Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

ジャンル
カレンダー
12 | 2014/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
月別記事
リンク
見てくれてありがとう!
ふたりのお勧め旅グッズ











 日本→韓国→モンゴル→中国→ラオス→ベトナム→台湾→シンガポール→バングラデシュ→インド→スリランカ→アラブ首長国連邦→オマーン→トルコ→ジョージア→アルメニア→アゼルバイジャン→カザフスタン→ウズベキスタン→タジキスタン→キルギス→イラン→イタリア→バチカン→チュニジア→フランス→チェコ→オーストリア→ポーランド→イスラエル→パレスチナ→ヨルダン→イギリス→アイルランド→ポルトガル→モロッコ→スペイン→ハンガリー→スロバキア→スロヴェニア→クロアチア→セルビア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→モンテネグロ→コソボ→マケドニア→アルバニア→ギリシャ→エジプト→スーダン→エチオピア→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→タンザニア→マラウイ→ザンビア→ボツワナ→ナミビア→南アフリカ→アルゼンチン→チリ→パラグアイ→ボリビア→ペルー→エクアドル→コロンビア→ベネズエラ→キューバ→ベネズエラ→パナマ→コスタ・リカ→ニカラグア→ホンジュラス→エル・サルバドル→グアテマラ→ベリーズ→メキシコ→アメリカ→
日本


「ロマン」があるかで旅先を決める

2014.01.09 06:00|チュニジア☞EDIT
おせち料理のなかで一番好きなのは数の子だけど、やっぱり「なます」も捨てがたいなと思っているイクエです。
それにしても、なんでおせちってあんなに高いんでしょうか。
3万円くらいしますよね。

年末年始をフランスで家族と過ごすことに決めていたイクエとケンゾー。
イタリアからそのままフランスに行く予定だったけど、急きょ予定を変更。
だって気づいたんだもん。

「イタリアの南、シチリア島まで来ているならアフリカすぐそこやん!
船でチュニジアいけるやん!」


チュニジア

物価の高いヨーロッパに長居すると、その分出費がかかる。
いったん、ヨーロッパを出よう!
それにチュニジアってこの機会を逃したら行きそうにないし。
しかも、イタリアから船でアフリカ大陸のチュニジアに行くなんてロマンがある。

ということで、クリスマスをヨーロッパで迎えるというロマンチックな絶好の機会をあっさりと捨て、クリスマスをアフリカで過ごすというロマンのあるほうを選ぶことになった。

a_DSC_0565_201401080844556e2.jpg

深夜1時にパレルモからチュニス行きのフェリーが出航。
夜中に船着場に行くこと事態に、ロマンを感じるよ。

車ごとフェリーに乗り込む人も多い。
どの車もルーフがすごいことになっている!

a_DSC_0568_20140108084457c52.jpg

まるで粗大ゴミのように夢いっぱい、荷物いっぱい詰め込んで。

ロマンを感じるね〜。

a_DSC_0573_2014010808445904e.jpg

「車ってあんなに物を載せられるものなんだねー。」
「重さで車高がめっちゃ低くなってるねー。」

a_DSC_0576_201401080845411ef.jpg

プレハブ小屋で簡単に出国手続きをすませたら、いざフェリーへ。
フェリーの運賃は、ソファー席や個室などに応じて違う。
一番安いのは「デッキ」で1人50ユーロ。
12時間以上の船旅。
外のデッキで一夜明かすのは辛いなあと思っていたけど、どうやら「デッキ」というのは指定席がないというだけで、室内の空いてるスペースを陣取ることができるらしい。

ということで、ちょっと不安になりながらも「デッキ」をチョイス。

席取り合戦にやや出遅れた感じ。
ちゃんと室内のスペースを確保できるかな?

