Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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「さすらい」のあの人に会うために!

2013.07.31 05:34|ジョージア☞EDIT
日本ではもう学校は夏休み?
春、夏、秋、冬と季節が4つもあるって、日本はいい国だなあと再認識しているケンゾーです。

今日はここアルメニア・エレバンからグルジア・トビリシ、さらにアゼルバイジャン・バクーへと弾丸移動する日。
アルメニアから直接アゼルバイジャンへ入国できればいいんだけど、両国の仲が悪いのでグルジアを経由しないといけない。

バクー移動

トビリシまではマルシュルートカ(乗合いワゴン)だ。
バスでキリキアバスターミナルへ。
ワゴンはすぐに見つかったけど、まだ10席以上空きがある。
こりゃいつ出発できるか分からんねえ。

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アゼルバイジャンへの寝台列車の時間もあるし、ほかにもひとつ気がかりがあるので1分でも早く出発したい。
けっきょく1時間後に出発。
まあ早かったほう、かな。

車は高原地帯を走っていく。
色鮮やかな野の花々が草原を彩る。
アルメニアは自然が豊かでいい国だったなあ。

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とにかくすこしでも早くトビリシに着きたいんだけど、ケンゾーの焦りをよそにのんびりムードでマルシュは走る。
とつぜん車屋に横付けしタイヤを外しはじめた。
「うわー、故障かよ?!」と思ったら、ブレーキパッドの交換だった。
なんで今日?タイミングが悪いよ。

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昼に休憩で止まったときには、KYなおっちゃんおばちゃんグループが持ってきていた食材を広げてのんきにランチを食べはじめた。
ほかの乗客も「あいつら何やってんだよ!どんだけ待たせんだよ!」って感じでイライラ イライラ。
もちろんケンゾーとイクエもイライラMAX。

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どこの国でもおばちゃんは手強いんだよねえ。
つのるイライラをかわいいワンコで中和する。

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再び走り出したマルシュはアルメニア ー グルジアの国境へ到着。
車から降りて歩いてイミグレーションへ。

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さようならアルメニア!
いつかまた来ることがあるかなあ。

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アルメニアを出国してグルジアのイミグレまでてくてく歩く。
アルメニアとグルジアは川で隔てられてるんだね。

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帰ってきたよグルジア。
この国境には立派な免税店があった。

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そんなこんなでトビリシ駅にたどり着いたのが15時、バクー行きの列車の出発1時間半前。
けっこうギリギリだよ!
あーもう時間があんまりないよ。
列車の時間もそうだけど、なんでこんなに焦っていたかというと・・・。
この人と会うことにしていたから!

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OGGY!
同じく世界一周中でブロガーのOGGYくんでーす!
(ブログはこちら!さすらい さまよい さがしもの

OGGYとはやっと会えたんだよね。
この日をどんだけ待ちこがれていたか。
まったく接点がなかった3人だけれど、OGGYがインド・マドゥライの旅行会社で騙し取られた金をケンゾーとイクエが取り戻したことがきっかけで連絡を取り合うことに。
なかなか落ち合うことができずにいたんだけど、やっとこの日に会うことができた。

わずか1時間しか話せなかったけど楽しかったな。
取り返したOGGYのお金をずっと返したかった。
OGGYは「いらない。いらない。ふたりで使ってくれたほうがうれしい。」って何度も言ってくれた。
とりあえず、残っていたグルジアのお金をOGGYに渡す。
今度会ったときは、おいしいものをおごらせてね!!
ゆっくり話そうね!!

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バクーまでいくケンゾーたちを見送りにホームまでついて来てくれたOGGY。
ホームに着くなり物乞いの女性に捕まってたOGGY。
人の良さが顔から発散されてるもんね。
そりゃ物乞いもケンゾーやイクエじゃなくてOGGYのほうにいくよ。

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サービス精神旺盛なOGGY。
頼まなくても変顔を全力でしてくれる。
車掌のおばちゃんがめっちゃ見下した目で見てるけど関係ない ♪

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OGGY今度はゆっくり話そうね。
アフリカいっしょに旅しよう!
またね!

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ということで、念願のOGGYとのファーストコンタクトがかなったケンゾーとイクエ。
ベタなドラマのように列車を追いかけるOGGYの姿を車窓から見つつ、コーカサス最後の国アゼルバイジャンへと向かったのでした。

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いろいろあるけど、旅を楽しみ倒そう!
またねOGGY!
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旅したアルメニア こんな国

2013.07.30 05:38|コーカサス☞EDIT
アルメニアには6/29~7/4まで5泊6日滞在しました。
コーカサス地方2か国目のアルメニア。
短い滞在だったけれど、素朴で優しいアルメニア人との出会いに恵まれました。
そんなアルメニアの旅を振り返ります。


◇旅の費用「いくら?」

アルメニアでいくら使ったのか発表します。
 
交通費           22,900ドラム
外食費            9,970ドラム
その他のフード・ドリンク   8,220ドラム
宿泊費           11,000ドラム
観光費              0ドラム
雑費             9,000ドラム

合計  61,090ドラム(1ドラム=約0.24円)
約2,444円/1日2人で

宿代も安いし毎日ほぼ自炊、遠出もしなかったのでグルジアよりも安く済んだ。
外食費も高くないので食材を買って1人分を自炊するよりも、外食にしたほうが安上がりかも。


◇移動手段はこうでした

エレバン市内はマルシュルートカ(乗合いワゴン)かメトロ。
両方とも1回100ドラム(約24円)。
エレバンのマルシュは車が小さくて、朝夕はぎゅうぎゅう詰めになる。
屋根が低くて立ち乗りになると体勢がキツい。
しかもエアコン無し、窓が開かない席もあるのでかなり暑い。

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郊外へはバスターミナルまで行って、そこから長距離用のマルシュやバスに乗る。
運賃は1、2時間の距離で1000ドラム越えることもある。

アルメニアはヒッチハイクが成功しやすいので、交通の便が悪いところではヒッチハイクをした。
ヒッチハイクをしたおかげでたくさんの出会いに恵まれた。

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◇こんなお宿に泊まりました

お世話になった宿は1か所。
リダの家。
リダばあちゃんの家の空いているスペースに寝かせてもらう。
運が良ければベッドで寝られるが客が多いときはソファや床の布団の上、庭ってこともある。
どこに寝ようと1泊1000ドラム(約240円)。
バスルームはないので、近くのシャワー屋さんで500ドラムでシャワーを浴びる。
台所で自炊可能。使った場合はチップを払ってあげて。

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◇「ハモヴ!」これが一番うまかった

ケンゾー 「チェリー」

田舎を歩いているとそこかしこにチェリーが実っている。
チェリーを収穫していたおじさんが「はい、手を出して」って言って、手に山盛りのチェリーを持たせてくれた。
山から流れてくる雪解け水で洗って食べたチェリーは、甘酸っぱくておいしかった。
子どものころは春につくしを取ったり、秋には柿を採ったり栗を拾ったりしてたなあ。
季節の移り変わりを肌で感じて、味覚でも楽しめるっていいよね。

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イクエ 「ポークリブ」

近くのレストランで食べた豚肉料理。
日本人は豚肉大好きなのに、海外では食べられる機会が少ない。
とくにイスラム圏だと。
お値段は2200ドラム(約520円)でけっして安くはなかったけど、程よい脂身で焼き具合もちょうど良くて柔らか。
値段に文句はない。
味付けは塩こしょうでシンプルだけど、ちょっと燻製っぽくっておいしかった。

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◇おすすめ!!一番良かった場所

ケンゾー 「ゲガルド修道院」

なんといってもロケーションが素晴らしい。
山の中腹にこれまた周囲をぐるっと山々に囲まれひっそりと建っている。
人里離れたこんなところに、よく建てたなあと思う。
「修道士たちは俗世間から隔絶されたこの場所で、ストイックに修行に励んでいたいたんだなあ」など、想像が膨らんでいく。
華美な装飾などはないけれど重厚感が漂っている。

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イクエ 「リダの家」

やっぱりこの場所あってのアルメニアだったなあ。
寝床はソファーや固い布団だし、エアコンもないし、Wi-Fiなんてないんだけど居心地がいいんだよね。
しかもソファーや布団に寝る場合は日中は片付けないといけないので、リダの家族が起きるのにあわせて起きないといけないし、ベッドの上でぐーたら、なんてできない。
唯一ゆっくりできる場所は庭の椅子なんだけど、ここもリダの家族や友だちが来たらあけないといけない。
でも、リラックスしてリダの家に長居しちゃう旅人は多い。
沈没なんだけど、けっこうみんな早起きするし、Wi-Fiもないから日中外に出て行ったりして、けっこう健康的な沈没生活。
客扱いされないからこそ、落ち着くのかもしれない。

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◇ふらり ゆるり アルメニアの感想は?

ケンゾー
首都のエレバンと近郊にしか行けなかったんだけど、地元の人と触れ合ったり、いい出会いに恵まれたので良かった。
でもそれはたまたま恵まれたんじゃなくて、そういう国なんじゃないかな。
アルメニア人はとてもフレンドリーでもてなしの精神にあふてれいる。
短期の旅行で訪れてもきっと素敵な出会いがあると思う。
見どころは少ないけど、心がほっこりして幸せな気持ちになる毎日だった。

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イクエ
お隣のグルジアと同じような国かなと思ってたんだけど、けっこう国民性が違うなって感じた。
グルジアは車は歩行者無視で「どけどけ~」って走ってるんだけど、アルメニアは道を渡っていると車が「お先にどうぞ」って止まってくれる。
そして、お店のおばちゃんたちもグルジアよりも愛想が良くて物腰やわらか。
グルジアよりもアルメニアのほうが外国人が珍しいのか「いっしょに写真を撮って~」って言われることが多い。
グルジアもゆったりできる国だけど、アルメニアはもっとゆる~い感じ。
正直、観光すべきところは少ないから短期旅行者には強くお勧めはできないけど、長期旅行者にはかなりオススメです。
ここでゆっくりしこれまでの旅の疲れを癒すも良し、現地人との交流を楽しむも良し。
こころが優しくなれる国です。
本当はゴリスとかもっと田舎のほうにも遠出したかったな。
何もない国だけど2週間くらいはアルメニアにあてても良かったかも。

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たくさんの親切 いつか日本でこの恩を

2013.07.29 05:52|アルメニア☞EDIT
リアルタイムではこの時期がもっとも暑いといわれるシルクロードの中央アジアにいて、汗ダラダラの環境にいますが「サウナで汗をかいて健康的になっているのといっしょ」と自分に言い聞かせて不快感を払拭しようと努めているイクエです。

旅行者の少ないアルメニア。
英語も通じない場合が多いけれど、アルメニアの人たちはとても穏やかで優しくて、そして旅人をもてなしてくれる。

郊外の世界遺産ゲガルド修道院に行った日のこと。
この日は、たくさんの優しさを受けた日だった。

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ゲガルド修道院を目指し、朝からマルシュルートカに乗る。
だけど、山間にひっそりとたたずむ修道院。
そこまで行くマルシュはなくて、途中のゴクトという村が終点。
そこから修道院までは歩いていかないといけない。

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朝から何も食べていない。
ゴクト村の食堂で食べればいいかって思ってたけど、想像してたよりずっと田舎。
食堂なんてなく、品揃えが少ない小さな商店がぽつんとあっただけ。
とりあえず、ごはんのことは考えないようにして進むことにした。

暑いなあ。
お腹減ったなあ。
体力もつかなあ。

道路脇では、太陽の光をキラキラ受けて真っ赤に実ったサクランボ。
さんさんと照りつける日差しのもと、おじいさんが収穫をしていた。

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目が合ってニコリ。
何か尋ねられるけど、言葉がわからない。

こういうときは、とりあえず聞かれていそうなことを単語でこたえる。
「日本人なの。
 旅行してるんだよ。
 いまからゲガルドに行ってくる。」

するとおじいさん、「手を出しなさい」みたいなことを言う。

手を前に差し出すと・・・

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こぼれるほどのたくさんのサクランボ。
手から落ちそうになりあわてて持っていた袋に入れたら、さらにサクランボを継ぎ足してくれる。

「そこで洗って食べるんだよ」
道に沿って灌漑用の溝がまっすぐ伸びていて、透き通る水が流れている。
そこでゆすいで、口に入れる。

甘さのなかにほのかな酸っぱさ。
今が食べごろ。

おいしい!

「ありがとう!!」

おじいさんは何かつぶやいて、サクランボでいっぱいになったバケツをもってスタスタと家のほうに歩いていった。

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いただいた残りのサクランボを洗って再び歩き出そうとしていたら、おじいさんが戻ってきた。

もう一度、手に何かをのせてくれた。

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桃!

てっきりサクランボの収穫が終わって家に帰ったのかと思っていたけど、わざわざこれを取りにいってくれたんだー。
日本の桃と香りはいっしょだけど酸味が強い。
皮が柔らかくて皮ごと食べられる。

旬のフルーツでエネルギー補給できたぞ!
よおし! もうちょっとがんばって歩こう ♪

500メートルほど歩いたところで、道の向かい側に立っていたおばさんに話しかけられた。
何て言っているかわからないけど、また推測して答えてみる。

「日本人でツーリストなの。
 エレバンからマルシュでここまで来て、歩いてゲガルドまで行くんだよ。」

おばさんの顔がぱっと明るくなり「ヤパン!? ツーリスト!? カフェ、カフェ?」。
おばさんが手でコーヒーを飲むしぐさを繰り返した。
これはもしかしてお茶のお誘いを受けているのかな。
よくわからないけど「うん」ってうなずき、おばさんに連れられすぐそばの民家へ。

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どうやらここはおばさんの家。
中庭に出されたベッドの上で横になっているだんなさん。
おばさんに話しかけられてわたしたちの顔を見たとたん、驚くとともにぱっと跳ね起きて優しい笑顔になった。

「ここに座りなさい」。

急に訪ねてきた日本人を不審に思わずに、こうやって笑顔で迎え入れてくれるなんて。

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おばさんがトマト、きゅうり、パプリカ、チーズを持ってきてナイフで切りはじめた。
チーズは飼っている牛(ヤギかも)のお乳を自分で搾って作ったんだって。

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クレープのようなものに、野菜やチーズを並べて巻いて食べる。
おじさんがお手本を見せてくれる。

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テーブルに塩も出してくれたけど、チーズが塩辛いので何もつけなくてもおいしい。
一本作って食べ終わるとおじさんが「もっと食べろ、もっと食べろ」と言う。
なので、何本も食べる。
「クレープも1枚じゃなくて2枚重ねて巻きなさい」
具もちょっとしか入れないと「もっと入れないとダメだ」って勧めてくる。
たくさん具を並べて上手に巻くことができると、おじさんはとても嬉しそうな顔をしてほめてくれる。
「もうお腹いっぱい。じゅうぶんです。」
すると、おじさんはきっと冗談だと思うんだけど大真面目な顔で机をどんどん叩きながら「ダメ!もっともっと、もっと食べなさい!!」
お腹ぱんぱんだけど、よし、もう一本いただこう。

おじさんとおばさんには子どもがいるんだけど、みんな独り立ちして今は大きなこの家に2人暮らし。

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庭には畑や果樹園があってにわとりが元気に走り回っている。
手入れされた真っ赤なバラがとってもきれいに咲き誇っている。

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おじさん、おばさん。
こんなにもてなしてくれてほんとうにありがとう!!
おじゃましましたー!

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日本だと人を家に招くってけっこうハードルが高くて、部屋を掃除しないとダメだとか手のこんだ料理や気のきいたものでもてなさないといけないなんて思ってしまう。
だから「いま、部屋片付いてないからな」「家に何もないからな」って思って突然人を家に呼ぶのに躊躇してしまう。
だけど、たとえ家が片付いてなくても普段食べてるものしか冷蔵庫になくても、呼ばれるほうからしたらそんなのどうでもよくて、ただ招いてもらうだけでうれしいものだ。
だから「体裁なんて気にせずこころよく人を家に呼ぶ文化っていいね」ってケンゾーに言った。
そしたらケンゾーは「でも、日本でも田舎だとそうだよ。『うちで休憩していきなさい。ほら、この漬け物食べなさい。さあ、お茶飲んで。このミカン食べて。』なんて言われるもん。」だって。
たしかにねー。
日本に帰ったら、人をこころよく招くことができるようになりたいな。
「カフェで待ち合わせ?だったらうちに来なよ。コーヒーくらいは出せるから。
 なんなら夕食もうちで食べていけば?たいしたものはないけど。」

そんなおばちゃんを目指したい。

しばらく歩くと、道が枝分かれしていた。
ちょうど分岐点に大きな木があっておばちゃんたちがサクランボを売っている。

「ねえ、どっちがゲガルド?」
「右だよ、右。
 それよりさ、そのカメラでわたしの写真を撮ってよ。」

おばちゃんにカメラを向けると、なぜか爆笑して「やっぱり恥ずかしいわ」って顔を抑えた。
左のおばちゃんが一番「撮って」って言ってたのに、一番恥ずかしがってなんかかわいい♡

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左のおばちゃんが「わたしはいいから、あの人を撮りなさい」って急に歩いて現れたおじさんを指差して爆笑している。

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言われたおじさんは、笑いながらもポーズを決めてくれた。
それを見て、またおばちゃんたちが大爆笑。

アルメニアの田舎っていいなあ。
みんな気さくで優しくて明るい。
『地球の歩き方』には、ゲガルド修道院は不便な場所にあるから旅行会社でツアーを組んでもらって来たほうがいいって書いてあったけど、自力で来て良かったな。

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とはいっても、やっぱり歩くのはかなり時間がかかる。
この辺でヒッチハイクでもしてみようか。

ヒッチハイクってなんか恥ずかしいというか、気が引けるというか。
なんでだろう。
なんて厚かましいんだろうって自分で思っちゃうのかもしれないし、親指を立てるポーズが日本人のわたしにはこっぱずかしく感じてしまうからかもしれない。

低い位置で控えめに親指を立てる。
それでも3台目くらいで車がとまってくれた。
乗っていたのはアルメニアのエレバンで暮らしているイキットと、グルジアのバトゥミから旅行に来ていたエドワール。
ふたりはいとこ同士で、イキットがエドワールを車で案内しているところだった。

