Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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日本


るー&りのカップルとイスラムの世界へ

2014.10.06 05:36|エジプト☞EDIT
ほかほかご飯を梅干しと味付け海苔で食べたいイクエです。
シンプルな和食が恋しい!

さて、いつもふたりだけで旅を楽しんでいるイクエとケンゾー。
きょうの旅は、そんなわたしたちに仲間が加わった。

こちらのお2人。
りのちゃんるーさん

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2人ともわたしたちと同じように世界一周をしていて、旅ブログをやっている。
りのちゃんは「女ひとりで世界旅♡」。
るーさんは「GO→世界」。

ほかの人がどんな旅をしているのか、どこの地域がおすすめか、最新の旅情報などを知るためにちょくちょくほかの人の旅ブログを読んでいるんだけど、りのちゃんとるーさんのブログもそのひとつ。
しかも、るーさんとは中央アジアやイランなどほとんど同じ時期に旅していたけどなかなか偶然出会う機会というのがなくて、ブログのコメント欄で何度かやりとりしたことがあった。

そんな2人がエジプトに入っているということで連絡をくれて会えることになった。
しかも、わたしたちの泊まっているホテル「アラビアンナイト」に来てくれて泊まってくれることに。
ここのホテルは立地がそんなによくないし日本人にとっては無名なのに、あわせてくれるなんてありがたい。

夜に到着した2人を部屋に呼んで、4人で仲良くベッドに座ってエジプトピザで晩餐会。

まず最初に聞いておくことは「いつどうやって付き合いはじめたのか?」。

2人は別々に日本を出国し、世界一周の旅に出たんだけれど旅行中に出会って付き合いはじめたらしい。
2人のブログにはときどきそれぞれが登場してきて「この2人どんな関係なんだろう」と以前から思っていた。
そして、カイロで会おうとなったとき「絶対この2人付き合ってるよねえ」とケンゾーと話していた。
メールでのやり取りの最後に「っていうか、2人付き合っとると?」とどさくさに紛れて聞いてみたら、「りのちゃんとはつき合…お会いできたら真相をお話ししましょう」と意味深な返答が。

まあその言葉で「2人は間違いなくできてるな」とピンときてたんだけど、この日りのちゃんがブログで「るーさんと付き合っています」と公表。
そんな2人を前に、結婚7年のイクエとケンゾーが質問攻め。
人のなれそめを聞くのは楽しいねえ。

2人が付き合うことになったきっかけは、アメリカ。
広いアメリカはレンタカーで周遊するのが都合が良くて、レンタカーのシェア仲間を募る旅人がけっこういる。
2人も日本人数人とレンタカーでアメリカを旅し、そのときにお互い惹かれ合ったんだって。
片思いから、両思い、そして交際。
恋のドキドキ、ワクワクが旅のドキドキ、ワクワクに追加されれば、それはものすごく楽しくてかけがえのない時間になる。

1人旅だったそれぞれの旅は2人旅になり、数か月。
そして、2人はまもなく帰国を迎える。
日本に帰ってからの2人の人生の旅路が気になるイクエとケンゾー。
30歳手前の2人に対し「ずっといっしょに旅ができているんだから、結婚しちゃえば!それでダメだったら離婚すればいいし」と無責任なことを本気で言うのだった。

さて、翌日はそんな2人といっしょに歩いてイスラーム地区へ。
ホテル周辺のイスラーム地区は、以前はカイロの中心地として栄えたていたところで、モスクやマドラサ(イスラム神学校)、宮殿などが密集していて、見どころが多いところ。

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カイロのイスラム地区は1300年の歴史をもっていて、世界遺産にもなっている。

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まず最初に訪れた場所は、ガーマ・アズハル
970年に作られた歴史あるイスラム寺院。
988年にはイスラムの教えを伝えるマドラサも併設され、それが今もアズハル大学として存在している。
イスラム世界最古の高等学府。
わたしたちにとっては、宗教施設と教育施設が同じというのは理解しにくいけど、イスラムの世界では自然なことなのかもしれない。

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石やレンガを使った重厚感ある建物。
中央アジアや中東のモスクに比べて色味も落ちついていてシンプルだと思ったけど、天井を見上げれば細かい彩色。
アフリカなのにアジアっぽい雰囲気さえする。

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大理石の柱はヨーロッパっぽいのに、木造の天井はどことなくアジアな雰囲気。
これがアフリカンスタイル?

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真っ白い大理石の床の中庭。
りのちゃんが身をかがんで必死に撮影。

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モデルはわたし。
ここはイスラムの神聖な場所なので女性は体を隠すためのマントを無料で借りて、それを羽織らないと入れない。
残念ながらとっても似合いません。
りのちゃんとるーさんは、そんなわたしの格好を見てニヤニヤ。
メガネもしてるし、なんかおばあちゃんみたい!