a_DSC_0580_20140108084543f9c.jpg

フェリーの中へと急ぐ乗客。
一番人気のスペースは、バーとカフェのラウンジ。

a_DSC_0585_20140108084545fe3.jpg

すでに横たわって1人で3人分くらいのスペースを取っている人たち多数。
人口過密なので、ここはあきらめて次の場所を探す。

「あ、ここで良くない?
 寝袋あるし。」

「じゃあ、もうここでいいや。
 隣に似たような人もおるし。」


イクエとケンゾーが見つけたスペースはここ。

a_DSC_0590_2014010808454631a.jpg

床は堅いけど、体は伸ばせる。
アイマスクをすれば明かりも気にならない。
すでに敷物の上で寝てる人もいるし、そんなに人の目も気にならない。

「いやあ〜、こんなところで寝たら恥ずかしいよ。」
とお思いのあなた。

そんなことございません。

だって、わたしたちがこの場所で寝る体勢に入ったら、ぞくぞくと階段の前に人が集まってきた。

a_DSC_0599_2014010808465930b.jpg

「ヨーロッパを旅してこのフェリーに乗る人は、雑然としたフェリーの様子と乗客の振る舞いにたじろいでしまう。
もうここからアフリカが始まっている。」

だれかのブログにそんなことが書いてあった。
確かにそう。

インドを思い出す。
インドの駅のホームもこんな感じだった。

そして、こんなツワモノもいる。
廊下で堂々と!

a_DSC_0601_20140108084657781.jpg

マイベッド、マイ毛布。
「デッキ」クラスで安眠を得るためにこの一式を持ち込むなんて、ツウだね!
ロマンがあるよ。

そんなロマンあふれた乗客たちを乗せた船は、優雅に地中海を進んでいく。
太陽も昇りはじめた。

a_DSC_0596_2014010808454628b.jpg

階段を歩く人の足音で何度も目を覚ましたけど、まあまあ寝られた。
「完璧な快適さ」と「ロマン」は両立しないからね。

まもなく、アフリカ大陸が見えてくる。

a_DSC_0598_2014010808465392c.jpg

イクエとケンゾーにとっては2度目のアフリカ大陸。
ハネムーンでケニアとタンザニア(ザンジバル島)を旅した。
そのときは、ふたりで世界一周するなんて夢にも思ってなかったから「なかなか行けないところ、この機会を逃せば一生行けなさそうなところに行こう!」と行き先をアフリカにしたのだった。

アフリカにロマンチックなイメージはないけど、ロマンはありそうだからね。
そのときから、わたしたちってロマンスよりもロマンを求めてたのかも。

さあ、2度目のアフリカが見えてきたよ ♪

a_DSC_0607_20140108084658f28.jpg

地中海と青い縁取りのある真っ白な建物。
なんかオシャレじゃない?

フェリーを降りて入管の建物目指して歩く。

途中、立ち止まるように言われた。

そして、こんな犬が登場!
犬好きのケンゾーいわく、「コッカースパニエル」っていう犬らしい。

a_IMG_2670.jpg

なんと、これ麻薬犬!
小さな体でしっぽをフリフリさせながら、乗客の荷物をクンクン嗅いでいる。

「もうこれだけでチュニジアっていい国だって思う!」とケンゾー絶賛。

入国手続きをすませ、駅まで2キロくらい歩く。

a_DSC_0616_20140108084700cf8.jpg

さんさんと照りつける太陽。
光を反射させる白い建物。
まぶしいっ!!

フェリーターミナルから歩いて駅に行き、電車に乗って、電車を降りてまたケンゾーに歩かされる。

アフリカ、地中海、アラブの文化が溶け合うチュニジア。

そして、1956年に独立するまでフランスに支配されていたチュニジア。
首都のチュニスにはヨーロッパ風のオープンカフェが並ぶ。

a_DSC_0623_20140108084738561.jpg

2010年から2012年にかけてアラブ諸国で起きた反政府、民主化運動の「アラブの春」。
発端はチュニジアだった。
この運動で大統領はサウジアラビアに亡命し、23年間続いていた政権が崩壊。