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ふたりもゲガルド修道院に行くところだったので、最後まで乗せてもらうことに。
ありがたーい。

車に乗って2キロほど進むと急に景色が変わった。
断崖絶壁と緑が織りなす壮大な眺め。
そして、車道は崖が重なり合う場所で行き止まりになっていて、そこにゲガルド修道院がたたずんでいた。

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「俺たちもエレバンまで戻るから、このまま帰りも乗せていってあげるよ。
 1時間後にまたここで待ち合わせね。」

なんて嬉しいお誘い。
ほんとうにありがたい。

別行動で待ち合わせのつもりだったけど、自然にいっしょに観光するかたちに。
入口で石を投げはじめる2人。
5回石を投げて、一個でも壁の穴に入れば願いが叶うんだって。

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これはかなり難しいですよ。
と思いきやエドワールとケンゾーは見事穴に入れることができた。
ふたりがどんな願い事をしたかはわからないけど、どうか叶いますように♡

持っていた一眼レフに興味を持ったイキット。
貸してあげると、無理な体勢をとりつつ手や足をぷるぷるさせながら渾身の ♪カシャ!
出来映えに本人は大満足の様子。
イキットの力作がこちら。

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おお~。
なかなかやるじゃないですか。
入口のアーチ越しの修道院。
いいセンスしてますねえ。

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アルメニアもグルジアもキリスト教徒の国。
教会に入ったらふたりはキャンドルに灯をともし、祈りはじめた。

崖のふもとの教会。
教会に華やかな装飾はないけれど、そこに窓から差し込む淡い光と祈る人の姿があればそれだけで素晴らしい絵になる。

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修道院の駐車場にはご当地の食べ物を売っているお土産屋さんが並んでいた。
大きくて薄い丸いパン。
果物を煮詰めて蝋のようにして、中に木の実を練り込んだお菓子。

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ふたりがクルミ入りのお菓子を買って来てくれた。

「ありがとう!」

食感は、ようかん。
外国のお菓子って砂糖いっぱいで日本人には甘過ぎるんだけど、このお菓子は甘さ控えめでおいしい。
緑茶にも合いそうだな。

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ゲガルド修道院も世界遺産だけど車で15分ほどいった場所にもうひとつの世界遺産ガルニ神殿がある。
ふたりはそこにも寄る予定だったので、イクエたちも行ってみることにした。
当初、わたしたちはここに行く予定はなかった。
なぜなら入場料が高い割に、中に何もない神殿がぽつんとあってしょぼいので「行く必要はない」って宿の情報ノートに複数の人が書いていたから。

でも、これも何かのご縁。
入場料はかかるけど、せっかくだからわたしたちも入ってみよう。

「ガルニ神殿はしょぼい」という考えは日本人だけじゃなく、現地の人にとってもそうなのか、イキットは入る前にイクエたちに念押しをした。

「ここはね、神殿がひとつしかない場所であんまりおもしろくない場所なんだ。
 しかもその神殿の中には何もない。」

まあ、それでも入ってみよう。
入場券を買おうとしたら、なんとイキットがわたしたちの分まで払ってくれた。
「いやいや、いいよいいよ。払う払う。」
そう言っても、お金を受け取ろうとしてくれない。

入場料は1000ドラム(約240円)。
2人分2000ドラムも払わせてしまった。
しかもこれは外国人料金で、イキットたちは1人250ドラム。
だからきっと外国人料金の1000ドラムはイキットたち現地人にとってはとても高く感じる額なのだ。
ああ、なんか悪いことさせちゃったな。
車にまで乗せてもらって、入場料まで払ってもらってとっても申し訳ない。

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ガルニ神殿は想像以上にしょぼかったけど(写真は神殿がもっとも大きく見えるアングル。実際はとても小さい。)周りの自然はとても雄大だった。

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イキットたちには本当にお世話になってしまった。
帰りもイキットの家はエレバンの手前のほうなのに、わざわざわたしたちの宿の近くまで送ってくれた。

こういうときにさらっと渡せる日本のお土産をバッグに入れておくべきなのに、手元にない。
宿のバックパックに入れたままだ。

バングラデシュのときも、いろんな人に親切にされたりごちそうになったりしていたので「いつも何かプレゼントできるものを持ち歩こう」って決めてそうしていたのに、ここ最近は持ち歩いていなかった。

今度からちゃんと持ち歩かなきゃ。

それにしてもいい一日だったなあ。
こういう出会いの積み重ねで、その国をどんどん好きになっていく。

だから、ぜったい日本で外国人に会ったら親切に接してあげたいな。
きょう会った人に再び会う機会はないだろうし、ご恩を返すこともできないけど、その分日本でほかの外国人に優しくしたい。

親切の循環で、みんなが幸せになっていく。
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アルメニアで時間旅行

2013.07.28 06:18|アルメニア☞EDIT
いまだに停泊中のフェリーの中。
イクエがパソコンでブログを書いているときはやる事がなく、この一言自己紹介を考えているケンゾーです。

今日はエレバンからちょっとだけ遠出をすることにしたケンゾーとイクエ。
マルシュルートカを乗り継いでセヴァン湖とノラトゥスという村をめざす。
マルシュに揺られること、およそ1時間半。
セヴァン湖が見えてきた。
石造りのかわいい教会がいい感じだ。
セヴァン湖は後回しにして、もうちょっと先のノラトゥスへ。

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雪を頂いた山がうっすらと見えてきた。
ノラトゥスは標高1950mの高地にある村。
エレバンがおよそ900mなので1000m上ってきたことになる。

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マルシュを途中で降りて村までしばらく歩く。
いまは初夏真っ盛り。
かわいらしい花々が道端に彩りを与えている。

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草むらからガサガサと何者かが姿を見せた。
全身モコモコの羊だ。
おまえ、なんちゅう顔してんだよ。
草だらけだよ!
なんとも言えない憎めないヤツだなあ。

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ノラトゥスの村が見えてきた。
村の奥にきょうのお目当ても見えている。
ずらーっとなにかが並んでるのが分かるかな?

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今の今まで青空が広がっていたのに、雲行きが怪しくなってきた。
雷もゴロゴロ鳴りだす。
こりゃヤバいと屋根のあるバス停に避難。
強風で砂ぼこりが舞い上がり、村はあっという間に見えなくなった。

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20分くらい台風並みの強風が吹き荒れ、嵐は去っていった。
青空は戻ってきたけれど、なぜかめちゃくちゃ寒くなった!
ブルブル震えるケンゾーとイクエがノラトゥスにやって来た目的はこれ。

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これは「ハチュカル」といってアルメニア固有の十字架の墓碑。
アルメニア語で「ハチュ」が十字架で、「カル」は石という意味。
ここには9世紀から17世紀までにつくられたおよそ800のハチュカルがある。

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彫られている柄は、ひとつひとつ異なっている。
草花の模様のような柄だったり、幾何学模様だったり。
なんだか小学生のときに作った消しゴム判子みたいだ。

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どれも苔むして変色し、流れた年月の長さを感じさせる。
雨の日も風の日も、ずっとここで人の暮らしを見守ってきたんだね。

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なかにはちょっとコミカルな絵が彫られたハチュカルもある。
当時はきっと大真面目に彫ったんだと思うけど、なんだかちょっと微笑ましいな。

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草に埋もれ朽ち果てつつあるハチュカル。
なんだか時空のひずみに迷い込んだような感覚になる。

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つづきましては、さきほど移動中にチラ見したセヴァン湖へ。
移動手段はヒッチハイク!
優しいお兄さんたちが運転する2台の車に続けて乗せてもらった。

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セヴァン湖に突き出た半島の先端に、9世紀に建てられた修道院がふたつ寄り添って建っている。

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石を積み上げただけの質素なつくり。
装飾の一切ないシンプルさが趣を感じさせる。
ここにもたくさんのハチュカルが置かれている。

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内部も質素だけれど、一千年の重みがある。
ここだけ時の流れが止まっているかのようだ。

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中にもハチュカルのようなものがあるんだけど、彫られているキリストがちょっとコミカルでかわいい。

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雨が降ってきたのでしばらく修道院で雨宿り。
けっきょくセヴァン湖をちゃんと見ることなくエレバンに帰ることに。
ハチュカルも修道院もけっして派手さはないけれど、千年といいう時の流れをその佇まいから感じることができる。
天気がいいと湖畔の景色もきれいだということなので、エレバンから脚を伸ばすのもいいのでは。


【旅 info.】
  ノラトゥス・セヴァン湖a_DSC_0049_20130719132355.jpg
北バスターミナルからマルシュルートカが出ている。
ノラトゥスへはマトゥニ行きに乗って途中下車、1,200ドラム。
セヴァン湖畔の修道院へはディリジャン行きに乗って途中下車。
または、セヴァン行きに乗って終点のセヴァンから徒歩(約6km)かヒッチハイク。
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アルメニア「教会・修道院・神殿」☆ でもいい国♡

2013.07.27 05:48|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
フェリーの上でやることがないので、普段洗わないバッグや帽子を洗濯したり、破けた衣服を縫ったりしているイクエです。
スリランカで買ったあの男児用パンツも早くも破けているので継ぎはぎしました。

きょうはアルメニアの4つの世界遺産を一挙にどど~んと紹介します。
これまでこのコーナーでは、世界遺産をひとつひとつ丁寧に取り上げていました。
だけど、なぜここにきて一挙にどど~んなのか。
その理由はのちほど。

まずはアルメニア正教の総本山、エチミアジンという教会。
エレバンのキリキアバスターミナルからバスで30分200ドラム(帰りはマルシュで250ドラムだった)。

303年に創建されたというエチミアジンの大聖堂なんだけどー。

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残念ながら補修中・・・。
アルメニアに限らず、けっこう世界遺産って補修中のところが多い。
これまで見て来た世界遺産も5分の1くらいは補修中だったなあ。
まあ、それだけ古い建物だからしかたないけど。
しかも、補修作業も丁寧にしないといけないから時間がかかりそうだしね。

入口の天井には立体装飾。
日本では見ない色遣い。砂糖菓子みたい。
羽に顔をくるまれた天使は、トルコの教会で見たのといっしょだ。

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残念ながら内部は写真撮影できなかったけれど、薄暗いなかたくさんの宗教画がキャンドルの炎に照らされて独特の雰囲気を出していた。
ちなみに中には展示室があり(入場料1500ドラム)ノアの方舟の破片やキリストの脇を刺したと言われる槍などが展示されている。
キリスト教じゃないイクエにとっては本物なのか疑わしく思っちゃうし、そのありがたみもわからないので展示室には入らなかった。

エチミアジンは敷地が広くてほかにもいくつかの建物がある。
石で作られた芸術的な大きな門。
使われている淡いピンクの凝灰岩は、アルメニアの建造物によく見られる。
ひとつひとつの石の色が微妙に違うところが、モザイク画みたいで逆にセンスの良さを感じる。

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大聖堂の隣にあるホールでは、身なりを整えた人たちが集まっていた。
神父さんたちが歌うように、呪文を唱えるように、ベルに合わせながら伸びやかな声を響かせている。
聖書の一節かな。

大きな洗面台のようなものをみんなで囲んでいる。
男性、女性、女の子。
ひとりひとり神父さんのもとにいって、ばしゃばしゃと水をかけてもらっている。
洗礼を受けているのかもしれない。

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エチミアジンは世界遺産だけれど、正直ほかの教会と大差ない気がした。
アルメニア正教の総本山で由緒ある点が世界遺産に選ばれたポイントなのかも。
アルメニアはグルジアと並んで世界で初めてキリスト教を国教とした国だからね。

エチミアジンの前の大通りをエレバン側に1.5キロほど引き返して、今度はリプシメ教会へ。

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この教会、アルメニアで布教活動をしたリプシメという女性を記念して618年に建てられた教会。
祭壇の脇には下へと続く暗い廊下がある。

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廊下の突き当たりには洞窟のような小さな部屋。
そこに美しい女性の絵が描かれた石の棺がある。
その女性こそ、リプシメさん。

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実は、キリスト教徒ではなかったローマ皇帝に求婚されたのだけど結婚を拒んでアルメニアに逃れてきたのだそう。
アルメニアで布教活動をしていたんだけど、今度はアルメニアを治めていてこれまたキリスト教徒じゃないトゥルダト3世からも結婚を申し込まれた。
当然リプシメさんは、この求婚も断った。
そしてリプシメさんは殺害されてしまった。
リプシメさん、とても美しくて魅力的な人だったんだろうな。

リプシメ教会の前にマルシュルートカが止まるので、これに乗ってエレバンに戻ろう。
アルメニアは自家用車もそうだけど、バスだって古くさくてかわいい。

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バスを待っているとおしゃれなおばあちゃん発見!!
おばあちゃんなのに、個性あふれる若い格好をしている♡

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さて、別の日に行ったのはゲガルド修道院
エレバンからマルシュルートカでゴクトという村へ。
そこから5キロほど先まで車道を歩いていかないといけない。
(ヒッチハイクに成功。その模様は後日お伝えします ♪)

緑の大地、切り立った崖のような場所を通り過ぎ、奥深くへと道は続いていく。
そして山間で行き止まりに。
そんな場所にひっそりと、だけど存在感じゅうぶんにたたずむゲガルド修道院。

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4世紀にはこの場所に聖堂や僧坊、廟などがつくられたんだって。
グルジアやトルコもそうだったけど、よくこんな人里離れた辺鄙なところに教会や修道院を造ったよね。
確かにこんな場所にあるほうが、神聖度が増す感じ。

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敷地内では冷たい山水の水飲み場があって、かわいい男の子が遊んでいた ♪
20年後には男前のアルメニア人になるかな♡

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アルメニアの教会は西洋のものよりもとてもシンプル。
色鮮やかなステンドグラスはないし、壁は塗装されているわけでもない。
内部はとても暗い。
だけどその分、小窓から差し込む光がスポットライトのようだし、キャンドルのともしびが浮き上がって見えて神秘的な雰囲気。

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奥には岩を掘って造った聖堂がある。
彫刻が施されている壁、まっすぐと立っている太い柱、アーチ型の入口に、高い天井。

一枚の岩を彫られて造ったとは思えない精巧さ。
インドのエローラ石窟を思わせる。
素晴らしい人間の技!

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どこかまぬけな動物たちの彫刻。
こんな厳かな場所にちょっとふさわしくなくて、思わずくすっと笑ってしまう。

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ここの駐車場にも、アルメニアらしいかわいいバスと車がとまっていた。
おもちゃみたい。

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そして、最後に紹介する世界遺産はガルニ神殿
ゲガルド修道院からゴクトの村に戻ってさらにエレバン側へ6キロほどのところ。
(ここの移動もヒッチハイクした車に連れて行ってもらいました♡)

このガルニ神殿「入場料が1000ドラムかかるのにとてもしょぼくて行く価値がない」なんて宿の情報ノートに書いてあったので、イクエとケンゾーも行く予定はなかったんだけどひょんなことから行くことに。(その理由は後日ブログで!)

行ってみたらねえ、まあ、ほんとうに、腰を抜かすほど・・・

ショボショボだったあ!

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この写真を見るとそれなりの遺跡に見えるかもしれないけど、あるのはこの建物だけだからね。
紀元前3世紀からアルメニア王の夏の離宮として使われていたそうなんだけど残っていなくて、再建されたこの太陽の神殿があるだけ。
しかも再建されたのは1976年だし。
中身はなんにもない、がらんどう。
神殿の裏の景色がいいってことがここの一番のポイントかな。

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崖の上に家がある!
よくあんなところに住もうと思うねえ。
このガルニ神殿には、むかしは要塞が築かれていたんだって。
確かに眺めはいいし敵が攻めにくい場所で、離宮にはちょうどいいかも。

さて、アルメニアの4つの世界遺産、今回は総合評価で
「星いくつ?」

「星、1つ!

「ここはすごいよ!ぜひ行ったほうがいいよ!」って言えるのは残念ながらゲガルド修道院だけ。
ほかは正直言って「どこが世界遺産に選ばれたポイント?」って思う。
ということで、ひとつひとつを取り上げるまでもないと思ったから、今回は一挙にどど~んと紹介することにしたのです。

世界一周をしていろんな観光地に行って思うことは「世界遺産だから行ったほうがいい!」「世界遺産だから素晴らしい場所」とは限らないってこと。
その国の歴史や国土の広さによって、遺産の数や遺産の価値に差があるのはあたり前。
だけど「世界遺産ゼロの国」はかわいそうだし、そこは平等に・・・なんて考えが遺産の選定に入ってるんじゃないかと思う。
逆に世界遺産がいっぱいある中国やインドなんかは世界遺産に選ばれてなくても「こんなにすごいのになんで世界遺産に選ばれてないんだろう」って不思議に思う観光地がいっぱいある。

でもね、「素晴らしい遺産がある」=「魅力ある国」ってわけでもない。

アルメニアは確かに溜め息が出るような素晴らしい遺産は少ないけれど、それでもこころが洗われるような美しい自然にあふれていて、ゆったりとした時間が流れ、人々はとても優しくて・・・。

何もないバングラデシュもそうだったけど、わたしは、アルメニアが好きです。
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アートが理解できないよ

2013.07.26 06:21|アルメニア☞EDIT
船上軟禁生活4日目。
ネットもなく、時間だけはたっぷりある。
己の内面と向き合い、人生を見つめ直す・・・こともなく、ただひたすら交代でブログを書いているケンゾーです。

はじまりは紀元前8世紀まで遡るという歴史ある街エレバン。
街の中心にある共和国広場は、サーモンピンクの色の建物たちに囲まれている。
グルジアのトビリシよりもこじんまりとしているけれど、近代的な建物が少なく歴史を感じさせてくれる街並みは好感が持てる。

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じつはアルメニアの歴史は受難の歴史でもある。
昔からアラブやペルシアなど近隣の大国から度重なる侵略を受けてきた。
なかでも19世紀後半から20世紀前半にかけてのトルコによる大虐殺は熾烈を極めたそうだ。
といってもケンゾーとイクエはそんな事実さえも知らなかったんだけど。

アララト山を望むことができる丘の上に「アルメニア人虐殺博物館」がある。
一説によると150万人以上のアルメニア人が殺され、人口の半数に達する人々が国外へ逃れていったそうだ。

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この大虐殺の根本は宗教。
大昔から現代にいたるまで、戦争や争いにはなんらかの宗教が絡んでくる。
「日本人はなんで無宗教なんだ?」とよく外国人から変人扱いされることがあるけど、宗教が原因で人を殺し血を流してきた国より、よっぽど無宗教のほうがいいと思うんだけど。
自分との違いを尊重し合う世の中になってほしいね。

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リダの家ではキッチンが使えるのでみんなでシェア飯をすることが多い。
けれどエレバンは外食してもそんなに高くはないのでちょこちょこ外で食べることも。
ここでアルメニア料理(かどうかは定かではないけど)を紹介!

