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訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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奇跡の再会ってあるんだね

2013.09.30 06:24|キルギス☞EDIT
1週間前におかげさまで誕生日を迎えて30代最後の年に突入したケンゾーです。
旅に出て2回目の誕生日。
今年はイクエからとんでもない誕生日プレゼントをもらった。
それはなにかというと・・・まだ秘密!

アルティン・アラシャンの大自然やエメラルドグリーンに輝くアラコルの絶景など、トレッキングの楽しみに目覚めたケンゾーとイクエ。
ふたたび居心地抜群の南旅館に戻ってきたものの、また体がウズウズしてきた。

ビシュケクからわずか30kmしか離れていないところに、「アラ・アルチャ自然公園」というものがあるらしい。
奥のほうまで山を登っていくと氷河を見ることもできるそうだ。
こうなったらとことんキルギスの自然を満喫しようじゃないの!

アルアラチャ

ビシュケクからマルシュでおよそ1時間、アク・スーという村で下車。
ここから公園入口まではおよそ10km。
たまに公園入口まで行ってくれるマルシュもあるけど、ほとんどはアク・スーが終点。
ケンゾーたちは・・・はずれ!
しかたない、ぼちぼち歩きますか。

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歩き出して10分、車が来た!
ヒッチハイクのチャンス!

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大成功!やったね!
言葉が通じないからどこまで連れて行ってくれるのか、白タクなのか、純粋に優しさで乗せてくれたのかはわからない。
流れに身を任せて「この車はどこまで行くのかなあ」と思っていると、公園入口のゲートを顔パスで通過。
おじさん、もしかして公園関係者かな?
ケンゾーとイクエも公園の入場料を払わずに中へ。ラッキー!

しばらくすると、建物の前で車が停まった。
玄関には「ZOO MUSEUM」と書かれた看板が。
なるほど、おじさんここで働いてるんだね。
ケンゾーとイクエもここで降りる。
おじさんありがとう!

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公園入口からホテルがあるアルピニスト・センターまでは約13km。
おじさんの車ですこしは登ってきたけれどまだまだ先は長い。
ぼちぼち歩いていきますか。

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山がところどころ紅葉している。
意識が遠のくほど暑かった真夏のカザフスタンから始まった中央アジアの旅。
気がつけば季節はもうすっかり秋だ。
こうして季節の移り変わりを肌で感じることができるのは、のんびり旅の醍醐味のひとつだな。

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このあと、またまたヒッチハイクに成功。
助手席に座ってるおっちゃんはしこたま酔っぱらっていた。
これはタクシーなんだろうな。
料金はおっちゃんが払ってくれるみたい。
ありがとう!

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酔っぱらいのおっちゃんの家はアルピニスト・センターのすぐ近くだったので、結果的にほとんど歩かずにすんだ。
「アルピニスト・センター」とは言うけれど、センターらしき建物は見当たらない。
すぐに目につく建物はロッジ風のホテル。
見るからに高そうだね。

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一応値段を聞いてみたら、一番安い部屋で2700ソム(約5670円)。
はい、もちろん無理!
でもちゃんと貧乏パッカーにふさわしいホテルがほかにあった。
ホテルというより山小屋。
1部屋400ソム(約840円)。

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管理人のおばちゃんに「トイレはどこ?」って聞くと
「あっち!」って言って林の中にある公衆トイレを指差し
「顔を洗ったり歯磨きは?」って聞くと
「こっち!」って言ってチョロチョロ流れている小川を指差された。

ここは思っていたよりもかなり寂れている。
一応カフェと書かれた店が数件あるにはあるんだけど、閉まっていて営業していない。
ケンゾーたちのホテルの1階に売店があるんだけど、チョコレートとスナック菓子がちょろっとあるだけ。あとは酒類。
しかもほこりをかぶっていて、賞味期限を見るのが恐ろしいくらい古そうだ。

今回はほとんど食料を持ってきていないのでかなりピンチ。
残すところはあの高くて立派なホテルしかない。
レストランがあるのは確認済み。
問題は値段。
ランチでいくらくらいするんだろう?

どこでも毎回そうなんだけど、「高いかなあ、どうかなあ」ってメニューを見せてもらって、でもやっぱり高くて「Expensive for us」って言って店を去るときのあの気まずさったらないね。
もしくは、気に入った料理がない感じを装い「またにします」って告げる。
あとは、「ふ〜ん、なるほどね。じゃあ明日来るか」って感じで出て行く。
まあいずれにしても、ちょっと恥ずかしくて地味にヘコむんだよねえ。
まあ貧乏旅だからしかたないんだけど。

今回はいくら高かろうがもう選択肢はない。
祈るような気持ちでメニューを見せてもらうと・・・

けっこうリーズナブルだ!
スープは50ソム(約105円)で食べられる。
やった!これで唯一の不安材料だった食がクリアになった。

スープ、サラダにパンとティーをつけてふたりで231ソム(約485円)。
うん、悪くない!

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さあて腹ごしらえもしたし、さっそくトレッキングに行きますか。
きょうはもう半日しか時間がないのでおよそ4km先にある滝を見に行こう。
すっかり秋めいてきた山を眺めながら歩いていく。

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しばらく歩いていると、なんか見たことあるような後ろ姿を発見。
「ええ?!まさかそんなことないよねえ」
「でもあのバックトゥザフューチャーに出てくるドクそっくりの髪型はそうそうおらんよね・・・」
「ああーー!!やっぱりピーターだ!!」

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最初の出会いはカスピ海のフェリー待ちをしていたアゼルバイジャンのバクー。
そしてパミール・ワハーンへの拠点、タジキスタンのホーログでまさかの再会を果たしたドイツ人サイクリストのピーターとこんなところでまた会うなんて。
それにしても、アゼルバイジャン・タジキスタン・キルギスと自転車旅をしているピーターと、列車やバスやタクシーを駆使しながら旅しているケンゾーたち。
同じスピードで旅してるってことは、ケンゾーとイクエのゆるり旅はほんとに「ゆるり」だなと実感。
自転車レベルのスピードだ。

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ピーターはタジキスタンのあとキルギスで彼女と落ち合うんだって言ってたんだけど、無事に会えたんだね。
それにしても、オシュやビシュケクで再会っていうのはまだあり得るけど、まさかこんな山奥で会うなんてミラクルだよ。

ということで、奇跡の再会を果たしたピーターたちと一緒に滝を目指すことに。
草の色もずいぶん茶色くなってきている。
もう夏も終わりだね。

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ん?もしかして、滝ってあれ?!
・・・ちっちゃ!
雨期にはもっと豪快で迫力のある滝なんだろうけど、こりゃ期待はずれだ。

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それでもピーターたちは滝のそばまで行ってみるそうだ。
ケンゾーとイクエはもうちょっと上まで登ることに。

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ここを登っていった先にはベースキャンプがあるそうだ。
その先は4000m級の本格的な登山ルートで、この辺りは冬山登山の練習地としてアルピニストの間では有名らしい。
当然ケンゾーたちが足を踏み入れることができる世界ではない。

氷河だけでもチラッと見ることができればいいんだけど。
行けるところまで登ってみよう。

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だんだんイクエの口数が少なくなってきた。
「もうこの辺でやめとこうか。」
「あともうちょっとだけ。
 あの岩まで行ってみよう。」

がんばれイクエ!

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おお!あれ氷河なんじゃない?!
たどり着いたよ、ベースキャンプに!
氷河はよく見るとほんのりと緑色をしている。
この先は素人には危険な本格的な登山ルートだ。

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氷河をバックに記念撮影。
・・・イクエ、顔が疲れてる。

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あー、あそこにテントがあるって話してたら、すぐそばに何かいる!
うわーいっぱいやって来た!
なんだこれ?ヤギ?鹿?

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しばらくすると険しい斜面を軽快に飛び跳ねながら消え去っていった。
まっすぐの角に短いしっぽ。
「メへへへへエエ」という甲高い鳴き声。
大きいものはポニーくらいの大きさ。

ヤギだったんだろうか?鹿だったんだろうか?

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夜はピーターたちと一緒にホテルでディナー。
ディナーっていってもメニューは昼とほぼ同じ、スープとサラダしかない。
違いはスープが肉入りだってこと。
でもスープの値段は昼の3倍もした。

奇跡の出会いに4人で乾杯!

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ピーターはこの先中国、東南アジアに行くのでもうこんな奇跡の再会はないだろう。
でもきっとまた会える。
つぎはドイツで会えるのを楽しみにしてるよ!!


【旅 info.】
  アラ・アルチャ自然公園a_DSC_0198_20130926004848dd6.jpg
ビシュケクのオッシュバザール前からアク・スー行き265番マルシュ。
アク・スーまでは25ソム。
1日に数本公園入口まで行くマルシュがある。
アク・スーで降ろされたら歩きかヒッチハイク。
公園入場料金1人80ソム。
公園入口からアルピニスト・センターまでは約13km。
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マイナーな中央アジアごはん 何食べてんの?

2013.09.29 06:14|キルギス☞EDIT
2か月使っていたリンスがまもなくなくなろうとしているけど、ある事実に気づき始めたイクエです。
うすうす感じてて確証に変わりつつあるんだけど、リンスじゃなくて、リンスインシャンプーだったってこと!

2か月旅している中央アジア。
ウズベキスタンやタジキスタンにキルギス、カザフスタン・・・。
そんな、中央アジアの人たちってどんなものを食べているのでしょう。

日本ではウズベキスタンレストランとかあまり見かけない。
なので、きょうは中央アジアの料理をいっぱい紹介しま~す!

まずは主食。
中国とも隣り合っている国々。
でも、ロシアやヨーロッパに近い中央アジア。
食べるのはお米? パン?

答えは・・・

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両方!
だけど、あっとうてきにパンが多い。

市場ではいろんなパンが並んでいるけど、ほとんど丸い形。
ちょっと塩気があるので、バターやジャムをぬらなくてもいい。

窯に貼り付けて焼く。
「ふわふわ」っていうよりも、すこし硬くて「しっとり」しているものが多い。

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特別おいしいわけではない。
だけど、みんなパンが大好き。
大好きっていうよりも、「パンがないと始まらない!テーブルには必ずパン!」って感じかな。

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食事のときだけじゃなくて、人の家に招かれたときお菓子やフルーツ、お茶と一緒にパンが出てくる。

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もちろん、お米も食べる。
だけど「あつあつの白ご飯」にはなかなかお目にかかれない。
たっぷりの油でつくるプラフ(ピラフ)

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チャーハンみたいに「野菜たっぷり、お米はパラパラ」じゃなくて「ちょっと大きくカットしたお肉を入れて、油でべちゃべちゃ」。
でも、マズくはないですよ。
イクエとケンゾーはチャーハンのほうが好きだけど・・・。

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平たいお皿にご飯を盛って、ハンバーグみたいなお肉のおかずや目玉焼きなんかをぶっかける料理もよく出る。
お米じゃなくて、ソバの実をお米のようにして食べることも多い。
(「蕎麦」っていま調べたら中央アジア原産で、古来に日本に渡来して栽培されるようになったんだって!)

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炊いたソバはごはんにそっくり。
だけどお米よりももちもちしてなくて、歯ごたえがある。
こちらは、米とソバのハーフ&ハーフ。

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麺料理も、とくにキルギスで人気。
隣り合っている中国の影響を受けているのかもしれない。
キルギスで一番の定番料理ラグマン
小麦粉で作った麺に、肉やパプリカ、セロリを炒めたものとトマト風味のスープをかける。

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汁たっぷりでお椀に入っているものや、焼うどんのように平たいお皿に入ってるものなど、いくつかの種類がある。

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Wikipediaには「拉麺のルーツ」って書いてあるけど本当かな。
ラーメンというより、うどんに似ている。

このラグマン、麺じゃなくて、ご飯バージョンもある。
ガンファンと言って、中央アジア風牛丼。

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これもちょっと中華っぽい。
肉まんマンティ

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中にはひき肉がたっぷり。
イクエとケンゾーとしては、肉以外に刻んだネギやキャベツなんかも入れてほしいんだけど、肉・肉・肉!
肉のミンチをボールにして包んだような感じで、重たすぎる。
「中の肉汁をこぼさないように上手に食べよう」なんて思わなくていい。
中から出てくる脂が多すぎて、こぼすぐらいがちょうどいい。

マンティを揚げたものも売っている。
油で揚げているうえに、中身も肉の脂たっぷりだから気をつけて食べないとヤケドしちゃう。
それでも、揚げたもののほうが好き。

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ワンタンのようなペリメリも人気。
マンティよりも食べやすい大きさ。

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どこのレストランでも食べられるのはショルボ(スープ)。
味付けは塩こしょうでシンプルだけど、肉の出汁が出ている。
温かい食べ物はやっぱりホッとするね。

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中央アジアって、中国にもロシアにも中東にも近いからいろんな国の料理の影響を受けている。
ロシア料理では定番のビーツ(赤いカブのようなもの)を使った料理が出てくることもある。
天然の色とは思えないほど鮮やかな赤のボルシチやサラダ。

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串焼きのシシャリクは中東でも出てきそうな料理。
よく、レストランの前でもくもくと煙をあげながら焼いている。
味付けは塩こしょうでシンプル。
トマトやナス、パプリカの野菜の串焼きもおいしい。

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中国に近いキルギスの東側で食べられるのは冷やし中華みたいなアシュランフー
辛みがあって、お酢が利いていてすっぱい。
ジャガイモが入った薄い揚げパンと一緒に食べる。

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ここでちょっと変わり種をご紹介。
日本でも作れば案外売れるかも!?

まずは、こちら。
キルギスのレストランで食べたもの。

分かりやすく言えば「ケバブの卵焼き」。

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削ったお肉やトマト、キュウリを薄く焼いた卵でマキマキ。
ケチャップとマヨネーズで食べるのもおいしかったけど、お好み焼きソースをつけてもおいしいかも!

そしてこちらは、日本になさそうなフレーバーのスナック菓子。
つまみにはすごくいいよ!

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カニ味は、「えびせん」の味に似ていた。
確かに甲殻類の味がして、期待してたよりもちゃんとした味だった。

サーモン&イクラのほうは、残念ながらイクラの味はしなかった。
だけど鮭のバター焼きの味がしたよ。
ちょっとバター風味が強すぎて、サーモンが負けていたけど・・・。

タジキスタンで飲ませてもらったのは唐辛子ウォッカ。
飲んだらピリっとくる。
案外いいかもって思った。

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いろいろ美味しそうなメニューがありそうだけど、実は中央アジアはそれほど食文化は豊かではないと思う。
だいたいどこのレストランも同じメニューだし、レパートリーも少ない。
レストランより普通の人の家で食べる料理のほうがおいしいしいことが多い。

ピザみたいな料理。
生地はじゃがいもをつぶしたもの。

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こちらは、ジャガイモと肉、玉ねぎの料理。
少しバターが入っているのかな。ほのかに甘みがある。
醤油さえ入れれば「肉じゃが」だ。

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ナスのトマト挟み焼き。
シンプルだけどナスとトマトの相性はバッチリ。

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正直言って、「おお!これはおいしい」っていう食べ物にはあまり出会わない。
中央アジアは砂漠も多くて野菜を育てにくい環境にあるし、中央アジアで独自の生活をしていた遊牧民の人たちの食材は家畜の乳製品か肉。

自家製ヨーグルトはすっぱくもなく甘すぎもせず、クセがなくて口に合う。

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だけど、クルトと言う、乾燥ヨーグルトボールは激マズ!!
たくさん塩を入れて乾燥させているようで、かなり塩っからい。

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小さいんだけど、すべてお口に入れたら大変なことになる。
チビチビしかかじられない。
地元の人は「ビールのつまみに最高!」ってみんな言うんだけど、マズすぎる。
発酵臭がプーン。
ヨーグルトにたっくさんの塩を混ぜてさらに腐らせたような味。
外国人が「納豆なんて臭くてマズくて食べられない」って言うけど、そんな感じかな。

子どものころから英才教育を受けていたら、大好きな食べ物になるんだろうか・・・。

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この、マズくて臭くて塩っからいやつをペースト状にしたようなものもある。
ホームステイしたときに、おかゆのようなマスタバにアクセントとして入れられたんだけど、このアクセントのせいでマスタバが一口も食べられなくなった。
メインのすべての味と香りをかき消してしまうほどのアクセント。

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残念ながら「中央アジアの料理、最高♡」とは言えない。
中央アジア料理店が日本にほとんどないのも、日本人の口に合わないからかな。
イクエとケンゾーの「マズい食事」の暫定ワースト1であるモンゴルに場所的にも環境的にも近いし。

まあ、そんなときもこれを口にすればホッとするのです。

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中央アジアに緑茶文化があってよかった〜
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ブログプロフィール写真大作戦

2013.09.28 06:21|キルギス☞EDIT
またカメラの調子が悪くなってテンションが下がっているケンゾーです。
どこかで修理に出さんといけん。あ~あ。

ケンゾーはグルジアのホステル ジョージアに滞在しているときに、旅仲間から「豪速球投手」と呼ばれていた。
もちろんケンゾーは豪速球投手どころか野球選手でさえもない。
そんなただの38歳(当時)のおっさんバックパッカーがなぜ豪速球投手などと呼ばれるようになったのか。
その理由はブログのプロフィール写真にある。

これ↓

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これは2009年に旅したネパールでのワンショット。
ヒンズー教の色掛け祭「ホーリー」に参加したときの写真だ。

このプロフィール写真を見た旅仲間が爆笑しながら叫んだ。

「これ(現在の)実物とぜんぜんちゃいますやーん!!
 このときの面影、まったく残ってないですよ。
 これ、めっちゃ160kmの豪速球投げそうなピッチャーですやん!」


たしかに旅に出てから老化現象がスピードアップしてきている。
ケンゾーもイクエも今では立派なおじさん、おばさんだ。

でもまさかこんなに驚かれるほど、このプロフィール写真と今現在の実物がかけ離れてるなんて、これっぽっちも思ってなかった。
でも客観的に見たらそうなんだろうな。
残念だけど現実を受け入れないといけない。

ということで、顔写真詐称と言われないためにプロフィール写真を撮り直すことに。
きれいなイシククルをバックに年相応の写真を撮ろう。
プロフィール写真大作戦のスタートだ!

天気は快晴。
青く穏やかな湖面。
ロケーションはばっちりだ。

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浜辺には水着姿でバケーションを楽しんでいる人たちがチラホラいるけど気にしない気にしない。

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とりあえず撮ってみるか。
手始めに1枚。

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う〜ん、帽子は脱いだほうがいいな。
やっぱありのままの自分たちを撮らんといけん。

帽子を被ってたので髪がぺちゃんこになっている。
日ごとに髪のボリュームが減っていっている38歳(当時)ケンゾー。
湖で髪を洗っとくか。

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さてと、仕切り直しだ。
どんどんいくよ。

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モデル気取りになってきたイクエ。
間違った方向に向かい始めた。

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自分で変な顔をしながら「違う!イメージと違う!かわいくない!」と言うイクエ。

だんだん雑になってきた。

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ダメだダメだ!
こんなんじゃない!
やっぱり手持ち撮影だとダメだ。
カメラを据え置きにしてもっと動きのある画にしよう。

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「イクエ、髪ひどいよ・・・。
 読者数減るよ・・・。
 結んだほうがいいよ・・・。」

「・・・そうだね。」

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まだまだこんなもんじゃダメだ!
もっと躍動感を出さんと。
よし、レンズの前に走り込んでみよう!

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お、だいぶ臨場感が出てきたよ。
よし、どんどんいこう!
でもタイミングが難しい。

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だんだんノってきたよ。
勢い余ってジャンプしだすケンゾー。

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「おおー!いいやんこれ!
 ジャンプよ、ジャンプ!
 ジャンプして撮ろ!」


よし! めざす方向が定まった。
あとはひたすらタイミングよく走ってきてジャンプだ!

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イクエがぜんぜん飛んどらん!

「なんしよーと!
 ジャンプせな、ピョーンっとジャンプ!」


イクエはどうもジャンプするのが苦手のようだ。
思い起こせば、1年前。
韓国のお寺で修行僧たちの禅武道を見た時のこと。

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イクエがこう言った。
「たしかにすごいかもしれん。
でも高校のときの体力測定のとき、垂直跳びで40cmくらいいかんかったっけ?
飛ぶのと同時に足を水平に広げれば[40cm+足の長さ分]で床から1mくらい飛び上がれるやろ。」


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イクエの発言で「意外に簡単なんじゃないか」と思ってきた。
そしてやってみた結果がこれ。

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ケンゾーのジャンプを見て大爆笑のイクエ。

「全然飛べてないし、そのくせ顔が必死すぎる。
 あんなふうにカッコ良くポーズ決めてやらんね!」

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そして、自信満々のイクエが飛んだ。

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ひどすぎる。
左足なんて床から10cmも上がってなかった。

今回も・・・。

イクエの顔必死すぎ!
顔のわりにはぜんぜん飛んどらん。

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今度は勢いつけ過ぎ!
ケンゾーに突っ込みを入れるイクエ。
痛!

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イクエ、なんその口!
顔だけやん。飛んどる気分になっとるけど、全然ダメ。
もっと前に向けて飛ばんと。
それにしても俺めっちゃ飛んでない?

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リモコンで2秒後にシャッターが切れるようにしてるんだけど、タイミングを合わせるのが難しい。
増えていくNGショット、減っていく体力。
踏ん張りどころだ。

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撮影しはじめて30分(ふたりには2時間くらいに感じた)。
NGショットは数しれず。

ようやくふたり納得の1枚が撮れた。

というか体力の限界!
イクエのジャンプも限界!

これに決定!

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これが嘘偽りのない2013年9月現在のケンゾーとイクエだ。
さらば! 豪速球投手。


これで今日の記事は終わりにしようと思ってたんだけど、ふたりの写真ばっかりで「これはあんまりだろう」ってことで心和む癒しの写真を載せようかな。

日本ではほとんど見ることはできないんだけど、旅しているとよくリスを見かける。
今までほぼどこの国でも見たんだよねえ。
あの汚いインドの街中でも、緑があるところにはいた。
なんで日本はいないんだろうねえ。

ここタムガのサナトリウムは森のようになっている。
歩くだけで気持ちいいんだけど、かわいいリスもたくさんいる。

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ナッツを手にそーっと近づいていくと・・・

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うわー、めっちゃかわいい!
なにこれ、ぬいぐるみ?

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ちっちゃい人間が着ぐるみに入ってるみたいだ。
なんかヘンかわいい。

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リスと初スキンシップに成功したケンゾーとイクエだった。

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プロフィール写真もリニューアル完了。
これからもこんなケンゾーとイクエをよろしくお願いします!

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キルギスと日本兵

2013.09.27 05:40|キルギス☞EDIT
最近、牛の糞と馬糞の臭いの違いがわかってきたイクエです。
違いを表すと、牛の糞はインドの臭いで馬糞は獣の臭い。

キルギスの最大の観光地イシククルを西から東へと進んできたイクエとケンゾー。
また西へと戻らないといけないんだけど、行きには通らなかった湖の南側を通って戻ることにした。
「湖の北側はホテルも多くてにぎやかなリゾート地だけど、南側は小さな村が点在するだけで静かで良いよ」と聞いていたので、どうせなら南側の村に立ち寄ることにした。

ちょうど湖の中間地点くらいに位置するタムガという街へ。

タムガ

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何もない場所だけど、泊まるところには苦労しない。
中央アジアを旅して2か月。
どんなところでも、ちゃんとしたホテルはなくても民宿のようなところはある。
比較的大きな家をもっている人が客のために一部屋提供したり、客を泊められるような離れを用意していたり。
今回は、タムガに向かうマルシュ(ミニバス)でいっしょだった乗客が民宿をやっているのでそこに泊まることにした。
朝食夕食付きでひとり400ソム(約800円)。

広い庭。
花が咲き誇り、たわわに実をつけた木が植えてある。
庭が豊かだと、その家庭の生活も豊かに思える。
庭って大切ね。

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リンゴにナシにサクランボ。
「自由に採って食べていいよ」って言われて喜んだイクエとケンゾー。

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でもね、おいしそうに見えて酸っぱいの。
果物がなり放題で、間引きなんてされてないからかな。
手塩にかけて育てた日本の果物って甘くておいしいけど、ほとんど野生のような果物は酸っぱくて渋いのが多いのかな。

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部屋にはベッドがあるだけでトイレやシャワーは外にある。

洗面台もシャワーも、使える水はタンクに入ってる分だけ。

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無くなると面倒だからあんまり使い過ぎないようにしようって思うから、ちょろちょろの水で手を洗ったり、顔を洗う時に出しっぱなしの時間を短くしたり。
そうしてると、意外にタンクの水って無くならない。
日本だと常に蛇口から水が出るから何も思わずにじゃんじゃん使っちゃうけどね。

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この家の男の子にとって、広い庭はかっこうの遊び場。
庭にはテントが張ってあって、男の子の秘密基地だった。

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鶏やうさぎも飼っている。
うさぎは10羽くらいいて、男の子はとってもかわいがっている。
だけど食用なんだって。

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お母さんうさぎを撫でながら、男の子が言った。
「パンダ!」
見た目の通り、このうさぎの名前は「パンダ」らしい。

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で、そのパンダの子ども。
みんなパンダだ。

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チョビひげのパンダもいるよ。

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特に何もないタムガの街だけど、ひとつだけちょっと有名なものがある。
それはサナトリウム。
サナトリウムっていうのは空気のきれいな田舎や景色がきれいでリラックスできる森や海につくられている療養所。
湖の近くに位置するここタムガにも大きなサナトリウムがある。
木がたくさん植えられていて、こんなところで療養したら病気もすぐに治りそう。

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競技用プールやコート、宿泊施設なんかもあって、今では病気の人だけじゃなくて部活動の合宿や、のんびりリゾートライフを満喫したい人たちも泊まっている。
こんなかわいい住人たちもいる。

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広い敷地は、まるで公園みたい。
そこに宿泊所や集会所、診療所など療養に必要な建物が点在している。
大きな建物の前で、職員の女性にロシア語で話しかけられた。

「ア クーダ? キタイ? (どこから来たの? 中国人?)」
「ニェート、ヤポーニャ(違うよ。日本人だよ)」

すると、女性は「この建物の中に日本人の写真があるから。」みたいなことを言った。

資料室の鍵を開けてもらい、中を見せてもらうことにした。

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白黒の写真。
日本兵たち。
このサナトリウムの建設に従事した人たち。

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旧ソ連圏だったここキルギスにも、第二次大戦のとき捕虜となった日本兵たちが連れてこられて強制労働させられていたのだ。

このタムガの街に抑留されていた元日本兵は125人もいたのだそう。
1946年から2年間に渡って働かされた。

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日本人が建てた建物は、現在も診療所として使われている。
電気風呂みたいなのに入ったり、泥パックのようなことをして治療するみたい。
心臓血管や神経系の病気に効能があるらしい。

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まったく知らないこんな田舎に連れてこられて、ロシア風の建物を造らされた人たち。
いつ日本に帰ることができるのか、そしてそんな日がくるのか。
帰国することを夢見ながら。
与えられた仕事をこなしただ毎日を過ごすしかなかった。

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現地の高齢の人たちのなかには、毎日まじめに働いていた日本人の姿を覚えている人もいるのだそう。
湖へと続くこの階段も日本人がつくったのじゃないかと言われている。

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この階段の先にある湖・イシククル。
キルギスで一番人気のレジャースポットであり、リゾート地。
青くて美しく、穏やかな湖はとても平和な場所に思える。

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だけどこのイシククルはソ連時代には外国人立ち入り禁止区域だった。
湖で魚雷など新型兵器の実験がされていたらしい。

今では魚雷の実験のことも、そしてここに日本兵たちが抑留されていたことも、まるでなかったかのよう。

平和になったから忘れ去られていくのかな。
それとも、平和になるために暗い過去を捨ててあえて忘れていくのかな。

でも、忘れていいのかな。

もしわたしが抑留された日本兵だったら、忘れてほしくない。


【旅 info.】
  タムガa_DSC_0161_201309232057161e2.jpg
ビシュケク、カラコルからマルシュルートカ(ミニバス)。
ビシュケクからおよそ4時間、350ソム。
カラコルからおよそ1時間、80ソム。
ゲストハウスが何軒かあるがサナトリウムでも宿泊可能。
小さな店や食堂はある。

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鞍なしで馬に乗るとどうなるか

2013.09.26 05:45|キルギス☞EDIT
トレッキング三昧で足の指にタコができているケンゾーです。

アラコルの絶景を堪能したケンゾーとイクエ。
エメラルドグリーンに輝く湖には大満足したし、かなり歩き疲れたので「もう下山してもいいかなあ」と思っていた。
すると山小屋のスタッフにこう言われた。
「すぐ近くにスモールレイクがある。
 小さいけれどとてもきれいだよ。
 片道たったの8キロだよ。」

きのう往復30キロ歩いたので、片道8キロ往復16キロはなぜかとても近く感じる。
・・・行くっきゃないよね。
せっかくここまで来たんやもん、アルティン・アラシャンを満喫してやる!

