髪が伸びてボサボサだったので年明け早々妻に切ってもらったケンゾーです。
新年早々ガタガタ&まだら模様になってしまった(泣)。
前回は念願だった美容師の旅人に切ってもらってイケテル髪型になったんだけど、まあしかたない。
でも素人ながらに少しずつ上手くなっていってる妻が頼もしい。
たしかに小さかった世界最小民族のピグミー族との交流を楽しんだケンゾーとイクエとOGGY。
OGGYにいたっては「いやあ、よかった。アフリカのハイライトだったかも。」とかなり気に入ったご様子。
そんなにテンション上がってるようには見えなかったんだけど、よかったよかった。
そんなOGGYとはここでお別れ。
残りわずかだけど、最後まで旅を楽しんでね。
また日本で会おう!

ケンゾーとイクエが次に目指すのは、ウガンダの南端でルワンダとの国境に近いカバレという街。

フォートポータルからムバララを経由してカバレへ。
ムバララまで20000シリング(約820円)、ムバララからカバレまで15000シリング(約620円)。

ウガンダのあと隣のルワンダに移動するケンゾーとイクエにとってカバレはウガンダ最後の街。
国境の街というのは雰囲気があまりよくないことが多いんだけど、ここカバレの人々はとてもフレンドリーで感じがいい。


道を歩いていると大人も子どもも笑顔で声を掛けてくれる。
「チャイナ!」と叫ばれることもほとんどない。



首都のカンパラから400km離れたこの街にも青年海外協力隊員が赴任している。
イクエの横でお茶目な顔をしているのが体育隊員のケンタ。

活動内容が多岐にわたる協力隊員だけど、体育隊員がいるって知ってた?
文字通り体育の授業を教えるために派遣されている体育隊員のケンタ。
体育を教えるってなんだか楽しそうな感じだけど、じっさいはどうなんだろうね。
ケンタが活動しているのは街外れにある学校。
舗装されていない赤土の道を歩いていく。
やっぱりウガンダはアフリカというより東南アジアに近い気がするなあ。

学校に向かって歩いていると地元の人からひっきりなしに声がかかる。
カバレにやって来て10か月のケンタ、早くも地元の人気者だ。
なかでも子どもたちからの人気は絶大。
ハグしに走ってくる子もいるんだからスゴい。


ここがケンタが活動している男子校。
となりの県で活動している先輩体育隊員のサイカちゃんもちょうどケンタの活動を見学しにやって来ていた。
いっしょにおジャマしま〜す。

手入れが行き届いてとてもきれいな敷地内。
自然に囲まれていて、勉強に専念できそうで雰囲気がいい公立の学校。


訪れたときは試験期間中。
邪魔にならないようにそーっと見学。


試験に備えて自習をしている生徒も。
ケンタによると、ウガンダの授業はひたすら詰め込み型なんだって。

驚くことに、生徒は自分たちの教科書を持っていない。
先生が教科書の内容を黒板に板書してそれを生徒がノートに書き写すことが授業の中心だっていうんだからびっくり。


先生が生徒に質問したり、指名して問題を解かせたりすることもなくただひたすらノートに書き写させるだけ。
そんな授業ぜったいに楽しくないと思うんだけど・・・。

この学校は寮制。
外から見るときれいで新しく見えた建物だけど、じっさいはかなりオンボロ。
天井はところどころ抜けてるし、ガラスも割れたまま。



個室なんてものはなく、病室のようにベッドが並んでいるだけ。
プライベートな空間はゼロだけど、ちょっと独りになりたいなあなんて思うことはないのかな?


寮母さんのような担当の職員はいなくて、寮を掃除したり管理したりしているのは生徒自身。
ここはキッチン。
食事は3食提供される。
料理が苦手なケンタは生徒と一緒に毎日学食を食べてるんだって。


ケンタもウガ飯LOVE隊員。
朝昼晩ほぼ毎食ウガリと豆だけらしいんだけど、このウガリが抜群にウマいんだそう。

いやあ、3食ウガリとか3日間で発狂しそうだよ。
ケンゾーにウガンダ隊員は務まらないなあ。
学校の敷地内ではブタが飼われている。
普段の食事用じゃなくて生徒参加のパーティーなどの特別なときに食べるために飼ってるんだって。

