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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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スタンプだらけ パスポートのページを増やそう

2015.02.28 05:47|ザンビア☞EDIT
念願のニベアのクリームを買ったイクエです。
ケンゾーと兼用で使ってます。
旅行をしてから夫婦ともにシワが多くなったので、少しでもなくなれば・・・。
効果はいかに!?

マラウイで1日多く不法滞在してしまったイクエとケンゾー。
賄賂を渡した女性警官に「もうマラウイには二度と来れないわよ」と言われたけれど、言われなくてももう来ることはないと思う。
日本とマラウイって遠いもんね。
といってもマラウイはすごーくいい国なんだよ。

「さようなら、マラウイ。」

マラウイからザンビアに入国。

「こんにちは、ザンビア。」

ここからは乗合いタクシーでバスターミナルへ。
ひとり15クワチャ(約300円)。

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途中、ザンビアクワチャがないからATMでおろしたいというと「だったら運賃1.5倍ね」とドライバーに言われた。
すると同乗者のおばちゃんがドライバーに「何あんたケチなこと言ってるの。ちょっとそこの銀行に寄ってあげるくらいいいじゃないの!」と抗議。
おばちゃんのひとことで寄ってくれた。

きょうはいっきにバスでザンビアの首都のルサカを目指す。
ほんとうはマラウイの首都のリロングウェから直通バスに乗る予定だったけどきょうはあいにくの運休日。
だから自分たちでここまできた。
ここからルサカ行きのバスを探さないと。

ルサカ

でもすんなりとはいかない。
きょうのルサカ行きの大型バスはすでに出発済み。
この街で一晩明かさないといけないのかあ・・・。

でも、ルサカに行く小型バスがまだ出発していなくて乗れるみたい。
大型バスよりも頼りないし、きっとスピードは出ない。
ルサカまで何時間かかるんだろう。
周りの人に聞くと「大型バスと1時間くらいしか変わらない」と言う人もいるし「3時間くらい違う」と言う人もいる。
3時間くらいの差だったらいいけど、それ以上だと夜に着いちゃうからあまり気は進まないけど、乗るしかないかな。

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運賃を聞くと大型バスと変わらない。
それはひどいよ。
このクオリティーだし、ノロノロ運転だろうし。
言い値150クワチャを130クワチャ(約2600円)に値下げしてもらって乗車。
(あとでわかったけど150クワチャ(約3000円)で乗ってる人もいれば、100クワチャ(約2000円)以下で乗ってる人も。いいかげんだなあ。)

乗ったはいいけどなかなか出発しない。
待つってだけで疲れる。

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もちろん補助席が埋まるまで出発しない。
それどころか、補助席がいっぱいになっても出発しない。

右側に2席、補助席を挟んで左側に1席。
なのでふつうは一列に4人乗ることになる。
だけど運転手は一列に5人乗せないと気が済まないらしい。
前と後ろの間隔も狭いのに、窮屈すぎるよぉ。

2時間以上が経ち、ようやく出発。
スムーズに行っても日暮れ直前にしか着かない。
願うのは、バスがスピードを出してトラブルもなく走ってくれること!
頼みますよ。

でも予想外だったことが・・・。

マラウイよりもかなり発展しているはずのザンビア。
なのに、道が未舗装!!
がくんがくんバスは揺れるし、定員オーバーで隣の人と密着して暑いし、のろいし。
不快指数MAX。

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「もうちょっとで舗装された道になるはず」
「次の街こそは」
「あと少しの我慢」。

そう自分に言い聞かせてなんとか耐えるけど、道はいっこうに良くならない。
太陽が空高くのぼり、気温がじわじわと上がっていく。
車内の温度も高くなり、汗がじっとり。
みんな密着しているから余計暑いし、狭い車内に詰め込まれているので息苦しい。

だけどなかなか窓を開けられない。
というのも未舗装なので前に車が走っていたら砂埃が一帯を包み込む。
景色も楽しめないし、苦痛以外の何ものでもない移動。

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「景色を楽しめない」と言ったけど、ほとんど同じ光景。
何もない。
たまに集落があるくらい。

電気がない家々。
ザンビアもマラウイとそれほど変わらないのかもしれない。

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舗装された道になることはない。
バスはあいかわらずスピードを出せない。
予定よりもかなり時間がかかっている。

ケンゾーとGPSでバスの現在地を確認しては、ため息をつく。

「うわあ、まだここか。」
「これ、今日中に着かんかも。」

日がどっぷりくれたところでトイレ休憩。
夜風にあたり、ほてった体を冷やす。

ここまでがんばった自分たちにご褒美のコーラ。
少しだけ喉を潤したけど、たっぷりたまった疲労がなくなるわけじゃない。

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上の写真のバスの後ろについている白いキャリアー。
これもバスがスピードを出せない原因のひとつ。
バスが狭いので客の荷物が入らず、このキャリアーに大量の荷物を載せてひっぱりながら走る。
飛行場で乗客のトランクやバッグを載せて運ぶようなやつ。

ここまででバスに乗ってからすでに9時間経過。

途中からどんどん乗客が降りていってバスがすいてくるかなと期待していたけど、まったく逆の展開に。
首都のルサカに近づけば近づくほど、新たな客が乗ってくる。
立っている人もでてきて、車内はムンムン。

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でも「これもアフリカ旅の醍醐味だ」って自分に言い聞かせる。
こういうことがたまにあるから「今自分たちはアフリカを旅している」ことを感じることができる。
久しぶりの「旅してる感」。
これも悪くない。

舗装された道になり、バスは首都のルサカに着いた。
「え!? なにあの施設。」
「うっわ、ちゃんとしたホテルがある。」

「めちゃくちゃ都会やん!
 電気がすごい。」

「でも、なんかがっかり。
 普通の都会やん。」


「ここアフリカじゃないね。」
「こんなにきつい思いしてたどり着いたのが、こんなただの都会って。」

これまで見てきたマラウイとはまったく違う街の光景に、わたしたちは驚くとともにアフリカらしさがないので失望を感じていた。

バスターミナルに着いたのは深夜12時。
13時間以上バスに乗りっぱなし。
アフリカの国は、首都の治安が良くないところが多い。
ここルサカも安全とは言えないと思う。

どうやってホテルに移動するか。
ホテルまでは2キロ弱。
バスターミナルにはタクシーの客引きがいる。
でも、こんな深夜にターミナルで待っているタクシーのドライバーを信用していいものかどうか。
かといって人通りがないなか、歩くのも怖い。

迷ったけど、結局歩くことにした。

周りを警戒しながら足早に。
車や人がいたら、ぱっと離れる。
建物の隅に引き込まれそうなところには近づかない。
神経を尖らせて、いろんなところを見回しながら早歩きする。

胸がドキドキする。
息も荒くなって、ようやく宿を発見。
わたしたちが行きたかったところとは違うけれど、これ以上ウロウロしたくない。

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ドミトリーもあってひとり60クワチャ(約1200円)。

朝6時前にマラウイのリロングウェのホテルを出て、18時間以上。
日が変わってしまった。
その間ビスケット以外食べていない。
お腹はペコペコ。
でも食堂もスーパーも開いていない。

キッチンを使わせてもらえることになった。
温かいものが食べたい。
しかも簡単にできるもの。

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わたしたちには秘蔵の品があった。
それは、マラウイの協力隊員のむっちゃんがくれたもの!
ありがとう、むっちゃん!!

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マルタイの豚骨ラーメン!!
わたしたちが慣れ親しんだ味。
ソウルフード。

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こんなときに食べるラーメンは格別だね。
あっという間にたいらげてしまった。

きのうは真っ暗でよくわからなかったルサカの街。
明るくなって街に出てみた。
きのうはほとんど車も通っていなかったけど、昼間はたくさんの車。
車線もたくさんあって信号があって、整然と車が通行している。
この秩序、先進国?
いままでの国とは違う。
街路樹まである。

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大きなショッピングセンターのパーキングにもたくさんの車。
ショッピングセンターに入っているのはケンタッキーや大型スーパー、カフェやブランドファッションの店など。
こぎたない格好をしている自分たちが急に恥ずかしくなる。

(アフリカ旅を終えた今感じるのは、マラウイから南西の国はかなり発展していたということ。
ザンビア、ボツワナ、ナミビア、南アフリカ・・・。
物価も高くてわたしたちがもっていたアフリカのイメージとはかけ離れていた。)

それでもここルサカに来るまでにバスから見た農村の集落は原始的で水も電気もないようなところだったし、この国は貧富の差がとても大きいのかもしれない。
物価はとても高く、貧しい人たちにとってはとても生きにくい国だと思う。

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わたしが「この街、発展してるなあ」って感じるポイントは看板広告があること。
電化製品や日用品、通信会社やテレビ番組の宣伝が街にあふれている。
人々に購買意欲があり、それくらいのお金をもっている人たちがいる。

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そんな看板のなかに、こんな変わったものを発見。
ベッドに横たわる夫。
見つめる妻。

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「あなたの連れがどうだか知らない?
 きょう調べましょう」


これはザンビアの保健省などが出している広告。
HIV感染のテストをすることを奨励している。

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ザンビアではHIVの感染率が12パーセントぐらいと言われている。
数人にひとりがHIV感染者。
アフリカ全体でもそうだけど、けっしてエイズは珍しいものではなく、自分や自分のまわりの人も感染する可能性は非常に高い。

昼ごはんの時間。
さて、どこで食べようか。
ショッピングセンターに入ってる店は高くて行く気がしない。

さっき路上でたっぷりの油で大量の鶏肉を揚げている店があった。
美味しい匂いが漂っていたし、お客さんも多いみたいだったし。

衛生的な不安はあるけれど、揚げたての新鮮な鶏肉を食べられそう。

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店の前には6つの鍋が並べられている。
中に入っているのは鶏肉や魚の唐揚げや煮込み料理。
指して注文。

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このお店のチョイスは、大正解だった。
トマトベースの鶏肉も魚の唐揚げもやわらかくて香ばしくておいしい!
一皿10クワチャ(約200円)。

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さらにセットになったシマ(トウモロコシの粉を練った主食。別名「ウガリ」)がいける!
これまでシマをおいしいと思ったことは一度もないし、数口食べたら飽きて残してたんだけどアフリカに来てはじめての完食。
パサパサしてないし、ほどよいもっちり具合でアツアツ。
シマはアフリカの国の中でザンビアがいちばんおいしいかも。

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わたしたちにはザンビアでやらないといけないことがあった。
それはパスポートの増補!!

「増補」なんて言葉、日常会話では使わないよね。
増補っていうのは、パスポートのスタンプを押されるページを増やすこと。

長期で旅行しているといっぱいスタンプを押されて余白がなくなっていく。
ビザが必要な国では、1ページ丸々使ってビザを貼られる。

余白が残り少なくなってきたわたしたちは、出入国のたびに「ゲゲ!こんな真ん中にスタンプ押された!もったいない」とか「このスペースに押してくれればムダがないのに!」とか「ビザで1ページ取られた!」とか「ここの国のスタンプ、でか過ぎだよ!」なんていつも不満を言い合っていた。
普通、旅行をしているとたくさんスタンプがたまっていくことがうれしいはずなのに、その逆になりつつあった。

パスポートのページを増やすことは日本大使館でやってもらえる。
大使館によってかかる日数や値段が違う。

もっと安いところもあったんだけど、できるときにやっておかないといけないのでザンビアでやることにした。

ザンビアの日本大使館ってちっちゃそうだなあ。
どこかの雑居ビルの1室かもなあ。

そう思ってたらぜんぜん違った。
塀に囲まれている敷地はかなり広い。
なかなかこんな大きな日本大使館ってないんじゃない?

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ちょうどこのときは日本の総選挙の時期。
大使館では在外投票が行なわれていた。
日本の投票所みたいについ立てのある机が置かれていて、ザンビア在住の日本人の有権者が投票していた。
受付の大使館の日本人職員が、日本人の有権者に日本語で説明して投票用紙を渡す。
なんか、こんなところで日本を感じて不思議な気分になった。

ちなみにイクエとケンゾーには投票の権利はない。
3か月以上そこに住んでいないとダメだから、わたしたちみたいに各地を転々としているのは有権者でなくてただの放浪者。

投票を放棄しているから「日本の政治はだめだ」とか「与党が・・・」とかあまり文句を言える立場ではほんとはないんだよね・・・。
すみません。

パスポートの増補は1週間くらいかかるかなって思ったんだけど、なんと即日でできるらしい。
値段は139クワチャ(約2780円)。

大使館の職員の人には「あんたたち、なんでそんな長いこと放浪してるの?ちゃんと働きなさい」なんてことは言われなかった。
かわりに聞かれたのは「西アフリカには行かれましたか?これからエボラの蔓延している国に行く予定はありますか?」ってこと。
「はい」って答えたら止められるのかもね。

増補は、職員が手作業でやっているのかけっこう味わいのあるつくりになった。
緑の糸でページが綴られている。

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たまに増補したパスポートは海外で偽造パスポートと勘違いされることもあるらしい。
モンゴルで出会った旅好きの日本人はそれが嫌で、10年間のじゃなくてわざわざ5年間の青色パスポートをもち、こまめに作り直していた。

追加されたのは40ページ。
かなり厚くなってしまったけど、これからは気兼ねなくスタンプを押してもらえる。

帰国までにあといくつスタンプがたまるかな。
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旅したタンザニア・マラウイ こんな国

2015.02.27 06:30|アフリカ☞EDIT
タンザニアには11/8~11/20まで12泊13日、マラウィには11/20〜12/4まで14泊15日滞在しました。
タンザニアではまったく観光することはなく、各地の協力隊員と食べて飲んでお喋りする毎日を過ごし、マラウイではゆったりのんびりとした雰囲気が居心地良く、まさかのオーバーステイをしてしまいました。
そんなタンザニアとマラウイの旅を振り返ります。

◇旅の費用はいくら?

タンザニアとマラウイでいくら使ったのか発表します。

タンザニア 
交通費  224,100シリング
外食費  138,800シリング
フード・ドリンク  77,200シリング
宿泊費  30,000シリング
観光費  0シリング
雑費  24,000シリング

合計  494,100シリング=約34,587円(1シリング=0.07円)
約2,882円/1日2人で

安!!
13日間でホテルに泊まったのは3度だけ、観光もまったくしてないのでアジア並みの低出費。
滞在したのは旅人があまり行かないマイナーな街だし、サファリなどもしていないのでまったく参考にならない。

マラウイ 
交通費  48,200クワチャ
外食費  26,070クワチャ+20ドル
フード・ドリンク  29,739クワチャ
宿泊費  17,000クワチャ+30ドル
観光費  2,000クワチャ+70ドル
雑費  14,520クワチャ

合計  137,529クワチャ+120ドル=約47,382円(1クワチャ=0.25円)
約3,384円/1日2人で

マラウイは食費も交通費もなんでも安い。
とくにこれといった観光スポットはないけれど、のんびりまったりとアフリカ旅の疲れを癒やすのに最適な国。
マラウイ以南、以西の国は物価が跳ね上がるのでマラウイでリッチな気分を味わっていたほうがいいかも。


◇移動手段はこうでした

「タンザニアのバス移動は地獄」と聞いていたけれど、実際にはそこまで過酷ではなかった。
思い返すと、いちばんハードだったのはルワンダ国境近くのベナコからムワンザへの移動。
ワゴンだったんだけど、オフロードをアホみたいなスピードでかっ飛ばしていったので腰と首にかかる負担がひどかった。
タンザニアの長距離バスは通路にも人を乗せてパンパン状態で走るので圧迫感がある。
通路に立ったまま乗ってる人もいるので、そうなったら地獄かも。

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マラウイの移動はほかのアフリカの国と比べると平和そのもの。
道も舗装されているし、常識はずれに詰め込まれることもない。
ウガンダもそうだったけど、バスが停車するたびにアグレッシブな売り子たちがいろいろなものを売りにくる。
移動しながらローカルフードを楽しむのもおもしろい。

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ケンゾーとイクエがマラウイを旅した時期はマンゴーの季節。
子どもたちが自分たちで採ったマンゴーをバケツにてんこ盛りにして小遣い稼ぎ。
小振りだけど25個くらいで200クワチャ(約50円)と激安。
マラウイの移動中はおいしいマンゴーを食べて、歯に挟まった繊維を必死に取ることが定番になった。

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◇こんなお宿に泊まりました

タンザニアでもマラウイでも海外協力隊員の家にお世話になっていたのでほとんどホテルには泊まっていない。

タンザニアではいわゆる観光地じゃなくて地方都市に行ったけど、宿がなくて困ることはなかった。
ただし観光地じゃないので、バックパッカーが泊まるようなWi-Fiつきの快適なゲストハウスはほとんどない。
セミダブルがぽつんとあるだけの連れ込み宿のようなところや、いわゆる安宿。
宿代はふたりで5000シリングから15000シリング(約350円〜1050円)くらい。

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マラウイでは穴場的なゲストハウスでくつろぎのひとときを過ごすことができた。
ひとつはマラウイ湖に面したカタベイにある「ビッグ・ブルー・バックパッカーズ」。
ドミトリーもあるほか湖畔に建つロッジもすてき、Wi-Fiもあり。
ロッジでひとり3000クワチャ(約750円)。

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窓からはマラウイ湖が見える。
釣りをしたり洗濯をしたり泳いだり。
マラウイ人のほほえましい生活を垣間見るのも楽しい。

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もうひとつおすすめなのがサファリができる国立公園そばの「リウォンデ・サファリキャンプ」。
電気もないところだけど夜はキャンドルでライトアップされて非日常を味わえる。
ドミトリーはひとり15ドル。

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くつろぎスペースもあって、運がよければここからゾウやイボイノシシ、サルが見られる。
リウォンデの市街地からは少し遠いので自転車タクシーを利用するといい。
事前に連絡していれば、車での無料送迎サービスも。

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◇これが一番うまかった!

タンザニア
ケンゾー 「ムワンザの家庭料理」
ムワンザでお世話になった協力隊員のしらまりちゃん。
彼女のお隣さんで同じ病院で働いている同僚の大家族から夕食に誘ってもらった。
明るくてかわいい子どもたちと遊んだ後に食べるお母さん手作りの夕食は格別。

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すぐそばのビクトリア湖で獲れた魚のフライとポテトとライスというシンプルなメニューだけど、カラッと揚がった魚は皮はカリッと白身はホクホクで美味しかった。

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イクエ 「ミッチーの大学の学食定食」
ミッチーが教える大学で食べた学食はレベルが高かった。
一皿2500シリング(約180円)。
タンザニア料理ってウガリと魚、ウガリと肉、のセットくらいしかイメージできなかったけどこんなにも種類が豊富なんだって思いました。
ココナッツカレーみたいなもの、オクラや煮干しを使った料理。
味付けも抜群。
ミッチーはお昼はだいたいここで食べているそう。
ほかの隊員たちが同じレパートリーの貧しい食生活を送っているなか、ミッチーは恵まれている。
あれだったらわたしも3日に1回くらいは食べていいなあ。

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あとね「CASTLE MILK STOUT」っていう黒ビールがものすごくおいしい。
コクと少しの甘み、そしてクリーミーな泡。
アイルランドのバーで飲んだギネスを思い出させる味。
タンザニアに関わらず、周辺国でも飲めますよ。
かつてドイツの植民地だった東アフリカはビールが美味しいんだよ。

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マラウイ
ケンゾー 「チープなローカル料理」
マラウイは物価が安い。
外食しても財布に優しいのが嬉しい。
ただ、メニューを選択する楽しみは期待しないほうがいい。
メインはチキンかビーフかヤギ肉を煮込んだもの、それにライスかシマ(ウガリ)をチョイスする。
バラカで食べたチキンの煮込みは1200クワチャ(約300円)。
どんどん値段が上がっていっているそうだけど、これだけのボリュームで300円。

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マラウイ湖畔の街では魚もポピュラー。
肉ばかりだと飽きるので魚が食べられると嬉しい。
カタベイで食べた焼き魚の定食は700クワチャ(約180円)。
安くて美味くて言うことなし!

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イクエ 「バスで買うマンゴー」
バスに乗っていると子どもたちがその辺の木から採ったマンゴーを破格の値段で大量に売りつけにくる。
野生のマンゴーだから味は期待してなかったんだけど、意外と甘くておいしかった。
安いので一日何個も大量食い。
ただし繊維が多いので、食べたあとは歯の隙間に入った筋を歯ブラシやデンタルフロス、爪楊枝を駆使して取り出さないといけない。

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◇おすすめ!!一番良かった場所

タンザニア
ケンゾー 「ミッチーのいるホンボロ村」
技術大学でパソコンを教えているミッチーが住んでいるのは、街からバスで1時間離れたホンボロという小さな村。
ここにたどり着くまでの景色が素晴らしい。
どこまでも赤い大地が広がり、ニョキニョキと大きなバオバブの木が群生している。
とてもアフリカらしい景色。

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豪邸だけど水が出ないミッチーの家から見える景色ものどかでいい。
ぼーっとこの景色を眺めてるだけで気持ちが安らぐ。

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イクエ 「イリンガ」
これといった観光地に行かず、隊員とひたすら楽しんだタンザニア。
地方都市や田舎しか見なかったけど、そのなかでもイリンガはちょうどよい街の規模で街歩きが楽しくて、経由地として寄るならおすすめ。
キリマンジャロのふもとの街「モシ」をコンパクトにした感じだと言われているらしい。
おいしいシェイクやスイーツを出すカフェやかわいいクラフトショップ、手話カフェなどすてきなくつろぎの場所がいっぱいあるよ。

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あと、イリンガで見る紅葉もきれいだったなあ。

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マラウイ
ケンゾー 「カタベイ」
マラウイで数少ないリゾート地。
リゾート地とは言っても街は小さく、地元の人々のローカルな街にお邪魔する感じ。
太陽の光を反射しキラキラと輝くマラウイ湖。
スッポンポンで浜辺で水遊びをする子どもたちと洗濯をするお母さん。
手作りの釣り竿で魚を狙う男の子。
マラウイの人々の日常の風景を眺めながらビールを飲む、これ最高。

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イクエ 「リウォンデ国立公園とロッジ」
サファリが楽しめるリウォンデ国立公園。
ライオンやヒョウなどの肉食動物は期待できないけれど、25USドルくらいで手軽にサファリが楽しめる。
ボートで川からカバやゾウを見るボートサファリも同じくらいの値段でできる。
国立公園近くのロッジにも動物たちが遊びに来るので、癒しとワクワクを満喫できる場所。

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◇ふらり ゆるり タンザニア・マラウイの感想は?

タンザニア
ケンゾー
新しくできた楽しい友人たちと毎日食べて飲んで笑った、以上!
なにも観光せず毎日彼らといっしょに過ごしたので、タンザニアの記憶=友人たち。
みんな協力隊員でもないただの旅人を快く受け入れてくれて、あっという間に打ち解けていっしょに笑い合うことができた。
みんなありがとう。
帰国した隊員はおつかれさま、任期中のみんなは体に気をつけてタンザニアライフを楽しんで!

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イクエ
ハネムーンがタンザニアだったイクエとケンゾー。
ハネムーンのときはザンジバル島に行ったり(そこでケンゾーが結婚指輪をなくしたり)ダルエスサラームに行ったりしたので、今回はただ通過するつもりでした。
トランジットビザをとってたぶん4日間くらいで抜けるだろうなって思ってたのに、楽しい隊員のみんなに囲まれてあっという間に2週間近く経ってしまいました。
観光地ではなく、飾らないタンザニアの日常に触れられたことがよかったです。

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マラウイ
ケンゾー
マラウイではリラックスした日々を過ごすことができた。
マラウイ人は穏やかでのんびりとしている。
ぼったくられることもないし、不愉快な思いをすることもほとんどない。
国全体がほわ〜んとした雰囲気に包まれているのでとても居心地がいい。
マイナーであまり立ち寄る旅人も少ないけれどもったいない。
物価も安いし、マラウイでアフリカ旅の疲れを癒やすのはいいと思う。
ただし、居心地が良過ぎてオーバーステイしないように!