ちょっと遅めの2日目の朝。
窓の外に目をやると、牧草地へと向かう牛たちの大移動が始まっていた。

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きょうも最高のトレッキング日和。
青い空、白い雲、緑に覆われた山々。
キルギスの山は美しい!

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山の上にあるのは、家かな?
馬が繋がれていて、ちょこんと座ってこっちを伺っている犬もいる。
ちょっとおじゃまするねー。

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遊牧民の家族の家だった。
毎日こんな絶景を眺めながらの生活。
こんな環境で産まれ育つとあたり前の風景になっちゃって、絶景とは思わないのかな。
でもやっぱり美しいものは美しいと思うのかな。

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家の周りでは馬や牛たちがのどかに草を食んでいる。
かわいい仔牛発見。
この仔牛、なんか足が長くない?
こんなもんかな?

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ほかにも数件の家が集まっている。
この辺りは丸いユルタじゃなくて長方形のテントを使っているみたい。

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遊牧民たちは放牧のときのおともや番犬にするために犬を飼っている。
小ちゃなワンコがいる。
毛がクリンクリンでモッコモコだ。

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川を渡ってさらに上へと歩いていく。
この川の先に目指す湖はある、はず!
地図はないのでこの川を目印にして歩くしかない。

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どこで立ち止まっても目の前には美しい景色。
ただただ、言葉なくぼーっと眺める。
なんてきれいなんだろ。

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わりと緩やかな上り坂がつづいていたんだけど、急に勾配がきつくなってきた。
川幅も狭くなってきたし、もうそろそろゴールかな。
なんとなく雰囲気的に奥の雪山あたりに湖がありそうだ。

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坂を上りきったと思ったら、こんどは大きな岩々が行く手を遮る。
すんなりとはたどり着けない演出がニクいね。

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歩きはじめて3時間。
見えてきた!

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アラコルと比べると小さいし、水の色も特別美しいというわけではない。
だけど山に囲まれてひっそりと佇む姿は「隠された秘密の湖」という感じがして、これはこれでなかなかいい感じだ。

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いまこの景色を楽しんでいるのはケンゾーとイクエと馬たちだけ。
湖を見ながらランチを食べて、さてと帰りますか。

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行きとは趣向を変えて、山の尾根を歩きながら帰ることに。
すると行きには見えなかったもうひとつの湖を発見。
じつはスモールレイクは3つあって、この奥にもうひとつあるそうだ。

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何度もうしろを振り返りつつ歩を進める。
もうここに来ることはおそらくないだろう。
この景色をしっかり目に焼き付けとかないと。

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遊牧民の集落まで戻ってきた。
クリクリ、モコモコのチビたちがお出迎え。
朝にはいなかったお母さんもいる。
うん、お母さんにそっくりだね。

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すっかり出来上がって赤ら顔のおっちゃんが孫と一緒に馬乳をもらいに来ていた。
このおっちゃん相当酔っぱらってたんだけど、上機嫌で馬に乗って帰っていった。
子どもはこんな小ちゃな頃から鍛えられていくんだね。

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ぼちぼち歩いて帰っていると、颯爽と馬に乗って下ってくる人たちが。
女性もいる。かっこいいね!

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「やっぱり馬はかっこいいねー」て話してたら、なんと「乗る?」って言ってくれたよ!
やった!観光用じゃないバリバリ本場の馬に乗れる!
ケンゾーが前、イクエは後ろに。
イクエは鞍がないけど、まいっか。

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ふたりが馬に乗ると「じゃあね」って感じでおじさんは先に行ってしまった。
ええー!!自分たちだけでこの山降りていくの?!

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馬に乗るのでさえ、子どもの頃に阿蘇の草千里で乗った以来だよ。
馬の背中の上から見ると景色がぜんぜん違う。
ぐっと視界が広がって眺めがいい。

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おじさんの放置プレーにちょっとビックリしたけど、なんにもしなくても馬が勝手に歩いてくれる。
ゆっさゆっさ揺られて最高だー、と喜んでいたのもほんの数分。
馬が言うことを聞いてくれない!
ふもととは逆の山の方にどんどん行こうとする。
必死に「こっち!こっち!」って言いながら手綱を引くんだけど、まったく言うことを聞いてくれない!
しまいには完全に止まって草を食べはじめた。

「なんしよると?!早く歩かせてよ!」って急かすイクエ。
でも、いくら手綱を引っ張っても、かかとでお腹を蹴っても馬は全然歩いてくれない。
取り残されてしまったケンゾーとイクエ。

途方に暮れていたら、先に歩いていってしまっていたおじさんが戻ってきてくれた。
あまりにも遅いので様子を見に来たみたい。
「な〜にやってんのー!」と笑いながらやって来るおじさん。
今度は手綱を持って馬を引っ張ってくれた。

任せてたら日が暮れてしまうと悟ったんだろう。
馬を引っ張りながら猛ダッシュで山を駆け下りだした!
大人2人が乗る馬を走りながら引っ張るおじさん。
おじさんが「リキシャー」と苦笑い。
ごめんね、おじちゃん。人力車になっちゃって。

「はたから見るとおもろいなあ」なんて笑えてくるんだけど、実際は馬の背中の上でポップコーンのようにシェイクされてるケンゾーとイクエ。
乗馬ってかっこいいけど、見た目以上にハードだね。

行きはハアハア言いながら上ってきた山道をあっという間に下ってきた。
ケンゾーより手綱捌きがはるかに様になっている子どもがお出迎え。
酔っぱらいのおっちゃんも無事に下山できたんだね。

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けっきょくずっと走らせちゃってごめんね。
最後に馬乳までいただいた。
おじさん、ありがとう!

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およそ20分の乗馬を楽しんだケンゾーとイクエ。
部屋に戻るなり「ちょっとお尻どうなっとるか見てくれる?」
とお尻を突き出すイクエ。
「どうしたん?」と見てみると・・・!!!
皮がベロンと剥けとるやん!

1人用の鞍だったので、毛布1枚敷いただけの馬の背中に直乗りしていたイクエ。
たった20分くらいだったのに。
このあと数日間は毎晩妻のお尻に薬を塗るのが日課になったケンゾーだった。
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この旅一番の絶景!「天空の湖」アラコル

2013.09.25 06:16|世界の絶景☞EDIT
ここんところ、実際にはけっこう寝てるんだけど寝起きのときに「寝た感」が実感できてないケンゾーです。

トレッキング初心者のケンゾーとイクエが6時間かけて、今まさにたどり着こうとしているアラコル。
標高3400mにあり「天空の湖」とも言われている湖だ。

立ちはだかる黒い山。
ほんとうにこの先に「天空の湖」は存在するのだろうか。

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ラスト30分、四つん這いになりながら登ってきた。
きっと、あそこまで登りきれば絶景が待ち構えているはず。
ふたりで息を整える。
イクエが絶景にそなえてメガネをかけた。

実際、湖がどれほど美しいのかはわからない。

さあ、どんな景色なのか!?
山頂まであと5歩。

「おぉぉ〜!」

まっさきに見えたのは雪を被った山脈。

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さらにもう2、3歩進む。
すると、山の下に鮮やかなものが!

「うおぉぉぉぉぉ〜!?」

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そして、登りきったところには。

「うううううおおおおぉぉぉぉぉ〜〜!!!」

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標高3532mに位置するアラコル。
長さ2.3km、幅700m。
高い山々に囲まれてひっそりと、でも雄大に存在していた。

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絵の具を溶かしたようなエメラルドグリーンの湖。
光に照らされた湖面がキラキラ輝いて眩しい。
アラコルとはキルギス語で「様々な色の湖」という意味。
じっさい天候によって水の色が様々に変化するそうだ。

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湖には雪解け水が流れ込んでいる。
それにしても、どうしてこんな色に見えるんだろう。
湖畔からは青くきれいに透けて見えるみたい。

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あ、ハート形の小さな湖がある!
アルティン・アラシャンにあったハート形の露天風呂はこれを真似してたんだね。

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「どんな湖があるんだろう」
いろんな湖を想像しながらここまでやってきた。
でも頭の中で思い描くどんなに美しい湖も、この絶景を越えるものはない。

感極まる絶景を見ながらの昼食。

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湖の奥には雪化粧した天山山脈。
5000m級の山々が湖の美しさを引き立てている。

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360°どこを見てもため息がでる景色。
自然は大きく美しく、人間はちっぽけだ。

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なんて美しいんだろう。
時間が許す限り、ただただこの絶景をぼーっと眺めていたケンゾーとイクエだった。
ああ、やっぱりここに登ってきて良かったあ!

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(山頂で1時間半絶景を堪能し、暗くなる前に無事に宿に戻ることができました。)
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1日で歩く距離30キロ! 過酷・・・

2013.09.24 06:06|キルギス☞EDIT
最近かかとのカサカサが治ってきたイクエです。
新しいサンダルにしたからなのか、気候が変わったからなのか。
この状態をキープしないとね!

「旅をしていて良かった!」
こころからそう思う瞬間。

こころが満たされていくのがわかる瞬間。

たとえば、こんな朝。

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「ああ、そうか。
 こんな大自然のなかで寝ていたんだ。
 なんて贅沢なんだろう。」

輝く朝。
まぶしい朝。

その言葉がぴったり。

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きのう14キロの道のりを歩いて、キルギスの奥地に来たイクエとケンゾー。
これだけでじゅうぶん!
ここの景色だけで満足!

1日ずっとこの大地に座って、ぼーっと眺めているだけで飽きない光景。
360度どこを見ても、見とれるほど美しい。

でも、この先に、ここよりももっと絶景があるとしたらー。

そしてそれが、1日で30キロ歩かないといけないとしたらー。

ここにとどまるか、そこを目指すか。

その場所というのが、さらにここから奥へと進んだ山を越えたところにあるアラコルと呼ばれる湖。
日本のガイドブックや旅のブログにはほとんど情報がない。
そんな湖があるなんて、まったく知らなかった。

この隠された湖の存在を教えてくれたのは、オシュで出会いいっしょにアスランバブを旅したユミちゃん♡
そう、イクエの双子(っぽい)ユミちゃん♡
(この写真見返して思ったんだけど、ユミちゃんはわたしが148センチだってことを知って「ちっちゃいねー!わたしは150あるよ」って言ってたけど絶対詐称してると思う!)

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ユミちゃんが「きれいだったよお。でも、15キロ歩かないといけないけどね。」とさらりと言っていた。

旅をしていて「グッとくる絶景」っていうのは、穴場なところが多い。
ガイドブックにも載ってないし、メディアでも紹介されないし、ブログで取り上げている人も少ない。
理由はアクセスしにくかったり、本当の絶景だからみんな教えたくないっていうことからかもしれない。

だから本当の絶景に巡り会うためには、現地で情報収集したり、実際にそこに行った人に運良く出会って教えてもらわないといけない。

アラコルなんて湖、聞いたことなかったけど、双子と運命の出会いをしたわけだしここは行かなきゃいけないかも。

この1年、旅をしていてイクエとケンゾーが「間違いなく絶景」だと感じたグルジア・メスティアの丘からの風景。
この場所もたまたまグルジアで出会ったKさんに教えてもらったのだった。

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メスティアに行く旅人は多いけれど、この丘の存在は知られていなくて登らない人がほとんど。
丘からの景色を見て、Kさんとの出会いに感謝したのだった。

だから、今回も・・・。
朝6時前に起きて、宿の人が作ってくれたお弁当をもって出発!!

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小学校から大学まで徒歩通学だったイクエ。
登山が好きってわけではないけれど、歩くことは苦ではない。

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いっぽう、乗り物派のケンゾー。
トレッキングをしているとだいたいいつも不機嫌になる。
でも、ケンゾーは動物好きでもある。
だから、歩いていて動物に出会うと機嫌がなおる。

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そして、こんなかわいらしいものに遭遇。
「え!なにあれ!」
「ユルタ(遊牧民のテント)?
 煙突もあるよ。」

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苔むした岩に、木が生えている。
絵本に出てきそうな家でしょ。
ほんとうに誰かがわざと造ったみたい。

登山には2種類あると思う。
ひとつは、とくに景色がかわるというでもなくただ過酷な道のりをひたすら歩き、山頂に立つことを目指すストイックなもの。(たとえば富士登山みたいな)
もうひとつは、山頂よりもむしろそこまでの道のりが景色に富んでいて歩くことそれ自体を楽しめるもの。

もちろん、ヤワなイクエとケンゾーは後者の登山のほうが好き。
ここ、アルティンアラシャンはどこに目をやっても素晴らしい景色が待ち構えている。
なだらかな丘を登れば、また違う風景が広がるし、先に進んでいくことが楽しい。

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丘に登ったら、急に馬とご対面なんてことも。

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でも、さすがにね。
15キロの山登りってきつい。
登山道が整備されているわけでもないから「ほんとうにこっちであってるのかな」と不安になる。
湖へと続いているであろう川に沿って歩いていく。

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川はどんどん小さく細くなっていく。
勾配が急なところを流れるところもある。

「道がない。でも、沢登りするしかない。」
川に沿って山を越えていると、下から呼ぶ声が聞こえた。

「そっちじゃないよー。
 川を渡って、こっちのほうを歩きなさーい。」

馬に乗った遊牧民の人が教えてくれた。

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川を渡って歩いていると、山を下りてくる欧米人グループとすれ違った。
大きなザック・寝袋・テントをかつぎ、両手にストック。
本格的な山登りの重装備だ。

「あとどのくらいで湖まで着きますか?」
「まだ3時間くらい歩かないといけないよ。
 しかも、最後に越えないといけない山はかなり急ですごく滑りやすい!」

欧米人グループは、イクエとケンゾーの軽装な格好を見て言った。

「もしかして、登って日帰りするつもり!?」
「・・・はい。」
「ウワーオ!!
 まだまだここからかかるし、登れる?
 しかも、山頂は風がびゅうびゅう吹いてて寒いんだよ。
 とにかく、この先きついから。
 グッドラック!」

「このふたり無理なんじゃないの?」という目をし、彼らは去っていった。

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往復30キロのトレッキングに、こんな軽装備はない。
自分たちもそのことに気づきはじめていた。
イクエはペットボトル以外何ももっておらず、ケンゾーは街歩き用のサブバッグ。
バッグには、レインコート、長袖、手袋、お菓子、お弁当。
こんな山をなめたような格好でトレッキングをしているのが恥ずかしい。
これで遭難でもしたら絶対に「自己責任!無知すぎる!」なんてたたかれる。

というか、そもそもトレッキングって1日30キロも歩く?
ふつう、1日に歩くのは10キロ弱くらいでテント泊して何日かにわけてトレッキングするものじゃないのかな。
案の定、途中テントを張っている人を見かけた。

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登山基地であるアルティンアラシャンのゲストハウスで出会った夫婦からは「湖で1泊したほうがいいよ。このゲストハウスでテントを借りればいいじゃない。」と言われていた。
だから登山ガイドもしているゲストハウスのスタッフに聞いた。
するとー。

「いま、貸せるテントがないんだけど大丈夫!
 朝出発すれば、夕方に戻ってこられるから!
 けっこう日帰りで登る人多いんだよ。」

スタッフは明るく答えたけど、山道を往復30キロ。

「わたしたちでも大丈夫かなあ。」
「大丈夫だって!! 
たしかに最後の山道は急で大変だけど、『うわあ、ここは大変だからあきらめよう』って人はいないんだから。
みんな登ってるんだから。
あしたお弁当つくってあげるからそれさえ持っていけば大丈夫!」

スタッフはとても簡単そうに言っていた。

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でもー。
なかなかたどり着かない湖。
休憩もしたいけど、日が落ちる前に宿に戻りたいから時間との勝負でもある。
休憩もほとんどせず、とにかくひたすら足を進める。

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イクエとケンゾーにとっては厳しい状況なんだけど、周りの景色はとてものどか。
だから焦る気持ちも和らぐし、来たことを後悔もしない。
馬はごろんと横になって気持ち良さそうに寝ている。

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気づいたら、だいぶ登ってきている。
すでに3000メートルを越えている。

湖が見える頂上の標高は3900メートル。
富士山よりも高い。

頭は痛くならないけど、酸素が薄いからかちょっとの上り坂がとてもしんどい。
息があがるし足取りが重い。

登山地図はもってないけれど、iPhoneのGPS機能で自分たちがどの辺りにいるのか地図で確認することはできる。
湖の方角は、あの山の向こう!?

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「そんなわけないやろー。」
「そうよね。だってあそこ雪あるもんね。」
「しかも、道っぽいのないしね。
 傾斜が急やし、あそこ人のぼれんやろ。」
「あの、道みたいなやつは道じゃなくて、滝かね。」

でも、湖の方角はその山の方角。
でも、まさかこの急な山を越えるなんてありえない。
でも・・・。

認めたくないけど、ここなの!?

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さっきすれ違った欧米人グループの言葉を思い出す。
「最後に越えないといけない山はかなり急ですごく滑りやすいよ。」

双子のユミちゃんが言っていたことを思い出す。
「最後の山が大変なんだよね。
 えー!? ここ登るの?って感じのところ。
 ロッククライミングみたい。
 杖があったほうがいい。」

この、目の前の急な山がその山なの?
そのとき。

「あれ、人やない?
 あの、滑り落ちてるようなの!」


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急斜面だし、砂利だし、歩みを止めれば滑り落ちる。
過酷なトレッキングのうえ酸素も少ないから、走った後のように心臓がドキドキして息があがる。

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休みたい。でも休めない。休む場所がない!
腰を下ろす場所さえないし、急な坂のじゃり道に立つことさえままならない。
ずずずずずーーーと滑ってしまう。
だから身を屈めて四つん這いで30歩進み、一瞬歩みを止めて息を整える。
そしてまた気合いで30歩。

見下ろせば同じように四つん這いで登っている人がいる。

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イクエはあの時の光景を思い出していた。
この目の前の状況があの時と重なってしまう。

するとケンゾーが言った。
「これ、ゴビ砂漠のときみたいやん。」

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そう、ゴビ砂漠で高くそびえる砂丘を登った時も、斜面は急だし、足は砂に吸い込まれるから休憩したくても歩みを止めることもできなかった。

「もうこのへんでやめよう。」
夕陽が沈もうとしていた。
登る斜面は日陰になっていて砂は冷たいし、きれいでもなんでもない。
だけど、あきらめずに登った砂丘。
登りきったあと夕陽に照らされた砂丘は美しく、そこには息をのむ絶景があった。

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この目の前の山を越えたら、あのときほどの絶景が待っているのかはわからない。
でも、状況はとても似ている。
頂上まで行かないと、そこにどんな景色があるのかまったく予想できないというのもいっしょ。

果たして、イクエとケンゾーはこの山を越えることができるのか!?
そして、もし越えたとしたらそこに本当に絶景はあるのか!?

もし登頂できて絶景に巡り会えたとしたらー。
あす「世界の絶景編」できるかな?
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4時間歩き続け・・・秘境へ

2013.09.23 06:28|キルギス☞EDIT
きのう(9月22日)誕生日だったケンゾーです。
とうとう30代のラストイヤーがやってきた。
押し寄せる「老化」に負けずに、この1年も突っ走るぞー!

ケンゾーとイクエがここアラコルに来た目的は、アルティン・アラシャンというところに行くため。
アスランバブへいっしょに行った、イクエと双子みたいなユミちゃんがおススメしてくれた場所なのだ。
山の中にある小さな村で、その先にあるアラコルという湖がとても綺麗なんだそう。

アルティン

アルティン・アラシャンに行くためには、マルシュで途中まで行って、降りた後はおよそ14km山道を徒歩で登らないといけないそうだ。
ユミちゃんは通りがかった車をヒッチすることに成功したそう。
ケンゾーたちももちろんヒッチハイク作戦でいく予定。

まずはアクスー行きのマルシュに乗る。
1人25ソム(約50円)。

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アクスー手前の分岐点で下車。
前もってドライバーに「アルティン・アラシャンに行く」と伝えておけば、ここで降ろしてもらえる。

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さあここからはひたすら歩く!
だいたい4時間〜6時間かかるそうなのでけっこうハードだよね。
ヒッチハイクできるかな?

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周囲がどんどん山深くなってきた。
川のせせらぎを聞きながらのトレッキング。
天気もいいし、まだまだ余裕、余裕。

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車どころか人にさえ出会わない。
耳をいくら澄ましても川の音しか聞こえない。
青い空、白い雲、緑深き山々。
美しい景色をふたり占め。

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人間よりもさきに馬と遭遇。
こちらを気にすることもなく、悠然と草を食む。

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これミツバチ?
体中が毛むくじゃらでモコモコしてる。
蜜を吸うのに夢中だ。

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歩き出して3時間。
けっこう疲れてきた〜。
ぜんぜん車が通らないぞ〜。
車どころか人ともすれ違わないぞ〜。
しんどいぞ〜。

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やっと車と遭遇!
といっても上から下ってきた車。
もうすでにヒッチハイクは諦めているケンゾーとイクエだった。

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お!下りてきている人たちがいる!
女性だけど3人ともスゴい荷物だ。
ちゃんとストックも持ってるよ。
超軽装、というかハイキングレベルのケンゾーとイクエ。
いや、別に山をなめてるとかじゃないよ。

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もはや無心で歩を進めるのみ。
この坂を越えれば・・・
あの曲がり角を曲がれば・・・
淡い期待と軽い傷心。
山登りって自分との闘いやね。
まあ、山登りって言ってもトレッキングレベルやけど。

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歩きはじめて4時間半、見えた!
アルティン・アラシャンだ!!
山に囲まれた谷間にポツポツと建物が点在している。
これは村でさえないな。

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奥に見える雪を被った台形の山は「パラトカ」。
高さは5020m。
ロシア語でテントって意味なんだって。
たしかにテントの形に見えるよ。

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アルティン・アラシャンにはゲストハウス、というか山小屋が3軒。
それ以外にはレンジャーの建物があるだけ。
ふつうの民家はない。
いわば、登山基地。

いちばん手前にある「ヤク ゲストハウス」に泊まることに。
素泊まり250ソム、3食付きで750ソム(約1500円)。
食事代が高いのはしょうがない。
ここまで食料を運ぶのだって大変だ。

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電気はソーラー発電で賄われている。
共有スペースをほのかに照らすのみで、各部屋は日没後は真っ暗になる。
もちろん、コンセントもない。
「きっと暇だよ。
 もちろんネットは繋がらないだろうけど、ヒマつぶしにパソコン持っていこう。」

大きな荷物は下の街のゲストハウスに預かってもらったのに、パソコンは持ってきてしまったケンゾーとイクエ。
コンセントがなくて充電もできないので、大失敗!
しかも山にパソコンなんて持ち込むなんて無粋だね。

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電気だけでなく水道ももちろんない。
山から流れてきている小川で顔を洗ったり洗濯をしたり。
もちろん飲み水にも。

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日没まで周りをぶらぶら。
男たちが草の上に車座になっている。
遊牧民やレンジャーの人たち。
手招きされるケンゾーとイクエ。
寄って行くともちろん・・・

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ウォッカだよね。
キルギスではもはやお決まりのパターン。
酒好きのイクエも、さすがにウォッカには慣れないみたい。

酒を飲んでるおっちゃんが、ちょっと離れた建物に向かって何かを叫んだ。
すると・・・

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まだ5、6歳くらいだよ、この子!
さっき叫んだのはお父さんだったのかな。
上着を振り回しながら馬に乗って颯爽と登場。
かわいい、というよりカッコいい!!

