持ってる全部のパンツに穴が空いてしまったケンゾーです。
4枚ともお尻の部分。
妻からは「オナラのし過ぎ!」と言われてしまった。
いやいや、さすがにオナラでパンツは破れんやろ。
イスラエル観光と言えばエルサレム、そしてもうひとつは死海。
そう、あの塩分濃度が高くてプカプカ体が浮いちゃう湖。
ケンゾーとイクエにとってイスラエル・パレスチナ旅最後の場所だ。
死海はイスラエル・ヨルダンどちらの国でも泳ぐことができる。
イスラエル側で一般的なのはエン・ゲディというところ。

ちなみに上の地図の点々で囲まれている部分がパレスチナ自治区。
死海の北側はパレスチナ自治区のはずなんだけど、水源とリゾート地の確保のために死海のまわりは北側でもイスラエル側が実行支配している。
今いるパレスチナのベツレヘムからは、いちどエルサレムに戻り死海方面へ行くイスラエルの会社のバスに乗らないといけない。
イスラエル・パレスチナをまたぐ移動は、バスを乗り換えないといけないので面倒。
まずはベツレヘムからエルサレムのダマスカス門までバス、8シェケル(約240円)。

トラムに乗り換えてセントラルバスターミナルへ、6.9シェケル(約210円)。
このとき面倒だったのは、ダマスカス門前の駅のチケット販売機が専用カードのみで現金が使えなかったこと。
次の駅で一度降りてチケットを買い、また乗り直さないといけなかった。

セントラルバスターミナルでエン・ゲディ行きのバス、39.5シェケル(約1185円)。

死海は海抜マイナス420mと地球上でいちばん低い場所にある。
バスはどんどん坂道を下っていく。
死海が近づくにつれ緑が少なくなり、周りの景色は無機質なものに変わっていく。


死海が見えてきた。
ふつうの海の表面ははるか400m以上も上。
不思議だねえ。

ふちがエメラルドグリーンに輝いている。
まるで南国の海。
死海がこんなきれいな色だなんて意外だなあ。
でもなんか化学変化を起こしてるみたいで、ほんとに泳いでもいいのかちょっと不安にもなる。



死海はエルサレムから日帰りで行くことが多い。
けれどバス代もけっこう高いし、このあとは南下してヨルダンに行くのでケンゾーとイクエは泊まることにした。
ホテルはエン・ゲディ ユースホステル。
「エン・ゲディのユースホステルに行く」とドライバーに言っておくと目の前で降ろしてくれる。

死海沿岸はイスラエル政府が力を入れているリゾートエリア。
最安のユースホステルではあるけれど一泊1人133シェケル(約3990円)もする。
朝食ビュッフェつき。
なかなかのお値段だけど、あくまでもユースホステルなので部屋はドミトリー。


ホテルの食事はとんでもなく高い。
周辺にレストランや店がないので節約したい人は食料を持参したほうがいい。
ロケーションはバッチリ。
目の前に死海がどーんと広がっている。

ちなみに、死海の向こうに見える岩山はヨルダン!

さっそく着替えて死海に浮きに行こう!
ホテルから500mくらい歩いたところに入場無料のパブリックビーチがある。

パラソルが咲いてまさにビーチそのもの。
テントで寝泊まりしてるツワモノもいる。


無料だけどちゃんとシャワーも浴びることができる。
日帰りの人も大丈夫だね。

この日は曇り空で少し肌寒かったんだけど、いたいた泳いでる、じゃなくて浮いてる人たちが。



ほんとに浮いてるねえ。
人がバシャバシャと泳いでるんじゃなくて、ぷか~んと浮いてる光景ってなんだかおもしろい。
とくにお腹がぽこんと出てるおっさんが浮いてる姿はちょっと笑っちゃう。



たまにバシャバシャと泳いでる人もいるけどね。

ケンゾーとイクエも負けてられない。
浮きますか。
注意しないといけないのが足元。
見たことない大きさの塩の結晶がごろごろ転がってる。



気をつけていても足の裏を切ってしまう。
そして切れたら猛烈に塩水がしみる。
塩分濃度がふつうの海水の10倍だからね、強烈だよ。
ゆっくりゆっくり歩いて沖合へ。
さあ無事に浮けるか?



ちゃんと浮けたよ~!
なんか不思議な感じ。
でも思ったよりぷかぷかって感じじゃないかなあ。
気をつけてバランスを取ってないと顔が海水に浸かってしまう。
そして猛烈に目が痛くなる。
うわっイテー!って取り乱すとちょっと溺れた感じになっちゃう。
そして10倍の塩分濃度の海水の味は・・・。
塩辛いを通り越して苦い!
にがりそのもの。
しかも舌がピリピリじゃなくてビリビリ痺れる。
死海で浮きながらやる事といえば・・・。

今後のルート、どうしよっかなあ。
ヨルダンのあとエジプトどうしよう?

つづいてイクエも死海初体験。
それ、なんのポーズ?

