想像していたよりもずっとシンプル。

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テラスからさっきと逆方向を見てみると、向こう側にも別の形の塔。
そこでも写真撮影をしている観光客の姿。

あっちにも行けるんだ。

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いったん階段を途中まで下りて、長い礼拝堂の屋根裏を歩いて向こうまで渡って行くことになる。

礼拝堂の屋根裏には、コンクリートむき出しのドームの上に木の渡り廊下が設置されている。
屋根はトタン屋根のようで殺風景。
普段隠されている教会の裏側に潜入して探検している気分。

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渡り廊下を歩くと、もうひとつの塔に出て、そこからはしごのような急な階段を上って塔の上へ。

するとさっきまでいた塔が、今度は向こう側に。
ふたつの時計の時間が合ってないのが、南米らしい。

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ふたつの塔の間に挟まれるように見えるのがパネシージョの丘。
パネシージョの丘の頂上には天使の像が建っていて、ちょうどこの教会の塔の真ん中にくるようになっている。
そこまで計算されて、設計されたのかも。

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キトの中心地は丘に囲まれている。
普通、高みから見下ろす街というのは眼下に広がる風景がのっぺりと広がっているけど、キトの街並みには立体感がある。

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このバシリカ教会の周辺には、学校が多い。
どの学校も重厚感がある建物で、歴史を感じさせる。
こんなところで勉強できるってうらやましい。

日本の学校って建物からして味気ないところが多いもんね。
ただの鉄筋コンクリートの同じ形の校舎が3つ、4つ横並び。
ただの箱みたいで無機質。
古い建物があまり残っていない日本だからしょうがないけど、せめてこれから新しく作る校舎はもっと遊び心を取り入れてほしいな。

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歴史ある建物が並び中世の面影を感じさせるキトだけど、新市街には高層ビルが林立している。
近代的なビルと、コロニアル建築の建物が隣り合って存在していたりする。

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キトの街並みは、これからどんなふうに変わっていくんだろう。
せめて旧市街の雰囲気は、そのままであってほしい。

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さて、世界で初めての世界遺産「キトの旧市街」。
「星いくつ?」

「星、2つ!

「エクアドルのキトは危ない」って聞いていたから、ちょっと立ち寄ってすぐに抜けようと思っていたんだけど、考えていたよりもずっと落ちついていて過ごしやすくて洗練されていた。
「洗練」って言ってもただ発展しているっていうのではなく、400年前の街並みが大切にされていてしっかりとこの風土に溶け込んでいる感じ。
都会でありながら騒々しくない。
雑多な感じもしないし、窮屈でもない。

南米には植民地時代のコロニアルな街並みがたくさんあって似たり寄ったりな街も多いけれど、キトにはここにしかない「キトらしさ」があった。
インディヘナの人たちも多いし。

長く滞在したいなあと思える街。
南米の首都の中でトップクラスに入る、気に入った街。

あしたはまた別の角度から、このすてきな街並みを眺めたいと思います♡
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この宿気に入った! エクアドルの首都キト

2015.09.13 05:48|エクアドル☞EDIT
妻から「1日に20本ビールを飲んでいいよ」という前代未聞のお許しをもらったケンゾーです。
なんたってビール1本10円だからね。
20本浴びるほど飲んでもたったの200円!
ベネズエラは世界有数の産油国、ビールだけじゃなくガソリンも桁違いに安い。
1ℓなんと0.01円!
物価が安くて国民みなハッピーかというと、平均所得が25ドルくらいという事実から推して知るべし。
同じ産油国でも富豪だらけのドバイとなんでこうも違うのかねえ。

「動物の楽園」ガラパゴスに後ろ髪を引かれまくりながら都会のグアヤキルへと舞い戻ってきたケンゾーとイクエ。
楽しかった夏休みが終わってしまった小学生のような気分。
まあ、この旅自体が大人の夏休みみたいなものなんだけどね。

外見はおっさんとおばさんのケンゾー少年とイクエ少女が次にめざすのはエクアドルの首都キト
アンデス山脈に囲まれた標高2800mの都市は、かつてはインカ帝国第2の首都として栄えた街。

キト

グアヤキルからキトまではバスでおよそ7時間。
ネオンギラギラ、ド派手な夜行バスで一路キトへ。
エクアドルに入って急にバスがダサくなった。
これから北上するにつれ、どんどん派手になっていくのかな?

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早朝4時にキトの南部にあるキトゥンベ・バスターミナルに到着。
バスターミナルは広くてピカピカ。
まだ朝が早いのでしばらく時間をつぶすことに。
標高が高いのでニット帽をかぶっている人もいるくらい寒い。
蒸し暑かったグアヤキルとは大違い。

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5時過ぎになって行動開始。
ターミナルに直結しているトロリーバスに乗って旧市街のセントロ・ヒストリコをめざす。
運賃は一律0.25ドル。

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バスターミナルから旧市街まではおよそ30分、サント・ドミンゴ広場でバスを降りる。
まだ夜が明けきらない旧市街を歩いていく。
人通りも車の往来もまだまばら。
キトの旧市街は予想以上にコロニアルで古い街並み。
ヨーロッパの田舎町を歩いているような錯覚を覚える。

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狭い坂道をしばらく歩いていると、パッと視界がひらけた。
石畳が敷き詰められたサン・フランシスコ広場
広場を見下ろすように建っている白亜の建物はサン・フランシスコ教会
広場を取り囲んでいる建物といい美しい教会といい、街並みのレベルが高い。
旧市街に足を踏み入れてまだほんの10分くらいだけど、この街が気に入る予感ありあり。

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今回泊まる予定のホテルはこのサン・フランシスコ広場の目の前という絶好のロケーション。
壁に掲げられたローマ法王の大きな写真が目印の「RESIDENCIA SUCRE」
安宿とは思えないような白くてきれいな外観にビックリ。
ほんとにここであってるのかなあ。

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きれいなのは外壁だけで、内部は納得の古さだった。
建物自体かなりの年代物だと思うんだけど、Wi-Fiもキッチンもあるし居心地は悪くない。

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何人かいるスタッフの中で、ホセという小柄のおっさんがいいキャラクター。
路上パフォーマンスで日銭を稼ぎながら旅をしているヒッピーの溜まり場になっているこのホテル。
彼らが払う小銭をいつも必死の形相で数えている計算が苦手なホセ。

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料理を作ろうとしていると自前の鍋や皿を貸してくれるなど、面倒見がよくて感じのいいホセ。
たぶんラティーノの客たちからはあまり相手にされてないので、コミニュケーションをとってくれるアジア人を気に入ってくれてるんだと思う。

部屋はいくつかタイプがあるんだけど、バス・トイレなしのダブルベッドを2人で使って10ドル。
お世辞にもきれいとは言えないし、ホテル中に漂っている猫の糞臭さはちょっといただけない。
そして最大の欠点は共同シャワー。
太陽光で温めるタイプなんだけど、よっぽど運が良くないと熱いシャワーは浴びられない。

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でも、そんな欠点を補ってあまりあるのがホテルのロケーション。
部屋からはサン・フランシスコ教会と広場が丸見え。
朝、まだ人がまばらな広場をコーヒーを飲みながらぼーっと上から眺める時間が心地いい。

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屋上からの眺めもなかなかいい。
キトのシンボルになっているパネシージョの丘もすぐ目の前。

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教会をはじめとした真っ白な建物、びっしりと埋め尽くされた住居群の中ににょきっと生えているバシリカ教会、山の斜面に張り付いているカラフルな建物たち・・・。
いくらでも眺めていられる世界遺産のキトの街並み。

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宿の屋上から見えるキトのシンボル的な建物や風景は、優雅な気持ちにさせてくれる。

いっぽう、屋上からキトの別の表情も見ることになった。

エクアドルでは今年の6月以来、ラファエル・コレラ現大統領の退陣を求めるデモが全国で散発しているそうなんだけど、最大規模のデモが勃発したのがちょうどキト入りした日。
のんびりムードが漂っていたサン・フランシスコ広場も時間の経過とともに群衆が集まりはじめ、それに呼応するように警察隊も集結。

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危なくて外に出られないので高みの見物をするしかないツーリストたち。
ボリビアでもそうだったけど、南米ではよくデモに遭遇してきた。
それだけ政府に不満を抱いている国民が多いのか、はたまた何でもすぐにアピールする国民性なのか、ストレス解消になっているのか。
いずれにしても、交通機関が麻痺するなどツーリストにも影響は大きい。

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日が暮れると抗議活動はさらに激化。
広場は群衆と警察隊で埋め尽くされ、シュプレヒコールがこだまする。
ただ、騒然としてはいるけれど暴力的な感じはない。

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6月に大統領が提出した相続税などの税制改正法案に端を発する今回の反大統領デモ。
どこの国でも生活に直結する税金に関して国民は敏感。

デモ活動は翌日には沈静化。
でも滞在中はキト市内には警察がうじゃうじゃ。
まあ安全面ではいいんだけど、街のいたるところに盾を持った警官隊が待機している光景は異様だった。

あしたは世界遺産のキトの街並みをたっぷりお伝えしま〜す ♫
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ガラパゴス旅情報まとめ 個人旅行で楽しもう!

2015.09.12 06:16|エクアドル☞EDIT
これまでガラパゴス編をお伝えしてきました。
ガラパゴスは物価が高く、バックパッカーの姿は多くありません。
でも、わたしたちは大満喫することができました。

ガラパゴス編の最後は、バックパッカー目線のガラパゴス情報をまとめます。
たいくつな記事になるかもしれませんが、南米旅行を計画中のバックパッカーの人たちの少しでもお役に立てればと思います。


☆ガラパゴス行き航空券を手に入れよう☆

ガラパゴスには船で行きたい!という人もいるかもしれないけど、定期船などはありません。
飛行機で上陸するのが一般的。
エクアドルの首都のキトかグアヤキルから飛行機が出ています。

また行き先はガラパゴス諸島のうち、バルトラ島かサン・クリストバル島。
ちなみにバルトラ島に到着したらそのまま隣接したサンタ・クルス島に渡って滞在することになります。
さらにややこしいのがバルトラ島が「ガラパゴス島」と言われることもあるようで、インターネットで航空券を買うときに「ガラパゴス島」と表示されることも。

ガラパゴス諸島

ということで、以下の路線からチョイスすることに。

1、グアヤキルーバルトラ島(=サンタ・クルス島=ガラパゴス島)
2、グアヤキル ー サン・クリストバル島
3、キト ー バルトラ島(=サンタ・クルス島=ガラパゴス島)
4、キト ー サン・クリストバル島

もし、あなたがサンタ・クルス島にもサン・クリストバル島にも滞在したいのであれば、INとOUTを別の島にしたほうが効率的。
島間を移動するのはボートで30ドルほどかかります。
たとえば行きも帰りもサン・クリストバル島発着だと、サン・クリストバル島とサンタ・クルス島間を往復しないといけない。
これを帰りをサンタ・クルス島(バルトラ島)発にしておけば、ボート代は片道の30ドルで済むことになります。
チケットを取るとき、行きと帰りを違う空港にしても差額が30ドル以下でおさまるのなら別の空港にしたほうがお財布に優しいということ。
時間の節約にもなりますよ。

バルトラ島の空港からサンタ・クルス島のプエルト・アヨラの街まで「バス ー 渡し船 ー バス」と1時間以上かかる一方、サン・クリストバル島の空港は街まで歩ける距離。
なので利便性がいいのは断然サン・クリストバル島。

ということで、INもOUTもバルトラ島というのは、よっぽど航空券が安くない限りおすすめしません。

つぎに出発空港をグアヤキルにするかキトにするか。
南米を北上している旅人なら行きをエクアドル南部のグアヤキル、帰りを北部のキトにするほうがスムーズだし、南下している旅人ならその逆がいいです。
けれど、グアヤキル ー キト間のバスはいっぱいあるし、8時間くらいで運賃は10ドル前後。
わたしたちは、行きも帰りも同じ空港を利用するほうが10ドル以上安かったのでどちらもグアヤキルにしました。

ガラパゴス諸島への路線をもっている航空会社は「TAME タメ」「LAN ラン」「AVIANCA アビアンカ」。
わたしたちは、格安航空券検索サイトのスカイスキャナーを利用しました。
TAME航空で、行き「グアヤキル ー バルトラ島」、帰り「サン・クリストバル島 ー グアヤキル」で手数料含めてひとり350ドルでした。

ちなみにそれぞれの航空会社のホームページで申し込むと、エクアドル人を対象にした「プロモーション価格」でチケットを買うこともできます。
安いときはものすごく安いけど、購入者は現地人でなければならないので、空港でのチェックインのときにバレると罰金を払わされることも。
わたしたちの知人で、現地人価格で60ドルくらいで購入しそのまま飛行機に乗れたって人もいるし、空港で見つかって罰金を払わされたって人もいます。
わたしたちもとても悩んだけれど、素直に一般人価格で購入。
別にこれで損しているわけではないし、ルールに従ってるので後悔はないです。


☆ガラパゴスにもっていくもの☆

何でも高いと言われるガラパゴス。
バックパッカーは外食なんて贅沢はできない!
ガラパゴスのゲストハウスにはキッチン付きのところも多いので、基本自炊となります。
島で売っている食材は本土から運ばれてくるので輸送費がかかっていて高いので、食材は持ち込んだ方がいいと聞き、ケンゾーとイクエはグアヤキルで2週間分の食材を大量購入。
注意しないといけないのは、ガラパゴスでは生ものの持込みは禁止されています。

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買ったもの
・米、パスタ、ラーメンたくさん。
・ホットケーキの粉1キロ(パンも高いからホットケーキを作るため)
・野菜や肉類の缶詰
・ジュースのパウダー(飲料も高いから)
・牛乳や豆乳のパウダー(料理のクリームソースに使えそうだから)
・トマトピューレ1キロ(ケチャップっぽいやつ)
・醤油やお酢、オリーブオイルなどの調味料
・コーヒーやお茶
・お菓子
・酒類     など


酒類をのぞいた金額は60ドルくらい。

結果・・・。
こんなに持ち込まなくてもよかったかなあ。

持ち込む必要がなかったもの
・缶詰類
野菜や肉はガラパゴスは割高だけれど、缶詰に比べたら安いしおいしいので、缶詰類は持っていく必要はなかった。
・米
市販用のパッキングされたものは島外から輸送されたもので高いけれど、島で作られている米がビニール袋に入れられてキロ単位で販売されている。
その米は本土の市販用のものより安いくらい。
→パスタは割高だけど、米食にすればパスタを持ち込む必要もないです。
 むしろ魚が食べられるのでパスタよりも米のほうがいい。

持っていって良かったもの
・トマトピューレ
島の野菜は割高だけどその中でもトマトが群を抜いて高い。
大きめのトマトひとつ1ドルくらい。
トマト味のパスタやスープをつくるときには、生のトマトの代わりにトマトピューレが活躍。
・しょうゆ わさび
しょうゆは売っているけれど日本の醤油とは味が違うので、本土で好きな醤油を買っていった方が刺身を食べるときにいい。
わさびもあったほうがおいしくいただける。
・インスタントラーメン
ラーメンも手に入るけれど、軽いので持っていった方がいいかも。
シュノーケルやダイビングで疲れて体が冷えたとき、お昼ご飯にちょうどいい。
・酒類
酒好きな人は持っていきましょう。
島でもジンやウォッカは安いもので1瓶10ドルくらいで売っていました。
ビールは本土の3倍以上で、1瓶3.5ドルくらいしました。