アルティン・アラシャンにはなんと、温泉があるのだ!
ただし1人200ソム(約400円)するんだよねえ。
ほったて小屋の中に小さな浴槽がある。

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だけど貧乏バックパッカーに朗報!
ちゃんと無料の温泉もあるのだ。
ロケーションはこっちのほうが抜群にいい!
川のすぐ横にあって雰囲気は最高。

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湯船はなぜかハート形。
しかもこの日は温泉の湯量がイマイチ。
掛け流しのお湯は温かいけど、外気で温泉自体すぐに冷めてしまう。
でも歩き疲れた体に温泉が染みわたる!

白く輝いていたパラトカが夕陽に照らされて紅く染まっていく。
神々しいなあ。

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そして夜。
空を見上げると満天の星。
この旅でやっと空一面の星空を見ることができた。
こんなに星屑を見たのは人生で初めてだ。

人工の明かりはないし、新月で月明かりもまったくない。
だけど星が輝きすぎていて、辺りが真っ暗にならないんだよね。
あまりにも星が多すぎて星座がぜんぜん判別できない。
星ってこんなに明るいんだね。

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あしたは絶景を見るために、さらに上を目ざすよ!!
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このゲストハウスの時代は終わったのか・・・

2013.09.22 12:56|キルギス☞EDIT
最近ブランデーのおいしさをわかってきたイクエです。
ブランデーってスナックのイメージしかないけど、水で割らずにそのまま匂いを嗅いで飲んでみるとレーズンのような匂いがふわっと広がり、甘くてなかなかおいしいのね!

イシククルの東の外れの街。
カラコル。
このカラコルはトレッキングの拠点になっている街で、ここを訪れるツーリストは少なくはない。
でもこの街から湖は見えないし、「観光地」ってわけでもないんだけど、それでもここにはおもしろい宗教施設がある。

まずは、この建物。
なんだと思う?

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木造のお寺?
いや、この華やかな感じは神社?

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答えは・・・

イスラム教徒のモスク!!

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キルギスの東に位置するこの地域には、中国に住んでいたイスラム教の回族/ドゥガン人(中国の少数民族)やウイグル族の人たちが弾圧を逃れて中国から移り住んでいる。

このモスクは20世紀はじめに造られたんだって。
一本の釘も金具も使わずに建てたっていうから、職人技を感じる。

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掲げられているコーランの一節。
まるで漢詩が書かれているかのよう。

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お次は、何でしょう?
おとぎ話に出てきそうなかわいらしい建物。

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答えは・・・

ロシア正教の教会!

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ここカラコル、もともと1860年代にロシア人やウクライナ人が街を築いたところ。
もとの教会は地震で崩壊し、これは1897年に再建されたものなのだそう。

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多民族の街。
食文化も交わり、いっぷう変わった食べ物も多い。
街の中心地のバザールを散策していると、フードコート?を発見

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10軒くらい店が並んでいるんだけど、出してるものはどこも同じメニュー。
カラコル名物アシュランフー
この1品で勝負。

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冷やした麺にたっぷりのお酢とコチュジャンのような辛みそがかかっていて、冷やし中華みたい。
麺はうどん麺みたいなものと、ところてんのようなもの2種類が混ざっている。
でんぷんを固めたこんな塊を細く切って麺にする。

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アシュランフーは、中国のドゥガン人がもたらしたものなんだって!

おいしい ♪
イクエとケンゾーの口には、やっぱりキルギス料理よりも中華のほうが合う。
小ぶりのお椀で出てきて、1杯25ソム(約50円)。

どの店もアシュランフー1品だけなんだけど、ひとつだけキムチみたいなものをずらりと並べている店があった。

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茄子やにんじん、きゅうりに湯葉まで。
キムチよりも辛くなくて、マリネみたいな感じ。
好きなものを指差せば、お椀に盛ってくれる。

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アシュランフーにはほとんど具が載っていないので、いっしょに食べるといっそうおいしい。

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いろんな民族が住んでいて、いろんな宗教があって、そしていろんな食がある。
こじんまりとした街で、けっこうこの街が好きだ。

デパートの前にはちょっと気持ち悪いのもいるけど・・・。

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日本語であいさつしてくれる若い子にも何人か会った。
「コンニチハ」「アリガトウ」・・・。
やっぱり日本のアニメが好きなんだって♡

居心地のいい街、カラコル。
カラコルは、なぜか夕焼けがキレイ。

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そしてまた別の日の夕焼け。
美しいような怖いような、世界の終わりのような。

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そんなカラコルで泊まったのがヤク・ホテル。

「カラコルの宿といえばここ!」
というのは、昔の話。
玄関の扉は閉ざされていて、ピンポンしないと開けてくれない。
最初「潰れてるのかな」と思った。

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以前はツアー会社も兼業していた。
いまはそんな面倒くさいことはやらない様子。

オーナーのおじいちゃんが細々とやっている。
ベッドメイキングも、おじいちゃんがひとりで「はぁはぁ」息を切らしながらやる。
バスルームやトイレは、掃除に手が行き届かないようできれいではない。
おじいちゃんはよく朝からお酒を飲んで酔っぱらって赤ら顔。
それでも日曜大工や修繕が好きなようで、庭で道具を持って何かやっている。

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壊れた、まるでアンティークのような車が放置され(飾られ?)ている。

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庭は広々としていて、母屋と別棟がある。
どっちの建物もツタで覆われている。

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そのせいか、部屋の中は寒い。
外のほうがあったかい。

一泊ひとり300ソム(約600円)。
こだわりの内装で、昔はとっても素敵なホテルだったんだろうな。

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雰囲気のあるおしゃれな洋館。
だったのが、いまはちょっとお化け屋敷みたいな感じすらする。

「街いちばんのゲストハウス」の称号は、今は別のホテルに取って代わられている。

ここに泊まっていた欧米人のおばちゃんは「ヤクホテルは良くはないよね。とっても興味深い(インタレスティング)ホテルだけど、でもねえ・・・」って言ってた。

その表現、すごくわかる。

内装はりっぱなんだけど、このまま手入れが行き届かなければきっと朽ちてしまう。
おじいちゃんもひとりだけで切り盛りするのは辛そうだし。

「このホテル、どうなるのかなあ。」
「若いスタッフとか雇えばいいのにねえ。」
「おじいちゃんも、細々とやっていけばいいやって思ってるんだろうね。」
「あと何年かしたら閉じちゃうのかなあ。」

ケンゾーとそんなことをいつも言いあっていた。

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映画に出てきそうな部屋。
こだわりのインテリア。
アンティークなのか、単に古いのかよくわからない物たち。

泊まった部屋の片隅に置かれているこれは、わざと飾ってるの?
それとも単に放置してるだけ?

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Wi-Fiのない宿。
オーナーのおじいちゃんは「Wi-Fi」って言葉も知らないだろうな。

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人気だったゲストハウスにも終焉は訪れる。
それは、世の常なのかも・・・。
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世界第二位の動物市場って!?

2013.09.21 06:24|キルギス☞EDIT
色づきはじめた山を見て、日本がちょっと恋しくなったケンゾーです。
四季があるってすばらしい!

チョルボンアタでフランス人のアレックスとまさかの再会をしたケンゾーとイクエ。
奇跡的な再会に興奮しつつ、次なる街カラコルへ。
美しい湖、イシククルとはしばしのお別れ。
チョルボンアタ 〜 カラコルはマルシュで1人130ソム(約260円)。

カラコル

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およそ2時間でカラコル到着。
が、かなり街外れのバスターミナルで降ろされてしまった。
どうやって街中にあるホテルまで行くかが問題だ。

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きっと市街地まで行くマルシュも走っていると思うんだけど、バスターミナルにはタクシーしかいない。
タクシーのドライバーたちに、街まで行くマルシュがあるか聞いてみたけど「タクシーしかない!」と言われる。
そんなことないと思うけどなあ。

とりあえず市街地方面へ歩くことに。
だけど歩き出して10分で断念。
だめだあ、街まで遠すぎるよ。
ここでちょっと様子を見よう。

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しばらく待っていると、やっぱりマルシュが走ってる ♪
バザール行きだというマルシュに乗ることができた。

ところが誤算が!
途中でバザールとは反対方向へ曲がってしまった。
ドライバーのおっちゃん、「バザール?ダー!(イエス)」って言ったよね?!

慌ててマルシュを降りるケンゾーとイクエ。
とりあえず、近場のホテルに行ってみるけど予算オーバー。

しかたなく最初に目星をつけていたホテルへ歩いて向かう。

かなり遠くてイクエに「まだ? もうちょっとってさっき言ったけど、何キロ歩かせるん?」と聞かれ、疲れたイクエの機嫌が悪くなる。
イクエに八つ当たりされて逆ギレするケンゾー。

目指していたところにはたどり着いたんだけど・・・。
ないない、ホテルがないよー!!
地図ではここにあるはずなんだけど。
潰れた?

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ナビ担当のケンゾーからイクエへiPhoneのバトンタッチ。
「これ、もうちょっと向こうやない?」
「・・・!」
ほんとだ、地図見間違えてた。
ちょっと気まずいケンゾー。
それからさらに歩くこと1km。

やっと今夜の宿「YAK GUESTHOUSE」に到着。
けっきょく最初のバスターミナルからマルシュに乗るより歩いたほうが近かった。
歩き疲れて放心状態のケンゾー。
疲れた!!

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ここカラコルでは毎週日曜日にアニマルマーケットが開催されている。
なんでも、その規模は世界で2番目に大きいらしい。
それは行っとかんとね。

翌朝6時半にホテルを出発。
ホテルのおっちゃんが言うには、ホテル横の道をまーっすぐ歩けば着くそうだ。

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歩きはじめて30分、ほんとにこの道なのかちょっと心配になってきた。
とそこに、人に連れられてる牛発見!!
歩いていく先を見ると、日曜日の早朝にもかかわらず賑わっている一画が!

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そこは、人、人、人。
そして大量の家畜で溢れかえっている。

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まずは羊コーナー。
羊の背中をモミモミしたりゆすったりして品定め。
毛皮の質を確かめてるのかな?
ぽよんぽよんのほうがいいのかな?
されるがままの羊たち。

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羊は7000〜8000ソム(約1万4千〜1万6千円)くらいから交渉がスタートするみたい。
実勢価格は5000〜6000ソム(約1万〜1万2千円)くらいかな。

この羊は毛を刈られて丸裸。
毛が無いとかわいくないなあ。
見るからに寒そう。
羊のお尻は毛を刈ってもぷりんぷりんしてるんだね。

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羊とヤギたちが売り買いされている場所は、じつは道路。
しょっちゅう人と羊とヤギを蹴散らすように車が通っていく。
まさに青空マーケット。

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ちなみにヤギは2000〜3000ソム(約4千〜6千円)が相場みたいだ。
けっこう安いんだね。

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つづきましては、牛と馬コーナー。
ここは羊やヤギと違ってちゃんと専用のスペースが設けられている。
やっぱり牛や馬は格上?!

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メス牛はお乳で品定めしている。
味見をしている人は見なかったなあ。
見ただけで品質がわかるのかな。

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引っ張られてるんだけど、必死に抵抗している子牛。
気持ちはよ〜くわかるよ。
ドナドナド〜ナ〜ド〜ナ〜。

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牛は45000〜50000ソム(約9〜10万円)、小さめの牛で27000ソム(約5万4千円)、仔牛で8000ソム(約1万6千円)だった。

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馬は75000ソム(約15万円)!
やっぱり馬は華があるねえ。

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見ているそばから商談がどんどん成立していく。
買われた動物はふつうの車に乗せられていく。
まるでスーパーで野菜を買って持って帰るかのように。

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食物連鎖の頂点に君臨している人間。
たくさんの命をいただいて生きているんだよね。
生き物に感謝!

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そうそう、たくさんのドンキーに会える!って楽しみにしてたんだけど、ドンキーは1頭もいなかった。
やっぱりキルギスでは人気ないんだね。

カラコルのアニマルマーケットは日曜日に開催。
その場で羊でも馬でも買えますよ〜。
10時頃には終わるので早起きして行くことをおススメします。

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謎の多い 極上のリゾート地

2013.09.20 06:10|キルギス☞EDIT
東京五輪決定のニュースで「え!いつのまに?そんなに有力候補だったけ?」と驚いていて実感のわかないイクエです。
どんな五輪になるか想像つかないけど「くまモン」なみにかわいいキャラクターを考えてほしいですね。

きょうはイクエとケンゾーの小汚い旅らしからぬ場所をご紹介♡

キルギスでもっとも有名な観光地イシククル!

(日本では「イシククル湖」なんて言われたりもするけど、「クル」ってのはこっちで「湖」って意味なので「イシククル湖」って言うと「イシク湖湖」になっちゃう。)

長さ180キロ、幅60キロ、ぐるっとまわると680キロ。
琵琶湖の9倍もある大きな湖。

イシククルはキルギスのみならず、中央アジアそしてロシア人にも大人気の観光地。
そりゃそうだ。
だって泳げるような海がないもん。
みんなこの大きな湖でマリン(レイク?)レジャーを楽しむ。

湖のほとりにはぽつんぽつんと街が点在している。
そのなかでもホテルが建ち並ぶリゾート地がチョルポンアタ。

わたしたちに、もはや「リゾート地」なんて似合わないんだけど、キルギスに来たからには一大観光地に行ってみよう!

ビシュケクからマルシュ(ミニバス)で4時間の旅。

チョルボンアタ

運賃はひとり250ソム(約500円)。
イシククルは1600メートルの高さに位置する。

車は峠をのぼっていく。
途中、休憩で立ち寄った場所では風がひゅうひゅう吹き付けて長袖でも寒い!
急いで車に戻る。
こりゃ、レジャーどころじゃないのでは?

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チョルポンアタには、ホテルやレストラン、バーや土産物屋さんが軒を並べていた。
宿泊費の高い大型リゾートホテルもあるけれど、民宿のようなところもたくさんある。
道路沿いのちょっと大きめの家ではたいてい客を受け入れている。

恐る恐る「ガストーニッツァ(ホテル)?」って聞くと「ダー(うん)」という返事。

ダブルルームでふたりで400ソム(約800円)。
家族のキッチンも使わせてもらえる。
こういうリゾート地って外食費が高いから、キッチンが使えるってありがたい。

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花が咲き誇る庭。
キルギスでは、庭が広くてフルーツの木がたくさん植えられていたり、バラやコスモス、マリーゴールドなど何種類もの花を栽培している家庭が多い。
庭が豊かで鮮やかだと「ああ、いい暮らししてるなあ。いいなあ。」って思う。

定住しないかつての遊牧民たちは、フルーツや花を育てることもましてや庭をもつこともできなかったはず。
だから、その反動なのかな。
手入れが行き届いているし、明るくて立派な庭が多い。

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湖で獲れた魚なのかな。
こうやって干物を売っているところもある。

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宿から湖まで行くことにした。
お天気はいいし日差しは暑いけど、イクエとケンゾーは冷たい湖で泳ぐ自信はない。
アラサー、アラフォーにとっては、湖岸に座ってゆっくり眺めてまったりするくらいがちょうどいいのだ。

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民家で遮られていたけれど、きゅうに開けてイシククルが姿を現した!
背後の雪を抱いた天山山脈が神々しくて美しい。
天空の湖って感じがする。

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「標高1600メートルの冷たい湖で泳ぐ人いるの?」

「いやあ。いるねえ。
 それも、たくさん!」

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失礼ながら中央アジアのリゾート地ってたかがしれてるだろうなって思ってた。
だけどちゃんとしたリゾート地になっててびっくり。

水着でパラセーリングまでやってる人もいる。
バナナボートやジェットスキーをやってる人もいるし、こりゃ完全なリゾート地だ。

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湖に着水するウォータースライダーまである!

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でも、このウォータースライダーはどうも欠格品。
上から水が流れていないから、摩擦でシュウウ〜って滑らないのよね。
ズリっ、ズリってなんとか子どもたちがお尻を前へとずらしながら滑ろうとするんだけどダメ。
ペットボトルの水を流しながら滑ってたけど、これでもダメだった。

ひとしきりウォータースライダーで格闘して、疲れ果てた少年たち。

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こんなかわいい姿でビーチにいた女の子たちもいたよ。
おにいちゃんに砂を被せられて、「どうしよう〜」ってなってる女の子たち。

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もちろん湖といえば定番の白鳥さんとアヒルくんもいる。

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極上のリゾート。
でも、貸しボートが古びているのはご愛嬌。

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せっかく極上のリゾート地に来たのに、遊ばないのはもったいない。

「似合わないけど、ボートでもやろうか。」

結婚してまもなく6年が経つイクエとケンゾー。
まったくロマンチックな雰囲気にはならないけど、なかなか心地がいいものです。

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透明度は20メートルもあるんだって。
そして、深さは700メートル近くもあるらしい。

湖からビーチを見るのもおもしろい。
船をつけて映画の撮影みたいなこともやっている。

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イクエとケンゾーが「冷たそうだから」という理由で泳ごうとしないイシククル。
でも、このイシククルっていうのは熱い湖って意味なんだって!
唐の時代には「熱海(ネツカイ・ゼツカイ ※『あたみ』じゃないよ!)と呼ばれていたのだそう。

標高が高く冬なんて極寒なのに、不思議なことに湖が凍ることがないからそんな名前になったらしい。
湖底から温泉が湧いてるんじゃないか?とも言われているけど原因は謎のまま。

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それと、この湖に流れ込む川は118もあるんだけど、この湖の水が流れ出る川がないことも不思議なことらしい。

そして、この湖の底にはたくさんの遺跡があることが確認されている。
どうしてこんな湖の底に古城や集落の跡があるのかも謎。

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たくさんの謎を秘めた湖。

そんな湖で、イクエとケンゾーにとっては奇跡が起きた。

チョルポンアタからさらに湖沿いに進み、カラコルという街へ移動しようと道端でマルシュ(ミニバス)が通るのを待っているとき。

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「ケン!」

ケンゾーのことを呼ぶ声が聞こえた。

目の前に止まった別の車から身を乗り出したのは、アレックス!

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アレックスと彼女のパリナとは、タジキスタンで出会ってワハーン回廊をいっしょに旅した。
とても明るくて、それでいて気配り上手。
外国人で、旅の仕方、リズムがあう人ってそうそう見つからないと思ってたけど、ふたりとはとても相性が合った。
このふたりとならずっと旅ができるんじゃないかとさえ思った。
その後の旅程が違うので、タジキスタンのホーログで別れたのだった。

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そういえば、パリナは旅を続けるけどアレックスは9月の上旬にキルギスからフランスに帰ると言っていた。

旅人が集まるゲストハウスや観光スポットで再会するならわかる。

だけど、こんな道端で。
わたしたちがあと1分ここで車を待つのが遅ければ、アレックスがその車に乗らなければ、再会することなんてなかった。
アレックスは、わたしたちが知らない湖の別の街へと向かっていた。

一瞬、その車に乗って同行しようかとも思った。

でも、アレックスの乗った車が一時停止した短時間にハグして握手して笑顔で別れた。

だって、確信があった。
意図しなくても絶対にまた世界のどこかで会えるって。
きっと見えない何かが、アレックスたちとわたしたちを引き合わせている。

「また会おうね!
 絶対また会えるから!」
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オトナの日本人宿「南旅館」

2013.09.19 06:00|キルギス☞EDIT
姉に「写真に若さがない。化粧をしたほうがいい。」と言われているイクエです。
それね、自分でも写真見るたび思うとよね。
世界一周してる人ってのは圧倒的に若い人が多くて、「世界一周ランキング」に参加してるブログをチェックしているのも若い旅人が多い。
まして夫婦旅なんて興味を持つ人は少なく、ただでさえ「アラフォー アラサー夫婦」というハードルがあるのに、見かけもおばちゃんやったら、ますます読者数が減るやん!
(それでもランキングのクリックしてくれる人の割合が多くてうれしいです!いつもありがとうございます!!)

さて、そんな若さのないふたりがキルギスの首都・ビシュケクで日本人宿に泊まろうとしている。
日本人宿っていうのは、客がほとんど日本人の宿。

旅人にとっては日本人宿はオアシスのような場所で、日本語でいっぱいしゃべれるし、気兼ねなくワイワイ盛り上がれるし、じゃあちょっといっしょにこれから旅しようかって感じで行動をともにすることもできる。

でも、イクエとケンゾー。
これまであまり日本人宿を利用したことがない。
インドに3か月いたのに、インドでも日本人宿に泊まってないもんね。
「みんなで海行こう!で、バーベキュー大会だあ!スイカ割りもしちゃうぞ〜」っていう有名な日本人宿があるんだけど、興味すらもたなかった。
たぶん、いくつか理由があるんだけど、一番の理由はふたりとも口にしないけどわかっている。

それは・・・。

年だから

若い旅人と同じテンションで盛り上がれないのよーーー。
これはね、ほんとうに残念だけど悲しい事実。
6年くらい前にネパールでホーリー祭(色かけ祭)に参加したときのテンションと去年インドでホーリーに参加したときのテンションって全然違ったもんね。

それでね、ふたりとも不安に思ってることがあって・・・。
「スペインのトマティーナ(トマト投げ祭)楽しめるかなあってこと。
世界一周してる人のほとんどは旅のビッグイベントとしてトマティーナ参加を位置づけてるんだけど、わたしたちどんどんトマティーナの参加意欲が無くなってきていて、いちおう来年参加しようってことにしてるけど、それもどうなることやら・・・。

話が脱線してしまった。
で、日本人宿の話。
ビシュケクには有名な日本人宿がふたつある。

ひとつはサクラゲストハウス。
ここは日本人がオーナー。
使い勝手のいいゲストハウスで日本人以外のお客さんも多い。

そしてもうひとつが南旅館。
「南旅館」って、いかにも日本人の女将さんがでてきそうな感じだけどオーナーはキルギス人。
泊まっているのはほぼ日本人。

サクラゲストハウスのほうが場所もいいし、宿自体も新しくて広い。
いっぽうの南旅館は中心地からは少し離れているし、「旅館」って言いながら団地の一室で古くて狭い。
でも、南旅館のほうが宿泊費は安い。

さて、ふたりが選んだのは・・・。

南旅館!

モンゴルで出会った、キルギスのことに詳しい日本人Mさんが「南旅館はハマればなかなか抜けだせません」と言っていた。
Mさんはケンゾーと同い年。
アラフォーが勧める日本人宿に泊まってみようじゃないの。

南旅館の場所を説明するのはとても難しい。
地図で示すとここ↓

南旅館1

南旅館2

バスターミナルから132番のマルシュに乗って、こんなところで降りる。
目印になるものがない。
オアシスにたどり着くって大変ね。

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この街路樹の向こう側が団地街。
同じ建物が密集していて迷子になりそうになる。
でも、マルシュを降りてからそんなに歩かなくていい。

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こんなところに「旅館」なんてあるんだろうか。

そこにはただ、キルギスの人たちの生活空間があるだけ。

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「旅館」の看板はいっさい出てないのであしからず。
この建物(といっても、ぜんぶ同じに見えるけど)の向かって左から2番目の階段を上っていく。
「旅館」の玄関がこれ。

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勇気を出してピンポンを押す。
するとそこには「旅館」。
というかふつうのアパートの部屋が広がっている!

キッチン、トイレ、バスルーム、居間、そして3つの部屋。
3DK、日本の団地よりも室内は広い。
3つの部屋のうち、2つがドミトリーとして使用されている。
(初日はドミが2部屋とも満室だったので、イクエは3つ目の「家人の部屋」でおばあちゃんと寝た。)

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旅館に入ったとたん、居間でまったりしている日本人の旅人たちと目が合う。
最初の感想。

「年齢層、たかっ!」

学生のときは、旅先で出会った日本人同士「いま何歳?」ってお互い気兼ねなく聞きあえたんだけど、いいオトナはもうそんなヤボなこと聞かない。
というか、自分も聞かれたくないし。

で、あくまで推定年齢だけど

アラフィフ  1名
アラフォー  3名
アラサー   2名
若者     3名


イクエはヤボなことを心の中でつぶやいた。

「みなさん、いい年してこんなところで・・・
 

 何やってるんですか!?」

でも、その2秒後に思った。

「あ、自分たちもか・・・。」

中央アジアの旅人は年齢層高いって聞いてたけど、ほんとだ。
そうだよね、中央アジアといえば「旧ソ連」「シルクロード」「自然」。
ここに若者が惹かれる要素がない。
かつてアメリカと並んで世界の二大巨頭のひとつだった旧ソ連。
だけどいま大学で、第二外国語としてロシア語を専攻してる学生なんて何割くらいいるんだろう。

さて、そんなことに思いを巡らしていたのもつかの間。
イクエとケンゾーが中に入って5分もしないうちに、「ピンポーン」となった。

「またお客さん?」と思ったら、ドアの外に立っていたのはキルギスの腐敗警察!

そして旅人というか、おじさんたちがこっちをじっと見て聞いてきた。

「警察に尾けられました?」

は!?