浮いてるとこんなこともできる。
ほんとは日本酒をクイッといきたいとこだけど水で我慢。


死海のミネラルをたくさん含んだ泥でパックをするとお肌がスベスベになるそうだ。
有料のエン・ゲディ スパには泥がたくさん置いてある。
でも周りを見渡すと、ここでも泥で真っ黒になってる人たちがいる。
どこかに泥があるのかな。


奥の方へ行くと泥場を発見、近づくと硫黄の匂いが。
穴に手を突っ込んで泥を探す。


全身に泥をぬりぬり。
乾燥と老化でカサカサの肌がすこしでもスベスベになるといいなあ。


はい、できあがり〜♫
もはや誰だか判別できない。


30分くらい放置して洗い流す。
肌はスベスベというよりもヌルヌル。
ミネラルは確かにありそうだけど・・・。
これが肌にいいのか悪いのかはわからない。

翌日の朝、イクエに叩き起こされる。
「動物に会えるかもしれんけん!」
いや、会えんと思うけど。
眠くてテンションが低いまま、仕方なく外に出る。
すると、さっそくホテルの敷地内になにかいる!

ヤギみたいな、鹿みたいな。
アイベックスっていうらしい。

ここにはエンゲディ国立公園がある。
死海だけじゃなくてこの国立公園はじつは欧米人には有名でトレッキングコースも設けられている。
国立公園に入るには入場料がいるけど、入らなくてもこんなふうに野生の動物に会えるんだね。
眠かったけど一気にテンションが上がる。

付かず離れずなんだけど、人間を怖がってる感じはない。
木の実を差し出してみると、近づいて来て手から食べた!
かわいい!


ホテルの周辺を散歩。
今日の天気もイマイチだなあ。
霧のようなものがかかってる。

またまた変なヤツを発見。
プレーリードッグみたいな、ねずみみたいな。
これはイワダヌキでハイラックスって言うんだって。
なんとも憎めない顔をしてる。


木の上になにかいる!と思ったら同じヤツだった。
数十匹はいて、木の枝がわさわさとなる。
まるで鳥みたいだ。
変なヤツ!


またアイベックスがいたと思ったら、ヒゲがはえて貫禄がある。
角の大きさもさっきとは比べ物にならないくらい立派。
視線が鋭くて恐いよ。



イスラエル・パレスチナ編はこれで終了。
このあと南のアカバというところから隣のヨルダンに移動します。
次回イスラエル・パレスチナの旅を振り返って、ヨルダン編のスタートです!
4枚ともお尻の部分。
妻からは「オナラのし過ぎ!」と言われてしまった。
いやいや、さすがにオナラでパンツは破れんやろ。
イスラエル観光と言えばエルサレム、そしてもうひとつは死海。
そう、あの塩分濃度が高くてプカプカ体が浮いちゃう湖。
ケンゾーとイクエにとってイスラエル・パレスチナ旅最後の場所だ。
死海はイスラエル・ヨルダンどちらの国でも泳ぐことができる。
イスラエル側で一般的なのはエン・ゲディというところ。

ちなみに上の地図の点々で囲まれている部分がパレスチナ自治区。
死海の北側はパレスチナ自治区のはずなんだけど、水源とリゾート地の確保のために死海のまわりは北側でもイスラエル側が実行支配している。
今いるパレスチナのベツレヘムからは、いちどエルサレムに戻り死海方面へ行くイスラエルの会社のバスに乗らないといけない。
イスラエル・パレスチナをまたぐ移動は、バスを乗り換えないといけないので面倒。
まずはベツレヘムからエルサレムのダマスカス門までバス、8シェケル(約240円)。

トラムに乗り換えてセントラルバスターミナルへ、6.9シェケル(約210円)。
このとき面倒だったのは、ダマスカス門前の駅のチケット販売機が専用カードのみで現金が使えなかったこと。
次の駅で一度降りてチケットを買い、また乗り直さないといけなかった。

セントラルバスターミナルでエン・ゲディ行きのバス、39.5シェケル(約1185円)。

死海は海抜マイナス420mと地球上でいちばん低い場所にある。
バスはどんどん坂道を下っていく。
死海が近づくにつれ緑が少なくなり、周りの景色は無機質なものに変わっていく。


死海が見えてきた。
ふつうの海の表面ははるか400m以上も上。
不思議だねえ。

ふちがエメラルドグリーンに輝いている。
まるで南国の海。
死海がこんなきれいな色だなんて意外だなあ。
でもなんか化学変化を起こしてるみたいで、ほんとに泳いでもいいのかちょっと不安にもなる。



死海はエルサレムから日帰りで行くことが多い。
けれどバス代もけっこう高いし、このあとは南下してヨルダンに行くのでケンゾーとイクエは泊まることにした。
ホテルはエン・ゲディ ユースホステル。
「エン・ゲディのユースホステルに行く」とドライバーに言っておくと目の前で降ろしてくれる。

死海沿岸はイスラエル政府が力を入れているリゾートエリア。
最安のユースホステルではあるけれど一泊1人133シェケル(約3990円)もする。
朝食ビュッフェつき。
なかなかのお値段だけど、あくまでもユースホステルなので部屋はドミトリー。


ホテルの食事はとんでもなく高い。
周辺にレストランや店がないので節約したい人は食料を持参したほうがいい。
ロケーションはバッチリ。
目の前に死海がどーんと広がっている。

ちなみに、死海の向こうに見える岩山はヨルダン!