食材以外に必要なもの
・シュノーケルセット
ケンゾーとイクエはグアヤキルのおもちゃ屋さんで6ドルくらいで購入。

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グアヤキルの大型ショッピングセンターにも探しに行ったけどなくて、見つけるのに苦労しました。
でもガラパゴスでもおもちゃ屋さんや雑貨屋さんで10ドルくらいで売っていたので、無理に持っていく必要もない。
トオルくんはサンタ・クルス島の市場近くのおもちゃ屋さんで購入。 

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・日焼け止め
日焼け止めはエクアドルに入国する前に調達するべき。
いままで旅した国のなかで日焼け止めがいちばん高かったのがエクアドル。
ウォータープルーフの日焼け止めをもっていなかったので、仕方なくグアヤキルのスーパーで購入したけど、安くても15ドルくらいしました。
ガラパゴスでは安くても20ドルくらいはしますよー。
・お金
ガラパゴスにもATMはあるけれど、自分がもっているカードと機械の相性が悪くて使えなかったり、手数料が高かったり。
島によってはATMがほとんどないところもあります。
わたしたちはカードが合わなくて、ATM探しに苦労しました。


☆ガラパゴス上陸のために支払うお金☆

ツーリストはよくわからないお金を払う必要があります。

ツーリストカード
まずはガラパゴス行きの飛行機に乗るとき。
チェックインのときに荷物検査を受けると同時にツーリストカードなるものが発券されます。
料金はひとり20ドルで、空港のカウンターで支払う仕組み。
名前やパスポート番号が記載されたカードが発券されますが、いったいこのカードがなんなのかは最後までわかりませんでした。
このカードがあるからといって、島で何かのサービスを受けられるとか何かが無料になるとか特典があるとか一切なし。
島を出るときにこのカードを空港で提示しただけで、滞在中はカードがチェックされることは一度もありませんでした。

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入島料
ガラパゴスの空港に着いたら、今度は入島料100ドルを支払わないといけません。
ちなみにガラパゴス諸島にはたくさんの島があるけれど、入島料100ドルは全部の島をカバーするので100ドルの支払いは最初だけです。


さて、次は個人旅行者が自由に滞在できる3つの島についてそれぞれ紹介していきます。


☆サンタ・クルス島

空港から街までの移動
空港は隣接したバルトラ島にあります。
バルトラ島の空港を出たら、航空会社の無料シャトルバスがあるので乗り込みましょう。

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バスに乗って10分もしないうちに、港に着きます。
サンタ・クルス島はすぐそばに見えているんだけど、橋がないので渡し船に乗ります。
港ではリクイグアナやペリカン、アオアシカツオドリが見られるチャンスも。

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渡し船に乗っている時間は5分ほど。
運賃は1ドル。

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サンタ・クルス島に渡ったら、今度は有料バスが待機しています。
乗り遅れるとタクシーに乗るはめになるので、人の流れについていきましょう。
1時間ほどかかり、運賃は2ドル。

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おすすめの宿
日本人の旅人はホテル代が安いからと客引きに連れられて街から離れたホテルに泊まることが多いようだけど、実際は中心地のホテルも宿泊費は変わらないと思います。
わたしたちがたまたま見つけた「Brattle」というホテルは港やスーパーの近くで立地はとてもよく、広々としたキッチンもあってかなりよかったです。
場所は港から北に上る「バルトラ通り」のひとつ目を右、「オプティナ通り」にあります。

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8月のオンシーズンまっただなかでしたが、ダブルルームで25ドル(30ドルだったけど連泊するからまけてもらいました)。
もちろん部屋にバスルームもついているし、タオルや石けんもくれます。
毎日メッドメイキングしてくれます。
ミネラルウォーターのウォーターサーバーもありました。
トオルくんはツインの部屋(もちろんバスルーム付き)をひとりで利用して1泊15ドル(言い値20ドルをまけてもらいました)。
トオルくんは30軒くらいのホテルをまわった結果「ここがいちばんコストパフォーマンスがいい」と言ってたので、とてもいいホテルであることに間違いはなさそう。

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食材の調達
港のすぐ近くにいちばん大きなスーパーがあり、ひととおりのものはそろいます。
バゲットやクロワッサンなどのパンもここで買えます。

市場は港からちょっと離れた住宅街にあって、野菜やお肉を買えます。
値札がなくツーリストだとお高めの値段を言われますが、交渉の余地はほぼありません。
野菜やお肉を買うならスーパーよりもマシなので、仕方がないですね。
ちなみに市場は昼間はがらんとしていて、夕方のほうがお店が開いています。
たまに市場の外にトラックに野菜やフルーツを載せて売っている人がいて、そこで買うととっても安く買えました。

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魚はサンタ・クルス島名物、動物で賑わう魚市場で。
魚市場といっても海に面した場所にテーブルが並んでいるだけのとっても規模の小さい市場。
漁を終えた人が順次ここに魚を運んで売る仕組みのようで、まったく魚が並んでないときもあればにぎやかなときもあります。
夕方のほうがにぎやかだけど、遅すぎるとなくなります。
魚を買わなくても、ここに来れば魚を狙うアシカやペリカンを観察できるのでおもしろいです。

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わたしたちは外食してないけれど、レストランはたくさんあります。
おいしいシーフードが比較的安く食べられそうなところは、魚市場に隣接した屋台スペース。
それと港から少し内陸に入ったストリートに夜にオープンする屋台街。
ここではロブスターも食べられます。

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場所は地元の人に聞けばすぐにわかると思います。
屋台だけど、いちばん安い魚料理一皿と飲み物1本で10ドルくらいはしそうでした。

観光地
1、魚市場
簡単にガラパゴスの生き物に出会える場所です。

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2、ダーウィン研究所
飼育、保護されているゾウガメやイグアナがたくさん見られます。
入場無料なのでうれしい。

3、Playa Tortuga/Playa Mansa
港から歩いて40分くらいかかりますが、砂浜で遠浅のきれいなビーチ。
海イグアナがたくさんいて、いっしょに泳ぐこともできます。
浅くて波もなく泳ぎやすいけど透明度は低く、魚はそんなにいないので、ほかの島に行く人は無理にこのビーチにこなくてもいいでしょう。
日光浴するのにちょうどいいビーチです。

4、Las Ninfas
港のすぐ近くのラグーナ。
マングローブの林の中に池があって、とても静かで地元の若者のデートスポット。
木製の遊歩道があってお散歩すると、心安らぎます。

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5、各種ツアー
ツアー会社はたくさんあります。
サンタ・クルス島を散策するツアーや他の島に遊びに行くツアー、シュノーケルやダイビングツアーに、数日かけてガラパゴス諸島をまわるクルージングツアー。
ツアー選びには苦労しないので、ツアーに参加したい人はサンタ・クルス島で。

わたしたちは2日間ダイビングツアーに参加しました。
ダイビングは、1日2ダイブ(ボートダイブ)で器材・ランチ込みで150ドルくらい。
前日の夕方だと予約でいっぱいのときもあるので、前日の昼までには予約していたほうがいいですよ。
どこのダイビングショップも似たり寄ったりだけど、前日にウェットスーツなどの試着をさせてくれるところを選びましょう。
器材が大事なので。

ダイビングするならサンタ・クルス島でって思っていたけど、イザベラ島にもサン・クリストバル島にもダイビングショップはありました。
サンタ・クルス島でもイザベラ島でもダイビングをやったイスラエル人は「イザベラ島のほうがいっしょにダイビングする人の人数も少ないし、ゆとりがあって、海底にいる時間も長くてリラックスして楽しめた」と言っていたので、イザベラ島のダイビングもいいのかも。

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☆イザベラ島☆

おすすめの宿
わたしたちが泊まったのは「HOEPEDAJE La casa de Joel」。
部屋が2つしかないこじんまりしたホテルで、キッチンやダイニングルームをほぼ貸切り状態で使えました。

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4人部屋を3人で使ってひとり11ドル(連泊で少しまけてもらいました)。
広々バスルーム、冷蔵庫つき。
もちろんタオルや石けん、トイレットペーパーも完備です。

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オーナーはとても穏やかな男性。
トオルくんはオーナーの自転車を無料で貸してもらいました。
レンタサイクルは高いのでとても助かったようです。
隣が大きな商店で便利でした。

食材の調達
「スーパー」と呼ぶには小さな商店がいくつかあります。
市場もあるけどほとんど閉まっています。
八百屋や肉屋が数軒開いている程度。

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残念ながら魚市場はありませんでした。
商店で凍った魚は売っています。
「新鮮なお魚がほしいなあ」と宿のオーナーに相談したら、漁師の友だちに自転車でもってきてもらいました。
商店で買うよりも安いのでよかったです。
地元の人たちはそうやって魚を買っているようなので、どこの宿に泊まってもスタッフに相談すれば漁師から直接魚を仕入れることができると思います。

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観光地
Concha Perla
港から木製の遊歩道を入っていったところにあるビーチ。

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砂浜じゃなくて桟橋みたいなのがあって、そこから海にジャブーン。
干満の差が激しく、泳ぐなら干潮のとき。

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アシカやエイもいます。
ちなみに海に飛び込んでまっすぐ泳いでいくと、岩場で遮られています。
でもその岩場を越えたあたりが海ガメポイント。
写真の右上の方。

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海底にたくさん海ガメたちが眠っていて、ペンギンやイグアナとも泳げました。
引き潮のときにぜひ行ってみてください。

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ここはアシカのコロニー。
停留しているボートの下でアシカたちが楽しそうに泳ぎ回っています。
海岸やベンチではアシカがお昼寝。
たまにペンギンも泳いできます。
あまり沖にいくと関係者に怒られるので、注意してくださいね。

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中心地の教会からまっすぐ海に抜けたところのビーチ
街から近いビーチ。
アシカやペンギンは少なく、魚もそれほど見えないのでシュノーケルを楽しむなら上のふたつのビーチのほうがいいです。
でも、静かで日光浴するにはここはちょうどいい場所。
ウミイグアナがたくさん海を泳いでいます。

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Arnaldo Tupiza Chamaidan(Centro de Crianza)
街から海岸沿いの道を西へ10分歩くと、右手に木製の遊歩道が。
遊歩道ではウミイグアナたちが日向ぼっこしています。

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真っ赤な池の上に遊歩道がかかっていて、池ではフラミンゴの姿が。
フラミンゴたちが頭を水の中に突っ込んで、必死にエサを探しています。

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遊歩道を1.5キロほど歩くと、ゾウガメの飼育センターにたどり着きます。
入場無料。
運が良ければ、ゾウガメの交尾が見られるようです。

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さらに北へ200メートルほど歩くと池があってそこでもフラミンゴが見られますよ。


☆サン・クリストバル島☆

空港から街までの移動
空港は街の外れにあって、歩ける距離。
タクシーでも1or2ドルくらいで移動できるんじゃないかな。
わたしたちは、最終日歩いて空港に行きました。

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おすすめの宿
サン・クリストバル島がいちばん宿代が高いかもしれません。
空港があって訪問者が多いわりにはホテルが少ないからかも。
安くていい宿は満室になることも。
わたしたちは宿を探している最中に、たまたまタクシーを運転していた宿のオーナーに拾われました。
外観はホテルっぽくなくてパッとしないけど、部屋はきれい。

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一般家庭にゲスト用の2部屋があって、それぞれの部屋にはバスルーム、エアコンがついています。
トイレットペーパーもあるし、シャンプーももらえました。
キッチンは家族が使うキッチンを使わせてもらいました。
街の北東にあります。
「Alsacio Northia通り」から「Angel Serrano通り」に入ってすぐ右側にあるHOSPEDAJE MILENA。
イクエとケンゾーはツインルーム、トオルくんはダブルルームを1人で使用。
ひとり14ドル(言い値15ドルを1ドルまけてもらった)。
家のおかあさんがハンモックをつるしてくれたり、フルーツをくれたりします。

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食材の調達
商店がいくつもあって、野菜や肉を買えます。
ほかの2つの島よりも野菜は新鮮だし、安いように感じました。
魚屋さんも何軒かあって、あまり見かけないタコなどを売っている店も。
パン屋さんも何軒もあって、通りを歩いていると焼きたてのおいしい匂いが漂ってきます。
食材の調達にはいちばん困らない島。
港の周辺にはおしゃれなレストランも数軒あります。

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観光地
La Loberia
街から1時間弱歩いたところにあるビーチ。

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空港のさらに先ですが、子どもでも遊べる遠浅の海で簡単にカメを探すことができます。
波もなく、リラックスして楽にシュノーケルを楽しめる場所。
砂浜なので日光浴にもちょうどいい。

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Playa Mann
アシカがたくさんいるビーチ。
魚はあまりいなさそうなのでシュノーケルには向かないけれど、外国人はたまにヌードになってアシカといっしょに寝っ転がっています。
街からも近いしのんびりできる場所。
砂浜には売店があってビールを飲んでまったりしている人も多い。
たまに屋台も出て地元の人でにぎやかなことも。

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Tijeretas
街からトレッキングルートがあってきれいなビーチにたどり着きます。
途中、入場無料のインタープリテーションセンターがあり、ガラパゴスの歴史や地形、生態系がパネルで紹介されています。
トレッキングルートの途中にいくつか見晴し台もあり、散策も楽しめるところ。
見晴し台からは、沖合の岩の島「レオン・ドルミード」も見えます。

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透明度も高くて、アシカやカメ、魚もいてシュノーケルにぴったり。
砂浜じゃないので海岸でゆっくりとはいかないけど、上空には鳥たちが飛び交いロケーションは最高。

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☆島間の移動☆

ガラパゴス諸島にはいくつも島がありますが、個人で訪問・滞在できるのはサンタ・クルス島、イザベラ島、サン・クリストバル島の3つ。
(フロレアナ島へのボートもあるようなので、個人でも行けるかも。でもホテルはほとんどないようなので滞在は難しいかな。)

3つの島の移動はボートです。
1区間30ドルくらい。
サンタ・クルス島が拠点となるので、たとえイザベラ島からサン・クリストバル島に移動したくても2つの島を結ぶ便がないので、イザベラ島からサンタ・クルス島に行って、そこからまたボートを乗り換えてサン・クリストバル島に行くことになります。
その場合は60ドルかかることになります。

ボートはプレジャーボートをちょっと大きくした感じで、いくつかの会社が便を出していますが出発時間はだいたいいっしょ。
朝1便、午後1便。
30ドルですがサンタ・クルス島では朝の便は25ドルに割引してくれることもあり、さらに往復で買うと安くしてくれるところもあります。
イザベラ島では一律30ドルでした。
ボートはぎゅうぎゅうだし、かなり揺れるので酔いやすい人は酔い止めを飲んでおきましょう。
ボートの後ろの席のほうが揺れにくいのでおすすめですが、風が強いときはびしょ濡れになります。

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サン・クリストバル島では、ボートが港の桟橋に横付けされるけれど、なぜかサンタ・クルス島とイザベラ島ではボートは沖で待機、港からボートまでは小型船の海上タクシーで移動しないといけません。
海上タクシー代はボート代に含まれておらず、0.5〜1ドル。

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しかもイザベラ島では、上陸してすぐ港使用料なるもの5ドルを支払わされます。
つまりたとえばサンタ・クルス島からイザベラ島に行く場合は、以下のような経費がかかります。
サンタ・クルス島の港から海上タクシー(0.5ドル)〜ボート(30ドル)〜イザベラ島の港までの海上タクシー(1ドル)〜イザベラ島の港使用料(5ドル)
計36.5ドル