いや、わたしたちがここに着いたときにはすでに1階の入口にいて住民に何やら事情聴取みたいなことをしていた。

なんか、私たちが招かれざる客を連れてきたかたちになってしまった。
悪いことしてないのに、おじさんたちに(イクエとケンゾーもおばさん、おじさんだけど)渋くて低い声で「尾けられました?」なんて聞かれると、いけないことをしてしまった気持ちになる。

南旅館は営業許可をもらっているんだけど、腐敗警察の手に掛かれば、いちゃもんをつけられて賄賂を請求なんてことはありえる。
キルギスでは、できるだけ警察との接触を避ける、というのが掟。
旅人もよく街角で警察から職務質問を受けるんだけど、難癖をつけられて賄賂を払うはめになったり、財布から気づかぬうちにお札を抜き取られることがよくある。

警察は宿泊客を外に呼び出して、全員のパスポートを没収した。
みんなに悪いところはない。不備もない。
だから毅然とした態度を取ろう。
オトナの旅人たちは、(心は動じてたかもしれないけど)動じずにただ、自分たちよりも若い警察にパスポートだけを渡してことの成り行きを見守った。

2人の警察は、パスポートの見方もよくわからず、キルギスの入国スタンプがどれかもわからず、ベトナムやインドなどほかの国のビザをジーッと見ている。
スタンプの日付の「13」のインクがにじんでいて、「これは「18」だ。日付がビザとあわない!」なんてことも言ってるようだったけど、みんな何も言わずにじーっと警察の言動を見守るだけ。

警察はこう思っていたようだ。

「日本人が不法入国して、この団地の狭い部屋で隠れて生活し、不法労働してるんじゃないか」

日本人がキルギスで出稼ぎって・・・。

南旅館の家人のおばあちゃんが「この人たちは、ツーリストなのよ。キルギスでトレッキングしたい、イシククルに行きたいってことでわざわざ日本から来てくれているんだから。」って一生懸命説明してる。

でも確かにいい年のオトナたちが、こんな団地に泊まってこぎたない格好で放浪しながら旅をするってのはなかなか理解できないだろうな。
「ツーリスト」よりも「不法労働者」のほうがしっくりくるよ。

警察は日本大使館にも電話をし、警察の上司まで駆けつけ、わたしたちこぎたないオトナが「出稼ぎ」ではなく「旅」をしているのだということがわかったようで、金も巻き上げず解放してくれた。

たぶん、オトナたちは警察に外に連れ出され、パスポートを取られたことにドキドキしていた。
でもオトナだから、このドキドキを表すことも、武勇伝風におもしろおかしく語ることもしない。

そして、もうここに数か月は滞在してるであろう古株のF氏が、何ごともなかったかのように淡々と低い声でこう言った。

「きょう、メシどうしますか?」

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南旅館のシェフ、F氏を先頭に夕方市場に買い出しに出かけるのが日課のようだ。

横一列になっておしゃべりしながら歩くことはしない。
程よい距離感を保ちながら歩くのが、オトナの流儀。

「ねえ、何買う? これ、買ってみる!?」ってはしゃぎながらの食材選びはしない。
食材選びはいっさいシェフに任せる。
後ろに控え、店の人に商品を渡された瞬間に「あ、持ちますよ」とさらりと手を差し伸べるのが、オトナの作法。

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「ねえ、これどうする? 焼いちゃう?」
「うーん、わかんなーい。適当でいいよねえ♡」

って感じで、みんなでわいわい盛り上がり、なかなか調理が進まないってことはオトナたちにはない。

みんな、自分の役割を悟り、せっせと持ち場の仕事をこなす。
オトナたちは組織の一員として、黙々と職務をまっとうすることに慣れてますから。

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目立つ人。おもしろい人。自己主張が強い人。盛り上げ上手の人。
そんな人が輪の中心にいて、みんながついて行く、という感じではない。

オトナたちがついて行く人はー
信頼できる人。

F氏の考えるメニューと料理法に間違いはない。
レパートリーは豊富で、味は絶品。
毎食50ソム(約100円)でおいしいものをたらふく食べられる。

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「は〜い♡ みんなグラスを持って。かんぱーい ♪」と、オトナたちはならない。

落ち着いた声で。

「じゃあ、いただきましょうか。」
「ええ。いただきます。」

酒は飲みたい人が飲めばいい。
それぞれ自分の好きな銘柄のビールでしっぽりと。

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旅人がこんなふうに集まれば、「旅の自慢話」みたいなものが始まる。
「俺はどこどこに行った。いやあ、あそこはスゴかった。」
「いや、そこよりもあそこの国のほうがスゴかったよ。
 わたしのときなんて・・・。」

でも、オトナの旅人たちでそんな話を率先してする人はいない。
なぜならー

旅が自慢になんてならないことを悟っているから。
(社会人脱落者のイクエはたまに宿で出会う若者にこう言っている。
「1年間旅するよりも、1年間社会人やったほうがよっぽど成長するよ。」)

食卓で旅自慢は始まらないけど、こんなふうな話の展開にはなる。

「ロシアの田舎ってどうなんですかね。」
「マイナス40度くらいになりますよ。むかし、住んでたんで。」
「何してたんですか?」
「まあ、いろいろあって・・・。」

「アゼルバイジャンって宿代高いですよね。
 家賃も高いんでしょうね。」
「高いから、前に住んでたときはカスピ海の港にずっと停留している壊れかけの船で1年生活してました。」
「1年も船に住んでたんですか。」
「まあ、いろいろあったんです。」


「いろいろって何!?」というヤボなことは聞かない。
世の中には「いろいろ」としか表現できないことがあるのをオトナは知っている。

たいていどこの日本人宿も居心地がいいので旅人は沈没する。
沈没しながら何をするか。
みんなで旅談義に花を咲かせたり、みんなで連れ立って近場に遊びにいったり、トランプやゲームをしたり、みんなでパソコンやDVDで映画を見たり。
でも、南旅館ではそういうことはほとんどしない。
(あ、一度みんなでパソコンで映画鑑賞をした。
映画と言ってもドキュメンタリー。
キルギスについて研究しているイスラエル人がなぜか南旅館に滞在していて、彼が「みんなで鑑賞しよう」と言い出した。
外国人の監督がつくった寿司職人のじいちゃんのドキュメンタリーでかなりマニアックで真面目なもの。)

じゃあ、南旅館で何するの?

読書ができる!

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ほかの日本人宿でもこれまでの旅人が置いていった漫画とか軽い小説とかあるけど、南旅館の本棚はちょっとほかのところとは違う。

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歴史、哲学、政治・・・。
読み応えたっぷりの本たち。

イクエは大学のとき政治学科にいたんだけど、学生のころの教科書やゼミで使いそうな本ばっかり。
気になる本をじっくり読んでいくと、ここに1年くらいはいられるんじゃないかな。

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この居心地のいい南旅館には難点もある。
それは、窓の外に洗濯ヒモがあって洗濯を干すときに注意しないと、洗濯物を下に落っことしてしまうこと。
下の階のベランダの屋根に落ちてしまうので、下の階の住人に拾ってもらわないといけない。

「すみませ〜ん♡ 洗濯物落としちゃいました。拾ってもらえませんかあ〜」

いいオトナはそんなことは頼まない。
相手に迷惑がかかるというのを知っているから。
じゃあ、どうするか。

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黙々と・・・

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それ用に常備されている釣り竿を駆使して釣り上げる。

そんなオトナの日本人宿に滞在しているイクエとケンゾー。
ビシュケクではあるミッションがあった。
それは・・・。

ロシアのビザを取ること!

日本以外でロシアビザを取るのは難しいと言われている。
だけどタジキスタンで出会ったスイス人夫婦が「ビシュケクでなら最大10日間のトランジットビザが簡単に取れるよー!」と言っていたので、トライすることにした。
一日目に行った時は、ビザセクションが閉まっていた。
だけど担当職員の電話番号を教えてくれたから電話で確認すると、いけそうな返事。
そして、つぎの日再び訪れた。

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結果は・・・。

ムリだった!

トランジットビザの申請には
・パスポート(コピー)
・証明写真
・入国出国のときの交通手段の確保(航空券やバス、電車のチケット)
・キルギスのビザのコピー

が必要。

何がひっかかったかと言うとキルギスのビザ。
日本人はキルギスがビザなしで入れるという優遇措置がなんとロシアビザの取得の際に足かせになってしまった。
ロシア大使館の職員は、キルギスの外務省の下部組織みたいなところに行ってビザを取ってきなさいっていうから、そこに行ったんだけどだめだった。
その組織の職員が言うには「キルギスのビザはキルギスじゃなくてキルギス以外の国でしか取れないから、お隣のカザフスタンまで行ってそこのキルギス大使館で取るしかない」っだって。

まあ、そうだよね。ふつう。
ビザってその国に入る前に取るものだもんね・・・。

いくつかの旅行代理店をはしごしたけど、やっぱりキルギスのビザが必要って返事。
でも、代理店のスタッフが言うには「2か月前まではビザなしの人はビザのコピーなくても取れたよ」っていうから、ロシア大使館の職員が人事異動で代わってしまって、融通がきかなくなったのかもしれない。

イクエもケンゾーもかなりショックを受けた。
だって、航空券もバスも予約してしまった。

どうしようー。

ここでねばるか、あきらめるか、次の訪問国で再チャレンジするか。
どうしたらいいのかわからなくて、このまま南旅館で待機しようかって気になった。
でも、ふと思った。

ビザ取りに振り回されていはいけない!!

中央アジアではビザ取りのために足止めをくらったり、ビザ取りの作業のために旅程が大きくくるったり、ビザ待ちで時間が足りなくなって行きたい場所にいけなくなったという旅人がたくさんいる。

そうならないために、ビザのことは置いといてとりあえず今いるキルギスを満喫することにした。

南旅館を去り、美しい高原の湖、イシククルを10日かけてまわった。
そして、南旅館に戻って休息。
オトナらしくゆっくりとした一日を過ごす。

エネルギーを補給したら、今度は自然公園へ行って3日間のトレッキング。
オトナだからすぐ疲れるので、また南旅館に戻ってボーッとする。

だから、イクエとケンゾーにとっては南旅館あってのキルギスなのだ。

南旅館の近くには、本物の味を知るオトナにぴったりの生ビール屋さんだってある。
こうやってペットボトルに入れてくれる。
1.5リットルで120ソム(約240円)。

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酒だけではない。
オトナの旅人はたまに甘いものも食べたくなる。
食べたいのは、スナック菓子なんてチープなものではない。
そう、こんなスイーツが食べたくなる。

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ベリーのタルト30ソム(約60円。じゅうぶんチープ)
このベリーのタルト、アラフォーおやじたちの胃袋をわしづかみだったよ!
毎日誰かが無言で食べている。

そんなオトナの日本人宿を切り盛りしているのは、ずいぶんオトナの・・・
ばあちゃん!

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本当はばあちゃんの息子がやってるんだけど、息子はばあちゃんに丸投げしてほとんど宿に姿を見せない。
しかもよく、アフガニスタンの米軍基地に出稼ぎに行っている。

ばあちゃんは英語が話せない。

でも、大丈夫。

宿泊者には必ずしっかりもののオトナがいる。
誰かがロシア語話せるし、トラブルの回避術も心得ているし、宿泊者からのお金の徴収だってオトナの客がばあちゃんの代わりにやってあげている。

さあ、あなたもこんなオトナの世界をのぞいてみたくなったでしょう?
でも、場所がわかりにくいし、目印もなくて言葉で説明しにくいのが難点。

だけど、オトナなら、どうにかして自力でたどり着けるはず!
(警察に尾行されないように気をつけるのも、オトナのたしなみね。)


【旅 info.】
  南旅館(サウスゲストハウス)a_DSC_0197_20130916213558c7a.jpg
ドミトリーのみ。1泊250ソム。
ホットシャワー、キッチン、Wi-Fi付き。
31番Bビルディング、2号棟4階の22号室。
宿のオーナーで日本語が話せるヌルダン氏は不在のことが多い。


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ただの移動が極上の観光に

2013.09.18 05:40|キルギス☞EDIT
久しぶりのグータラな一日を満喫しているケンゾーです。
たまにはこうして体を休めんとね ♪

まったく予定外の田舎町で寄り道をしたケンゾーとイクエ。
今日こそはビシュケクへ行かないとな。

ビシュケク

ホテルからすこし歩いたとこにある乗合いワゴン乗り場へ。
ビシュケクまで1人400ソム(約800円)。
車の中にはまだ産まれたばかりのかわいい赤ちゃんが
きょうは酔っぱらいが乗ってきませんように。

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走り出した車はどんどん山の中へ。
おおー、めっちゃきれいやん!
まさかこんな景色が楽しめるとは思ってなかったのでテンションが上がる

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緑色に色づいた草原にユルタがポツポツと建っている。
このあたりは遊牧民の夏場の放牧地なんだね。

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お、ドンキー発見!
しかもちっちゃな女の子が乗ってる!
これ以上かわいい組み合わせがある?

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ユルタの周りでは馬たちが草を食んだり寝っころんだり。
馬もゴロンと横になるんだね。
立ってるとこしか見たことないから、なんだか不思議な感じだ。

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青い空、美しい山々、そして自然の中で生きる人々、なんて贅沢な「移動」だろ?
お金のことを持ち出すのは無粋だけれど、この景色を800円で楽しむことができるなんて、めちゃくちゃお得だよ!

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峠を登りきった先には高原が広がっていた。
天気のコンディションがぜんぜん違うので比べるのはちょっと乱暴だけど、パミール高原より好きかも。
きっとこっちのほうが標高が低いので緑も多く色彩が豊か。

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道路沿いにはたくさんのユルタが並んでいる。
それぞれがカフェだったりレストランだったり乳製品を売っていたり。
のどかな風景だけどじつはお店の激戦区だったりする。

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子どももかわいい。
たれ目がたまらん。

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あ、この水色の帽子をかぶった子どもが食べてる白い団子みたいなの。
タジクやキルギスでよく見かける乾燥ヨーグルト。
現地人から「食え、食え!」ってよくもらうんだよね。
でもね、これが激マズなんだよね
ちょっと汚くて申し訳ないんだけど、ゲ◯に塩を混ぜた味
もらうのはありがたいんだけど、とてもじゃないけど食べられない。
いつも食べる振りしてポイッとせずにはいられないんだよねえ。
子どもの頃からこの味で育ってないとムリ。
尊敬するよ、この子。

素晴らしい景色には大満足のケンゾーとイクエ。
でも、やっぱり今日もいたんだな、酔っぱらいが。
はい、これがその酔いちくれじじい。
もう目がいっちゃってるもんね。

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休憩のたびにウォッカを飲んでた。

助手席に座ってたのでとくに被害はないんだけど、寝たかなと思ったら急に起きて歌いだしたり、音楽に合わせて踊りだしたり。
キルギスはアルコール依存症率かなり高いと思うなあ。

ただの移動だと割り切っていたビシュケクまでの道。
期待も何もしていなかった分、美しい景色を見た時の驚きや感動もひとしおだった。

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オシュ 〜 ビシュケク間は距離が長いから夜に車で移動する旅人も多いけど、もったいない。
とくにトクトグルからビシュケクまでの高原地帯の昼の「移動」は超おすすめです!
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来た車に乗って、知らない街に行こう

2013.09.17 05:57|キルギス☞EDIT
久しぶりに宿でまったりしているイクエです。
たぶんきょうは夕方買い出しに行く以外は、ずっと宿にこもりっきりだろうな。
ずっとトレッキングだったしたまにはこういうのもいいか、と自分に言い聞かせて。

3日前に出会ったばかりのユミちゃん。
昔から知り合いのような、親戚のような。
きょうは、ユミちゃんとも、この村とも、この家ともお別れ。

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「別にわたしたち、えんじ色が好きってわけじゃないんだけどね。」
「そうそう。
 たまたまもらった服とか、アウトドア用品がこの色多いのよね。」

そんな姉妹のようなふたりが、イスライル夫婦と抱擁し別れを告げる。

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ほんとうに、涙流して笑ったよ。
こんなに大笑いしたの久しぶりだった。
顔芸の得意なお父さん、そしてそれを温かく見守るお母さん。
ナイスカップル
ありがとう〜!!

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とくに有名な観光地があるわけでもないアスランバブ。
でも、みんなすごく明るい人たちだった。
最後まで、子どもたちもかわいいし!

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さて、これからキルギスの首都・ビシュケクを目指そう。
でも午前中に出発するつもりが、ついついのんびりしてしまった
もう午後になっちゃったよ。
ビシュケクまで距離があるから、途中の街まで移動し、きょうはそこに泊まろう。

これから中国へと向かうユミちゃんとは途中で別れて、またふたりだけの旅が再開。
ヒッチハイクで白タクを捕まえようにもなかなか捕まらない。

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待てども待てども、お目当ての場所に行く車は捕まらないので、止まった乗合いタクシーに乗ることにした。

どこに行くのかな?
どんな街に着くのかな?

不安はあるけど、とりあえずビシュケク方面には向かっている。

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終点は意外に近い場所だった。
コチコラトという街。

「とりあえず宿を探さなきゃ」

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「でも、まだ日暮れまで時間があるし、どうせ知らない街に泊まるならもうちょっと先に進んでみようか。」

もう一度、道端に立って通りがかったマルシュ(ミニバス)に飛び乗って、先のどこかに行くことにした。

ビシュケクまでの幹線道路沿いに進んでいきさえすれば大丈夫。

あっ!! 左折して幹線道路を外れてしまった。
ううう、予定外。

「もう少し進んで、また幹線道路に出るかもしれないな。」

そんな淡い期待を胸に降りるタイミングを逃していたらどんどん客が少なくなった。
最後に取り残されたふたり。
そしてたどり着いた終点はタシュクミールという街。

「こんなところに宿はあるのかな。」
「とうとう野宿をする日が来たか・・・。」

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地元の人に「ガストーニッツァ(ホテル)?」って聞きながらとりあえず歩く。

奇跡的に宿を探すことができた

廃れたホテル。
ひとり200ソム(約400円)。

「よかった〜! 寝るところ確保できて

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この街、というか「村」?は、不思議な感じがする。
ボロボロの建物は多いけど、人はそれなりに住んでいる。
人はいるけど活気はない。
実体のないような・・・。
フィクションの世界に紛れ込んだような。

歩いていると、ふわふわした気持ちになってくる。
ここはどこなのか、自分はどこに向かっているのか。
先が見えないことへの「ワクワク」はない。
実体がつかめないからちょっとだけ恐怖心も湧くんだけど、それでも何かを覗いてみたい感情もある。

なんて説明すればいいかなあ。
なんか『注文の多い料理店』の主人公になったみたい。

かつては活気があったんではないかと思わせる街。
この廃れ具合、ノスタルジー。
どこかで、感じたことがあるような・・・。

列車なんてほとんど通りそうにない線路。
埃っぽいような、機械のオイルのような、排気ガスのような匂いが街を包んでいる。

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ああ、そうだ。
炭坑の街だ。

イクエとケンゾーの地元、九州にはかつて炭坑産業が盛んで今は寂しい街になっている地域が多い。
そこと同じような雰囲気がある。

ベビーカーを押している地元の人たちがいた。

「ママ友!?」
「いや、子ども!?」


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小学校高学年くらいにしか見えないけど、ママなのか?
やっぱりこの街はナゾに包まれている。

ママ友について行ったら、公園にたどり着いた。
ベビーカーを引いた、小学生にしか見えないパパ友もいた。

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しかも噴水のオブジェが変!

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レーニンもいる。
そこにいることが当たり前のように。
でも、誰からも気にもとめられない感じで。

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実体のつかめない街でケンゾーと真剣にこんな会話をする。

「あの子どもたちはほんとうは大人なのかな。」
「ソ連がここに街をつくって、ここだけ隔離して、化学物質の実験でもやってたのかもしれない。」
「ソ連時代からこの街だけ時間が止まってるのかな。」

ベビーカーを押してるのも子ども。
店で商品を売ってるのも子ども。
しかも、その商品がほかの地域と比べてものすごく安くてびっくり。
輸入物の缶詰やインスタントコーヒー、ビール・・・。
相場の半額以下のものもある。

「魚の缶詰が25ソム(約50円)?
 なんでこんなに安いの!?
 政府が何かの見返りにこの街だけ優遇措置でもしてるのかな。」

「どうする?
 朝、目が覚めたらこの子どもたちがおじいちゃんおばあちゃんになってたら。」

想像がふくらみ、現実味のない話を真剣にするイクエとケンゾー。

ふわふわした気持ちで、歩いていたら大人を発見した。
おもちゃみたいな車に乗った大人を!

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「あれ、本物の車?」
「運転してたの、本当の人間?」

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つぎの日起きたら、街に特に異変はなく、きのうと同じだった。

よくわからないこの街にこれ以上いたら、この世界に引き込まれて抜け出せなくなりそうだから脱出しよう。

不思議な世界の優しいおじさんが、タクシーをとめてくれて交渉してくれた。
マルシュがつかまえられる幹線道路まで移動することにした。

不思議な世界よ、さよ〜なら〜。

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幹線道路でビシュケク行きの乗合いタクシーに乗ることができた。
窓の外から川向こうのタシュクミールの街が見える。
そして見えた、石炭の山。

「ああ、やっぱりそうだったんだ。
 ここは炭坑の街だったんだ。」

たぶん、この街についてある程度のことを知って訪ねていたら何も不思議がない街だったかもしれない。
だけど、まっさらな状態で足を踏み入れた。
だから、何もかもが不思議に見えたし、いろんな想像が湧いたのだ。

乗合いタクシーは、無事にビシュケクへと進む。
ただひとつ、イヤなことが・・・。

ワゴンの乗客が飲んべえ!

道路脇に店を見つければ、飲むがために車を止める。

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しかも酔っぱらってタチが悪い。
前に座っている若い女の子の髪をつかんで肌にすりすりしたり、ケンゾーにさえ過度なスキンシップを求めてきたり。

こんなきれいな湖が見えても、おっさんの酒臭さでまったく感動できない。

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ということで、イクエとケンゾーは途中下車することにした。
「トクトグル」という街で。

タシュクミル

この街についても事前情報ゼロ。

幹線道路から2キロくらい入ったところに繁華街があって、想像より活気があった。
でも、昭和の匂いがする。

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宿探しに苦戦!
ホテルは一軒見つけたけど、高い。

1時間くらいさまよって、ようやく見つけた。
カフェやオフィスが入っている古い建物。
この3階がホテルになっている。
看板もない。
客はゼロ。
フロントもなくて無人。
スタッフを見つけるのも一苦労した。

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シャワーはない。
ひとり150ソム(約300円)。

街を抜ければ湖が見えるはず。

歩いていたら「コンニチハ」と声をかけられた。
17歳のこの男の子は、日本のアニメ「ナルト」や宮崎駿の作品や日本のアイドル(男)が大好き。
ジャニーズの生田斗真の大ファン。

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雰囲気が柔らかくて、かわいい靴を履いてて、友だちは女の子ばっかりで、たぶんオネエ系

湖が見えるところまで案内してくれることになった。

湖の見える高台の公園は、寂れていた。
壊れた観覧車。
かつてはこの観覧車から素晴らしい景色が見えたんだろうね。

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この街は湖のそばにあるのに、この高台の先までこないと湖が見えない。
だから、湖のある街って雰囲気が感じられない。
美しい湖があるのに、高台の下のそんな湖なんてまるでないかのように。
街の人たちは、あくせく生活してるみたいに思える。

いっぽう、湖沿いにはとてものどかな田園風景が広がっていた。
高台の上のバザールがある繁華街と、高台の下の湖畔の集落。
あまりにもギャップがありすぎる。

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高台には、ちょっとお城っぽいような廃墟があった。
廃墟なのか、建設中に造るのをあきらめたのか。
立派な建物なのに落書きだらけ。
3階建てのこの建物にのぼることができる。

だけどその未完の階段が・・・。

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こんなにヒヤヒヤする階段にお目にかかることはめったにない。

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恐怖の階段のゴールには、平和な風景。

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湖まで案内してくれた男の子が「大好きなお友達を紹介する♡」って今度はバザールに案内してくれた。
バザールのお店で働いているお友達は、やっぱり女の子だった。

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男の子はDVDを2枚借りていたんだけど、そのうち1枚は男の子と女の子が何かの拍子に入れ替わってしまうというラブコメディーだった。

たくさんの女友達に囲まれて、楽しい日々を過ごしている彼(彼女?)。
これからも、幸せにのびのびと生きていってほしいな。

流れに身を任せてふらっと立ち寄る、知らない街。
ドラマチックなことはそうそうないけれど、こんな旅も、たまにはいいかも。
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旅に言葉は必要! なんだけど・・・

2013.09.16 06:18|キルギス☞EDIT
山ごもりをしてお肌に負担をかけたので、高校の同級生に餞別でもらった秘蔵の高級パックを使って、少しは肌に潤いが戻ったかな・・・と思っているイクエです。

きょうも朝から同士のユミちゃんとともにハイキング。
きょうは「ビッグ ウォーターフォール」を目指す。

歩いていたら、向こうからかわいい集団が!
こんなふうに鳥もお散歩させるのね。

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滝の手前の公園に到着。
なにやら大音響で音楽が流れている。

音のするほうへ行ってみると・・・。

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ダンスホール ♪

お年寄りから子どもまで。
健全なディスコだね。
おばあちゃんがいちばんノリがいい ♪

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きのうのスモールウォーターフォールと並んで、ここも一大観光地。
この公園でひとしきり踊ったあとに、タクシーで滝を目指すっていうのが観光コースの定番なのかも。

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滝は山の上にある。
こんな大自然のなかでも生活している人たちがいる。

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家の前で「お茶飲んでかない?」と誘われた。
「滝に行くから、帰りにね」
そう答えると
「じゃあ、そのカメラで写真撮って!」

みんなカメラが大好きだ。

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世帯数はそれほど多くないのに、子どもたちの姿が目立つ。
ロバに乗って遊んだり、ままごとをしたり、縄跳びをしたり。

遊び場が広いっていいな。
ここにはブランコもシーソーもジャングルジムも、砂場も必要ない。

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きょうはユミちゃんと服装がかぶらないようにしたのに、それでもなぜか似ているわたしたち。
ハシゴのような橋をそーっと渡る同級生二人組。

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橋のたもとの土産物を売る露店。
かわいい看板娘がふたりもいる。
奥に座っているのはお母さんかな。

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この姉妹が、商品のリンゴパウダーをひとり一袋ずつプレゼントしてくれた。
乾燥したリンゴを粉末にしたもの。
お菓子としてそのまま食べるみたい。
口に入れると甘酸っぱさが広がる。

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よし、リンゴパウダーでエネルギー補給。
ビッグウォーターフォールまでもうひと踏ん張り。

山道を登っている途中も、キルギス人に声をかけられる。
「どこの国? 中国?」
「日本だよ」
「おお〜。日本かあ。」

ビデオに向かってポーズ。
ユミちゃんとわたし、きっと姉妹に間違えられてる。

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断崖絶壁から流れ落ちる細く長い滝。
ユミちゃんは滝壺で泳ぐつもりだったけど、とてもじゃないけどそんな遊べるような場所ではない。
滝壺ははるか下。
滝壺まで歩いて行くことさえできない。

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激しい滝を眺めて、さあ下山。
すると、さっきの露店の女の子たちがわたしたちを待ち構えていた。

またも、こんなにたくさんのリンゴパウダーをプレゼントしてくれた!
すごい量。
こっちが露店開いて商売できそうだよ。

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お礼にと、千代紙のリボンをつけた五円玉をプレゼント。
そしたら、またも売り物のキーホルダーをくれた。
なんだか、微笑ましいデザインのキーホルダー。
さっそくバッグにつける。

ありがとう♡

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雪解け水を運ぶ小川。
冷たい!
きれいな水を手ですくってゴクリ。
うん、おいしい!