まずは豆がたっぷり入ったピラフ(120円)。
左奥はグルジアにもあったヒンカリ(小龍包)を揚げたもの(1個48円)。

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2度頼んだチキンとマッシュルームのサラダ(120円)。

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やっぱ豚肉はおいしいね、ポークリブ(530円)

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トルコといっしょでパンが付いてくる。
種類も豊富で太っ腹!(1回目はこんなに多くなかった)

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そしてやっぱりビール!(95円)
ちょっと甘過ぎ、洋梨ジュース(35円)。

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ちなみに、定番ファストフードのケバブは400ドラム(95円)。
けっこうリーズナブルだよね。

エレバンの街をブラブラしていると、ちょっと変わった公園を発見。
上のほうは展望台になってるのかな。
市民の憩いの場にもなっているみたいなんだけど、あっちこっちでカップルがイチャイチャ、チュッチュしてる。
どんだけキスすればいいんだ?
くちびる腫れ上がるぞ。

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建物の中にはモダンアートの作品が展示されている。
イスやソファー特集かな。
正直よーわからん。

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でもこれ以上に訳がわかんないのが外にある。
これってアート?
申し訳ないけどおふざけにしか見えん。
見る人が見たら「おおー、素晴らしい!」ってなるのかな?

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一日歩き回ったあとはふたたび共和国広場へ。
歴史ある建物がライトアップされて、昼間とはまたちがった美しさを放っている。

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エレバンは一国の首都とは思えないほどこじんまりとしていて普通の街だ。
でもなんだかそれがアルメニアらしい気がしてけっこう好きだな。
グルジアのトビリシはなんだか発展を急ぎ過ぎてるように感じた。

あしたはエレバンの世界遺産をお伝えしま~す!
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リダの家とタビロック

2013.07.25 00:36|アルメニア☞EDIT
カスピ海のフェリーで4日目の朝を迎えたイクエです。
きょうの夜か明日には上陸できるらしい。
手持ちの食料はがんばってもきょうの夜の分までしかもちません。
お願いします!

アルメニアの宿で日本人にとても有名な格安の宿がある。
宿といっても看板も何もない普通の民家。
その名もリダの家
リダばあちゃんが1泊1000ドラム(約240円)で旅人に自分の家を提供している。

エレバンの鉄道駅から徒歩5分。
アルメニアで一番大きな駅なんだけど、駅のすぐ脇は狭い路地の住宅街。
一国の首都らしからぬ雰囲気。

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路地の十字路を右に曲がって・・・

あった!あった!
たぶん、ここが「リダの家」。

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寝台列車で着いたので、まだ朝の8時前。
家の人たちは起きていない模様。
でもひとりだけ小学1年生くらいの男の子がこっちを見ている。
なぜか庭に置いた鍋の上に、パンツを下ろして座っている。
不思議な行為にイクエとケンゾー、やや動じてしまう。
(後日、鍋はオマル代わりで、彼は用を足していたことが判明。
 1人でトイレでできるお年頃なのに。)
いっぽう彼はバックパックを担いだ外国人であるわたしたちを見てもとくに動じることもないので、たぶんここがリダの家で間違いないでしょう。

この男の子はリダばあちゃんの孫だった。

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ちなみにこの子には10歳くらいのおにいちゃんもいる。
後ろの黒い服の子。
(前にいる子は近所の子)
いつも家の前で自転車に乗ったり、ボールを蹴ったりして元気に遊んでいる。

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起きてきたリダばあちゃんは「泊まりたいのね。ちょっとそこに腰かけときなさい。」と言って、コーヒーを出してくれた。
宿の要素がまったく見当たらなくて、ただの民家なんだけどほんとうに泊まれるスペースあるのかな。

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泊まっている日本人が何人か起きてきた。

「みんなどこで寝てるの?」
「ベッドの数は限られてますけど、それでもなんとかなりますよ。
 ちなみに僕は初日は庭のソファーで寝ましたけど。」

ちなみに庭のソファーっていうのは、下の写真の左側、洗濯物の下の狭いソファーのこと。(昼はリダばあちゃんの友だちがここに集います)

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心配そうなイクエにリダばあちゃんは優しい顔で肩に手をまわした。
「あっちの部屋でゆっくりしていいからね。」
(リダばあちゃんは英語をほとんど話せません。
 でもなんとなくわかります。)

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この家族の居間のような部屋。
この部屋には泊まれそうにないしなあ。

寝台列車でよく眠れなかったこともあって、ソファーに横になってウトウトしていた。
すると柔らかい手が頭を持ち上げ、頭の下に枕を滑り込ませてくれた。
寝ぼけ眼でリダばあちゃんに「サンキュー・・・」。
リダばあちゃんは微笑んで頭を一回撫でて、すーっとほかの場所に行った。

まどろみのなかで感じる。
窓から差し込むやわらかな木漏れ日。
近所の子どもたちの遊び声。
台所からのおいしそうな匂い。

すべてがここちいい。
懐かしいような。
ああ、この感覚。むかし、ばあちゃんの家でお昼寝してたときみたいだ。

お昼寝のあと、街をぶらぶらして居間に戻ったらちゃんとリダばあちゃんが寝床をつくってくれていた。

イクエはソファー、ケンゾーは韓国人のチャリダーと床に敷かれた布団で。
ベッドじゃなくて布団で雑魚寝っていうのが、やっぱり日本のばあちゃんちみたい。

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寝る場所は誰かがチェックアウトするたびに変わっていく。
いい寝床が空いたら、そこに移動するのだ。
最終的にイクエとケンゾーが落ち着いたのは、一応「ドミトリー」と呼ばれるベッド3台がある部屋。

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毎朝、目覚めはリダばあちゃんの孫の泣き声。
いたずらをしては、お母さんやばあちゃんからしかられてしょっちゅう泣いている。
バシン、バシンというお仕置きの音も聞こえてくる。

ふつうの、というか昔ながらの民家なのでシャワー室はない。
街のシャワー屋さん、日本の銭湯みたいなところにお風呂セットをもって歩いて行くのが日課になる。

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今の時代、地元の人さえあまり利用していない雰囲気。
個室のシャワー室が廊下に並んでいて、30分500ドラム(約120円)。
リダの家の宿泊費1000ドラムはやっぱりこっちの物価から考えても安い。

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夕食はばあちゃんちの台所を使わせてもらってみんなで自炊。
初日の夜はイクエたちより前からここにお世話になっているチアキちゃんとムシャくんが作ってくれた。

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台所には使い勝手のいい、いろんな大きさのお鍋がたくさん置いてある。
(孫が毎朝オマル代わりに使っているお鍋は銀色じゃないから心配ご無用)
ちなみに、2日目の晩は新しく入ってきた女性客のためにケンゾーは居間の寝床を去り、この台所に折り畳みベッドを置いて寝た。

自炊もいいけれど、リダばあちゃんちの近くの食堂にはちょっとした名物がある。

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ビールと〇〇のセット。
看板メニューの〇〇、何かわかるかな?

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こたえはザリガニ
海に面してないアルメニア。
でもザリガニだったら池でも捕れるもんね。
1匹20ドラム(約5円)だったけど安すぎ!
会計あってるのかな。

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皮ごとムシャムシャ食べます。
シャコの味。
エビより旨味はない。

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卵がいっぱい入っているものもあった。
残念ながら卵は驚くほど味がしない。

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きょうは、チアキちゃんがこの宿を去る日。
リダばあちゃんから何度も抱擁を受ける。

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ばあちゃんはほとんど英語を話さないけど、日本語でこう言ってくれる。

「アリガトウ」

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リダばあちゃんの家はバスルームはないし、寝る環境もけっして良くないけれど、それでもなぜか居心地がいい。
そこにはふつうの家族の日常生活がある。
客がいることなんてまったく気にすることなく、孫たちはその辺で好き放題に遊ぶし、お母さんは手加減せずに我が子を叱りつけるし、お父さんは部屋着のままみんなの前で歯ブラシしている。
客を客扱いしないところが逆に居心地がいいのかもしれない。

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リダばあちゃんは、これまで何百人、何千人という旅人を迎え入れてきた。
ばあちゃんちには、旅人たちが次の旅人へ書き残した情報ノートが何冊もある。
観光地への行き方、穴場の場所、おいしくて安い食堂の情報・・・。

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読みやすい文字、わかりやすい地図が記されているページがあった。
ケンゾーと顔を見合わせた。
その肉筆がなんだか愛しくて、そしてとてもこころが痛んだ。

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書いていたのは「タビロック」。
夫婦で世界一周をしていた「ひー」さんと「ぐーすか」さん。
ふたりのブログの名前は「タビロック」。
仲が良くて、明るくて、元気で、旅好きで・・・。
ブログからおふたりの人柄が伝わってくる。

タビロックの旅は、途中で終わってしまった。
アフリカでマラリアに感染、南米で発症しおふたりとも亡くなられた。

世界一周旅行者なら、程度の差はあれ、おふたりのことを意識しながら旅をしているのじゃないかと思う。

この前も旅仲間が話していた。

「あのふたりのことがあって、マラリアの危険は常にあるということ、そしてマラリアを甘く見てはいけないということを旅人は教えてもらっている。」

タビロックのおふたりにお会いしたことはない。
だけど世界一周というおふたりの夢が途中で終わってしまったのは、とても悔しい。

わたしたち旅人はこの悔しさを忘れてはいけない。

【旅 info.】
  リダの家a_DSC_0500_20130718004053.jpg
エレバンの鉄道駅を出てすぐ左の路地を歩く。
300mくらい先に十字路があって右にまがる。
進行方向左手、2軒目くらいの建物がリダの家。
1人1000ドラム。
キッチンを使った場合はチェックアウト時に使用料をチップとして払うと良い。
Wi-Fiはないが、鉄道駅のロビーに行けば使える。
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ガラガラの寝台列車 インドじゃありえな〜い

2013.07.24 06:04|アルメニア☞EDIT
ただ今カザフスタン・アクタウ行きのフェリーに乗って55時間。
アクタウは目の前に見えているのに、港が空くのを沖合いでひたすら待っているケンゾーです。
買い込んでいた食料が無くなっちゃうよ!

グルジアをプチ沈没しながらも満喫したケンゾーとイクエ。
つづいてはお隣のアルメニアに行っちゃいま~す。

エレバン地図

トビリシからアルメニアの首都エレバンまでは寝台列車かマルシュルートカ(乗合いワゴン)で行ける。
マルシュだと5、6時間なのになぜか列車だと9時間かかる。
時間はかかるけれど宿代も1泊浮くので夜行列車で行くことに。
グルジアの列車ってどんな感じかな?

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外観はちょとくたびれた感じだったけど、車内は予想以上にきれいだ。
レイアウトはインドとほぼ同じだけど、清潔度は比べ物にならない。
しかも客はガラガラ。
ほかの客の話し声さえ聞こえない。
インドとは雲泥の差。

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ケンゾーたちは安い3等車両。
ふかふかの布団と枕、さらにはシーツや枕カバーのセットが付いている。
3段ベッドで一区画6人が寝るようになっているけれど、下のベッド以外は布団や荷物置き場になっていて2人で独占状態。

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途中で従業員に写真をせがまれた。
乗客がガラガラでヒマなんだろうね。
グルジア語であいさつしたら、自分たちはアルメニア人だよって言った。
グルジアよりもアルメニアのほうが、外国人が珍しがられるのかも。

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国境越えは深夜0時。
従業員にパスポートを持ってついて来るように言われる。
「早く、早く!」と急かされながら最後尾の車両へ。
空いてるコンパートメントの中で待つように言われる。
じゃあなんで急かしたんだよ!

しばらくすると列車が停まった。
入管係官がぞろぞろ乗り込んでくる。
ケンゾーたちは警察について来るように言われ外の建物へ。

ビザの申請はケンゾーたちのほかはアメリカ人が2人。
入国の目的や日数などを聞かれてビザ代を払う。
アルメニアドラムだと3000ドラム、米ドルだと8ドル。
今だとドラムで払ったほうがちょっとお得かな。
ケンゾーたちはトビリシで両替していたのでドラムで払った。
アメリカ人はドルで払ってたんだけど、お釣りがないからって10ドル取られてたよ。


さてさて、寝台列車の乗り心地はと言いますと、イクエは揺れが気になってあまり寝られなかったみたい。
たしかに、スピードはのろいんだけどやたらと揺れる。
そしてケンゾーは寒かった!
窓が開いていて風下のケンゾーのほうに冷たい風がビュービュー吹きつける。
夜中あまりに寒くて窓を閉めたいんだけど、閉めるには2段目のベッドの上に置いてある布団や荷物をどかしてベッドを畳まないといけない。
そんなん面倒くさいんで敷き布団を掛け布団にして寝たら重たい重たい!
重くてうなされそうなので寒さを我慢。
朝方見かねた従業員のおっちゃんが布団や荷物をどけて窓を閉めてくれてやっと寝ることができた。

翌朝、浅い眠りから醒めると車窓からきれいな山が見える。
アララト山だ!
旧約聖書の創世記に出てくる「ノアの方舟」が漂着したと言われている山だ。
そんなに高い山には見えないけれど標高は5165mもある。
左横に小さい「小アララト山」が見えるけど、これでも富士山より高い3925mあるんだよ。
キリスト教の国、アルメニアにとってアララト山はとても大切な存在。
だけど、いまではアララト山はお隣のトルコ領内にある。

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列車は定刻どおり7時半にエレバンに到着。
エレバン駅はガラーンとはしているけれど、なかなか立派な建物だ。
そうそう、駅の正面玄関を入って左側のベンチがあるあたりで野良Wi-Fi拾えるよ。

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駅舎から表に出ると・・・古くてかわいい車が大集合!
いったい何年物なんだ?
現役で走ってるなんてスゴいよ。

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早朝この駅前で市場が開かれていて、車に野菜などを山積みして売りにきているのだ。
数年ごとに車を買い替える日本は贅沢だね。

エレバンで泊まる宿はもちろん「リダの家」。
バックパッカー定番の宿だ。
なんたって1泊1000ドラム、約240円だからね!

リダの家は駅から歩いて5分!
駅を出て左手の道へ。
100mくらい歩くと左側に大きな木が見えてくる。

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木がある四つ角を右に曲がって左手、シルバーのガレージが目印。
リダの家到着!
リダの家については明日くわしくお伝えしま~す。

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ここで唐突ですが、トルクメニスタンビザ情報!!
本来はイラン~トルクメニスタン~ウズベキスタンというルートで中央アジアを回りたかったケンゾーとイクエ。
でもイランビザが取れなかったので、アゼルバイジャン・バクーから中央アジア入りするプランに変更。
ここエレバンにトルクメニスタン大使館があるのでトランジットビザを申請しに行ってきたんだよねえ。

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結果は撃沈!!
エレバンではビザの発給はしてないそうだ。
でもバクーの大使館ではビザ発給してるって!
インビテーションレター(招待状)もリコメンデーションレター(推薦状)もいらないって ♪
どれくらい日数がかかるか気がかりなんだけど、ウズベクビザを持ってるなら1週間くらいで取れるだろうって☆
よし、バクーでビザゲットだ!!
だけど実際は・・・。
結果は後日のアゼルバイジャン編でお伝えします。

【旅 info.】
  トビリシ~エレバン 寝台列車a_DSC_0352_20130718003505.jpg
トビリシ 22:16発 ~ エレバン 7:30着。
3等 30.76ラリ。
布団、枕、シーツ、枕カバー無料。


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旅したグルジア こんな国

2013.07.23 05:41|コーカサス☞EDIT
グルジアには6/14~6/28まで14泊15日滞在しました。
予定にはなかったコーカサス地方。
はじめての旧ソ連圏の国は、自然と酒を満喫した旅になりました。
グルジアの旅を振り返ります。

◇旅の費用「ラ ギルス?」

グルジアでいくら使ったのか発表します。
 
交通費           300.32ラリ
外食費            33.70ラリ
その他のフード・ドリンク  109.49ラリ
宿泊費           480.00ラリ
観光費              0ラリ
雑費              1.4ラリ

合計  924.91ラリ(1ラリ=約59円)
約3,638円/1日2人で

カズベギやメスティアの宿泊費がすこし高めだったんだけど、トビシリ滞在中は安い宿で自炊できたので全体的に抑えることができた。
グルジアは野菜などが安いので自炊するとかなり節約することができる。
ビールは500mlで1ラリ。
グルジアはキリスト教の国なので観光地も教会がメインで入場料などがかからない。

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◇移動手段はこうでした

トビリシ市内はメトロかバス。
メトロを利用するにはチャージ式のICカードを購入しないといけない。
カードを購入した際のレシートがあればカード代を返金してくれるらしい。
ICカードはバスや一部のマルシュルートカ(乗合いワゴン)でも使用できる。
マルシュルートカやバスは一回あたり0.5~0.8ラリ。
市内移動の地下鉄は0.5ラリ。

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トビリシ郊外やクタイシ、メスティアへはマルシュルートカで。
メトロのディドゥベ駅前のバスターミナルから出ている。

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◇こんなお宿に泊まりました

トビリシでは安宿「ホステル・ジョージア」。
ここの一番の魅力はなんてったって1泊10ラリでワイン飲み放題。
部屋は暗いドミトリーと狭いダブルルーム。
けっして環境がいいとは言えないけれど、沈没者続出。
共有スペースも狭いけど、外の通りの様子も見えるし開放的でみんなここに集まる。
これまでほとんど日本人宿を利用してなかったので、ふたりにとってはたくさんの日本人旅人と共同生活をしたのが新鮮だった。

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◇「ゲムリエリア!」これが一番うまかった

ケンゾー 「ナジの家の家庭料理」

民泊した家の料理はどこも美味しかったけど、ナジの家の料理がほんとにうまかった!
なかでも豚肉の煮込みは絶品!
甘辛い味付け、プリプリとろける脂身にほっぺた落ちまくり!
どストライクだった。

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ほかの料理もおいしかったなあ。
マヨネーズやサワークリーム、ドレッシングは全部自家製。
市販のものと違って優しい味だったなあ。

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イクエ 「ひらべったいパン」

グルジアでよく食べたツチノコみたいな形のパン。
ぺちゃんこのくせにちょっともっちりしていてひきちぎって食べる。
かすかな塩味で噛めば噛むほど味が出る。
ホステル ジョージアの向かい側でも朝から釜で焼いていて朝から買いに行ってた。
0.7ラリ。
焼きたては冷めたものより10倍おいしい!

