イタリアには12/1~12/16まで15泊16日滞在しました。
とうとうヨーロッパに上陸。
物価の高さにビビりながらも歴史と美に彩られた観光大国を楽しみました。
初ヨーロッパのふたり旅をふりかえります。
◇旅の費用はいくら?
イタリアでいくら使ったのか発表します。
交通費 363.00ユーロ
外食費 185.75ユーロ
その他のフード・ドリンク 73.07ユーロ
宿泊費 365.96ユーロ
観光費 104.00ユーロ
雑費 151.06ユーロ
合計 1242.84ユーロ(1ユーロ=142円)
約10,997円/1日2人で
やっぱり高いね。
モンゴル、ドバイにつづいて1万円の大台を越えてしまった。
基本的になんでも高いんだけど、予想以上に交通費が高かったなあ。
サッカーのチャンピオンズリーグを観たことも(ふたりで140ユーロ)費用を上げてしまった。
◇移動手段はこうでした
都市間の移動は列車。
高速列車は値段が高いので、すべて「レッジョナーレ」という普通列車を利用。
たしかに時間はかかる。
だけど最安の車両でも座席は広くて清潔なのでとても快適。


それと注意しないといけないのは、ヨーロッパなのに列車が遅れたり運休したりすることがしょっちゅう。
余裕をもったプランニングをオススメします。
街中の移動はメトロやトラム、バスなど。
この街中の移動のときにスリに警戒する必要がある。
とくにローマとナポリ。
ケンゾーもナポリのトラムの車内で財布をスラれてしまった。
混み合う朝夕のラッシュ時には最大限の注意を払いましょう!


あと、列車のチケットを券売機で買う時にも注意が必要。
(おそらくロマであろう)人が券売機の横に立っていて、頼んでもないのに代わりに無理矢理券売機を操作して「手伝ってやったから」と金を要求することがある。
彼らに操作させず自力で買っても、お釣りが出るときに力ずくでお釣りを奪おうとする輩もいるので要注意。
はっきり「ノー!」と言って釣り銭を奪われないように体でガードしましょう!
ケンゾーたちも釣銭を奪われそうになったので、手を掴んで防いだら小突かれました。

◇こんなお宿に泊まりました
ドミトリーや普通のホテルのダブルルームを利用。
ドミトリーは安くて1泊10ユーロくらい。
ダブルルームは安くて25ユーロくらい。
ダブルのほうが少し高いけど、ゆっくりできるし朝食がついていたりバスルームが部屋にあったりとメリットは多いので、値段がそれほど変わらないときはダブルルームに宿泊した。
イタリアではホテル予約サイトであらかじめ予約していたほうが、お得に泊まれることが多い。
今回シーズンオフだったので大幅にディスカウントされて、観光地のヴェネチアやローマでも朝食つきのホテルのダブルルームに30ユーロくらいで泊まれた。

イタリアで注意しないいけないのは、宿泊費のほかに市税として1泊ひとり1ユーロ〜3ユーロくらいを余分に払わないといけないこと。
安宿のドミトリーでも同じ。
ミラノのホテルでは安いドミトリーに泊まったけど、市税やシーツ代などで余分に1泊3ユーロ以上払う結果になった。

◇これが一番うまかった!
ケンゾー 「パスタ」
やっぱイタリアではパスタでしょ!
ピザもそうなんだけど、本場のパスタはとてもシンプル。
具が盛りだくさんの日本のパスタと比べるとちょっと物足りなく感じるかも。
でもシンプルだからこそ素材本来の味が引き立っている。
パレルモで食べたパスタも超シンプル。
具材はズッキーニとチーズのみ。
だけど海鮮でとったスープを使ってるのかな、とてもコクがあって深い味、物足りなさはぜんぜん感じない。

そしてなによりもパスタの茹で加減が抜群!
今まで旅した国では茹で過ぎナチョナチョ麺ばかりで美味しいパスタに飢えていた。
どの店で食べてもアルデンテでさすが本場。
イクエ 「生ハム」
節約旅のイクエとケンゾーの強い味方が、スーパーで売っている生ハム!
パンに生ハムとチーズを挟んで毎日食べていたけど飽きなかった。
生ハムはスーパーのお肉コーナーで「これ!」って指を指して「100g」とか「15切れ」とか注文する。

日本では高い生ハムも、イタリアだとふたりで2ユーロくらいで満足できる量が食べられる。
あとはサラミやお惣菜コーナーで売っているバジルのクリームも美味しかった。
高いレストランに行かなくても、地元の人が日常的に楽しんでいるグルメをスーパーで調達できるよ。