ボート以外にも島間を結ぶ小型飛行機も出ています。
たぶんプロペラ機です。
運賃を聞いたら100ドル以上しました。
時期によってはもっと安くなるかもしれませんが、ボート移動が一般的です。

島内のタクシーは安いです。
一度も使ってませんが、1キロ2キロの移動なら1ドルくらいだと聞きました。


☆持ち物検査☆

ガラパゴス諸島には生ものは持込み禁止です。
空港でチェックを受けるほか、島間を移動する際に港でもチェックされます。
隅から隅までチェックされるのかなあと思ったけど、そうでもなかったです。


☆使ったお金☆

航空券 
グアヤキル ー バルトラ島、サン・クリストバル島 ー グアヤキルの往復で1人350ドル
合計700ドル
ホテル
サンタ・クルス島1泊25ドル 6泊150ドル
イザベラ島1泊22ドル 5泊110ドル
サン・クリストバル島1泊28ドル 3泊84ドル
合計344ドル
食料
グアヤキルで購入分60ドル
島に滞在中に購入分90ドル
合計150ドル
移動
バルトラ島〜プエルト・アヨラ6ドル
サンタ・クルス島〜イザベラ島56ドル
イザベラ島〜サンタ・クルス島57ドル
サンタ・クルス島〜サン・クリストバル島49ドル
合計168ドル
観光
ゴードンロックダイビング270ドル
フロレアナダイビング340ドル
合計610ドル
その他
ツーリストカード40ドル
ガラパゴス諸島入島料200ドル
イザベラ島港使用料5ドル
合計245ドル

総合計は2217ドル(+α シュノーケルセットや日焼け止めなど)。
1人1108.5ドル、1日当たり74ドル。
ダイビングを2日間やったので、それだけでふたりで610ドル。
ガラパゴスはダイビングやツアー代が高いので、参加しないのならもっと低く抑えられます。

ガラパゴスの物価は確かに本土と比べると高いけれど、それは仕方のないことかなあと思います。
島の外から運ばれてきた物は輸送代がかかるのでその分高いのは当然。
また、島の郊外や無人島には個人では行けずに「ネイチャーガイド」と呼ばれるガイドの同行が必要なので、遠出するなら必然的にガイドを雇うかツアーに参加しなければなりません。
お金もかかりますが、素人が好き勝手に島を散策すると島の生態系を乱すことにつながると思うのでそれもしょうがないことかな。

「ガラパゴスは高い!」「ツーリストから金を巻き上げようとしている」なんて思っていましたが、島のインタープリテーションセンターの展示パネルに、ひとつのグラフがありました。
それは時代が進むに従ってガラパゴスにやってくるツーリストの数は右肩上がりに増えている。
しかしツーリストが落とすお金は昔よりも現在の方が下がっている、というものでした。
たしかにガラパゴスの観光地化が進むにしたがって、ホテルやレストラン、ツアー会社の数も増え、価格競争が起きて安いホテルやレストランもでてきたと思います。
また、以前はアクセスも悪く高級なクルーズに参加してガラパゴスを周遊するしかなかったのに、今ではわたしたちのようなバックパッカーでも簡単に安く個人旅行できるようになっているのです。

島に訪れる人が増えると、水道や電気の確保、ゴミ処理などの問題も解決しないといけないし、経費はかかります。
わたしたちの支払う入島料などは、そういうもののためにもあるのかもしれません。

ガラパゴスの物価は驚きべきスピードで上昇しています。
1年、2年前の情報があてにならないくらいなので、わたしたちがこのブログに掲載している料金などもしばらくしたら値上げされる可能性大です。
ご注意ください。


☆感想☆

ガラパゴスの旅行は、普通のバックパッカースタイルの旅行よりもお金はかかるけれど、でもその価値は十分にあります。
日本からガラパゴスだけを目的に行くとしたら何十万円もかかるし、移動に時間がかかるため島の滞在日数にも限りがあります。
その点、時間に自由のあるバックパッカーは恵まれています。
せっかく南米を旅行しているのであれば、本土からガラパゴスまでの航空券は往復で350ドルくらいで買えるし、チャンスとばかりに行っときましょう!

ダイビングやツアーに参加しなければ、それほどお金はかかりません。
わたしたちは最初のほうにダイビングをしましたが、その後のシュノーケルではダイビングに劣らないくらい海中の生き物を見られたし楽しめました。
シュノーケルをやってみて物足りない場合にダイビングツアーやボートで沖合に行くシュノーケルツアーに参加するといいかもしれません。

わたしたちは3つの島にあわせて2週間滞在しましたが、ちょうどいい日程でした。
3島に滞在するのであれば1週間は短すぎるので、10日くらいは滞在したほうがいいかもしれません。
もしツアーなどに参加せずなるべくお金をかけずに楽しみたいのであれば、サンタ・クルス島の滞在日数を減らし、その分イザベラ島やサン・クリストバル島に長く滞在したほうがいいでしょう。
ツアーに参加せずに自力で行けるビーチやシュノーケルスポットは、サンタ・クルス島よりもこの2つの島のほうが断然いいです。
動物に会える機会も多いです。

ガラパゴスでは満たされた日々が待っています。
どうぞ、「動物の楽園」を思いっきり満喫してくださいね♡

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魚の大群に突っ込むケンゾー バイバイ動物の楽園!

2015.09.11 05:46|エクアドル☞EDIT
きのう病気の夫に「すし太郎」と「味噌汁」を作ってあげたイクエです。
「おかゆ」じゃないよ、「すし太郎」だよ。
食欲がないし下痢だからって病院からは胃薬を4種類も処方されてたんだけどね。
海外にいるとおかゆよりもすし太郎の方が病人だって食欲をそそられる。
案の定、おかわりをして、さらにわたしの分まで食べましたよ。

夢のようなガラパゴス生活も終りに近づいてきた。
アシカが日常にいる風景とももう少しでお別れ。

あんたたちはどんなかっこうでも寝られるんだね~。

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両手で足を包み込んで寝るポーズも定番。
落ちつくのかなあ。

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ビーチにはアシカの親子が勢ぞろい。
子どもたちはおかあさんのお腹のところから離れない。
「チュ、チュ、チュ、チュ」

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ちょっと大きめのアシカも「チュ、チュ、チュ、チュ」
あんたはそろそろ卒業じゃない?

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アシカたちの授乳タイム。
あちこちで母子ツーショット。
幸せそう♡

すくすく大きくなるんだよ。

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ビーチを後にして、港の方へ。
するとここにも!

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お乳を飲みたい我が子を気にせず、母親はベストポジションを陣取ってお昼寝。
赤ちゃんは一生懸命背伸びして、なんとかお乳を飲もうとしている。
でも、うまく吸えない。

おっぱいをくわえることができても、背伸びの姿勢が長く保てないのですぐに口から外れてしまう。

「ねぇ~、ママ~、おりてきてよー!」

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鳴いておかあさんを呼ぶ赤ちゃんアシカ。
でもおかあさんは気にもとめない。
「あんた、こっちまで上がってきなさいよ」とでも言いたげに、我が子をチラッと見ては、ふたたびゴロン。

ベンチのまわりを鳴きながらさまよう赤ちゃんアシカ。

そして赤ちゃんアシカは考えた。

「よし、向こうのベンチの端からママのところまで上がろう!」

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「よいしょ、うんしょ」

がんばれ!
そうそう。
もう少しだ。

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あとは、ひょいっとジャンプすれば・・・。

ほら、もうちょい!

あっ!

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「ふぇ~ん! 痛いよぅ~! ママ~!!」

我が子の鳴き声にも動じない母。

この後も赤ちゃんアシカはベンチのまわりをぐるぐるまわったり、背伸びしてがんばってみたり。
ずーっと繰り返していた。

おかあさんがちょっと、下りてきてあげればいいのにね。
地面もベンチもそんなに寝心地は変わらないと思うよ。

うーん、やっぱり変わるのか。
このアシカもやっぱりベンチでお昼寝。

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うまいこと、両手両足をぶらーんとベンチの外に垂らしている。
酔っぱらったオッサンが駅のホームのベンチで寝てる姿だね。

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ここサン・クリストバル島で、歩いていけるいちばんすてきなビーチが「Tijeretas」。
街から30分以上はかかるけど、ガラパゴスの自然を感じるにはちょうどいい散歩道。
街の外れから林を抜けていくトレッキングルートを通って、丘を越えていく。

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ここは鳥たちの楽園。
大きな鳥たちが、太陽のもと羽を休めている。

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歩きながら空を仰ぐと、気持ちよさそうに翼を広げる鳥たち。
ガラパゴスの風を体いっぱいで受けて。

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鳥たちの鳴き声でひときわにぎやかな場所に「Tijeretas」があった。
砂浜のビーチではないけれど、崖に囲まれたロケーションはなかなかすてき。

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この島に宿泊せずに、サンタ・クルス島から1日ツアーでここを訪れる人たちやクルーズの途中に立ち寄るツーリストのほうが多い。
とても人気の場所。
多い時間帯は何十人かいるけれど、少ない時間帯は数人しかいないことも。

海底は砂場のところもあれば、ごつごつした岩場の部分もある。
波はほとんどないけれど、水はとても冷たい。
透明度は高くて、深いところだと10メートル以上はあるけれど底までバッチリ見える。
シュノーケルなのに、まるでダイビングをしているような、海を飛んでいるような気分になる。

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ここにも、カメもいればアシカもいる。
岸辺の近くではアシカたちが楽しそうに泳いでいて、仲間にいれてもらうことだってできる。

太陽が出ていても、フンボルト海流が流れ込んでくるガラパゴスの海は冷たい。
10分も泳いでいると体が冷えるので、岩場に上がって日向ぼっこ。
アシカたちといっしょにね。

太陽のもと、体を温めたアシカたちが1頭、また1頭と海に潜っていく。
そして、わたしたちもあとに続く。

アシカたちが泳いでいるところに潜ってみると小魚の大群!!

あまりにびっくりしてシュノーケルを口にくわえたまま「ううううー!!!!」と叫んでしまった。

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この写真でわかるかなあ?
たくさんいすぎてわかりにくいかもしれないけど、ケンゾーの前の渦を描いた黒っぽい細い線みたいなのは全部魚。

ケンゾーが突っ込んでいくと、さーっと魚たちがよけていく。

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波にのってヒラヒラヒラヒラと輝く魚の大群。
そんな小魚をもてあそぶようにアシカたちが魚の群れのなかをクルクルと泳いでいく。

ガラパゴスの海で泳ぐのもきょうが最後。

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ガラパゴスで迎える最後の夕焼け。
この2週間はとても満たされた日々だった。
ゆったりと流れる島時間は、とても心地よかった。

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ガラパゴスの魚をおいしくいただくのも、きょうで最後かあ。
お刺身続きだったので、今夜は洋風カルパッチョ。
アボカドも入れて、オリーブオイルとビネガーで。

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とうとう最終日を迎えてしまった。

朝食のメニューはきょうも、近くのパン屋さんで調達したパン。
このパン屋さんは地元の人に大人気。
種類もたくさんあって、できたてはとくにおいしい。

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このパン屋さんの目印は、この壁画。
ガラパゴスの鳥たちや、カメ、カニがパンを狙っている、センスが光る絵。

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パンと宿で入れたコーヒーをもって「Playa Mann」へ。
ここはアシカたちの聖地でもある。
(あと、たまにヌーディストの女性もいるよ!
ケンゾーは別々の日に2人の女性を見たけど、トオルくんは滞在中1人も見られてないので運によるかも)

アシカたちを眺めながら、コーヒーとパンの朝食。

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朝とあって、日中よりもグースカ寝ているアシカ多数。
アシカって寝息を立てて寝るんだよ。
プスー、プスー、ときどき、フンッ!

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イビキがでかくて、ときどき口をムニャムニャさせる、おっさんみたいな巨大アシカもいる。
(ケンゾーは、あろうことかアシカの口元に鼻を近づけて「くっせぇ!」と言っていた。
ケンゾーは、よくそのへんの犬の臭いも嗅いだりする。
そして「くっせぇ!」と言う。
性癖なのだろうか?)

いろんなアシカたちがいて、見ていて全然飽きない。

目を覚ましたかと思えば、大きなあくびをして、二度寝。

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寝ながら顔を砂にうずめてしまったのか、顔だけ砂まみれのアシカも。
そんな、ちょっとまぬけな感じが好きです。

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逆にこっちは、顔以外全身砂まみれ。
寝返りをうつのが激しいのかなあ。
顔だけきれいだね。

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アシカを見るのもこれで見納め。
たくさんかわいい姿を見せてくれてありがとう。
これからもここがあなたたちの楽園でありますように。

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チェックアウトして空港へ。
サンタ・クルス島は街から空港まで遠くて、バスや船に乗らないといけないけど、ここサン・クリストバル島は街のすぐそばに空港がある。

ガラパゴスに別れを告げながら歩いていくにはちょうどいい。

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港のすぐそばの岩場にはアオアシカツオドリが2匹。
2匹とも青足だけど、色が微妙に違う。

くちばしだって青みがかっている。
目がくちばしのすぐ上にあって、ひょうきんな顔。

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ちなみにケンゾーは、アオアシカツオドリのTシャツを自分用に購入。
アオアシカツオドリは英語で「blue footed booby」、「青い足のマヌケ」だってさ、ケンゾーさん。

わたしはとくにお土産を買っていないけど、日本にいる姪っ子と甥っ子にポストカードを出したよ。
ちゃんと届くかなあ〜。

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(結果、無事日本に届きました。なんと10日くらいで。南米最南端のウシュアイアから出したときは2か月もかかったのに。)

これからエクアドルの都会に戻っていくのかあ。
ちょっと憂鬱だなあ。
この、まったりのんびりな時間ともお別れかあ。

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バイバイ、ガラパゴス。
楽しい時間をありがとう。

「動物の楽園」の名は、ほんとうだったよ。

またひとつ、幸せな思い出ができました。
つらいことがあったら、ここでの日々を思い出して、こころにゆとりをもつことにしようっと。

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ずぶ濡れになりながらガラパゴス最後の島へ

2015.09.10 05:57|エクアドル☞EDIT
この旅ではじめて病院へ行ったケンゾーです。
症状は発熱と頭痛と節々の痛みと下痢・・・まあ風邪ですね。
でも、マラリアやデング熱の可能性もあったので病院へ。
とくに血液検査などをした訳じゃないけど、3時間点滴を打ったら回復しました。
旅も残すところあと数か月。
このまま無事に日本にたどり着かないとね。

記事はガラパゴス編に戻ります。
イザベラ島でのんびり島ライフを楽しんだ3人。
ガラパゴス最後の島、サン・クリストバル島へと移動することに。
15日間のガラパゴスの旅もとうとう終りが近づいてきた。
もうすでに名残惜しいよ。

イザベラ島からダイレクトにサン・クリストバル島へ行くことはできない。
必ずサンタ・クルス島を経由しないといけないので面倒。
イザベラ→サンタ・クルス、船を乗り換えてサンタ・クルス→サン・クリストバルと船代も2回払わないといけない。
船代は一路線につき、だいたい30ドル。
つまり60ドルかかることになる。
島のビーチでシュノーケルをする以外は、何をするのにもお金がかかるのがガラパゴス。