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イクエ
アフリカの最貧国と言われるマラウイ。
たしかに弥生時代のような家が並んでいたり電気も水もない家も多いけれど、みんな悲壮感を感じさせない。
これはバングラデシュでも感じたこと。
貧しくても人々は穏やかで外国人にも優しく、笑顔で幸せに暮らしている。
殺伐とした日本社会でストレスフルで生活している社会人の人にはとくにおすすめです。
なんにもない国だけど、きっとリラックス、リフレッシュ&パワーチャージして帰国できること間違いなし。

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やっちまった!マラウイで法を犯してしまった

2015.02.26 06:19|マラウイ☞EDIT
数日間手のひらに刺さったトゲで不快な思いをしていたケンゾーです。
ものすごく痛いという訳ではないけど、チクチク気になって仕方がない。
我慢できなくなって、さっきカッターで切開して毛抜きで抜いたら拍子抜けするほど細くて小さなトゲだった。
妻に大げさ!って笑われてしまったよ。

生まれてはじめて「ゾウが恐い」と思った衝撃的な一夜を過ごしたケンゾーとイクエ。
それでも、ここアフリカでしか体験できないシチュエーションにテンションが上がる。
もっとゾウを間近に見るためにサファリに参加することに。

メジャーなケニアやタンザニアと比べてマイナーなマラウイでは破格の値段でサファリが楽しめる。
このロッジでは1人25USドル。
あまりの安さに「ほんとに動物見られるのかなあ」とちょっと心配。

ゾウにひっくり返されたから車がない!って言われたらどうしようとチラッと思ったけど、ちゃんとしたサファリカーが登場。
おお、いいねいいね。
サファリっぽくてテンション上がるよ。

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参加するのは、自分のレンタカーの隣に止めていた車がゾウにひっくり返されるという人生で一度きりのスリルを味わった女の子とケンゾーとイクエ。
これにドライバーとガイドの5人でサファリスタート!

ギシギシ、ミシミシ、いまにも底が抜けそうな頼りない橋を渡って国立公園の入口へ。
ツアー料金とは別に国立公園の入場料1人10USドルが必要。

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木が生い茂る林の中をゆっくりと進んでいく。
ファーストコンタクトはどの動物かな?
ぜったいに見逃すまいとキョロキョロと前後左右に視線を送る。

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あ!なにかいた!
黒くて赤いへんなヤツ!

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これはアフリカクロトキ
体長は1m近くあるんじゃないかな、けっこうデカい。
黒い羽を広げてまっ赤な顔が目の前に飛んで来たら怖いよね。

次は鳥じゃなくて動物がいいなあ。
ワクワクしながら林を進んでいく。

細い木ばかりの林の中で主のように存在感抜群なバオバブの木。
そんなバオバブの木の幹だけ皮が剥ぎ取られたように傷ついている。

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古い傷に混じってまだ真新しい傷跡も。
見るからに痛々しい。

この傷の正体はゾウ。
バオバブは樹皮と幹に大量の水分を蓄えている。
大きな木だと10トンもの水分を含んでいるんだそう。
乾期になると水に飢えたゾウが樹皮を剥ぎ取って食べたり、幹に穴を空けたりするんだって。
樹皮はとても硬いけれど、中はスポンジのように柔らかくて大量の水を含んでいる。
喉があまりにも渇き過ぎて、バオバブを押し倒すゾウもいるんだそう。
穏やかでのんびりしてるイメージのゾウだけど、けっこう気性が荒いんだ。

象の大群に出会うことを願いながらさらに奥地へと進んでいく。
しばらくすると、サファリ定番の動物が見えてきた。
肉食動物に食べられる、か弱い草食動物の代表、インパラ

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尻尾とお尻の両脇についている黒い筋が川の字みたいでかわいい。
みんな同じ顔にしか見えないけど、子どもは自分のお母さんをすぐに見分けられるのかな。

じっとこちらを見つめているのはウォーターバック
お尻をぐるりと取り囲む白くて丸い模様が特徴的。

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ダーツの的みたいでおもしろいね。
肉食獣がお尻めがけてガブッと食いついてきそう。

林を抜けるとだだっ広い草原に出た。
遠くにゴマのような黒いものが点在している。
望遠レンズを覗くと正体が判明。
待望のゾウの大群だった。

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親子ゾウがたくさんいる。
すごい、大群だ!
でも遠い!!
近くまで行きたいけど、これ以上は進入禁止。
う~ん、これだったらロッジのほうが近くで見られるよ。

よく見るとゾウと至近距離のところに現地人がいる。
あそこまで行けたら迫力満点のゾウを見られるのになあ。

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後ろ髪を引かれながらゾウの大群にお別れすると、別の大群に遭遇。
横たわって休んでいるのはバッファロー
これは近い。

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近すぎるのかノソノソと立ち上がって警戒する素振りを見せるやつも出てきた。
いかつい顔でじっとこちらを見ている。

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牛科の動物だけどなかなか気性が荒いバッファロー。
ライオンに襲われた仲間を集団で助け出すという男気に溢れた動物でもある。
「復讐」という概念を持っていて、やられたらやり返す、かなりデンジャラスな奴ら。

横になってモグモグと口を動かしているバッファロー。
そんな長時間眺めているほど面白みもない。
時間も限られているし早く次の動物を探しに移動したいんだけど、なぜかドライバーの青年とガイドのおっちゃんがバッファローに食いついている。
2人して双眼鏡を取り出してバッファローをガン見。

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客の3人はもう飽きちゃってるんだけど、まったく動こうとしないドライバーとガイド。
しまいには、ガイドのおっちゃんが手を出してまるで飼い犬を呼ぶようにバッファローに「おいでおいで」をしはじめた!

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いやいや、勘弁してよ!
なんでわざわざデンジャラスなバッファローを刺激するのさ!

車とバッファローの距離は20mくらい、けっこう近い。
案の定、おっちゃんのかけ声に刺激されて次々とバッファローが立ち上がる!
やばいよ、顔がなんか怒ってるよ!

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笑いながら「彼らはとてもデンジャラスなんだよ」と言うおっちゃん。
そんなん知っとるわ!

満足したのかやっとバッファロー達から離れていく。
ふーっと息を漏らしながら3人で苦笑い。
そんな人間達を凝視する家族が1組。

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イクエが大好きなイボイノシシ
イノシシは短足なイメージがあるけれど、こうして見るとけっこう足が長くてスマート。
この足を活かして時速50kmで走れるんだって。

大きな鹿のような動物が車の前を横切っていく。
クドゥという鹿の一種。
角の生えていないメスはなんだかちょっと間抜けに見える。

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視線を感じて周囲の木を見上げると、目つきの鋭い鳥を発見。
これ何ていうタカだろう。
獲物を見つけたのか音もなくしなやかに飛び立った。

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ハンティングに失敗したのか、そもそも獲物なんかいなかったのか分からないけど何も掴まずに飛び去って行った。
ちなみに、外見がそっくりなタカとワシ。
ほとんど生物学上の違いはなく、大型のものをワシ、比較的小型のものをタカと呼んでいるんだそう。

そういえば、ケンゾーの地元福岡のソフトバンクホークスの監督が秋山さんから工藤さんに変わっててビックリ。
いつの間にかメジャーから松坂も加入してるし、相変らず豪華な顔ぶれ。
今年もがんばれ若鷹軍団!

こんな感じでの〜んびりとした感じでサファリは終了。
リウォンデ国立公園には肉食動物はいないので派手さはない。
ボートサファリに参加するとカバやワニを見ることができるみたい。
けっきょく今日のハイライトは、ガイドのおっちゃんが興奮させたバッファローの鼻息が荒くなったことかな?

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ゆる〜いサファリを楽しんでロッジに戻ると、ゾウにひっくり返されたオーナーの車が元に戻ってた。
ガソリン臭い匂いが残ってる以外は、パッと見ただけでは轟音を立ててひっくり返されたとは思えない。
さすが日本車。

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これでケンゾーとイクエのマラウイの旅は終了。
首都のリロングウェに戻って1泊、翌日となりのザンビアへ入国し首都のルサカをめざすことに。

ルサカ

リウォンデからリロングウェまでのバスは1人3000クワチャ(約750円)。
フレンドリーで穏やかで人のいいマラウイ人と、のどかなマラウイの景色ともさよならだ。

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リロングウェのバスターミナル前にあるバス・トイレ、冷蔵庫つきの1泊5000クワチャ(約1250円)の宿でマラウイ最後の夜を過ごす。

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ほんとはリロングウェからザンビアのルサカまで直通の国際バスに乗るつもりだったケンゾーとイクエ。
だけど毎日は運行してなくて、残念なことにこの日は運休。
これ以上リロングウェに滞在する理由がないので、ローカルバスを乗り継いでルサカまで移動することに決定。
このときはまだ、これがこの旅でいちばん辛い移動になるとは思いもしてなかった・・・。

翌朝、長い長い一日がはじまる。
まずはザンビアとの国境まで乗合いワゴンで移動する。
朝6時にワゴン乗り場へ。

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国境にいちばん近いのはムチンジという街。
街からボーダーまでは14kmほど距離がある。
客引きのおっちゃんに何度も「ボーダーまで行く?」って確認して「行くよ」って言うから、ボーダーまで1人2300クワチャ(約580円)を払ってワゴンに乗車。

けれどこれが失敗だった。
よくあることだけど、乗合いワゴンはムチンジまで。
ボーダーまでワゴン乗り場で待ち構えているタクシーに乗り換えて行かないといけない。

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もちろんボーダーまでの料金を払っているのでタクシー代は払わなくていいんだけど、ワゴンのドライバーがタクシー代を水増ししていたことが発覚。
すったもんだの末少し取り戻したんだけど、ムチンジまでの料金を払って乗合いワゴンに乗り、ボーダーまで自分でタクシーを捕まえたほうが安くすむ。

気を取り直してマラウイ側のイミグレーションへ。
イミグレーションの前には両替商の男たち。
余ったマラウィクワチャを両替してもらおう。
レートを確認する。

「先にイミグレーション行ってから、あとで両替してもらうよ。」
「わかった。ここで待ってるよ。」

男たちに見守られながらイミグレーションの建物へ。
ここでふたりが予想もしていなかった事態が発生。

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いつもの国境越えと同じように、まずはケンゾーがパスポートを提出。
とくに問題なくガチャンとスタンプが押されて返却されるパスポート。

つづいてイクエ。
ガチャンと押され・・・。
返却され・・・ないパスポート。

係員がイクエのパスポートをじーっと見つめている。
「なんだよ!早くしてくれよ!」
じれったいケンゾーとイクエ。

係員から予想外の一言が。
「オフィスの中に入って来なさい」

ええー、なんで?!
スタンプ押したやん!
バスを乗り継がないといけないから時間がないのに!

ぶーぶー言いながらオフィスの中へ。
「なに?
 俺たちただのツーリストだよ。
 スタンプ押したんだから早くパスポート返してよ!」


オフィスにいたのはおばちゃんの警察官。
「あんたたち、マラウイで何してたの?」
「だからあ、ツーリストだって言ってるでしょ。
 観光してたに決まってるやん!」


そう文句を言うケンゾーとイクエに、これまた予想外の一言を言い放つおばちゃん。
「あなたたち、昨日までしかマラウイに滞在できないのに、
 きょう一日何してたの?」


へ?
昨日までしか滞在できないってどういうこと?
きっとこの時、ふたりとも口をぽかーんと開けて間抜けな顔してただろうなあ。

「あなたたちはマラウイに2週間しか滞在できないのよ。
 どうして今マラウイにいるの?」


2週間?
あっ!!
サーッと血の気が引いていく。
そういえば、入国スタンプの下に『14days 』って書かれた記憶が!
頭の中で何度数えなおしても今日は入国して15日目だ。
やっちまったー!!

日本人はマラウイ入国にビザは必要ないけれど、2週間しか滞在できない。
入国するときは1週間くらいでザンビアに抜けるつもりだったのでまったく気にも留めてなかった。
生まれてはじめてオーバーステイをしてしまったケンゾーとイクエ。

数え間違えてました、ごめんなさい!
打って変わって低姿勢で謝るケンゾーとイクエ。
けれど「もう、しょうがないわね」とはならない。

「今すぐリロングウェに戻って裁判所に出頭しないといけないわね。」

1日のオーバーステイで裁判所?
そんな話聞いたことない。

「日本大使館に連絡するのでちょっと待ってください。」
「大使館?
 それはダメよ。」

「どうして?
 電話するくらいの権利はあるでしょ?
 どうしたらいいか聞くからちょっと待って。」

ノー!! 電話なんかさせない!!

「でも日本とマラウィの問題だから、聞かないと!」
「日本は関係ない。わたしたちとあなたたちの問題。」

大使館に電話するとは言ったものの、電話番号を知らないふたり。
ノーとは言ったものの、ダメな理由を言わないおばちゃん警察官。
こう着状態がしばらくつづく。

「リロングウェまで行かなくても、ここでお金を払えばいいわ。
 レシートは渡せないけどね。」


つまり、これは賄賂の要求か?
躊躇していると、ほかの現地人の男性も中に入ってきてお金を渡して何やら交渉している。
男性のもってきたお金が少額だったのか、警察官はつっぱねて、男性は出直した。
ここではこんなことが日常茶飯事なのだろう。

賄賂なんて払いたくないけど、日本大使館にも連絡できないしほかに方法がない。

「レシートください。」
「ダメ、レシートはあげられない。
 裁判所に出頭させるわよ。」


「いくら払えばいいんですか?」
「2人で2万クワチャね。」

5000円?高!!
マラウイの物価を考えたら高過ぎだよ。

「料金表を見せてください。
 ほんとうに2万クワチャかどうか確かめたいです。」

「ない!」

「もうザンビアに行くから1万しかないんですけど。」
「・・・いいわ、1万で。
 そのかわり、もう2度とマラウイには入国できないわよ。」


はあ、2500円は痛いけど、お金で解決できてよかった。
お金を払ってやっとパスポートが手元に戻ってきた。
一安心してちょっと言ってみた。

「そのお金、みんなのポケットに入るんだよね?
 よかったね、これで豪華なランチが食べられるね。」

「そんなことないわ、これは政府のお金よ。」
「でもレシートがないんだよね。
 よかったね、美味しいランチが食べられて。」

「・・・そうね。」

ニヤッと笑うおばちゃん。

イミグレーションを出ると、両替商の男たちが待っていた。
イミグレーションのオフィスの中へ連れて行かれたのを男たちは見ていた。
なにがあったのかなんとなく分かった様子だった。

「両替、できなくなったよ。
 お金を全部取られちゃった!
 ノーマネー!」


ゲラゲラと笑う両替商たち。

まさか最後の最後にこんなハプニングが待っているとは。
マイナーなアフリカの小国マラウイが忘れられない国になったよ。
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ゾウの襲撃におびえるゲストハウス

2015.02.25 06:12|マラウイ☞EDIT
そろそろ歯ブラシを買い替えたいイクエです。
今まで使ってた歯ブラシが古くなったので、ホテルに置いてあった使い捨ての歯ブラシを代わりに使ってるんですが、歯の色がくすんできて・・・。
歯ブラシの大切さを痛感しているところです。

マラウィのテレビ局で活動する大先輩のじゅんさんに別れを告げて、次に向かうのはゾンバ
ゾンバには、リロングウェのかつろうくんの家でいっしょにご飯を食べたむっちゃんがいる。

ゾンバ

そう、わたしたちがリロングウェにいたときはむっちゃんはリロングウェにいた。
そして今、ゾンバ。
新人隊員のむっちゃんは、首都リロングウェで研修中だった。
派遣先の受け入れ態勢が整ったので、むっちゃんはようやく今週自分の任地のゾンバへと引っ越したのだった。
きょうは赴任先の学校へ、はじめての出勤日。
仕事帰りのういういしい姿のむっちゃん、待ち合わせ場所に登場!

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むっちゃんの活動内容は、先生の先生。
つまり、学校の先生に指導の仕方などを教えるのが任務。
もちろんマラウィにも先生はいるけれど、日本のように充実した教育内容や指導要綱などが確立されていない。
ただ教科書の内容をひたすら黒板に書いていき、生徒はそれを必死にノートに写して終わり、という授業が多い。
手を挙げて答えさせたり、生徒にディスカッションさせたり、実験させたり、何かを作らせたり研究させたり、というのがほとんどない。
日本の大学で教育について学んだむっちゃんたちが、マラウィの学校現場に新しい風を吹かせられたらいいね。

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リロングウェのかつろうくんの家でもむっちゃんは手作りの和菓子をもってきてくれていた。
だからむっちゃんが料理上手だってことは知っている。

「きょうはカレーでいいですか?」
「もちろん!」

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むっちゃんの家は繁華街から数キロ離れている。
相乗りタクシーに乗って、そこからさらに住宅街を歩いていく。
住みはじめたばかりのむっちゃん。
新しく越してきた日本人に近所の子たちも興味津々。

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実はむっちゃん、ほかの同期隊員よりも赴任地への引越しが数週間遅れていた。
というのも、むっちゃんが住む家がなくて建設中だったから。
普通はもとからある家を借りるんだけど、適当な家がなかったんだって。
できたばかりの家がこちら。
見た目はかなり大きい。

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けれどできたばかりのこの家にはけっこう不備がある。
マラリア対策をしないといけないのに網戸がない。
窓を閉めっぱなしの生活じゃ暑すぎて眠れない。
そこでむっちゃんは自分でベッドにつける蚊帳を買って、それを切って窓の外から張り付けて網戸代わりにするという対策をとっていた。

引っ越したばかりなのに、アフリカのかわいい布をカーテン代わりにしたり、壁に必要なものをぶらさげたり。
工夫して上手に暮らしている。

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ちなみに上の写真の左下のオーブンが、マラウィ隊員では主流。
オーブンの上にふたつの電気コンロがついている。
これ一台である程度の料理ができる。

むっちゃん特製、カレーライスのできあがり!!
もちろん使っているのは日本のルー。

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日本のサバ缶を使ったスープや、本格イタリアンソースを使ったボテトとナスのオーブン焼きなどおいしいものを作ってくれた。
隊員たちってほんとうに料理上手。

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「これ、旅のお供に♡」

日本から送ってもらったマルタイの九州豚骨「棒ラーメン」までプレゼントしてくれた。
むっちゃんだってこれからのアフリカ生活は長いのに、貴重なものをありがとう。

むっちゃんはアフリカに日本の食材やシャンプーなどの日用品を大量に送ってもらっている。
でも日本からアフリカまでの輸送費は高い。
輸送費は重さで決まるので、シャンプーや石けん、塩など送ってもらってたんだけど4万円オーバーになることも。
輸送費を含めて考えると100円の味塩や牛乳石けんが1000円以上の価値になったりする。
安心できる日本の製品が恋しいけど、輸送費を考えるとそうはいってられないね。

任務終了まであと2年近くあるけど、がんばれ、むっちゃん!

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マラウィの旅もそろそろ終わり。
このまま出国しようかとも思ってたけど、せっかくなので観光らしいことをすることに。
リウォンデ国立公園というところで手軽にサファリが楽しめるらしい。

リウォンデ

あまり情報がないものの、行ったらなんとかなるかなーと思ってバスでリウォンデに向かう。
途中、段ボール箱を大事そうに抱えた、いかつい若者2人組が乗ってきた。
わたしたちの後ろの席に座った。
しばらくすると、トントントン、と肩をたたかれた。

「ねえ、これ、好き?」

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大きな手のひらにはかわいいハムスター。
そのことにも驚かされたけど、そのギャップのほうに驚いた。

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「うん、好きって言うか・・・。
 うん好きだよ。」


段ボール箱の中には何匹ものハムスターたち。
親子もいる。

自分で育てたらしい。
これから出荷しにでも行くのかな。

「これ、食べるの?」って聞いたら、大きくうなずいた。
「おいしいの?」って聞いたら、また大きくうなずいた。

ハムスターなんてほんとうに食べるのかなあ。

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バスはリウォンデのバスターミナルに着いた。
ここからどうしようかなあ。
悩んでいたら自転車タクシーに囲まれた。

「どこに行くの?」
「まあ、ホテルなんだけど。」
「どこの?」
「安いところ。
 サファリがしたいからツアーをやってるところがいいな。」

「じゃあ、リウォンデ サファリ キャンプだよ。」

普段わたしたちはこういうのについて行かないんだけど、情報がないから彼らに頼るしかない。
値切って500クワチャ(約125円)でそこまで連れて行ってもらうことにした。
(あとで知ったけど、このホテルに電話すれば無料送迎してくれるらしい)

マラウィの物価で考えれば500クワチャは少し高い。
でも彼らは「10キロ以上あるから」という。
10キロは言い過ぎだけど、たしかにどんどん奥地に入っていく。

自転車なので、上り坂になると荷台から降ろされて歩かされる。

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マラウィの自転車タクシーは客を乗せる荷台にふかふかのシートが付いて、さらに客用のハンドルまでついている。
アフリカの自転車タクシーのなかではいちばんレベルが高い。

自転車は車が通らないような小さな集落を抜けていく。
いったいどんなところにゲストハウスがあるんだろう。

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到着したサファリキャンプは、いくつも木が生えた広い敷地にロッジやテントが点在していてロケーションはすごくいい。

森の中にはしっかりした常設テントがあり、木にはハンモック。
テントの中にはベッドがある。

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でもけっこう高い。
だけどバックパッカーのためにドミトリーがあるからだいじょうぶ。
ドミトリーは15USドル。

ドミトリーは、大きなバオバブの下にある建物。

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とってもすてきなドミトリー。
ドミトリーなのに2段ベッドじゃない。
開放的で、余裕のあるベッドの配置。
シーツもかわいい。
ちゃんと蚊帳もついている。

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結局ほかにドミトリーの宿泊者が来なかったから、この広々としたドミトリーをふたりじめ。
贅沢な気分。

さらにこのゲストハウスには癒やしスポットがある。

大きなブランコの椅子があったり。

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はしごのような階段を登っていくと、展望台があったり。

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たまにここからゾウの群れも見られるんだって。
遭遇できるといいなあ。

「きのうはゾウの大群が来たんだよ。
 でも危ないからね。」


宿のスタッフが言った。
たしかに大きなゾウがここまでやってきたら大変だけど、今夜も来てほしいなあ。

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ゾウの大きな糞が転がっている。

ゾウは朝か夜に出没するんだって。

まだゾウが来る気配はないけれど、敷地内にはいろんな動物が遊びにやって来る。

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わたしの大好きなイボイノシシ!
このブサカワがたまんないよ♡
とくに子どものイボイノシシは動きがコミカルでかわいい。

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「近づいたら、あぶないよ!
 注意して。」


フンガァ~、フンガァ~、と威嚇するお母さん。
こわっ!