今ではもう落ちついているように見えるけど、大通りの真ん中には鉄格子が張り巡らされて人が集まれないようになっていたり、警察や軍が通りを監視していたりする。
だけど緊迫した雰囲気はそこまでない。

a_DSC_0009_20140108084131019.jpg

「あとどのくらい?」
「あと500メートルくらい。もうちょっと。」

ケンゾーは、いつも距離を軽く見積もる癖がある。
500メートルと言われたら、その1.5倍はあると思ったほうがいい。

「もう500メートル歩いとるよ!
 いつ着くと!!」

「じゃあもういい!
 イクエが先に行くたい。」


お決まりの言い争い。
結局、重い荷物をもって合計4キロくらい歩いてホテルに到着。

a_DSC_0165_20140108084454370.jpg

チュニジアのホテルは意外と高くて、安宿でもダブルで25ディナール(約1575円)。
もちろん安宿にWi-Fiつきなんて望めない。

a_DSC_0638_20140108084739805.jpg

部屋にバス・トイレはなくて、シャワーは有料で1回2ディナール。

それでも、イタリアでは味わえなかったこの感じ。

ちょっと埃っぽいような部屋。

なかなか鍵がかからないドア。

建て付けの悪い窓。

外から聞こえる騒音。
クラクションや通りを歩く人たちのおしゃべり、店の呼び込みの声。

窓から顔を出し、ロマンある場所にやってきたなあ〜って実感。

a_DSC_0003_20140108084123e96.jpg

宿は旧市街のバザール「メディナ」のすぐそば。
実はこのメディナ、1979年に世界遺産に認定されている。
「これが世界遺産?」って思わなくもないけど、迷路のようになっているバザールの散策は探検気分でおもしろい。

a_DSC_0144_201401080843509e3.jpg

ケンゾーはナポリで財布をすられたので、財布を5ディナール(約315円)でお買い上げ。
言い値は30ディナールだった。
店の人がライターの火を財布に近づけて「ね!焦げないでしょ。」ってお決まりのアピールをやってくれた。
でもこれで「本物の革製品」っていう証明になっているのだろうか。

a_DSC_0171_20140108084457785.jpg

7世紀にアラブ帝国によって造られていった旧市街。
チュニジアはイスラム教の国。
女性の多くが頭にスカーフを巻いている。

a_DSC_0117_20140108084126f7b.jpg

それでも1人で街を歩いていたり、女性ばかりでレストランで食事をしていたりと、女性も自由に活動している。
アラブの国のなかでは女性の地位が高い国なんだって。

スカーフをしたくない人は髪を覆ってないけど、それに文句を言う人もいない。

「スカーフは押し付けられなくてもやりたい人はやるんだから、イランも強制せんといいのにね。」
「でもイランだったら、強制せんかったらほとんどの女の人は外すよね。」

698年に造られはじめ、9世紀に完成したメディナのグランドモスク。
モスクの階段に腰かけて、おじちゃんたちがティータイム。

a_DSC_0121_20140108084128d74.jpg

お茶屋さんは、客の求めに応じてお茶を配達してくれる。
チュニジアでは「ミントティー」が好まれる。
たっぷりミントが入ったグラスにあつあつのお茶を注ぐ。

a_DSC_0122_20140108084129c5a.jpg

メディナでタイル張りのかわいいお茶屋さんを発見。
「ちょっと休憩せん?」

a_DSC_0147_20140108084356467.jpg

モスクみたいに天井がドーム型になっている。
バザールの中の狭い間口のお店にこんな素敵な空間があったなんて。

a_DSC_0151_20140108084400497.jpg

お茶とコーヒーでそれぞれ2ディナール(約126円)。
まだイタリアの金銭感覚を引きずってたけど、これぜったい、ぼったくられてるね!
お店の人はフレンドリーだったし、雰囲気満点のお店だったから、まあいいか。
ロマンには広い心が必要だから。

a_DSC_0156_20140108084357c47.jpg

旅にロマンを求める。
ドキドキ、ワクワクを感じたい。

地中海を船で渡る。
クリスマスを美しいヨーロッパじゃなくてあえてアフリカで過ごす。

「なんとなくロマンがありそうだから。」

そんな理由で急きょ来ることに決めたチュニジア。

はたして、この国に本当にロマンはあるのか・・?

a_DSC_0162_20140108084357017.jpg

さあ、チュニジア旅のはじまりはじまり〜。
スポンサーサイト