サン・クリストバル島

サンタ・クルス島からイザベラ島に行くとき「往復で買えば安くするよ」と言われたものの、悩んだ末に往復で買わなかった3人。
イザベラ島から戻るとき、いざ帰りのチケットを買おうとしたらどこも値下げをしてくれない。
後悔するはめに。
それでも、市場近くで27ドルでいいよと言ってくれたツアー会社を発見。
3ドルでも安いのは助かる。
サンタ・クルス ~ イザベラ間は往復で買った方がお得ですよ。

イザベラ島を朝に出発するとその日のうちにサンタ・クルス島で船を乗り継いでサン・クリストバル島に到着することは可能。
だけど朝の便が満席だったので昼にイザベラ島を出発。
乗り継ぎ地点のサンタ・クルス島で1泊。
翌日の朝の便でサン・クリストバル島へ移動することに。
船はイザベラ島のときと同じツアー会社にお願いして1人24ドル。

サン・クリストバル島まではおよそ2時間半の船旅。
席はベストポジションをゲットしたんだけど、小さな女の子を2人連れたお母さんに席をゆずって最後尾へ。
ところがここが最悪ポジションだった。
最初から最後まで波をかぶりまくった2時間半。
全身ずぶ濡れでサン・クリストバル島に到着。
最後にずぶ濡れにはなったけど、島間のボート移動は噂に聞いていたほど酷いものではなかった。
たぶん海のコンディションにもよるんだろうけどね。

いままで港に上陸するときにはボートからさらに小さなボート(水上タクシー)にいちいち乗り換えないといけなかったけど、サン・クリストバル島ではボートがそのまま港に接岸、水上タクシー代は払わなくていい。
潮の満ち引きの差が激しいイザベラ島はまあ分からなくもないけど、ほんの50mの距離なのにわざわざタクシーに乗り換えないといけないサンタ・クルス島は納得がいかない。
あの手この手でツーリストから金を取ろうとしているな、と勘ぐってしまうくらいガラパゴスでは金が飛んでいく。

ずぶ濡れで上陸したサン・クリストバル島でもさっそく気持ち良さげに寝ているアシカたちを発見。
港の雑踏をよそに爆睡中の大中小のアシカたち。
こんなに自由気ままに生きている野生動物はほかにいないんじゃないかな。

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ガラパゴス諸島でいちばん人口が多いのはサンタ・クルス島だけど、いちばん歴史が古く県庁所在地が置かれているのはここサン・クリストバル島のプエルト・バケリソ・モレノ。
と言っても、サンタ・クルス島のプエルト・アヨラと比べるとこじんまりとしていて静か。
おしゃれなカフェやレストランもあるけれど、どことなくのんびりとした雰囲気が漂い居心地は悪くない。

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ガラパゴスで快適に過ごすにはホテルのチョイスが何よりも重要。
これまで2つの島ではいい宿に巡り会えて文句なしの日々を過ごすことができた。
最後もできれば同じくらい居心地のいいホテルに泊まりたい。
まずは日本人がよく利用するホテルに行ってみるも満室で断念。
しかも、思っていたよりも値段が高くなっている。
なんだか嫌な予感が・・・。

手当り次第に値段を聞いてまわるも、予想以上に高くて焦る3人。
今まではバス・トイレ付きの個室に泊まっていたのに、同じ値段じゃドミトリーにも泊まれやしない。
まいったなあ。

どうしたもんかと彷徨っていると1台のタクシーが横に止まった。
「宿を探してるのかい?いいところがあるよ。」そう声をかけてきたドライバーのおっちゃん。
話を聞くと、プライベートルームでエアコンも付いてWi-Fiもあって値段も今まで聞いてまわったホテルよりも安い。
もう他にあてもないのでおっちゃんに連れていってもらうことに。

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走るタクシーの中で「ホテルはどの辺りにあるの?」と尋ねると、「すぐ近くだよ。わたしの家なんだ。」という返事が。
え?おっちゃんの家?民宿?
大丈夫かなあ。

連れてこられたのは、港から600mほどのところにあるおっちゃんの家兼ホテル。
ちょっと心配したけど、ちゃんと「HOSPEDAJE MILENA」という名前も付いたホテルだった。
ちなみにMILENAはおっちゃんの娘の名前。
タクシーの客を拾いつつ、ツーリストを見かけては客引きをしているんだろう。

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部屋はツインベッドとダブルベッドの2部屋のみ。
ケンゾーとイクエがツインの部屋に、トオルくんがダブルの部屋に。
エアコンも付いているし、家族と共用だけどキッチンも使うことができる。
この時期のサン・クリストバルで1人14ドルは安いと思う。

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この家には、かわいい赤ちゃんがいた。
天使のような顔でスヤスヤ眠ってるんだけど、それがハンモックの中っていうのにビックリ。
ええ?大丈夫?!ってギョッとしたけど、ちゃんと落ちないように口を結んでいるのでひと安心。
なんだか昔懐かしい藁で包んだ納豆みたいでおもしろい。

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サン・クリストバル島でもシュノーケルを楽しむことができる。
自力で行くことができるポイントはおもに2か所。
まずは空港の先にあるポイントに行ってみることに。
町の中心から4kmほどとけっこう遠い。
途中に教会があったので、はたしてここもガラパゴス風なのかチェック。

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ステンドグラスに描かれているのは、アシカにゾウガメにグンカンドリにイグアナ・・・。
個性的なガラパゴスの動物たちのオンパレード。
ここのテンドグラスは色鮮やかでくっきり。

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ステンドグラスだけでなく壁画にもガラパゴスの世界観が描かれている。
イエス・キリストの誕生が描かれているんだけど、らくだに乗った『東方からやってきた三賢人』がアシカやペンギンたちに囲まれているのがおもしろい。

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花飾りを付けた聖母マリアとみょうに大人っぽい産まれたてのイエス。
不謹慎にも、「あ、ゴルゴ13だ」って思ってしまった。

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シュノーケルポイントをめざし浮き輪を抱えて歩いていく。
たぶんこの島でも浮き輪を使うのはイクエだけだろうね。

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ここがシュノーケルポイントのビーチ「La Loberia」。
海沿いは岩だらけなので注意しながら歩かないとケガをする。
サン・クリストバル島だけじゃなくて他の2つの島もそうなんだけど、火山の活動でできあがったガラパゴスは溶岩が冷えて固まった島。
ビーチもゴツゴツとした岩が多くて足の裏が痛くてしかたない。

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2週間の滞在で3人とも足の裏に傷が。
トゲが刺さったりもするから毛抜きや針を持っていった方がいいかも。

シュノーケルポイントから先にもトレッキングルートが延びている。
泳ぐのをちょっと後回しにしてしばらく歩いてみる。
野生のゾウガメやリクイグアナがいないかなあとキョロキョロしながら歩いたんだけど、そう簡単には姿は見せてくれない。

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しばらく散歩を楽しんだあとはお待ちかねのシュノーケルタイム。
このビーチは海ガメポイントだった。
透明度が高くて海の底でじっとしている海ガメたちが丸見え。

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すっかり慣れちゃって「ああ、海ガメですか」って感じになっちゃってるけど、シュノーケルで海ガメと2ショットの写真が撮れるってスゴいよね。

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3つの島の中で唯一海に沈む太陽を眺めることができる町がサン・クリストバル島のプエルト・バケリソ・モレノ。
雲が多くてコンディション的にはイマイチだけど、ガラパゴスで見る夕焼けは格別。
だけど、ここを去る日がまた一日近づいてきたかと思うと淋しくなる。

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ガラパゴスで過ごす時間もあとわずか。
あしたはもうひとつのシュノーケルポイントをお伝えします。
ここはロケーションが素晴らしかった!
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出会いに恵まれた3年目の旅 残すところあと・・・?

2015.09.09 07:33|世界一周裏話☞EDIT
こんにちは!
きょうもこのブログに遊びに来てくださってありがとうございます。

当初「2年くらいかなあ。長くても3年で帰国だろうな」と思っていたふたりの世界一周。
いつのまにか当初の予定期間を過ぎてしまいました。
でも、もういい加減に帰国を見据えなければ!
わたしたちの旅もあと数か月で終りです。
シリーズでお伝えしている、旅3周年企画。
きょうが最終回です。
どうぞ飽きずに最後までお付き合いくださいね。

それでは「なんでもベスト3」、行ってみまーす!


☆「やっちまったあ~」失敗・トラブル ベスト3


第3位

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リマの宿で盗難被害
ペルーの首都リマ。
治安が悪いと言われるリマでは、日本人宿に泊まる旅人がほとんど。
そんななか、宿泊費も安いし観光に便利な場所にあるからとまったく有名ではない宿を、ホテル予約サイトBooking.comで予約しました。
ホテルには看板もなく老朽化が激しく、インドの安宿を越えるレベル。
にもかかわらず奇跡的にWi-Fiもあるしホットシャワーも使えるし炊飯器もあって居心地は悪くなく、ずるずると10日間も宿泊。
防犯にはしっかり気をつけていたつもりだけど、最後の最後、チェックアウトして宿のおやじさんに荷物を預けた間に盗難被害!
鍵をかけていないバックパックの外ポケットに入れていた小物や服、食材用のバックに入れていた日本食などけっこう盗まれてしまいました。
救われたのはペルーの警察がしっかりしていたこと。
なんと刑事はわたしたちをパトカーに乗せ、いっしょに宿に行きおやじさんに事情聴取。
「警察は何もしてくれない、賄賂を求められて終わっちゃうかも」と半ばあきらめて警察に行ったのに、丁寧な対応に驚きました。
ありがとう!ペルー警察!!

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第2位

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レンタカーで超過料金を支払わされる
ナミビアでレンタカーの旅を2回しました。
1回目は、裏ルートで民間人から車を借りてスムーズにいったものの、2回目に大手のレンタカー会社で借りたら最後にいろんな理由をつけられてお金を払うはめに。
借りるときに口で説明されて書類にサインしたけれど、その書類をよく読むといろんな条件が書かれていました。
スタッフが口で言うことと、書類の内容がまったく違う!!
たとえば保険の内容や、一日の走行制限距離、ガソリン代・・・。
結局予定よりも倍以上のお金を払うはめに。
借りるときにクレジットカードをホールドされているので、反論してもお金は引き出されてしまう。
「ナミビアのレンタカーは注意だよ!」「アジア人だと甘く見られて余計にターゲットにされるよ!」といろんな人から忠告を受けていたのに、まんまとひっかかってしまった。
被害額はそれほど大きくなかったけど、やられてしまったことに悔しさが。
実はアイルランドで借りたときにもいろいろ難癖をつけられて、予定よりもかなりの額を支払うはめになったので今回2回目。
出会った友人のなかには、ナミビアのレンタカーでフロントガラスが割れて100万円請求されていた人も。
外国で車を借りるときは、細心の注意が必要。
レンタカーの旅自体は、楽しかったんだけどねえ・・・。

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第1位

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6万円相当なくなったこと
えーと・・・。
これ、記事にしていません。
家族にも言ってません。
なるべくなら、ふたりの記憶から抹消したいと思っているできごとです。
チリのサンチアゴでね、イクエのマネーベルト(腹巻きタイプの貴重品入れ)に入れていたチリやアルゼンチンのお札やドルやユーロ、6万円相当がいつのまにかなくなっていたの・・・。
その日のお昼にショッピングセンターに行ってお金を取り出したのが最後、その夜に宿で確認したらお札入れが消えていた。
ショッピングセンターでお札入れを取り出して戻したつもりだけどするっと落としてしまったのか。
それとも宿でシャワーを浴びているときに、ベッドのシーツの間にマネーベルトを隠していたんだけど盗まれちゃったのか。
でも、宿は有名な「タレス」でほぼ日本人しか泊まっていないので、そこで盗まれたとは考えにくい、というか考えたくない。
どうしてなくなったのかもわかんないし、せっかく節約旅をしているのに痛手だし、ふたりのあいだではなかったことにしようと思っているできごとでした。
痛手を癒すために、だれか6万円ちょうーだい♡

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☆印象深い国 ベスト3


第3位

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ボリビア
「ボリビアってウユニ塩湖しかないよね」「ウユニ見たらラパス行ってさっさと抜けちゃおう」
そんなことを話していたのに、ボリビアは奥が深かった!
ウユニ以外にもみどころがたくさん。
銀山で栄えたコロニアルな街やワイナ・ポトシをはじめとするアンデスの名峰、アマゾン川周辺のジャングル地帯。
物価も安く、いろんなものを安く楽しめる国です。
それにインディヘナの人たちも多いので、もっとも南米らしい国かもしれません。
急斜面に家がびっしりと並ぶラパスの街並みも魅力的でした。
洗練されていなくてちょっと雑多な感じが、逆におもしろかった。
旅人が「世界一の絶景」と絶賛するウユニ塩湖の思い出が薄くなるほど、わたしたちにとってはウユニ以外のボリビアの思い出がたくさんできました。

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第2位

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スーダン
ボリビア同様「スーダンって何もないよね」「エジプトからエチオピアに抜けるには通らんとしょうがないね」という、まったくやる気のない気持ちで行ったスーダン。
しかし、ボリビア同様、観光地がいっぱいあり・・・ませんでした!
見どころがないのはバングラデシュなみ。
でも、刺激や楽しさや人々のおもしろさもバングラデシュなみ。
観光地化されていないということは、それだけ外国人が少なくワクワク要素が強いということ。
アフリカ諸国のなかでは珍しくイスラム教徒の国だし、アラブの雰囲気が漂っていて、アラブ好きのわたしたちにとっては刺激的でもありホッとする国でもありました。
灼熱地獄と南京虫の恐怖に怯えてのスーダン滞在。
そんなスーダンがベスト3にランクインしたのは、後述するオマールの存在あってのことだけどね。

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第1位

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エチオピア
ミステリアスな国、エチオピア。
文字はほかのアフリカ諸国のようにアルファベット、ではない。
見たこともない記号のような文字。
それとカレンダーが全然違って、わたしたちが訪れたのは2014年9月でしたが、ちょうどそのときエチオピアはお正月シーズンで2007年の新年を祝っていました。
さらに1年が13か月あります。
宗教はエチオピア正教。
時間の読み方も違う。
たとえばエチオピアで「1時」と言えば午前7時のこと。
時間を聞いてもわけがわかりません。
それと「インジェラ」と呼ばれるクレープを発酵させて酸っぱくしてまずくしたような国民食を毎回食べないといけません。
インジェラから逃れようとスパゲッティーを注文すると、インジェラの上にスパゲッティーがのせられてやってきます。
みんな手でインジェラといっしょにスパゲッティーを食べています。
サラダを頼むと、インジェラの上にサラダがのってやってきます。
活火山のカルデラや塩湖や硫黄湖を見られるダナキルツアーもあるし、民族もたくさんいて、おもしろくて生き生きとした国。
アフリカを旅する旅人にわたしたちがいつも言っているのは「3つの国に行った方がいいよ。ひとつはスーダン、ひとつはエチオピア、そしてもうひとつはその他どこかの国」。
スーダンとエチオピアはほかのアフリカの国とまったく違うので、これからアフリカに行く人はぜひ行ってみてください。

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☆「出会えてよかった!」 かけがえのない出会いベスト3


第3位

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スーダンのオマール
ものすごくおもしろくて、ものすごくいいヤツで、そして孤独な男。
いつもふざけているのに根は真面目で、どこにいても時間になればイスラムのお祈りをするので額には砂がついている。
オマールと会ったのは、エジプトからスーダン行きのフェリーチケットの窓口で並んでいたとき。
わたしたちの後ろで並んでいるオマールの様子を一目見て、オマールに惹かれたわたしたち。
第一印象通り、いやそれ以上に楽しい男でした。
サウジアラビアで生まれ、マリファナに手を出してしまってむち打ちの刑にあい、永久国外追放されたオマール。
家族ともフィアンセとも離ればなれの孤独な生活で、絶望的な人生なのに、悲壮感ゼロ。
スーダンのオマールの家でホームステイした日々は、笑い過ぎて腹が痛くなった日々でした。
この孤独な男を、旅人たちに訪ねてほしいです。
問題は、英語ペラペラなのに英語が読めないということ。
kenzoもthank youも読めない。
孤独な生活のお供がハリウッド映画で、映画で英語を身につけたので話し言葉だけわかるオマール。
オマールと文字で連絡を取り合うのは難しいけど、いつか絶対再会したいなあ。

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第2位

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アフリカの協力隊員たち
「ふたりのアフリカ旅は、海外協力隊員を訪ねる旅だった」と言っても過言ではありません。
エチオピアからボツワナまで、たくさんの協力隊員に出会いました。
看護師、作業療法士、教師、事務職、テレビ局員、警察官、製品開発、農業開発、水の普及、地域の生活改善に取り組む隊員・・・。
孤独で、悩みながら、でも前向きに明るく。
隊員たちはみんな輝いていました。
何十軒とホームステイさせてもらいました。
食材がないなか、工夫して作った日本食をごちそうになることも。
水や電気、ガスのない家もありました。
水汲みが日課で、炭をおこして料理をする隊員たちは、とてもたくましかったです。
旅人が行かないような何もない田舎の村に行けたのも、隊員たちがいたから。
とても感謝しています。
隊員たちのがんばりが、アフリカの人たちの日本に対する印象を向上させています!