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◇おすすめ!!一番良かった場所

ケンゾー 「メスティア」

いやー、よかったなあ。
これを書くために写真を見返してるんだけど、やっぱりきれいだ。
メスティアの街自体が山に囲まれていて、街のどこからでもハッとするほど雄大な山々を眺めることができる。
朝起きて窓の外に広がる景色を見るととても幸せな気分になる。

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そしてがんばって山の上まで登ると言葉を失うほどの絶景が待っている。
この日見た景色はこの旅の絶景ベスト3に入る。
メスティアには2泊だけだったけど、もうちょっとゆっくりしたかったな。
天気が悪いと魅力半減、というか意味がないので日にちに余裕をもたせて訪れることを強くオススメ!

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イクエ 「メスティア」

ケンゾーといっしょになっちゃうけど、こんなに美しい場所とは思わなかった。
とくに山好きじゃないんだけど、やっぱり山って美しい。
何時間でも見られる。
壮大だー!
欧米人は何日間もかけてここでトレッキングをする人も多い。
体力の自信のあるかたはチャレンジしてみては?

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◇ふらり ゆるり グルジアの感想は?

ケンゾー
トルコとは隣り合わせなのに、こんなにも違うもんかねえ。
宗教の違いって、日本人が思っている以上に大きい。
どっちかっていうとトルコはイスラムの国の中でも緩いほうなので酒はどこにでも売ってるし、女性の服装も欧米と変わらないし、カップルもけっこうイチャイチャしてる。
でも国境を越えたとたんに酒は街中にあふれかえってるし、カップルはどこでもキスしまくり。
毎日路上には朝から飲んでるおっちゃんたちがいるし、周りに見せつけるかのようにずーっとディープキスしてるカップルがうじゃうじゃいる。
宗教ってなんだろうね。

グルジアを旅するなら民泊をすることをおすすめします!
ぜひおいしいグルジアの家庭料理を堪能してほしい。
日本人にぜったい合う味付けだよ。
(香草がけっこう入っているので苦手な人はダメかも)
飲ませ上手なグルジア人と楽しい夕食になること間違いなし!

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イクエ
当初はトルコからイランに行く予定だったのに、イランビザが取れなくて急遽予定を変更してグルジアへ。
日本人にとっては存在感が薄い国だけど、この機会に雄大な自然のあるグルジアに来てよかった。
グルジアにいてよく思ったのは「ここは『魔女の宅急便』の舞台なんじゃないかな」ってこと。
『魔女の宅急便』の舞台はどこか諸説あるけど、わたしのなかではここかなって思う。
タスマニアっていう説もあってイクエとケンゾーはタスマニアに行って、映画に出てくるのとそっくりなパン屋さんにも行ったことあるけど、タスマニアよりも断然グルジアのほうが近い気がする。
かわいい家々や緩やかな傾斜の草原、もみの木みたいな木がたくさん生えている森。
そして何より、宗教的な理由からか全身真っ黒でコーディネートしている女性がたくさんいる。魔女みたい。
ここにいると人間の男と魔女が恋に落ちて・・・なんて着想が生まれてきそう。
(あ、そうそう。グルジアの魔女たちは怒らせると恐いですよぉ。
 顔真っ赤にして体全体で怒りをぶちまけたり
 料理中だったらナイフ振り回して怒鳴ったり。
 まあ、でも5分たてばけろっとしてるからおもしろいんだけどね。
 民泊したら、そんな魔女の片鱗が垣間見られるかもよ。)

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旅イチの絶景!?

2013.07.22 06:06|世界の絶景☞EDIT
増えてきた白髪をイクエに切ってもらったケンゾーです。
はあ、やっぱ体は正直やなあ。

カズベギは残念な天気だったけど、ここメスティアでは最高の天気に恵まれた。
絶好のトレッキング日和。
きょうはメスティアの絶景をお伝えします!!

ぬけるような青空に真っ白な雲、新緑に彩られた山。
いやー、きっもちイイー!
民家脇の道をウキウキ、ワクワクで登りはじめる。
目指すは村の後ろにそびえる山の上。

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もうこの時点で絶景やない?

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景色は最高なんだけど勾配はけっこうキツい。
牛もこんな大自然の中で自由に放し飼いされてるっていいね。
ぜったい牛乳もおいしいよ。

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だんだん道がスゴいことになってきた。
ていうかもう道と呼べるものはない。
沢登りになってる。
これ、ルート正しいかな?

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滝だ!
これぜったい道違うよね?
探検レベルやない?

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一応滝の上まで登ってみたけど、それ以上先に進むのは無理だった。
せっかく登ってきたけど途中まで戻ることに。

ルートには戻ることができたけど、ここからがハードだった。
周りの景色は見えなくてつまらないし、いくら登っても先が見えてこない。
まさかこんなにハードだとは思ってなかった。

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登りはじめて3時間半(道を間違えてロスした時間も含め)。
今まで見えなかった山が見えてきた!
荒々しく尖った稜線。
雪を被った岩肌が青空に映える。
疲れも青空のかなたへ一気に飛んでいっちゃったよ。

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目指すポイントはまだもう少し上。
でもこんな景色を見ながらだと足取りも軽くなる。

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お!これを登りきったらゴールなんやない?
たまらず走り出すイクエ。
もう気分は「ハイジ」やね!
花畑を走るのがとんでもなく楽しいらしい。
どんな景色が待ってるかな。

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美し過ぎる!
言葉にならないよ。
360° 見渡す限り絶景のパノラマ。

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壮大な景色に目を奪われてしまうけれど、足元の可憐な花たちも絶景に一役買っている。

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宿がいっしょのタカシくんも合流し3人で至福のひとときを楽しむ。
ただただ「スゴい」しか言葉が出ない。

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タカシくんは、エベレストのベースキャンプに行ったことがあるんだけど「こっちのほうがスゴい!今までの旅で一番の絶景かもしれない。」って何度もつぶやいていた。

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「こんな綺麗な景色を見ても『うわーCGみたい』って思ってしまうのが嫌なんだよねえ」とイクエが言う。
たしかにそうなんだけど、実際そんなふうに思っちゃうんだよなあ。
目の前に広がる景色があまりにも美しすぎて現実離れしてるんだよね。

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自然の美しさに圧倒され、旅の素晴らしさを改めて噛み締めた一日だった。
グルジアを旅するならメスティアは外せないですよ!!

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グルジア「上スヴァネティー地方」☆☆ 少数民族の村

2013.07.21 05:56|ジョージア☞EDIT
カスピ海のフェリーで3日目。
持ってきている食料が足りない可能性が出てきたので、きょうから腹七分でがんばろうと決心しているイクエです。

きょうはグルジア北西部の田舎の世界遺産を紹介します!

上スヴァネティー地方と呼ばれる山岳地帯に広がる村々。
ここには、ある変わった形の家々が建っているのだそう。

有名なのはメスティアという村。
トビリシからクタイシを経由し、さらにマルシュルートカを乗り継いで目指す。

メスティア地図

このマルシュルートカ、宿まで迎えに来てくれたのはいいんだけど、いろんなところに立ち寄っては新たな客を乗せていくので時間がかかる。
しかも乗せるのは客だけじゃない。
庶民の足のマルシュルートカは宅配業も兼ねている。

「この野菜を届けて」
「この段ボールも運んで」

荷物がどんどん積まれていく。
車内にスペースが無くなったら、ワゴンの天井にひょいと載せる。

客と荷物をいっぱい詰め込んで、ようやくスピードアップ。
快調快調!

と、思いきやいきなり急ブレーキ。
そして、Uターン。
忘れ物?

ちょっと!
道路に白い大きなものを落っことしてるじゃないの!!

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これ、さっき運んでって頼まれて天井に載せたダブルサイズのベッドマットだよね!
ドライバー、笑ってる場合じゃないよ!
ほかの車に直撃してたら、大事になってたよ。

マットを天井に積むのをあきらめ、新品のマットレスなのに無理矢理二つ折りにして車内におしこめる。

さて、お願いしますよ!
今度こそちゃんと出発してね。

マルシュルートカはぐねぐねの山道を上って下って。
深い山を抜け、キラキラ光る湖の脇を通って。

湖のそばには車両を再利用した家が。
中から小さな男の子が顔を出す。
近くに養蜂の箱が並んでいたから、ハチミツをつくって生計を立てているのかも。

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なかなか目的地に着かない。
すでに出発から6時間。
せめて明るいうちに着いてほしい。
そう思っていたら、車が立ち往生。

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がけ崩れ!
大きな岩を重機が取り除いてるけど、これは時間かかるなあ。

しかも、すぐ下は断崖絶壁で激流の川。
一刻も早くここを抜け出したい。

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ハラハラしているわたしたちとは正反対で、地元の人たちはのんびりモード。

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ようやく車が出発しても、どこまでもどこまでも山道が続く。
そしてイクエとケンゾーはようやく悟った。

「メスティアってさあ・・・
 これって思ってたよりもずいぶん・・・
 秘境じゃない?」

トビリシからクタイシまでの乗車時間もあわせると12時間近く。
ようやく山間に集落が見えてきた!
向こうには雪化粧した美しい山脈。

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この村がなぜ世界遺産なのか。
建ち並んでいる民家にご注目。

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それぞれの家が石造りの立派な塔を持っている。

この塔、ちょっと怖い名前で呼ばれている。
その名も「復讐の塔」。

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秘境だから『地球の歩き方』にはここの情報は載ってないんだけど、ほかの人たちのブログによると「他人からの復讐を恐れて、ぞれぞれの家が立てこもるための塔をつくった。」なんて紹介してある。
他人からの攻撃や殺害から逃れられるように、塔には食料も備蓄して家族だけで暮らせるシェルターにしたらしい。

こんなに小さな村なのに、家族以外の人を信じられないなんて。
そんな殺害の危機にさらされるなんて、どれほどの悪さを他人にするの。
「ここに住んでた昔の人たちって怖いよねえ」ってケンゾーと話してた。

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塔は7階建てくらい。
それぞれの階の広さは6畳ぐらい。
中は殺風景で、はしごや急な階段が備え付けられている。

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一番上からは遠くまで見渡せる。
敵の様子をうかがえる監視塔みたい。

イクエとケンゾーが民泊した家にももちろん塔があった。
さすがに今は「復讐の塔」として利用している人はいなくて、物置になっている。

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「使い道がないから壊して家を建て直したいけど、世界遺産だから塔をそのままにしないとユネスコが怒るんだよね」ってここのお父さんが言っていた。

そしてお父さんから興味深い話を聞いた。

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実はここに住む人たちは「スヴァンスキー」って言って、一般的なグルジア人とは違う民族。
言語もグルジア語とまったく違うんだって。
お父さんは「グルジア人」ではなく「スヴァンスキー」ってことにアイデンティティをもっていて、誇りをもっている。

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少数民族であるこの地域の人たちは、ほかの民族からの侵略の危機につねにさらされていた。
だからそれぞれの家の塔も、外部からの侵略に備える意味もあったみたい。

村人同士で争っていたんじゃなかったんだね。
民族を守るため、ふるさとを守るために、それぞれの家で要塞を造り、万が一の場合は家族単位でそれぞれの塔に閉じこもりみんなで生き残ろうとしたんだ。

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この塔は、夜になるとライトアップされる。
もちろんわたしたちが寝泊まりした家の塔の下にも照明があって、闇に浮かび上がる。

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さて、グルジアの奥地にある世界遺産の「上スヴァネティー地方」。
「星いくつ?」

「星、2つ!

9世紀から12世紀に造られたといわれる古い塔が今もあちこちに残っていて、その塔と共存しながら地元の人が暮らしているところに魅力がある。
とくに大きな観光施設があるわけではない。
だけどただのんびり歩くだけで大自然と集落が織りなす景色を楽しめる。

何軒か大きめのホテルが建てられているけど、開発せずに古い民家と塔だけのこじんまりした集落であってほしいな。
いまも子どもを含め、地元の人たちは独自の言語で会話しているけれど、これからも貴重なスヴァネティーの文化をぜひ守ってほしい。

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でも、じつはこのスヴァネティーの最大の見どころは復讐の塔じゃない。
雪を抱いた山々と野の花が咲き乱れる草原。
村の山に登ったら、大パノラマの素晴らしい絶景が待っていた!
どんな絶景かというと・・・。
それはまたあした!


【旅 info.】
  上スヴァネティー地方a_DSC_0495_20130714215908.jpg
トビリシからのマルシュルートカは1日1本。
クタイシ経由で行くのが一般的。
どちらも1人30ラリ。
メスティアには民泊複数あり。
メスティアからさらに車で2~3時間のウシュグリ村も有名。
メスティアよりさらに田舎の雰囲気が味わえるらしい。
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民泊のススメ

2013.07.20 06:23|ジョージア☞EDIT
いっしょのフェリーに乗っているアメリカ人の英語がほとんど聞き取れなくて、「きっと彼はテキサスあたりの出身だからなまりがあって聞き取れないんだよ」とケンゾーと話していたらボストン出身で、自分のリスニング力に自信をなくしたイクエです。

グルジアのトビリシでは日本人の沈没宿ホステル・ジョージアに滞在しているイクエとケンゾー。
きょうはホステル・ジョージア以外のグルジアの宿事情をお伝えします ♪

大きな都市にはゲストハウスやホステルがあるけれど、地方の街では「民泊」スタイルが主流。
民家にお金を払って泊まらせてもらう、というもの。
わたしたちはトビリシ以外の街ではすべて民泊をした。

チェチェン共和国に近いカズベギの村では、バスターミナルでおばちゃんに声をかけられた。

「泊まるとこ決まってないの?
 だったらうちに来なさい。」

「いくらですか?」
「朝食・夕食つきでひとり40ラリ(約2400円)。
 素泊まりだと20ラリ。」
「40ラリはちょっと高いなあ。
 じゃあ、素泊まりでお願いしようかな。」

「わかったわかった。
 特別に2食付きで30でいいわよ。」

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おばちゃんの名前は「ニノ」。
グルジアではそれぞれの宿の名前を「〇〇の家」というふうに、その家の人の名前をつけて呼ぶ。
ここは「ニノの家。」

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ニノおばさんはきれい好きで、部屋はよく片付いている。
インテリアも上品なコーディネート。

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グルジアの家庭では、こんなふうに部屋の一画にキリストや聖母マリアの絵がびっしり飾られている。

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ニノの家は、おばちゃんが商売熱心だからかわたしたち以外にもお客さんがいた。
ゲスト用の部屋は3つ。
バストイレは共同。
ホテル並みにふかふかのベッドだし清潔で、言うことなし。

ニノおばちゃんが手間ひまかけて作った料理が食卓に並べられる。
スープにサラダ、手作りチーズ。
まんなかの餃子みたいなのは「ヒンカリ」といって、コーカサス地方の定番料理。

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皮が厚くて、中にはひき肉がたっぷり。
とくにソースをつけなくても、具に塩味がついているのでおいしい。

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次にお世話になったのはクタイシのスリコ・メディコの家。
お酒大好きなスリコじいちゃんとメディコばあちゃんがやっている民泊。

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スリコじいちゃんはゲストに昼間っからお酒を勧めるし、そのおちゃめっぷりで旅人の間では名物おじいちゃん。
スリコに会いたいためにここにやってくる日本人も多く、居間には日本人がプレゼントしたであろうお土産がたくさん飾られていた。

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そんなスリコじいちゃんだけど、最近では体が弱くなって飲酒にドクターストップがかかり、姿を見せないときも多い。
わたしたちも残念ながらスリコじいちゃんとお酒を飲めなかったけど、かわりにメディコばあちゃんとかわいい孫娘が美味しいご飯とお酒でもてなしてくれた♡

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たっぷりお野菜の煮込み料理は文句なしにおいしい!!

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夕食のメインディッシュは、揚げたハンバーグのようなもの。
野菜や果物、ひき肉をミキサーにかけて朝から下ごしらえしたのだそう。
肉料理なのにほのかに甘みがある。

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ほかの日本人のゲストといっしょに乾杯!
自家製ワインはとてもまろやか。
息子さんの家でとれたぶどうで作ってるんだって。
甘みもあるし何杯でもいけそう!
飲ませ上手はスリコだけじゃないんだね。
メディコが何度もグラスをみんなにもたせて「乾杯」コール。

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スリコとメディコの娘さんと孫娘は、いつも離れて暮らしてるけど休暇中でこのときは実家に帰省してて会うことができた。
夜にはピアノも披露してくれた ♪
なんと、娘さん14歳のときに結婚したんだって!!
そんな若さで結婚を許したスリコ・メディコはさすがだね。

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続いてはメスティア。
ここでお世話になったのはメディコから紹介されたナジの家。
息子同士が友だちなんだって。

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田舎の農家にホームステイに来た気分。
「おじゃましまーす」

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庭ではニワトリが元気に走り回り、白くてかわいい子牛がいつもこっちの様子をうかがっている。

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標高が高いので夜は冷える。
「寒いね」って言ってたら、お父さんが薪割りしてわざわざストーブにくべてくれた。

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ここの料理もとってもおいしい!
やっぱりレストランでは食べられないような家庭の味を楽しめるってのが民泊ならではの良さ。

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普通は家族と客はべつべつに食事をとるんだけど、わたしたちがビールを買ってきて夕食に飲んでいたら、食卓に置いてあるビールをお父さんが発見して瞳を輝かせた!