ちょうどケンタが赴任してきた頃に子豚が産まれたんだって。
子豚の成長を見守りながら過してきた8か月。
ところがある日突然子豚がいなくなってしまったんだそう。
盗まれたんだって、18頭も!
子豚泥棒に学校は大パニック。
「パーティーの肉はどうなるんだ!」って生徒が暴動寸前にまでなったんだって。
子豚泥棒で暴動って、ちょっと笑っちゃうけど、学校にとっては大問題だったんだろうね。
生徒のためにもまたいっぱい子豚が産まれるといいね。

学校の先生たちは敷地内にある職員住宅に住んでいる。
もちろんケンタもそう。
案内された家は、びっくりするくらいデカかった。

校長先生が使っている家と同じくらい大きな家をあてがわれているケンタ。
といっても、しょっちゅう断水になったり、お風呂の水はいつも出なくて外で水浴びしたり、洗濯は桶でやったり、料理はコンロじゃなくて炭を燃やしてやる生活はアフリカの協力隊員っぽい。
でも家の大きさに関してはほかの隊員よりも恵まれている。
部屋も5つくらいあるんだけど、使っているのはほぼ1つのみ。

殺風景でしかもかなり散らかっている寝室兼居間兼書斎兼物置の一部屋。
「せっかく部屋はいっぱいあるんだから、もっと使い分ければいいのに!」と指摘するイクエ。
でもケンタにとっては部屋はひとつで十分みたい。
「これ完璧な部屋だと思うんですけど。」
まあ男の子はこんなもんだよ。
料理も掃除も苦手なケンタ。
ほとんど料理はしないはずなのにキッチンの散らかりかたが酷い。
いてもたってもいられなくなったイクエが掃除を開始。
物が散らかってるのも気になるんだけど、それ以上にホコリが凄まじい。
いたるところにクモの巣状のホコリがびっしり。



ときどきチェックに来るJICAの職員にもいつも怒られるんだって。
そりゃこんだけ汚いと怒られるよ。
もうちょっと掃除がんばろう、ケンタ。
体育会系のノリそのものでとても明るく、しかも気が利くのでいっしょにいて楽しいケンタ。
学校の先生たちにも周囲の人たちにも好かれているのがよく分かる。
順風満帆に見えるケンタのウガンダライフだけど、じつは登校拒否になっていた時期があったんだって。
先生が登校拒否ってどういうこと?
その話はまた今度。
新年早々ガタガタ&まだら模様になってしまった(泣)。
前回は念願だった美容師の旅人に切ってもらってイケテル髪型になったんだけど、まあしかたない。
でも素人ながらに少しずつ上手くなっていってる妻が頼もしい。
たしかに小さかった世界最小民族のピグミー族との交流を楽しんだケンゾーとイクエとOGGY。
OGGYにいたっては「いやあ、よかった。アフリカのハイライトだったかも。」とかなり気に入ったご様子。
そんなにテンション上がってるようには見えなかったんだけど、よかったよかった。
そんなOGGYとはここでお別れ。
残りわずかだけど、最後まで旅を楽しんでね。
また日本で会おう!

ケンゾーとイクエが次に目指すのは、ウガンダの南端でルワンダとの国境に近いカバレという街。

フォートポータルからムバララを経由してカバレへ。
ムバララまで20000シリング(約820円)、ムバララからカバレまで15000シリング(約620円)。

ウガンダのあと隣のルワンダに移動するケンゾーとイクエにとってカバレはウガンダ最後の街。
国境の街というのは雰囲気があまりよくないことが多いんだけど、ここカバレの人々はとてもフレンドリーで感じがいい。


道を歩いていると大人も子どもも笑顔で声を掛けてくれる。
「チャイナ!」と叫ばれることもほとんどない。



首都のカンパラから400km離れたこの街にも青年海外協力隊員が赴任している。
イクエの横でお茶目な顔をしているのが体育隊員のケンタ。

活動内容が多岐にわたる協力隊員だけど、体育隊員がいるって知ってた?
文字通り体育の授業を教えるために派遣されている体育隊員のケンタ。
体育を教えるってなんだか楽しそうな感じだけど、じっさいはどうなんだろうね。
ケンタが活動しているのは街外れにある学校。
舗装されていない赤土の道を歩いていく。
やっぱりウガンダはアフリカというより東南アジアに近い気がするなあ。

学校に向かって歩いていると地元の人からひっきりなしに声がかかる。
カバレにやって来て10か月のケンタ、早くも地元の人気者だ。
なかでも子どもたちからの人気は絶大。
ハグしに走ってくる子もいるんだからスゴい。