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さて、わたしの相棒ユミちゃんはと言えば・・・。

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「風呂入ってきたよ〜」

ちゃっかり、すぐそばの大きめの川で入浴。
現地人のおばちゃんたちにならって、真っ裸で。
水は痛いくらい冷たいのに。
同じ年なのに、ユミちゃんのパワーにすっかり負けてるイクエ。

山を下ってさっきのダンスホールのあった公園に戻ってきた。
またも音楽が響いている。
でも、今度はスピーカーからの大音響ではない。
やわらかく、どこか物悲しいけど、リズミカルで。

そして、節をつけた歌声。

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アコーディオンにあわせて歌いながらのピクニック。
テーブルにはたくさんの食べ物、おいしそうなフルーツ。

「座りなさい!」

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スイカもメロンも、甘くてすごくおいしい。
日本でもこんな甘いメロンにはなかなか出会わない。

そして、もちろんここでもウォッカを勧められる。
嫌というほどね。

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そして、踊らされる。

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キルギスって、税金がかかる物がすごく安い。
タバコは輸入物も1箱40円くらいだし、500mlの牛乳より1ℓのビールが安い。
牛はその辺にいっぱいいるのにだよ!
だからみんなとにかくお酒が大好き。
(酒好きのわたしが言うのもなんだけど、もうちょっと酒代を高くしたほうが、医療費も少なくてすむしアルコール依存症も減ると思うんだけど。)

アコーディオンにあわせて、歌いながら手拍子しながらみんな楽しそうに踊る。
いや、でもほんとうに楽しいの!

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ジャララバードというここから車で1時間ちょっとのところに住んでいるキルギスの人たち。
小旅行でここにきて、みんなで一日こうやって楽しんでいる。

日本の花見みたいだな。

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お土産までいただいちゃった。
帰ったら夕食が待っているのに、お腹いっぱい。
みんな、ありがとう!!

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このまま家に帰るはずが、またも通りすがりのおじさんに話しかけられた。

「うちでお茶飲んでけ!」

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もちろん、お茶だけじゃなかったんだけどね。
「お茶飲んでけ」ってのは「酒飲んでけ」と同義語なのかな。

採掘したばかりの宝石の塊みたいなものがでてきた。
重くてオレンジ色でキラキラと光る。

何かと思ったら、砕いてお茶の中に。



氷砂糖だった。
こんなに入れてもらったから、お茶がめちゃくちゃ甘い!
溶ければ溶けるほど甘くなるんで、急いで飲み干す。

にんにくがまるごと入ったプロフ(ピラフ)まで。
このにんにくが、火が通っていて柔らかくて苦みがなくておいしい。

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ああ、ロシア語が話せたらたくさんおしゃべりできるのに。

「ロシア語なんて勉強しても今の時代役に立たない。」

学生のころ、大学で第二外国語を選択するときロシア語には見向きもしなかった。
(結局選んだのは、スペイン語)

でも、中央アジアを旅していると「ロシア語を話せたら・・・」って思うことがしょっちゅう。

これから中央アジアを旅するみなさん、今のうちからロシア語を勉強することをおすすめします!
旅が何倍も楽しくなりますよ。

でも、ロシア語なんてわからないわたしたちにもみんなとても優しいのだ。

心地よいこの庭のこんな大きな木の下で、おいしい物を食べて、いっしょの時間を過ごしていると、こうも思う。

もしかしたら言葉なんてそんなに大切じゃないのかも。

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ただ歩くだけで幸せになれる村

2013.09.15 05:58|キルギス☞EDIT
特に何も期待していなかったキルギス。
だけどスケールの大きな自然にすっかり癒やされてキルギスに引き込まれているイクエです。

これといって有名な見どころがあるわけでもないけれど、緑豊かな森林、美しい山々に囲まれているアスランバブの村。

歩いて行ける場所に、ふたつの滝があるらしい。
通称「スモール ウォーターフォール」と「ビッグ ウォーターフォール」。
きょうは近場の小さい滝のほうに行ってみよう ♪

もちろん、同士のユミちゃんといっしょに。

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やっぱり日本と違って田舎でも子どもたちが多い。
だから田舎でも活気がある。
子どもたちの元気な声や笑顔がそこにあるだけで、その地域がうんと明るくなる。

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一眼レフのカメラを持っていると、よく「プロなの?」と聞かれる。
日本では珍しくもないアマチュアレベルの一眼レフ。
けれどこっちでは「プロ用」になる。

旅をしていて「ねえ、それで撮ってよ!」と話しかけられるのはしょっちゅう。
撮ったあと液晶画面で見せてあげるだけで大満足してくれる。

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「スモール ウォーターフォール」は、丘の上にあった。
断崖絶壁が広がっているけど、生い茂る木が、村を豊かで美しくさわやかな雰囲気にしている。

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「スモール ウォーターフォール」はスモールでもなかった。
横幅が広く、近くで見るとかなりの迫力。
「ワイド ウォーターフォール」って呼べばいいのに。

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ここは、キルギスの人たちにとってちょっとした観光地のようだ。
土産物を売る露店が並んでいたり、盛り上がっているお客さんをたくさん乗せたタクシーがやってきたり。

キルギスには歴史的な建造物やテーマパーク、大きな娯楽施設はほとんどない。
だからキルギスの人たちにとっての国内旅行先と言えば、こういった滝や湖。

めったにない小旅行にみんなワクワク。
はしゃいでいてとっても楽しそう。

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でも、わたしたちにとっては滝よりも人との交流が楽しい。
アスランバブの人たちは、よそ者であるわたしたちをとても歓待してくれる。

「おお、よく来てくれたねえ」というふうに。

ここ、アスランバブはウズベク人の集落。
ずっと前からウズベク人がこの地に住んでいるのだ。
キルギス国民のうち、ウズベク人が占める割合は全体の14パーセントほど。
少数派だからこそ、よそ者のわたしたちにも優しいのかもしれない。

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滝から戻り、村の中心地へ。
コンテナを使ったお店。

視線を感じた。

「やけに小さく体を丸めている牛だな」。

よく見たら、お肉屋さんだった。

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「たくさん歩いたからビールでも買おう」

一応イスラム教徒が多い国だからか、おおやけにアルコールを売っている店がない。

「あっちにあるよ」
そう言われて歩いていたら、通りの陰でビールを飲んでいるおじさんたち発見!

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すぐそばに小さなほったて小屋。
酒屋とは思えないこの店で、ビールを販売していた。

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ビールを仕入れて、家路へと向かう。
外国人であるわたしたちを見つけて、おじさんがうれしそうに握手を求めてきた。

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そして、うれしそうにスピーチをする。
なんて言ってるかわからないけど、幸せそうだから「うん、うん」と頷いて、しばしおじさんの独り舞台を観覧。

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歩くたびにいろんな人が話しかけてくるから、なかなか家へとたどりつけない。
でも、それが楽しい。

こんなところにかわいいカフェ?

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ここでも「寄ってけ 寄ってけ」ってお誘いを受ける。

「日本人」って言うと、なぜかすごく喜んでくれた。
お茶やパンをご馳走になったり。

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いきなり誰かに電話をかけて「何か話して」って言われたり。
おじさん「いま、日本人といるんだ」って電話の相手に言ってるんだけど、わたしたちはその相手がだれなのかわからず、何を話していいか分からないけど、とにかく電話を換わらせられる。
「ハロー・・・。」

そして、愛情たっぷりのチューを受けたり。

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歩いているだけで出会いがある。
歩いているだけで幸せな気持ちになれる。
歩いているだけで満たされる。

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ただ、歩いているだけなのに。
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これがウズベク人の顔芸だ!

2013.09.14 05:39|キルギス☞EDIT
はりきってバックパックも丸洗いしたケンゾーです。
こんなこ汚い格好でヨーロッパの街を歩けるかなあ。
服買わんといけん。

この先とりあえず首都のビシュケクを目指すケンゾーとイクエ。
だけど、ただ移動するのもつまらない。
そこで同じ世界一周ブロガーの萌生くんが超オススメしていたアスランバブに寄り道することに。
萌生(MOISEI)っていいます! ~世界一周生活~

アスランバブ

オシュゲストハウスで出会ったイクエと同学年のユミちゃんも一緒に行くことに。
イクエとユミちゃん、出会ったばっかりなんだけどなんだか他人の気がしない。
なんかね、背格好もほぼいっしょだし、服の色合いがそっくりなんだよね。
なんかだかイクエが双子になったみたいだ。

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それにしてもユミちゃん、なんか変だよその格好。
バックパックの上にくくり付けてるマットがデカすぎ!
同じような格好をしている欧米人バックパッカーはよく見るけど、ユミちゃんはなんか比率が変だよね。
なんだかベトナムにいる市場に物を売りにきてる少数民族みたいだ。

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オシュからアスランバブまではマルシュルートカ(乗合いワゴン)を2回乗り換えないといけない。

オシュ(バザール前から)~ ジャララバード 120ソム
ジャララバード ~ バザール・コルガン 30ソム
バザール・コルガン ~ アスランバブ 55ソム

オシュを出発しておよそ4時間でアスランバブに到着。
もっと田舎の村を想像していたけど、村っていうよりは町かな。
市場や商店もあって物には困らない。

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アスランバブにはCBT(Community Based Association)というおもにエコツーリズムを運営しているNGOのオフィスがあり、ホームステイのあっ旋をしている。
道ゆく人に「グディエ(どこ) CBT?」と聞くと「あっちだよ」と教えてくれる。
5分ほど山のほうへ歩くとCBTのオフィスがある。
オフィスって言ってもパッと見は普通の民家。
木の枝に埋もれかけている看板を見落とすと通り過ぎてしまう可能性大。

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オフィスの壁には登録してあるホームステイ先の一覧が張り出してある。
ただいま登録数は18軒。
料金は1泊350ソムか400ソム、食事は2食で180ソム。

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これだけあるとどの家にするか選ぶのが難しい。
16番の家だけ誰も泊まっていないということで、16番のイスライル家に決定!
これで18軒全部の家に泊まり客がいることになる。
アスランバブ、人気なんだね。

CBTでは宿泊のあっ旋だけでなく、トレッキングガイドやホーストレッキングの手配もしている。
ツアーを申し込まなくても近場の見どころなどを親切に教えてくれるのでありがたい。

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イスライル家は花と緑に囲まれてとても開放的な家。
部屋も広くて清潔。

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この白髪でダンディな男性がこの家のお父さんのイスライルさん。
数学の教師なんだって。
イスライルさんはウズベク人。
このアスランバブに住む人たちのほとんどはキルギス人じゃなくてウズベク人なんだって。
ま、どっちにしろ中身はダンディとは程遠い人だったんだけどね。

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庭では子どもたちがリンゴを採ったり・・・

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子猫と遊んだり。

いいねえ、のどかで。
心が洗われる。
それにしても、お姉ちゃんの服かわいいね。

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この日、朝からおっちゃんの職場の仲間が集まって盛り上がっていた。
テーブルの下にビールやウォッカを隠しながら飲んでいるのだ。
なんでバレバレなのにわざわざ隠すんかねえ。

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朝は軽く付き合ってその場を逃げたんだけど、晩ご飯を食べ終わってまったりしていたらおっちゃんが乱入。
顔が真っ赤で目が据わってる。
これは完全に酔っぱらってるな。

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この感じだと朝からずーっと飲んでたんだろう。
ここからおっちゃん劇場の幕が上がる。

ユミちゃんの胸をジーッとガン見。
なんだ?

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「ミニ!ミニッ!!」
「あぁぁぁ~!!」と可哀想だと言わんばかりのリアクション。
「日本人は『ミニ』!」と何度も言うおっちゃん。

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それだと赤ちゃんできたとき、どうやっておっぱいあげるの?と「チュパチュパチュパ」とおっぱいを飲む仕草。

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しまいには、自分の妻はこんなにでっかいんだと自慢げ。
そんなことしてると、お母さんに怒られるよ。

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じつはこう見えておっちゃんはロシアの格闘技、サンボのチャンピオン。
(中央アジアの各国に遠征したり、いまは国際大会のレフェリーとしても活躍している。)
下ネタと同じくらい格闘技ネタが大好物。
盛り上がって、なんでなのか組み合うことになったケンゾー。

おっちゃんは酔っぱらってるとはいえ元チャンピオン。
体は大きくないんだけど力がもの凄い。
子どものように持ち上げられて振り回されるケンゾー。
パンツとズボンがお尻にこれでもかっ!って具合に食い込んで痛かった。

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最後はおっちゃんの顔芸。
アジアの国による顔の違いをおっちゃんなりに表現するとこうなります。

中国人
目が細くて口の締まりが悪く垂れ下がっている。

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日本人
とにかく吊り目で目が細い。

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モンゴル人
ほっぺたが朝青龍みたいにぷっくり膨らんでいる。

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ウズベク人
目がぱっちり。
これはまともだな。
自分がウズベク人だからだろうね。

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そして、トルクメン人
とにかくブタ鼻!!

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なにそれ!
悪意がありありだよ。
もはやこの顔芸のオチがブタ鼻のトルクメン人。
とにかくこれが鉄板ネタ。

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トルクメニスタンのみなさん、ごめんなさい。


あ~あ、おっちゃんには腹がよじれるほど笑わせてもらった。

おっちゃんが「日本の有名な食べ物はなに?」って聞かれたので3人で「スシ!」って答えた。
すると「スシ作れ!」と催促。

寿司は難しすぎるよ〜。

酔っぱらっても、一夜明けてもずっと憶えていて「スシ! スシ!」と言ってくる。
作らないとこの家から解放されそうにないので、最終日朝から限られた食材で作ることにした。
おかんが持ってきてくれた海苔が役に立つ。

まずはご飯を炊かないとね。
きっと「米を洗う」なんてしないんだろうね。
お姉ちゃんが、なーにやってんだろう?って感じで不思議がってる。

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塩揉みしたキュウリを切るユミちゃん。
それを怪訝な表情で見るお母さん。
お母さん気に入るかな?ちょっと不安になってきた。

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今朝、家のにわとりが産んだばかりの卵で卵焼き。
おっちゃんに勧められてチリを入れてみる。

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卵焼きには興味津々のお母さん。
卵を薄く薄く焼いて巻いていくのがおもしろいみたいだ。
卵焼きひとつをとってみてもそうだけど、日本料理って繊細で手間がかかってるよね。

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なかなかいい感じにご飯が炊けた。
すこし粘りがあって日本の米にちょっとだけ似ている。

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キッチンで見つけた酢で酢飯を作ろうとしたら、この酢が超強力だった!
喉や鼻の粘膜が痛いくらいの酸っぱさ。
これは大丈夫か?!

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そしてなんとか完成!
カッパ巻きにたまご焼きに梅肉の軍艦巻き。
醤油にワサビも添えてちょっとままごとっぽいけど、形にはなってる・・かな?

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さあ、おっちゃんとお母さんの反応は?

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・・・。
「ハラショー、ハラショー(いいよ)」とは言ってくれたけど、微妙かな。
たぶん海苔がイマイチみたいだ。
海苔がダメな外国人、けっこう多いもんね。

これに懲りずに日本人旅行者をこれからもよろしくね、おっちゃん、お母さん。
楽しく過ごすことができたよ、3日間ありがとう。
おっちゃん、あんまり飲み過ぎないようにね!

「トルクメン!!」

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キルギスの警察と宿のオーナーはコワっ!!

2013.09.13 05:39|キルギス☞EDIT
日焼けしたのはいいけれど、目尻のシワの溝部分だけ日焼けしてなくてヘンな模様みたいになってるケンゾーです。

イミグレーションの兵士が地元の人にカツアゲしているところを目撃して、しょっぱなの印象が悪いキルギス。
降り続く雨のなか、車はオシュに向かって走っている。
外の景色はタジキスタンとそんなに変わらなくてスケールの大きい雄大な自然が広がっている。

オシュ2

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でもひとつ違うことを発見。
ケンゾーとイクエが大好きなドンキー(ロバ)がいない!

タジクではドンキーが大活躍していた。
車に乗っていると、がんばって働いているドンキーをよく見かけたもんだ。
だけどキルギスに入ったとたんにドンキーの姿をぜんぜん見なくなった。

キルギスでは馬が主流のようだ。
タジクではほとんど馬を見なかったのに、隣り合わせの国なのに違うんだね。
ドンキーがいなくてちょっとさみしいよ。
小さなドンキーに見慣れていたから、馬がやけに大きく見える!

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オシュへ向けて走っていると、対向車線ですれ違ったパトカーに止められた。
自分が止めたくせに警官はパトカーから降りようとはしない。
ケンゾーたちのドライバーがパトカーまで歩いていって警官に何かを渡してすぐに戻ってきた。
金だった。
警官もドライバーも手慣れた感じに見えた。

タジキスタンナンバーの車だったからターゲットにされたのか、それとも日常茶飯事のことなのか。
いずれにしたってキルギスの警察は腐ってる。
キルギスの警察は外国人旅行者からも金を巻き上げているらしい。
キルギスは要注意だ。

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オシュまであと1時間ちょいってあたりで車に異変が。
なんだかエンジンから変な音がしだしてスピードがのろくなってきた。

ガクン、ガクン、プスンッ。

最後にとうとう止まってしまった。
ボンネットを開けてエンジンを見ていたドライバーが一言。

「ブロークン」。

ありゃりゃ、でも雪が降ってた峠で壊れなくてよかったよ。

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ドライバーが呼んだタクシーに乗り換えてオシュまで行くことに。
小さな車に後部座席大人4人はちょっと狭い。
青い服のおばちゃん、2人分くらいの幅があるからね。
でも、そのおばちゃん、文句も言わずに自分の膝にほかの女性をのっけた。

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ルームミラーになんだか気持ち悪いものがぶら下がってる!
とんがった長いかぎ爪、にわとり・・・じゃあないよね。
鷹か鷲かな。
どっちにしたって趣味悪いよ。

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すっかり暗くなった夜8時、オシュに到着。
泊まる予定の「オシュゲストハウス」の近くで降ろしてもらった。
このオシュゲストハウス、場所が分かりにくいことで有名。
団地の1室がゲストハウスになってるんだけど、ただでさえ分かりにくいのに暗いからますます見つけにくい。
何度か人に聞いてやっとたどり着くことができた。

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オシュゲストハウスは団地の中にあるゲストハウス。
オフィスがある本館以外にもいくつか部屋があるようで、きょうは本館がいっぱいだったので別の部屋へ案内された。
案内された部屋は、家族が住んでそうなふつうの部屋だった。
ダブルルームが2部屋あるけれど、貧乏なケンゾーとイクエはドミトリー料金で泊まれる居間のソファーとシングルベッドで分かれて寝ることに。

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今夜はほかの客は来なかったので、ふたりで誰にも気兼ねすることなくくつろげる。
Wi-Fiもあるし、キッチンも使えるし、ここなら何泊でもできるな。

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「快適な部屋でよかったねー」って喜んでたら翌日、「本館が空いたから戻ってきて」と言われた。
「えー、別に本館が空いたってわざわざ移んなくてもいいやん」「荷物もって移動するの面倒だよ」とブツブツ文句を言いながらも、しかたなく移動することに。

泊まってた部屋と本館は500mは離れているので地味に面倒。
けっきょく3泊したんだけど、どうもこのオシュゲストハウス、こんな感じでけっこう部屋の移動をさせられるようだ。
しかもその理由をちゃんと説明してくれないのがイヤな感じだ。

本館の部屋はこんな感じ。
ドミトリーがベッド数8つ、ダブルルームが1部屋ある。
キッチンはあるけどフライパンや鍋類がないので料理はできない。
全体的に狭苦しい雰囲気。
シャワーもものすごく使いにくい。
トイレ、バスルームともものすごく狭い。60センチ四方くらい。
体の大きい、欧米人はどうやってるんだろ。
ドミトリーで1人350ソム(約700円)。

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ちなみに、マネージャーは敬虔なイスラム教徒でイスラエル人を嫌っている。
そして、ときどき女性客に説教をする。
いつも「ハロー」と言っても、むすっとした顔で無視してるから「なんであいさつしてくれないの?」ってイクエが聞いたら「おれは24時間いつもスタッフから問い合わせの電話がかかってくるし、忙しいし、疲れてるんだ!」と逆に怒られて、なぜか「警察呼ぶぞ!」と言われた。
恐っ!!
マネージャーの前で、女性客はかわいく、おとなしくしてたほうが良さそう。
それからはイクエも腫れ物に触るように、おとなしく振る舞うことになった。

宿ではアルコールを飲むのは禁止。
共用の冷蔵庫に酒や豚肉、豚肉の加工品を入れることも禁止されていて、ちゃんと警告の張り紙がしてある。

オシュはキルギス第2の都市だ。
けれど観光するような場所はほとんどない。
唯一の見どころは街の中心にある「スライマン・トー聖山」。
イスラムの預言者スライマン由来の聖地。
この山からは新石器時代の石器や岩絵が出土していて、世界遺産にも登録されている。
入場料5ソム(約10円)を払って頂上まで階段を登っていく。

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頂上からはオシュの街を一望することができる。
第2の都市って言っても、高いビルや近代的な建物はほとんどない。
これで2番目の都市かあ、のどかだなあ。

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頂上は団体客でごった返している。
景色を眺めていたら「写真撮るからちょっとどいてくれる?」って言われたので横にずれたんだけど「もっと向こうに行って!」って言われる。
そんなに避ける必要ある?って思ったんだけど、なるほど。
こんなに大人数だったんだね。

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頂上には「バーブルの家」と呼ばれる建物がある。
ここまで登ってきた人はほぼ全員中に入っていっている。
中はどうなってるんだろうと覗いて見たら、おっちゃんがひとり座っていて参拝者に祈りを捧げていた。
でもあまりにも中が足臭くてケンゾーたちはすぐに脱出。
ご利益を受けるのも大変だ。

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斜面にツルツルした岩があって子どもたちが滑り台のように滑って遊んでいる。
あ、子どもたちだけじゃなかった。
いちばん楽しそうに滑ってたのはおばあちゃんだった。

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山の奥のほうまで行けば壁画なんかも見られるみたいだけど、あんまり興味がないからこれで下山することに。
入場料も安いし、オシュの街を眺めるために登ってみては?
ていうか、ここしか観光スポットないからね。
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旅したタジキスタンこんな国

2013.09.12 06:15|アジア☞EDIT
タジキスタンには8/4~8/20まで16泊17日滞在しました。
情報がほとんど無くケンゾーとイクエにとって未知の国だったタジキスタン。
いざ旅してみると、自然に癒やされ人に癒やされ大満喫した17日間でした。
そんなタジキスタンの旅を振り返ります。


◇旅の費用「いくら?」

タジキスタンでいくら使ったのか発表します。
 
交通費          1,690ソモニ + 275ドル
外食費                350.5ソモニ
その他のフード・ドリンク      171.65ソモニ
宿泊費           429ソモニ + 168ドル
観光費                 45ソモニ
雑費                  46ソモニ

合計  2732.15ソモニ+443ドル(1ソモニ=21円、1ドル=100円)
約6,298円/1日2人で

やっぱりけっこう掛かったなあ。
ワハーンやパミールの大自然を楽しむにはどうしても交通費がかさむ。
民泊はだいたい1人1泊10ドルが相場なので宿代も地味に高い。


◇移動手段はこうでした

街から街への移動は「バス」というものはほとんどない。
乗合いタクシーが一般的。
もっとも安いのが軽ワゴンのような8人乗りの車。
(定員オーバーで乗せられることはしょっちゅう)
乗車人数も多いので1人当たりの運賃は安くすむ。
たいていどこの街にも乗り場がある。
(日曜日は車の数が極端に減ることも)

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白タクが一般的な国なので、乗用車を地元の人とシェアすることもできる。
だいたいどこの街にもバザールの近くに白タクが集まるエリアがある。
ヒッチハイクの要領で道端で止めて、交渉して乗せてもらえることもある。

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高いけど、一番快適なのが4WD。
パミール高原やワハーン回廊は道が悪いので4WDと普通の車ではスピードが全然違う。
乗合いタクシーと同じような使い方をしたり、他の旅行者とチャーターしたり。
旅行者同士でチャーターすると、絶景を撮影するため途中で車をとめることもできる。
地元の人とシェアすると、定員オーバーでぎゅうぎゅう詰め、真ん中の席で外の景色を楽しめないという可能性も。
チャーターする場合は宿やインフォメーションセンターでシェアする仲間を見つける。
パミール高原やワハーン回廊など現地人もほとんど行かないような奥地に行く場合は、片道だけ乗ってもドライバーは帰りに客を拾えないまま戻る可能性も高いので、往復分請求されることもある。

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◇こんなお宿に泊まりました

タジキスタンは日本人にとってはなじみのない国だけど、サイクリストやトレッキング好きの欧米人旅行者はそれなりにいて、泊まるところに困ることはない。
だけどWi-Fiがついていたり英語が話せるスタッフが常駐している宿はとても少ない。
パミール高原の起点の街ホーログでは「パミールロッジ」、ワハーン回廊の起点となるイシュコーシムでは「ハニスゲストハウス」がオススメ。
ホットシャワーが使えて、スタッフは相談にのってくれるし、車をシェアする相手も見つけやすい。
どちらも部屋はあるけどベランダで寝ると安い。
ベランダで寝ても布団を貸してくれる。

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ドゥシャンベでバックパッカーのゲストハウスは「アドベンチャーイン」しかないと言っていいけど、オススメしない。
Wi-Fiがあることだけが利点で、高いしサービスも良くない。
繁華街には現地人も使う安いホテルがたくさんあるので、そこに泊まったほうがいい。
街の中にはWi-Fiが使えるカフェはいっぱいある。

田舎では、その辺の人に「ガストーニッツァ(ホテル)?」「クバルチールナ(民泊)?」と言えば、民泊できる家を紹介してくれる。
朝食、夕食をつけて言い値で1人10ドルくらい。
シャワーはなく、英語が通じないところがほとんどだけど、みんな親切。

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◇これが一番うまかった

ケンゾー 「アフガンのシショール(肉の串焼き)」
イシュコーシムのアフガンバザールで食べた肉の串焼き。
羊なのかヤギなのか、正体は定かではないけれど、臭みもなくコリコリして噛むたびに肉の旨味が口の中にジュワーっと広がっておいしかった。
「ああー、アフガン人はこういうのを食べてるんだなあ」とまだ足を踏み入れたことのない未知の国への想像が膨らんで不思議な感じだった。

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イクエ 「ショルバ(スープ)」
肉や野菜がたっぷり入ったスープ。
中央アジアの食事は「う〜ん。あんまりおいしくないな・・・。」って言うのがあるけど、ショルバはどこで食べてもまずいときはなかった。
だいたいどこの食堂でも食べられるし、お祝い事のときにも欠かせないもの。
突然招かれた結婚式でもラマダン(断食)明けの席でもショルバをごちそうになった。
野菜と肉のうまみがでているし、寒い時もあったまってホッとする!