「おおお、ビール飲んでるの!?
 いいねえ。」(英語じゃないので会話はすべて推測)

普段はおとなしいお父さんが参戦!!

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自家製のチャチャをもってきて、次から次に勧める。
ちなみにチャチャとは地元の蒸留酒でアルコール度数はかなり高い。
メディコの家のはぶどうで作ったものだったけど、ナジの家のチャチャはリンゴでつくったもの。
アルコールが強くて「くぅ~」ってなるんだけど、それでもリンゴのほうが飲みやすい。

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腕を絡めて、同じスピードで一気飲みをするのがグルジアスタイル。

「強すぎるのでそれ以上は勘弁してください。」
「大丈夫、大丈夫。
 早くグラスを空けなさい。」
「お父さんも、グラスに残ってるじゃないですか!」

お互い言葉が通じないのにお酒があれば不思議とコミニュケーションが取れている。

お父さん、かなり上機嫌。
「つまみをもっともってこい!」
お父さんのわがままに、お母さんと娘はやれやれ、という顔。
わたしたちは、おいしいものがたくさん食べられるから内心「ラッキー♪」と大喜び。

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スリコ・メディコの家でスリコの飲みっぷりは見られなかったけど、まさかここでグルジア男性の飲みっぷりを見ることになるとは。

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(ここメスティアは宿だけじゃなく、村全体が素晴らしい場所だった♡
メスティアについてはあす、あさって「世界遺産編」と「世界の絶景編」でたっぷりお伝えします。)

民泊はまるでちょっとしたホームステイ。
グルジアの人たちの飾らない暮らしぶりを垣間見ることができる。
家族と知り合い、語らうことができる。
そして、そこでしか味わえない旬のおふくろの味を満喫できる。

民泊はグルジアの旅の最大の魅力なのかもしれない。


【旅 info.】
  グルジアの「◯◯の家」a_DSC_0714_20130714212602.jpg
ニノの家 
カズベギのバスターミナルでたいていニノが客引きをしている。
2食付き40ラリ(交渉後30ラリ)
家のパソコンは無料で貸してもらえる。
カズベギにはほかにも「◯◯の家」多数あり。
スリコ・メディコの家
バスターミナルから1番の路線バスでダビド広場へ。
そこからトビリシ通りを10分ほど歩く。
2食付きドミトリー30ラリ。Wi-Fiあり。
ナジの家
メディコを通して予約するとバス停まで迎えにきてくれる。
わからなければ地元の人が教えてくれる。
2食付き30ラリ。
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スターリンの故郷で「コマネチ!」はウケるのか?

2013.07.19 05:47|ジョージア☞EDIT
どっちがドラえもんを上手く描けるか競って、イクエに圧勝したケンゾーです。
まあ、かなり低レベルな争いやけど。

なんだかんだで居心地がいい「ホステル ジョージア」。
気を抜いてだらーっとしているとあっという間に一日が終わってしまう。
こんなんじゃダメだーっと、老体にむち打って外に出ることにする。

トビリシから車で1時間ちょっとのところにゴリという街がある。
ここはあのスターリンの故郷なのだ。
といっても、スターリン博物館以外とくに何があるわけでもないんだけど、宿でグータラするよりは健康的っしょ。

ゴリ地図

ためしに沈没仲間のカズマっちとユウダイを誘ってみたら、なんと行くって言うではないか!!
カズマっちもだけどあのユウダイが陽の当たる外に出るとは!
この2週間1泊2日でクタイシ(これもかなりの強行スケジュール)に行った以外は、ずーーーっとホテルに籠ってたからね。
1日に2、3回食料を買いに行く以外の23時間45分はホテルの中。
これ大げさでも何でもないけんね。
ちなみにこのユウダイ、トルコのイスタンブールにバックパックを預けてほぼ手ぶらでトビリシに来ている。
服はいま着ているTシャツのみ。
一度も洗っていない。

薄暗いホテルから眩しい日光が降り注ぐ外の世界へ。
地下鉄とマルシュルートカ(乗合いワゴン)を乗り継いでゴリを目指す。

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ゴリの街の近く、窓の外に同じ建物がずらーっと並んでいる一画が見える。
これは仮設住宅。
ここゴリからグルジアからの独立を求めている南オセチア自治州は目と鼻の先。
2008年にグルジアが南オセチアに侵攻。
南オセチアの独立を支援しているロシア軍が反撃し、グルジア側の要衝であるゴリを空爆したのだ。
当時およそ16万人が避難を余儀なくされたそうだ。
戦闘から5年、住民の生活は元に戻っているんだろうか。

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もうすぐでゴリの街だなあ、なんて思っていたら車が停車。
「はい降りて降りて!」って追い立てられるように車から降ろされる。
ええー!ここ?
ここってハイウェイのど真ん中だよ!

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しかたない、街まで行くマルシュを拾えるところまで歩こう。
しばらく歩くとまた仮設住宅が建っている。
グルジアって自然豊かでなんだかのんびりしたイメージだけど、南オセチアや実質的に独立状態にある黒海沿いのアブハジアなど、一触即発の火種を抱えてる。
でも最終的にしわ寄せがいくのは一般の住民。
国益ってなんだろうね?

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マルシュを拾って街の中心部へ。
降りるときにお金を払おうとしたら「いいよいいよ」ってタダにしてくれた。
ありがとう、スターリンの故郷は好印象だ。

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マルシュを降りたら目の前にドーンとでっかい建物が飛び込んできた。
おおー、ソ連っぽい。
役所のような建物みたいだ。

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スターリン博物館を目指して街を歩く。
ここはその名も「スターリン アヴェニュー」。
やっぱり街にとっては英雄で、誇りにしてるのかな。
日曜日だからか人通りは少ない。
かといって廃れてるって感じはしない。

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さあ、やって参りました「スターリン博物館」。
スターリンの生家も復元されている。
まあ、とくに何の感想もないけど。

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そしてこれがスターリン。
ソビエトの最高指導者で、ヒトラーや毛沢東と並んで史上最悪の独裁者と言われた男。
諸説あるが200万人以上虐殺したと言われている。
断言していいけど、英雄でも何でもないよ。
ただの人殺しだよね。

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博物館の中は・・・なかなか雰囲気がある。
でもここから先は入場料が必要。
もちろん貧乏パッカーは遠慮させてもらいます。
スターリンの使った文具とか、スターリンの写真とか興味ないしね。

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いろんなスターリングッズが置いてあるお土産コーナーを冷やかすだけ冷やかし博物館を後に。

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もう2時半になって腹がぺこぺこだ。
適当に見つけたレストランに入ってみる。
そしたらこっからとんでもないことに!

店の中では地元の男たちが酒盛りの真っ最中。
ケンゾーたちも一緒に飲むように誘われる。
みんなが飲んでるのはたぶんリンゴで作ったローカルな酒。
ちょっと酸味が強いけど、けっこういける。

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だんだん男たちがヒートアップしてきた!
いつの間にか一気飲み大会になっちゃったよ。
飲み干しても飲み干しても次から次へとグラスに注がれる。
この酒、ホテルのしょぼいワインと違ってちゃんとアルコールが入ってる。
しかもけっこう高め。
空きっ腹に一気飲みはキツいよ!

グラスを落とさないように腕をぐるっと回して飲んだり、グラスを手のひらの上にひっくり返して飲んだりとご当地宴会芸も教えてくれた。
見てよ、このケンゾーの必死な顔!首のシワ!

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日本男子も酔っぱらった勢いで渾身の一発ギャグをかます。
旧ソ連で、世界のタケシの「コマネチ」は果たしてウケるのか!?



大やけど!!

陽気なゴリの男たち、ありがとう!
とてもいい思い出ができたよ、ごちそうさま!

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ゴリの街には昔の城塞が残っている。
けっこうふらふらな4人だけど、力を振り絞って丘を登ることに。

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上からの景色は・・・まあこんなもんでしょ。
酒で火照った顔に風が心地よかった。
そうそう、ユウダイはこの城塞に登ったことまったく憶えてなかった(笑)

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帰りは街中からのバスを見つけたので助かった。
もちろんみんな爆睡!
沈没もいいけど外に出るのも楽しいよね、ユウダイ!
そんなユウダイ、沈没しながらもブログ書いてまーす。
世界ほっこりもっこりぐるり旅!

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「軍用道路」という名の美しすぎる道

2013.07.18 06:06|ジョージア☞EDIT
カスピ海のフェリーの中でこれを書いているイクエです。
アゼルバイジャンをきのう出国して、目が覚めたらカザフスタンのアクタウに着いてたんだけどほかのタンカーがいて、港にとまる順番待ちのためここであと2、3日は停泊するらしい。
無国籍地帯でいつまで足止め?

旅の情報量が極端に少ないグルジア。
『地球の歩き方』のグルジア版はないし、首都のトビリシ以外どこを見ればいいのかわからない。
だけど宿の旅人から情報をもらえる。

「北にいったカズベギという山岳地帯がいいらしい」

2泊3日で行ってみよう~。

カズベギ地図

カズベギへはマルシュルートカで3時間半。
ちょっと長いけど、この移動こそが今回の旅行の醍醐味でもある。
コーカサス山脈を越えていく道。
車窓から見える景色がコーカサスの自然の豊かさを教えてくれる。

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湖畔を通ったかと思うと、今度は新緑の草原。
そして雪を抱いた山脈。
スケールの大きい大自然。
こころが洗われる景色。

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そんな自然を堪能できるこのハイウェイには、とても似つかわしくない名前がつけられている。

その名もグルジア軍用道路

軍用って・・・。

実はこの道路、1799年にロシア軍が軍事用に切り開いたもの。
グルジアのトビリシから北のロシアのウラジカフカスまでおよそ200キロ続いていて、ロシアとコーカサスを結ぶ重要なルートとされてきたのだ。

こんな山を切り開いて秘境だった場所にわざわざ道をつくるっていうのは、たしかにそういう理由からでしかつくらないかもしれない。

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丘の上や山の谷間。
民家がほとんどないような場所にも教会が建っている。
グルジアはキリスト教の国だなっていうのを実感。

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鮮やかな緑の絨毯に白い水玉模様。
白い斑点がうごめいている。

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羊の群れ。
近くに民家はないし人の気配もないけれど、きっと近くで羊飼いが暮らしているはず。
ハイジのおじいちゃんみたいな暮らしかな。

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軍用道路っていうふさわしくない名前の道を通り、着いたカズベギの街。
集落のすぐそこに切り立った山が迫っている。
ペンキ画のような、油絵のような山。
目の前にあるのに、まるで山だけが絵みたいに浮かび上がって見える。
不思議な感覚。
こういう山は初めて見た。

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こんな秘境のような場所にも、人々の暮らしはある。
車で野菜を売りに来ていたおじちゃん。
新鮮な野菜をここの人たちにお届け。

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集落を見下ろす丘の上に小さな教会。
わかるかな。
下の写真の右側の丘の上にふたつのかわいらしい茶色い建物が見える。

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カズベギに来たら、ここに登らなきゃ。
丘から見る景色は絶景らしい♡

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小さな商店でビスケットとパンを買って、お水をもって、ピクニック気分でゴー ♪
小川を越えて、てくてく てくてく。

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てくてく てくてく歩いていると、てくてく てくてくニワトリ発見。

むむむ!!

お尻でかい!
脚がけむくじゃら!

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せっかくのカズベギなのにあやしい空模様。
きっと晴れたらもっときれいなはずなのに。

空を見上げるとパラパラ パラパラ。
松の木の下で雨宿り。

すると何かがさささーっと視界を横切った。

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大好きな動物。
リスちゃん!

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雨が強くなってきた。
肌寒いし、カッパも持ってきてないし。
残念だけどきょうは登頂は断念。
明日にもちこしだー。

そして次の日。

きのうよりもスッキリしないお天気。
でも、もうチャンスはないので登っちゃえ!

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霧が深くて寒い。
でも、足元の野の花はこんなにも可憐。

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1時間あまり登ってたどり着いた山頂。
ここからは下に広がる集落、そして向こう側には雪化粧した5000メートル級のカズベク山が見えるらしい。

さて、待ち受けていた絶景は!?

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まーっしろ。
なーんにも見えませーん!
わずか数十メートル先の教会でさえ、輪郭が見える程度。
残念!残念すぎます。

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天気には恵まれなかったけど、ここには大自然が広がってるんだっていうことはひしひしと伝わってくる。

このカズベギのすぐ北にはあのチェチェン共和国がある。
ロシアからの分離独立を求めているチェチェン。
紛争やテロ、弾圧。
暗いイメージしかなかった。

だけどそこは、きっと美しい自然が存在する地球の宝みたいな場所なんだ。
そして、地元の人たちが自然に溶け込んだ暮らしをし、牧歌的な風景が広がっているのだと今では想像できる。

だからこそ、そこは幸せな場所であってほしい。
これからも地元の人たちが大切にできるふるさとであってほしい。

チェチェンの南のカズベギの村で、そう願わずにはいられなかった。

【旅 info.】
  カズベギa_DSC_0748_20130714201014.jpg
トビリシのディドゥベバスターミナルからマルシュルートカ。
満員になり次第出発、1人10ラリ。
所要2時間半~3時間半。
(冬は凍結で道路が閉鎖されたり、時間がかかったりするかも。)
日帰りも可能だが村で民泊できる。
民泊は2食付きで1人30~40ラリ。
村に小さなレストランや食堂あり。
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グルジア「ムツヘタの街」☆ 世界遺産で愛を誓う

2013.07.17 06:29|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
パスポートの写真が太っていたときのなので、出入国のときやビザの申請のときにいつもつっこまれるイクエです。
2年前のときなんだけど、あのときは人生で最高に太っていたので、今と比べてたぶん8キロくらい違う。

グルジア最初の世界遺産は、首都トビリシから日帰りできるムツヘタの街。
ムツヘタまではマルシュルートカ(乗合いワゴン)に乗る。
グルジアではマルシュルートカが庶民の足でマルシュのターミナルがある。

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40分くらいでムツヘタのかわいらしい街並みが見えてきた!
ムツヘタは小高い丘のふもとにぎゅっと固まって存在している小さな集落。
今でこそこじんまりした街だけど、紀元前4世紀から5世紀までイベリア王国の首都だったんだって。
首都っていう言葉が似合わないけど、なんせ紀元前の話だからねー。

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この昔ながらの街並み、そしてグルジア最古のものといわれる教会が世界遺産に登録されている。
スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂には、イエスがはりつけにされたときの上着の一部が埋められているという伝説がある。
今ある建物は11世紀に再建されたもの。

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教会の前の、ホールのある建物の前に人だかり。

何?何? 何があるの?
現地の子どもに混じって148センチのイクエも負けじと背伸びをして中をのぞく。

「ちょっとちょっと、おばさんにも見せなさいよ!
 背はあまり変わらないんだから!」

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結婚式が挙げられてる!
ウエディングドレスに身を包んだ花嫁さん、お美しい♡
花婿さんの服は、ちょっと変わってるねー。
騎士みたい。
黒いブーツをはいて、胸元にはたくさんの銃弾のようなものを入れてるし、腰には剣。
グルジアスタイルなのかな。

結婚式っていいよねえ。
どんな女の子もお姫様になれる日ですから!
花嫁が主人公だし(花婿は残念ながら脇役)、純白のウエディングドレスに身を包んだ花嫁の輝き具合と幸福度はおとぎ話の白雪姫にもシンデレラにも負けません。

イクエとケンゾーの結婚式はもう6年も前のこと。
その時は、こうやって夫婦で世界一周するなんて思ってもなかったな。

そんなことを思っていると、誓約書のようなものにサインをした2人がいきなり密着してホールの中央に移動。
と同時に、音楽が流れる。
これは!?

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いきなりダンス!
永遠の愛を誓ったらそのままダンスって、これはまさしくディズニーのプリンセス映画のラストシーンじゃないですか。
幸せそうで、こっちまで顔がニヤニヤしてくるよ。

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ダンスのあとは、目の前の教会に移動。
ここで改めて正式な式を執り行うみたいなので、わたしたちもいっしょに教会の中へ。

中へ入ると・・・。
あれ、あれ?あれ?

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別のカップルがいる!
教会の右と左と中央と、3カップル同時に挙式。
しかも、順番待ちしてるカップルもいる。
この季節に結婚するカップルが多いのか、それとも世界遺産の教会で式を挙げるのが人気なのか。
いやあ、貴重な場に立ち会えてラッキー。

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これだけ立て続けに式があると神父さんも大変だよね。
ワインを新郎新婦に飲ませる神父さん。

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お香のようなものが入った銀の入れ物を振り回しながら、煙をまく神父さん。

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新婦はマリアさまの絵の前で、新婦はキリストの絵の前で愛を誓う。

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賛美歌を歌うのは地元のおばちゃんたち。
さっきまでゴム手袋をつけて、溶けたキャンドルを片付けていた。
町内会の仕事みたいに当番制でまわってくるのかな。

「はいはい、出番がやってきましたよー」って感じで前に集まって歌うんだけど、とてもかったるそう。
式の途中におしゃべりもするし。
まあ、一日何回も歌わないといけないからお気持ちはわかりますが、一人一人の花嫁花婿にとっては一生に一度の舞台なのでもうちょっと気持ちを込めて歌ってあげて!

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結婚式の参列者たちはみんなおしゃれして集まっている。
日本の披露宴の参列者よりも、着ているものがカラフル。

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子どもたちがみんなかわいいのよお。

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かわいいけど、かっこよく決めてる女の子もいたよ。
天使のようなヘアスタイルとドレスに、ヒールな目元。
アンバランス具合がクール!

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ムツヘタには、もうひとつ有名な教会がある。
丘の上に建つジュヴァリ聖堂。
どうやって、登ればいいかなあ。

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くねくねまがった車道はあるんだけど、迂回しているので歩くとかなりの距離がある。
とりあえず、頂上を目指して突き進むしかない。
車がビュンビュン通るハイウェイを横断し、原っぱを抜ける。

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この道でいいのかな。
あっているか分からない山道を登ること1時間半。
いきなり車道に出て、頂上の教会が見えた!