◇おすすめ!!一番良かった場所
ケンゾー 「タオルミーナ」
歴史ある美しい街並みもいいんだけど、自然たっぷりのシチリア島もよかったなあ。
なかでもタオルミーナがいちばん印象に残ってる。
青い空と青い海、緑に覆われた山々とその斜面にへばりつくように建っている茶色い家々。
ゆるやかに流れる時間に身をゆだね、のんびりと美しい景色を眺めた時間が愛おしかった。


イクエ 「ヴェネチア」
ベタな観光地だし、観光客も多いし、物価も高そうだからと当初行かない予定だったヴェネチア。
でも「せっかくだから日帰りで行っとくか」と1日のつもりが気に入って3泊もしてしまった。

オフシーズンだから観光客が少ないのが逆によかったのかも。
思いのほか観光地化されてないし、普通の安いスーパーもあるし、地元の人が日常生活を送っている。

せっかく行くならブラーノ島にも足をのばしてみて。
本島の華やかさとは違った、素朴な漁村のかわいさが味わえます。

◇ふらり ゆるり イタリアの感想は?
ケンゾー
初のヨーロッパ、しかも観光大国イタリアということで物価の高さにビビりながらはじめたイタリア旅。
たしかに今まで旅してきた国と比べると何もかもが高い。
でも探せばチープな食べ物もたくさんあるし、アルコールも楽しめる。
お金を払って美術館に行かなくても、無料で見られる見どころはたくさんある。
なにより、街自体が美術館みたいに美しいからそぞろ歩きするだけでもとても楽しい。
イタリアでも貧乏旅だったけれど、充分イタリアを楽しめたのでよかった。

イクエ
やっぱりイタリアは期待以上にすごかった。
華やかな歴史的建物や荘厳な教会を見ては、毎日ケンゾーと「すごいね〜」と溜め息ばかりをついていた。
「世界の文化財の40パーセントがイタリアにある」って言われているのも納得。
2週間早足でまわってまだまだ行けなかったところはたくさんある。
小汚いバックパッカーとしてはヨーロッパを旅することに抵抗があったけどイタリアは大丈夫だった。
移民の人や出稼ぎの人も多くていろんな人種の人がいるから外国人が珍しがられることもない。
道端に座り込んでごはん食べたりお酒を飲んだりする人も多い。
駅のホームから線路に下りて横断したり、電車の床にしゃがんでいたり、どこでもタバコを吸ったり、ポイ捨てしたり。
「あれ? ここ先進国ヨーロッパ?」って思うこともしょっちゅう。
イタリア、ビビる必要はないよ!
案外居心地がいいかも。

とうとうヨーロッパに上陸。
物価の高さにビビりながらも歴史と美に彩られた観光大国を楽しみました。
初ヨーロッパのふたり旅をふりかえります。
イタリアでいくら使ったのか発表します。
交通費 363.00ユーロ
外食費 185.75ユーロ
その他のフード・ドリンク 73.07ユーロ
宿泊費 365.96ユーロ
観光費 104.00ユーロ
雑費 151.06ユーロ
約10,997円/1日2人で
やっぱり高いね。
モンゴル、ドバイにつづいて1万円の大台を越えてしまった。
基本的になんでも高いんだけど、予想以上に交通費が高かったなあ。
サッカーのチャンピオンズリーグを観たことも(ふたりで140ユーロ)費用を上げてしまった。
都市間の移動は列車。
高速列車は値段が高いので、すべて「レッジョナーレ」という普通列車を利用。
たしかに時間はかかる。
だけど最安の車両でも座席は広くて清潔なのでとても快適。


それと注意しないといけないのは、ヨーロッパなのに列車が遅れたり運休したりすることがしょっちゅう。
余裕をもったプランニングをオススメします。
街中の移動はメトロやトラム、バスなど。
この街中の移動のときにスリに警戒する必要がある。
とくにローマとナポリ。
ケンゾーもナポリのトラムの車内で財布をスラれてしまった。
混み合う朝夕のラッシュ時には最大限の注意を払いましょう!


あと、列車のチケットを券売機で買う時にも注意が必要。
(おそらくロマであろう)人が券売機の横に立っていて、頼んでもないのに代わりに無理矢理券売機を操作して「手伝ってやったから」と金を要求することがある。
彼らに操作させず自力で買っても、お釣りが出るときに力ずくでお釣りを奪おうとする輩もいるので要注意。
はっきり「ノー!」と言って釣り銭を奪われないように体でガードしましょう!
ケンゾーたちも釣銭を奪われそうになったので、手を掴んで防いだら小突かれました。