さっそく着替えて死海に浮きに行こう!
ホテルから500mくらい歩いたところに入場無料のパブリックビーチがある。

パラソルが咲いてまさにビーチそのもの。
テントで寝泊まりしてるツワモノもいる。


無料だけどちゃんとシャワーも浴びることができる。
日帰りの人も大丈夫だね。

この日は曇り空で少し肌寒かったんだけど、いたいた泳いでる、じゃなくて浮いてる人たちが。



ほんとに浮いてるねえ。
人がバシャバシャと泳いでるんじゃなくて、ぷか~んと浮いてる光景ってなんだかおもしろい。
とくにお腹がぽこんと出てるおっさんが浮いてる姿はちょっと笑っちゃう。



たまにバシャバシャと泳いでる人もいるけどね。

ケンゾーとイクエも負けてられない。
浮きますか。
注意しないといけないのが足元。
見たことない大きさの塩の結晶がごろごろ転がってる。



気をつけていても足の裏を切ってしまう。
そして切れたら猛烈に塩水がしみる。
塩分濃度がふつうの海水の10倍だからね、強烈だよ。
ゆっくりゆっくり歩いて沖合へ。
さあ無事に浮けるか?



ちゃんと浮けたよ~!
なんか不思議な感じ。
でも思ったよりぷかぷかって感じじゃないかなあ。
気をつけてバランスを取ってないと顔が海水に浸かってしまう。
そして猛烈に目が痛くなる。
うわっイテー!って取り乱すとちょっと溺れた感じになっちゃう。
そして10倍の塩分濃度の海水の味は・・・。
塩辛いを通り越して苦い!
にがりそのもの。
しかも舌がピリピリじゃなくてビリビリ痺れる。
死海で浮きながらやる事といえば・・・。

今後のルート、どうしよっかなあ。
ヨルダンのあとエジプトどうしよう?

つづいてイクエも死海初体験。
それ、なんのポーズ?

浮いてるとこんなこともできる。
ほんとは日本酒をクイッといきたいとこだけど水で我慢。


死海のミネラルをたくさん含んだ泥でパックをするとお肌がスベスベになるそうだ。
有料のエン・ゲディ スパには泥がたくさん置いてある。
でも周りを見渡すと、ここでも泥で真っ黒になってる人たちがいる。
どこかに泥があるのかな。


奥の方へ行くと泥場を発見、近づくと硫黄の匂いが。
穴に手を突っ込んで泥を探す。


全身に泥をぬりぬり。
乾燥と老化でカサカサの肌がすこしでもスベスベになるといいなあ。


はい、できあがり〜♫
もはや誰だか判別できない。


30分くらい放置して洗い流す。
肌はスベスベというよりもヌルヌル。
ミネラルは確かにありそうだけど・・・。
これが肌にいいのか悪いのかはわからない。

翌日の朝、イクエに叩き起こされる。
「動物に会えるかもしれんけん!」
いや、会えんと思うけど。
眠くてテンションが低いまま、仕方なく外に出る。
すると、さっそくホテルの敷地内になにかいる!

ヤギみたいな、鹿みたいな。
アイベックスっていうらしい。

ここにはエンゲディ国立公園がある。
死海だけじゃなくてこの国立公園はじつは欧米人には有名でトレッキングコースも設けられている。
国立公園に入るには入場料がいるけど、入らなくてもこんなふうに野生の動物に会えるんだね。
眠かったけど一気にテンションが上がる。

付かず離れずなんだけど、人間を怖がってる感じはない。
木の実を差し出してみると、近づいて来て手から食べた!
かわいい!


ホテルの周辺を散歩。
今日の天気もイマイチだなあ。
霧のようなものがかかってる。

またまた変なヤツを発見。
プレーリードッグみたいな、ねずみみたいな。
これはイワダヌキでハイラックスって言うんだって。
なんとも憎めない顔をしてる。


木の上になにかいる!と思ったら同じヤツだった。
数十匹はいて、木の枝がわさわさとなる。
まるで鳥みたいだ。
変なヤツ!


またアイベックスがいたと思ったら、ヒゲがはえて貫禄がある。
角の大きさもさっきとは比べ物にならないくらい立派。
視線が鋭くて恐いよ。



イスラエル・パレスチナ編はこれで終了。
このあと南のアカバというところから隣のヨルダンに移動します。
次回イスラエル・パレスチナの旅を振り返って、ヨルダン編のスタートです!
スポンサーサイト