ここからムツヘタの街が一望できる。

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こっちの教会にも次から次にカップル登場。

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カップルたちがすれ違うのを見るとちょっとひやっとするのはわたしだけ?

「俺の花嫁のほうが美人だな」
「わたしのドレスのほうが勝ったわ」

そんな心の声が聞こえてきそうな・・・。

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さっきの教会のほうが大きいし内部の装飾も立派だけど、こっちの教会のほうが雰囲気がある。
もし自分が式をあげるならこっちがいいな。

中は薄暗い。
目が慣れるまで空間をとらえられない。

真ん中には大きな十字架。
明かり取りの小窓から差す光がスポットライトのように十字架を照らす。

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窓から差し込む光が神秘的で、十字架のまわりを歩くと光線の向きも変わってくる。
華やかな装飾はないけれど、それだけでじゅうぶん。

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さて、昔ながらの家々が建ち並ぶ集落と今も地元の人たちの大切な信仰の場となっている教会がある「ムツヘタ」。
「星いくつ?」

「星、1つ!

教会は歴史を感じさせるけれど、集落のほかの建物はよく見ると新しい。
街の規模も小さくて1時間くらいで見終わる。
ムツヘタの街並みはちょっと離れた場所から全体を見るのが一番美しく見えるかも。

昔のグルジアでは、教会を中心にこんなふうに小さな赤い屋根の家が建ち並んで街を形成してたんだろうなっていうのがわかる貴重な場所。

土日にここに来たら、たくさんの花嫁花婿に会えるかも!

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【旅 info.】
  ムツヘタa_DSC_0405_20130714193338.jpg
トビリシのディドゥベバスターミナルからマルシュルートカで1ラリ。
トビリシから近いので半日観光も可能。
教会などの入場料はない。
教会に入るには男性は長ズボン、女性はスカーフが必要。
入口でも貸してくれる。
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ビザに振り回される旅人

2013.07.16 06:12|ジョージア☞EDIT
短パンのお尻部分が擦り切れてきたので、ほとんど出番のない水着を最近街中でも履いているケンゾーです。

イラン行きがなくなったのでこのあとは、アゼルバイジャン・バクーからカスピ海をフェリーで渡ってトルクメニスタンへ行く予定のケンゾーとイクエ。
アゼルバイジャンはビザが必要な国だ。
トビリシにはカザフスタン大使館もあるので両方のビザを取ってしまおう。

アゼルのビザ取得で面倒なのは、日本大使館のリコメンデーションレター(推薦状)が必要なこと。
大使館に行けばその場で作成してもらえる。
もちろん無料。

あと、アプリケーションフォーム(申請用紙)が必要。
ネットでダウンロードしたフォームをプリントしてもらうためにネットカフェかコピー屋を探す。
『XEROX(コピーのこと)』と書かれた看板があったので建物の中に入ってみると・・・

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うーわ、なんじゃこれ?!
映画のセット? 雰囲気あり過ぎ。
ジョニーデップの「スウィニー・トッド(悪魔の理髪師)」みたい。
でもどこからか「ウギャーーーー!」っていう女の叫び声が何度も聞こえたのでダッシュで退散。
勘弁してよ、怖過ぎるよ。
別のちゃんとしたネットカフェでプリントできた。

面倒なビザ取りは1日で終わらせたい。
そこで、日本大使館→カザフ大使館→アゼル大使館と大使館のはしごをすることに。
大使館は午前中しか開いてないのでかなりの強行スケジュールだ。

まずは我らが日本大使館。
そういえば、この旅で海外の日本大使館に行くのははじめてだ。
地下鉄で最寄り駅まで。

グルジアの地下鉄スゴいよ!
なにがって、その深さが。
エスカレーターの先が見えんからね。
福岡にはこんな長いエスカレーターはないな。
あまりに長すぎて座り込んでる人をよく見る。

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あとビックリしたのがエスカレーターのスピード。
めちゃくちゃ速い!
乗り降りけっこう危険だよ。

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最寄り駅から30分ほど歩いて日本大使館到着。
(地図はホステル ジョージアに貼り出されてます)
部屋に貼り出されている日本語のポスターを見るだけでなんか落ち着くな。
窓口のスタッフは全員グルジア人だった。

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15分くらいでもらえるかなと高をくくっていたら、50分もかかってしまった!
しょっぱなで大誤算。
これはヤバい、かなり厳しいぞ。

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今度はバスに乗ってカザフ大使館へ。
先客の欧米人が1人いた!
早くしてー!

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対応してくれたのは英語がペラペラの女性だった。
物腰も柔らかくとても好印象だ。
あまりいい話を聞かない中央アジア諸国の大使館。
クソみたいな対応で不愉快な思いをした話ばかり聞いていたけれど、ケンゾーたちはそんなことはないな。
イスタンブールのウズベキスタン大使館もそうだったけれど、とても紳士的でいい感じの人たちばかりだ。

アプリケーションフォームに記入をし、写真を添えて提出。
パスポートのコピーを渡そうとしたらコピーじゃダメだって言われた!
がーん。
アゼル大使館はしご計画終~了。
トビリシでカザフビザを取る予定のみなさ~ん、パスポートはホールドされま~す。
アゼルビザはカザフビザを受け取った後に再挑戦だな。

とぼとぼとホテルへと戻る。
「こんなふうにスムーズに前へと進めずに沈没せざるをえない旅人も多いだろうなあ」なんてことを思いながら街中を歩く。

道路沿いには建物がぎっしり並んでいる。
奥に中庭がある建物が多いんだけど、入口から中庭をのぞいて地元の人たちの生活をチラ見するのがけっこう好きなんだな。

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こんなかわいい住民もいるしね。

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後日、カザフビザと別の日に申請したアゼルビザも無事にゲット。
あとはアルメニアでトルクメニスタン、アゼルバイジャンでタジキスタンのビザをゲットしたら中央アジアはすべて終了!

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中央アジアはほんとにビザが面倒臭い。
なんでなんだろうね。
もっとビザを簡単に取れるようにしたら観光客も増えて収入も増えるのに。
何はともあれ中央アジアの準備、着々と進んでます!


ビザ情報@グルジア・トビリシ

◯アゼルバイジャン ビザ
MAX30日間シングル 
ナゴルノ・カラバフのビザがあると不可
アルメニアのスタンプがあると待たされる可能性あり

必要書類
・リコメンデーションレター(日本大使館でその場で取得)
・アプリケーションフォーム
・写真1枚
・パスポートコピー
ビザ代無料、パスポートはホールドされる場合もあり
申請 月・水・金10~12時
受取 16~17時(日時は申請時に指定される)
トビリシ駅前から34番バス or メトロMarjanishvili駅前から59番バス
日本大使館の最寄りバス停から131番バス
2014年8月現在の情報では、アゼルバイジャン大使館は日本大使館そばに移動したそうです。
申請も毎日できるように変更になったそうなので事前に確認してください。


◯カザフスタン ビザ
申請できるMAXは、90日間有効でそれぞれ30日間滞在可能のダブルエントリー
必要書類
・写真1枚
・パスポート
ビザ代無料、パスポートはホールドされる
申請 月・水・木11~13時
受取 5営業日後15~16時
トビリシ駅前から66番バス
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沈没者に温かいまなざしを!

2013.07.15 05:00|ジョージア☞EDIT
伸びてきてしゃーしくなってきた髪を、カザフスタンに向かうフェリーの中でイクエに切ってもらったケンゾーです。
でもいい加減プロに切ってもらいたいなあ。

旅人用語で『沈没』って知ってる?
まあ定義はいろいろあると思うけど、簡単に言うと「とくに観光をするでもなく宿にこもってダラダラすること」かな。
ケンゾーたちが泊まってる「ホステル ジョージア」はまさにこの『沈没者』の溜まり場になってるんだな。

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ビザ待ちをしている人もいれば、とくに理由もない人もいる。
日本人の中で短い人は1週間、一番のベテランは1か月。
でもまだまだ強者がいて、8か月滞在してるアメリカ人がいた。
それってすでに旅人かどうか怪しいけど。

ホステル ジョージアは宿代安いし(1泊600円)、使い勝手が悪いけどキッチンがあるから食費も抑えられる。

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さらにWi-Fiあるし、共有スペースも狭いけどあるし、ワイン飲み放題だし、まあ沈没するにはうってつけの宿な訳ですよ。

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ある者は飯を食い、ある者はギターをかき鳴らし、またある者はネットで日本のTV番組を見る。
ここには漫画は置いてないから割とアクティブな沈没風景、かな(笑)

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すぐ近所では子どもたちがキャッキャいいながら水遊びをしている。
微笑ましい!

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同じとき、ホステル ジョージアの大人たちは・・・

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今日も日がな一日グータラですよ。
昼間っからビール飲んじゃってますよ。

旅人が集まると、やっぱり旅の話で盛り上がる。
実際に旅してきた人たちの生情報はネットやガイドブックよりも役に立つ。
さらに世界各地の沈没スポットの情報ももれなくついてくる。

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ケンゾーとイクエが沈没メンバーに加わると、新たなトピックで夜な夜な盛り上がることになった。
それは、「シニアバックパッカーが帰国後どうやって生活していくか」
あ、シニアってのはケンゾーのことです。

ケンゾーが数年後帰国したあとどうやって食っていったらいいのか、真剣に考えてくれる沈没者たち。
18歳も年下の大学生に心配される38歳のケンゾー。
けっきょく毎晩たどり着く結論は「体力がなくてもやれる日雇いの仕事」。

旅しているとたまに、夫婦揃って仕事を辞めて、しかも帰国後のことはまったく白紙だと言うと「スゴいですね」とか「かっこいい!」とか言われることがあるんだけど、ぜんっぜんスゴくもカッコ良くもないから!ただの無鉄砲で帰国後のことは怖くて考えないようにしてるだけだから。

まあ『世界一周』はべつに勧めはしないけど、長期の旅行をするならなるべく若いときがいいよ!
旅すること自体体力いるし、帰国後も社会復帰しやすいし。
あとは資格取るとか、手に職を付けるとか。
はあ、帰ってどうしよ?

そんなゆかいな沈没者が集うホステル ジョージア。
ここでブロガー仲間にも会えた!
しかもケンゾーたちとおなじように夫婦で旅している「セカイスケッチ」のケン&ユミ夫婦。
そんなに長くは話せなかったけど会えてよかった。
ふたりの旅はもう終盤。
健康に気をつけて、無事に帰国してくださいねー!
いつか宝くじ当たったら、家の設計お願いしま~す!!

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ふだん自由気ままに自分の世界に浸っているホステル ジョージアの沈没者たちが一致団結したことがある。
ジョージアの管理人、エリザの誕生日をサプライズで祝おうってことになったのだ。
日頃20m先のスーパーに食料を買いにいく時しかホテルの外に出ない沈没者たちが、そろって外に出てケーキを調達。

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エリザにバレないようにバースデーソングの練習。

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エリザが自分の部屋に入ったのを見計らってスタンバイ。
エリザが早く出てきてしまわないように、イクエがドアを塞ぐ。
歌いだしのタイミング、バラの花束やケーキの登場など打ち合わせもバッチリだ。
あとはエリザが出てくるのを待つばかり。

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ん?なかなかエリザが出てこない。
どうしたんだろうって思っていたら・・・
エリザがドレスアップして登場!
なんだよ、バレバレやん。
ちゃんと着替えて登場してくれたエリザ、かわいいねえ。
お誕生日おめでとう!!

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沈没タイムは永遠ではない。
ここ、ホステル ジョージアでもひとり、またひとりと旅を再開する時がきた。
それぞれがそれぞれの旅に戻っていく。

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沈没というと賛否両論あると思うけど、まあ沈没もひとつの旅のスタイル。
疲れた心と体をリフレッシュさせることもできるし、ちょっと立ち止まって旅を含め今後のことをじっくり考えることもできる。
ケンゾーとイクエにとってはじめての沈没生活。
(ホステル ジョージアには合計で10泊)
沈没もたまにはいいかな。
みなさんも宿で沈没者を見かけたら、あたたかい目で見てあげてください!

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グルジアにだまされた!

2013.07.12 06:30|ジョージア☞EDIT
ドミトリーに漂う足の臭いに日々堪えながら、嗅覚に意識を集中させない訓練をしているイクエです。
今いるドミトリーに寝泊まりしているバックパッカーたち、ほとんど欧米人チャリダー(自転車で旅してる人たち)なんだけど、なぜかシャワー浴びないの! なぜ?

日本人にとってあまりなじみのないグルジア。
グルジアの国旗って、見たことある?

こんなのです↓(右側)
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真ん中に大きな十字。そして小さな4つの十字をあしらったもの。 
この十字が表しているように、グルジアはアルメニアと並び世界で最初にキリスト教を国教と定めた国。
街中にはいたるところに淡い色のレンガで造られた教会がある。

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敬虔なキリスト教徒が多い。
バスに乗ってても窓から教会が見えたら胸で十字を3回きる人たち。
教会はいっぱい建っているから、ひとつの教会に対して十字をきり終わっても「あ、またあっちにも教会!」ってなってまた十字をきり始める。
バスに乗ってても気が気じゃないね。

どの教会にいっても、いつもたくさんの信者が祈りを捧げている。

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女性の人は頭にスカーフを巻いて、男性は長ズボン。
そうしないと中に入らせてもらえない教会が多い。
観光客が多い場所では、外でスカーフや腰に巻く布を貸してもらえる。

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キリスト教と言ってもここはグルジア正教。
教会の内部は鮮やかなイコン(宗教画)で飾られている。
どことなく絵がかわいいんだよね。
親しみがもてる。

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そんな敬虔なキリスト教徒が多いグルジア。
だけどここはとっても飲んべえの国なのだ。

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お酒探しに苦労することはない。
どこの店にも豊富な種類のアルコールが置いてある。
ビールは2.5ℓのペットボトルで安くて4ラリ(240円)くらい。
歩道に椅子を出して昼間っから酒盛りしているおじさんたちによく出くわす。

メトロのつり革も生ビールのジョッキ型。
電車に揺られながらぐびーっといってるみたい。

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街中では朝からワインの樽が置いてある。
紙コップに入れてもらってぐびーっといける。

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朝からワインを一気飲みして仕事に行くおじさんたち。
おばあちゃんまでぐびー、だもんね。
すごいよ!グルジア。

酒好きのケンゾーは大喜び。
イスラム教やヒンドゥー教の国ではお酒を手に入れることが難しいことが多い。
お酒が買えても高級品でなかなか買う気にならないところも多い。
そんな国を長く旅してきたので、テンションがあがる

さあ、ここは昼間っからいっときましょうか。
1杯0.3ラリ(約18円)のワインはどんな味がするのか?
まずはイクエが試す。

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はじめに香りをチェック。

「あ、しないなあ。
 かすかに甘い香りはするけど、弱いねえ。
 ホームメイドのワインってこんな感じなのかも。」

そしてひとくち。

「飲みやすい」

っていうか飲みやすすぎ。
ん!?
なんやこれ??

ケンゾーが「どう?」って感じでこっちを見てる。
イクエが顔をしかめる。
ケンゾーが「ん?」って顔になる。

ケンゾーさん、誠に残念ではありますが・・・

「ワインじゃない!!」

まさかの、ジュース(たぶんザクロ)だったあ。
しかも100パーセントじゃなくて水っぽい。
めちゃくちゃシロップ入ってて甘ったるいし。

がっかりというか、裏切られたというか、だまされた気分というか。
だってね、ずっとふたりで街中のワイン樽を見ながら

「すごいねえ、グルジア」
「うわあ、杖ついたばあちゃんが一気飲みしとるー!」
「ちょっと! 
 バス停の整理係のおにいちゃん
 バスが来る合間にユニフォーム着たまま飲んどるよ」
「ほとんどの国民、アルコール依存症やない?
 犯罪率も高くて医療費もかさんで、国家として大丈夫なんかね?」

っていつも話してたんだよ。

しかもこのワインを飲んだのはグルジア最終日だったから、ずっとグルジア滞在中だまされていたわけですよ。
一応最後に味わっておこうってことで飲んだんだけど、もし飲まなかったら一生ワインと思い込んでいたことになるし、このブログを通してみなさんにあやうく嘘の情報を提供するところでした。

なんでワイン樽でジュースを売るかねえ。
紛らわしいよ!
でもジュースはしっかり冷えていたから、このワイン樽、冷蔵機能がついているすぐれものかもしれない。

ジュース樽がいたるところに置いてあるトビリシの街をお散歩。
公園の一画に青空市場。
売られているのは個性豊かな絵画たち。

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地元の画家たちが自分の作品を公園に並べている。
いいねえ、こういうの。
画家たちもより多くの人たちに自分の作品を見てもらえるし、公園も華やかになるし。

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何十人という画家たちが、それぞれの場所で絵や彫刻を展示販売。
公園には、肖像画を描く人をモチーフにしたオブジェもあってステキ。

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そんな芸術の香り漂う公園から外に出ると、これまた青空市場が開かれている。
でも、ここでは芸術の香りはしない。
古めかしく、雑多で、埃くさくて。

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グルジアがソ連だった時代の物がある。
勲章やソ連時代のパスポートや指導者の写真。
こんなもの売れるのかなあ。

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まあ、マニアにはたまらないかもしれませんが、そんなマニア、一日に何回来る?
毒マスクなんていりません!

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人の家の物置に来たような気分になる。
自分ちの物置からいらない物をかき集めて売っているんだろうな。

こういうの、いる人います?

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大きな耳のないミッキーは、もはやミッキーではない。

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錆び付いた蛇口買うくらいなら、新品買うよね。
でも、蛇口ならまあどうにかして取り付ければ使えるでしょう。
じゃあ、これはどうやって使いましょう。

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この鍵にあうドアどこですか?