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トイレの屋根にはたくさんのオサルさん。
洗面台のところには、赤ちゃんをお腹に抱いたお母さんザルも。

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オーナーはヨーロッパから移り住んでいる、ちょいワルな感じの男性。
(たしか、スイスかオランダ出身だったかな。)
ゲストハウスは自然を生かしたワイルドなつくりだけど、使いやすくてセンスがいい。

バーもある。
リキュールやウイスキーがずらりと並んでいてセルフサービス。
ノートが置いてあって会計は自己申告制。

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ゲストハウスをはじめて数年しか経ってないのだそう。
まだ建設中のところもある。
レンガと藁で丁寧に作っていっている。

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ここには電気もガスもない。
でも、そんな生活もたまにはいい。

自分で料理をしたければ、木の枝を拾って火をおこす。

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レストランもあるから料理を注文することもできる。
すべて薪で料理するから、時間はかかる。

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電気もないし、パソコンもできない。
まわりにお店もないからとくに何もすることがない。
だけど、バオバブの木と空がきれいでぼーっと眺めていても飽きない。

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そろそろ陽が沈むころ。
もしゾウが来るなら、まもなくじゃない?
展望台に登ってみた。

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太陽はもう落ちようとしている。
アフリカで見る夕陽は格別。
昔から変わることのない大地と太陽。

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するとそこにー。

ガサッ、ガサッ、ガサッ。
ノッシ、ノッシ、ノッシ。


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ゾウの大群がやってきた。
大きな大人のゾウも、小さな赤ちゃんゾウも。
例年ならもう雨期を迎えるころなんだけど、今年はいっこうに雨が降らない。
暑くて乾燥した天気がずっと続いている。
温暖化の影響かもしれないとスタッフが言っていた。

食べるものがなくなったゾウたちが仕方なく集落までやって来ているのだそう。
ゾウはマンゴーが好きなんだって。

展望台で息を殺して見ていたら、ゾウはわたしたちのゲストハウスにまでやってきた。

「危ないから近づかないで!
 それとカメラのフラッシュでゾウが興奮する。
 ぜったいにフラッシュはダメだよ!」

ゾウたちがすぐそこにいる!

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ゲストハウスの敷地内の木をムシャムシャ食べている。
ちょっと怖くなってドミトリーに逃げ込む。
暗くてシルエットしか見えないけれど、ゾウの足音とムシャムシャムシャという音がずっと聞こえている。

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電気がないゲストハウス。
夜はキャンドルでライトアップされる。
バスルームも、ドミトリーの入口も、レストランも。

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ディナーはレストランでとることにした。
分厚くて柔らかいステーキは8USドルでおいしかったなあ。

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星が空を飾り、風が木々を揺らして音を奏でる。

そしてー。

ガサッ、ガサッ。
ノッシ、ノッシ。
ムシャ、ムシャ。


そして、「シッ!!」と追い払うスタッフの声。

寝ているすぐそこの木のところにゾウがいる。
暗くて気配しかわからないから余計怖い。

ゾウがここに入ってきたら、どうしよう。
不安になりながらも、ふかふかのベッドで眠りについた。

突然、睡眠を妨害された。

シッ!
ガサ!


ガシャ!ガッシャ~ン!!
パオ、パオ~~ン!!!


ノシノシノシ・・・。

「なに?!
 なにがあった?」


絶対にゾウの仕業に決まっている。

「ちょっと、見てくる!」
「あぶないよ、ケンゾー!!」

ケンゾーが懐中電灯をもって外に出ていった。

「たいへんなことになっとる!!!」

興奮してケンゾーが帰ってきた。

「ゾウが車を・・・・!」
ケンゾーから話を聞いて、夜が開けるのを待った。

ガソリンの匂いが漂っている。
朝になって駐車場に行くと・・・。

え!!

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どうなってるの!?

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被害者はオーナー。
とめていた車を見事にひっくり返されている!

いつもセミヌード、クールなちょいワルオーナーもタバコを片手に苦笑い。
「自動車保険は適用されないね。」

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夜中、ゲストハウスを荒らしに来たゾウ。
スタッフが石を投げつけたら怒り狂ったゾウが急にこの車をドーンとひっくり返したんだって。
横にずらすとか、横倒しにするとかならわかるけど、上下ひっくりかえすって・・・。
どれだけの怪力!?

オーナーが言った。
「スタッフがゾウの追い払い方を知らなかったんだ。
 大きな石をぶつけたらダメなんだ。
 小石をいくつか投げて追い払わないとね。」


朝もゾウたちは集落にやってきた。
集落からはゾウを追い払う村人たちの大きな声が聞こえてくる。
先日は、村人の家が破壊されたんだって。

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このゲストハウスにはキャンプサイトもあって自前のテントを張ることもできる。
小さなテントでひとりで寝ていた女性の宿泊者は、ゾウがいつ襲ってくるか気が気じゃなくて眠れなかったそう。
しかも彼女はレンタカーで旅していた。
オーナーの車の横に止めていた彼女の車は無事だったけど、彼女の車が被害に遭ってもおかしくなかった。
彼女はここに2泊する予定だったけど、1泊に切り上げ。

このゲストハウスはすてきだしゾウが間近で見られるけど、襲われたくはないもんね。
わたしも彼女と同じ状況だったらそうしたと思う。

といってもゾウが好きなイクエとケンゾー。
サファリカーでゾウの大群に会いに行くことにした。
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業界の大先輩にマラウイで遭遇

2015.02.24 05:59|マラウイ☞EDIT
肉三昧の次に海鮮三昧の日々を送っているケンゾーです。
肉は世界中どこでも食べられるけど、新鮮な魚はなかなか食べられない。
日本中どこでも美味しい魚介類が食べられる日本は素晴らしい国だなあ。

ほかの隊員から過小評価されているバラカ隊員にさよならを告げて次の街へ。
泊めてもらったゴジの家の前で乗合いワゴンを拾う。
ゴジ、2年間おつかれさま!

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ケンゾーとイクエがめざしているのは、バラカからさらに南下したところにあるブランタイアという街。
リロングウェに移るまで首都が置かれていたマラウイ第2の都市。

ブランタイア

ワゴンはいくつもの小さな町に止まり客の乗り降りを繰り返す。
ある町で3人の男性が自転車を囲んでなにやら奮闘しているのを目撃。
何か黒い物体を自転車の荷台に縛り付けようと悪戦苦闘。
ときおり黒い物体が動いているような気もするけど、気のせいかな?

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気のせいじゃなかった。
黒い物体の正体は、丸々と太った黒豚。
足をバタバタさせて悲鳴をあげ続ける豚。
生きてる豚を自転車で運ぶ、じつにマラウイらしい光景。
ドナドナド~ナ~ ド~ナ~♪

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ブランタイアでも協力隊員にお世話になることになってるんだけど、ちょっと、というかかなり緊張気味のケンゾー。
じつはこれから会うのは、同じ協力隊員でも「青年」ではなく「シニア」隊員。
しかも職業は元テレビマン。
年齢はまだ分からないんだけど、40歳以上がシニア隊員として派遣されるので先輩であることに間違いはない。

このシニア隊員の方はかつろうくんの家で会った教師隊員むっちゃんの同期。
ケンゾーとイクエがテレビ業界で働いていたことを知って「あ、わたしの同期のじゅんちゃんは元テレビ局で働いてた人ですよ!会いに行ったらいいじゃないですか!」と紹介してくれたのだった。

「あ、そうなんだ。
 何歳くらいの人?
 テレビ局で何やってたか知ってる?」

「退職して派遣されたから60歳くらいだと思いますよ。
 仕事は、何て言ってたかなあ、ディレクターだったかなあ。」

「えっ!?ディレクター?!
 プロデューサーじゃなくて?
 その歳でディレクターって、聞いたことないよ。
 現場にこだわりすぎやろ。」


新卒のむっちゃんが「じゅんちゃん、じゅんちゃん」と呼んでたのでシニアとは言ってもケンゾーとあまり変わらない年齢なのかなと思ってたのに、まさかの60歳。
しかも、局長クラスでもおかしくない年齢なのに現場のディレクター?

「じゅんちゃん(大先輩だけど)は北海道なんだよね?
 まさか『水曜どうでしょう』のディレクターとかじゃないよね?」

「ああ!そうそう!
 『水曜どうでしょう』って言ってた!」


ええー!本当?
それは信じられないなあ。
だって『水曜どうでしょう』のディレクターってデジカメ(小さいカメラ)をもっていろんなところに移動してかなり体力使うし過酷だよ。
若手じゃないと無理だと思うけど。

業界の大先輩のところに電話1本で押し掛けることになっちゃったよ。
図々しく泊めてもらうことをお願いしたけど、申し訳ないな。

およそ3時間でブランタイアに到着。
バスターミナルからじゅんさんに電話をして待ち合わせ場所までの行き方を教えてもらう。
けれどここで痛恨のミス!
教えられた道とは逆方向に行ってしまって道に迷ってしまった。
しかも携帯のチャージが無くなってこっちから電話がかけられない!

大先輩からのコールバックを待たないといけない。
冷や汗が背中をツーッと流れていく。

「うっわ、ヤバ!
 ディレクターって時間にシビアやし、体育会系やけんね。
 ブチ切れしとったらどうしよう。」

汗をダラダラ流しながら必死に小走りで待ち合わせ場所へ。
「お待たせして申し訳ありません!」
もちろんじゅんさんは怒ることなくふたりを出迎えてくれた。

じゅんさんの家は市街地から離れた閑静な住宅街にある。
まわりは敷地が広く見るからにお金持ちそうな立派な家ばかり。
「青年」と「シニア」では待遇に様々な違いがある。
住宅もそのひとつ。
じゅんさんの家も立派なアパートメントの一室。

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広々としたリビングダイニング、液晶テレビにエアコンまで。
まるでホテルのようなバスルーム完備のゲストルーム。

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セキュリティシステムも万全。
「絶対に押したらダメ!」と言われた各部屋にある警報ボタンを押すと、完全武装した警備員が駆けつけて来るらしい。

じゅんさんは「水曜どうでしょう」で有名な北海道の某テレビ局で働いていた。
でも「水曜どうでしょう」のディレクターというのはむっちゃんの勘違い。
本来はテレビ局にとって重要な無線免許を持ったテレビ技術者。
技術畑一筋かと思ったら、報道や制作に配属されていたこともある。
テレビのことを知りつくしている大先輩であることに間違いはない。

そんな大先輩が夕食を準備してくれることに。
「いいから、いいから。
 かんたんにチャチャッとするだけだから。」

すみません、恐縮です!

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大先輩がチャチャッと作ってくれたのは、冷凍のシーフードミックスを使ったパスタ。
そんな貴重な食材を・・・恐縮です!

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テレビ局に勤めているときから協力隊に参加したいと考えていたじゅんさん。
3度目の応募で見事に合格。
2年間のマラウイでの単身赴任生活をはじめたばかり。

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翌朝、大先輩に朝ごはんまで用意してもらった。
何から何まで恐縮です!

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じゅんさんが派遣されているのはMBCというマラウイ国営放送局。
毎朝やって来るお迎えの車にケンゾーとイクエも乗せてもらってテレビ局へ。
はたしてアフリカの小国マラウイの国営テレビ局はどれくらいのレベルなのか・・・。

緑に囲まれた社屋は2階建て。
パッと見で「ああ・・」と声が漏れてしまった。
福岡にあるケーブルテレビ局と比べてもかなり小さい。

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この国営放送局でのじゅんさんの任務は放送機器のデジタル化のサポート。
日本でも数年前に地上波がアナログからデジタルに完全移行したけれど、じゅんさんが関わるデジタル化はまったく別物。
放送技術に関してはケンゾーも素人なので詳しくは分からないけど、テレビ局内のシステムをデジタル化するんだそう。

日本のテレビ局の第一線でバリバリ働いてきたじゅんさんに局内を案内してもらう。
建物中はテレビ局と言うよりは田舎の町役場といった感じ。
いままで働いてきたテレビ局とはぜんぜん違うだろうから、最初じゅんさんも戸惑っただろうなあ。

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まず案内してもらったのは「スタジオサブ」。
スタジオに設置されているカメラからの映像を切り替えたり、編集したVTRを再生したり、テロップを挿入したり、カメラマンやADなどにインカムで指示を与えたりと番組制作の要の場所。
ちょうど生放送をしているところだった。

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うん、一応それっぽい。
まるで学校の放送室のように小規模だけど、マルチスクリーンが設置されていてサブって感じはする。
でもね、番組を制作するうえでいちばん大事な時間の管理がアバウトすぎる。
サブにある唯一の時計が家庭で使うのと同じ壁掛け時計って、ありえないよ。

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べつに数分遅れて番組が始まろうが構わないんだって。
逆に「何か問題でも?」って聞かれるんだそう。
1秒たりとも時間が狂うことのない日本で染み付いた常識はここでは通用しない。
はたして、アバウトとはかけ離れたデジタル化がここで必要とされてるのか?

スタジオへ向かうと、たった今までカメラの前で喋っていたMCが仕事を終えて出てきたところだった。
インパクトのある赤い蝶ネクタイを締めたこの人、マラウイで有名人なんだって。
じゅんさんは「マラウイのタモリだよ」って言ってた。
音楽番組からトークショーまで、彼がおもしろく司会をするらしい。

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ここが唯一のスタジオ。
ここでニュースや歌番組、対談番組などを生放送&収録しているんだけど、狭い!
人が動けるスペースは6畳分くらいしかないんじゃないかな。
狭いなか、壁の4面にそれぞれセットが置いてある。
パネルの前にテーブルが置いてある一面はニュース番組用、ソファーセットがあるのはトーク番組用、後ろに映像を映せるクロマキーがあるのは音楽番組用・・・。

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中央のあいたスペースになんとかカメラを置いているって感じ。

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つづいて編集室へ。
ちゃんとノンリニア編集ができるパソコンがあった。

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そしてここがイクエの職場でもあった報道フロア。
おお、ここは明るくてちょっとスタイリッシュだ。
人も多くて活気がある。
報道記者もそれっぽい格好をしている。

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スケジュールなどが書かれたホワイトボードが壁にかけられていて報道フロアっぽい。
国営放送なので、大統領の一日の動向などを扱ったニュースが多いんだそう。

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パソコンの台数も多くて「さすが報道は違うね」って思ったんだけど、よく見るとフェイスブックをしている。
せっかくインターネット環境があってもこれじゃあねえ。
しかも日本だと報道フロアは資料やファイルが壁にずらっと置いてあったり電話が何十台もあったりしてごちゃごちゃしてるんだけど、あまりにもきれいすぎる。
どうやって取材してるんだろ。

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一応ライブラリもあった。
通常ライブラリはこれまで放送したテープや取材で使った大切なテープを保管するところ。
日本では日付や内容をラベリングして番号ごとに整然と棚に並べられている。
さらにほしいテープをすぐに見つけられるように、パソコンでデータベース化されていてキーワードで検索できるようにしている。
なのに、ここは階段の奥の薄暗い2畳ぐらいのスペース。
ぐっちゃぐちゃにテープを放り込んでるだけ。

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そもそもライブラリという概念を持っているのか、はなはだ疑問。
ただ使い終わったテープの処理に困ってポイッとしてるだけなんじゃないかなあ。

最後にマスターを見せてもらう。
制作した番組を最終的に送出して放送する重要な場所。
放送事故に関わるので日本だと出入りが厳重に制限されているけれど、ここではドアに鍵もかかっていない。
もちろん土足厳禁でもない。

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ラックの裏の配線がぐっちゃぐちゃ。
ケーブルにタグが付いていないので、どれがどこに繋がっているのかさっぱり分からない。

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「ね、こんなのあり得ないでしょ。
 一事が万事これなんだよね。
 整理整頓できない、すぐ壊す、壊しても直さない。
 デジタル化って言ってるけど、それ以前の問題なんだよね。」


あきれてそう話すじゅんさん。
ほんの短い時間だけ見学させてもらったけど、じゅんさんの大変さは痛いほど理解できた。
放送機器をデジタル化するには莫大な金がかかる。
日本や外国が支援して機器を買い与えるのは簡単なこと。
けれど常にメンテナンスが必要だし、壊れたら修理しないといけない。

「すごくいいカメラも支援とかでたくさん入ってくるんだよ。
 だけどね、丁寧に使わないからすぐ壊れる。
 さらに、そのカメラを直す会社がマラウイにはない。
 わざわざタンザニアからお金を払って修理する人を呼べないでしょ。
 だから何百万もするカメラでもちょっとでも壊れたらその辺に放置して終わり。
 もったいないよ。」


たしかにこれは大変な任務だと思う。
大きなお金が絡むことだし、ベテランとは言えじゅんさんはボランティア。
ボランティアとしてはスケールが大きな案件だ。

「どこから手をつけたらいいのか・・・。
 はたして2年で成果を残せるのか、大変だよ。」


じゅんさんと別れた後日、こんなメールが届いた。

「最近、ボランテイアとして、MBCに籍を置き、歌の歌詞ではありませんが、“花は花は花は咲く、私はなにを残しただろう” がいつも頭の隅にあります。
過去形ではなく未来形なのですが、本当に何をするのが良いのか毎日考えます。
私は、何かを残して札幌に帰ります。」


先輩、ぜひマラウイで一花咲かせてください!

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パパは「青年海外協力隊」

2015.02.23 06:19|マラウイ☞EDIT
リアルタイムでは南米パタゴニア地方を旅してるんですが、ブログの更新が滞ってしまっているイクエです。
というのも、ヒッチハイクしたチリ人家族を道連れにそのまま一週間彼らの車でいっしょに旅するという不思議な展開になってしまったからです。
きょうお別れしましたが、またサンチアゴで再会できるかな。

マラウィの首都リロングウェでまるでビジネスマンのように活動しているかつろうくん。
かつろうくんの出勤にあわせて、わたしたちもお世話になった家を出発。

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かつろうくんは紳士で、おいしい和食でおもてなししてくれて、なおかつお酒までごちそうしてくれるという男気溢れる人だった。

仕事もばりばりできそうだしモテそうなんだけど、女性に優しすぎることと女性を見る目があまりなくて女性運がないことが欠点。

がんばれ!かつろうくん。

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あとでFacebookで知ったんだけど、同じ大学の出身だった。
「大学どこ?」なんて普段聞かないけど、聞いとけばもっと話が盛り上がったのになあとちょっと後悔。

また日本でお酒を飲みながらたくさん語ろうね!
ありがとう。

わたしたちが次に向かうのはバラカという街。
とくに何があるってわけではないんだけど、この街では3人の協力隊員が活動中。

バラカ

見どころがないマラウィはサラーッと通過するつもりだった。
リロングウェからそのままザンビアに抜けようと思っていたんだけど、せっかくなのでリロングウェより南で活動している隊員たちのところにもおじゃますることにしたのだった。

首都のバスターミナルと言えば、いちばん栄えてそうなんだけどそこはやっぱりマラウィ。
ビルはなく、雑多で騒々しくて汚い。

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バスターミナルには中型のバスやワゴンタイプのミニバスなどが止まっていて、客引き合戦が繰り広げられている。
値段はほとんど変わらないので、客の立場としてはどれに乗ればいいか悩ましい。
満席にならないと出発しないので、いちばん客が乗っていて早く出発しそうなのを探す。
うーん、どっちにしようかなあ~。
どれもそんなに変わんないかあ。

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乗ったはいいけれど、自分たちの選択が間違ったことに気づきはじめた。
この車、なかなか出発しない。
すでに定員の客は乗っているのに、ドライバーが客を詰められるだけ詰めようという作戦に出ている。
早く行こうよ~。
1時間以上経って車がパンパンになり、ようやく出発。

と思ったら10分で警察につかまった。
運転手が降りて警察から問いつめられる。

定員オーバーだったのがダメ。
普通だったら警官にその場で賄賂を渡して終わり、なんだけどきょうは厳しい一斉取り締まりが行なわれているみたい。
路上にはたくさんの警官とつかまったほかのバスの運転手たちがいる。
賄賂で見逃してもらえずに、書類手続きで待ちぼうけ。
結局1時間も路肩で待たされた。

定員以上の客を乗せるためにバスターミナルで待たされ、定員オーバーで警察につかまり待たされる。
最悪なバスに乗ってしまった・・・。

ようやく警察から解放されてバスは再出発。
定員オーバーだから客が何人か降ろされるのかと思ったら、そのままだった。
警察もそこまでちゃんと監視しないとダメでしょう。

定員オーバーでつかまりながら、定員オーバーのまま走りはじめたバス。
そしてまた30分で次の警察の検問にひっかかる。
「さっきもつかまったから見逃して」ってドライバーが言うんだけど、警察は「ダメ!」と厳しい。
きょうは賄賂も通用しない。
そしてここでまた1時間半待ち。

いったいバス会社も警察もどうなってるの!?

結局このあともそのままバスは走り出した。
再び検問所があったけど、すかさず手前で車掌が降りて定員ギリギリの人数に。
車掌は猛ダッシュで先回りし、検問所を過ぎたところで拾ってもらっていた。

3人の隊員がバラカでわたしたちを待っているのに、もう太陽が沈みはじめている。

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予定よりも3時間以上かかって真っ暗なバラカの街に到着。
自転車タクシーをつかまえて、3人の隊員が待つ家へと急ぐ。

実はマラウィのほかの隊員たちからバラカ隊員のうわさは聞いていた。

「あの3人かあ。頼りないけどだいじょうぶかなあ。
「アッキーは飲んで酔っぱらうイメージしかないなあ。」
「かずちゃんはたぶん料理なんてできないと思いますよ。」

わたしたちとしてはおもてなしを期待しているわけではないし、ただ会って楽しいおしゃべりをして現地での暮らしぶりを見せてもらえればそれでいい。
料理だってわたしたちがみんなのぶんを作ればいいんだから。

前日3人からは「バーベキューするので牛のコブの肉をリロングウェで仕入れてきてください」とお願いされていた。
こちらの牛は日本の牛と違って、ラクダのように背中の部分にコブがひとつある。
このコブが脂が多くておいしいんだって。

コブの肉を買ってきてはいるけれど、ほかの隊員たちの話から想像するにきっと3人はほかの肉を買ってはいないだろうし、炭をおこしたり野菜を切ったりバーベキューの準備もしてないだろう。

移動でへとへとなので正直、いちからやることを考えると気が萎える。
でもおじゃまする身なのでそんなことを思うのは失礼。
だけど・・・。

疲れて重い足取りでメンバーが待つところへ。

「遅くなって本当にごめんね。
 うわっ!
 ちゃんと用意してくれてたんだ!!」

肉や野菜が串刺しにされて炭で焼かれている。
ごま油とマヨネーズやからしを使ったサラダなどサイドメニューも豊富。
デザートまで用意してくれていた。

バラカ隊員、ぜんぜん噂とちがうよ。

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左から理学療法士のゴジさん、教師のかずちゃん、右端の最高の笑顔をしているのが教師のアッキー。

なぜバラカ隊員がほかの隊員から頼りなく思われているのかナゾ。
もしかしたら日本での研修中は頼りないキャラだったのかもしれない。
アフリカの田舎で生きていく技術をここで身につけたのかも。
特製ドレッシングでおいしいサラダを作ってくれたゴジさんは、今ではインターネットのレシピ集クックパッドの愛用者。
アフリカの地で、クックパッドの良さを熱弁。

この夜は理数科教師、アッキーの家に泊めてもらうことに。
学校の敷地内にある平屋の家。
扇風機を貸してくれたんだけど暑すぎて夜眠れなかった。

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「マラウィでここがいちばん暑いんじゃない?
 ほかの隊員のところはもっと涼しかったよ。」


そう言うとアッキーが喜んだ。
「ほんとですか?
 ここがいちばん暑いのか。
 いやー、そう思うとうれしいな。
 ほかの隊員に自慢できる!」


前々から気づいていたけれどアフリカ隊員には変な癖がある。
自分の生活環境が悪いことを喜ぶという癖。
アフリカに派遣されているのだから自分の生活もアフリカらしくあらねばならない、快適ではだめだ、というマゾっぽい思いが湧いてくるらしい。

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これまでお世話になってきた隊員の家では水が出ないところもあったけど「水がないくらいがいいんですよ。これで水道も出たら日本と変わらないでしょ。」と言う隊員は多い。
わたしたちがマラウィのかくちゃんの家におじゃましていたとき、はじめて長期間断水した。
そのときかくちゃんも「おお~!これでやっと俺の家も水が出ないって言えるぞ!」とテンションがあがっていた。

不便なこと、過酷なことも笑って受け入れられるくらいの余裕があるからこそ、アフリカ隊員が務まるのかもしれない。

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マラウィでいちばん暑いと言って喜んだアッキーの家にはマンゴーの木がある。
暑くてもおいしいマンゴーが食べられたらいいか。