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◇おすすめ!!一番良かった場所

ケンゾー 「対岸から眺めるアフガニスタン」
ドゥシャンベ以降毎日見続けたアフガニスタン。
川越しに見る未知の国アフガンは、報道や想像とは裏腹に平和そのものに見えた。
家が見えるたび、人が小さく見えるたびに「いったいどんな生活をしているんだろう」「彼らから見るこちらの世界はどんなふうに映ってるんだろう」など想像が膨らんだ。
いつかアフガニスタンを旅する日が来るだろうか?
世界中の旅人がアフガニスタンを自由に旅することができる日が一日でも早く訪れますように。

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イクエ 「アフガンバザール」
タジキスタンとアフガニスタンの国境の川の中州で開かれるバザール。
週に一度だし、情勢によって閉鎖されることも多いので行けるとは思っていなかった。
だけどその機会に恵まれて行くことができてうれしかった!
バザールには多くの人・人・人。
とても活気があってタジキスタンの商品よりもアフガニスタンから運ばれてくる物のほうが品数も多く、売れていてビックリ。
間近で見るアフガニスタンの人たち。
服装、豊かなあご髭、彫りの深い顔立ちは今までテレビで見てきたアフガンの人たちそのままだった。
だけど、ダンディーでお茶目で優しくて、子どもはとてもかわいくて。
それはアフガニスタンの人たちに抱いていた私の貧相なイメージとかけ離れたものだった。

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◇ふらり ゆるり タジキスタンの感想は?

ケンゾー
楽しかった!!
まさかこんなに後ろ髪が引かれる思いでタジクを離れるとは思いもしなかったなあ。
自然ももちろん申し分ないんだけど、人もよかった。
ほかの中央アジアと比べておばちゃんがお茶目!
みんな明るくて愛想がよくて笑顔が素敵なんだな。
子どももまったく擦れてなくて純粋。
情報集めや移動なんかはなかなかハードルが高いけど、人に癒やされるのでストレスなく旅をすることができる。

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イクエ
観光客がわんさかいて何の苦労もせずに快適な旅行ができるトルコ、半分ヨーロッパみたいなコーカサスの国、日本人のおじちゃんおばちゃんにも人気の観光地ウズベキスタンと旅してきて、入国した未知の国タジキスタン。
情報がほとんどなくて不安だったけど、久しぶりに「手探りで旅する感覚」を味わうことができました。
旅の楽しさの原点に戻った感じ。
フランス人ナイスカップル、アレックスとパリナに出会い、4人でワハーン回廊を旅したのも楽しかったな。
タジキスタンは「トラブルも不安も苦労もすべて含めて、未知の国を旅するのが好き!」って感じの旅人が多い気がしました。
旅行しやすい環境ではないので、旅人同士の親近感もわきました。
タジク人も優しくておもしろいし、自然が織りなす絶景も対岸のアフガンも見飽きることなく、あっというまに楽しい日々が過ぎました。

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さらばタジキスタン 最悪の出だしのキルギス

2013.09.11 06:18|タジキスタン☞EDIT
3時間かけて服、靴、サブバッグまで大量のものを手洗いした。
旅に出てから洗濯機のありがたみを痛感しているケンゾーです。

静かな美しさにうっとりしたヤシルクル湖と美しい山々に囲まれたブルンクルの村に別れを告げ、つぎに目指すはムルガブ。
キルギスからタジキスタンに入ってきた旅人にとって、パミールの拠点となる街だ。

ムルガブ

天気もまずまず。
タジクの景色を見られるのもあと2日だけ。
思い残すことがないように楽しむぞ。

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パミールの景色の醍醐味は、広い空とその下に広がる雄大な山々、そしてそこここに点在する湖。
荒々しくつづら折りに連なる渓谷が魅力のワハーン回廊とはぜんぜんタイプが違う。
どちらがいいいかはその人の好みで分かれるだろうねえ。
ちなみにケンゾーとイクエは「ワハーン回廊」派かな。

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山のふもとに小さな町が広がっている。
厳しい自然の中で暮らしやすいように人々が集まっている。
そうかと思えば、草原の中にポツンと佇むユルタもよく見かける。
昔ながらの自然と共生する遊牧生活。
「もし自分がこのユルタで生まれ育ったとしたら、彼らのように遊牧生活を続けていくかなあ」
「町に移り住みたいなあ、なんて考えることはないのかなあ」
なんてことを考えながらのドライブ。

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車が3人乗りのバイクを追い越していく。
おっちゃんたちかっこいいねー!
ん?それガスマスク?

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2時間半くらいでムルガブに到着。
けっこう大きな街なんだけどなんだろ、ちょっと殺風景な街だなあ。
1泊するだけでちょうどよさそう。

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コンテナがずらーっと並んでいる街のバザール。
雑貨屋さんや服屋さんなど店のバリエーションはけっこう豊富。
キルギスからタジクに来た旅人はここで防寒着なんかを調達することもできるね。

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この街にもかわいい子どもたちがいた。
顔の系統がワハーンとはぜんぜん違う。
ずいぶん日本人に近づいてきたなあ。

ここまで来るとキルギスはすぐ近くだ。
キルギス人はこんな感じの顔なのかな。
それとも中国も近いから混じってるのかな。

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乗合いワゴンの溜まり場はバザールの横。
あした乗るオシュまでの車を探す。
この街の乗合いワゴンは前日に予約をするシステムだった。
飛び込みで乗ろうとしても乗れない可能性もあるので要注意。
それとケンゾーたちは翌日に出発することができたけど、人数が揃うのを3日間待っていた旅人もいたのでビザの期限が迫ってる場合など注意が必要。
オシュまで1人150ソモニ(約3150円)。

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宿泊したのは「Surab's Guesthouse」。
清潔で食事もおいしいし感じのいい宿だった。
ちゃんとたっぷりのお湯を沸かしてくれて体を洗うこともできる。
2人で30ドルのところを25ドル(約2500円)にまけてもらった。

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宿では今後のルートをどうするか地図を見ながら考える。
キルギス→カザフスタン→ロシアの先をどうするか。
あーだこーだ悩んだすえにふたりが下した決断は?
そのうち発表しま~す。

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翌朝、雨がぱらつく中の出発。
車2台連なって走るみたいだ。
ドライバーは兄弟なのかな。

オシュ

ムスリムの人々は車や列車などに乗るときに祈りを捧げる。
それぞれ個人個人でする場合もあれば、誰かが音頭をとってみんな揃って祈ることも。
今朝はドライバーの母親らしき人が代表で祈りを捧げる。
手のひらで水をすくうような仕草、そして最後に手で顔を洗うようにする。
ケンゾーとイクエも見よう見まねで真似をする。

「事故もなく、無事に目的地に着きますように」

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大自然を満喫したタジキスタンともこれでお別れだ。
未知の国ですこし不安もあったけれど、いざ旅してみるといい国だった・・・なんて余韻に浸るわけにはいかなかった。
車はパジェロで見た目は立派なんだけど、乗ってみるとこれがオンボロ。
天井のシミがどんどん広がってきたと思ったら雨漏りしだした!
大丈夫かなあ、なんだかイヤな予感が・・・。

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車はパミール高原の最高地点を目指してどんどん山を登っていく。
降っていた雨がいつの間にか雪に変わった。
車窓から見える山は雪で真っ白だ。

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そしてここがパミール高原の最高地点、アクバイタル峠。
ケンゾーの高度計では4688m。
これまでの人生で一番標高が高いところだ。

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外に出てみると・・・寒!!
真っ白でなんにも見えないしすぐに車の中に避難。

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こんな高地で雪が降ってる中、立ち往生しているトラックが。
パンクしたのかなあ。
こんなところで可哀想に。

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よく見たら荷台になんか乗ってる。
羊かなあ、頭だけちょこっと見える。
羊たちも災難だね。

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パミール高原を抜けた車はキルギスとの国境を目指してひた走る。
タジク ー キルギスの国境も山の中。
雨で道はドロドロにぬかるんでいる。
車も泥まみれ。
そんな泥にまみれたこの小屋がタジク側のイミグレーション。

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出国手続きはドライバーが全部やってくれる。
パスポートを渡して車の中で待ってるだけでいい。
けっこう待たされたけれど問題なく出国できた。

つづいてキルギスに入国だ。
ところがいくら走ってもキルギス側のイミグレが見えてこない。
ドロドロにぬかるんだ道をひたすら走る。
これ、チャリダーにとっては辛い国境越えだなあ。
ヘコむだろうなあ。

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タジクを出国して走ること30分。
距離にして15kmはあるだろう。
やっとキルギスのイミグレに到着。
どんだけ無国籍地帯が長いんだ。

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ここでもパスポートをドライバーに渡して車の中で待ってればいいんだけど、ここのアーミーがタチが悪かった。
ケンゾーたち外国人に被害はなかったんだけど、可哀想だったのは同乗してたタジク人のおばちゃん2人。
手帳の中身まで荷物検査をされて、財布の中身を全部出されて、しまいにはこのコンテナの中に連れ込まれた。

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5分後不満げに戻ってきたおばちゃんたち。
コンテナの中で金をカツアゲされたらしい。
銃をちらつかせながらおばちゃんたちを恫喝する兵士もいた。
きっと「お前ら余計なことをよそで喋るんじゃないぞ」とでも言ってるんだろう。
外国人相手にこういうことをするとすぐにバレるので、立場が弱い地元の人をターゲットにしてるんだろう。

しょっぱなの国境でキルギスの印象は最悪だ。
「キルギスの警察はタチが悪い」っていうのはほかの人から聞かされていた。
中央アジアではこれまでイヤな思いをすることはほとんどなかったけれど、キルギスでは気を引き締めないといけないな。

ああ〜、それにしてもタジキスタンの旅は楽しかったなあ。
キルギス、楽しめるかなあ・・・。
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パミール奥地の穴場・・・湖!

2013.09.10 05:48|タジキスタン☞EDIT
こんなふうにふたりの旅をありのままに書いて恥さらしになるかなあ、こんな書き方は誤解を招くかなあと思いながらブログを書いていて、寄せられる応援コメントにほっとするイクエです。

ブルンクルの街が田舎だとは思っていたけど、ここまで田舎だとは思わなかった。
ここは「街」でも「村」でもない。
パミール高原の奥地にひっそりとたたずむ「集落」。

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電気は通っていない。
30センチ四方の小さなソーラーパネルがあって、部屋をほのかに照らす小さな電球の電力はこれでまかなえる。

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食事や暖をとるための薪代わりになるのは、家畜の糞。
乾かした糞はよく燃える。

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ここでの宿泊はホームステイというかたちを取る。
食事付きで1泊10ドル。

集落に民家は15軒くらいしかないけど、どの家も大家族。
ホームステイ先のおばあちゃんと孫。

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ディナーはイモ、パン。
こんな奥地にお店なんてないし、隣町に買い出しに行こうにも車で何時間もかかる。
食事が質素なのはしょうがないよね。
よくみんな、栄養がとれているなって思う。
イクエたちと体のつくりが違うのかな。
炭水化物はじゅうぶんにとれるけど。

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とっても小さな集落だけど、子どもや若者は多い!
どこにこんなに住んでるの?って不思議。
日本の同じ人口密度の田舎と比べて、若い人の数は何十倍も多いんじゃないかな。

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当たり前のようにおこなわれる家畜の解体。
それを当たり前のように眺める小さな子ども。

ここでは人と動物と自然が共生している。

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車代はテンションが下がるほど高くついたけど、ここに来てよかった。
「世界の屋根」と言われるパミールで生きる人たちの暮らしぶりがわかる。

でも、ここに来た理由はそれだけじゃない。

「翠色の湖」と言う名のヤシルクルに行かなくては!

ヤシルクルはこの集落からそれほど遠くない。
ここから見えないけど、あの山を越えれば見えるはず!
なんとなくそれっぽい方向に歩いて行くことにした。

だけど、思わぬ関門が!!
集落のまわりは乾いた草原に見えたんだけど、実は湿原だった。
沼や小川やぬかるみだらけ。
そして、押し寄せる蚊の大軍。

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「ああ~。こっちは小川だ。」
「いやあ、あっちは沼になってるよ。」

蚊に刺されながらさまようこと1時間半。

「たどり着けない・・・」

湖まで行けなかったので、いっしょに車をチャーターしているカップルのもとに行ってみることにした。

カップルはイクエたちとは別の家でホームステイしている。

ホームステイ先で、疲れた表情で横になっているカップル。
「どうしたの?」
するとカップルが答えた。
「湖を目指して歩いたんだけど、地面が濡れていて大回りしたり引き返したりして2時間くらい歩いてきたの。
だけどけっきょくたどり着けなかった。
おまけに大量の蚊がいて、刺されるし!
すっごく、疲れた・・・。」


そんな散々な目にあった4人が出した答えはー。

「あしたの朝、なんとか車で連れて行ってもらおう!」

ちょっと大回りして山をのぼれば、湖まで車で行くことができる。
地元の人も「車で行ったほうがいい」って勧めるし。

ドライバーにお願いすると「えー、面倒くさいなあ」って顔。
でも、ホームステイ先のおかあさんが「すぐなんだから、行ってあげなさいよ」って感じで説得してくれた。

お願いします! 550ドル払いますので!

パミール高原2日目の朝。
さあ、奥地の湖に向けて車で出発だぁ~ ♪

すると、5分くらいで目の前に大きな湖。

「うおおおお~!」

みんなで声をあげる。

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誰もいない湖。
何もない湖。
静かな湖。

美しい湖。

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透明度が高い。
光の具合によって青にも緑にも見える。

風の音、そしてその風で水面が揺らされてチャプ、チャプっと水が押し寄せる音以外に何もしない。

そんな美しい場所に来て、人は何を思い、何をするのか。

あのカップルのほうを見てみる。

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「ここでも!?」
ジャグリングの撮影会。

そしてケンゾーはと言えば・・・。

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「ここでも!?」
家計簿をつけて、ストレッチ。

満足げな顔。

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奥地に来ても、美しいものを見ても、人の本質ってかわらないのかも。
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貧乏旅行なのに、チャーターしちゃった!

2013.09.09 06:01|タジキスタン☞EDIT
馬に乗ったけれど、馬がいうことを聞いてくれなくてぜんぜん乗りこなせなかったケンゾーです。

ワハーン回廊は噂に違わず素晴らしかった。
アフガニスタンを対岸に臨む風景にすっかり虜になってしまったケンゾーとイクエ。
訪れるまでは未知の国だったタジキスタンも、いざ旅してみると予想以上に大満喫。
あれよあれよという間にビザも残すところあと3日。
タジキスタンの旅もラストスパートだ。

ワハーンもパミールも両方楽しむ欲張りコースを選択したふたり。
残り3日間でパミール高原を通りながらキルギスへと抜けていく予定。
そこで問題は交通手段。

安く済ませるなら乗合いワゴン。
ホーログからムルガブまで1人130~150ソモニ(約2700円~3100円)で行くことができる。
欠点は景色をゆっくり楽しむことができないこと。
観光用ではなく地元の人たちが利用するただの移動手段なので、写真を撮るために停まったりすることができないのだ。

景色を存分に楽しむならチャーター。
1台900ソモニ(約18900円)くらいでワゴンをチャーターできる。
定員の7人を集めることができたらお得で快適な移動を楽しめる。

ほかにムルガブへ行くツーリストがいればシェアできるんだけど、残念ながら宿泊しているパミールロッジにはいない。
それじゃあツーリストインフォメーションセンターに行ってみよう。
他の宿に泊まっているシェア希望者がいるかもしれない。

インフォメーションでは、すでに車を1台チャーターしているカップルがいるという情報をゲット。
そのカップルは、ムルガブの手前のブルンクルという湖で1泊、湖を楽しんだあとムルガブに向かう予定だそうだ。

パミール高原を一日で走り抜けるのはもったいない。
ケンゾーたちもどこかで一泊したいと思っていた。
しかも、イクエが行きたがっていたブルンクルという街。
プルンクルのさらに奥にはヤシルクルという、パミールの山々に囲まれた絶景の湖だってあるのだ。

気になるチャーターの値段は1台550ドル!
ふたりで約2万7500円かあ。
貧乏旅行のケンゾーとイクエにとってはたしかに高い。
でも自由度の高いチャーター車で2日間パミール高原を満喫することができるのはかなり魅力的だ。

悩んだふたりがだした結論は・・・
チャーターにのっかろう!
ここまできたらタジキスタンを楽しみ尽くすのだー!
パミール高原待ってろー!!

1泊2日のパミール高原ツアーのスタート。
きょうはブルンクルという湖そばの村を目指す。
大きなパジェロに乗るのは4人だけ、う~ん贅沢 ♪

ブルンクル

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ウキウキ気分で出発したけれど、天気はあいにくの曇り空。
晴れ間がのぞくといいんだけど。

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天気はイマイチだけれど、景色自体は素晴らしい。
じっくり見たいところで車を停めてもらう。
このために高いチャーター代を払ってるんだもんね。

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と、ここで今回一緒にパミールをまわることになったイギリス出身で香港在住のグレッグと、オーストラリア出身で香港在住のミナが不思議な行動をしはじめた。
三脚を立てて写真撮影・・・じゃなくてビデオ撮影?
ここでリポート撮り?
しかも手になんか持ってる。

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グレッグのほうは岩の上に登っておもむろに何かはじめたぞ。
ジャグリングだ!!
なんで?

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じつはグレッグはプロのジャグラー。
彼女のミナは彼にジャグリングを習っている最中。
そしてこの旅のビデオを作っているそうだ。
テーマは「中央アジアでジャグリング」。
中央アジアの景色をバックにジャグリングしているシーンを繋げて、家族にお披露目するんだって。

ちなみにグレッグはもうひとつ職業をもっていて、それはディベート(討論)の先生。
おもに高校生から大学生相手に教えているそうだ。
ディベートなんて日本人には馴染みのないもの。
ちゃんと職業の一ジャンルとして確立していることがおもしろい。

「日本には無い職業だよ」って言うと「そうだよね。日本人や東南アジアの人たちは自分の意見をはっきり主張するのが苦手だからね。」だって。
そうだよねえ、日本人にとって「和を重んじる」ことが美徳だからねえ。

ミナは香港で俳優をしているそうだ。
『香港映画』といえばカンフー!
なんだけど、ミナはカンフースターではなくてエキストラ俳優。
たぶんそれだけでは厳しいので子どもたちに芝居を教えているそうだ。
旅していると世界中のいろんな職業の人と出会う。
日本では馴染みのない仕事の話を聞くのはおもしろいことだ。


エメラルドグリーンのきれいな川に吊り橋が架かっている。
ちょうど人が渡ってるとこなんだけど、この橋なんだかオンボロじゃない?

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いや、オンボロっていうか、なんだかちゃちくない?
恐る恐る渡っている。
細い木の枝を寄せ集めてるだけ?

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近くで見るとスッカスカだ!
ここまで手作り感ありありの吊り橋ってはじめて見たよ。

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車はどんどん道を登っていく。
緑が減っていき、寒々しい景色に。
すぐそこに見える山が雪を被っている。

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雲が低い!
ずいぶん上まで登ってきたね。
まさに「高原」。

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そしてここがムルガブまでのパミール前半部分の最高地点。
高度はおよそ4300m。
残念ながら雲に覆われてな~んにも見えない!
晴れてたらどんな景色なんだろう。

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外に出てはみたけれど、寒い!
気温はマイナス1℃、半袖で出るもんじゃないね。

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そしてそんな中、ジャグリングを撮影するふたり。
シュールすぎるよ。

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なんかへんな生き物たちも興味津々だよ。
プレーリードッグのボスみたいなヤツだなあ。
毛がモコモコでさすがにあったかそうだ。

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あっ!人が歩いてる!!
いったいどこから歩いてきたんだろう?
そしてどこまで歩くんだろう?

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峠を越えてすこし下ると青空が見えてきた。
さっきまでとは印象がガラッと変わってなんだかホッとする。
張りつめた空気がふっと緩んだ気がする。
それでも高度は3700m、富士山と同じくらいの高さだ。

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ただ何もないところをひた走る。
すれ違う車もない。

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すると、幹線道路から分かれる細い道が。
ブルンクルはここを左折して16km。
イクエは最初、ブルンクルに安く行くために乗合いタクシーでここで途中下車し、そこからヒッチハイクしようと思っていたみたいだけど、こんな何もないところだとそんなの無理だよ。
車をチャーターして来てよかった。

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左折すると湖が見えてきた!
出発してからおよそ4時間、ブルンクルに到着。
湖のそばには村が・・・いや村か?

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はたしてどんな村なのか。
そしてさらにその奥にある湖・ヤシルクルは?
あしたをお楽しみに!
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パミールとワハーンの拠点はこんな街 ♪

2013.09.08 06:13|タジキスタン☞EDIT
そろそろ髪を切りたいな・・・と思っているイクエです。
ケンゾーは何度もイクエに切ってもらってるけどイクエは旅に出て一度も切ってもらってないからねえ。

ワハーン回廊とアフガンバザールを満喫したイクエとケンゾー。

お世話になったゲストハウスのこの寝床(屋外)ともきょうでおさらば。

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ここからホーログに戻るために車をつかまえないといけない。
タジキスタンでは白タクが主流なので、宿の外に出てホーログへ向かう車を見つけることにした。

ヒッチハイクの要領で待っていると「俺も」「俺も」とアメリカ人やカナダ人のツーリストたちがだんだん集まってきた。

みんなアフガンバザールに合わせてここに滞在していた人たち。
アフガンバザールを見届けてから次の目的地に移動しようというのはみんないっしょ。

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ただ、問題がある。
きょうは白タクがほとんどなさそうだということ。

ラマダンとそれに続く連休が終わって初めての土曜日。
本来、土日に開かれる結婚式はラマダン中は開けないので、きょうは結婚式ラッシュのため白タクが出ずっぱりなんだそう。

イクエとケンゾーのタジクのビザが切れる日も3日後に迫っているし、同じようにほかのツーリストたちも急いでいて、みんなでなんとかして車に乗りたいね、と話し合う。

片道だけど往復分の値段(2倍の料金)を払うならホーログまで乗せていってやるという白タクがあったので、不本意ながらみんなで乗ることにした。

小さなワゴンに乗車定員の8人が乗り込み、全員分のバックバックをなんとか詰めて、ぎゅうぎゅうで出発。

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このなかに高齢の男性がふたりもいる。
外国人のおじいちゃんでひとりで旅してるバックパッカーは多い。
ほんとうにその気力と体力と冒険心に感服してしまう。

手が届きそうな川向こうのアフガンを見るのももうそろそろで終わりだな。

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ぎゅうぎゅうのワゴンでなんとか到着した、2回目となるホーログの街。
もちろん今回も泊まるのはバックパッカー御用達のパミールロッジ。
パミール高原に行く(行った)人も、ワハーン回廊を目指す(目指した)人も立ち寄る場所だから、いつもこのロッジは旅人でいっぱい。
30人くらい泊まっている日もある。
中心部から少し離れているのが難点だけど、そのぶん緑あふれる広い庭があり、ちょっとしたキャンプ場のようですがすがしい気分になる。

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ここでももちろん泊まるのは部屋よりも安いベランダ。
ひとり6ドル。
ほどよい開放感で、意外に居心地がいい。

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この宿にもかわいい住人がいる。
インターネットができる部屋にいると、勝手に膝にのってくる住人。

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生まれたての子ネコたちは、ミルクを飲むのに必死。
動きたいけど、これじゃあ動けない。

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前回は紹介しなかったホーログの街。
なかなか過ごしやすい街なので、きょうはたっぷりご紹介 ♪

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ホーログにはアフガニスタンの領事館があり、ビザを即日で発給してくれる。
ここでアフガンビザを取得し、短期のアフガン旅行をする外国人も多い。
川の向こうのアフガンの集落はとても平和に見えて、行きたくなる気持ちもわかる。

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小さな街だけど、中心には広い公園が整備されている。
大きな木が立ち並び、脇には川が流れ、こんな田舎にこんなセンスあふれる公園があるのがちょっと意外。

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そして、そんな公園にこれまたセンスのいいカフェがある。
川の上に立っていて、ここで出される食事は洗練されていておいしい!
外国人ツーリストの憩いの場になっている。
昼間っからビール飲んだり、寝そべったり。

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川を見下ろすと、楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿。

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公園は絶好の遊び場。

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真っ裸で遊んでる子ども発見!
外国人のイクエたちと目が合うと、急に恥ずかしくなったようで逃げ惑う。
その姿に周りの子どもや大人が大爆笑。

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近くの女の子を捕まえて、必死に盾にする男の子。
上手に隠れたね!