もっとアンティークっぽいのだったらコレクションや飾りで買う人もいるかもしれないけど、普通の鍵だしね。

じゃあこれは?
中央にある、黒い革靴。

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片方だけ・・・。
「お、ちょうど右の靴なくして探してたんだよねえ」って人はそんなにいないよね。

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だから片方だけの靴はいらないって。

こんなものまで売ってるってことはそれ以上の価値のある不要な物が、もう家にはないってことだよね。

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よくわからんビデオテープも買わないよ。
空き瓶なんてわざわざお金だしてほしいって思わないし。

客がいないにもかかわらず、オンボロの車から商品を出してセッティングするおじさんたち。

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お、この工具はちょっと錆び付いてるけど、実用的だからきょう1人くらい買う人いるかもよ。

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なんだか誰からも見向きもされないようなものを一生懸命並べて、炎天下のなかただひたすら客を待っているおじさんおばさんたちはなんだか哀愁漂う。

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たぶん99パーセントはただのからくただけど、一生懸命探せば1パーセントのお宝にめぐりあえるかも・・・。
だれか、だれか買ってあげて。

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お客さんはいつ来るかなあ。
古びた物たちに、新しい所有者はあらわれるかなあ。

待てば待つほど、買ってくれる人があらわれたときの嬉しさはひとしおだよね。

客がこないまま、おじさんたちのきょうが終わろうとしている。

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きょうがダメでも、あしたは売れるかな。
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こんなオンボロ見たことない

2013.07.11 05:46|ジョージア☞EDIT
宿に泊まっているカナダ人が殺人的に足臭かったのに、はじめイクエに臭いの元だと疑われていたケンゾーです。

イラン行きがダメになってしまったので、予定になかったコーカサスを旅することにしたケンゾーとイクエ。
もともと自由気ままなノープランの旅。
きっと予定外のコーカサス(カフカス地方)になにかの縁があったのさ!

3つしか国はないけれどいろいろと歴史や政情が複雑に絡んでいて、旅人にとっては面倒なことも多いコーカサス地方。
拠点となるのはグルジア。
首都のトビリシを拠点にしてグルジア国内やアルメニア、アゼルバイジャンを旅することになる。

コーカサス

ということでいざグルジア・トビリシへ!
ちなみに、日本語では『グルジア』だけど英語では『ジョージア GEORGIA』だって知ってた?
むかしのロシア語読みが『グルジア』だったそうで、グルジア側は日本に対して『ジョージア』に変更するように要請してるんだけど日本が応じないんだって。
まあどの国も日本語読みじゃ大概通じないけどね。

トラブゾンからトビリシまでは夜行バスで約12時間。
トルコのバスもこれで乗り納めだ。
けっきょくあんまりいい思い出がなかったなあ。
う◯こ漏れそうになったし。

トビリシ

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日付が変わるころにトルコとグルジアの国境に到着。
きっとトルコにはまたいつか来るだろうな。
バスから降りてイミグレーションへ。

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なんの問題もなくトルコを出国。
アラスマラドゥク(さようなら)!
そのまま歩いてグルジア側のイミグレへ。

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この国境には免税店まである。
しかもかなり綺麗で立派。

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これがグルジア側のイミグレ。
なんて斬新な建物だ!
居住性なんか無視!
ここまでくると潔い!
ぜんぜん知らなかったけど、グルジアってデザインや建築関係で有名な国なのかな?

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ここで待機していたバスから荷物を降ろして入国手続きへ。
結局出国から入国まで国境をまたいだゾーンを1キロくらい歩くことになる。
ちゃんとカートもあるから便利。

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グルジアは90日以内の滞在であればビザは不要。
入国手続きもスムーズに完了。
女性係官に「Oh! KENZO! Good perfume!」って言われた。
KENZOブランドは日本よりも海外でのほうが人気みたいだ。

グルジア側に出るとリカーショップやバーが所狭しと軒を連ねている。
深夜の国境にも関わらず騒々しい。
路上で酒を飲んでいる人も多い。
(※両替屋もATMもある)

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イスラム教の国からキリスト教の国へ。
これが宗教の違いなんだろうか。
国境を越えたとたんに、なんだか猥雑な雰囲気になった。
そういえば、明確なキリスト教国はこの旅はじめてだ。

トルコ最後の夜行バスは車内サービスが一度もなく、深夜に起こされることもなかった。

窓の外に見えるはじめてのグルジアの景色。
田舎だ〜!
いいね〜、好きになれそうだ。

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朝8時トビリシのバスターミナルに到着。
ここからホテルがあるトビリシ駅近くまではマルシュルートカ(マルシュ)というミニバスに乗っていく。
1人0.8ラリ(約48円)。
ちなみに、トルコはリラでグルジアはラリ。
ややこし!

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マルシュを降りてすこし歩く。
旧ロシア圏の国ははじめてだけど、古くてちょっと陰湿な感じがしてなんかそれっぽい街並みだね。
トルコでは街のいたるところにモスクがあったように、トビリシには教会があちらこちらにある。

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しばらく歩いてたどり着いた、「ホステル ジョージア」。
ここもバックパッカー定番の安宿。
1泊1人10ラリ(約600円)!
しかもワイン飲み放題!
やったー!毎日酒が飲める!

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ちょっとトビリシの街をぶらぶらしてみよう。
隣の国だけどトルコとはぜんぜん違う。

まずすぐに目につくのが車のボロさ。
日本では走ってるのを見たとこがないな、ここまでボロボロの車は。

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あと車の運転が荒い。
狭い道でもガンガン飛ばすし、しょっちゅうタイヤをキュルキュル鳴らす音が聞こえる。
歩行者が道を渡ってても被せてまくってくるから危ない。

あと街中のあちこちに銅像がある。
それもけっこうシュールなものが多い。
やっぱアーティスティックな国なのかね。

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古い街並みもたくさん残っているけれど、斬新なデザインの近代的な建物も多い。
保守と革新が共存する街トビリシ。
どんな旅になるかな。

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旅したトルコ こんな国

2013.07.10 05:29|中東☞EDIT
トルコには5/22~6/13まで22泊23日滞在しました。
歴史と東西の文化に彩られた異国情緒に満ちた国。
見どころたっぷり観光大国トルコの旅を振り返りま~す。

◇旅の費用「ネ カダル?」

トルコでいくら使ったのか発表します。
 
交通費           865.30リラ
外食費           368.40リラ
その他のフード・ドリンク  196.95リラ
宿泊費           700.00リラ
観光費           280.00リラ
雑費           36.80リラ

合計  2447.45リラ(1リラ=約55円)
約5,888円/1日2人で

やっぱり今までのアジアと比べると高いなあ。
なかでも交通費と宿泊費が高い。
宿は1泊平均約1760円。
じつはトルコはガソリンが日本よりも高いんだよね。
1ℓ4リラとかするから200円オーバー!
だから交通費は高い。


◇移動手段はこうでした

イスタンブールにしばらく滞在するなら「イスタンブル カルト」を作ったほうがお得。
バスやメトロ、トラムなどは1回3リラ(約165円)とけっこう高い。
このカードを使うと1回2リラ以下。
カード代金は6リラでデポジットは還ってこないけれど、7回乗れば元がとれる。

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長距離の移動はバス。
「トルコのバスは快適 ♪」って言う人が多いけど、ケンゾーとイクエにとっては、どちらかというと憂鬱だったな。
たしかに設備も豪華で車内サービスも充実してるんだけど、夜行ではぜんぜん寝られなかった。
座席は立派なんだけどフラットには程遠いし足が伸ばせないのが辛い。
飛行機のエコノミーよりもちょっと窮屈な感じ。
あとはなんといっても車内サービスが過剰!
それが売りなのかもしれないけど、夜中の2時3時にドリンクサービスはいらんから!
やっとウトウトしてきたところで照明点けてカートをガラガラさせて「飲み物はいかが?」とかなんなん?
軽く殺意が湧いてくるよ。
ていうか、係員も目が充血して必死やし。
そんなありがた迷惑なサービスはいらないから少しでも安くしてほしい。
せめて夜は寝させてください。

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◇こんなお宿に泊まりました

ふたり旅なのでいままでの国はドミトリーに泊まらずほとんどダブルルームに泊まっていました。
ドミトリーベッド2台分とダブルの値段ってそこまで差がなかったから。
だけどトルコは物価が高いので、ドミトリーのある宿があればドミトリーに宿泊。
ドミトリーを利用すると旅している日本人と知り合う機会が格段にあがったので、それもそれで良かったです。
なんせいままでほとんど日本人と出会ってなかったので。
トルコは宿代が高いけど、どこの宿も布団類は清潔で朝食がついているホテルが多い。
だいたいどこのホテルも朝食のメニューはいっしょ。
野菜、オリーブ、卵、チーズ、ハム、パン。

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数日前のブログにも書いたけど、一番お気に入りのホテルはカッパドキアの「パラダイス ケーブ ホテル」の洞窟部屋(45リラ)でした。

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◇「ギュゼル!」これが一番うまかった

ケンゾー 「ナス料理」

トルコにはナスを使った料理が多い。
トマトといっしょに煮込んだものが定番で美味しい、間違いはない(たぶん)。

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でもどこで食べてもいっしょの味でちょっと飽きたなあ、っていうときにセルチュクで見つけたナス料理。
オニオンスライスとトマト、そして焼いたナスだけというシンプルなものだったけど、シンプルなだけにナスの旨味が口の中に広がってうまかったなあ。
たしか4リラ(約220円)だったかな。

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イクエ 「シミット(ごまパン)」

どこでも売っているごまパン。
トルコに到着して最初に食べたのもごまパンだった。
シンプルな見かけに反してうまい!
イスタンブールでは1リラだけどほかの場所では0.5リラ。
香ばしくてちょっともっちりしてて噛みごたえがある。
まったく飽きない味。
だからなのか、トルコ人もしょっちゅう買って食べている。
トルコではいろんなところにパン屋さんがあって、たくさんの種類のパンを売ってていろいろ試したけど、やっぱりごまパンが一番間違いのない美味しさ!
シンプルだけどおいしいんだよねえ。

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◇おすすめ!!一番良かった場所

ケンゾー 「カッパドキア・ローズバレー」

いやー、ベタだけど断トツでカッパドキア!
この旅で3本の指に入るほど気に入った。
甲乙つけがたいけど、あえてその中でひとつだけ選ぶとしたらローズバレーかな。
どこから眺めてもそのほんのり朱に染まった岩の存在感は抜群。
一歩足を踏み入れると、うねうねと滑らかに波打つ岩肌が眼前に迫りほかの星に来たかのような錯覚を覚える。
ひときわ赤く燃える夕時のローズバレーは、時が経つのを忘れるほど見入ってしまう。

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イクエ 「カッパドキア・オルタヒサル」

このコーナーではいつもケンゾーと違う場所を選ぼうと思ってるんだけど、今回はかぶってしまうけどカッパドキア。
でも、ケンゾーよりもイクエのほうがカッパドキアを気に入った自信がある。
今までさんざん人の写真を見たりテレビで見たりしていたけど、やっぱりカッパドキアは素晴らしかった。
想像以上だよ!!
想像以上に広いよ!!
想像以上にいろんな種類の奇岩があるよ!!
その中でも最後に行ったオルタヒサル。
目の前に広がる光景が、本当に現実に存在しているのか疑わしくなるくらい壮大。

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カッパドキア以外であげるとしたらブルサ。
とくに何もないんだけど、それが良かった。
トルコは日本人にも欧米人にも大人気の旅行先なので「観光地」と「普通の街」の差がありすぎる。
なので時間がある人はブルサじゃなくてもいいので、一か所は有名じゃない地域に行かれることをお勧めします。
観光地では「観光客用レストラン」はいっぱいあるけど、地元の人だけが利用するような大衆食堂は見つけにくい。
物価も観光地と普通の街ではぜんぜん違う。
「普通のトルコ」を一回くらい見るのもいいかもしれません。


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◇ふらり ゆるり トルコの感想は?

ケンゾー
ほんとに観光大国。
特別な見どころがない街でも、街自体の歴史が古いので歩き回るだけでも楽しい。
でも物価は決して安くはないので、それなりの出費は覚悟しないといけない。
とくに交通費がけっこう高いので、移動が重なると出費も増える。

それにしても、トルコ人は陽気で優しい人ばかりだった。
まったく見知らぬ人たちにこんなに優しくしてもらったのはバングラデシュ以来。
とくにトルコの男性は気前がよく男前が多い!
不快な思いをすることなく、気持ちよく旅することができた。

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イクエ
わたしは声を大にして言いたい。
「ハネムーンはぜひトルコへ!」
(ちなみにわたしたちの新婚旅行はケニア・タンザニア(ザンジバル)でした。
 しかもバックパックで。しかもケンゾーがまさかの結婚指輪紛失!)
ハネムーンに最適だよ、トルコは。
ヨーロッパ並みにきれいで旅行しやすいし、ロマンチックなホテルやレストランはいっぱいだし、ヨーロッパよりも異国情緒あふれていてワクワクするし、お土産天国なので親戚や友人、会社の人へのお土産も探しやすい。
トルコはエーゲ海にも面してるのでリゾートも満喫できる。
新婚カップルなら、ただ手をつないで街歩きをするだけで楽しいこと間違いなし。

トルコは予想以上に物価が高くて、予想以上に発展していて、予想以上にヨーロッパっぽくって、予想以上に見どころいっぱいの国でした。
まだまだ行ってない所もあるので、またいつか行くだろうなー。

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崖の中腹にどうやって造ったの?

2013.07.09 05:57|トルコ☞EDIT
飲むヨーグルトが安いので最近飲み始めたら体の調子が良くなっているイクエです。
旅中はカルシウム不足になりやすいので、これからも積極的に取るようにしようっと。

トルコの旅もフィナーレ。
翌日には次の国、グルジアへと行かなくてはいけない。
カッパドキアでかなりトルコの旅に満足したんだけど、せっかくトラブゾンに来たのでどこか観光したい。

トラブゾンから少し離れた森の中にスメラ修道院というのがあるらしい。
地元の人が夢の地と言うほどの人里離れた自然豊かな場所に建つ修道院。
崖の中腹にへばりつくように建っているらしい。

トルコ最後の観光地に決定 ♪
スメラ修道院の場所は「夢の地」と呼ばれるだけあって、路線バスでは行けない。

そのかわり、民間のバス会社や旅行会社が独自でワゴンを出して1日ツアーを開催している。
まあ、ツアーっていってもガイドさんがいるわけじゃなくて、ただ単に修道院までの送り迎えをしてくれるってだけなんだけど。

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ワゴンには10人くらいのお客さんが乗り込んだ。
欧米人やアジア人はいない。
たぶんトルコの他の街や隣国のイランから来た観光客なのかな。
トラブゾンは隣国の玄関口になっているので、近隣諸国からやってくる人たちが多いみたい。

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ワゴンは黒海に面した街を抜け出し、田舎の集落を通って、緑あざやかな森へ森へと入っていく。

緑がまぶしい!
まぶしい緑というのは、人をリラックスさせるいっぽう、自然の息吹を感じさせてワクワクさせる。

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途中、小川の流れる場所で休憩タイム。
他の人たちはお土産屋さんを見たり、お茶を注文したり。
イクエとケンゾーはおいしい空気に身を委ねて何をするでもなくうろうろしていたら、ドライバーのおじさんに手招きされた。

チャイをごちそうしてくれた。
トルコではこんなふうにさらりとお茶をおごってくれる。
トルコのチャイを飲むのも、これで最後かなあ。

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車はくねくね道を進み、どんどん山へと上っていく。

ごおおおおっという音。

勢いよく水が流れている。
この川が山からの雪解け水をふもとの村へと運んでいる。

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途中、車が写真スポットらしきところで止まった。
ドライバーがトルコ語で何か説明している。
なんだろう?

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あ!
左側の崖の中腹、へばりつくようにして白い何かがある。
あれだー!!
スメラ寺院。

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よくあんな所に修道院をつくろうと思ったね。
どうやって建てたんだろう。

イスラム勢力からの弾圧を逃れてきたキリスト教徒たちが人目につかないこの場所に修道院を建てて、ここにこもって自分たちの宗教を守ったのだそう。

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ここに修道院ができたのは6世紀で、現在残っているのは14世紀の建物。
ビルのような建物を逆側から見るとこんなに薄っぺら。
崖と一体化していて、基礎の部分はどうなっているんだろう。



車は途中までしか入っていけない。
ここからは断崖絶壁の修道院を目指して歩いて行く。

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20分くらい歩くと修道院に到着 ♪
離れた所から見ると奥行きがなさそうで太陽の光なんてあまり当たらないような感じがしたけれど、外から見えた建物の奥には中庭があってけっこう開放的なつくりになってるんだねー。

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崖に突き出したような場所には見張り小屋がある。
ここから修道士たちが交代で、敵が攻めて来るのを監視していたんだろうね。

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ここには修道士たちが暮らしていた寮や食堂、図書館、パンを焼く窯があるベーカリーまである。

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そして岩肌に面して建っているのは洞窟教会。
イエスの一生などを描いたフレスコ画が壁一面を覆っている。

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よく見ると、壁には無数の落書き!
世界遺産には認定されていないけれど、世界遺産になってもおかしくない素晴らしいこの修道院に落書きをするなんて、不届き者め!