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この服もこの場所も似合わないわたしたちの横では、イスラム教徒の方たちがコーランを朗読したり、まったりしたり、昼寝をしたりしている。

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静かで、大理石の広い中庭があって、室内は日陰で涼しくて。
ここでは時間がゆっくりと流れている。

ここを出てしばらく歩くと、賑やかな通りを包み込むアーケードのようなところに出くわした。
石造りの横縞の壁、木造の屋根。
かっこいい。

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向かって右側の建物がマドラサ。
左側がこのマドラサを作ったスルタン・ゴーリーの廟。
16世紀初期に造られたもの。
なかなかの美的感覚。

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スルタン・ゴーリーのマドラサの中に入っていいものかどうか。
ためらっていると、管理人のおじさんが「案内するよ」と言ってくれた。
エジプトはガイドを申し出る人にあとで高額なお金を要求されるケースが多い。

「でもわたしたちお金を払えません。いくらかかりますか?」と聞くと「ノープロブレム!気持ちだけでいい」と答える。

イクエとケンゾーだけなら不安でやめたかもしれないけど、こっちは4人いる。
あとで言い争いになっても、こっちの主張を通せるような気がする。
それにおじさんはそこまで悪そうな人には見えないし・・・。
恐る恐るおじさんについていく。

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本当にここの管理人さんかなあ。
たまたまその辺を通りがかった人で、わたしたちがいいカモだと思って管理人だとウソついてるのかなあ。

中に入ると絨毯を敷いた狭い廊下。
階段を上がって下を見れば、礼拝堂。

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そっと上から盗み見しながら、恐る恐る写真を撮るわたしたち。
るーさんとりのちゃんはそれぞれカメラをもっていて、別々に写真を撮っている。
でも、りのちゃんのカメラのほうが高品質なので、るーさんのブログで使う写真はりのちゃんの写真を借用することが多いんだって。
ってことに、りのちゃんはちょっと不服そうだったけどね。
「わたしが撮った写真なのに~!」

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おじさんは屋上まで案内してくれた。
屋上へ続くドアの鍵をもっていたから、どうやら本物の管理人さんだった。
疑って、ごめんね・・・。

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モスクやマドラサには、アザーン(礼拝の時間の知らせ)を流す高いミナレット(塔)が備え付けられている。
なんとこの塔にも上らせてくれることに。
おじさん、太っ腹だな。

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おじさんが言った。
「上に行けばピラミッドが見えるよ。」
「え~? それは無理じゃない?
 ギザはここから離れてるし。」

「ほんとうに見えるんだから。」

るーさんとりのちゃんはそれを聞いてテンションが上がる。
「ピラミッド見てみたい!」

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「ほら!あそこ」とおじさんがわたしの頭をもって、ピラミッドの見える方角に照準を定めてくれた。
「どこですか?見えない!」
「あの高いビルとビルの間。」
「見えない。」
「どこ?」
「全然わからん。」

おじさんには見えるようだけど、まったく見えないわたしたち。

あきらめずにしばらく見ていると・・・

見えた。
街のかなたに。

でも蜃気楼のようにうっすらと。
写真を撮ってもわかりにくいし、目の錯覚かなあと思うぐらいのレベル。
ぼーんやり。
集中しないと、すぐ見えなくなる。

でも、おじさんは勝ち誇ったように言った。
「ね!見えただろ!」

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まあ、ウソじゃなかったからいいか。
それにここから見るカイロの町並みもなかなかだし。

いくつものドームがくっつき、先のとがった2本の高いミナレットがあるのはガーマ・ムハンマド・アリ
オスマン朝の支配下にあった1857年に完成したもの。

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この建物が建っているのはシタデルと呼ばれる城塞の中。
ここからはカイロ市内を一望できる。
襲ってくる十字軍から街を守るために1176年に造られたのだそう。

ガーマ・ムハンマド・アリも城塞のシタデルも世界遺産になっている。

カイロにはたくさんのモスクやマドラサがある。
上から見るとドームやミナレットが街のいたるところに。

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カイロの町並みを堪能したあと、フレッシュな2人に提案してみる。
「ここでロミオとジュリエットごっこしてみたら?」

ちゃんとやってくれるところがかわいい♡

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おじさんはちゃんと案内してくれたし、ピラミッドもなんとなく見えたしお礼にチップを渡すことにした。
4人で20ポンド(約300円)。
「少ない」とか「もっと払え」とか言われるかと思ったけど、おじさんはにっこりして受け取ってくれた。

次に向かうのはハーン・ハリーリと呼ばれるお土産屋さん街。
すでに14世紀末にはここに市ができていたそうで、長い歴史をもっている。

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そしてここで2人はショッピング。
このブログの記事は少し遅れているのでこのときは7月末。
実は2人は先月帰国した。
このエジプトで会ったときは帰国を前にしていたので心置きなく買物を楽しむ二人。