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第1位

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チリのフェルナンド一家
南アメリカ大陸の最南端ウシュアイアからチリのサンティアゴまでヒッチハイクに挑戦したふたり。
全然車がつかまらなくてヒッチハイクでいちばんの辛い一日を過ごし、ガソリンスタンドで一夜を明かした次の日に待っていたのが、フェルナンド家族とのすてきな出会いでした。
ほんのわずかな時間車に乗せてもらうつもりが、次の日、またその次の日と車に乗せてもらうことになり、結局1週間いっしょに車で旅をしました。
会ったばかりなのにいっしょにいてなぜかくつろげる。
お互いに旅をしていましたが、わたしたちの行きたい場所が彼らの行きたい場所になり、彼らの行きたい場所がわたしたちの行きたい場所になりました。
パタゴニアの大自然の中をフェルナンドが運転する車で旅し、みんなで別荘を借りて食事を作ったりワインを飲んだり。
ロードムービーのような旅でした。
分かれてからもサンティアゴで再会。
グロリアの実家で食事をしたり、日本食レストランにつれていってもらったり。
今でも「今度はいつ戻ってくるの?」「来年の夏にまた来るんでしょ」「別荘を買ったから遊びにおいで」とお誘いのメールをもらいます。
彼らには日本に来てもらい、今度はわたしたちがおもてなしをしたいなあと思っています。
「運命の出会い」そんなことを感じさせる素晴らしい出会いでした。
わたしたちがチリを大好きになったのも、チリにもう一度行きたいと思うのも、彼らとの出会いがあってこそです。

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☆3年目の旅の感想


アジアやヨーロッパを行ったり来たりふらふらしていた1年目2年目と違って、この1年はアフリカ縦断、南米縦断と隣り合う国同士を陸路で移動しながら旅をしました。
徐々に変わっていく雰囲気がおもしろかったです。

アフリカでは少数民族に会ったり、野生動物に出会ったり刺激的なことを楽しめたいっぽう、海外協力隊員の活動地を訪問し、現地の人々のありのままの暮らしに触れることができました。
南米はツーリストもたくさんいて、アフリカと違ってとても旅しやすく観光地も多くて充実した日々を過ごせました。
そのいっぽう、刺激が足りず現地の人との交流も少なくなるのでヒッチハイクに挑戦。
ヒッチハイクがわたしたちの旅を濃いものにするエッセンスとなりました。

アフリカで不思議だったことは、ふたりとも体調を崩さなかったこと。
これまででいちばん元気でした。
南米ではたくさんの日本人旅人と出会い、話しました。
日系人も多いし、とても日本に近づいた気がしました。
旅行後の日本の生活のことをリアルに考える機会となり、世界一周の終盤を南米にしてよかったなあと思っています。

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☆これからの旅


長くても3年と思っていたこの世界一周。
いつの間にか3年が経っていました。
これもふたりがふらりゆるりとまわっているからです。

旅の資金も底をついてきたし、ずっとこのまま旅をするわけにもいかないので年明けぐらいには日本に帰る予定です。
旅の終りが見えてきて、ふたりでこれからどうするかを決めました。
長期旅行者には「とにかくたくさんの国に行きたい、より多くの有名観光地に行きたい」という人が多いようですが、わたしたちはもともと「世界一周が夢」ではなく「忙しい日本での暮らしから離れてまったく違う文化圏に身を置きたいなあ、楽しい時間を過ごしたいなあ」という思いから旅をはじめました。
たくさんの国を制覇するのが目的ではないので、残りの4か月もふらりゆるりな旅になると思います。
本当なら、南米を北上してアメリカ、カナダまで行って、まだ行ってない東南アジアの国々に立ち寄って世界一周を終える予定でした。
でも、いろんな国を短期間で旅していくよりも、これまでの旅のペースで行けるところまで行く方がふたりの性に合っています。
アメリカまでたどり着かないかもしれませんが、それはそれでいいと思っています。
多くの国に行くほうがたくさんの世界を見ることができるかもしれません。
でも、ひとつの国にのんびり滞在することでそこで生きる人たちの暮らしぶりや世界観がより深く見えてくることもあると思うのです。

みなさんにご紹介できるのはきっとあと数か国。

いつも楽しみにこのブログを読んでくださるみなさんがいるので、わたしたちも自分たちの旅に自信をもってふたりらしい旅を楽しむことができています。
終りが見えてきたふたりの旅ですが、どうかこれからもわたしたちといっしょに旅を楽しんでいただけたらと思います。

きょうも読んでいただいて、ありがとうございました。

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感謝をこめて
ケンゾー イクエ

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「刺激的」「つらかった」「食」ベスト3発表

2015.09.08 08:44|世界一周裏話☞EDIT
ケンゾーとイクエが世界一周の旅を始めて3年。
3年目に旅したのは、アフリカ・南米の18か国。

この1年も大きな病気やケガをすることなく、無事に楽しい日々を過ごすことができました。

3年目の旅の思い出を、きのうにひきつづき「なんでもベスト3」で紹介しながら振り返ります。


☆刺激的だったこと ベスト3


第3位

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エチオピア~ケニアの移動
エチオピアからケニア・ナイロビへ抜けるルートは「悪路」「オンボロバス」「盗賊出没」と3拍子そろっていて旅人に敬遠されるルート。
エチオピアの南部をいっしょにまわっただいごろ&きっこカップルとノブくん&モモちゃん夫婦の6人で徒党を組んで移動することに。
噂通り辛い移動になるのか。
緊張しながら夜明け前にバス停に駆け込み、まずは席の確保。
無事に乗ったものの噂通りの悪路でお尻が椅子に叩き付けられ、何度も滑り落ちそうに。
長い移動を経て、凶悪都市ナイロビに夜に到着。
何もわからない路上で降ろされ、HOTELの看板めがけて一直線に逃げ込みました。
無事にたどり着けてよかった!
車窓から見たケニアの少数民族の姿も印象に残っています。

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第2位

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スーダンの泥シャワー
エジプトからフェリーでスーダンに入国。
国境から首都までの大移動の間に泊まった砂漠地帯の宿にカルチャーショックを受けました。
シャワーをひねると泥水が!
体を洗っているのか汚しているのか、頭が混乱。
もちろん歯を磨こうと水道の蛇口をひねっても泥水だし、食堂でだされる水も茶色。
外にベッドを並べただけの野戦病院のような宿も刺激的でした。

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第1位

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ボリビア・ワイナポトシ登頂
標高6088メートルの雪山、ワイナポトシ登山に挑戦。
イクエは高山病になるし想像以上のハードな雪山で、途中何度も無理だと思ったけれどなんとか登頂成功。
つらすぎて山頂で泣いたイクエでした。
真っ暗ななか登頂し、日の出後に下山。
明るくなって自分たちが登ってきた道を見て、ゾッとしました。
つるつるの急斜面、大きなクレバス、氷の壁。
無事に生還できて、よかったあ~。

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☆「これはつらかった!」 ベスト3


第3位

ケンゾー:アフリカの移動
腰痛持ちのうえ、旅で痩せてお尻のお肉が落ちたケンゾー。
デコボコ道をぼろぼろの車で長時間移動する毎日は、まさに罰ゲーム。
ずっとお尻が痛いままのアフリカ滞在でした。

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イクエ:アフリカの南京虫
もともと虫に刺されやすいイクエ。
スーダンやエチオピアの宿のベッドは南京虫の巣窟。
毎晩数十か所噛まれる被害。
南京虫の恐怖に怯えて睡眠不足の日々でした。

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第2位

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ナミビアでのレンタカーの旅
3泊4日でレンタカーで海岸や砂漠、あちこちまわろうと欲張った結果、毎日悪路を長時間移動するはめに。
スタックしたりガス欠になったり、いつも目的地にたどり着くのは日が暮れてから。
そして日の出とともに出発。
制限時間に間に合うかどうか、試されている感じでした。
毎日何かしらのトラブルが起き、なんとかピンチをかいくぐってきたけど「これは誰かが用意しているトラップでは?」と思うほど。
なにかのラリーかパリダカにでも参加している気分でした。
スリリングできつかったあ~!

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第1位

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エジプト・スーダンの灼熱地獄
疲れているのに暑さで眠れない、暑さで食欲もわかない、クーラーのないバスでの移動は地獄。
頭がぼーっとして熱中症の手前。
観光どころではなかったけれど、がんばって観光しました。
「現地人はよくこの暑さのなか暮らしていけるなあ」「日本に生まれてよかったなあ」と何度思ったことか。
砂漠で生きる人々のたくましさ、冷たい飲み物とエアコンのありがたさを痛感しました。

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☆幸せだった食生活


第3位

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パラグアイ イグアス移住地

南米に移住した日系人のコミュニティー、イグアス移住地は当たり前のように日本食が食べられるところ。
ラーメン屋さん、うどん屋さん、定食屋さん・・・。
海外の日本食レストランは高級店がほとんどだけど、ここは日本よりも安いくらい。
しかも日本と同じレベルのおいしさ。
スーパーに行けば、納豆、ごぼう、ミョウガ・・・なんでも手に入るので、自炊するのも幸せでした。
毎日食べるホッとする味に、一時帰国した気分になりました。

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第2位

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チリ ビーニャ・デル・マル
チリの海岸沿いの街ビーニャ。
日本人宿「汐見荘」で海鮮三昧の日々。
毎朝早起きして、市場に買物にでかけて新鮮なサーモンやアワビを手に入れて、宿で3食海鮮料理。
アワビは1個50円くらいだし、魚をさばいた残りの頭や切り身を無料で市場でもらえるので、激安グルメを楽しめます。
おいしいものを食べれば幸せになれる!
旅をしていても「食って大切だなあ」としみじみ思いました。

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第1位

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南アフリカ・ステレンボッシュ
ワインの名産地で滞在した日々は、つねにほろ酔いで幸せな時間でした。
ゲストハウスの芝生の庭にテントをはって、朝になるとワイナリー巡りに出かけ夕方までワインテイスティングではしご酒。
上質のワインを低価格で雰囲気のいいワイナリーで楽しめるステレンボッシュ。
ブドウ畑が広がる田舎町で居心地もよく、このままここから抜け出せないかも!と思いました。

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☆ありえない食事


第3位

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ペルー バナナ卵ごはん
いろんなご当地メニューに挑戦したいので、いつもよくわからないものを注文するケンゾーとイクエ。
でも、これは失敗だった。
ご飯に目玉焼きと焼いたバナナがのっているだけ。
なんなんだ、この組み合わせは。
しかも肉や魚料理と同料金。
損した気分になりました。
もう二度とこの料理を頼まないようにしようと、メニューの名前を覚えました。
でも、別の日に別の名前のメニューを頼んだら、ふたたびバナナ卵ご飯が!
バナナは輪切りになり、卵は目玉焼きじゃなくてオムレツ風になっていた。
ペルー人、そんなにこれおいしいですか?

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第2位

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ウガンダ ウガ飯
ウガリというトウモロコシの粉で作った主食に、数種類のイモやバナナや米の盛り合わせの通称「ウガ飯」。
ワンプレート料理のように見えるけど、だまされてはいけない。
これは全部炭水化物で、けっしておかずと主食の組み合わせではない。
「味わう」「食を楽しむ」という要素はなく、ただ「腹を満たす」だけ。
それなのにウガンダ人はウガ飯が大好きで、どこのレストランに行ってもウガ飯がメイン。
ウガ飯の呪縛から解放されたい一心でした。

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第1位

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エチオピア 塩コーヒー
エチオピアと言えばコーヒー発祥の地。
コーヒーの産地で飲む本格コーヒーとはいったいどんなおいしさなのか。
山村のご家庭におじゃまして、炭で湧かした淹れたてコーヒーをゴクリ。
まっずー!!
衝撃的なまずさ。
コーヒー豆自体はいい香りなのに、なぜこんなに変な味がするのか?
答えは塩を入れるからでした。
なぜ現地人は塩入りコーヒーが好きなのか、理解に苦しみます。
おいしいエチオピアコーヒーが台無しだよ。

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「なんでもベスト3」きょうはこのへんで終りです。
あしたは残りのベスト3とこれまでの旅の感想、そしてこれからの旅についてお伝えします。
あしたもぜひおつきあいください♡
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旅して3年 訪問国・使ったお金・ベスト3まとめ

2015.09.07 05:31|世界一周裏話☞EDIT
今から3年前の2012年9月6日。
わたしたちはイクエの故郷熊本から列車に乗り、山口県下関港へと向かいました。
そこから釜山行きのフェリーに乗り込み、翌朝の9月7日、1か国目となる韓国に到着。
これからどんなことが待ち受けているのか、ワクワクドキドキしながら、ふたりの世界一周がスタートしたのです。

アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、南米と移動しながらかけがえのない、満たされた日々を送っています。
とくにアフリカ大陸と南米を旅したこの1年は、刺激的だったし、旅に慣れてきたことでどっしり構えて楽しめました。

きょうは、そんな3年目の旅を振り返ります。


☆3年目の旅の軌跡(2014・9~2015・8)

スーダン(15日間)
エチオピア(35日間)
ケニア(8日間)
ウガンダ(13日間)
ルワンダ(10日間)
タンザニア(13日間)
マラウイ(15日間)
ザンビア(11日間)
ボツワナ(13日間)
ナミビア(15日間)
南アフリカ(11日間)
アルゼンチン(34日間)
チリ(47日間)
パラグアイ(14日間)
ボリビア(44日間)
ペルー(52日間)
エクアドル(30日間)
コロンビア(11日間)