そしてこの家にも。

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藁で作ったアヒル小屋。
オスとメスを飼っていて、ヒヨコまで生まれていた。
いつさばいて食べるのかな。

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アッキーはこの日の夕食にそなえてわたしたちのためにゴマプリンを作っていた。
「家事なんてぜんぜんダメそう」と言われていたアッキーの家には、本格的なスイーツのレシピ本まであった。

しかもアッキーの趣味はピアノ。
今度大使館主催のマラウィと日本の交流の行事が開かれるらしく、なんとアッキーはマラウィ国歌と君が代のピアノ伴奏を大使館の人に任されている。

「演奏中、国歌を間違えて弾いたりつまづいたら大変ですよ。
 こわいなあ。」


ゴマプリンを作ったアッキーは、学校のピアノを借りて練習するため汗だくで出かけていった。
理数科教師なのに、大変だ。

今晩はゴジさんの家にお世話になる。
アッキーの家からは自転車タクシーで15分くらい。
理学療法士のゴジさんは、集落をまわりながら理学療法をしている。
家はアッキーの家よりも広々。

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玄関から入ると正面にデスクが。
その前にはソファーセット。
社長室みたいになっている。
すてきな家具の配置。

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そして壁には子どもの写真!
じつはゴジさん、一児の父。
子持ち隊員にはじめて出会った。

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子どもが2歳のときにアフリカに派遣されたゴジさん。
かわいいさかりの一人娘を置いて単身でアフリカに行くのはつらいけれど、協力隊員になることはゴジさんの長年の夢だった。
自分の知識や技術を使って、海外の人たちの役に立ちたい。
そんなゴジさんの思いを理解してくれて、ひとり子育てに励む奥様はとても強くて優しい人だと思う。
決まった曜日の決まった時間帯にお互い時間を作って、スカイプで奥様と連絡をとっているゴジさん。
もちろん娘さんにもスカイプで話しかけている。
娘さんの写真も送ってもらっている。

年に一度の休暇を利用してわずかな間帰国したゴジさんは、久しぶりに娘に会って成長ぶりに驚いたのだそう。
「仕草とか動きとか、やっぱりスカイプや写真ではわからないもんね。」

2歳だった娘さんは4歳に。
遠く離れていても、娘さんには奥様がゴジさんのことをちゃんと写真で説明しているし、スカイプでも話しているから娘さんはお父さんのことをわかっている。

最近そんな娘さんの発言にゴジさんはちょっと動揺している。

「あのね、わたしおおきくなったらね、
アフリカでおしごとするの!」


うれしいような、切ないような。
親としては複雑な心境だね。

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せめて日本の居酒屋気分を味わいたい。
ジョッキをキンキンに冷やして瓶ビールを注いで飲むのがマラウィでのゴジさんの至福の時間。

幼い子どもを日本においてわざわざアフリカに来なくてもいいんじゃないか。
そう思う人もいるかもしれない。

わたしより少し年上のゴジさんくらいの年齢の理学療法士というのはだいたいが家庭をもっている人なので、協力隊に応募する人は少ない。

そんななかゴジさんはとても貴重な存在。

ゴジさんだからこそできることがあるし、ゴジさんは求められている。

きょうのメニューは炭火焼と炊き込みご飯。
みんなで作っていたら、突然停電。
さらにきょうはずっと断水。

溜めておいた水をムダにせずちょろちょろ使いながら暗いなかみんなで料理。

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特製ニンニク醤油につけこんだお肉を炭火でじわじわ焼いていく。
炭のおこし方も隊員たちは手慣れたもの。

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そうこうしている間に電気が復活。
「おお~」と歓声を上げる。
電気があるのとないのじゃ調理のはかどりようが違う。
明るいなか、さくさくと料理が進む。

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料理が不得意だと誤解されているかずちゃんが、本格炊き込みご飯を作ってくれている。
貴重な干し椎茸をふんだんに使って。
椎茸見ただけで唾が出るよ。

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おいしそうな匂いが漂ってきた。
鶏肉の炊き込みご飯。
ケンゾーが大好きな「かしわ飯」。

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デザートにはパイナップル。
こっちのパイナップルは本当に甘くて柔らかくて、芯まで食べられる。
ムダなく食べやすくする皮の剥き方をゴジさんがやってくれた。

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このときゴジさんは、帰国を1か月後に控えていた。
2年間の任務の終了。

「もうすぐ愛娘とのいっしょの生活が始まるね。」
「楽しみだね。」
「いいなあ、日本。
 帰国していちばんに何食べますか?」


みんなで夜遅くまで盛り上がった。

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暑いバラカが少しだけ涼しくなる夜。
庭にゴザやマットを敷いてゴロンと横たわって、流れ星を探す。
星空を眺めて気づいたらみんなウトウトしていた。

さて、このブログを書いている今、ゴジさんはすでに帰国している。

きっと日本でおいしいものをたくさん食べただろうな。
娘さんといっしょの写真も増えたね。

2年間、ゴジさんも奥様もほんとうにおつかれさまでした。

娘さんのこれからの成長が楽しみだね!
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マラウイ × エビ天 = 最高!

2015.02.22 06:15|マラウイ☞EDIT
おかげさまでじわじわと増量していると思われるケンゾーです。
ほぼ毎日肉をモリモリ食べてる成果が表れてきてるみたい。
体重計に乗ってないからなんとも言えないけど、ちょっとふっくらしてきたと思う。
この調子でプヨプヨにならない程度に太りたいなあ。

かくちゃんとちーちゃんに別れを告げて、いざマラウイの首都リロングウェへ。
ティンテチェからリロングウェまでは1人4500クワチャ(約1130円)。
久しぶりに乗ったちゃんとしたバスはビックリするほど快適。
いくつかの町に立ち寄りながら順調に走っていく。

どんどんと首都に近づいてはいるけれど、車窓から見えるのは「え?!弥生時代?」というような土壁と藁葺き屋根の質素な家。
もちろん電気なんて文明的なものは一切なし。

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エチオピアでもそうだったけど、あまりにも自分たちの環境とかけ離れすぎていて、暮らしぶりが想像の範疇を越えている。
日々どんなことを考えながら暮らしているんだろう。
きっとシンプルで、ひょっとしたらより人間らしい生き方を送っているのかもしれない。

立ち寄ったある町で突然イクエが叫んだ。
「あ!イクエの地元の車がある!!」

何事かと思ったら、イクエが生まれ育った地元の材木店のトラックを見つけたみたい。

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たしかに日本からはるか遠く離れたアフリカ、しかもマイナーなマラウイの田舎町で地元出身の車を見つけたらテンション上がるよね。

およそ7時間で首都リロングウェに到着。
バスと人でごった返しているバスターミナルを抜け出して乗合いワゴンを探す。
ゴミが散乱していて汚いし、タクシーの客引きもしつこい。
首都に来たっていう感じがぜんぜんしないなあ。

リロングウェ

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お決まりのハイエースの乗合いワゴンに乗って中心地から少し離れたショッピングセンターをめざす。
市内を走る乗合いワゴンの値段は150〜300クワチャ。
おもしろいのが、同じ路線でも行きと帰りで値段が違うんだよね。
下り坂はガソリンをあまり消費しないから安いんだって。

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ショッピングセンターに来たのは買物のため、ではなく待ち合わせのため。
リロングウェでも協力隊員にお世話になることになっている。
このショッピングセンターには映画館もあって、さすがに首都という感じ。

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待ち合わせの時間までまだあるのでちょっと腹ごしらえ。
3時間ほど時間を潰さないといけないので、普段はあまり利用しないピザ屋さんに入ることに。
さすがに今までの田舎と違って首都のファストフード店は値段が高い。
Lサイズのピザを1枚注文するともう1枚無料で付いてくるという田舎ではお目にかかれないサービスが首都に来たことを実感させる。

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Lサイズのピザ2枚とドリンク1杯で4800クワチャ(約1200円)。
さすがにLを2枚はふたりでは多いので1枚お土産で持っていくことに。

リロングウェでお世話になるのはかつろうくん。
ちゃんと電気や水の心配のない近代的なアパートメントに住んでいる。
かくちゃんが「かつろうさんちはすごいんですよ!マラウイなのに普通の建物なんです。マンションの最上階ですから!」って言ってたけど、2階建ての2階に住んでるってことだったんだね。
もちろんコウモリが大量発生する、なんてこともない。

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元営業マンだったかつろうくんの活動内容はちょっと変わっていて、エイズを防ぐためのコンドームやマラリア予防のための蚊帳、水の消毒剤などを販売しているNGOのマネジメント業務を支援している。
援助活動だけでなく、そのための資金を自分たちでまかなっていくという、支援と経営との両立。
協力隊員の後も国際協力の世界で生きていきたいという目標があるのでとてもいい勉強の場にもなっているんだそう。

朝から夕方まで毎日みっちりと日本のサラリーマンのように忙しく働いているかつろうくん。
疲れているだろうに他の隊員も呼んで食事会をセッティングしてくれていた。
しかもかつろうくん自ら腕を振るって料理を作ってくれることに。

着替えもそっちのけにして手際よく料理していくかつろうくん。
料理はこっちにきて覚えたんだって。
マラウイの男性隊員はなかなかレベルが高い。

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キッチンを忙しく動き回るかつろうくんが聞いてきた。
「エビ大丈夫ですか?」

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ちょっと一瞬目を疑ってしまった。
海がないマラウイでまさかエビとご対面するなんて。
大丈夫もなにも大好きだよ。

エビを食べられるだけでも十分嬉しいのに、でき上がったものを見て卒倒しそうになった。
まさかの天ぷらのできあがり。
エビの天ぷらなんていつ振りだろう?

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「うわー!」「すごー!」を連発するケンゾーとイクエ。
本日のかつろうシェフの献立は、天ぷらとナスの肉味噌のせ。

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そして、ケンゾーがめっちゃ気に入った煮物。
これが生姜が利いておいしかった!

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かつろうくん、疲れてるところありがとう。
さあ、みんなでいただきまーす!

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割り勘じゃなく自腹でビールやリキュールを出してくれるかつろうくん。
太っ腹だ。

この夜いちばん盛り上がったのは恋愛トーク。
年頃の年代が集まってくる青年海外協力隊。
どこの国で活動していても恋愛話には花が咲く。

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酒の勢いも手伝ってここでもイクエ節が炸裂。
そのうちアフリカ隊員から姐さんって呼ばれるよ。

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涙が出たあたたかい授業 in マラウィ

2015.02.21 12:14|マラウイ☞EDIT
ニベアのクリームのことをチラッと書いたらコメントが多数寄せられて、ニベア人気に驚かされているイクエです。
でもニベアは外国のほうが人気みたいで、スーパーでも女性用、男性用、日中用、夜用、化粧下地、肌の体質ごとに細かくいろんな種類があるんですよ。
どれを買おうかな。

ろう学校の先生をやっているかくちゃん。
日本でもろう学校には行ったことがないけど、アフリカのろう学校ってどんなところだろう。
かくちゃんの学校を見学させてもらえることになった。

かくちゃんの家から学校まではかなりの距離がある。
その距離をかくちゃんは自転車で通勤している。
わたしたちはバスと徒歩で。
けっこうな距離があるけど、かくちゃんはアフリカでの自転車通勤を気に入っているみたい。

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学校は幹線道路から外れた林の中にある。
ほんとうにこっちであってるのかなあ。
ちょっと不安になりながら歩いていく。

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すると小学校が見えてきた。
子どもたちが元気に走りよってくる。
わたしたちの姿を見て大声で友だちを呼んだり、英語で自己紹介したり。
とても明るい学校。

でもここはかくちゃんの学校ではない。
かくちゃんのろう学校は、この学校の奥にあるらしい。

それにしてもにぎやかな学校。
自慢げにポーズを決める男子学生。

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みんなに挨拶しながらこの学校を通り越し、わたしたちの目指す学校へ。
すると看板が見えてきた。
手話で記してあるから、きっとここがろう学校だね。

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でも・・・・。
子どもたちの姿が見えない。
シーンと静まり返っている。

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授業中なのかな。
それでもさっきの学校と違って静かすぎる。
まるで休みの日のような。

すると、わたしたちの姿を見つけて、かわいい笑顔で一生懸命手を振る女の子の姿に気づいた。

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そっか。
静かなのはあたり前だ。
だってろう学校だもん。

教室をのぞくと、熱気に包まれていた!
キラキラとした瞳で元気に手をあげる子どもたち。
そして教壇に立つかくちゃん。

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子どもの家庭状況などによって入学した年齢が違うから、日本でいう小学1年生くらいの子もいれば4年生くらいの子もいる。

授業の内容はかくちゃんが決めている。
きょう教えているのは数の概念。

瓶のふたをボードに並べて、いくつあるかを子どもたちに答えさせる。

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正確に答えて数字を黒板に書ける子もいれば、うまく答えられない子もいる。

保育園や幼稚園で身につけるような基本的なことをかくちゃんは教えている。
言葉がしゃべれなくて、家族や近所の友だちからも孤立して過ごしてきた子どもたちは、この学校に入学するまで基本的なことをまわりから教えてもらう機会がなかったのだと思う。

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子どもたちからは学ぶことの楽しさ、うれしさがびんびんと伝わってくる。
あててもらいたくて勢いよく手を挙げて、うずうずしている子どもたち。

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あてられたら満面の微笑み。
あてられなかったら悔しそうに肩を落とす。
前に出てうまく答えられてほめられたら、得意げな笑顔。

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その姿に教育の原点を見たようで、感動してしまった。
新しいことを知ったり学んだりするのは、子どもにとって本来とても楽しいもの。
そして、悩んだり考えたり達成感を味わったり。
勉強ってやりがいのあるものなんだな。

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こんなに真剣に、きらきらした瞳で、いきいきと授業を受ける子どもたちの姿を見たのははじめて。
うれしくて、感動して涙がじんわり。
わたしだけじゃなくてケンゾーも涙がにじんだんだって。
学校の授業ってこんなに感動するものだっけ?

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子どもたちも、かくちゃん先生もすごいよ。

手話を使い、そしてしっかりと子どもたちの目を見て教えるかくちゃん先生。

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耳の聞こえない子どもたちは、これまでまわりの人たちとうまく意思疎通できずさびしい思いもしてきたはず。
家族や親戚からも浮いた存在だったかもしれない。
とくにアフリカでは日本よりも障がいへの理解がじゅうぶんじゃなくて、障害のある人たちにとっては生きづらい社会だと思う。

だけどここではクラスメイトも耳が聞こえないし、みんないっしょ。
先生はそのことをわかってくれているし、自分たちに寄り添ってくれる。
子どもたちは自分の居場所を見つけたようで、のびのびと過ごしている。

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かくちゃん先生が「ノートを出してください」と伝えた。
だけどみんなカバンからノートを出さない。
かくちゃん先生がひとりの児童の席に行って、カバンを開けさせた。

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その子のカバンには、何冊ものノートが。
みんなその子のところに集まって、ノートを取り上げていく。

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子どもたちはノートは持っているけどカバンを持ってないんだって。
だからカバンを持っている子がほかの子のノートや鉛筆を預かっている。
家庭でカバンも買ってくれないのかもしれない。

中にはノートすら持っていない子もいる。
ノートを支給されても、ほかの子が預かるからどこにいったかわからなくなったり、ノートを破ってトイレの紙として使ったり。

勉強道具を大切にしようという基本的なことまでかくちゃんは教えないといけないから大変。

優しく厳しく子どもたちに接しているかくちゃん。
授業にメリハリをつけないといけない。
子どもに受け身になってほしくない。
授業の終わりの時間を迎えると、問題が解けた子から教室を出ていっていいことにしている。

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やろうとしない子もいる。
「先生があきらめるまで何もせず席に座っておこう」という甘い考えはかくちゃん先生には通用しない。
そんな子には後ろからいっしょに鉛筆をもって書いていく。

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先生の注意をひくために、渾身の演技をする女の子もいる。
解けないふりをしたり、泣きまねをしてみたり。
泣きまねをしては、先生がちゃんと自分のほうを見ているかチラッとうかがう。

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先生が見てないと、先生のそばに行って腕をつっついて肩を揺らして泣いてみたり、ちょっと暴れてみたり。
親と離れて学校の敷地内で寮生活している子どもたち。
かくちゃんは先生でもあり、お兄さんでもあり、お父さんでもある。

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もともとアメリカのキリスト教系の支援で建てられた学校。
外国人の先生はかくちゃんだけで、ほかの先生はマラウィの人たち。
先生が数人しかいないので、かくちゃんは子どもたちをたくさん受け持っている。

子どもたちの生活している場所は校舎のすぐそば。

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寮と言っても真ん中に廊下があって、ドアのない壁だけで隔てられた寝室があるだけ。
ひとつのスペースに2段ベッドが2台ずつ。

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小学生くらいの子たちが親と離れてこんなところで生活しているかと思うと、みんながんばってるなあって思う。

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だからこそ、優しくて厳しいかくちゃん先生は子どもたちにとって大切な存在なんだね。

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学校で疲れたかくちゃんにわたしたちが夕ご飯を作ってあげようと思っていたんだけど、おもてなし精神にあふれたかくちゃんがパスタを作ってくれることに。

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きょうもお隣のちーちゃんが遊びに来た。
この小さな街で仕入れられる食材は限られたものだけ。

かくちゃんが作ってくれたのは、オクラパスタ。
いただきま~す ♪

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今晩も楽しい食事とおいしいビール。

「うちに情報ノートがあるから書いてくださいね」とかくちゃん。
情報ノート?
かくちゃんちに遊びに来た人が、ノートにメッセージを書き残していくらしい。

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そこにはカラフルなペンで書かれたメッセージやイラストが。
でもよく見ると、すべて同じ書体。

かくちゃんが照れ笑いしながら「これ、代筆なんですよ~」

お客さんになりすましてかくちゃん本人が書いてた!
しかも「かくちゃんキャラクター」まで登場している。

かくちゃん、なんか・・・さびしいよ。
でも、こんなかわいいことをする人に悪い人はいないよ。

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ぜんぶかくちゃんが書いている情報ノートを見てちーちゃんと爆笑していたら「そんなに変ですかあ? なんか急に恥ずかしくなってきたなあ」とかくちゃんは顔を赤くした。

「いやいや、いいと思うよ!
このノートから、かくちゃんがいかにいい人かっていうのが伝わってくるよ!」


わたしとケンゾーとちーちゃんで、はじめて本人直筆のコメントをノートに書いた。

かくちゃん代筆のノートには「カクワッサンpriceless」という文字と絵があった。
かくちゃん手作りのクロワッサンをかくちゃんは「カクワッサン」と命名しているらしい。

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あした出発するわたしたちのために、何やら仕込みをしているかくちゃん。
小麦粉をこねこね。
マンゴーも使うみたい。

翌日こんがりと焼き上がったのは、カクワッサンならぬカクマンゴーパイ!

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ふっくらと焼き上がっている。
適度に熱が通ったマンゴーはより甘くなっていておいしい!!
3人がカクマンゴーパイを絶賛すると「カクにちなんで、今度はかたちを四角にしよう」と張り切るかくちゃん。

カクマンゴーパイをおいしくいただいて、バスが来る場所へと出発。
かくちゃんとちーちゃんが見送りに来てくれた。
バスを待つ人たちに山芋を売る女性が。
大きくて長いこのイモは、山芋と変わらない味なんだって。

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「とろろご飯を作ろう」「オクラと混ぜてもいいね!」。
盛り上がるかくちゃんとちーちゃん。
手に入る食材が少ないなか、山芋は救世主だね。

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想像していたよりも立派なバスがこんな田舎にやってきた。
次の目的地は首都のリロングウェ。
快適な移動になりそう。

窓の外ではすてきな笑顔で手を振るかくちゃんとちーちゃん。
と、後ろに山芋売り。

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2人とも、楽しい時間をありがとう!
マラウィでの活動がんばってね。

今度は日本でカクワッサン食べさせてね。
そのとき本当のとろろご飯をごちそうするから。
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泳ぎたくても泳げないマラウイ湖

2015.02.20 07:39|マラウイ☞EDIT
フルーツ好きだけどバナナはあまり好きじゃないケンゾーです。
あのネチャネチャした食感がイマイチなんだよねえ。
フルーツでいちばん好きなのは断トツで桃。
世界中で桃は手に入るけど、日本の桃にはぜったいにかなわない。
あ~、あの甘くてジュワーっとみずみずしい日本の桃にかぶりつきたい!

のんびりとしたリゾート地カタベイでのんびりとした2日間を過ごしたケンゾーとイクエ。
きょうはここから40kmほどマラウイ湖沿いに南下してティンテチェという町をめざす。

ティンテチェ

カタベイからティンテチェまで乗合いワゴンで1人1000クワチャ(約250円)。
ワゴンは緑以外なーんにもない田舎道を走っていく。
でも道路はちゃんと舗装されていて快適。

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到着したティンテチェは、町というよりはちょっと大きな村といった感じ。
メインストリートはほんの200mほど。
この両サイドに町のすべてが集まっている。

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この小さな町でケンゾーとイクエを出迎えてくれたのは、協力隊員のかくちゃん。
出会って2秒で確信したよ、「この人はめっちゃいい人だ」って。
こんな笑顔を見せる人に悪い人はいないよ。

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日が傾きはじめた時間に到着したケンゾーとイクエ。
そのままマーケットで夜ご飯の食材を調達することに。

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一応マーケットと呼ばれてはいるけれど、手に入る野菜の種類はかなり限られている。
葉もの野菜はまず手に入らない。
食材が限られているので料理のレパートリーが乏しいのがかくちゃんの悩み。
今夜のメニューは客が来たときの定番だという焼き肉。
シンプル&豪快な青空肉屋で肉をゲットしてかくちゃんの家へ。

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マラウイの牛には背中にらくだみたいなコブがある。
日本に比べてマラウイの肉はやっぱり硬いんだけど、脂肪分の多いコブは柔らかくて美味しいんだって。
ぜひ食べてみたかったけど残念ながら売り切れ、人気なんだね。

メインストリートから歩いて5分、ここがかくちゃんの家。
いちおう塀らしきものはあるけれどスカスカで中が丸見え。

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そして、いたよ、ここにも。
庭の片隅にまだ真新しさの残っている巣箱を発見。
かくちゃんも飼ってるんだね。

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最近ニワトリを飼いはじめたかくちゃん。
嬉しそうに生まれたばかりのヒナも見せてくれた。
逞しいというか何と言うか、マラウイ隊員はほかの国の隊員よりもアフリカライフを満喫してるね。

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バイクに乗ってひとりの女の子が登場。
ティンテチェに派遣されている協力隊員のちーちゃん。

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かくちゃんとちーちゃんは同期隊員。
しかもお互いの家は20mくらいしか離れていないお隣さん同士。
職種は違うけれど気心の知れた同期隊員、毎日のように会って一緒にご飯を食べたりしてるんだろうと思ったら、意外にも普段はあまり接点がないんだって。
かくちゃんはもっとコミニュケーションを取りたそうなんだけど、ちーちゃんが忙しいみたい。
なんでも、ちーちゃんの家にコウモリが大量発生してその駆除に追われているんだそう。
けっして仲が悪いわけではないのでホッとした。

身長が185cm以上あるかくちゃん。
148cmのイクエと並ぶとさらに大男に見える。

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小さくてアフリカの国の中でもマイナーなマラウイ。
その中でも小さな田舎町で暮らしているかくちゃんとちーちゃん。
やっぱりほかの国の隊員の様子が気になるみたい。

ルワンダの首都キガリの写真を見せたら「え?!なにこの大都会!」って驚きを通り越して笑い出しちゃった。

「うわ、これ4階建てだ! マラウィはよくて2階建て!」
マラウイの首都リロングウェはまったく相手にならないらしい。

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気を取り直して、焼き肉パーティーのはじまり ♪
肉はもちろん炭火焼。
香ばしい匂いがたまらない。

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脂がのってジューシーな肉は抜群においしい。
おいしい焼き肉にビール、文句のつけようのない最強コンビ。
楽しい会話に盛り上がる4人。
だんだんみんな涙目に。
涙がでるほど爆笑、じゃなくて煙い!
人の顔が見えなくなるくらい部屋が煙で充満、ボロボロ涙が止まらない。

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なんでこんなに煙が出るん?!
あまりの煙たさに可笑しくなってまた涙。

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翌日、ここでもマラウイ湖に連れて行ってもらった。
マラウイに来たならマラウイ湖は外せない、というかマラウイ湖しかない。

メインストリートからしばらく歩くとキラキラと輝く湖面が見えてきた。
白い砂浜に青い水、見た目はやっぱり海にしか見えない。

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地元の人の生活になくてはならないマラウイ湖。
漁はもちろん、食器洗い、洗濯、そしてお風呂として大活躍。

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砂浜の上でカラフルな衣服を天日干し。
すぐに乾きそうだけど、せっかく洗ったのに砂だらけにならないのかな。

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キャッキャ言いながら楽しそうに水遊びをする子どもたち。
みんないい笑顔だ。

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水もきれいだし(洗濯などをしてるところから離れれば)、気持ちよさそうなので泳ぎたくなってくる。
だけど協力隊員はマラウイ湖で泳ぐことは禁止されている。
水の中に貝に寄生する住血吸虫という寄生虫がいて、湖で泳ぐと皮膚から体内に侵入してきていろいろな病気を引き起こすらしい。
腎臓に入ったらビックリするくらいの頻尿になることがあるんだって。
信じられないけど、5分ごとに尿意が襲ってくるらしい。
そんなのイヤだ。

すでにここ数年で頻尿気味になってしまった40歳のケンゾー。
多いときは夜中に2、3回トイレに起きることがあってツラい。
これ以上頻尿がひどくなると困るのでマラウイ湖で泳ぐことは断念。
子どもたちは気持ちよさそうに泳いでるんだけどね。
地元の人たちは耐性があるのかな?