ここがケンタが活動している男子校。
となりの県で活動している先輩体育隊員のサイカちゃんもちょうどケンタの活動を見学しにやって来ていた。
いっしょにおジャマしま〜す。

手入れが行き届いてとてもきれいな敷地内。
自然に囲まれていて、勉強に専念できそうで雰囲気がいい公立の学校。


訪れたときは試験期間中。
邪魔にならないようにそーっと見学。


試験に備えて自習をしている生徒も。
ケンタによると、ウガンダの授業はひたすら詰め込み型なんだって。

驚くことに、生徒は自分たちの教科書を持っていない。
先生が教科書の内容を黒板に板書してそれを生徒がノートに書き写すことが授業の中心だっていうんだからびっくり。


先生が生徒に質問したり、指名して問題を解かせたりすることもなくただひたすらノートに書き写させるだけ。
そんな授業ぜったいに楽しくないと思うんだけど・・・。

この学校は寮制。
外から見るときれいで新しく見えた建物だけど、じっさいはかなりオンボロ。
天井はところどころ抜けてるし、ガラスも割れたまま。



個室なんてものはなく、病室のようにベッドが並んでいるだけ。
プライベートな空間はゼロだけど、ちょっと独りになりたいなあなんて思うことはないのかな?


寮母さんのような担当の職員はいなくて、寮を掃除したり管理したりしているのは生徒自身。
ここはキッチン。
食事は3食提供される。
料理が苦手なケンタは生徒と一緒に毎日学食を食べてるんだって。


ケンタもウガ飯LOVE隊員。
朝昼晩ほぼ毎食ウガリと豆だけらしいんだけど、このウガリが抜群にウマいんだそう。

いやあ、3食ウガリとか3日間で発狂しそうだよ。
ケンゾーにウガンダ隊員は務まらないなあ。
学校の敷地内ではブタが飼われている。
普段の食事用じゃなくて生徒参加のパーティーなどの特別なときに食べるために飼ってるんだって。

ちょうどケンタが赴任してきた頃に子豚が産まれたんだって。
子豚の成長を見守りながら過してきた8か月。
ところがある日突然子豚がいなくなってしまったんだそう。
盗まれたんだって、18頭も!
子豚泥棒に学校は大パニック。
「パーティーの肉はどうなるんだ!」って生徒が暴動寸前にまでなったんだって。
子豚泥棒で暴動って、ちょっと笑っちゃうけど、学校にとっては大問題だったんだろうね。
生徒のためにもまたいっぱい子豚が産まれるといいね。

学校の先生たちは敷地内にある職員住宅に住んでいる。
もちろんケンタもそう。
案内された家は、びっくりするくらいデカかった。

校長先生が使っている家と同じくらい大きな家をあてがわれているケンタ。
といっても、しょっちゅう断水になったり、お風呂の水はいつも出なくて外で水浴びしたり、洗濯は桶でやったり、料理はコンロじゃなくて炭を燃やしてやる生活はアフリカの協力隊員っぽい。
でも家の大きさに関してはほかの隊員よりも恵まれている。
部屋も5つくらいあるんだけど、使っているのはほぼ1つのみ。

殺風景でしかもかなり散らかっている寝室兼居間兼書斎兼物置の一部屋。
「せっかく部屋はいっぱいあるんだから、もっと使い分ければいいのに!」と指摘するイクエ。
でもケンタにとっては部屋はひとつで十分みたい。
「これ完璧な部屋だと思うんですけど。」
まあ男の子はこんなもんだよ。
料理も掃除も苦手なケンタ。
ほとんど料理はしないはずなのにキッチンの散らかりかたが酷い。
いてもたってもいられなくなったイクエが掃除を開始。
物が散らかってるのも気になるんだけど、それ以上にホコリが凄まじい。
いたるところにクモの巣状のホコリがびっしり。



ときどきチェックに来るJICAの職員にもいつも怒られるんだって。
そりゃこんだけ汚いと怒られるよ。
もうちょっと掃除がんばろう、ケンタ。
体育会系のノリそのものでとても明るく、しかも気が利くのでいっしょにいて楽しいケンタ。
学校の先生たちにも周囲の人たちにも好かれているのがよく分かる。
順風満帆に見えるケンタのウガンダライフだけど、じつは登校拒否になっていた時期があったんだって。
先生が登校拒否ってどういうこと?
その話はまた今度。
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