あわせて18か国
いちばん長く滞在した国はペルーでした。

1年目、2年目とあわせて、これで66か国旅したことになります。


☆3年目に使ったお金

移動費・・75万1318円
食費・・・44万4280円
宿泊費・・45万7744円
観光費・・46万6702円
雑費・・・20万6304円

あわせて234万5153円(航空券やビザ代も含む・旅行保険のみ除外・多少誤差あり)
1日平均6253円

うわっ!改めて計算してビックリ!
目標は1日ふたりで6000円以下だったのにオーバーしてしまった。
南米は観光スポットが多くてお金がかかる。
チリのイースター島とエクアドルのガラパゴス諸島での出費がかなり響いてます。

旅の残金もあとわずか。
節約しながらも、ケチり過ぎずに残りの旅も楽しもうと思います。


ここからは「なんでもベスト3」をご紹介。
この1年を思い出しながら、ケンゾーとイクエが話し合って決めたベスト3です。


☆好きになった国 ベスト3


第3位

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南アフリカ
コロニアルでカラフルな建物、洗練された街、真っ青な海、世界中の船が停泊する港、そしてテーブルマウンテンやライオンズヘッド。
美しいもの、きれいなもの、かっこいいものがすべてそろっているケープタウンの街。
アフリカ大陸を縦断してきたわたしたちだけど、ケープタウンの街はどの国にもないオンリーワンな街でした。
広い草原や切り立った崖、荒波を立てる海が一度に見られる、喜望峰も美しかったです。
さらにケープタウンではカウチサーフィンでヒラリーの豪邸に5泊も泊めてもらい、毎日南アフリカ産のワインをごちそうになって、優雅な日々を過ごせました。
南アフリカは自然の宝庫で野生動物もたくさんいるので、また時間をかけてほかの地域にも行ってみたいなあ。

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第2位

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マラウイ
マラウイはアフリカの中でも貧しくて発展しておらず、何もない国と聞いていました。
でも、人々はとても穏やかでのんびりしていて、ふわっと包まれる雰囲気があって。
アフリカなのにリラックスできた国となりました。
マラウイ湖畔やサファリなど、意外と楽しめる場所もあるマラウイ。
アフリカ縦断をする旅人のなかでも、マラウイを避ける人は多いけれどぜひ行ってほしい国です。

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第1位

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チリ
南北に細長いチリ。
南から首都のサンティアゴまで2000キロ以上をヒッチハイクで旅しました。
たくさんの人と出会い、チリ人の優しさに触れ、旅の醍醐味を感じられました。
自然も、人も、ワインも素晴らしいチリ。
友人もできたし、住みやすそうなサンティアゴに住んでもいいなって思ったほど。
ふたりにとってかけがえのない国となりました。
またいつか友人たちに会いに訪れたい国です。

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☆大感動の絶景 ベスト3


第3位

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イグアスの滝(アルゼンチン)
イグアスの滝と並び「世界三大瀑布」のビクトリアの滝をアフリカで見ていたわたしたち。
ビクトリアの滝を見たときは乾期で水量が少なかったため、イグアスの滝の水量の多さに圧倒されました。
さらに、イグアスの滝のポイントはジャングルの中にあるということ。
生い茂る木々と滝のコラボレーションは、ビクトリアの滝よりもわたしたちのこころを惹き付けました。
滝は横にも広くてトレッキングしながら1日がかりで楽しめたし、滝の中につっこむボートにも乗って大満喫。

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第2位

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ワスカラン国立公園(ペルー)
3泊4日の予定でしたが「まだがんばれる、まだ絶景を見たい」という思いから途中で延長したっぷり4泊5日のトレッキングに。
「世界でもっとも美しい山」とされるアルパマヨ山をはじめ、5000~6000m級の名峰がわんさか。
こんな贅沢な場所は、世界広しと言えどもなかなかないと思います。
この旅でいちばんの絶景ロードや星空と出会えたのもここでした。

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第1位

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パイネ国立公園(チリ)
パタゴニアを代表するパイネを4泊5日でトレッキング。
テントや寝袋、食料を担いで、ふたりにとっては初の本格トレッキングでした。
切り立った峰、この世のものとは思えない色の湖、ときおり轟音とともに崩れ落ちる氷河。
歩くごとにめまぐるしく変わる景色はどこをとっても絶景。
体は疲れているのに、最終日は「これで終わっちゃうんだあ・・・」と名残惜しい気持ちに。
絶景のオンパレード、それがパイネです。
文句なしの堂堂1位。

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☆ワクワクした体験 ベスト3


第3位

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エチオピアの民族との出会い
エチオピア南部に住む、ハマル族やバンナ族、ムルシ族。
観光客用に伝統的な格好をしているのではなく、その姿が彼らのありのままの姿でした。
わたしたちの存在なんておかまいなし。
彼らには彼らの慣習、世界観、美意識がありました。
「こんな人たちがまだこの世界に存在していたなんて!」「同じ時代に生きてるなんて不思議!」
まったく別の世界に来たような、タイムスリップしたような気分。
自分の目で実際に見ている光景が、信じられなかったです。

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第2位

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アフリカでのサファリ
新婚旅行でケニアのマサイマラでのサファリを体験済みだったわたしたち。
今回は王道のサファリではなく、自転車で一般道を走って自分たちだけで動物を見つけたり、レンタカーを借りて自力でサファリをしたり。
ガイドなしのサファリは動物を見つけるのが難しいけど、そのぶん見つけたときの感動やドキドキはひとしお。
ライオンの交尾の一部始終を息を殺して見守ったときの、大興奮と言ったら・・・。
ゾウの大群の水浴びも圧巻でした。

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第1位

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ガラパゴス諸島の旅
2週間のガラパゴス諸島の滞在は、ゆっくりのんびり、毎日が楽しい日々でした。
普通にアシカがいる、ペンギンと泳げる、海に潜ればカメがいる。
非日常の世界が、そこでは日常。
正真正銘の「楽園」でした。
サファリもそうだけど、やっぱり野生動物はワクワクさせてくれますね!

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ふたりが選ぶなんでもベスト3はまだまだ続きます。
3周年記念の記事、あしたもお楽しみに!
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肉を手にしたときのショック

2015.09.06 06:22|エクアドル☞EDIT
アシカのことをブログで書いたけれど、アシカとオットセイの違いがいまいちわからないイクエです。
水族館でアシカやオットセイのショーがあるけど、どんな違いがあるんだろう。

のんびりゆったり過ごしているイザベラ島。
ビーチには、アシカもペンギンもイグアナも集まっている。
海中に潜れば大きな海ガメが集団でお昼寝。
まさに「動物の楽園」。

ヨチヨチ歩きのイメージが強いペンギン。
でも水の中ではまさに鳥のよう。
ひらひらと手を動かして飛ぶように移動。
ぼってりした白いお腹で、うまく水に浮いている。

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海ガメだって、負けてない。
海底で動きもせずに瞼を閉じてお昼寝してるけど、突然思い立ったように海面へ浮上していく。
ふわふわとゆっくり羽ばたいて。

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イザベラ島で魅力的なのは、海の中の世界ばかりではない。
海岸にはマングローブが茂る。
満潮のときは根本が水に浸かり、木の間をさらさらと水が流れる。
引き潮のときは、砂浜に現れた森のよう。

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マングローブが茂る場所は、栄養が豊か。
たくさんの生物たちの住処となっている。
カニたちもあっちこっち動き回っている。

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そうかと思えば、脚の長い鳥が食事中。
きょうのメニューは・・・。

カニ!

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ここイザベラ島は、ガラパゴス諸島のなかでも唯一赤道直下に位置する島。
6つの火山によってつくられた島でもある。
およそ1000万年前、海底からマグマが噴き出し溶岩が盛り上がっていき、噴火してそれぞれの山が繋がって島となった。
だから、黒々とした溶岩で大地は覆われている。

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イザベラ島の山は活火山で、いちばん高い山は標高1707メートルのウォルフ火山。
それぞれの火山にはカルデラがあって、カルデラは直径10キロととても大きい。
海だけでなく、山へのトレッキングも楽しめる。

とは言え、いろいろと規制が厳しいガラパゴス。
集落から離れた場所に個人で勝手に行くことは許されない。
トレッキングをするには、ツアーに参加してライセンスをもったガイドとともに行動しないといけない。
ツアー代も高いし、自分たちのペースで楽しめないので、イクエとケンゾーはダイビング以外のツアーには参加しないことに。

ということで、ツアーに参加せずとも散策できる近場へ ♪
あの動物に会えるらしい。

集落から海岸沿いをおよそ500メートルほど歩く。
すると「Arnaldo Tupiza Chamaidan」というトレイルの看板と遊歩道が出てくる。
その遊歩道を北へと歩いていく。

遊歩道の上ではイグアナが日光浴中。

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この遊歩道、池の上に作られている。
その池の色が、なんだかとっても異様。

銅を溶かしたような、地獄湯のような赤茶色。

どうしてこんな色なんだろう。
まさか温泉じゃないだろうけど、火山地帯だからこんな色をしてるのかな。

こんな奇妙な色の池にもイグアナや水鳥たちがいる。

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さらに、わたしの好きなこの動物も。
優雅な出で立ち。
ガラパゴスにもいたのね!

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フラミンゴ♡
フラミンゴはアフリカのナミビアでも見たけれど、こちらのほうがピンクの色が濃くて発色がいい。

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「フラミンゴ」っていう名前はラテン語で「炎」の意味のflammaからきてるんだって。
炎とまではいかないけれど、頭から脚まで濃いピンク。

産まれたばかりのフラミンゴは白色。
だけど、フラミンゴがエサとするものはβカロチンなどが含まれた赤っぽいプランクトンや藻類、エビ。
ピンクのものを食べるから、体がピンクに染まっていくんだって。

この赤茶色の池にはフラミンゴが好きなエサがいっぱいあって、そのエサがフラミンゴの体をこんな色に染め上げていくんだね。

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ちなみに動物園で飼育されているフラミンゴは、赤い色素が添加された飼料を与えられている。
それでピンクの色を維持しているらしい。
人工的な色なんだと思うと、動物園のフラミンゴを見てただ単に「美しい」とは言えなくなる。

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野生のフラミンゴを見ながら、30分ぐらい歩いていく。
木の遊歩道が途切れてこんな道に。
わたしの背丈よりも高い木々が生い茂っている。

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でもそんな光景もつかの間。
こんどは尖った枝をもつ低い木やサボテンがぽつぽつ。
しかも地面は土じゃなくて溶岩。
溶岩からにょきっとサボテンが出ているのが不思議。
よくこんなところで育つなあ。

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このトレイルの先に待っているもの。
それはビジターセンター。
ビジターセンターで会える生き物は、この子たち。

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ゾウガメ

サンタ・クルス島のチャールズ・ダーウィン研究所同様、ここでもゾウガメが飼育されている。
ガラパゴスはいろいろとお金がかかるけれど、ダーウィン研究所もここも入場無料。

昔ガラパゴスはゾウガメにとって生きやすい環境だったけど、外来種が入ってきてガラパゴスの環境も変わってきている。
家畜として島に連れてこられた牛に卵を踏まれたり、赤ちゃんゾウガメが犬なんかに食べられたり。

ガラパゴスのそれぞれの島によっていろんな種類のゾウガメがいたけれど、すでに絶滅したものや絶滅の危機に瀕している種類もいる。

だからここで交尾させて、卵を産ませて大切に育てている。

ほら、ビジターセンターにはこんな看板が。

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残念ながら発情期はすでに終わっていたけれど、4月ぐらいに訪れればここでカメさんたちが子作りに勤しんでいるのを目撃できるらしい。
ビジターセンターには交尾のことを説明するパネルがあって、それによると体の重いゾウガメの交尾はメスにとってはとても大変なので、オスから逃げるメスも多いんだそう。
300キロぐらいのゾウガメもいるから、上に乗られたらたまらない。

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ゾウガメってもちろん甲羅も固そうで重そうだけど、体全体が恐竜みたいで強そう。
よく見ると、手まで甲羅のような模様をしている。

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そんなゾウガメたちの寿命は長い。
100年以上生きるのは珍しくなく、200年なんてものも。

ここには、そんな百何十年も生き続けているゾウガメたちも。
お年寄りのカメたちはほとんど動かず、ぐったりしている。

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あなたたちが産まれたころは日本はまだ明治時代?
その貫禄のある体から、歴史の深さを感じるよ。

ちなみにこのビジターセンターから200メートルほど北に行った先にも湖があって、そこにもたくさんのフラミンゴがいた。

ここイザベラ島に来れば、美しいピンクのフラミンゴに会えますよ♡

海で泳いで、陸を散歩して。
いつもお腹が減っているわたしたち。
毎晩魚料理を食べているけれど、きょうぐらいは別のものを食べることに。
市場へ買い出しへ。

市場といっても、イザベラ島のは「市場」と呼ぶにはふさわしくないくらい小規模。
小さな八百屋さん、肉屋さんが数軒並んでいるだけ。

ちょうど肉屋さんに、捌いたばかりの牛肉が納品されたところだった。

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新鮮な肉を分けてもらって、ビニールに入れてもらう。
手のひらで受け取ると、じんわりと熱が伝わってくる。
体温くらいの温度で、生き物を抱きかかえるときのようなほっとする温度。

さっきまで生きてたんだなあ。

申し訳ないような、ありがたいような、複雑な心境になる。

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宿に戻り、キッチンでビニールから肉を出し、まな板へ。

トオルくんが叫んだ。
「どうして!?
 あったかい!
 どうしてこの肉あったかいんですか!?」

「・・・さっきまで生きていたから。」
「ええっ!
 そっかあ。
 うわー、あったかい。
 あー、そっかあ、あったかい。」

肉を見つめながらずっとつぶやいていた。

トオルくんの驚きをわたしも経験したことがある。
ヨルダンのお肉屋さんで、目の前で鶏がさばかれ、それを受け取ったとき。
日本にいるときは冷蔵されている肉しか買ったことがない。
冷たいはずのものが温かいという驚き。
しかもその温度が、人工的な温かさではなく、じんわりとするほどよい温かさ。
肉のかたまりをもっているのに、生き物を抱いている感覚。

そしてまな板にそれを起き、温かい肉のかたまりに包丁を入れていく。
命を頂くとはこういうことなのか。
無視したいものを突きつけられる感覚。

ガラパゴスでたくさんの動物たちに出会い、癒やされ、楽しませてもらっているわたしたち。

ダイビングやシュノーケルで魚を見て、夜は魚料理を食べている。

ああ、人間って・・・。

温かい肉のかたまりを包丁で一口大に切り、鍋へ。
今夜のメニューは、カレー。
トオルくんがもっていた日本のルーで。

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「あ〜うまい!」
「おいしいねえ。
 おかわりもあるよ。」


複雑だけど・・・
日本から遠く離れたガラパゴスで食べる日本のカレー。
かなしいかな、とてもおいしかった。
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イグアナとサーフィンと中年男

2015.09.05 06:14|エクアドル☞EDIT
うだるような暑さでちょっと夏バテぎみのケンゾーです。
リアルタイムではベネズエラに滞在中なんだけど、とにかく暑い!
いまいるメリダは標高1600mくらいの高原にある街なんだけど、日中は暑くてたまらない。
助かるのは物価が安いこと!
ドルの両替のレートが良くて、物価はいままで訪れた国のなかで断トツの安さになる。
冷たい生絞りジュースが10円、ビールも驚きの10円!
どうなってるんだこの国は!