でもけっきょくこの集落の水はマラウイ湖から引いている。
その水で顔を洗ったり料理を作ったりしているので、泳がなくてもどっちみち病気になるときはなるらしい。

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人で賑わい活気はあるけれどゆったりとした時間が流れているマラウイ湖畔。
泳ぐことはできないけれど、砂浜を歩いたり湖を眺めるだけでもとても気持ちがいい。
砂浜に座ってぼーっとすることがマラウイ最大の贅沢かもしれない。

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体が大きなかくちゃんは体育教師、ではなくて実はろう学校の先生。
ここティンテチェでも耳の聞こえない子どもたちに勉強を教えている。
はたしてかくちゃんはマラウイの耳の聞こえない子どもたち相手にどんな授業をしているのか・・・。
次回もお楽しみに ♫
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マラウィのおすすめスポット

2015.02.16 14:17|マラウイ☞EDIT
「ニベアのクリームは高級クリームとほとんど同じ成分でいいらしいですよ」と聞いて、今度ニベアのクリームをフェイス用に買おうと決めているイクエです。
ニベアはだいたいどこの国でも売っているし、安いから買いやすい!

マラウィの最初の訪問地、カロンガで協力隊員たちの活動を見せてもらったイクエとケンゾー。
これから向かう先は、マラウィの観光地のひとつカタベイ。
カタベイはマラウィ湖に面したリゾートっぽい場所らしい。

カタベイ

出発前に、やまたつお勧めのカロンガの朝食屋さんへ。
スープひとつで勝負の食堂。
壁のない食堂は殺風景だけど、毎朝たくさんのお客さんがひっきりなしに訪れて大人気らしい。

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閉店時間は決まってない。
売り切れたら店じまい。
お昼には売り切れて食べられないときもあるんだって。

きょうはまだ間に合った!
これがマラウィのカロンガ名物「タンザニアスープ」
そう、マラウィなのにタンザニア。
カロンガはタンザニアの国境に近いからここでしか食べられないんだとか。
1杯650クワチャ(約160円)。

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タンザニアでは一般的なスープらしく、具は牛肉と食用バナナ。
肉の脂が浮いていて、けっこうこってり。
豚骨ラーメンの味に似ている!
これに麺を入れたら、いいと思うんだけどな。
やまたつは「柚胡椒との相性バッチリですよ」って言っていた。
たしかに柚胡椒とか七味が合いそう。

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お世話になったカロンガ隊員に別れを告げて、バスでカタベイを目指す。
バスは出発したけれど、乗客を乗せたり降ろしたりするためにひんぱんに止まる。
そのたびに、バスにわっと集まる子どもたちが。

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バスが再び走りはじめ、車窓からよく見るとバケツやカゴをもった子どもたちが路上に座って待機している。

この子どもたち、何をやっているかというとマンゴー売り!
マラウィにはいたるところにマンゴーの大きな木があって、自然に実がなっている。
わざわざ育てているわけではない。
自生しているマンゴーを子どもたちが石を投げたり木登りしたりして収穫し、売っているのだった。

窓から見下ろすと、必死な顔で「わたしのマンゴーを買って!」とアピールしてくるかわいい子どもたち。

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自生のマンゴーなんて甘いのだろうか。
堅くておいしくなさそうだな。

なんて思ってたら、バスに乗っている大人たちが窓越しに大量買いしている。
値段も安そう。

ということでイクエとケンゾーもつられてマンゴーの大量買い。

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25個くらいで200クワチャ(約50円)。
激安!!
そして、予想外に甘くておいしかった。
すじが多くて、歯の隙間にたくさん繊維が入り込んでしまうのが難点。
食べたあとは爪楊枝かフロスが必須。

マラウィの東側のほとんどはマラウィ湖に面している。
左手にマラウィ湖を見ながらバスは進んでいく。
内陸国のマラウィには海はない。
でも、大きなマラウィ湖がまるで海みたい。

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マラウィ湖の向こう側にタンザニアとモザンビークがある。
湖の水平線の先が外国だと思うと、ますます海みたいに感じる。

ときどき、漁村のような集落を通り過ぎる。
湖上には漁船。
そして小さな家々の間には細長いテーブルが置かれて銀色に光る物が。

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この正体は干物。
いわしのような小魚を天日干ししている。

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マラウィに海はないけれど、湖で魚が捕れる!
住むならやっぱりおいしい魚を食べられる国がいい。

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集落の中を通っていく。
路上は干物を売る人たちでいっぱい。

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「どこの売り子の魚がいいかな。」
お客さんたちは魚を手に取ったり、店の人と交渉したりして品定め。

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バスは山道を登っていく。
視界がひらけたところで、マラウィ湖が眼下に姿を現した。

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峠道を登っていると、なにやら車内がさわがしくなった。
乗客が笑ったり、立ち上がったりして窓の外を見ている。
さらに、さっき子どもたちから買った大量のマンゴーを惜しみもなく窓から放り投げている!

その理由は・・・?

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サル!!
道路脇には木が生い茂り、サルたちが道を横切ったりバスをじっと見つめたり威嚇したり。

そんなサルたちめがけて乗客たちがポイポイとマンゴーを投げて、サルがすかさず拾う。
そして、食べる。

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ぜいたくな食事だねえ。

そういえば、ウガンダのピグミー族が「サルの肉はすっごく甘いんだよ!」と絶賛していたけど、おいしいフルーツばっかり食べてるから甘いのかもしれないなあ。

カロンガからはいちどバスをムズズで乗り換えて目的地のカタベイに到着。
ちなみにバスの値段はカロンガ 〜 ムズズで2100クワチャ(約525円 )、ムズズ 〜 カタベイで1200クワチャ(約300円)だった。

泊まる宿は決めてある。
やまたつから聞いていた「ビッグ・ブルー・バックパッカーズ」。
ロケーションがいいらしい。
楽しみ!

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道路沿いにある入口からは中の様子がわからなかったけど、レセプション目指して斜面を下っていくとマラウィ湖がどーんとお出迎えしてくれた。

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ドミトリーもあるんだけど、値段もそんなに変わらないしロッジに泊まることにした。
湖に面した藁葺き屋根の小屋がわたしたちの部屋。

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ダブルルームでふたりで一泊6000クワチャ(約1500円)。
トイレ・シャワーは共同。
Wi-Fiも遅いけど使えるし、アフリカの最貧国マラウィにこんなくつろげる隠れ家があったなんて。
夜に羽のある虫が大量発生するのをのぞけば、すてきなゲストハウス。

部屋からは海のようなマラウィ湖が見えるし、テラスもある。
テラスで大量買いしたマンゴーを食べては、歯に詰まったすじを取るということを繰り返すことが日課に。

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この宿にはいろんなコテージがあって、好きな部屋を選べる。
アフリカ旅に疲れた人にはおすすめですよ!
カタベイにはほかにもこんな感じの宿がいくつかあるらしい。

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残念なことに湖には住血吸虫がいて、湖に入ると体内に侵入してきて内蔵なんかに寄生して健康に悪影響を及ぼすらしい。
それでも地元の人はおかまいなく湖に入っているし、外国人ツーリストも気にせずに泳いだりカヌーに乗ったりしている。
マラウィ湖にはダイビングもできるスポットがあるんだって。

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外国人がたくさんカヌーに乗ってるなって思ったら、レジャー用のカヌーじゃなかった。
一本の木をくり抜いただけの船で、地元の人が釣りをしている。

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リゾートっぽいけどリゾートじゃないのがカタベイの良さ。
宿から垣間見える、地元の人たちの暮らしぶり。

洗濯をするお母さんもいれば、湖で遊ぶ子どももいる。

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湖畔の岩には体長80センチくらいのイグアナのような大きなトカゲのようなものが出没したり、こんなカラフルなものがいたり。

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カタベイは、のんびりとした小さな街。
マラウィ湖以外に観光するようなところはないけれど、外国人が立ち寄ってまったりしている。

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それと、ここでは魚が食べられる。
イモやウガリじゃなくて、ちゃんと白ご飯とセットになっているのがうれしい。

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だいたいどこの食堂も同じようなメニューだけど、お店によって、また日によっても魚の種類が違う。
一皿700クワチャ(約175円)くらい。

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トマトベースの味付け。
この魚はやわらかくてちょっと脂がのっていておいしかった。

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手で上手に食べるのがマラウィ流。
手で食べると骨もきれいに取ることができる。
ほぐした魚とご飯を手でこねて食べるのもいい。

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宿から見える湖を眺めるのもいいけれど、繁華街の湖畔を散策するのも好き。
ここでも現地の人が洗濯したり、体を洗っていたり。

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生活に湖は欠かせない。
小さいころから湖とともに生きてきた人たち。

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一本の木をくり抜いてつくった船は、子どもたちの遊び道具でもある。
こうやって幼いころから親しんでいくんだね。

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太陽が落ちるころ、湖は静かになっていく。
穏やかで平和な時間。
暑さも和らぎ、湖からの風が頬を撫でる。

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そんなとき、湖の男たちはちゃくちゃくと準備を始める。
夜に沖に出て、漁をする男たち。
もちろんあの木の船を使って。
木の船にはランプが括り付けてある。
これが漁り火。

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ちょっとだけ大きいボートに木の船を載せて、沖へと運ぶ。
どんな魚が獲れるのかな。

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夜に窓の外を見ると、湖にいくつもの小さな光が漂っていた。
あの頼りなさそうな船で、ランプのあかりだけで孤独にふわふわ浮いているかと思うと、湖の男たちって頼もしいなって思う。

マラウィのリゾート地っぽいカタベイ。
そこには、湖と生きる地元の人たちの姿がある。
ゆったり、まったり、のどかに、まじめに。
マラウィを象徴するような街だった。
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「ここは中国?」自転車だらけのマラウイへ

2015.02.15 05:35|マラウイ☞EDIT
最近毎日肉を食べているのでちょっとふっくらしてきたケンゾーです。
昔から気を抜くとすぐに痩せてしまう体質。
中年太りの心配がないのはいいんだけど、もうちょっと増量したい。
モリモリ食べてあと3kgくらい太りたいな。

アキバ系協力隊員のみわっちに別れを告げたケンゾーとイクエ。
これでタンザニアの旅は終了。
4、5日でさっさと通過するつもりだったタンザニア。
この国でも出会いに恵まれて結局トランジットビザの期限ギリギリ、13日間も滞在。
観光はまったくしなかったけど、毎日楽しかった。

ケンゾーとイクエが次にめざすのはお隣のザンビア、ではなくちょっとマイナーなマラウイ。
マラウイでも各地の協力隊員にお世話になる予定。
まずはタンザニアとの国境に近いカロンガという街で1人目の隊員と会うことになっている。

カロンガ

ムベヤからキヘラ行きのバスに乗って国境へ。
タンザニア最後のバスは5000シリング(約350円)

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「タンザニアの移動は地獄」だと聞いていたので入国前はかなりナーバスになってたけど、実際は地獄と言うほど酷くはなかった。
やっぱり移動は断トツでエチオピアがきつかった。

バスが発車するまで座って待っていると、ニョキニョキと窓から絶え間なく手が伸びてくる。
あまりにもアグレッシブな売り子たちの営業活動。

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ドンドンドンドン!と外から窓をたたかれ、無言で顔の前にぬっと差し出されると「え?なに?!」とちょっとイヤな感じがする。
そんなときはこちらも無視。
意地でもまったく反応をしめさずに向こうが諦めるまで無視し続ける。
そんな横着なやり方が通用すると思われるのはしゃくだ。

バスはボーダーから2kmほど手前が終点。
殺到してくるチャリタクを振り切り歩いてボーダーへ。

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このタンザニア~マラウイ間の国境は悪徳両替屋が多いことで有名。
札の枚数をごまかしたり偽札を混ぜることもあるんだそう。
これまで被害に遭った日本人にも数人会ってきた。
ケンゾーとイクエも何度も声をかけられたけれどすべて無視。

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なんの問題も無くタンザニアを出国。
タンザニアとマラウイを隔てているソングウェ川を渡ってマラウイ側のイミグレーションへ。

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この当たりでも両替しないかとしょっちゅう人が寄ってくる。
でもこの橋の周辺の両替屋がいちばんタチが悪いんだそう。
金を奪って橋から飛び降りて逃げるというひったくりまがいの被害を受けた旅人もいるらしい。

マラウイはビザなしで入国できる。
こちらもすんなりと入国スタンプを押してもらえた。
ビザなしで滞在できるのは14日間。
マラウイに2週間も滞在するつもりはさらさらなかったので、滞在可能な日数なんてまったく気にも留めてなかったんだけど・・・。
まあ何があったかは、またのちほど。

マラウイ側のイミグレーションの横にちゃんと正規の両替屋があった。
レートも悪くないので余ったタンザニアシリングをマラウイクワチャに両替。
両替の心配はないので、声をかけてくる闇両替屋はすべて無視したほうがいい。

イミグレーションを抜けるとカロンガ行きの乗合いワゴンが待機していた。
カロンガまで1人600クワチャ(約150円)。

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誰が乗客で誰がスタッフで誰がドライバーなのかさっぱり分からないけど、みんな気さくに声を掛けてくる。
なかなか好印象なマラウイ人、楽しい旅になりそうだ。

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意外にも道はちゃんとアスファルトで舗装されている。
ウガンダよりも発展してそうだ。

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校庭でサッカーを楽しむ子どもたち。
ボールの動きがなんか変だなあと思ったら、ゴミを丸めて作った手作りボールだった。
ウガンダのほうが発展してるのか?

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あとで聞いたんだけど、マラウイはエチオピアやウガンダと並んでアフリカ最貧国、というか世界最貧国のひとつに数えられている。

およそ30分でカロンガに到着。
バスターミナルで協力隊員のやまたつが出迎えてくれた。
はじめまして、お世話になります!

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マラウイに入ってうすうす感じてはいたんだけど、自転車率がめちゃくちゃ高い。
チャリタクもうじゃうじゃいるし、やまたつもマイ自転車に乗っている。
マラウイではお手軽なチャリタクをよく利用することになりそうだ。

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やまたつの家は街の中心から少し離れたところにある。
平屋の一軒家なんだけど、庭をちょこちょこと動き回る生き物が。

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アヒル?
それともカモ?
親鳥が1組と中くらいの子どもが2羽、そしてまだ黄色い羽毛が残っているひな鳥が4羽くらい。
近所のカモたちが遊びに来てるのかと思ったら、まさかのやまたつが飼ってるカモたちだった。
鳥好きのやまたつがペットとして飼っている、わけではなくて食料として。

「こっちではみんな普通に飼ってますよ。
 ほかの国の隊員は飼ってないんですか?」


いやいや、ペットとして猫を飼ってる隊員はいたけど、食べるためにカモを飼ってる隊員はいなかったよ。
人が集まったときなどにやまたつが捌いて調理するんだそう。

「そろそろ食べごろのやつがいるでしょ。
 おいしいんですよ!」


カモを眺めながら嬉しそうに喋るやまたつ。
庭の片隅にはかなり立派なカモたちの家も作っている。
マラウイ隊員はちょっとほかの国の隊員と毛色が違うっぽいぞ。

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カモ持ちやまたつの職業は栄養士。
もちろん料理もお手のもの。
なるほど、それならカモを捌けるのも納得。

日本では病院に勤務していたやまたつ。
各患者に合わせた病院食の献立を計画していたんだそう。
ここカロンガでも活動場所は病院。
おもに糖尿病患者に対して食事や栄養面のサポートをしている。

そんな栄養士としての活動を見学させてもらうことに。
本来の活動先である病院へ行く前に、やまたつが取り組んでいるもうひとつの現場へ寄ることに。
やまたつはマイ自転車で、ケンゾーとイクエはチャリタクで出発。

カロンガの道路の主役は自転車。
ここ中国?と思ってしまうくらい街は自転車だらけ。
坂がなくて平坦な街だから移動は自転車で十分だろうね。

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やまたつのもうひとうの活動先がこちら。
ここはHIV感染者のサポートをしているNGOのオフィス。

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外国の団体が経済的に苦しい人たちに栄養補助食品を無料で配布しているそうなんだけど、もっと手軽に各家庭で作れないか?と考えたやまたつ。
無料で配られる栄養補助食品に似せて、ナッツを使って手作りしたものを試食してもうらおうとやって来たんだそう。

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見た目も味もピーナッツバターにそっくり。
味見したスタッフの反応もまずまずだったみたい。

このあとやまたつが派遣されている病院へ。
この病院もそうだけど、この時期まっ赤な花を咲かせた木が街中を華やかに彩っていた。

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これは「カエンボク」といって西アフリカ原産の樹木。
ケンゾーたちがマラウイを訪れたのは11月末。
クリスマスの時期に鮮やかな花を咲かせることから「クリスマスツリー」と呼ばれているんだって。

白衣に着替えたやまたつが向かうのは、地元の人々が集まっている病院の一画。
ここで毎週開催されているのは『糖尿病教室』。
なるほど、たしかにちょっと太めのおばさま達の参加者が多い。

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マラウイでは食事の偏りから糖尿病患者が急激に増加しているんだそう。
食事の摂り方など栄養学の見地から助言をしている。

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じつはこの病院にはもう一人協力隊員が派遣されている。
看護師のしなちゃん。
日本でもHIV外来で働いていたHIV・エイズのスペシャリスト。
もちろんこの病院でもHIV感染者のサポートをしている。

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以前はHIV感染者の割合が人口の15%を越えていたというマラウイ。
現在の大統領がHIV対策にかなり力を入れていて、現在は9%まで下がってきているんだそう。
しなちゃんのようなスペシャリストがマラウイのHIV対策に多大な貢献をしている。

ちなみに、しなちゃんも福岡出身。
それもケンゾーとかなり実家が近い。
まさかマラウイで福岡のローカルネタで盛り上がるとは思ってもいなかった。

活動後にやまたつがマラウイ湖に連れて行ってくれた。
家からほんの少し歩いただけでマラウイの一大観光スポットに着くという素晴らしい立地。

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砂浜もあって湖と言うよりは海のようなマラウイ湖。
アフリカで3番目に大きな湖で、海の無い内陸国のマラウイにとっては貴重な湖。
泳いで楽しむと言うよりは、体を洗ったり洗濯をしたりと実用的な用途でいつも賑わっている。

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湖畔にある街唯一(?)のおしゃれなホテルのレストランで乾杯。
夕方に海のような湖を見ながら飲むビールは格別。

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とくにこれといった観光地もなく、かなりマイナーなマラウイ。
でもケンゾーとイクエにとってはかなり居心地のいい国だった。
これから各地の協力隊員の活動の様子と、マラウイの魅力をお伝えしていきます ♫
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タンザニアでキリマンジャロと48を力説

2015.02.14 06:20|タンザニア☞EDIT
いくらのプチプチ感が恋しいイクエです。
数の子のプチプチ感も恋しいなあ。
日本酒といっしょに味わいたい!!

タンザニアの海外協力隊員の家めぐりをしているイクエとケンゾー。
タンザニア最後の目的地はマラウィとの国境に近いムベヤ。
ここにもわたしたちに会ってくれるという隊員がいる。

ムベヤ

ゆうこりんたちと楽しい日々を過ごしたイリンガからバスで5時間半。
ムベヤでわたしたちを出迎えてくれたのは、大学で機械工学を教えているみわっち。
2泊3日、よろしくお願いします。

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会って早々腹ごしらえ。
みわっちお勧めのレストランで肉とポテトのランチ。
みわっちもお酒が好きそうなので、夜もいっしょに飲めそうだね。

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わたしが飲んでいるのは、タンザニアで気に入った「CASTEL」の黒ビール。
普通のビールと同じ値段なのに、クリーミーでコクがある。
タンザニアで飲み納めかな。

みわっちが住んでいるのは、大学の敷地内にある職員住宅。
4階建てで階段を挟んでそれぞれの部屋の玄関があり、日本の団地のようなつくり。

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かつて共産主義国だったタンザニア。
むかし、旧ソ連が支援してつくったんだって。
そういわれると、大学全体が旧ソ連圏の街並みの雰囲気がある。

みわっちの家には寝室がふたつ。
そのうちの一つをわたしたちに貸してくれた。
古ぼけた家具がどこかさびしく、いい味を出している。

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この団地みたいな部屋にはずいぶん前から歴代の協力隊員が生活しているらしい。
この大学でみわっちは機械工学を教えているけど、土木を教えていた隊員などもいたのだそう。
その人たちが授業で使っていた専門書や道具が残されている。
壁に貼られている世界地図は数十年前のもので、ロシアはソ連と表記され、アフリカには今はなきザイールがあった。

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歴史を感じさせる部屋。
歴代の隊員たちの置き土産がいたるところに。
推理小説のシリーズものや歴史もの、短編小説に、料理本、ギター教本、コミック。
2年くらいじゃ読み終わらない。

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日本からはるか遠くアフリカの地で、娯楽も何もなく2年間を過ごす隊員たち。
孤独な生活には、本が必需品。
重いけど日本から持ってきたり、送ってもらったりしたのだろう。
大きな段ボール箱いっぱいに入ったビデオテープも発見。
日本のテレビ番組を録画したものが数十本。
タイトルを見ると10年、20年前のものでかなり古そう。
ドラマやドキュメンタリー番組、スペシャル番組にお笑い。
パソコンやインターネットが普及している今はパソコンで簡単に動画を見ることができるけれど、少し前まではそんなことできなかった。
録画してためたテープを大事にアフリカまでもってきて、繰り返し見たんだろうなあ。

何やらお宝が入った段ボール箱をもってきたみわっち。

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「先輩隊員が置いていったり、もらったりした食材です。
KOICA(JICAの韓国版)の隊員からもらった韓国食材もありますよ。
この箱の中のもの、使ってください。」

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ということで、さっそく夕食作り。
みわっちの家も、断水の時間が長い。
水が出るのは朝と夜の数時間だけ。
その間に料理しないと!

