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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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ヨルダン「ペトラ遺跡」☆☆ 世界一の入場料!

2014.04.30 06:01|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
口内炎ができてしまったケンゾーです。
何を食べても痛いんだけど、とくに塩漬けのオリーブが超しみる!

みなさん、ヨルダンと聞いて何を思い浮かべる?
いまいちヨルダン自体がピンとこなくても「ペトラ遺跡」と聞いたら「あー、知ってる!」っていう人も多いんじゃないかな。
世界遺産のペトラ遺跡は「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」のロケ地としてもあまりにも有名。
そして、入場料がバカ高いことでも有名。
はたして、入場料に見合うだけの魅力ある世界遺産なのか、実際に見て確かめてみよう!

砂漠の町ワディ・ラムからペトラまで直通バスが走っている。
けれどこれもツーリスト価格が存在する。
現地の人たちは2~3ディナールなんだけど、外国人は有無を言わさず7ディナール(約1000円)!
納得がいかないので一応抗議はしたんだけどまったく相手にされない。
乗せてもらわないとどうしようもないので渋々払う。
人数が集まったらタクシーの方がお得だと思う。

しかも「荷物をルーフに載せるのはタダだけど、車内に持ち込むのは1ディナール。きょうは雨が降るから、車内に入れるでしょ」って言ってきた。
現地人は普通に車内に大きな荷物をタダで持ち込んでいる。
外国人から金を巻き上げる気まんまんで不愉快になる。

「今は雨も降ってないしカバーもつけてるからルーフの上でいい」って言ったら「今回だけ特別に無料で中に入れてもいいよ」だって。
恩着せがましい言い方!
いくらなんでも7ディナールはやり過ぎだ!って言うと、「そんなことない。ニューヨークのタクシーはもっと高いよ。」なんて意味の分からないことを言ってきた。
ここ、ニューヨークじゃないし。
しかも、タクシーじゃないし。
う~ん、ヨルダン人ってかなり癖があるなあ。

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ペトラ

1時間ちょっとでペトラに到着。
宿は、ペトラと言えばここ「バレンタイン イン」

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このホテルはテラスからの眺めが最高。
ほら、いつでもペトラを眺めることができる。
このホテルのことは今度詳しくお伝えしま~す ♪

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右奥に見える大きな岩山のようなものがペトラ遺跡の入口部分。
知らなかったんだけど、ペトラ遺跡ってめちゃくちゃ広いんだよ。
それじゃあ、インディ・ジョーンズになりきって冒険に出発!

さあて、ここがペトラ遺跡のエントランス。
ここで重要な決断を迫られる。
それは「何日券を買うか?」というもの。

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入場料が超絶に高いペトラ遺跡。
なんたって1日券が50ディナール、約7200円だからね。
もう笑っちゃうくらい高い。
2日券が55ディナールで、3日券が60ディナール。
元が高いんだけど、それぞれ1日で5ディナール(約720円)しか違わないので悩ましい。
ちなみに3日券を買うと4日目は無料で入れる。

これまたムカつくことに、ヨルダン人の入場料はなんと1ディナールなんだよ!
1/50ってどういうこと?!
政府がそんなことをするから「外国人からはぼったくっても問題ない」ってことになるんだよ。

ケンゾーとイクエは悩んだ末に2日券を買うことに。
1日だと7200円でバカ高いけど、2日券だと1日当たりおよそ4000円でお得!
っていっても高いことに変わりないけどね。
ちなみに、2日券と3日券を買うにはパスポートが必要。
チケットに名前が印字される。
他人に譲ったりできないようにだろうね。

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ふたりでおよそ1万6千円(泣)を払っていざ中へ。
白っぽくゴツゴツとした岩山が幾重にも折り重なっている。
晴天じゃないのがちょっと残念。
青空で太陽が降り注いでいたら、またぜんぜん違う景色だろうね。

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インディ・ジョーンズに出てきたいちばんの見どころ「エル・ハズネ」までの道のりは長い。
まずは岩に掘られた墓が点在するエリアを抜けていく。
しょっちゅう「馬に乗らないか?」と声を掛けられるけれど、たいした距離じゃないから歩きでじゅうぶん。

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てくてくと歩いていると、まるでここに来るのを待ち構えてくれていたかのように雲の切れ間から青空が見えてきた。
よかったよかった。
なんせ高い入場料を払ってるからね。
天気が悪いとかなりヘコむよ。

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巨大な岩に挟まれた細い隙間が目の前に現れた。
これはシークと呼ばれる狭い岩の裂け目。
およそ2kmにわたって切り立った断崖の間を縫うように細い道が続いている。
ここからがペトラ遺跡の本格的なスタートだ。

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ペトラはこの地に住んでいたナバタイ人が作り上げた都市の遺跡。
その都市への入口がここ。
岩でできた天然のゲートだ。

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「ペトラ」とはギリシア語で「岩」の意味。
横だけじゃなく頭上にも荒々しい岩が迫りくる。
その高さは60~100m。
上を見上げていると地球の割れ目に落ちてしまったような不思議な感じ。

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ペトラの古代都市は山に囲まれ盆地のようなところに作られている。
奥にある都市の中心に向かってなだらかに下っているシーク。
両脇に水路の跡が残っているところがある。
素焼きの土管を敷いて水を引いていたそうだ。