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みんなカメラが大好き。
一眼レフを持って歩いていると、「ちょっとそれで撮ってよ」と声をかけられる。

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道の向こう側から「フォト!フォト!」と声を張り上げる若者たち。
通りすがりのおじいちゃんも巻き込んでポーズを決める。

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わけもわからないまま、若者たちになされるがまま、それでも笑顔のおじいちゃん。

もう一度。
おじいちゃんの帽子に注目。

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アフガン国境沿いの旅も終わり。
あしたからはパミール高原を目指す。

イクエとケンゾーに残された期間はあと3日。
ビザが切れてしまう前にタジキスタンからキルギスへ抜けないといけない。
間に合うかな。
でもパミール高原はタジクの旅のハイライトのひとつ。
ただひた走るだけじゃなくてちょっと寄り道もしたいし。

そんなわがままなイクエとケンゾーが出した答えは・・・。

あす、お伝えします!
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無国籍地帯でアフガニスタンバザール

2013.09.07 06:11|タジキスタン☞EDIT
寒い中、歯を食いしばって気合いで水シャワーを浴びるのもあと何年できるだろうと思うアラサーのイクエです。

アフガニスタンへ出入りできる国境がある街、イシュコーシム。
ここでは、毎週土曜日とても珍しい市場が開かれる。

『アフガンバザール』

タジキスタンとアフガニスタンを隔てる川の中州に、両国の人たちが集まり市場が開催されるのだ。

両国の情勢が悪くなると市場は開かれなくなるし、ここ1か月もラマダン(断食)で休みとなっていた。
ラマダン明けのこの日、久々に市場が開かれるかもしれない!

期待を胸に半信半疑で川の中州へと歩いて向かう。

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アフガニスタンの山は、きょうも神々しくて美しい。
脇を車が通っていく。
みんな市場に向かっているのかな。
期待が高まる。

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市場の場所が見えてきた!

珍しい市場が見られることに、うれしさがこみあげる
タジキスタン側から橋を渡って市場へと向かう人たち。

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アフガニスタン側はどうだろう。
向こうからも、たくさんの人たちがこちらへと向かってくる!

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旅行者も、橋の手前でタジク側の兵士にパスポートを預ければ中州まで行ける。
タジキスタンでもない、アフガニスタンでもない、無国籍地帯へ。

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アフガニスタン側のゲートには、今か今かとゲートが開くのを待ちわびる人たち。
アフガニスタンの人たちを間近で見るのは初めて。

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ゲートが開くと同時に、売る品物を抱えて走ってくる人たち。
場所取り合戦の開始!

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そんななか、余裕の表情でゲートをくぐるアフガンのおじさんもいた。
カメラを向けると直立不動でこのポーズ。

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タジキスタンよりもアフガニスタンのほうが品不足で困っていそうだな。
アフガニスタンには、他国に売るものなんてあるんだろうか。
きっとタジキスタンの品物をアフガニスタン人が買って帰るんだろうな。

勝手にそんなイメージをもっていたけど、売り手はアフガン人のほうが多い。
大きな袋を抱えて、市場へ集結。

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市場にシートを敷いて品物を並べていく。
そのシートには「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」の文字。
難民キャンプで使われていたものなのかもしれない。

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市場は大盛況。
こんな田舎に二千人くらい集まっている。

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イランやパキスタンとも隣り合っているアフガニスタン。
思いのほか、いろんな国からの輸入品が豊富。

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日用雑貨に携帯電話、衣服・・・。

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女性がほしがる化粧品やクリームなんかもあって、タジク人女性に大人気。
「ニベア」じゃないけどね・・・。

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重そうな絨毯もわざわざアフガンから人力で運ばれてくる。

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アフガン人が売る子ども服や婦人服。
群がるタジク人女性たち。

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でも、アフガニスタン製の物ってないんじゃないかな。
そう思ってたら、あったよ!

「メイド イン アフガニスタン」

なんか、うれしくなっちゃうね。

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こちらは、軍用の靴。
横流しされたものなのか、中古品なのか。

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売り買いにはタジキスタンのお金もアフガニスタンのお金も使われる。
アフガニスタンのお札って始めて見た!
記念にと、タジキスタンソモニと一枚換えてもらった。

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香ばしい匂いがしてきた。
もくもく立ちこめる煙。

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こんなところで、アフガニスタン料理を食べられるなんて!
串刺しの肉とナンとお茶2杯で15ソモニ(約310円)。
お肉は柔らかいし臭みはないし、おいしい!

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間近で見るアフガニスタンの人たちはカッコ良くて、親しみがもてる。

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壊れたバックミラーで、髪と自慢のヒゲを手入れするおじさん。

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この日傘、アフガンで流行ってるのかな。

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子どもも、こんな服を着ている。
かわいらしい。

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女性陣はタジキスタンの女性よりも露出の少ない服。

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とっても身近に感じたアフガニスタン。

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いつの日か、アフガニスタンに行ってみたいな。

きっと、そこには気さくな人たちが待っている。

早く、アフガニスタンに平和が訪れますように。
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世界一周1年を終えて

2013.09.06 05:38|世界一周裏話☞EDIT
2012年9月6日に船で日本を出発、韓国から世界一周の旅を始めました。
これまでの人生でこれほど移動をし、いろんな人に出会い、さまざまな体験をしたことはありませんでした。

旅をスタートさせて丸1年、この1年を振り返ります!


☆この1年でまわった国

韓国(9/7~9/27)
モンゴル(9/27~10/18)
中国・東チベット(10/19~11/23)
ラオス(11/23~12/4)
ベトナム(12/4~12/27)
台湾(12/28~1/5)
シンガポール(1/5~1/6)

バングラデシュ(1/6~2/2)
インド(2/2~4/26)
スリランカ(4/26~5/15)
アラブ首長国連邦(5/16~5/18)
オマーン(5/19~5/21)
トルコ(5/22~6/13)
グルジア(6/14~6/28)
アルメニア(6/29~7/4)
アゼルバイジャン(7/5~7/10)
カザフスタン(7/15~7/16)
ウズベキスタン(7/16~8/4)
タジキスタン(8/4~8/20)
キルギス(8/20~)


こだわりも何ももってないふたり。
唯一決めていたことは「西回り」で旅するということ。
だけど今となってはそれも無視して迷走しっぱなし。

行った国のうち半数の国(オレンジ色の国)は出発前に行くつもりがなかった国。
行きたい国のビザが取れないから、旅先で出会った人に勧められたから、ただ単に近いから、そんな理由で急遽行ったりとりあえず立ち寄ってみたり。
ノープランのイクエとケンゾーの旅は一年が経ち、自分たちも予想できなかった展開となった。
季節も気にしなかったため氷点下のモンゴルでは防寒具を現地調達したり、60℃を超すこともあったウズベキスタンでは暑すぎて食欲をなくしたりもした。

だけど!だけどね!!
行くはずなかった国、とっても楽しかったあ~。
大自然を満喫したモンゴル、民泊の楽しさを知ったグルジア、手探りで旅をしたタジキスタン。
行くはずなかったってことは、その国のことをあまり知らなかったり、情報をもってなかったり。
だからイクエとケンゾーにとっては未知の国、そのぶんワクワク・ドキドキも大きい。
それにその国の観光地の写真もあまり見たことがなかったから、初見で感動も大きい。

このワクワク・ドキドキ感、そして初めて目にするものへの感動はたまらない!


☆大好き!良かった国ベスト3

3位 タジキスタン

中央アジアの中でもマイナーな国。
マイナーすぎて予備知識がほぼゼロの状態で手探りの旅だった。
荒々しく雄大な自然は素晴らしかったし、「旅してる感」はじゅうぶんにある。

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2位 モンゴル

モンゴルは毎日広大な自然に心の底から感動したし、そんな大自然のなかで生きている人たちの生活に触れてまた感動。
自然の中で生きるって、やっぱりいいなあ。

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1位 バングラデシュ

あのディープな人々との交流を越える国はまだない。
毎日出会いに恵まれ、幸せな日々を送ることができた。
涙が出るほど別れは辛かったけど、それだけ濃密な時間を共有できたということ。

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☆感動!絶景ベスト3

3位 ゴビ(モンゴル)

地平線まで続く大草原とどこまでも広く青い空。
その空の下にぼつんと立っているゲル。
地球の大きさ、人間の小ささを思い知る場所。

砂丘は砂がとてもきめ細かくて、滑り落ちて、なかなか頂上にたどりつけなかった。
頂上には夕陽に照らされた別世界が広がっていた。

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2位 メスティア(グルジア)

360度、どこを見ても絶景のパノラマは圧巻だった。
たどりつくまでのキツさも絶景の演出に一役買っている。

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1位 カッパドキア(トルコ)

今まで何度もテレビで見てきたのに予想以上のスケールの大きさとバリエーションに富む景観に度肝をぬかれた。
前日に見た景色を見て、同じなのにまるで初めて見るみたいにハッとしてきのうと同じように感動する。全然飽きない。
カッパドキアを離れる日は、後ろ髪引かれる思いがして悲しかった。

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☆旅して良かった!テンションが上がった瞬間ベスト3


3位 トルコ・ブルサのミュージックカフェ(イクエ)

観光地ばかりをまわっていたトルコ。
ほかの観光客に混ざり、ガイドブックに載っている有名な場所ばかりをめぐり、未知の世界への高揚感もなく、旅のおもしろさを見失っていたときに巡りあったミュージックカフェ。
音楽好きの地元の人の溜まり場のカフェで即興でセッションが繰り広げられる。
「ああ!!これこれ!旅のおもしろさは!」とうれしくなって目頭が熱くなった。

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3位 毎朝(ケンゾー)

長時間旅していると非日常だった日々が日常になり「旅 = 生活」になる。
だけどやっぱり毎朝目が覚めるときょうはどんな一日が待っているんだろうとワクワクするし、目が覚めた瞬間「あー、よかった!今までのことは夢じゃないんだ」とホッとすることがある。
毎日旅することができている幸せを噛み締めている。


2位 東チベット・ラルンガルゴンパへの道

ここにたどり着くまでのハードルが高かった。
長時間の移動、高山病、公安警察の検問などいくつもの難関を乗り越えないといけなかったので、たどり着いた時の感動はひとしおだった。
ラルンガルゴンパ自体、ほかのどの場所とも異質でオンリーワンな場所。

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1位 バングラデシュ・国境で涙の別れ

出会いに恵まれたバングラデシュ。
最終日、インドへ抜ける国境で3日前に知り合い、ホームステイしたノルシャヒンとハグしてみんなで号泣。
人と人って言葉やこれまで過ごしてきた時間に関係なく理解しあい、心を交わせることができるのだとわかった瞬間だった。
今でもよく思い出す。
またみんなに会いにいきたい。

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☆1年で使ったお金 発表しまーす!

206万4630円

1人あたり年間およそ100万円で、目標としていた額に収まっている。
でもこの1年のうち3か月近くも物価の安いインドにいたからね。
これからは物価の高いヨーロッパや、移動費や観光費が高くつく南米が待っている。
この一年は貧乏旅行だったけど、ふたりとも苦にならないし楽しんでいる。
一日でも長く旅を続けたいからがんばらないといけない。


☆旅の持ち物 ふたりが選ぶ大活躍アイテム

・電卓(言葉が通じなくてもこれを渡せば値段交渉できる。万国共通)
・電熱コイル(電源さえあればどこでも温かい飲み物が飲めるのは想像以上に快適。壊れやすいがだいたいどこの国でも100円くらいで売っている。現在3代目。)
・iPhone(地図アプリMaps With Meが大活躍。いま自分がどこにいるのか知ることができるのはかなりの安心感がもてる。)
・裁縫道具(破けた服から、バッグ、サンダルの修理まで。これがあるから使えなくなった物もすぐに復活させることができ、最小限の荷物で生活できる。)
・体温計(ちょっとダルいと思って一応計ったら39℃の高熱で急いで薬を飲んで安静にしたってことも何度もある。客観的に自分の体調を知ることができる。)

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☆旅の持ち物 役立たず!日本に強制送還アイテム

・携帯スピーカー
(パソコンのスピーカーで代用可)
・DVDドライブ
(バックアップはハードディスクのほうがベター)
・ゴリラポット/ミニ三脚
(一眼レフの重さに耐えられない。低すぎで役に立たない)


☆1年間、ブログをやってどうだった?

面倒くさがりのふたり、マメじゃないふたり、追い込まれないとやれないふたりがよく1年も続けることができたなと思います。
これもひとえに読んでくださるみなさま、そしてブログランキングに参加してるから。

「せっかく読んでくれる人がいるからちゃんと書かないと」
「せっかくランキングが上がってきたから続けよう」

そう思って夫婦で尻をたたきあいながら、ほぼ毎日更新することができました。

でも「ブログよりも旅が大切」がモットー。
ブログを書くことを優先して何かを犠牲にするのはやめようと決めています。
逆にブログのネタになるかもしれないから行ってみよう!やってみよう!と思うことも多く、ブログ用に情報収集したりたくさんの写真を撮ったりと、ブログのおかげで旅がより深くなっているような気がします。

ランキングが縁で親しくなることができた旅友もいるし、出会いが広がりました。

いま、多い日で1日2000人を超す人に読んでいただき、とても感謝しています。
これからも私たちの旅におつきあいいただき、一緒に世界を見ていただければ本当にうれしいです。

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☆濃密なこの1年 ふたりの感想

(ケンゾー)
とくに感慨もわいてこないなあ。
「あ~、1年か」って感じ。
なんだかずーっと昔から旅してる気がする。
何度も風邪をひいたり、下痢になったりしたけどとくに大きな病気やケガをすることもなかった。
盗難や事件に遭うこともなく元気に旅を楽しめているのが何より。
1年前と比べると要領も良くなったし、経験に基づく勘も働くようになっていろいろと旅慣れてきたと思う。
だけど感動することに慣れてしまわないようにしたいなと思う。
同じ旅するにしても楽しめるかどうか、感動するかどうかは自分次第。
どん欲に旅を楽しんでいきたい。

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(イクエ)
ふたりの自分勝手な旅だけど、家族がわざわざ海外まで会いにきてくれたことがうれしかった。
この1年「早かった」とも「長かった」とも「短いようで長かった」とも思わない。
こんな感覚は初めてかも。
毎年、元旦や4月に「げげー!!もう1年経っちゃったよ」って思ってたけど、この1年はすべて自由に自分たちのために時間を使ってよかった。
だからこの1年の時の流れに納得する。
しかるべき感覚でしかるべき時間が過ぎたって感じ。
時間に振り回されることもなく、起きたいときに起きてやりたいときにやりたいことをやって。
「時は金なり」って言うけれどそんなことを意識せずにすんだ1年だった。
時間はたくさんあるから、なんとなくゆっくりしたいなって思ったらその場所にゆっくり滞在した。
時間がかかっても安い交通手段を選んだし、そのほうが地元の人と触れ合う機会に恵まれた。
時間を気にせずにすむ、自分たちの好きなように自分たちの時間を使える。
現代社会ではこれは難しいこと。
でも、それが実現できたこの1年っていうのはとても贅沢な1年だったと思う。

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☆四六時中の夫婦旅 相手への想い

(ケンゾーからイクエへ)
もう4年くらい前になるかな。
仕事に疲れたイクエが「世界旅行する?」と言いださなければ旅立つことはなかった。
こんなに刺激的で楽しい毎日を過ごすことができているのはイクエのおかげ。
感謝している。
旅をする前と旅に出てから夫婦の関係は全然変わっていない。
今さら「イクエはこんな一面も持ってたんだ」なんていう新発見もない。
強いていえば、イクエの異常な体の硬さを改めて知ったってことかな。
硬いのはわかってたけど、どんどんひどくなっている。
これも老化現象?
旅に求めていることや食の好みは相性バッチリなので2年目もまったく不安はない。

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(イクエからケンゾーへ)
わたしはもとから旅好きだったけど、結婚するまで旅なんて興味なかったケンゾーがイクエよりも旅を楽しんでいる様子。
「旅」って目的地のチョイスやそこでの時間の過ごし方、お金の使い方など、何にも縛られずにゼロから自分で決めるのでその人の人生観や価値観がもろに出る。
ケンゾーと旅の仕方で衝突したことはまったくないし、お互い気に入った場所は同じだし、楽しくなったりうれしくなったりいらだったりするポイントは同じ。
だから血はつながってないのに、お互い似てるんだなって思う。
まあ、影響を受けやすいケンゾーがイクエにあわせとるだけかもしれんけどねー。

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☆これからの旅 こうしたい!

この一年、カウチサーフィンを利用することがなかったのでこれからは積極的に活用してみたいなと思う。
さらにホームステイやボランティアなど現地の人との交流を大切にする旅がしたい。
近ごろ人と交流する機会が少ないのでもっと地元に溶け込んで日常に触れる機会を増やしていきたい。
「〇〇と出会った国」がどんどん増えたらいいなあ。

あまりなじみのない国に行ったり、おもしろいことをたくさん体験し「旅は飽きない」というのを実証したい!

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さあ、2年目の旅が始まります。
これからもふたりのふらり旅におつきあいください ♪
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アフガン国境に秘湯あり

2013.09.04 06:09|タジキスタン☞EDIT
イクエの顔色を伺いつつ、ちゃっかり毎晩ビールを飲んでいるケンゾーです。

きっとごく普通の旅人がふらっと行くことが出来るワハーン回廊の最奥部ランガル。
そんなランガルには・・・何もない!
イシュコーシムからワハーン回廊を奥へ奥へと進んでいくにつれてどんどん町は小さくなっていくけど、ランガルは田舎町ここに極まれりって感じかな。
聞こえる音はヤギや牛の鳴き声だけ。
いちばん大きな音はドンキーの叫び声。
そんなランガルを散策してみよう!

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・・・やっぱり何もない。
家畜と人だけ。

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すっごく可愛い姉妹発見!
素敵なコーディネートやね。
お母さんに選んでもらったのかな?

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水やビールを買いたいので売店を探すことに。
ちなみに売店はロシア語で「マガジン」。
マガジン探してさまようけれど、それらしき建物がぜんぜん見当たらない。
子どもに教えてもらってやっとたどり着いた。
でも、これじゃ分かんないよね。

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このマガジンは売店っていうより何でも屋だな。
食料だけじゃなく服や靴、金物などいろんなものを売っている。
何でも売ってるのに水とビールは売ってなかった。

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イシュコーシムから先にホテルはない。
宿泊は民泊をすることになる。
どうやって見つけたらいいのかと言うと・・・そのへんにいる人に声をかける!
「ガストーニッツァ(ホテル)」とか「クバルチールナ(民泊)」と声をかけていけばどうにかなる。
あと、向こうから声をかけてくることもしょっちゅう。

今回もランガルに着いて車を降りた瞬間にひとりのおっちゃんに声をかけられて、そのままおっちゃんの家に泊まれることになった。
1泊2食付き1人40ソモニ(約840円)。

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家のすぐ横には川が流れていて涼しげで気持ちがいい。
お母さんが家庭菜園の野菜を収穫しはじめた。
おっちゃんが今夜のメニューを教えてくれる。
マカロニにポテトにオニオン、ナンとチャイ。
おー、今夜は腕によりをかけた家庭料理を満喫できるんじゃない?

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そして待ちに待った夕食!
まず出てきたのは、マカロニとポテトの炒め物!

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つづきましては・・・
・・・以上。

まさかの1人1皿。
マカロニとポテトとオニオンってこの材料を全部説明してたんだね。
あ、よく見たらオニオンちゃんと入ってた。
まあこれでも精一杯のもてなし料理なんだと思う。
味は悪くないし、ごちそうさま!

アレックスとパリナの部屋は電気が通じてるんだけど、なぜだかケンゾーとイクエの部屋は電気なし。
ロウソクをもらったんだけど、このロウソクが粗悪品で新品なのに5分しかもたない!
火をつけたらあっという間に燃え尽きてしまった。
真っ暗で何もすることがないので、まさかの8時に就寝。
おやすみなさーい。

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つぎの日、ランガルから折り返してイシュコーシム方面へ戻ることに。
ワハーン回廊のハイライトのひとつ、ビビ・ファティマ温泉へ。

ビビファティマ

車が拾えるポイントまで行って、あとは車が通りがかるのをひたすら待つのみ。

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待つこと1時間、ビビ・ファティマ温泉までは無理だったけれどふもとの村まで乗せてもらえる車をゲット。
ランガル ~ プトゥプ1人25ソモ二(約525円)。

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1時間ちょいでビビ・ファティマ温泉のふもとにあるプトゥプ村に到着。
ここもランガルに負けず劣らずな~んにもない村だ。
青い空と黄金色に実った麦畑、家を囲っている白い壁が美しい。
何もない村なんだけど、何も付け足さなくていい。

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もちろんここでも民泊。
第1村人の草刈りをしていたおばちゃんに「ガストーニッツァ?」って聞くと、おばちゃん自分を指差しながら「ガストーニッツァ、ガストーニッツァ」だって。
ビンゴ!
おばちゃん家が民泊もやってるみたい。

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おばちゃん家は村の上のほうにあるようだ。
おばちゃんの後をぞろぞろとついて行く。

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おばちゃんどんどん坂道を上って行く。
もう村ははるか下なんだけど、まだ?
バックパック重くてけっこうしんどいんだけど。

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「これで宿代が高かったらかなりショックだよね」なんて話しながら歩くこと20分、やっと着いたよ。

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部屋も悪くないし、あとは値段だ。
さあ一晩いくら?

お父さんが一言
「20ドル」

!!!

2、2、20ドル?!
いやいや、お父さんそれは高すぎるよー!

「きのう別の家で40ソモニだったよ」って言ったらあっけなく40ソモニになった。
さらにアレックスたちが「お金がないから外にテント張っていい?」って聞いたら
「外なんか寒くて危ないから中で寝なさい」って言ってけっきょく25ソモニ(約525円)にしてくれた!

食事以外にフルーツやお菓子がたっぷり出てくるし手作りジャムもおいしい。
最初20ドルって言われてビックリしたけど、けっきょく今までで一番安くて一番サービスが良かった。

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さあお待ちかね、ビビ・ファティマ温泉へレッツゴー!
プトゥプ村からは車で25分くらい登った山の中にある。
貧乏パッカーの4人は迷いなく歩くことに。

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途中「ヤムチュン城塞跡」を見ることができる。
ここに城塞が造られはじめたのが紀元前3世紀頃のことだそうだ。
大昔からこの辺りは争いの絶えない地域だったのかなあ。

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登りはじめておよそ2時間、着いたよビビ・ファティマ温泉。
川の上流には無料の小さな露天風呂がある。
でも、ここは湯に浸かるというより体を洗うための浴槽。

ゆっくり浸かれる温泉は建物のなかにある。
男女交代制、外国人は10ソモニ(約210円)。

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なかはこんな感じ。
ビニールのすだれの奥に湯船がある。
くぐって入ると・・・狭!
幅は1.5mで長さは4mくらいかな。

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崖の上から温泉が滝のように流れてきている。
不思議な温泉だ。
水は無色透明で匂いもない。

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ケンゾーとアレックスは地元の子たちに、「この温泉はお腹にいいから飲んだほうがいいよ!」って言われて飲んだんだけど、つぎの日2人そろってお腹を壊してしまった。
飲むのはやめたほうがいいよ。

温泉でポッカポカになっていい気持ちだ。
対岸のアフガンの絶景を眺めながら下っていく。
やっぱりいくら見ても見飽きないなあ。
これでワハーン回廊も見納めだ。

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ルートをどうするか悩んだりもしたけど、ランガルまで行くことにして大正解だった。
イシュコーシムから先、とくにランガル周辺の景色はぜんぜん違う。
より雄大さが増し、世界の果てって感じがする。
もしも時間が許すのなら、ランガルまで足を伸ばすことをすすめます!
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旅人憧れの「ワハーン回廊」がこれだ!