それと今のうちにペットボトルやバケツに水をためておいて、断水のときにそなえる。

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今夜のメニューは肉と野菜の炒めものに酢の物。
日本で「マロニー」なんて使わないけど、お宝の箱にあったのでちゃっかり使わせてもらう。
日本と韓国の調味料で味付け。
なんと炊飯器まであったので、おいしいほかほかの白ご飯も炊ける!

ケンゾーがいちばん喜んだのがこれ。

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旅行中たま~に日本酒をいただくことはあるんだけど、芋焼酎なんてレア。
芋焼酎好きのケンゾーはニヤニヤが止まらない。

「いただきま~す!!」

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日本の国立大学で機械工学を学んでいたみわっち。
大学院まで進学し、歯車について研究していたんだって。
その後は日本の有名な自動車メーカーにエンジニアとして入社し、ミッションの開発を担当。
会社の若きホープとして、インドの工場に派遣されていたこともある。

将来有望だったみわっちだけど、自分を求めてくれている人がいれば途上国に行きたい、必要としてくれる人に自分の技術や知識を直接伝えたいと思うようになった。

みわっちは結局退社し協力隊の道に進むことにした。
ほかの隊員によれば、ご家族から反対もされたのだとか。
みわっちに限ったことではない。
そりゃあ親としては、いい会社に入って、それなりの給料がもらえて将来も約束されていた息子が、それを全部捨ててアフリカに行くなんて言ったら反対もしたくなる。
2年間の協力隊の任務が終わったあとの人生設計は白紙。
またいちから就職先を探さないといけないけど、正直言って難しい。

でも、そんなことも全部考慮したうえでのみわっちの決断。
とても大きくて、重みのある、尊敬すべき決断だと思う。

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朝、手作りのコンパスをもって大学にむかうみわっち。
いい顔をしている。

そんなみわっちが教えている大学におじゃまさせてもらうことにした。
みわっちの家から徒歩3分。
旧ソ連が建てた校舎。

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ここは技術大学。
機械や溶接、土木・・・。
学生たちが実技をしながら学んでいる。

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タンザニアから優秀な学生たちが集まるそうなんだけど、それにしては校舎も教材も古い。
壊れて使いものにならないような機械が並んでいる。
修理できずにそのまま放置されているものもあれば、年代物なのに現役なのもある。

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動くのが不思議なくらい古い機械。
ソ連で作られたものらしい。

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「技術はどんどん進んでいっているのに、こんな時代遅れの機械でも大丈夫なの?」
「基本動作は同じなので、学ぶうえでは支障がないんですよ。」

唯一、理系の大学っぽい部屋がここ。
比較的、新し目の機械が並んでいる。

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教授たちは海外留学の経験もある優秀な人たちらしい。
でも学生たちはここで学んだからといって、日本のようにメーカーの開発に携わる仕事に就けるわけではない。
タンザニアにそういう会社はほとんどない。
車の修理工や、簡単な機械のメンテナンスなどをする仕事に就く学生が多いみたい。

自習室がないので、授業の空き時間に廊下で勉強する学生たち。

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自習するスペースをどこかにつくってあげるといいのにねえ。
教室も足りないみたい。
外の、数少ないテーブルとベンチはつねに勉強する学生たちでいっぱい。

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大学の図書室。
大きな大学なのに、図書室の規模は小学校の図書室よりも小さい。
写真に写っているのがこの図書室のほぼすべて。
本の種類はとても少ない。
ほとんどが辞書や教科書のようなもので何冊も同じものがある。
いろんなジャンルのものから興味のあるものを選ぶなんてことはできない。

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お昼は大学内の食堂に行ってみることに。
日本の大学のように大学周辺に食堂やコンビニがあるわけではない。
学生目当てのお店はほとんどゼロ。
日本の大学生は居酒屋で飲んだりカラオケに行ったりするけど、こっちの学生はお金を切り詰めて毎日寮にこもっているのかも。
学生寮も大学の敷地内にある。
無機質で、華やかさのないつくりだなあ。

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学内の食堂は学生たちでそれなりに賑わっていた。
「何が食べられるのかなあ」「何にしようかなあ」と悩んでいたけれど、悩む必要はなかった。
選べるだけのメニューはない。
煮干しの和え物、食用バナナの煮物、ライス、以上。
メニューが豊富で安くてボリュームたっぷりの、日本の学食のレベルの高さを実感。

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昼食中、みわっちの話が炸裂。
盛り上がったのは、みわっちがキリマンジャロに登ったときの話。
みわっちは協力隊になる前、タンザニアに旅行に来たことがある。
そのときにキリマンジャロ登山に挑戦したんだって。

「登頂できたの?」
「一応、登れました。」

「すごいね!山頂まで登れたんだ。」
「でも・・・
まったく覚えてないんです。
高山病で。」


「そんなにひどかったの?」
「頭は痛いし、フラフラで。
目もよく見えなくなったんです。
目の前にもやがかかって、真っ黒で。」


「それ、めちゃくちゃ危ないよ。
死ななくてよかったよ。
よくあきらめなかったねぇ。」

「わざわざ会社の休みを利用して高い航空券を買って、日本から長時間飛行機に乗ってやってきたんです。
キリマンジャロに登ることが目的だったから、何が何でも登ってやろうって思って。
でも、ぜんぜん覚えてないんですよ。」


「どうやって登れたの?」
「ガイドの肩に両腕をまわして引きずられるように。
顔はずっと下を向いていたから、唯一覚えているのは地面。
雪で覆われた足元の白い地面はなんとなく覚えています。」


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「頂上での景色やそのときの感動は?」
「ぜんぜん。
やっと着いたなあ、ぐらい。
でもそんなときにどうやら写真を撮っていたらしいんです。
まったく覚えてないけど。
帰ってからその時撮った写真を見て『へぇ~、山頂はこうなっていたんだあ』『こんなところに行ったんだあ』『こんな景色を見てたんだなあ』ってびっくりしたんですよ。」


「ほんとにぜんぜん覚えてないんだ。」
「記憶が飛んでます。」

「せっかくお金をかけて登ったのにもったいないことしたねえ。
もうこりごりでしょ。」

「いや、せっかくこうやってまたタンザニアに来たんだから、任期中にもう一回登ろうと思ってます。
今度はちゃんと高地順応をして高山病の症状を最小限にして、記憶が飛ばないようにして。
山頂のことはまったく覚えてないから、きっと今回登って上から景色を眺めたらはじめてのように感動できると思います!」


キリマンジャロ登頂に成功しながら、もう一度チャンレンジする素人の日本人ってかなり珍しいと思うよ。

やるねえ、みわっち!!

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みわっちの授業を見学させてもらった。
歯車の設計についての授業で、理系じゃないイクエとケンゾーにはなんとなーく分かる程度。
人気授業なのか教室が満杯になるくらいの学生たちで、みんなメモをとりながら真剣に聞いていた。

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日本車の開発に携わっていた先生から直接授業を受けられるなんて、学生たちにとっては嬉しいことだと思う。
みわっちの授業を受けた学生の中で、将来タンザニアの未来を切り開く研究者や開発者が生まれるかもしれない。

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授業を終えておつかれのみわっち。
きょうの夕食は天ぷらですよ。

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みわっちの嫌いなものは「お麩」。
だけど油揚げも天かすも大好き。
つゆをたっぷり含んでやわらかくなった天かすはおいしいと感じるのに、ふにゃふにゃのお麩はダメなんだって。
なんでだろうね。

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みわっちとの会話で盛り上がるのはキリマンジャロの話だけじゃない。
いちばん盛り上がるネタはNMB48!
秋葉原のAKB48にあたる、大阪・難波のグループ。
みわっちがNMBの大ファンだということは隊員たちのなかで有名で、ここに来る前から聞いていた。
みわっちは関西出身でもないのに、AKBじゃなくてNMBが気に入ったらしい。
もともと興味がなかったんだけど、友人に誘われてライブにつきあってあげたら、一生懸命に歌やダンスを披露しトークで客を楽しませるメンバーたちに惹き付けられたのだとか。

目を輝かせて力説するみわっち。
「彼女たちをはじめて見たとき、カッコいいなあ~!!と思ったんです。」

「かわい~い♡」じゃなくて「カッコイイ!!」って思ったんだって。

「アイドルのライブってすごいんでしょ。
お客さんがいっしょに踊ったり、ファンの名前を叫んだりするの?」

「それはダメなんですよ。」

「ダメってどういうこと?」
「ちゃんと席に座ったまま、静かに集中して彼女たちのダンスや歌を見ていないといけない。
それをじゃまするような人がいたら、まわりの人が注意しますよ。
座ったままで、ジャマしないように見ないと。」


48ファンは、ほかのミュージシャンのファンよりも真面目なようだ。

CDは年に200枚くらい買っていたみわっち。
もちろん握手券や総選挙の投票券を獲得するため。

「同じCDを何十枚も買ってどうするの?
ブックオフに売るの?」

「それが、どこの中古屋さんも買い取ってくれないんですよ。
みんな中古屋さんに売ろうとするでしょ。
だからあまり過ぎてるんです。
しかも握手券のないCDなんて需要がない。」


「じゃあ、タダで引き取ってもらうしかないね。」
「タダでももらってくれないです。
捨てるしかないですよ。」


この世界についてあまり知らない方のために説明すると、AKB48のようなご当地48が主要都市で活動している。
福岡・博多にはHKT48があって、みわっちはHKT48のライブを見るために福岡にも来たことがある。
〇〇48のライブを見るため、休日にはわざわざ泊まりがかりで各地に足を伸ばしていたそう。
交通費や宿泊費もかさむ。
ファンじゃない人にとっては「もったいないなあ」って思うかもしれないけど、それによってストレス解消ができて仕事への意欲がわくのならお金をかけるのもありだと思う。
毎日晩酌する人、週に何日かパチンコする人、年に数回の旅行にお金をかける人、大好きな車を奮発して買う人・・・。
価値観はひとそれぞれ。
みわっちが嬉しそうに48の魅力を力説しているのを見ると、48ってすごいんだなって思える。
まさかタンザニアで48のすごさを知ることになるとは思わなかったよ。

イクエとケンゾーにとっては、ハネムーン以来2度目の訪問となったタンザニア。
観光地には行かなかったけど、たくさんの協力隊のメンバーたちに出会えていっしょに毎日おいしいものを食べて、腹を抱えて笑う楽しい日々だった。
ただの経由地にするつもりがここで2週間も過ごしてしまった。

みんなのおかげで楽しかったタンザニア。
ついに出るときがやってきた。
次の国はマラウィ。
マラウィってどんな国?
どうぞ、お楽しみに ♪
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すてきな手話カフェと好きなゆうこりん

2015.02.10 06:20|タンザニア☞EDIT
夜用の美容クリームを手に入れたいイクエです。
夜用を使い果たしてしまって、昼用のはあるんだけど日焼け止め成分が入っているからそれを夜に使うのはためらわれる。
買おうとしてるんだけど、いいのがない。
ニベアのハンドクリームを顔に使うか、あやしいクリームを買うか。
どうしようかな。

イリンガの田舎の病院で活躍するゆうこりんと、きょうはイリンガの繁華街にお出かけすることに。
ミニバスは乗客でパンパン。
これ以上乗るのは無理だと思っても、体を押し込めて無理矢理乗れてしまう。
これまでいろんな国で定員オーバーの乗り物に乗ってきたけれど、これがいちばんかも。
ミニバスにこれだけの人が座ったり立ったりして乗っている。

ワゴンとは思えない人口密度。

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立っている人は頭が天井につくから、足を曲げたりかがんだりしてなんとか乗っている。
つらい体勢で、はやく目的地に着くことを祈るのみ。

人口11万人のイリンガの街。
キリマンジャロ登山の拠点となる街のモシをコンパクトにした感じだと言われている。
モシはツーリストが居心地がいいと感じる街で、かわいいお土産屋さんやオシャレなカフェがたくさんあるらしい。
そんなモシに今回わたしたちは行かないので、ここイリンガの街でモシ気分を味わっておこう。

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ドイツが占領したときの名残なのか、古き良き時代のヨーロッパ風の建物が並んでいる一画がある。
れんが造りで三角の屋根も雰囲気がある。

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「この一画、すごいいい雰囲気なのに最近緑色に塗り直されたところがあって台無し!
ほら、あそこの建物。
どぎつい緑色になってるんだけど、ちょっと前はほかの建物みたいにいい味だしてたんだよ。
れんがだったのに!」


たしかに味のある建物だったのにもったいない。
かろうじて屋根の独特のかたちがかつての姿を偲ばせる。
緑がシンボルカラーの政党かなんかの建物として使われているみたい。

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雰囲気のいい建物を大事に残していかないと、第2のモシにはなれないよ。

「シェイクを出してくれるおしゃれカフェがあるんだよ。
本格的な味でおいしいんだよ。」

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バニラにチョコレートにコーヒー味。
舌触りなめらかでほどよい甘さ。

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Wi-Fiもあるし、こんなカフェにたまに来ればリフレッシュできそう。
アフリカの田舎で活動している隊員たちは、リフレッシュする場がほとんどない。
映画館などの娯楽もないし、誰にもじゃまされずにぼーっとできる場所もなかなかない。
せめて長居できるようなカフェさえあればって言う隊員もいる。

こんなカフェなら誰にも気兼ねすることなくちょっと優雅にくつろげる。

「ほかにも連れて行きたい場所があるんだぁ。
1階がかわいい雑貨屋さんで、2階がレストランになってるの。」

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一階の雑貨屋さんはタンザニアの田舎町とは思えないぐらいおしゃれ。
商品のクオリティーも高いし、インテリアもセンスがいい。

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タンザニア伝統の布、キテンゲを使ったランプシェードやクッション。
かわいいけれど値段もそれなり。
でもこのクオリティーとデザインなら納得の値段。

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このかわいい製品をつくっているのは障がい者の人たち。
ただでさえ貧困が存在するタンザニアで、弱者である障がい者が仕事に就ける機会は少ない。
家族からも重荷と感じられていることが多い。
このお店を運営しているNPOの「NEEMA CRAFTS」はそんな障がい者の人たちに、もの作りの技術を教え、雇用し、雑貨を作ってもらっている。
お店の裏には工房もあるんだって。

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イギリスの団体が支援していて、イギリスやアメリカなどの雑貨店にも納品しているのだそう。
欧米のセンスのいい人たちにも通用するデザイン。
日本でも売れると思う。

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試着室もこんなにアーティスティック。
ゆうこりんもたまにここで服やバッグを買っているんだって。

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この雑貨店の2階のカフェも居心地のいい空間になっている。
ドリップコーヒーやケーキ、食事が楽しめる。

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カフェで働いているのは耳が聞こえない人たち。
笑顔で仕事をしていて、とても楽しそうでこっちまで楽しくなる。

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耳が聞こえないなか、お客さんとどうやってコミニュケーションをとるのか。
メニューを指差してもらったり、筆談したりして注文を受ける。
さらに、メニューには簡単な手話が紹介されている。
これなら、お客さんも手話を使って注文できるね。

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スタッフたちはいきいきと働いている。
障がいなんて関係ない。
お互い不思議とコミニュケーションが取れるし、おかしくて楽しくて笑い合う。

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こんな場所があるイリンガって素敵な街だね。
こんな街なら長居したいなあ。

イリンガはタンザニアの中では比較的大きな街だけど、少し離れれば自然が広がっている。
周りの森の木々は、赤や黄色に色づいている。
タンザニアで見る紅葉は格別。

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夜は、ほかの隊員といっしょにイリンガのレストランで夕食。
中華料理やインド料理などもある多国籍料理店。
注文したのはアジア版焼きそばやカレー、魚の甘酸っぱい煮込みなど。

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食事をいっしょにした隊員は、通称ムング。
ムングって言うのはこっちで「神」っていう意味。
独特の世界観をもっていてマイペース、凡人とはちょっと違う雰囲気なので隊員の間でそう呼ばれている。
ムングの活動内容は環境教育。
タンザニアの子どもたちに環境保全の大切さを教えている。
かなり若く見られるけど、ケンゾーと同じくらいの年齢らしい。
20代後半にしか見えない!
うらやましい。

この日はイリンガのホテルに宿泊。
よく隊員が利用している安いホテルなんだって。
ゆうこりんはスタッフとも仲がいいので少し割引してもらった。
にもかかわらず、ひとり用の部屋に3人で泊まるわたしたち。
だって、そっちのほうが夜中までおしゃべりできるし楽しいから。
ベッドの大きさはセミダブルくらい。
34歳と40歳のわたしたち。
こんな年齢でも修学旅行気分を味わうなんて若いときは想像もできなかったね。

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ゆうこりんと出会って数日しか経っていない。
でも、おない年ということもあってか気兼ねなく自然体でいっしょにいられて、昔からの友だちみたい。

「この前会ったばっかりなのに、そんな気がぜんぜんしない!」
「また日本でも会おうね。」

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バス停まで見送りに来てくれたゆうこりんとムング。

「さびしくなるよ〜。」
「ゆうこりん、なに泣いてるの?」

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おない年といっても、住んでる場所も違えば職業も違ったわたしたち。
日本にいたら会うことなんてなかったのに、こんなタンザニアで出会って友だちになるなんておもしろいね。

ありがとうね!
残された活動、がんばってね!
また日本で会えることを楽しみにしてるよ♡

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水汲みをしたい理由

2015.02.09 05:52|タンザニア☞EDIT
いちばん最初に好きな男の子にバレンタインデーのチョコをあげたのは3歳だったイクエです。
そのときは「好き」と言うより保育園の「仲がいい」友だちだったんだけどね。
たしかアーモンドチョコレートだった。
チョコを受け取った3歳のヒロくんは、うれしかったようでぐるぐる部屋の中を何周も走り回っていたのを今も覚えている。
人生で初めてマシュマロを食べたのは、5歳のときのホワイトデーにコーイチくんからもらったホワイトデーのお返しだった。
コーイチくんはモテていたので、ほかの女の子ももらっていて保育園の縁側で女児たちで並んでマシュマロを食べたのを今も覚えている。

ドドマでお世話になった大学のパソコン講師、ミッチーに別れを告げる。

「お婿さんにしたい男ナンバーワン」のミッチー、残りの滞在も語学を駆使してがんばってね!
ありがとう。

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このままタンザニアとマラウィの国境を目指そうと思っていたけれど、ここで仲良くなった看護師隊員のゆうこりんから「我が家にも来てみる?」という嬉しいお誘いを受けた。

「え? いいの!? 行く行く!」

ゆうこりんが活動しているのは、イリンガという街。
一足先にイリンガに戻ったゆうこりんを追いかける形でバスに乗り込み、イリンガを目指す。

イリンガ

「イリンガってどんなところかなあ。」

ミッチーに聞いたとき、ミッチーは言った。

「イリンガに向かうまでの景色がきれいですよ。
 バオバブの並木道がずーっとあって。」

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バオバブってマダガスカルでしか見られないと思ってた。
タンザニアでもこんなにたくさんのバオバブが見られるなんてうれしい!

バオバブで覆われた山も。

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乾燥していて、けっして緑豊かな場所ではない。
だけど美しい青の湖もあって、タンザニアの大自然に見入ってしまう。

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イリンガの街に到着。
バスターミナルには、『大分西高校 サッカー部』のバス。
もちろん日本の高校生が乗っているわけではなく、日本からはるばるやってきた中古車。
いまは長距離バスとしてタンザニア人が乗っている。

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日本では使えない中古車かもしれないけど、タンザニアではこのバスはほかのバスよりも立派。
まだまだあと10年、いや20年以上使われるんじゃないかな。

ゆうこりんの家はイリンガにあるのかと思いきや、イリンガの郊外の田舎。
さらにミニバスに乗り換える。
ワゴンのミニバスは乗客でパンパン。
日本の通勤ラッシュ並みの混雑で、ワゴンなのに立っている客が多すぎ。
わたしたちも押込められて立ちっぱなしなので窓からの景色なんて見られない。

ミニバスが目的地に到着して外に出てみるとさっきまでの街並みとは大違いの、ど田舎だった。

「ゆうこりん、こんなところに住んでいるんだね。
 たいへんだねえ。」

「そうなの。
 けっこう田舎でしょ。
 でも、暮らしやすい場所で気に入ってるんだよ。」

看護師のゆうこりん。
勤務先の病院のとなりの職員住宅がゆうこりんの家。
この前までの豪邸(ただし水が出ない)とうってかわって殺風景な長屋の住宅。

「おじゃましま〜す」

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ゆうこりんの家は、水道もあって水がたまに出る。
でも、その水が問題!
水道から出る水は、濁っていて臭い。
ゆうこりんの家から7分くらい歩いた民家に、透明な水が出る水道があって、ゆうこりんはそこに水をもらいにいっている。

ゆうこりんの家には大きなポリバケツやペットボトル、水差しがたくさん置いてある。
ゆうこりんは数種類の水を使い分けている。

1、家の水道水(濁っていて臭い)

2、家の水道水を大きなバケツに溜めて放置したその上澄みの水(濁っているけど1よりはマシ)

3、民家からもらってくる透明な水

4、3を濾過器でろ過させた清潔な水


たとえば料理に使ったり歯磨きをするのは4の水。
茶碗洗いで最初の汚れ落としは2の水で、仕上げのすすぎは3の水。
1の水はトイレのあとに流したり掃除するときに使う。

ゆうこりんなりのルールがあるから、わたしたちは覚えるのが大変。
タンクの色や水差しの色も覚えて使い分けていく。

ちなみに入浴はバケツにお湯を入れて浴びる仕組み。
入浴用に3の水をゆうこりんは湧かしているんだけどあることを発見したらしい。
それは電気ケトルで湧かしたお湯とガスコンロで湧かしたお湯に違いがあること。
電気ケトルのほうはすぐに冷めてしまうけど、ガスコンロのほうはなめらかで冷めにくく体の芯からぬくもるらしい。
だからきっとお茶もケトルで湧かすよりもコンロで湧かしたほうがおいしいのかもしれないね。
さらに炭火だともっと違うだろうね。

ゆうこりんの家に着くなり、さっそく透明な水をゲットするべく3人で水汲みに。

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水汲みってものすごく大変。
重くて運ぶのが重労働だし時間もかかる。
でもこっちの人にとってはあたり前の仕事。

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途上国に来て思うのは、日々の暮らしを維持するための家事が日本の何倍も大変だということ。
水汲みも大変。
洗濯機もないから洗濯するのも時間がかかる。
コンロもないところだと薪を運んで火をおこすのにひと苦労。
家事だけで一日があっという間に終わってしまう。

それに比べて日本は洗濯機もレンジも食洗機まであって、機械に頼ることで家事の労力や時間をかなり削減できている。
だから日本のほうが時間があるはずなのに、忙しくて時間が足りない。
日本人のほうが疲れている。

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活動をしながら現地で日々の家事をこなしていくのってとても大変。
隊員のなかには、家事を手伝ってくれる人を自分のポケットマネーで雇っている人もいる。
水汲みや洗濯、家の掃除や食事作り・・・。
日本人にとっては「メイドを雇う」っていうのはちょっと抵抗があるかもしれないけど、こちらの文化では珍しいことではない。
雇用を生み出すことにもなるし悪いことではない。

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「ねえ、ゆうこりん、看護師をしながら水汲みをするのって大変だね。
支払う給料は安いらしいし、ちょっとでも負担が軽くなるように近所の人を雇ってみたら?」

「わかってる。
でも、わたしはこれでいいの。
水汲みに行く途中で地元の人とあいさつしたり立ち話したりできる。
水汲みのおかげで友だちになった人もいる。
わたしにとって水汲みは、この社会に溶け込んで生活するために大切なことだから。」

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いつもほんとうに楽しそうな笑顔をしているゆうこりんは、みんなから好かれている。
ゆうこりんが水汲みをしていると近所の子どもたちが集まってくる。

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「この前ね、ここに来る男の子で片腕をずっと胸の前で曲げたままの子を見つけてさ。
肘から手までが硬直していて腕を伸ばしたり、手のひらを広げたりできないの。
まだ小さいでしょ。
わたし、なんとかしなきゃって思ったんだけど、気づいたらその子はここからいなくなってたの。
慌ててどこの子か周りの人に聞き回って、療法士のたつみくんにも電話した。
たつみくんに、その子の症状を伝えてリハビリでなんとかなるか聞いたんだ。
次の日その子を探しに学校まで訪ねて行ったんだよ。
そして、その子とお母さんを見つけてね、お母さんにこの子はリハビリをすれば今よりももっと腕が動くようになるから病院に来てくださいって説得したの。
そして、今ね、病院に通ってもらってるの。」

きょうもその男の子が水汲み場に来ていた。
男の子は嬉しそうに腕を伸ばしたり、手を広げたりして披露してくれた。

「この子のお母さんも協力的で、家でもマッサージしてもらってるみたい。
子どもだから今のうちにやっていけば、もっと動くようになると思うの。」

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水汲みをしていたゆうこりんだからこそできたこと。
ゆうこりんに出会えたことで、男の子の今後の人生は大きく変わると思う。

大きなペットボトルに水がいっぱいになるころには、すっかり日が暮れてしまった。

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この水が重すぎてデコボコ道をうまく歩けない。
両手が痛い。
10メートル進んでは、立ち止まっていったんボトルを置く。
ふう〜、疲れる!!
見かねてゆうこりんが「いくえちん、そこ置いてて。わたし運ぶから。」と言ってくれる。
水汲みを手伝うつもりだったのになさけない。
わたしと同じ34歳のゆうこりんだけど、体力と水運びの経験が違う。
なさけない。

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ゆうこりんと夕食の準備。
きょうのメニューはゆうこりんの得意料理、ミネストローネ。
野菜を洗う水、食器を洗う水、お鍋に入れる水。
水を使い分けながら、おいしいミネストローネの完成。

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いっただっきま〜す!!