6つの火山によってできているイザベラ島。
溶岩が冷えて固まった黒いゴツゴツとした岩で島中が覆われている。
引き潮になると白い砂浜よりも黒々とした岩が存在感を増していく。

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潮が引くのに合わせてノソノソと動きはじめるヤツらがいる。
一匹、また一匹とどこからともなく現れては海に向かって歩いていく黒いヤツ。

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アシカと並んでガラパゴス諸島の主役のひとつ、ウミイグアナ

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海に入ると器用に尻尾を使ってスイスイと泳いでいくウミイグアナ。
手足は使わず尻尾を左右にクネクネとさせて泳いでいく。
恐竜のようにゴツい顔をしたイグアナが、真っ青な海を泳いでいるのは不思議な光景。

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彼らがめざしているのは、潮が引いて顔をのぞかせた岩。
食べるのは海藻だけ。
とてもヘルシーなガラパゴスのウミイグアナたち。
潮が引きはじめると、みずみずしくて新鮮な海藻を求めてウミイグアナたちが海を渡りはじめる。

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砂浜に残されたいくつもの足跡(と尻尾跡)。
海藻を求めまさに一直線。

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ウミイグアナの泳ぎと食事シーンを激写しようとカメラを向ける、ちょっと大きなイグアナになりきったつもりのケンゾー。
「なんだコイツ?!」と警戒しながらもクネクネと海を渡っていくウミイグアナたち。

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ときおり来る大波に飲まれながらもムシャムシャと海藻を食べるウミイグアナ。
鋭い爪でがっちりと岩に張り付いてはいるけれど、たまに流されてしまうヤツも。
いくら食べてもまた潮が満ちると新たな海藻が復活。
海藻を食べる脊椎動物は珍しいそうだけど、うまく進化したもんだ。

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絶海の孤島のイースター島もそうだったんだけど、じつはガラパゴスもサーフィンの穴場なんだそう。
顔に似合うかどうかは分からないけど、サーファーという顔も持っているトオルくん。
豪快に打ち寄せる波を前にして体がうずいてきたらしく、2日間ボードを借りることに。
このところ、サーフィンをはじめるという野望を密かに抱きはじめていたケンゾーにチャンス到来。
トオルくんにお願いしてガラパゴスでサーフィン初体験。
この歳で物事に初挑戦するのはちょっとドキドキ。
でもかなりワクワク ♫

トオルくんもそうだったみたいだけど、サーフィンは見よう見まねで体で覚えていくものらしい。
トオル先生の模範演技を見て、いよいよサーフィン初挑戦。
せめて1回くらいはボードの上に立ってみたいけど・・・。

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ガボガボガボッ!!

そう簡単にはいかないよね。
波に飲まれるたびに大量の海水を飲むはめに。
頭の中では華麗に波に乗るイメージができてるんだけどなあ。

悔しい。
パドリングを何度も繰り返しては波に飲まれる。
太ももと乳首のあたりがボードと擦れて痛い。
思った以上にハードなスポーツだ。

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トオルくんにアドバイスしてもらいながらチャレンジすること数十分、なんとか3秒くらい立つことに成功!
あっという間にバランスを崩してまたガボガボッと波に飲み込まれたけど、それでも波に乗れた。
たったの5秒間だけど気持ちがいい!
あの浮遊感にも似た感覚は時間が経った今でもはっきりと覚えている。
波に運ばれている不思議な感覚。
もう一度味わいたくてまた波を待つ。

何度も波に揉まれつつも10回に1回くらいは立てるようになった。
長い時で8秒くらい波に乗ってたかなあ。
まあショボショボだけど、初日にしてはまあまあかな?

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イクエには「これ、ほとんどもう陸地やん!砂地が見えとるし!!」って突っ込まれたけどね。
まあ初めてだしね、波の高い沖合はまだハードルが高いからね。
これで一応、「趣味はサーフィンです」って言える、かな?

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アシカのリーダーになれた日

2015.09.04 06:05|エクアドル☞EDIT
立ち泳ぎがうまくできないイクエです。
運動全般が苦手、もちろん泳ぐのも。
立ち泳ぎも、足を無駄にばたつかせて溺れそうになるし、すぐに体力を消耗する。
何より波が来たら飲み込まれそうで不安。
だから浮き輪は必須アイテム。
でもガラパゴスでは子どもも含め、浮き輪をもっている人がひとりもいなかった。
なぜわたしだけ?

ここガラパゴスのイザベラ島。
この島の住人は、人間、というよりアシカが主役!
我が物顔で好きなところでくつろいでいる。

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近くに人間がいても気にしない。
むしろ、人間のほうがアシカのジャマにならないように気を配る。

ビーチのそばにはベンチがいっぱいあるんだけど、いっつも占領されているんだよね。

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「あんたたち、砂浜の上でいいでしょ」って思うんだけど、砂の上よりも木のベンチのほうがお気に入り。
風通しがいいからかなあ。

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さりげなく空いたスペースに座らせてもらう。
ほんの少しだけ目を開けるアシカ。
とろ~んとした寝ぼけ眼でこっちを確認。
そしてまた夢の世界へ。

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人間が横に座っても気にしない。
それよりも睡魔のほうが勝っちゃうみたいで、すぐにまた寝るアシカたち。

人間用のベンチがいっぱいあるのに、足りない。
アシカ用に100個ぐらいベンチを作ってあげればいいのに。

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ベンチの次に人気の場所がここ。
やっぱり日陰は絶対条件。

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ベンチもボートの下の特等席も獲得できずに、木陰で寝てる子も。
「きをつけ!」の姿勢で、手足をピンとして寝てる。

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そうかと思えば、仲間を枕にして気持ちよさそうに寝てる子も。
アシカ用にふわふわクッションを木陰に置いたら、きっと争奪戦になるね。

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日陰じゃないけれど、ここも人気のお昼寝スポットのひとつ。
泳いで疲れたら、ひょいっと上がって休憩。
ゆらゆらと波に揺れるのが、揺りかごみたいで気持ちいいのかも。

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起きずにじっとしているアシカ。
こんなに間近で観察できる機会はめったにない。

足ってこんなふうになってたんだ。
爪がちゃんと生えてる。

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陸では寝てばっかりのアシカ。
でも水に入ると、ほんとうに楽しそうに全力で遊ぶ。
アシカは遊びの天才。

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とくに子どものアシカたちはやんちゃ、おてんば。
子犬みたいに木の棒をくわえたり、奪い合ったり、投げあったり。
5、6頭で水の中でじゃれあっている。

浅瀬で泳いでいるアシカにそっと近づく。
すると、仲間と思ったのか寄ってくる。
いっしょに潜ったり、泳いだり。

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しばらく仲間に入れてもらって遊び、帰ろうとしたとき。
浮き輪をつけたままバタ足で岸に向かうと、アシカたちがわたしのあとをついてくる!
「そんなついてこられても困るよ」ってバタ足をやめて、その場にとどまるとアシカたちも泳ぐのをやめる。
そしてわたしのまわりをくるくると楽しそうに泳ぐ。
なんなんだ、あんたたちは。
かわいいヤツめ。

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「バイバイ」と言って、ふたたびバタ足で岸へと泳いでいく。
するとまた6頭ぐらいがわたしのあとをついてくる。
なんか自分がアシカになったみたいだ。
アシカのリーダー。

向こうにいるケンゾーが笑って見ている。
ガラパゴスで唯一、浮き輪を使っている人間。
そんな人間がアシカをひきつれている。
はたから見ると、笑える光景だと思う。

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岸辺でぷかぷか楽しそうに浮かんでいるアシカ。
この日は朝の散歩中で、水着を着ていなかったイクエとケンゾー。
でも、あまりにも楽しそうに泳ぐアシカを見ると参戦したくなる。

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ぷか~っと浮かんだり、くるっとまわったり。
仰向けになって、波に身をまかせてみたり。
おもしろうに、ブクブクブクブク~って息を吐いたり。

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ケンゾーのGoProに興味津々。

あなたを撮ってるんですよ~。

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はからずも、このとき黒いワンピースを着ていたイクエ。
アシカとおそろいになってしまった。
やっぱりアシカのリーダー?

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「これできる~?」とでも言いたげに、いろんなポーズを披露してくれるアシカくん。
足をまるめて、手で押さえる。
このポーズ、ケンゾーには難しいみたい。

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ダイビングで海中で泳ぐアシカの群れに遭遇し、大興奮していたイクエとケンゾー。
まさか、海中に潜らなくてもこんなにアシカと遊ぶことができたなんて。
こんなに自然にアシカと遊べるビーチって、世界でほかにある?

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海で遊び、疲れてはお昼寝。
そしてまた遊び。

ここイザベラ島でなら、アシカのような怠惰な日々を過ごすことも許されるよね?
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ペンギンと泳げるイザベラ島

2015.09.03 06:16|エクアドル☞EDIT
人生で2回目のメイド喫茶に行ってきたケンゾーです。
初体験は30歳くらいだったかなあ、妻といっしょに地元の福岡で。
まさか2回目をコロンビアで経験するとは思ってもいなかった。
「和風カフェに行くから」とサプライズのような感じだったんだけど、けっこうクオリティが高くてビックリ。
ネコ耳を付けたメイド姿のかわいいコロンビアーナといっしょに「にゃんにゃん、おいしくな〜れ♡」ってオムライスに魔法をかけて食べました。

貧乏バックパッカーに人気のイザベラ島にやって来たケンゾーとイクエとトオルくん。
つねに観光客で賑わっているサンタ・クルス島のプエルト・アヨラとは打って変わり、静かでのんびりとしたプエルト・ビジャミルの集落。
集落全体がゆる〜い雰囲気に満たされていて、たしかに居心地がいい。

でも、イザベラ島の最大の魅力はのどかな雰囲気なんかじゃない。
この島でのハイライトはなんといってもシュノーケル。
ひたすらシュノーケル三昧の毎日だった。

シュノーケルポイントは港のすぐそば、泊まっているホテルから歩いて15分ほど。
毎日水着姿で、マングローブの上に設置された遊歩道を歩く。
遊歩道の上には昼寝中のアシカがゴロゴロ転がってる。
人間なんかお構いなしに爆睡中。

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なんなの?!このかわいすぎる寝かた!
たまらん、ニヤニヤが止まらない。
こんな幸せそうな寝顔はじめて見たよ。
不覚にも、生まれ変わったらアシカになってもいいとさえ思ったよ。

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遊歩道の先に広がるシュノーケルポイントがこちら!
真っ青な水は透明度抜群で海の底が丸見え。

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お勧めなのは引き潮の時間帯。
水深が浅くなるのでアシカとの距離も自然と縮まる。
好奇心おう盛な若いアシカは手を伸ばせば触れるくらいの距離まで近づいてくる。
寝てるアシカもかわいいけど、楽しそうに泳ぐ姿は100倍かわいい。

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すこし沖の方へ泳いでいくと、砂地の海底に丸くて黒い影をいくつも発見。
岩かな?と思ったけど、よく見たら海ガメたちだった。
こんなにたくさんの海ガメをいっぺんに見たのははじめて。

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こんなに集まってなにしてるんだろう?
潜って見たら、寝てた!
ちゃんと目をつぶるんだね。

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ときおりおもむろに起きて水面に浮上。
プハァっと2、3度息を吸ってふたたび海底へ。
海ガメは肺呼吸なんだと再確認。

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空を飛ぶように軽やかに水中を泳ぐ海ガメ。
もしもどちらかに生まれ変わるとしたら、ゾウガメじゃなくてぜったい海ガメだな。

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まさかシュノーケルでこんなに海ガメを見られるとは思ってもいなかった。
たった1回のシュノーケルで今までダイビングで見てきた以上の海ガメと遭遇。
ガラパゴスシュノーケル恐るべし。

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寒流に囲まれているガラパゴス諸島、赤道直下とはいえ海水は冷たい。
陽が燦々と照りつけているのに泳いでいるとすぐに体が冷えきってしまう。
ブルブル震えながら何度も岩の上で日光浴。
アシカやイグアナの気持ちがよく分かる。

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シュノーケルでいちばんテンションが上がるのは、ガラパゴスペンギンを見つけたとき。
黒いお尻をフリフリさせながら泳ぐうしろ姿に萌える!

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「あ、いたいた!待って〜。」
波に漂うペンギンを見つけては必死にバタ足で追いかけるイクエ。
3ドルで買った浮き輪が大活躍。

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追いかけるとピューッと水中を泳いで逃げていくペンギンが多いんだけど、たまに近づいて来てくれるペンギンも。
よかったね浮き輪ちゃん。

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自由に上陸できるサンタ・クルス島、イザベラ島、サン・クリストバル島のうちペンギンに会えるのはイザベラ島だけ。
この癒しキャラは必見!

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噂通りの素晴らしいイザベラ島でのシュノーケル。
だけどイザベラ島の魅力はまだまだこんなもんじゃない。
あしたは愛らしいアシカたちをたっぷりとお伝えします ♫
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さすが!教会は島の世界観

2015.09.02 06:17|エクアドル☞EDIT
「いったいいつになったら破れたパンツを縫ってくれると!」と夫に口を尖らせて文句を言われたイクエです。
「ほかに縫うものもたまっているし、おととい髪を切ってあげたばかりだし、もうちょっと待ってよ」って言ったら「じゃあもういい!こんなの捨ててやる!!」とまるで子どものようにいじけてトランクスをベッドに投げつけた夫。
どう思います?
わたしは吹き出しましたけどね。
そのあとちゃんと縫ってあげたら「これで帰国までもってくれるかも」とパンツを握りしめて嬉しそうにしていました。

サンタ・クルス島に5日間滞在したイクエとケンゾー。
ダイビングもやったし都会のサンタ・クルス島から田舎の島に移動することに。

目指すはイザベラ島
ガラパゴスでもっとも大きな島だけど人口はサンタ・クルス島よりも少ない2300人。
手つかずの自然が残っていて、ビーチはとても美しく、のんびりムードで「ガラパゴスでイザベラ島がいちばん好きだった」って言う旅人が多い。

イザベラ島はタツノオトシゴのような形に見えない?
実際にタツノオトシゴもいるの。
「タツノオトシゴの島です」ってピーアールしたらいいと思うけど、もったいないなあ。

イザベラ島

サンタ・クルス島からイザベラ島までは毎日船が出ている。
てっきりフェリーの定期便みたいなのがあるのかと思ったらそうじゃない。
小型のスピードボート。
ボートをもっている民間の数社が朝と午後にそれぞれボートを出している。
チケットはそれぞれの船会社や旅行会社で買える。
ひとり30ドルって聞いてたんだけど、朝の便だと25ドルのところもある。
ということで朝の便にすることに。

オンシーズンのときは前日の夕方までに買っておくほうがいいよ。
いっぱいになるから。

わたしたちがチケットを買ったのはこの会社。

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25ドルを1ドルだけまけてくれて、24ドルにしてくれた。
さらに帰りの便のチケットもいっしょに買うなら帰りは23ドルでいいよって言ってくれたんだけど、いつ戻るか決めてなかったしどうせ向こうの島でも安く買えるだろうと思って片道だけ購入。

でも、これは失敗だった。
イザベラ島では朝も夕方もどの会社でも一律30ドルでしかチケットを販売していなかった。
往復で交渉して買っていたほうが安くあがる。

ボートの大きさはどこの船会社もだいたい同じ。
20人以上、ぎゅうぎゅうに詰め込まれる。
これはけっこうつらい。

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このボート、旅人の間では「ゲロ船」と呼ばれていて悪名高い。
狭いし、揺れるし、船酔い必至らしい。
出航前にはみんなにゲロ用のビニール袋が配られた。

たしかに、スピードを出したまま、ボートはぐあんぐあん波を越えていく。
座っていても滑り落ちそうになるときも。
座る位置によっては波しぶきがかかる。

それでもゴードンロックのダイビングのボートに比べたら、何てことはない。

およそ2時間あまり。
イザベラ島が見えてきた!!