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滑らかな曲線を描く岩肌。
くねくねと曲がりくねっているので、巨大な迷路を探検しているよう。
頭の中ではインディ・ジョーンズのテーマ曲がエンドレスで流れる。
映画を観たときのワクワク感が、39歳の今そっくりそのまま蘇る。

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岩肌は刻一刻とその色を変えていく。
とくに紅く染まる早朝と夕方はとても幻想的。

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太陽の動きとともに違う表情を見せてくれるシーク。
二度と同じ景色を見ることはできない、オンリーワンな空間。

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シークを歩くこと3分、岩の隙間からまばゆく光るものが見えてきた。
あれがインディ・ジョーンズの舞台となったエル・ハズネか?
このチラリズムがたまんないね。

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頭の中だけじゃ収まりきれずに、♪タン~タ タッラ~ タ〜タタ〜ン♫ と口ずさみながら歩を進めると、突然視界がドーンと開けた。
最大の見どころ、エル・ハズネの登場だ。

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現在この地に住むベドウィンたちは「宝物殿」と呼んでいるけれど、もともとは前25年にナバタイの王アレス4世が造った霊廟。

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岩肌を削り、中を彫り抜いて作られていて、高さは43mもある。
上の方に壊れた壷が見える。

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その昔、ベドウィンがこの中に宝物が入っていると思って銃で撃ったそう。
もちろん中には何も入っていなかった。

インディ・ジョーンズではこの建物の奥に不老不死の水が隠されていたんだよね。
以前は中に入ることができたみたいなんだけど、残念ながら今は入れないようになっている。
外からも中は見えるけど霊廟なのでがらんとしていて、とくに何もない。
映画の中では、奥行きがあって、迷路のように入りくんでいて仕掛けがあって、たくさんの部屋があったんだけどね・・・。

迫力満点でとても素晴らしいんだけど、遺跡よりも気になるものが・・・。
正面に変な格好をしてちょこんと座ってる謎の人がいるんだよね。
なんだろう?
観光地によくいる、お金を払って記念撮影をするやつかなあ。

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しれ~っと横に座って様子見。
この彼、すごく姿勢がいい。
でも携帯電話をいじっている。

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この人、じつは警備員だった。
お願いしたらいっしょに写真も撮らせてもらえる。
もちろん無料で。

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ここから先、たくさんの遺跡が広大なエリアに点在している。
そのほとんどは岩をくり抜いて作られたお墓。

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内部には棺として使われていた穴がいくつも空いている。

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今ではベドウィンの家畜小屋として使われているものも多い。
いつでもどこでもロバは哀愁感を漂わせてるね。

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「王家の墓」と呼ばれる岩窟墓群。
マーブル模様の岩肌がとても特徴的。

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これらの遺跡は西暦1〜2世紀に建てられたもので、古代ローマの建築様式を真似て作られている。
内部はとてもシンプルな造り。
ガランとしている。

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シークを抜けると視界がぐんと広がってとても壮大な景色が広がる。
色鮮やかな衣装を着せられたラクダたちが雰囲気を盛り上げる。

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ちょっと意外だったのは、「ローマの円形劇場」があったこと。

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西暦2、3世紀に作られたもので、5000人以上収容できたそう。
それにしても、ローマの円形劇場はどの国にもあるね。

「柱廊通り」と呼ばれるかつてのメインストリート。
551年におきた大地震でほとんど崩れてしまったけれど、わずかに残る柱と凱旋門跡がかつての栄華を偲ばせる。

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古代ローマの兵士の衣装をまとった人たちがパフォーマンスを行なっていた。
これがかなりグダグダで観光客の失笑を誘っていた。
ほとんどの人がいい歳をしたおっちゃんで、動きがぎこちない。
「右向け〜右」のときに左を向いたり、後ろを向いたりする人もいる。
まわりをチラッと確認しながら、なんとかついていっている。
チャップリンの喜劇を見てるようだった。

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さらに奥へと進んでいく。
岩山の隙間を縫うように険しい階段を登っていく。

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登りはじめておよそ1時間、もうひとつの見どころ「エド・ディル」に到着。
1世紀中頃に造られたナバタイ人の神殿だ。

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幅50m、高さ45mでエル・ハズネよりも大きい。

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「ディル」とは「修道院」の意味で、ビザンチン時代には修道院として使われていたそう。

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さて、世界でいちばん入場料が高い世界遺産だと言われている「ペトラ遺跡」。
「星いくつ?」

「星、2つ!

いやあ、やっぱりワクワクするね。
いちばんの見所エル・ハズネに到達するまでのシークがとてもいい。
曲がりくねった細い道、切り立った岩の隙間から見える青空、冒険心をかき立てられるくねくね道。
自然が作り出している演出が見事。
限りなく3つ星に近い2つ星。
これでもうちょっと入場料が安かったら文句なしの3つ星なんだけどねえ。

でもペトラ遺跡の魅力はまだまだこんなもんじゃない。
一般的にいちばんの見どころはエル・ハズネなんだけど、ケンゾーとイクエが気に入ったのは違うポイント。
次回もペトラの素晴らしさをまだまだお伝えします!
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