「おいしいねえ〜♡」
「あったまる〜♡」

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次の日、出勤準備をするゆうこりん。
ゆうこりんの寝室には勉強机とベッドとギター。
ぜひアフロでギターを弾いてもらいたかったよ。

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ベッドには蚊帳。
タンザニアはマラリア感染地なので、隊員は必ずベッドに蚊帳をつけることになっている。
マラリア予防薬も飲んでいる。
副作用も出る強い薬。
アフリカで2年間生活するってやっぱり大変だ。

わたしたちが朝ごはんを食べてくつろいでいると、いつの間にかゆうこりんが白衣に着替えていた。
いつもおちゃらけていてふざけてばっかりのゆうこりんの別の顔を見た気がした。

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ゆうこりん、そう言えば看護師だったね。
きょうはその病院を案内してもらおう。

ゆうこりんの活動内容は、直接医療行為をするのではなく病院の運営の改善。
5Sの指導をしている。
5Sとは「整理、整頓、清掃、清潔、躾」。

たとえば、救急車専用の駐車スペースを表す標識。

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もし救急車用のスペースを設けていなかったら、ここに一般の車が止まったり患者さんや見舞客がたむろしたりしていざと言うときにスムーズに救急車を止められない。
日本であたり前に行なわれていることや秩序の維持。
これをタンザニアの病院に紹介して、実行していってもらうことが活動の目的。

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ぐちゃぐちゃだったカルテも、5Sの導入できちんとラベリングされて管理されるようになった。

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医療器具や薬品も整理して保管しておく。
どこに何があるかはっきりとわかるように置く場所を決めて、明確にしておく。

症状によっては早めに処置しないと手遅れになることだってある。
そんなときに「あれがどこにあるかわからない」「あると思ってたけど在庫が切れてた」なんてことにならないようにしないといけない。

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壁に表が張ってあった。
「改善の提案」「これからやっていくべきこと」「取り組み中」「完了」。

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「ここをこうしたほうがいい」と思った人がいちばん左に紙をはり、その提案が受け入れられれば右の「TO DO」に移動させる。
取り組みはじめたら、右から三番目に移動。
改善が完了したら右端へ。

ちょうど「輸血用の血を保管するときは血液型ごとに分ける。古い血を手前に、新しく入ってきた血を奥にしまって、適切な順番で血液を使っていく」ことが提案され、取り組まれていた。

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ゆうこりんの病院はトサマガンガ病院。
入院用のベッドが90床くらいあって、比較的大きな総合病院。
日本の病院とは比べ物にならないほど簡素だけれど、ウガンダのつかさちゃんの病院に比べれば設備が整っている印象。

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といっても、手術室には必要最低限のものしかないけど。

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病院には看護師のタマゴたちもいた。
実習用の白衣にアイロンをかけている。

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実習生の女の子が白いジャージーを着ていたんだけど、胸元のマークが意味不明のデザイン。

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アディダスでもないし、大阪で作られたわけでもなさそうだけど。

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この病院には日本の支援で作られた入院棟がある。
すべて個室でベッドと洗面所があって、ゆったりしたつくりだけど誰も入ってない。

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「日本がお金を出したんだけど、建設したのはタンザニアの会社。
だからつくりが悪くて、天井が歪んでいたり雨漏りしたり。
そんな部屋は使いたくないよね。
せっかく日本の支援なのに、日本の印象がかえって悪くなるから残念。」

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それに比べて小児病棟は明るくて雰囲気がいい。
お金を出すだけじゃなくて、最後まで関わって雰囲気のいい施設にしてほしかったね。

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松葉杖をついている男の子がいた。
でも、松葉杖を使いこなせていない。
足の支えにするどころか、かえって足を引きずるようにして歩いている。
松葉杖のサイズがあっていないのが最大の原因。

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でも子どもの身長にあわせて選べるだけの松葉杖がこの病院にはない。

ゆうこりんが言うには、シーツの洗い方にも問題があるのだそう。
感染症患者さんのシーツもふつうの患者さんのシーツもいっしょに洗うし、煮沸や消毒はしていない。
だから衛生的に問題があるのだそう。

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田舎の病院で活躍するゆうこりん。
いつも元気でアフロヘアーにしたこともあるおもしろい34歳。
おどけているゆうこりんだけど、地元に溶け込んでしっかりと活動している。
同級生がアフリカの地で生き生きと活動しているのが、とても頼もしくてうれしい。

あしたはそんなゆうこりんとイリンガの街散策に出かけま〜す♡
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アフロ女子がタンザニアにいた?!

2015.02.08 09:34|タンザニア☞EDIT
子供のころはじめて買ったCDは中山美穂の「ツイてるねノッてるね」だったケンゾーです。
当時シングル盤のCDは一回り小さいサイズだったんだよね、若い子は知らないと思うけど。
ドーナツ型のカートリッジをはめて再生させるという面倒くさいやり方をしてたなあ。
ミポリンかわいかったなあ。
そういえば、中学生のときクラスメイトから中山美穂主演の「どっちにするの。」の写真集を誕生日プレゼントでもらったなあ。

ミッチーの豪邸(ただし水が出ない)に賑やかな来客がやって来た。
ドドマで活動している理学療法士のたつみくんとイリンガで活動している看護師のゆうこりん。
あっという間に打ち解けてみんなで楽しくお喋りしながらカレー作り。

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みっちーが日本のカレールーをもっていた。

ここでカレーの作り方をめぐって意見が分かれることに。
ケンゾーは肉だけじゃなくて野菜も炒めてから水を足して煮込む派なんだけど、イクエは炒めるのは肉と玉ねぎだけ派。
「どうせ煮込むんだから二度手間じゃない?」と言うイクエと「いや、ちゃんと野菜も炒めるって作り方に書いてあるよ」というケンゾー。
「そうそう、男ってきっちり作り方通りにしないと気が済まないんだよね」と、なんだか『融通が利かない男』みたいな感じになってしまった。
ほんとは炒めなくてもいいのかなあ?

海外で食べる日本のカレーは格別。
「うめ〜!!」と叫びながらカレーにがっつく。
みんないい笑顔だ。

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カレーだけでも大満足なのに、ミッチーが信じられないものを出してきた。
なんと日本酒!

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バオバブの木に囲まれたタンザニアの片田舎でカレーと日本酒を味わえるとは思ってもみなかったなあ。
酒の勢いも手伝ってどんどんと盛り上がる酒宴。
今夜の主役はイクエと同い年のゆうこりん。
看護師という人を助ける立派な仕事に就いているゆうこりんだけど、なかなかファンキーな過去を持っていることが発覚。

広島出身のゆーこりん。
高校を卒業後、美容師の彼氏を追いかけて東京に住んでた時期があるんだけど、まさかのアフロヘアーにしてたんだって。
昔の笑福亭鶴瓶や具志堅用高みたいなアフロだよ!
40年間生きてきて、はじめてアフロにしたことのある女の子に出会ったよ。

「アフロって言ってもいろいろだよね。どれくらいのボリュームだった?」って聞いたら、このくらいだって。

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でか!!
夜中の三鷹をスケボーで走り回って美容師の彼氏を迎えにいってたんだって、キングサイズのアフロで。
どんだけファンキーなんだよ。

アフロのまま広島の実家に帰った時のこと。
アフロは家族の中では不評だったみたい。
道ばたでおばあちゃんがおばあちゃんの友だちと立ち話していた。
アフロの女の子をけげんな顔で見るおばあちゃんの友だち。
「あの子、どこの子だろう?」
それに対しおばあちゃんは一言。
「さあ、知らん」

自分の孫が恥ずかしい存在だったんだろうね。

バイトの面接のときは、髪にワックスをつけて何本ものピンを駆使して髪を頭にぴっちり張り付けるようにしてアフロヘアーを隠したんだって。

「それ、タンザニア人といっしょじゃん!!」
みんなでつっこんで大笑い。

タンザニア人といっしょっていうのは、タンザニアの人はストレートじゃなくてちゅるちゅるの剛毛。
伸ばしたらほんとうのアフロになる。
ストレートヘアーに憧れる女性たちは、必死に整髪料をつけて無理矢理伸ばして不自然なヘアスタイルにしている。

「今度、ゆうこりんアフロにして来てよ。」と言うたつみくん。
「ストレートのゆうこりんがアフロにしてきたらタンザニア人びっくりするよ。
なんであえてストレートなのにそんな頭にしたの!?って。」

おもしろすぎるゆうこりんのエピソードに大爆笑の4人。
いやあ、腹がよじれるほど笑ったなあ。

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深夜2時過ぎまで大盛り上がり。
笑い疲れてみんな崩れるように寝たけれど、アフロのゆうこりんは「仕事が溜まってるから」と朝までパソコン作業をしていたみたい。
元気な子だよ。

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翌日はみんなでドドマへと移動。
ドドマで活動中のJICAの専門家(各分野のスペシャリストとしてJICAの事業に携わっている契約職員)が開催する食事会に参加させてもらうことになってるんだよね。

ミッチーの豪邸(水が出ないけどね)ともおさらば。
静かで景色がきれいでいいところだったな。

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ドドマまでのバスは本数が少ない。
しばらく待たないといけないかなあと思っていたら、通りがかったミッチーの学校の同僚が街まで乗せてくれるって。
これも日頃のミッチーの行いのお陰だね。

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車はバオバブの並木道を走っていく。
青い空に赤茶色の土、そしてニョキニョキと生えたバオバブの木。
アフリカと聞いて思い描く景色が目の前に広がっている。

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バオバブをよく見るとたくさんの白いものがくっ付いている。
なにかな?と思ったら花だった。

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『星の王子さま』では星を破壊する巨木として描かれているけど、その大きさに似合わずかわいらいい花だね。

食事会は夜。
まだまだ時間があるのでまずは昼ごはん ♪
たつみくんお勧めのピザが食べられるレストランへ。
汚いバックパック姿で入るのが恥ずかしいくらいオシャレな店だ。

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料理も期待通りおいしい!
しかも、日本のカフェでも通用するくらいオシャレ。

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さすがタンザニア。
ドドマでこのレベルだったら、いけてるとツーリストに人気のモシはどんだけオシャレなんだろう。
まあ、モシには行かないけど。

ここでもゆうこりん劇場の第2幕が開演。
アフロ、ではなく女の子らしく恋ばなで盛り上がる。

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本格的なピザに舌鼓を打ったあとはデザートを食べにカフェへと移動。
ゆうこりんが前日からここのアイスクリームを楽しみにしてたんだよね。
グラスから溢れるほどボリュームたっぷりのアイスクリームをみんなで突っつきながら食べる。

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そして飲みほす!

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今夜の食事会の会場は女性専門家のお宅。
住宅はボランティアの協力隊員とは質も大きさもぜんぜん違う。

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今夜のメインディッシュは牛タンの網焼き!
牛タンとかいつ振りだろう?
メインの牛タン担当はたつみくん。
先に乗り込んで下準備をしてくれていた。

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牛タンだけでも嬉しいのに、なんと日本の焼き肉のタレが!!
肉は世界中どこでも食べられるんだけど、焼き肉のタレが恋しくなるんだよね。
薄切りにした肉+焼き肉のタレ、これ奇跡のマッチング。

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牛タン以外にもお宝がたくさん!
昆布入りの漬け物や切り干し大根など日本食に生唾が止まらない。

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七輪で牛タンを焼くのはもちろん「牛タン隊員」の異名をもつたつみくん。

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ちなみにたつみくんは「たこ焼き隊員」という別名も持っている。
ちゃんとたこ焼き用の鉄板を持っていて、たびたびたこ焼きパーティーを開催してるんだって。

去年秋篠宮紀子さまがタンザニアを訪問されたときにタンザニアの協力隊員と面会されたそうなんだけど、その時たつみくんも同席。
そこでJICAの職員がたつみくんのことを「彼はたこ焼き隊員なんですよ」と無茶ぶりしたんだそう。
「タンザニアでタコが手に入るんですか?」と訊ねる紀子さま。
「いつもある訳ではないんですが・・・」まさかの展開にちょっと焦るたつみくん。
「でもタコがないときはチョコレートなんかを入れても美味しいかもしれませんよね♡」
笑いがおきて和やかムードに。
さすが紀子さま、まさかの無茶ぶりにもすばらしい返し。

たこ焼き&牛タン隊員たつみが焼いた牛タンは・・・うまいに決まってるよ!!
こんな分厚い牛タン、日本で食べたらいくらするんだ?
贅沢すぎる!

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日本から遠く離れたタンザニアで、国際協力の現場で働く日本人との楽しいひととき。
性別も年齢も違う人たちだけど、みんな竹を割ったようにスパッとしていて気持ちがいい。
突然お邪魔しても快く歓迎していただいてありがとうございました!

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今夜は安ホテルのツインルームに4人で寝ることに。
まだ出会って2日とか3日しか経ってないのに、昔からの友人のような雰囲気。

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ああ、また素敵な出会いに恵まれたなあ。
このあとはファンキーアフロゆうこりんの赴任地へ。
ゆうこりんの家は、水は出るんだけどね・・・。
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水の出ない豪邸にホームステイ

2015.02.07 12:37|タンザニア☞EDIT
最近、毎日肉を食べていて調子がいいイクエです。
やっぱり野菜だけの節約メニューじゃ体力がつかないね。
しっかりスタミナをつけないと!
日本の焼き肉のタレで焼き肉を食べたいなあ。

7年前の新婚旅行で観光したタンザニア。
2回目となる今回は観光するつもりはなく、海外協力隊員を訪ねることをテーマにしている。

3人の隊員の活動を見せてもらったムワンザの次の目的地はドドマ近郊の田舎町。

ドドマ

タンザニアの長距離バスは朝が早い。
「お嫁さんにしたい隊員」暫定1位のしらまりちゃんの家を朝5時半に出発。
「寝てていいよ〜」と言ったのに、しらまりちゃんは起きてくれて朝からお茶を用意してくれた。
本当に最後までありがとう。

まだ暗いなか、バスターミナルに到着。

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別れるとき、しらまりちゃんが「これ、旅のおともに」と渡してくれたもの。
ジップロックにきれいに詰められた日本の飴やお茶、味噌汁。
こんな優しさに感動して「やっぱりしらまりちゃんみたいな人と結婚したいなあ」と既婚で女のわたしがついつい思ってしまう。

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タンザニアのバス移動でやっかいなのは発車時間に間に合うように集合しても、実際に発車するのが1時間以上も経ってから。
そんなんなら初めから集合時間を1時間後に設定してくれたらいいのに。
チケットを事前予約する意味がない。
でもみんな文句を言わずに車内で待っている。
日本で大事にされる「効率」「時間のムダを省く」というのがこちらではそんなに大切なことじゃないのかも。

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すっかり夜が明けて、ようやく出発したバス。
途中の街のバスターミナルに立ち寄って、乗客を降ろしてはまた新たな客を乗せていく。

ターミナルでトイレ休憩だと思ってトイレに行ったら、乗っていたバスがわたしたちを待たずに出発している!
手を振り追いかける。
周りの人たちも大声でバスに向かって叫んでくれる。
間一髪、必死なふたりに気づいてくれてバスが一時停止し、そのすきにバスに飛び乗った。

ふう〜。
あぶない、あぶない。

バスがターミナルに止まるたびに、頭に荷物を載せた人たちがバスを取り囲む。
窓越しに客に向かって何かを叫ぶ人たち。

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バスの乗客に向けて、お菓子やフルーツ、飲み物、日用品を売る人たち。
玉ねぎやじゃがいもを1キロや2キロ単位で売りにくる。
「誰が買うの?」と思うけど、けっこう売れている。

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夕方ドドマに到着。
でも、きょう出会う人の家はこのドドマじゃない。
さらにそこからバスに乗り換えて1時間弱。

舗装されていない道をバスはゆっくりと進んでいく。
どんどん田舎になってきた。
集落もぽつぽつとしかなく、明かりもない。

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どんなところに住んでるんだろう。
大丈夫かなあ・・・。
不安でもあり、楽しみでもあり。

いくつかの建物が見えてきたなあと思ったら、そこでバスを降りるように言われた。
ここからはバイクタクシー。
バスを降りたところにはバイクタクシーが客待ちをしている。
これから会う人はここでは有名人らしく、その人の名前を言うだけでわたしたちの目的地が伝わった。

「おお、あの日本人かあ。
 もちろん知ってるよ!」

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「あいつは、おれのベストフレンドだ!
 とってもいいヤツなんだ!
 おれたちのヒーローだ!」

バイクを運転しながら、何度も嬉しそうに言う。

大きくてきれいで日本の新興住宅地のようなところでバイクは止まった。

何この家!
ここに住んでいるの?
これまで会ってきたムワンザの隊員たちから「あそこの家はとてつもなく大きくてすごいよー!!」と言われてきた。
けれど、想像以上の豪邸だった。

これにひとりで住んでるんだよ!

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驚きながらドア越しに挨拶すると、きょうお世話になるミッチーが出迎えてくれた。

「家、すぐわかりました?」
「わかったよ。
 バイクタクシーの人たちにミッチーの名前を言ったら一発だった。
 あ、この運転手、ミッチーはベストフレンドって言ってるよ。」

「う〜ん。
 たしかに何度か会ったような気はするけど、覚えてないなあ。」

こんな田舎で活躍する日本人。
ミッチーにとってはみんなの顔を覚えるのが大変だけど、逆にみんなからはすぐに顔を覚えられるしまう。
みんなにとってはミッチーと「友だち」であることが誇りなんだね。

そんなミッチーは、遅く着くわたしたちのためになんと夕食の準備をしてくれていた!
しらまりちゃんも気配り上手な「お嫁さんにしたい隊員」だったけど、ミッチーは「お婿さんにしたい隊員」だよ。

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広々とした台所だけど、ペットボトルがずらり。
実はこの家、水がたまにしか出ないという大きな欠点が!
ほかの隊員たちも「ミッチーの家は大きくてバスルームも3つもあるんだけど、水が出ないんだよ。」と笑っていた。
でも、ミッチーとしては水が出ないほうがかえっていいみたい。

「だって、こんな大きな家に住んで水道も普通に使えたら、もうアフリカじゃないみたいでしょ。
少しぐらい不便じゃないとね。
あまりにも快適だったら『あれ、自分はアフリカに来たはずなのに何してるんだろう?』って思うから。
でも、正直言うと家が小さくて水が出るほうがいいんですけどね。」


水道の水が使えないなか、みっちーが手際よく作ってくれた晩ご飯。

「こんなものしか作れなかったんですけど。
『すし太郎』のちらし寿司の元を使いました。」


そんな貴重な食材を使ってくれるなんて!
なんか、申し訳ないよ。

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「ようこそ、こんな田舎にお越しくださいました。」
「こちらこそ、迎えてくれてありがとう。」

かんぱーい!!

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おいしい!!
すし太郎なんて日本で食べたことないしバカにしてたけど、この威力はすごい!
今までバカにしていてすみませんでした。

ミッチーは、日本の大手電機メーカーのエンジニア。
こっちでの任務はタンザニアの大学でのパソコン授業の講師。
ミッチーが日本で働いていた会社にはなんと協力隊用の休暇制度がある。
ほとんどの隊員が、これまでの日本でのキャリアを捨てて隊員となり、2年後に帰国したら就職活動をしないといけないという厳しい問題を抱えている。
そんななか、協力隊用の休暇制度があるなんてとてもしっかりした会社だと思う。
派遣中も、全額とは言えないけれど会社が給料を支払ってくれるし、資金や帰国後の人生設計について悩むことなくのびのびと活動することができる。
何より、日本の第一線で働いている人材がアフリカに送り込まれるなんて地元の人も嬉しいと思う。
薄型テレビなどを世に送り込んでいる「S」から始まるあの大手メーカですよ。
ほかの会社も見習ってほしいよ。

「ぼくは明日はやく出勤するから、おふたりとも寝ててくださいね。
 気にしないで、ごゆっくり。」


朝目覚めると、カッターシャツ姿のミッチーがちょうど家を出ていた。
日本の風景だ。

「おとうさん、いってらっしゃーい!」
「いってきまーす!」

夫を見送る専業主婦になった気分だよ。

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このまま朝の連ドラやワイドショーを見る訳にもいかず、わたしたちも支度をしてミッチーの大学見学へ。
日本でいう筑波大学みたいで田舎の何もない場所に立派な大学ができている。
大学の敷地は広くて大学内に先生たちの住宅や学生寮がある。
とても整備されている。
中国がつくってくれたんだって。

ミッチーの家のとなりにも同じ作りの家が並んでいて、教授たちが暮らしている。
中国が立派な施設をつくったはいいんだけど、街灯が高い位置にあって電球の取り替えが難しかったり、台所の排水管が壊れてもこちらで手に入る部品と合わなくて交換できなかったり、いろいろ不備があるらしい。
立派な施設だけれど意外と使い勝手が悪く、後々のことを考えて設計されていないから、壊れたら壊れたままになっちゃってるんだって。
日本も海外支援でいろんな施設をつくっているけど、その後の維持管理のことも考えて支援しないといけないなあ。

中国支援の大学は見かけはとても立派。
カラフルなビルは学生寮。

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ミッチーがパソコンの授業をしているのがこのおしゃれな校舎。
ガラス張り。

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中に入るとパソコンがずらり。
窓から見えるアカシヤの木。
パソコンが並ぶ教室とアフリカの大地のアンバランスさ。
窓の景色はまるでスクリーンに映し出されている映像。

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ミッチーと落ち合って学食へ。
野菜や魚、肉が入った大皿が並んでいる。
厨房ごしに「これとこれとこれ、お願いします!」と指して注文するスタイル。
指した料理をお皿に盛ってくれる。
一皿2500シリング(約180円)だった。

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ここの学食のレベルが高くて感動!
アフリカで久しぶりにこんなおいしいごはんを食べた。
煮干しを野菜と和えて焼いたもの、ゴーヤのココナッツミルク煮、青菜のおひたしのようなもの。
日本人好みの味。
ミッチーは毎日ここで食べてるらしいけど、たしかにこの味なら毎日でもいい!