2013.09.03 06:22|タジキスタン☞EDIT
酒が安いからと毎晩ビールを飲んでいる夫をおおめにみている節約妻のイクエです。

未知の国タジキスタン。
『地球の歩き方・中央アジア編』にはたった4ページしかタジキスタンのことは記載されていない。
しかも、旅人を魅了するタジキスタンの2つの名所については触れられていない。
行くのが煩わしい、というのもあるし、情勢が不安定な場所、というのがその理由なのかな。

2つの名所とはパミール高原ワハーン回廊
どちらも大自然が織りなす迫力満点の景観を楽しめるところ。

ほとんどの旅人がタジキスタンからここを通ってキルギスに抜ける(もしくはその逆コース)。

そしてそこには2つのルートがある。

①ホーログから東に向かいパミール高原の端から端を通り抜ける「パミール高原満喫ルート」

②ホーログから南下しワハーン回廊を通ってランガルの先から北上し途中からパミール高原に入る「パミール・ワハーン欲張りルート」


ルート1・2

ドイツ人サイクリスト、ピーターに相談したところ
「チャリダーの間でも意見が分かれる。①のルートを行った人は②のルートも行ってみたかった・・・って思うだろうし、②のルートを選んだら①の景色も見たかった・・・って思う。
旅人を悩ませるけど、でも選ばないといけないからね。」って答えが。

欲張りなイクエとケンゾーにとっては、ルート②のほうが良さそうかな。
だけど、宿で出会った2人の日本人はホーログからパミール高原に入るくらいまでが一番景色が良かったと口を揃えて言っている。
ルート②をとれば、その絶景が見られなくなる。

そして、ルート②には不安なこともあった。
ランガルから北上しパミール高原に入るまでの道が悪路で車がほとんど通らず、車をチャーターするにもかなりお金がかかるらしいということ。

そこで、第3のルートが出てくる。

ルート3

②のルートでランガルまで行って、折り返してホーログに戻り、①のルートを通る「どっちも満喫したいわがままルート」

欲深いイクエとケンゾーにとってはピッタリなルートなんだけど、ビザの期限も迫ってるし、ホーログ 〜 ランガルを往復するならその分お金もかかるし・・・。

とりあえずワハーン回廊の入口である、ここイシュコーシムまで来て、先までいくか早々に引き返すか考えよう、と思っていた。

そんな優柔不断なイクエとケンゾーに、フランス人カップルが話しかけた。

わたしたち、ランガルまで行って途中で2泊か3泊して今度の土曜日のアフガンマーケットにあわせてここに戻ってきたいんだけど、車をチャーターしてシェアしない?」

チャーターすれば好きなところに立ち寄って観光できるし、シェアすると安く済む。
しかも、ワハーン回廊で2泊くらいしたら土曜日のアフガンマーケットも見られるかもしれない。

いつも出会った人に流されて目的地を決めているイクエとケンゾー。
今回もこれを縁だと思い、「どっちも満喫したいわがままルート③」を取ることにした。

いっしょに運命をともにするのは、モヒカンで後ろの髪を3本の三つ編みにし、眉とあごにピアスをしているアレックス(33歳)とボンバーヘアーのパリナ(24歳)。

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みかけはワイルドだけど、ふたりとも穏やかで気配りができて、わたしたちと金銭感覚や旅のリズムが合って、いっしょにいてまったくストレスを感じさせないカップル♡

ちなみにパリナは旅好きでことし日本にも2~3か月滞在し、田舎に無料で寝泊まりさせてもらってそのかわり農業を手伝ったりしていたんだって。
東京や京都、福岡、いろんな場所に行ったらしいんだけど、日本で一番気に入った場所は山口県の萩なんだって!渋い!

パンクなアレックスは、こう見えて実は仕事は農業。
シーズンごとにキャンピングカーでフランス国内を移動しながら、その時期のフルーツの収穫や野菜の栽培をやるという、ケンゾー憧れの生活をしている。

チャーターした車のドライバーとプランを練る。
イシュコーシムからランガルまでの道は、かつて玄奘三蔵やマルコポーロも通ったといわれる由緒ある道でけっこう見どころが多い。

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4人でシェアして往復でひとり90ソモニ(約1890円)。
片道だけ乗っても同じ値段だけど、わたしたちは日帰り往復はしたくなかったのでちょっともったいないけど往復分払って片道だけ乗ることにした。

バックパック4つをルーフに積んで、いざしゅっぱーつ!!

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ワハーン回廊、最初の観光スポットは3世紀から5世紀に造られたといわれる要塞跡のカライ・カハカ遺跡。

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日干しレンガのようなもので造られた要塞の壁は、横に300メートルほど続く。
パリナによれば、ここは要塞だけでなく墳墓でもあるらしい。

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アフガニスタンとの国境の小高い丘にそびえる要塞。
鮮やかな緑の田畑が広がるこのアフガンの光景。

「平和に見えるよね」
「アフガンのイメージが覆されるよねえ」

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途中、ドライバーが突然車をとめて、クラクションを鳴らした。
道路脇に並べられたポリタンク。
畑の向こうからおばちゃんたちが小走りで寄ってきた。

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「何やってんだろう」
車の中から不思議に思って眺める4人。

あ! これ、ガソリン売ってるんだね。
ジャバジャバジャバ~っと給油する。

「ワイルドだろぉ~」
(このネタ健在? 出国前は大フィーバーだったけど・・・。)

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車のガソリンのメーターが壊れてるから満タンになったかわからないけど再び出発 ♪
川向いにはアフガニスタンの集落が続く。
国境沿いだけど緊張した雰囲気はない。
たまーに兵士がいたり、見張り台があるくらい。

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ドゥシャンベを過ぎて、ここに来る間の道もずっとアフガニスタンとの国境の川沿いを進んできた。
だから、「ワハーン回廊ってこれまでの道とどう違うんだろう。わざわざ行く意味あるのかな。」って思っていた。
だけど、やっぱりワハーン回廊はこれまでの景色と違う。
来てよかったって思う!

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何が違うかってうまく言葉では説明できないけど、こんな感じ。

ドゥシャンベ ~ ホーログ 
切り立った岩山 流れが急なセメント色の川「荒々しい」

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ホーログ ~ イシュコーシム 
砂山 緑あふれる集落「豊か」

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イシュコーシム ~ ランガル(ワハーン回廊) 
雪を抱いた山々 幅が広くゆったり流れる川「雄大」

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「回廊」というだけあって、タジク側もアフガン側も高い山脈が続いていて、右を見ても左を見ても壁のようになっている。
両国の山に挟まれた谷底の道を進む。
まさに「回廊」って感じだ。

そんな回廊を進んで次に止まったのは、ヴァンの仏教遺跡。
石を積んで造られた仏塔。

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仏塔の上にはお釈迦様の足形のような窪みがある岩。

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5世紀から6世紀にはここで仏教が盛んだったらしい。
すぐ近くの山肌は、トルコのカッパドキアのような奇妙な形になっている。
そこに洞窟がつくられている。
仏像が置かれていたり、ここで僧たちが修行をしたりしていたのだろう。

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なぜか近くにお墓もあった。
石で造った簡素なもので、かなり古いお墓のようだ。
石の隙間から中をのぞくと・・・。

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そんなちょっと恐い仏教跡の下に広がる畑では、こんなチャーミングなおじいちゃんおばあちゃんカップル。
「お茶飲んで行かない」って誘われたけど、時間がないからご遠慮した。
残念

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途中、ほったて小屋の温泉もあった。
浴室はひとつしかなくて、曜日によって男湯になったり女湯になったり。
小さな湯船に、おじさんひとりが浸かっていた。

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「ワハーン回廊」と言うぐらいだから「ワハーン川」を見てみたい。
実はタジクとアフガンの間を流れる川はワハーン川ではなくてパンジ川。
ワハーン川はアフガンに流れている川で、ランガルまで行けばパンジ川と合流するワハーン川を見ることができる。

川の合流地点の丘に登ると、雄大なワハーン川が見えた!

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アフガン側から冷たい雪解け水を運んでいる。
この川の水はセメント色なんかじゃなくて、少し青みがかっている。

ワハーン川を前に4人のテンションがあがる

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目的地のランガルに到着。
ここにも、隠れた見所がある。
アフガンを見下ろす山に散在する岩。
そこには古代に描かれた岩絵があるんだって。

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「こっちかな」
「いや、あっちだよ」
4人で山登り。

途中、こんなかわいい子どもを発見。
男の子が持ってる手作りのおもちゃに注目!
くるくるハンドルを回しながら、車輪を動かしていたよ。

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山の表面はつるんとした岩肌。
滑らないようにゆっくりと歩く。
振り返れば、国境を流れる幾筋もの青い水色の川。

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足元のつるんとした岩肌には動物をモチーフにした岩絵。
古いもので青銅器時代のものなんだって。

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その数5878。
残念ながら最近描かれた落書きも多い。
「これは古いやつじゃない?」って4人で探しまわった。

見どころ満載のワハーン回廊。
その中でも一番の場所はビビ・ファティマ温泉
国境に面した山の上にある秘湯。

この秘湯については・・・

あしたお届けします。
さあ、どんな秘湯かな?
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ドライバーにブチ切れ 胸ぐらを掴む嫁

2013.09.02 06:17|タジキスタン☞EDIT
毎晩超本格的でおいしいシェア飯を腹いっぱい食べているケンゾーです。
F氏が作る料理はクオリティが高い!
いつもありがとうございます!

パミール高原とワハーン回廊の拠点となっているホーログ。
ここからパミールに行くなら東へ、ワハーンに行くなら南へとルートを選択しないといけない。
ケンゾーとイクエが下した結論は・・・南下!
川越しではあるけれど、アフガニスタンにはなんだか心惹きつけるものがあるんだよ。

パミール・ワハーン

きょうはガルム・チャシュマという小さな村を目指す。
パミールロッジで出会った日本人 I 君も一緒に行くことになり、3人で車を見つけることに。

ガルムチャシュマ

ワハーン方面の乗合いワゴンはバザール裏の橋を渡ったところに集まっている。

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調子の良さそうなドライバーの言い値は1人30ソモニ(約630円)。
でもほかの人のブログでは20ソモニだった。
交渉して25ソモニにはなったけど、現地人はいくらで乗ってるんだろう?

車は軽ワゴンくらいの大きさで荷物を載せるスペースはあまりない。
でも当然現地人の荷物は多いし、ケンゾーたちのバックパックもある。
ルーフキャリアも無いし、人が乗るスペースを潰すのかなあと思ってたら、なんとルーフの上に直に荷物を載っけはじめた。
道はガッタガタで揺れまくるけど大丈夫かな?

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きょうも対岸のアフガンを眺めながらの移動。
この数日車窓からの景色に劇的な変化はなく、毎日同じような眺めなんだけど見飽きないんだなあ。
きょうは釣りをしているアフガン人を発見!
釣り竿はただの木の枝のようだ。

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釣った魚は焼くのかな?煮るのかな?
そんなたわいのない事を考えながら車に揺られていると・・・
ガンッ!
と変な音がして急ブレーキ。
ドライバーの兄ちゃんが外に出る。
パンクかな?
音がした後輪を見ると、サスペンションが折れていた。

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こりゃ素人目にも走行不能だと分かる。
はあ、ついてないなあ。
緊急事態なのにドライバーはニヤニヤ笑ってごまかしている。
なんかイヤな感じだ。
で、どうすんの?!今後の事をちゃんと説明しなよ!

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ドライバーが代わりの車を呼んだのでしばらく待つことに。
なかなか車は来ない。
「いつ来るの?」と聞くと「あと2分、長くても5分」ってそればっかり繰り返す。

今がチャンスだ、同乗してるおばちゃん達に値段を聞いたら20ソモニだった。
やっぱりこのドライバーぼってたか。

1時間待ってやっと代わりの車が来た、と思ったら小っちゃ!ボロッ!
大人7人と子ども2人乗ってたんだよ、どうやっても無理だよ。
よりによってなんでこの車?

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どうもこの車でピストンするようだ。
まさか、また壊れるんじゃないの?

ここからガルム・チャシュマまではたぶん30分くらい。
まずはケンゾーたちとおばちゃん1人が先発することに。
運転はこの車の持ち主じゃなくて、ケンゾーたちのドライバーがするみたいだ。
オンボロ車がスゴい音を響かせながら山道を登っていく。

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悲鳴をあげながらノロノロと車は走っていく。
ん?走る?どんどんスピードが落ちてきて歩いてるみたいだけど。
グオングオン・・グオン・・・プスン!
とうとう止まってしまった。

ボンネットを開けるとエンジンから白い煙がでている。
川から水を汲んできてラジエーターにかけるドライバー。
オーバーヒートやね、はい終了。

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やけん、なんでこんなボロ車が代車なん?
またまた代わりの車が来るそうだ。
なぜだか少し上のほうまで荷物を持って歩かされることに。
それにしてもドライバーの兄ちゃんはまったく悪びれる素振りがない。
ケンゾーとイクエのストレスはMAXに。
そりゃおばちゃんもうなだれるよ。

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2台目の代車は新しそうで大丈夫そうだ。
ま、もう村は目の前だしね。

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ここで事件が発生。
ここから村まではこの車の持ち主が運転するみたい。
ということでドライバーがここで金を払うように言ってきた。
払うのは問題ないんだけど、むかつくことにこのドライバー、1人25ソモニでお互い納得したはずなのに30ソモニ払えとか言ってきた!!
はあ?ふざけんなよお前!!
2回も車を乗り換えるハメになってかなり時間をロスしてんのに、安くするならまだしも高くするってどういうことや!!

これで完全に頭にきた。
適正価格の20ソモニから迷惑料5ソモニを引いた15ソモニだけを渡して車に乗る。
そしたらブチ切れるドライバー。
ここからしばらく怒鳴り合いがはじまる。

いいかげん面倒だし、時間がもったいないので20ソモニでケリをつけることに。
金を払って、無駄な時間と労力を使うはめになったなあとため息をついていたら、君と話していたこのドライバーが「お前の連れは頭おかしいのか?」っていう感じでケンゾーたちを見ながら頭の横で指をクルクル回しやがった!
車から同時に飛び出すケンゾーとイクエ。
完全にブチ切れた。
ドライバーの胸ぐらを掴もうとしたら、イクエのほうが早かった!!
このあとは・・・いいかげん書いてるほうも読むほうも不愉快になるだけなので割愛。
あ、手は出してないし出されてもないです。

ケンゾーが車を飛び出した瞬間に、イクエは「これは殴り合いになる」と察してケンゾーより先にと、ドライバーの胸ぐらを掴んだそうだ。
さすがに女性には手を出すわけにはいかないだろう。
ケンゾーもイクエを押しのけてまで手を出すことはない。
とっさのイクエのファインプレーかな。

「せめてTシャツ破ってやればよかったのに」って言うと
「できんかった。でもけっこうヨレヨレになっとったよ」だって。

最終的に1人20ソモニ払ってこのドライバーとは決別。
けっきょく適正価格だけどかなり損した気分だ。

イヤなことはキレイさっぱり水に流すことにしよう!
そう、ここガルム・チャシュマに来た目的は・・・

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この白い鍾乳石のようなもの、な〜んでしょ?
こたえは、これ!

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そう、ガルム・チャシュマには温泉があるんだなあ。
海外にありがちな水着着用なんてショボいやつじゃなくて裸!
乳白色で硫黄の匂いがテンションをあげる。

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温度がちょっと高めだけど気持ちいい!
湯船の下にはどろっとした白いかたまりが沈んでいる。
顔や体に塗って泥パックしている人もいる。

この露天風呂はひとつだけ。
時間帯で男湯、女湯にわけている。
ケンゾーは無料で入れたけど、イクエは3ソモニ請求された。
火傷や皮膚の病気に効くらしく、湯治目的で長期間滞在している人も多い。
イクエが入ったときは40人くらいおばちゃんたちが入っていて、そのうち1割くらいは皮膚に大きな火傷の跡がある人たちだったらしい。

ちなみにイクエ以外の人たちは全員あそこの毛を全部剃りあげていてツルツルだったから、逆にイクエがめちゃくちゃ恥ずかしい思いをしたのだそう。
こちらでは女性に限らず男性陣も下の毛を剃る人もいる。
こんなところにも文化の違いがあるんだね。

せっかくなので温泉の目の前のホテルに泊まった。
1人30ソモニ。

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つぎの日、朝風呂を堪能し、さらに南下をしていく。
目指すはイシュコーシム。
ケンゾーとイクエの間で、『いったいワハン回廊ってどこなんだ?』っていう疑問があるんだけど、広い意味で言うとこのイシュコーシムからワハーン回廊がはじまる(と思う)。

イシュコーシム

朝風呂を入った後に車探し。
泊まった宿にお願いすると、日本車ゲット!しかも新しい!
イシュコーシムまで1人25ソモニ。

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きょうもアフガンを眺めながらのドライブ。
これまでは岩肌がゴツゴツした荒々しい山が多かったけど、なんだか緑が増えて柔らかい感じになってきた。
もしかして、読者のみなさん飽きてきた?

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きょうのドライバーは税関職員なんだって。
仕事場はイシュコーシムにあるタジクーアフガンの国境。
そんな話をしていたら見えてきた!
ここがイシュコーシムの国境。

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この国境には『アフガンマーケット』が併設されている。
これは毎週土曜日にタジクーアフガン間の中州で開かれている市場。
今の期間はラマダン(断食月)で1ヶ月以上マーケットは開催されていないようだけれど、この職員が出勤するということはそろそろ再開されるということなんだろうか。

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きょうは故障することもなく、スムーズにイシュコーシムに着いた。
あたり前のことが素直にうれしい。

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イシュコーシムにはゲストハウスが1軒ある。
「HANIS GUESTHOUSE」。

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パッと見、殺風景な外観だけれど部屋はなかなかきれいだ。
そして値段もなかなかのものだ。
1泊2食付きで16ドル。
2人で32ドルは無理だ。
ホームステイでも探そうと帰ろうとすると
「ちょっと待って。別の安い部屋を用意するから」と止められた。
あるんじゃん、安い部屋 ♪
案内されたところは・・・

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みんながお茶を飲むベランダ!
部屋じゃないし。
でもここだと5ドルでいいって。
もちろん泊まらせていただきます。
まだそんなに寒い季節じゃないしぜんぜん問題ない。
(と思ったら夜はかなり寒くてセーターやダウンまで着込んで寝るはめになった)

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ちなみに外でテント泊だと2ドルでいいそうだ。
ただしテント泊だとシャワーが1回1ドルかかる。

さあ、明日からいよいよワハーン回廊だ。
タジキスタンの旅のハイライトだな。
どんな景色、どんな出会いが待ってるかな。
楽しみだ!
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チャリダーにエールを!!

2013.09.01 05:31|タジキスタン☞EDIT
中国人と勘違いされ「ニーハオ!」と言われて「イエス♡ ニホン!」と答える夫をもつイクエです。
これ、ほぼ毎日のやりとり。
「ニホンじゃなくてニーハオって言ってるんだよ!『ジャパン』でさえ通じず『ヤポン』って言わないと分かってくれないのに『日本』って知ってるわけじゃないじゃん。」と指摘すると「あ、そう?」って気づくんだけど、すぐに忘れるようで「イエス、ニホン!」ってきょうもまた言ってました。

きょうはいよいよカライフムの街から、パミール高原やワハーン回廊への起点となるホーログの街へ移動する日。

でこぼこ道を10時間弱、車で走ることになる。

ホーログ地図

同じ宿に泊まっていたスイス人の女の子から「いっしょにホーログまで移動しない?」って誘われた。
彼女の名前はマリア・テレジア
高貴な名前!

実は彼女、自転車で旅をしている。
だけど、体調を崩していてカライフムからホーログまでを車で移動したいのだそう。
お腹の調子も悪く、確かに女の子1人で自転車で移動するのは危ない。

車での移動はもちろん愛車の自転車ごと載せて。

イクエとケンゾーのバックパック、そして彼女のバッグと自転車。
これを積める車は8人乗りの大型のジープか、ルーフキャリアがついている車。
地元の人たちと相乗りすればホーログまでひとり150ソモニ。

そしたらやる気マンマンのきのうのドライバーのおっちゃんが登場。
おっちゃんのトヨタの車は小さいからこっちとしては却下なんだけど、「大丈夫!大丈夫!」と宿のおにいちゃんもおっちゃんの味方をして荷物を車に載せはじめる。

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荷物はわたしたちのだけではなくて、ホーログのレストランが配達を頼んでいる野菜や果物まである。
どうやって全部載せるの?

宿のおにいちゃんと試行錯誤しながら、ようやく全部を載せることができた。
ぎゅうぎゅう詰め!

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さあ、このどこに自転車があるでしょう?

ここで〜す!!

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でも、人が乗る場所がない。
おっちゃんは「ほら、ここにふたり座ればいいでしょ」というふうに後部座席の1人分のスペースを指した。

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運賃はひとり150ソモニ、マリアは自転車スペースもあるから300ソモニ。
ほかの相乗りの大型の車だと人数が集まるまで待たないといけないし、おっちゃんの車は小さい分乗車人数4人(自転車いれたら3人)だからすぐに出発できる。
っていう利点はあるんだけど、でもねえ。
おとといからおっちゃんに振り回されてるからスムーズに行けるか不安なんだよね。

そんな不安とは裏腹に車はすぐに出発した。
お、きょうはいいんじゃない?

でもこれ、方向違うよねえ。
どこ行くの?

おっちゃんは、「朝ごはんを食べる」ってジェスチャーで伝えた。
「わたしたちはもう朝ごはんは宿で食べてるからいらない」って言ったら、おっちゃん、「自分がお腹空いた」だって!

はああ、しょうがないねえ。
じゃあ、ちょっとだけね。

でも、おっちゃんが行ったのはレストランじゃなかった。

結婚式会場!
生演奏やビデオの撮影隊も入ってけっこう大掛かり。
お客さんたちはとくに正装をしているわけではなく、だれでも自由に出入りしてご飯を食べていいというスタイル。

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こんな大きなパン、食べられないし!

おっちゃんちは、この近所なんだって。
あれ? おとといは「イシュコーシム」に家があるって言ってたような・・・。
意思の疎通って難しい。

おっちゃんは孫を隣に座らせて上機嫌。

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奥でせっせと食事の準備をしているのは、近所の男性陣。
イスラムの国だけど、男性陣がエプロンをつけて野菜を切ったり茹でたり。

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ドライバーのおっちゃんも、朝方まで手伝ってほとんど寝てないんだって。
げげ!!
大丈夫? きょう10時間近くぶっ続けで運転することになるけど・・・。

会場には近所の子どもたちも大集合。
わたしたちをかわいい笑顔で見送ってくれる。

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さて、やっと出発。
明るいうちにホーログまでたどり着けるかな。
おっちゃん、寝不足だけどがんばって!!

ホーログまでの道はずっと川沿いを走る。
きょうもアフガニスタンを眺めながら。

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この建物は、病院なんだって。
近くには学校もあった。

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ブルカを被っている女性の姿も。
タジキスタンではこんな女性はいないけれど、川を挟んだだけで女性の置かれている環境はこんなにも違うんだ。

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でも、子どもたちはのびのびと川遊び。

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車の窓から身を乗り出して「お〜い」と手を振ると、あっちも振ってくれる。
それだけで、アフガン人と交流できたようでとてもうれしくなる。

昔ながらの素朴な生活は、とても平和で、眺めているだけで幸せな気持ちになる。
戦場のアフガニスタン、混沌のアフガニスタン、不毛の大地のアフガニスタン。
ことごとくイメージが覆される。

こちら側とあちら側をつなぐ橋。
橋の上を、ひっきりなしに人が歩いている。

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島国の日本では隣の国が肉眼では見えない。
こんなふうに普通にお互いの生活を垣間見られるというのはわたしたちにはとても新鮮に感じられる。

人工的に引かれた国境。
「国境」ってなんなんだろう。

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これまでテレビで見てきたアフガニスタンの戦場。

いま、目の前に広がるアフガニスタンの日常。
それは何時間見ていても飽きない。

だけどドライバーのおっちゃん。
朝まで結婚式の料理を作ってたからほとんど寝てなくてかなり眠そう。
道路脇に山水が流れてる場所があるたびに、車を数分だけ止めて顔を洗って目を覚まそうとしている。

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おっちゃんの水浴びは外だけじゃない。
車を運転していたら、バッシャー!!
突然ペットボトルに入れた水を頭からかぶった。

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アフガニスタンに面したタジキスタン。
けっして有名な観光地があるわけでもないけれど、旅人を魅了するものがある。
それは、迫力ある自然。
ワハーン回廊パミール高原

とくに自転車で旅している人たちにとっては憧れの地なのだ。
体で大自然の過酷さ、そして美しさを感じたい。

実際、タジキスタンで出会う旅人の7割はサイクリスト。

イクエとケンゾーは、辛いのにあえて自転車で旅する人の気持ちはわからない。
だけど、マリアやほかのサイクリストと出会い、じゃり道、とうげ道を必死にこいで前へと進むサイクリストたちを見ていたら、自然と彼らを応援するようになった。

車で彼らの脇を通り過ぎるたびに「がんばれ!がんばれ!」と口に出すようになった。

マリアが「あ!! ちょっと車止めて!」と言った。
これまでの旅の途中で出会っていたサイクリストたちと感動の再会。

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車がサイクリストを追い抜くたびに、マリアがサイクリストを確認し車を止める。
コーラを差し入れしたり、抱擁したり、握手して応援したり。

サイクリストたちは自分と闘っている。

そして、ドライバーのおっちゃんも自分と闘っている。

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あまりにも眠そうなので「30分仮眠しよう!」と言うんだけど「大丈夫」って言い張るおっちゃん。
お願いだから、寝てほしい。
居眠り運転で、国境の川に転落してしまうよ。

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「昼ごはん食べたい!」
「わたしたちが昼寝したい!」

おっちゃんを説得して、道端の食堂でしばらく寝かせた。

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気づいたらわたしたち3人が1時間くらい寝てしまって、おっちゃんはひとりで近くの水場に水浴びに行っていた。

平和なアフガンを見ながら、美しい村々を通りながら、おっちゃんが居眠りしないか監視しながら、車はホーログへと近づいていく。

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そして夕方にホーログへ到着。
ここにはパミールロッジという居心地のいい宿がある。

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そしてここでイクエとケンゾーも感動の再会をした。
アゼルバイジャンのバクーで宿がいっしょだったドイツ人サイクリストのピーター。
イクエとケンゾーが定員オーバーで乗車拒否されたフェリーに乗って一足先にカザフスタン入りしたのだった。
わたしたちがフェリーに乗れないことを残念がり、一番心配してくれていた。

「おお〜、無事フェリーに乗れたんだね!」
「ピーターもここまでたどり着いてたんだ!」

そしてなんとピーターは、前の訪問国ウズベキスタンでマリアと出会っていてウズベキスタンをいっしょにまわり別れていた。
だからピーターとマリアも感動の再会♡

イクエとケンゾーは自転車旅をあえてしたいとは思わない。

だけど自転車旅にはきっと魅力がいっぱいだってことは理解できる。

道行く人に差し入れをもらったり、民家の庭にテントをはらせてもらったり、もうくじけそうになって「あの坂道をのぼったらもうやめよう」って思いながらのぼりきった先に絶景が待っていたり。

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イクエとケンゾーも「私たちらしい、すてきな旅をしている」って自負がある。
だけど、自転車旅の人にはかなわないなって思う。

孤独と闘い、感動を手に入れているサイクリストたちはすごい。

がんばれ!
ガンバレ!!
頑張れ!!!

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