ドミトリーや普通のホテルのダブルルームを利用。
ドミトリーは安くて1泊10ユーロくらい。
ダブルルームは安くて25ユーロくらい。
ダブルのほうが少し高いけど、ゆっくりできるし朝食がついていたりバスルームが部屋にあったりとメリットは多いので、値段がそれほど変わらないときはダブルルームに宿泊した。
イタリアではホテル予約サイトであらかじめ予約していたほうが、お得に泊まれることが多い。
今回シーズンオフだったので大幅にディスカウントされて、観光地のヴェネチアやローマでも朝食つきのホテルのダブルルームに30ユーロくらいで泊まれた。

イタリアで注意しないいけないのは、宿泊費のほかに市税として1泊ひとり1ユーロ〜3ユーロくらいを余分に払わないといけないこと。
安宿のドミトリーでも同じ。
ミラノのホテルでは安いドミトリーに泊まったけど、市税やシーツ代などで余分に1泊3ユーロ以上払う結果になった。

ケンゾー 「パスタ」
やっぱイタリアではパスタでしょ!
ピザもそうなんだけど、本場のパスタはとてもシンプル。
具が盛りだくさんの日本のパスタと比べるとちょっと物足りなく感じるかも。
でもシンプルだからこそ素材本来の味が引き立っている。
パレルモで食べたパスタも超シンプル。
具材はズッキーニとチーズのみ。
だけど海鮮でとったスープを使ってるのかな、とてもコクがあって深い味、物足りなさはぜんぜん感じない。

そしてなによりもパスタの茹で加減が抜群!
今まで旅した国では茹で過ぎナチョナチョ麺ばかりで美味しいパスタに飢えていた。
どの店で食べてもアルデンテでさすが本場。
イクエ 「生ハム」
節約旅のイクエとケンゾーの強い味方が、スーパーで売っている生ハム!
パンに生ハムとチーズを挟んで毎日食べていたけど飽きなかった。
生ハムはスーパーのお肉コーナーで「これ!」って指を指して「100g」とか「15切れ」とか注文する。

日本では高い生ハムも、イタリアだとふたりで2ユーロくらいで満足できる量が食べられる。
あとはサラミやお惣菜コーナーで売っているバジルのクリームも美味しかった。
高いレストランに行かなくても、地元の人が日常的に楽しんでいるグルメをスーパーで調達できるよ。


ケンゾー 「タオルミーナ」
歴史ある美しい街並みもいいんだけど、自然たっぷりのシチリア島もよかったなあ。
なかでもタオルミーナがいちばん印象に残ってる。
青い空と青い海、緑に覆われた山々とその斜面にへばりつくように建っている茶色い家々。
ゆるやかに流れる時間に身をゆだね、のんびりと美しい景色を眺めた時間が愛おしかった。


イクエ 「ヴェネチア」
ベタな観光地だし、観光客も多いし、物価も高そうだからと当初行かない予定だったヴェネチア。
でも「せっかくだから日帰りで行っとくか」と1日のつもりが気に入って3泊もしてしまった。

オフシーズンだから観光客が少ないのが逆によかったのかも。
思いのほか観光地化されてないし、普通の安いスーパーもあるし、地元の人が日常生活を送っている。

せっかく行くならブラーノ島にも足をのばしてみて。
本島の華やかさとは違った、素朴な漁村のかわいさが味わえます。

ケンゾー
初のヨーロッパ、しかも観光大国イタリアということで物価の高さにビビりながらはじめたイタリア旅。
たしかに今まで旅してきた国と比べると何もかもが高い。
でも探せばチープな食べ物もたくさんあるし、アルコールも楽しめる。
お金を払って美術館に行かなくても、無料で見られる見どころはたくさんある。
なにより、街自体が美術館みたいに美しいからそぞろ歩きするだけでもとても楽しい。
イタリアでも貧乏旅だったけれど、充分イタリアを楽しめたのでよかった。

イクエ
やっぱりイタリアは期待以上にすごかった。
華やかな歴史的建物や荘厳な教会を見ては、毎日ケンゾーと「すごいね〜」と溜め息ばかりをついていた。
「世界の文化財の40パーセントがイタリアにある」って言われているのも納得。
2週間早足でまわってまだまだ行けなかったところはたくさんある。
小汚いバックパッカーとしてはヨーロッパを旅することに抵抗があったけどイタリアは大丈夫だった。
移民の人や出稼ぎの人も多くていろんな人種の人がいるから外国人が珍しがられることもない。
道端に座り込んでごはん食べたりお酒を飲んだりする人も多い。
駅のホームから線路に下りて横断したり、電車の床にしゃがんでいたり、どこでもタバコを吸ったり、ポイ捨てしたり。
「あれ? ここ先進国ヨーロッパ?」って思うこともしょっちゅう。
イタリア、ビビる必要はないよ!
案外居心地がいいかも。

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