そして、ミッチーの授業を見学。

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驚いたのは、ミッチーが授業をスワヒリ語でやっていること!
アフリカの大学の授業は英語で行なわれることも多いから英語でもいいんだけど、ミッチーはスワヒリ語で授業をすることにしている。
授業に支障がないほどミッチーのスワヒリ語レベルは高い。
ミッチーは昔からスワヒリ語をしゃべられたわけではない。
海外協力隊の派遣が決まってから勉強したのに、流暢にしゃべれる。
「外国語に興味があるんですよ」とミッチーはさらりと言う。
ほかの隊員によるとミッチーは語学の才能が高く、英語もペラペラ。
タンザニアにはいろんな民族がいて、スワヒリ語以外の言葉も存在する。
だから、ミッチーは少数派の言葉も習得中。
この地域の人たちとご当地の言葉でコミュニケーションが取れるから、現地の人たちのこころをがっちりつかんでいる。
高専を卒業し、エンジニアの職業に就いたミッチー。
根っからの理系なのに語学が堪能なんてうらやましい。

そんなミッチーと夕食の買い出しへ。
何もない田舎につくられた大学なので、まわりには店が少しだけあるだけ。
小さな八百屋さんで野菜を調達。

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きょうのメニューはカレー!!
こんなアフリカの田舎で今夜も日本のカレーが食べられるなんて。

今夜は楽しい晩餐会になりそう。
ほかの隊員もやってくるし。

爆笑の晩餐会については、次回に。
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女子力高し!できる女がタンザニアにいた

2015.02.06 08:23|タンザニア☞EDIT
長ズボンがボロボロに破けてパンツが丸見え状態になってしまったのでさよならしたケンゾーです。
山登りやトレッキングで履けるようなズボンが無くなってしまった。
買わないといけないんだけど、それなりの値段するので踏ん切りがつかない。
でも買わない訳にはいかないし、どうしよう。

無事に(?)即席授業をやり遂げたケンゾーとイクエ。
たぶん教えた内容はすぐに忘れてしまうと思うけど、すこしでも日本に親しみを感じてくれたらいいな。

ムワンザの隊員のみんなと夜に外食をすることに。
コージくんたちがチョイスしてくれたのは、ビクトリア湖畔のレストラン。
ホテルも併設されてあって高級そう。
なんたってロールスロイスがドーンと鎮座してるからね。
見るからに高そうなんだけど、大丈夫かなあ。

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中に入るとでっかいプールがあって贅沢なつくり。
欧米人はプールが好きだからね。

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はたして、客はほとんどが欧米人。
ビクトリア湖を眺めながら優雅に夕食を楽しんでいる。

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ここでもう一人ムワンザ隊員が合流。
かれんちゃんと同期で看護師隊員のしらまりちゃん。
5人で賑やかな夕食。

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ご当地ビールやおいしい料理を楽しんで1人およそ1400円。
いやあ、久しぶりの豪遊だなあ。

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この日いっしょに食事をした看護師のしらまりちゃんが「よかったら家に泊まりに来てください」と嬉しいことを言ってくれたので、もちろんお言葉に甘えることに。
派遣先の病院の近くにあるしらまりちゃんの家。
かれんちゃんの部屋が20個くらい入りそうなほど大きな家。

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中もすごく広い。
斜面に建ってるのでおもしろい作り。
一段上がったロフトのようになった部分に部屋が3つ。

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どの部屋もきれいに保たれていて女子力の高さを感じるよ。

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今夜は総勢5人でクッキング。
ここでしらまりちゃんの女子力が炸裂。
手際よく次々と料理をこなしていく。

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今夜のメニューは和食づくし。
しかも、ひとつひとつのクオリティーがかなり高い。
できあがった料理を見たら「え?!ここ日本?」って言いたくなるほどの完成度。
メインディッシュは豚の生姜焼き!
もう匂いと見た目だけでご飯1杯いけるよ。

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シャキシャキとした食感がたまらないインゲン豆のおひたし
なんと、ちゃんと昆布で出汁を取って手間ひまをかけているから素晴らしい。
アフリカで昆布出汁なんてありえないよ。

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そして、ちゃんと味噌汁も。
いやあ抜け目ないよ、しらまりちゃんは。

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楽しい仲間と美味しい料理、そして酒。
日本の居酒屋で友だちと飲んでいるような心地いい時間。

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翌日ケンゾーとイクエが目覚めると、テーブルの上に豪華な朝食が準備されていた。
一足先に起きて病院へ出勤したしらまりちゃん。
いやあ、できる女だよ。

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しかも、まさかの納豆を発見したから朝からびっくり。
日本からドライ納豆を送ってもらったんだって。

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アフリカを含め海外で日本食材はけっこう手に入るけど、納豆だけは別物。
まさかの納豆にテンションが上がる。
あ〜、ほっとする匂い ♪

納豆を満喫したあとは、しらまりちゃんが活動している病院へ。
しらまりちゃんの派遣先は大きな大学病院。
残念ながら内部の写真撮影は許可されなかった。

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東京の某有名私立病院の手術室担当だったしらまりちゃん。
ここムワンザではウガンダのつかさちゃんと同じように、整理整頓などを周知徹底させる5S活動を担当している。
この赤いラインがとても目立つ白衣が5S担当者の制服なんだって。
なんだか、ガンダムの地球連邦軍が着てそう。

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つかさちゃんの病院と比べると規模も設備も段違いなしらまりちゃんの病院。
ウガンダとタンザニアの国力の差を感じる。

夜、しらまりちゃんのご近所さんから夕食のご招待をもらった。
おなじ敷地内に住んでいる病院の同僚家族。
家にお邪魔すると子どもがたくさん、しかも女の子ばかり!

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人数が多すぎて定かじゃないんだけど、4人姉妹?5人姉妹?
親戚の子どもも面倒見ているみたいなんだけど、正直顔の判別がぜんぜんつかない。
この子たち以外にもう2人、遠くの学校に寮住まいしている男の子がいるそうなのでかなりの大家族。

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しらまりちゃんは夕食を準備しているお母さんのお手伝い。
大量のジャガイモの皮をむいては揚げていく。
たくさんのフライドポテト。
本日のメインディッシュは魚のフライかな?

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ケンゾーとイクエはというと、料理ができ上がるまで女の子たちと遊ぶという大事な役目が。
まずは定番の折り紙に挑戦。
「どの色にしようかなあ」とキラキラした目で紙を選ぶ姿がかわいい。

おなじ女の子でも折り紙の折り方で性格の違いが出るからおもしろい。
見よう見まねで自分でがんばって折る子もいれば、すぐに諦めてやってやってと人頼みな子も。

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いちばん盛り上がったのはカエル!
やっぱり折ったあとも遊べるのがいいんだよね。
みんなでピョンピョン競争したら盛り上がること間違いなし。

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折り紙のあとは、これまた日本伝統のおはじき。
弾いて当てるだけの単純な遊びだけど、みんな楽しんでた。

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おまちかねのご飯タイム。
今日のメニューはビクトリア湖で獲れた魚のフライと鶏の唐揚げ。
それとライス、ウガリ、ポテトフライと炭水化物たっぷり!

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賑やかで笑顔がかわいい女の子たち、楽しい時間をありがとね。

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イクエが「結婚したいなあ」と思わずつぶやいた、できる女のしらまりちゃん。
おいしい和食でもてなしてくれてありがとう!
活動、がんばってね。
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タンザニアで先生になろう!

2015.02.05 06:26|タンザニア☞EDIT
コンディショナーを使わなくなって1か月以上経つけど、使っていたときと比べて髪になんら変わりのないイクエです。
コンディショナーを使わないなんて想像できなかったけど、旅友のきっこちゃんとモモちゃん(美容師)が使ってないっていうからマネしてみたんだよね。
意外といけるもんだね。
でも帰国したらまた使いだすと思うけど。

きょうは協力隊のかれんちゃんの学校を見学させてもらう日。
「かわいらしくて守ってあげたくなるような様子」を意味する「可憐」。
実際のかれんちゃんは、かわいいってのは当たっているけど逆に守ってもらいたくなるくらいパワフルで元気な体育教師!

そんなかれんちゃんから「ぜひうちの学校で授業をしましょう!」と提案されてしまった。
いやいや、授業って言ってもねえ・・・。

「何も教えられることはないよ・・・。」
「何でもいいんですよ。
 旅のことや世界のこと、日本のこと。
 こんな機会めったにないでしょ。」


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ということで、かれんちゃんの学校へ。
かれんちゃんの学校は、宿泊先のコージくんのところから割と近いところにある。

ミニバスに乗って、それから自転車に乗り換えて。
もちろん自転車は自分で運転しない。
アフリカにあるのは「自転車タクシー」
バス停や交差点には自転車タクシーが待機しているので、値段交渉して荷台に乗せてもらう。
ちゃんとタクシー用に改造されていて、荷台にはふかふかのマットが設置してある。
運賃で言うと、車のタクシー>バイクタクシー>自転車タクシー。
安い分スピードは遅いし、デコボコ道は不安だけど、この風を切って走る感覚が好き。
のろい分、道行く人にも手を振って挨拶できるし。

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かれんちゃんの学校に到着。
校舎の外にはたくさんの生徒たち。
生徒たちは、日本だと中学生、高校生にあたる年齢の子どもたち。
共学で、イスラム教徒もいればクリスチャンもいる。
イスラム教徒の女子はスカーフをかぶり、長袖で腰まで隠れる制服を着ている。

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「最初に先生に挨拶しましょうか。」

かれんちゃんに案内されて小さな小屋のような建物へ。

「ここは?」
「教材を置いていたり先生たちが待機したりするところです。」

日本でいう職員室みたいなところかな。
それにしても小さい!

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ウガンダのけんたくんの学校もそうだったけど、日本みたいに大きな職員室がある学校ってほとんどない。
そういえば、ヨルダンの学校もそうだった。
日本の先生みたいに授業がない時間も職員室にこもってテストの採点や教材作り、次の授業の準備で忙しいのとは違うね。

日本って一般企業で働く人もそうだけど、先生も働き過ぎだと思う。
保護者とのやり取りや子どもの家庭環境のケア、高校だと生徒の進路の相談や就職のお世話までしないといけない。
しかもいまの時代、クレームをつけたり学校に過度の要望をだしすぎる保護者も多い。
先生をやってる友だちもいるけど、育児との両立が難しいくらい働いている。

「就職難」って言われるけど、みんなが働けてその分ひとりひとりの仕事量が減る社会になればいいのになあ。
これは海外にいていつも思うこと。
ヨーロッパ並みに年に2週間から1か月の連休を取れるようになればいいのに。
それが実現できていれば、わたしも会社を辞めずに働きながら旅行していたと思う。

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恐る恐る教室に入る。
50人以上はいる。

先生は少ないのに生徒は多くて、かれんちゃんも一度に100人くらいの生徒に教えるときもあるんだそう。

何をどう授業していいかわからずとまどっているけど、生徒たちも突然の訪問客にちょっとびっくり。
でも、ニヤニヤ。

とりあえずスワヒリ語で自己紹介。

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かれんちゃんは生徒たちに混じってわたしたちを観察している。
とりあえず授業をやってみるけど、どうしようもなくなったら助けてね。

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日本がどこにあるのか、生徒たちに聞いてみるけどわかる子はいない。
そりゃそうだよね。

アフリカで道を歩けば「ちゃいな〜」と呼びかけられる。
「ニーハオ」と自信満々に挨拶されて「チャイナじゃなくてジャパンだよ」って言っても、「うん、わかってるよ、ニーハオ」と言われる。
日本と韓国は中国の一部だと思っているアフリカ人は多い。
たまに日本を知ってる人がいるけど「住んでる街はトーキョー?ホンコン?」と、またもやごちゃまぜにされる。

授業では日本のことを紹介して、道で外国人に会ったら「ちゃいな〜」じゃなくて「ハロー? どこの国から来たの?」と挨拶してねって伝えた。

「あなたたちにとっては、中国人も韓国人も日本人もいっしょかもしれないけど、言葉もぜんぜん違うんだよ。
わたしたちからすると、タンザニア人もウガンダ人もコンゴ人もいっしょに見えるけど、でもあなたたちに『よ!ウガンダ人!』なんて挨拶しないよね。」


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日本のことを紹介していくなかでびっくりされたのは、おもに2つ。
一つは刺身を食べるってこと。
世界的にも有名になっているSUSHIだけど、タンザニアの生徒たちにとっては聞き慣れないもの。
魚を切って焼きもせずに食べるのが想像できないみたい。
黒板に寿司の絵を描いて説明したけど、ほとんど伝わらなかったと思う。
きっとウロコがそのままだったり、血がついていたり、臭かったり、すごいのを想像したと思う。

生徒たちがもうひとつ驚いたのが日本ではクリスチャンやイスラム教徒が少数派だってこと。
タンザニアではキリスト教とイスラム教がそれぞれ4割くらいを占め、残りの2割が土着の宗教。
仏教徒なんてほぼいない。
だから日本にはイスラム教徒がごくごくわずかしかいないし「わたしは日本人でイスラム教徒の人に会ったことがない」って言ったら信じられないような様子だった。

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歌やダンスが大好きなタンザニアの生徒たち。
「国家を歌って〜」とおねだりされた。

旅をしていると「国家を歌ってほしい!」と要望されることがたまにある。
はっきり言って歌いたくない。
でも断れない。
だから仕方なく歌う。
その結果・・・ぜんぜん盛り上がらない!!
だから歌いたくなかったんだって。

残念ながら『君が代』はぜんぜん盛り上がらないし、短いし、曲の終わりが分かりにくく「あれ?終わったの?」って感じになってしまう。

生徒たちにお願いされたら歌うしかないけど、その前に君たちの国家を聞かせてよ。

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生徒たちは堂々と歌ってくれた。
のびやかで晴れやかな歌。
歌っているほうも気持ちよさそうだし、聞いているほうも心地いい。

さて、わたしたちの番。
かれんちゃんも巻き添えにして『君が代』を披露。
もちろん手拍子なんかできるわけもなく、すぐに歌い終わる。
静寂に包まれる。
「フィニッシュ」とこっちが教える。
そこでようやく拍手がもらえる。

『君が代』じゃなくて『上を向いて歩こう』とかにしとけばよかったなあ。

そのあと生徒たちがリクエストしたのは「ダンス」。
ここで日本舞踊をやっても着物も着てないし音楽もないし盛り上がるわけがない。
盆踊りのふりをちょっとだけ披露。

「じゃあ、タンザニアのダンスは?」

こっちから生徒に尋ねると、みんな顔を見合わせてニヤニヤ。
すると、前に出てきてくれた男子生徒が!

手拍子にあわせて即興で踊ってくれた。
ロボットみたいに体をカクカクさせながら。

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そして女子生徒まで登場。
年頃の子が、異性もいる前で恥ずかしがらずに堂々と即興で踊るなんて日本では考えれられない。
さすが、リズムの地、アフリカは違う。
腰を小刻みにゆらしながら、くねくねと。

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10分しかもたないと思っていた授業は、生徒からの質問タイムもあって意外に1時間も続いてしまった。

先生と言う大役を終えた後は、わたしとケンゾーは肩の荷が下りてリラックス。
打ち解けて生徒たちともなごやかムードに。

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おしゃれもしたい年齢なんだろうけど、女子も男子も坊主頭。
少しでも髪を伸ばしたら、先生に一部だけズバッと切られるらしい。
片方だけ切られるから変なヘアスタイルになるらしいけど、それが見せしめ的な罰。
かれんちゃんによると、タンザニアは体罰がひどいらしい。
生徒に反論の余地も与えず、棒で力いっぱい叩くんだって。
体罰は指導の上でよいこととされているふしがあって、体罰をしない先生は同僚から「指導の手を抜いている」って非難の目を向けられ、体罰をしていると「まじめに仕事してる」って思われるらしい。
だから授業のない先生は、棒をもってほかの授業の様子を廊下から眺め、授業をまじめに聞いていない子を叩きにいく。

タンザニアでは生徒の人権ってのはほとんど考慮されてなさそう。

先生に負けずにがんばれ!!

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学校におじゃましたあとは、かれんちゃんの家へ。
車も通らないし、道も舗装されていない。
のどかな風景。
庶民的な場所にかれんちゃんは住んでいるみたい。

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鳥の親子がお散歩中。
お母さんは真っ黒なのに、子どもは黄色。
ヒヨコが黄色いのはあたり前だけど、やっぱり親子でこんなに色が違うのは不思議。

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リヤカーで遊んでいる子どもたち。
くりんくりんのあたま、くりんくりんの大きな目。
かわいいねえ。

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鮮やかな布がはためく庭。
中庭を囲むように長屋がある。
かれんちゃんは、この集合住宅の一画にある部屋を借りている。

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かれんちゃんの家はこれまでおじゃましてきた隊員の家の中でいちばん狭い。
キッチンもないから、家具職人に棚を作ってもらって下に食材を置き、横にガスを置いて台所がわりにしている。

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水道はない。
中庭に共同の水道があるので、そこからバケツに水を汲んで部屋に運んで使っている。
不便だけどいろいろと工夫して生活している。

同じ長屋には子どもたちもたくさん住んでいてにぎやか。
中庭にはマンゴーの木があって、毎日子どもたちが木登り。
小さな女の子だって上手に木登りできちゃう。

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お腹がすいたら木に登ればいいけど、マンゴーの争奪戦がある。
採りやすいところにちゃんと熟したマンゴーがなってるとも限らない。
この集合住宅に住んでいない近所の子も、入口の柵から手を伸ばしておこぼれにあずかろうとしている。

かれんちゃんの家は狭いけれど、のどかで、かといってさびしくはないし、タンザニアの良さを満喫できるようなところ。

イクエとケンゾーのタンザニア滞在記。
観光なんてしてないけど、協力隊の活動地訪問で充実した日々を満喫。
こんな感じで、まだまだつづきまーす。
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オクラって日本の野菜じゃないんだ

2015.02.04 05:51|タンザニア☞EDIT
今朝つむじが2つあることを妻にいじられたケンゾーです。
一度ならず事あるごとにいじられます。
Sっ気満載の妻がインターネットで調べた迷信によると、つむじが2つある人はわがままで意地汚いらしい。
全国のつむじが2つのみなさん、自分たちわがままじゃないですよねえ。

街外れにあるバスターミナルから乗合いワゴンに乗ってムワンザの市街地へ。
いちどワゴンを乗り換えて市街地からすこし離れた待ち合わせ場所へと向かう。
ケンゾーとイクエを出迎えてくれたのは、ここムワンザで体育教師として派遣されている青年海外協力隊員のかれんちゃん。

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かれんちゃんもウガンダのケンタとおなじく新卒採用。
大学を卒業したばかりのフレッシュな若者。
体育の授業は指導方法が年々進化しているしスタミナがあるほうがいいので、できるだけ若い教師が求められているんだそう。

かれんちゃんの部屋はとても狭いということで、ケンゾーとイクエは近所に住んでいる隊員仲間コージくんの部屋に寝泊まりさせてもらうことに。
まずはみんなで腹ごしらえ。
コージくんが活動している技術大学内にあるレストランで乾杯 ♫

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昼間に飲むビールは格別だ。
大学とはいえ敷地内に酒が飲めるこじゃれたレストランがあるなんて、ウガンダとは違うね。

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「農民」という意味のこのBALIMIはここのご当地ビール。
タンザニアはビールの種類が多い。
イスラム教徒も多いなか国民からビールは愛されている。
というのも、タンザニアは以前ドイツの植民地だった。
そのときにビールの製造方法がもちこまれたのだそう。
タンザニアのビールは程よくコクがあって飲みやすくておいしい。
ちなみに、青島ビールで有名な中国の青島もドイツの植民地だったんだって。

チキンをトマトソースで煮込んだ料理もおいしい。
ビールと料理で1人500円くらい。
オシャレな分ちょっといい値段。

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コージくんはここに来る前は最大手メーカーのディーラーで働いていた車の整備士。
この学校で教えているのももちろん車の整備。
タンザニアでも日本車は絶大な人気を誇っている。
日本で現役バリバリに働いている整備士が赴任してくれるなんて、学校にとって貴重な人材だろうね。

コージくんの住む家は学校の敷地内。
ていうか、校庭のすぐ真横。
丸見えだしけっこう騒々しい。
日本人の来客があったこともバレバレ。

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建物の外にある水道の蛇口には『許可なく水を使わないこと!』という貼り紙が。
なんにもしてないと生徒たちが勝手に水道を使うんだって。
自分の所有物と他人の所有物の境界が曖昧なアフリカらしいと言えばらしいけど、水道代はコージくんが払うから「どうぞご自由に」という訳にはいかない。

家のそばにはたわわに実ったマンゴーの木が生えている。
熟してくると学生たちがおやつ代わりに採っていくんだって。
お金を持っていない学生にとっては貴重なおやつなんだそう。

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若い男の部屋にしてはとてもきれいなコージくんの家の中。
ほぼ毎日ちゃんと自炊しているキッチンも整理整頓が行き届いている。

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元々とくにきれい好きっていう訳ではなかったそうなんだけど、整備士として働いていた職場で5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)が体に染み付いたんだって。
バレーボールをやっていたゴツい体で「5Sはすばらしいですよ」と言うアンバランスさがおもしろい。

陽が沈んできた夕暮れ時。
コージくんとかれんちゃんが外に並んで座って、なんだかいい感じ?

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ではなくて、晩ご飯のための大事な作業中。
ここの安い米にはなぜだか小さな石が混じってるんだって。

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毎回こうやって石を取り除かないといけないんだそう。
大きな体でちまちまと石を取り除くアンバランスな姿がこれまたおもしろい。

みんなでワイワイお喋りしながらの料理。
きょう初めて出会ったのに、なんとなく役割分担ができあがって手際がいい。
人数が多いと料理をするのも楽しいね。

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きょうのメニューは、彩り鮮やかな和風の野菜炒めと中華風のキャベツの炒めもの。

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キャベツ担当のコージくん的にはもっとキャベツをシャキシャキっと炒めたかったみたい。
「あ〜ダメだあ。もっとシャキッとさせたかったのに!」って悔しがってたけど、十分おいしいよ。
もっと火力が強くて中華鍋がないと厳しいよね。

好評だったのが、イクエが作ったオクラのおひたし。
コージくんがポン酢を持っていたので、茹でたオクラに鰹節をまぶしてポン酢をかけただけのお手軽料理。
いやあ、ポン酢は奇跡の調味料だよ。

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意外なことにオクラはアフリカのどこでも手に入るんだよね。
イメージ的にオクラって日本の野菜だと思ってたんだけど、調べてみたらじつはアフリカ原産だって知ってびっくり。
エチオピア周辺が原産地なんだって。

ちなみに「オクラ」は英語名。
日本語名は「アメリカネリ」。
その昔、アフリカから奴隷とともにアメリカに上陸、日本にやって来たのは明治時代なんだって。

海外ではあまり粘り気のあるものを食べることができないので、オクラの存在はとても助かる。
ほんとうはこれに納豆とからしを混ぜたいところだけど・・・。

「オクラってもともと日本語じゃないんだ」って驚いてたら、イクエは「そうよ、知らんかったと!」と言った。
「ちなみにイクラはロシア語よ」だって。

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4人で楽しく飲んでいると、かれんちゃんから予想外の無茶ぶりが。
「あした学校見学しますよね。
 せっかくなので授業をしてもらってもいいですか?」


ええー!?
授業って、なにしたらいいの?
どうしよう。
はたしてどんな授業になったのか。
あしたをお楽しみに ♪
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