サンタ・クルス島よりも海の色が断然きれいだし、それに動物たちでにぎやか。
「動物の楽園」と言うのにふさわしい。

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岩場にいるのは、おびただしい数のガラパゴスアオアシカツオドリ。
人工的にペンキで塗ったような、鮮やかな青い脚は遠くからでも目立つ。

「ペングイン! ペングイ~ン!!」
白人の子どもが叫んでいる。

ペンギン?
いや、あれはペンギンじゃないでしょ。
鳥でしょ。

「ペンギンだ!ペンギンですよ!!
 ケンゾーさん!」

いっしょにいたトオルくんがテンション高めに言う。

えっ?
あのいっぱい浮かんでるのペンギン!?

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ほんとだ~♡
ペンギンだ~♡
かあ♡わあ♡いい~♡

アオアシカツオドリとペンギンが仲良く共存している。

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そして、停泊しているボートの上で気持ちよさそうにお昼寝しているのは・・・。
この子。
君はいつでも幸せそうだね。

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ガラパゴスに飛行機で入国したあと「入島料」なるもの100ドルが徴収されたのに、ここでもまたお金を払わないといけない。
ボートを降りてすぐに支払い場所が。
港の使用料という名目?
ひとり5ドル。
払わないとイザベラ島に入島できないよ。

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サンタ・クルス島は、港の目の前からすぐに街が始まっていたけれど、ここイザベラ島は何もない。
街までは1キロ以上離れている。

流れている空気は、ゆったりのんびり。
沖縄の小さな離島みたい。

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バックパッカーの中ではいちばんイザベラ島が人気がある。
「何もないけど、海がきれいだった〜」
「ゆっくりできて、のんびり歩くのが楽しかった」
「普通に動物と会える」

時間のない短期旅行だと、ツアー会社やお土産屋さんがたくさん並ぶサンタ・クルス島のほうが楽しめるけど、お金はないけど時間はあるバックパッカーならこの島。

うん、旅友たちがイザベラ島に惹かれたのもわかる気がする。
短期の観光客はクルーズ船でこの島を日帰りや1泊で訪れる。

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クルーズ船に寝泊まりする豪華な旅もすてきだろうなと思うけれど、わたしたちみたいにゆったり島時間に身を任せるのもある意味贅沢じゃない?

とはいっても、そのためには宿を確保しないと!
港には客引きがいて、キッチンつき1泊15ドルの宿を勧められた。
この時期ガラパゴスの安宿の相場が15ドルくらいからだから、まあ悪くはない。

でも自分たちで見て、納得のいくところを探したい。

3人で手分けして宿を探すことに。
条件は「1人15ドル以下であること(欲を言えば10ドルくらいで見つけたい)」「使いやすいキッチンがあること」。

サンタ・クルス島よりも訪れる人が少なく、ホテルは超過ぎみ。
部屋はがらがらなのに、15ドルより安いホテルっていうのがなかなか見つからない。

そんななかトオルくんが探してくれたところに決定!

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3人部屋で、もちろん広めのバスルームもついているし、嬉しいことに部屋に冷蔵庫が付いている。
このホテルは贅沢な造りで、わたしたちの部屋のほかにもうひとつベッド1台の部屋があるだけ。
客室が2つしかないのに、キッチンや広めのダイニングルームがあり、ほぼ独占してその共用スペースを使うことができる。

石けんやタオルもトイレットペーパーももちろんくれるよ。
連泊するから値引きをお願いして、お値段ひとり1泊11ドル!

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ダブルベッド1台、シングル2台の部屋なので最高4人まで泊まれる。
オーナーのおじさんも穏やかで優しい人、この宿もおすすめ。
「HOSPEDAJE LA CASA DE JOEL」

ガラパゴスでは、いい宿にめぐり会えてるなあ♡

この宿のすぐ隣は、島で1位2位を争うほどの大型スーパー。
「大型スーパー」というのは、あくまでもこの島での話。
通常で言えば「こじんまりした個人商店」レベル。
食べ物、飲み物、日用品、ひととおりの物はそろうけれど、日本のコンビニの品揃えには到底かなわない。

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ガラパゴスに来てからというもの、毎晩魚ばかりを食べているわたしたち。
とくにわたしと年齢が同じトオルくんは「毎日刺身が食べたい!」と言う刺身好き。
でも残念なことにイザベラ島には魚市場がない!

個人商店には冷凍庫があって、探せば冷凍の魚は買うことができる。
種類はとても少ない。

わたしたちは新鮮な魚を食べたい!

どうして新鮮な魚が売ってないの?
島民は魚を買わないの?
食べないの?

考えてみれば、福岡に「玄界島」という成人男性のほぼ100パーセントが漁師である離島がある。
そこには魚屋がない。
だって、魚をわざわざ買う必要がないから。
自分で釣れるし、釣れない日も親戚や友だちにもらえるから。

きっとこの島でもそうだよ。

宿のオーナーに「凍ってない魚を買える場所はありますか?」って聞いたら「じゃあここに持ってきてもらおう」と知り合いに電話をかけてくれた。

「きょうは3種類の魚があるんだって。
 どれにする?」

「じゃあ、赤味1キロと白身1キロでお願いします。」
「8ドルだけど、タクシー代を上乗せして10ドルでいい?」
「ええ、お願いします!」

タクシー代を上乗せしても、値段は商店の冷凍魚よりも安い。

タクシーが届けてくれるのを宿で待っていたら、自転車に乗った親子が登場。
漁師のおじちゃんが息子を連れて直接届けにきてくれた。

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タクシー代って言うか、運び賃だね。
でもわたしたちが商店に買いに行くよりも安いからそこは気にしない。

10ドルを直接手渡し、新鮮なお魚ゲット♡
これでこの島でも毎日お刺身が食べられる。
赤味はカツオじゃなくてマグロ。

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魚市場のないイザベラ島。
集落はとても小さい。
集落のまんなかにあるのが、教会。

真っ白な壁。
波模様の屋根。
海に囲まれた島にふさわしい教会。

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室内もとてもシンプル。
きらびやかではない。
でも、この教会はガラパゴスの世界観で満たされている。

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祭壇には十字架に磔にされて血を流したイエスではなく、空を飛んでいるようなイエス。
このイザベラ島を上空から見守っているかのよう。

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背景の壁画はまさにこのイザベラ島。
港でわたしたちが見たアオアシカツオドリとペンギンも。

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それに、イグアナやグンカンドリ。
真っ青な海、美しい木々、そこで幸せそうに生きる動物たち。
ガラパゴス自体が、まさに天国みたいな場所。

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そしてなぜか祭壇の床には、大きなゾウガメの木の置物。
イエスとともに、こちらを見守っている。

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普通なら、花模様や聖人、聖書にそった話がモチーフにされているステンドグラス。
でも、ここのステンドグラスは違う。

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イザベラ島に生息するアオアシカツオドリやフラミンゴ。
イグアナにゾウガメ。

動物と共存しているこの島の人たち。
動物や島への愛で満たされている教会。

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楽園のようなこのイザベラ島に身を任せ、のんびりゆったり、ひとときの島ライフを過ごすとしよう。
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ゾウガメの悲劇

2015.09.01 05:41|エクアドル☞EDIT
妻に「先に逝くのと後に残されるの、選べるとしたらどっちがいい?」と聞かれたので「そりゃもちろん先に死ぬほうがいいやろ。残されたら寂しいやん。」と即答したケンゾーです。
そう答えたら「ええー、男ってやっぱりそうなんだ!」と驚かれてこっちがビックリ。
「え?残るほうがいいん?」と尋ねると「そりゃあねえ、夫のいない新しい人生が送れるというか、自由に好きなように時間を使えるというか、ねえ。」・・・ねえじゃないよ!
妻は「世の中の妻はみんなそうだと思うけど」って言ってたけど、そうなの?!みんなそんなに抑圧された結婚生活を送ってるの?結婚ってなんなんだよ!
熟年離婚を突きつけられないように、妻の顔色を伺いながら生きていこうと決めた結婚8年目です。

1835年、イギリス海軍の測量船ビーグル号で博物学者として従事していたイギリス人チャールズ・ダーウィンがガラパゴス諸島に上陸。
最初は地質学の研究に興味を持っていたチャールズ青年。
本来は生物学者ではなく、地質学者。
けれどすぐにガラパゴスで見られる生物の多様性に感銘を受け、動物たちの観察に没頭。
ガラパゴス諸島を訪れて24年後、『種の起源』を発表し進化論を提唱、生物学界に衝撃を与えることに。

「ダーウィン=進化論」というイメージが強いけれど、たとえ進化論を発表しなかったとしても生物学史上に名を残すほどの研究成果をいくつも成し遂げているんだそう。
フジツボや鳩、珊瑚礁からミミズまでダーウィンの研究分野は幅広い。
73歳で亡くなる前年までミミズの本を執筆していたというから、根っからの研究者だったダーウィン。

ここサンタ・クルス島にはそんな研究者スピリットが綿々と受け継がれているダーウィン研究所がある。
施設内ではゾウガメの保護と飼育を行なっていて無料で見学をすることができる。
動物の楽園と呼ばれるガラパゴス諸島だけれど、ほぼ全域が国立公園で自由な立ち入りが制限されているため、野生のゾウガメに遭遇する可能性はかなり低い。
この研究所はゾウガメを見ることができる貴重な場所。

生息している島ごとに微妙な違いがあるガラパゴスのゾウガメ。
施設内ではそれぞれの島ごと、さらには年齢ごとに分けて飼育されているけれど、素人には違いが分からない。
背中にマジックで番号が振られているのがかわいい。

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若いゾウガメはかなり活発的。
シャカシャカ動いてムシャムシャ葉っぱを食べている。
ちょっと意外。

「カメってこんなに速く歩けるんだ。
 あっちこっち動き回るんだね。」

イクエがびっくり。

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これがもっと歳を取って大きくなると動くスピードが激減。
ズリズリとお腹を地面に擦らせながらえっちらおっちら。
大きな甲羅が見るからに重そう。

ゾウガメは体重の約3割を甲羅が占めるそうなので、体重60kgの人間ならつねに25.5kgの荷物を背負っているようなもの。
いつも重いバックパックを背負ってるからゾウガメの気持ちはよく分かる、そりゃ動きが鈍くなるはずだよ。

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ゾウガメを観察していると、「なにやってんの!」というシーンをよく見る。
体が重くてあまり動きたくないからなのか、目的地まで一直線で移動しようとするんだよね。
たとえそこに他のゾウガメがいようともまったくお構いなし。
かといって他のゾウガメが動いて場所を譲るなんてことはしない。
じゃあどうするか?

強引にゾウガメを乗り越えていくんだよ。
短い脚をバタバタさせ必死にもがきながら乗り越えていくゾウガメ。
強引!!

甲羅の当たるゴトッ、ゴトッと大きな音が鳴り響く。

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ちょっと横にずれるだけですんなり移動できるのに、なんでわざわざ苦労する方を選ぶかねえ。
猪突猛進ならぬ亀突猛進!
でも、こうして横から見ると、意外と脚長いんやね。

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島ごとの違いは甲羅に現れている。
おもに丸いドーム型、前部が反っている鞍型、そして中間型と3つに分かれている。
背の低い下草が生えた島のゾウガメは首を上にあげなくても草が食べられるのでドーム型。
下草がなくて上に生えた草やサボテンを食べないといけない島のゾウガメは首を上げるときに甲羅が邪魔にならない鞍型になってるんだって。

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天敵となる動物がおらず、まさにゾウガメたちの楽園だったガラパゴス諸島。
けれど今からおよそ500年前に人間が足を踏み入れたときからゾウガメたちの悲劇がはじまることに。
動きが遅くかんたんに捕まえることができるゾウガメは船乗りや海賊たちの格好の食料となった。
ゾウガメの肉は甘くてかなり美味なんだそう。

時代が移り変わっても続くゾウガメの受難。
1800年代になると多くの捕鯨船がガラパゴスに押し寄せた。
捕鯨船の乗組員たちにとって格好の食料になったのはまたしてもゾウガメたち。
わずか30年の間に10万頭以上のゾウガメが殺されたとも言われている。

捕鯨が下火になってからもゾウガメたちに安泰のときは訪れなかった。
ガラパゴス諸島に人々が住み着くようになった1800年代の後半から、新たな敵がゾウガメたちを襲いだした。
人間が島に持ち込んだ犬や豚、ネズミなどはゾウガメの卵や仔ガメを食べ、馬や牛、ヤギやヒツジなどはゾウガメのエサとなる草を食べ尽してしまうことに。

さらに近年になると、希少な油を摂るために殺されるゾウガメたちも。
こうして歴史を振り返ると、ゾウガメたちの天敵は悲しいことに人間だったことがよく分かる。

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ダーウィンが島に上陸した当時は15種類の亜種が存在したそうだけど、現在確認されているのは11種類。
途方もない時間をかけて進化を遂げてきたゾウガメたち。
わずか500年の間に少なくとも4種類が絶滅してしまった。

「ロンサム・ジョージ(ひとりぼっちのジョージ)」。
そう呼ばれていた、ピンタ島最後のゾウガメも2012年にダーウィン研究所で息を引き取り絶滅してしまった。
人間の欲のために絶滅の危機に瀕している生き物は年々増えている。
進化の過程を経て誕生したはずの人類だけど、はたして本当に「進化」したのか?

ダーウィン研究所にはゾウガメ以外にもリクイグアナを見ることができる。
グアヤキルで見かけたグリーンイグアナとは違って黄色い体色、より恐竜っぽい。
このリクイグアナも食用として乱獲され数が激減しているんだそう。

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ちょっとブルーになったけれど、気を取り直してビーチへ。
プエルト・アヨラの中心からおよそ3kmのところにあるトルトゥーガ・ベイ
ここには真っ白な砂浜が目に眩しいきれいなビーチがある。

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ビーチで日光浴しているのはビキニ姿の美女、ではなくウミイグアナたち。
あまり近づき過ぎると、鼻から海水を噴き出して威嚇してくる。

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海水浴を楽しんでいると、続々と沖の方から黒い物体が泳いでくる。
岩場で食事を終え日光浴をしようと浜辺をめざしているイグアナたちだった。
手足は使わず尻尾だけを左右に振って器用に泳いでいる。

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並んで泳ぐことに成功したイクエ。
浜辺に向かって健気に泳ぐ姿はかわいい。

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陸に上がったとたんに可愛げが半減するんだけどね。
サンタ・クルス島で出会った動物たちをムービーにまとめたのでこちらもどうぞ。

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まずはウミイグアナに接近、いっしょに泳ぐことに成功したケンゾーとイクエ。
つぎはどの動物と泳げるかな。
さらなる触れ合いを求めてイザベラ島へ移動することに。

そこで待っていたのは・・・。
これこそ動物の楽園だ!
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