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旅行中は荷物になることが心配でなかなかお土産を買えないもんね。
イクエとケンゾーも今はまったく物欲がないけど、帰国直前になるとたくさんお土産を買いたくなるかもしれないなあ。
日本で待つ人たちにもお土産をあげたいしね。

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人通りの多いハーン・ハリーリで強者を発見。
自転車の片手運転。
そしてこのバランス感覚。
練習せずに自然に身についた技なのか。

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このあたり一帯も、古い建物が建ち並び情緒あふれる町並み。
ミナレットがにょきにょきといろんなところから生えている。
カイロは「1000のミナレットをもつ町」とも言われているんだとか。

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上部が木造の不思議な建物は、世界遺産のサビール・クッターブ・アブドゥル・ラフマーン・ケトフダー
名前が長すぎる!
1746年に建てられたもので、エジプト独自に発展したある公共施設。

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どんな公共施設かというと、下がサビールと呼ばれる共同井戸で住民たちが水を汲みに来たところ。
木造の上の階がクッターブと呼ばれた、子どもたちの初等教育の場。
井戸と学校を組み合わせたこんな建物はイスラーム地区にいくつか残っている。

エジプトは観光客が押し寄せる国だと思っていたけれど、ほとんど外国人を見かけない。
まったく見ない日だってある。
テロや政情不安で、この5年くらいで観光客が激変しているらしい。
だからなのか、わたしたち外国人が珍しがられることも多い。

「いっしょに写真撮ってくれませんか?」と言われて応じることも多いけど、自分以外の人がそうされているのを客観的に見るとなぜかニヤけてしまう。

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もちろんるーさんよりりのちゃんのほうが人気 ♪
るーさんがいっしょに入っても、るーさんを切られて撮影されることもあるのだそう。
あらら。

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ただ「いっしょに写真撮って」と言われるだけで、自己紹介もないし、わたしたちの国籍を問われないことも多い。
きっと撮影した写真を家族や友だちに見せながら「この前、中国人を見た!」とか言ってるんだろうな・・・。

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こちらも世界遺産の寺院、ガーマ・ハリーファ・イル・ハーキム
床がつねにピカピカに磨かれていることで有名らしい。
たしかに奥の柱の陰が床にも水面にも映っている。

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礼拝前にはこうやって体を浄めるのがイスラムの掟。

仲良く足を洗う、るーさんとりのちゃん。
とても自然体で仲がいいけれど、実はケンカもしょっちゅうしてるんだって。
イスラエルのユダヤ教徒の聖地「嘆きの壁」の前で大げんかしたときは、ひとりになったりのちゃんは嘆きの壁の前で涙しながらお祈りするユダヤ教徒に混ざって号泣したこともあったんだそう。
でも、それが笑い話になるほど2人はとても仲がいい。
旅先でケンカをし、別々に行動しよう!ってなっても、共有の持ち物があるから「あれ返して」とか「あれがないから困る」という口実で再び会って仲直りするらしい。
もしケンゾーとけんかして離れたら、その手を使おう。
薬や電化製品系はケンゾーのバックパックの中だし、洗面用具はわたしが持ってるから。

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かわいくてちょっとドジだけど明るくてみんなに愛されるりのちゃんと、そんなりのちゃんをときにはあたたかく見守りときには優しく諭す冷静で頼もしいるーさんはお似合いのカップル。

お土産屋さんで「こんなの誰が買うの?」というネックレスに食い付くりのちゃん。
「わたし、これをしてピラミッドの前で写真撮りたーい♡」

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りのちゃん以外の3人は「え!?25ドルもするのにそんなしょうもないもの買う?」って内心思いつつ、苦笑い。

「こんなのもセットであるんだあ♡」
股にへんなものが追加されている。

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ふつう彼氏ならここで「お前、そんなもんどうすんの? 高いし、どうせ1回しか使わないだろ」とつっこむところだけど、るーさんは違う。

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「・・・うん。ええかも・・・な。」
テンション低めに言って、少しずつ離れていく。

天真爛漫なりのちゃんの扱い方をよく把握されていらっしゃる。

ところが店員はすでに商品を袋に入れて、りのちゃんを逃がさない。

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そんなりのちゃんと店員からどんどん距離を取る3人。

「・・・ちょっと向こうの店も見てみよか。」
るーさんがやわらかくりのちゃんに告げる。

「うん♡ そうだね。」

無事、りのちゃん確保!
よかったよ、こっちの世界に戻ってきてくれて!!

こんなバランスの取れた2人だから、これからもずっといっしょにいてほしいな ♪
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