でもね、よーく見ると落書きがどれも古いの。
1800年代のがいっぱいある。

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ここまで古いと、「まあ、この落書きも歴史の一部ってことで」って許したくなる。

「あ、これは@@年だ!」
「こっちのほうが古いよ」って落書き探しにしばし夢中。

さあて、洞窟教会の中はどうなっているのか。
足を踏み入れると・・・。

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360度、ぐるっと宗教画で埋め尽くされている。
そして天井にも。
電気もなくひんやりした洞窟の中だけど、暗くてジメジメした雰囲気はない。
それはたぶん、鮮やかな色のフレスコ画、そしてどこか愛着がもてる表情をしたイエスやマリアの絵で飾られているからかもしれない。

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教会は「非日常の空間」「天国に近い場所」なんて言うけれど、人里離れた崖の中腹、しかも洞窟を掘ってつくったこの教会はまさしく「非日常」な独特の雰囲気を持っている。
ここにいると、ぽわわわわ〜んって「心ここにあらず」みたいな心境になる。
天井も壁も波打っていて平衡感覚もなくなる。
異次元空間に来たみたいだ。

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いつも厳かな教会や寺院の内部でこころ静まったあと、外に出ると「ああー、いっきに俗世間に引き戻されたなあ」って思ってしまう。
だけどここは違った。

吸い込まれそうなほど真っ青な空。
心奪われる鮮やかな緑。
暗い所からいっきに外に出たからすべてがよけいにまぶしく映る。
光あふれる場所にワープしたみたい。
この外の景色もなんだか天国みたいだなあ。

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たしかに人里離れたこの場所は不便だし、きっと冬は雪に覆われてものすごく寒いだろうけど、修道士たちが誰にもじゃまされずここで暮らすのを選んだことがなんとなく分かる気がする。

トルコってほんとうに自然が豊かだ。
カッパドキアみたいな奇妙な岩がニョキニョキ生えている場所もあれば、ここみたいに深い緑で覆われた山もある。
黒海、地中海、エーゲ海と3つの海に囲まれて、地域によって風景もさまざま。

豊かな自然。
そしてアジア、中東、ヨーロッパの間に位置するトルコは、文化も豊かだ。

修道院からの帰り道、民俗楽器を奏でているおじさん2人がいた。
行きもこのおじさんたちはいて、通り過ぎる人たちがコインを置いていたけれど、行きよりも観客が増えている。

おじさんたちの隣には若者2人。
ここを通った観光客の若者がおじさんたちの音楽に合わせて即興でダンスをしている。

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息がピッタリ。
演奏が終わると、若者たちはおじさんと握手をして修道院へと続く道を歩き始めた。


修道院だけではなくハイキングも楽しもうということで、帰りの集合場所は送ってもらったとこよりもさらに下った山のふもとになった。
1時間くらい山の車道を歩いて下りていく。
歩いていると、車がとまる。

「下まで送っていくよ。
 乗らない?」

ヒッチハイクしなくても止まってくれる車。

山の中を歩くのがすがすがしく楽しかったのでお断りした。

やっぱりトルコ人は気前が良くて優しい。

自然も文化も豊かで、気さくな人が多いトルコ。
トルコの旅はとても心地よかったなあ。


【旅 info.】
  スメラ修道院a_DSC_0095_20130706024020.jpg
トラブゾンの街から南に55キロ。
車で1時間あまり。
途中まで路線バスはあるがその先はタクシーなのでツアーに参加した方がいい。
ツアーは各社同じ内容で1人25リラ。
10時集合15時半解散。
冬は道が閉鎖されることもある。
スメラ修道院の入場料は1人8リラ。(ツアー代金には含まれていない)
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おまけじゃなくなったトラブゾン

2013.07.08 05:31|トルコ☞EDIT
イクエには「ジジくさい名前!」と小馬鹿にされているけれど、海外では「オー、KENZO!グッド パフューム!」と受けがいいケンゾーです。

ふたりとも後ろ髪を引かれる思いでカッパドキアを離れ、やってきたのはトラブゾン。
バックパッカーがこの都市を訪れる理由はほぼ2つ。

①ここからコーカサス3国(グルジア・アルメニア・アゼルバイジャン)に行く
②ここでイランビザを取得


ケンゾーとイクエもここに来た理由は②のイランビザ。
他の場所では手続きが面倒で2週間くらいは日数がかかるところ、ここトラブゾンでは即日ビザをゲットできるのだ・・・通常なら。

イランの大統領選の真っただ中でどこの大使館でも申請すらできない。
トラブゾンでもダメだよっていう情報は聞いていたんだけど、わずかな可能性に賭けてダメもとでやって来たのだ。

トラブゾン

チェックインしたホテルはバックパッカーの定番「HOTEL BENLi」。
部屋もまあまあ清潔、Wi-Fiはちょっと電波弱めで部屋の中では厳しい。
でも街のど真ん中でロケーションは抜群だ。
ダブル、バス・トイレ共同で35リラ(約1900円)。

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ちなみに、ケンゾーたちが泊まってたときは外壁のペンキの塗り替えをしていて、ペンキ屋のお兄ちゃんたちが「すぐ終わるからちょっとだけお邪魔するよ!(トルコ語だから分かんないけど、たぶんそんな感じ)」って部屋に入ってきて、窓から一生懸命身を乗り出してペンキを塗ってた。

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いざイラン大使館へ。
奇跡よ、おきてくれー!!

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はい、撃沈
(イクエは印象を良くするために、イスラム女性のように長袖長スカート、ほっかむりまでしていたのに。)

イラン後回し決定。
(※トラブゾンでのイランビザ即日発給は7月1日より再開されています。

これで今後のルートの大幅な変更を余儀なくされることに。
ここからイランに行けないなら、東に位置するグルジアに行くしかない。
このあとはまったく予定に無かったコーカサス3国を回り、カスピ海を渡って中央アジアに突入だ。

イランは残念だけど仕方がない。
予定通りに進めないのも旅の醍醐味だ。
せっかく来たトラブゾンを楽しもう。

ボズテペという丘の上から見るトラブゾンの街と黒海の眺めが素晴らしいそうだ。
バスでも行けるみたいだけど街を散策しながら歩いて行ってみよう。

トラブゾンの街はけっこうおしゃれで活気に満ちている。
とくにバザールは購買意欲まんまんのおばさまたちであふれかえってスゴいことに。

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トラブゾンは山が海岸近くまで迫っているので、街の中心からほんのちょっと歩いただけで坂道だらけ。
民家の合間の狭い道をひたすら登る。
時々うしろを振り返ると、遠くに黒海が見え隠れ。

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トラブゾンの人たちはとても愛想がいい。
あいさつするとみんな素敵な笑顔を見せてくれる。
とくに子どもたちがかわいかった。
ほかの場所と同じように「フォト!フォト!」って言ってくるんだけど、撮ってあげたらみんな「サンキュー!」って言ってくれるんだよ!
こんな街はじめて。

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子どもたちに癒やされながらたどり着いたボズテペ。
どんな景色が待っていたかというと・・・

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おおー、これがはじめて見る黒海か!
ていうか、黒海って黒くないんだね。
それにしたも屋根の上のパラボラアンテナがすごい数!

きれいな街並みと黒海を眺めながらお茶をしたあと近くのモスクへ。
このモスクがおもしろい形をしてたんだよね。
ほらね。

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ドームがどんぶりになってる。
洗い終わって乾かしてるみたい。

ここはかなり新しいモスクのようだ。
壁には磁器のタイルが貼られてるのかな。
ピカピカして独特の光沢を放っている。

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そして中が凄かった。
なんと天井からシャンデリアが吊り下がってる!
それもドでかいものが。

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帰りもボチボチ歩いていく。
ほんとにトラブゾンの人たちは素朴で愛嬌がある。
ビザの為だけに寄った街だけど、かなり気に入ったなあ。

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歩いていると呼び止められてチャイ(紅茶)をごちそうしてくれることも。
このケンゾーと写っているおじさんもそう。
大声で「こっち来い!」って呼んだくせに英語がぜんぜん話せない(笑)
がんばってコミニュケーションをとろうとするんだけど、沈黙のほうが多かったな。

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ハマム(サウナ風呂)を探していたときも、自分が飲もうとしていたレモネードを「いいから、いいから!」って全部飲ませてもらった。
よく冷えてて美味しかったな。

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トラブゾンに限ったことじゃないけど、優しくて気前がいい人が多い。
きっと生活もそうだけど、心に余裕があるんだろうね。
たとえお金はなくても、気持ちや心に余裕がある男になりたいね。

そうそう、ハマム行ってきたよ。
トルコのサウナのことね。
サウナと垢すりで30リラ(約1650円)。

これは休憩スペース↓
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感想は・・・別に行かなくていい!
最初にサウナ入って、頭をバシャバシャ洗われて、体をゴシゴシ擦られて、体をバシャバシャ洗われておしまいなんだけど、サウナも垢すりも中途半端。
サウナは温度が低いので汗がダラダラ流れるってほどじゃない。
垢すりも顔から足の先までやってくれる韓国と比べたらしょぼい。
あ〜、韓国のチムチルバン(スーパー銭湯のようなもの)に行きたい!
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『ハウルの動く城』で猫まっしぐら

2013.07.07 05:38|トルコ☞EDIT
レストランのテーブルでひじをたてて、コクコク寝ているケンゾーを見ながらブログを書いているイクエです。
コクコクなりすぎて、手からあごが時々すべっては一瞬目を覚まし、そしてまた寝るというコミカルな動きを繰り返しています。

カッパドキアシリーズもきょうで最終回。
みなさん飽きもせず最後までお付き合いくださってありがとうございます!

きょうはカッパドキアでも、イクエとケンゾーがもっとも気に入ったあの場所をご紹介します

それは『ハウルの動く城』みたいな岩の要塞がある場所。
オルタヒサルという街。

ギョレメの街から4キロくらい離れているけど、きょうもてくてく歩いて行く。

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カッパドキアは見どころが点在していて自力で行くのはちょっと大変。
それでも、ハイキング気分で歩いて行くのはとても楽しい ♪

1時間くらいでオルタヒサルの街に入ってきた。

この時期のカッパドキアは晴天続きで歩いていたら汗ばむ。
きょうも絶好の洗濯日和。
民家のベランダにはかわいい子ども服が干されていた。
ピンク系のお洋服が好きなのね。

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おばあちゃんたちが道端で世間話。
「座りなさい」って言われて隣に座った。
座ったはいいけど、話についていけない・・・。

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トルコの田舎では、おばあちゃんたちは股がだぼだぼのモンペのようなズボンをはいている。

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そして、この街ではおじいちゃんたちも股がだぼだぼ。
ラクチンそう!

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街の中心部へと続く道に出ると、正面に見えてきた!
巨大な岩の要塞。

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要塞には登れるようになっている。
入口を目指して歩いて行くと、行く手を塞ぐ者たちが!

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こんなに野良猫が勢揃いしている光景見たことない。
15匹以上はいる。
何ごと?

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猫の大群に驚いて写真をパシャパシャ。
でも地元の人は迷惑そうに猫たちを見ている。

どうして猫がこんなに集まっているのか。
猫は何かを待っているのか。

すると1台の車が目の前に止まって、おばさんが降りてきた。

猫が集まる。
おばさんが路地へと入る。
猫がおばさんの後をついて行く。
イクエとケンゾーが猫たちの後をついて行く。

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どうやらここはおばさんの家らしい。
おばさんだけ家の中へと消えて行き、猫たちは玄関の外で待っている。
なに?
なにが始まるの?

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おばさん、何かをもって玄関から顔をだした。
赤い何かを放り投げ始める。
猫、まっしぐら。

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おばさんは赤い物を無造作に投げ続ける。
ぼとん、ぼとん。
鈍い音を立てて床に落ちた瞬間、猫が群がる。

赤い物の正体は・・・。

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1人分のステーキくらいの量はありそうな生肉!!
肉を求めて猫同士が「にゃおおおお~~!」とケンカする。
だけどおばさんは大量の肉を投げ続けるので、最終的に1匹あたりひとつずつ肉の塊がいきわたる。

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いったい何の肉なのか。
なぜおばさんはこんなに肉を持っているのか。
おばさんは猫をかわいがっているふうではなく、猫が足元に寄ってくると怒鳴りながら蹴散らす。
そして、遠目からひややかに見る地元の人。
奇妙で怖い。
ホラー映画のワンシーンを見ているようだ。

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見てはいけないものを見てしまったような気がして、そそくさとその場を去った。

さて、気分を取り直して『ハウルの動く城』に登ってみようっと。

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むかしからここに存在していた大きな岩。
そのまわりを囲むように街が形成されていった。
奇妙な岩は、天然の要塞にうってつけ。
街の中心に存在するこの岩を要塞にして高い位置から敵が攻め入るのを監視していたのだろう。

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なるほど。
街全体、そしてはるか向こうのほかの街まで見渡せる。
やっぱりカッパドキアはどこを見ても絶景だ。

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滑らかな岩肌の谷。

どっしりと構える、荒々しい大きな岩。

この要塞と数百メートル離れた大きな岩は、地下で繋がっているとも言われている。

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岩の上からの景色はちっとも飽きない。
何時間でもいられる。

だけど、ほかにも絶景スポットがあるらしい。
38歳ケンゾーは「もういいよ、どこから見てもいっしょ。」とお疲れ気味だけどイクエは「じゃあ、いいよ。ひとりで見に行ってくるから待ってて。」と誘い文句を言う。
そう、これは誘い文句なのだ。
こういうとケンゾーは決まって「いや、おれも行くよ・・・」と言う。

疲れていて足取りは重いけど、谷を挟んだ向かい側の丘に登る。

そして、そこから街と要塞を見ると・・・。

うわあぁぁ!! 
これか! 
『ハウルの動く城』は!!!


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街と要塞が一体化している。
蜂の巣のような、蟻の巣のような。

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下から上へ上へと、どんどん増殖していっているようにも見える。
制作途中のバベルの塔。
動き出しそうな有機体。

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こんなところで地元の人たちがふつうに暮らしているからおもしろい。
きっとここで生まれ育った人たちがほかの街に引っ越したら「なんて味気ない景色。なんて整理され過ぎている街なんだろう」って思うんじゃないかな。

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この子たちは、将来都会で暮らすかもしれないな。
そしたらこの不思議な街はゴーストタウンになってただの観光地になるのかな。

子どもたちはロバを連れたおじいちゃんのところに駆け寄って行った。

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ギョレメから離れているからここに来るのはよそうかとも思ったけど、やっぱり来てよかった。

でも、帰りもまた4キロ歩くのはさすがにしんどい。
歩きながら通り過ぎる車をうらやましそうに見ていた。
すると車が減速し、止まってくれた!
こちらが親指を立ててヒッチハイクしなくても、トルコでは車がとまってくれる。

「乗ってくかい?」

なんて気さくなの。トルコ人。

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乗せてくれたのは薬屋さんをしている男性。

「ありがとうございました!」

これにてカッパドキアシリーズはおしまい。
いやあ、こんなにカッパドキア好きになるとは思わなかったなあ。
またいつか来たいなあ。

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【旅 info.】
  オルタヒサルa_DSC_0095_20130706024020.jpg
ユルギャップ ー ネヴシェヒルの路線バスが立ち寄る。
ギョレメから行くにはユルギャップ行きに乗り十字路で途中下車。
そこからオルタヒサルの要塞までは1キロほど歩く。
バスの本数は少ない。
要塞の入場料は2リラ。
てっぺんまでは登れず、途中の展望台までしか行けない。
オルタヒサルの街にもホテルやレストランあり。
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地下都市でブロガー仲間と遭遇!

2013.07.06 05:38|トルコ☞EDIT
この記事を書いているのは、グルジア・トビリシからアゼルバイジャン・バクーへの国際列車の客室。
お金が米ドルしかなくてかなりひもじい思いをしているケンゾーです。
食料を買い込まなかったのは痛恨のミス!

今日もカッパドキアネタでーす!
「何日間カッパドキアで引っ張るんだよ」とツッコんでるあなた!
まだまだ続きま~す。
だってカッパドキア、めちゃくちゃ気に入ったけんね ♪

カッパドキアはへんてこな岩だけじゃない!
なんと地下都市があちこちにあるのだ。
『地下都市』
なんてワクワクする言葉だろう。
いざ地下都市探検へGO!

いくつかある地下都市の中で今回チョイスしたのは「デリンクユ」の地下都市。
ギョレメからバスを乗り継いでデリンクユへ。
車窓の外には青い空がどこまでも広がっている。
新緑に覆われた山々と咲き誇る菜の花。
これイクエの実家、阿蘇の景色にそっくりだ!

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およそ1時間半でデリンクユに到着。
地下都市の入口は右側の立派な建物、じゃなくて地味で小さな左側のほう。

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それでは地下都市に潜入開始!
狭い階段を降りてく。
空気がひんやりしてる。
っていうか寒いくらいだ。

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このデリンクユの地下都市、紀元前4世紀には存在が確認されている。
なんと地下8階まであって、4万人(!)がここに暮らしていたんだって。
地下都市っていうのは大げさでもなんでもない、文字通りの都市だ。

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これは井戸や広いホール。
ほかにも学校、教会、刑務所、そして墓まであるから驚きだ。
(写真は地味でよく分からないので省きます。)
生活に必要なものはすべて備わっていたそうだ。

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これイクエがなにしてるか分かるかな?
この大っきな丸い石は敵の侵入を防ぐための扉。
緊急事態の時にはこれをゴロッと転がして道を塞いでしまうんだって。

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地下都市の中は構造が複雑で迷路のようになっている。
方向感覚が無くなるのでいったい自分が今どこにいるのか、はたして何階にいるのかさえ分からなくなる。
人一人がやっと通れるような狭い通路を、なんとかくぐり抜けて行ったら・・・はい行き止まり!

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ところどころ空気の取り入れ口が開いていて光が差し込んでいる。
お約束の「ショーシャンクの空に」のポーズなんかも。

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なんだか日本人らしき話し声が聞こえてくるぞ。
やっぱり日本人観光客だ、と思っていたら
「もしかしてブログされてる方じゃないですか!?」
と声をかけられた!
おおー、ブログの読者さまだ!!
ブログを読んでくれている人との偶然の出会いはこの旅ではじめてだ。

「ブログに『今カッパドキアなう』って書いてたので、ひょっとしたら会えるかもって話してたんです!」だって。
嬉しいなあ。

声をかけてくれたのはこの4人組。
右からしんくん、おまちゃん、なぎちゃん、えみちゃん。

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しんくんとなぎちゃんは夫婦、しかも新婚ホヤホヤ!
ケンゾーたちと同じ旅ブロガーでもあるしん&なぎ夫婦。
「旅空」←クリック!クリック!
ここでお互いの名刺を交換。
それにしても、仕事を辞めた旅人が日本から遠く離れた国のしかも地下深くで名刺交換って、自分のことだけど笑える。

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ここからはみんなでワイワイ楽しく地下都市探検。
今まで日本人とこんなふうにいっしょに観光することがなかったから新鮮だ。

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ちょっとした舞台のような場所を発見。
いつものようにイクエ オンステージがはじまった。
そこにほかの4人が入ってきた。

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「あっ、ごめんなさい、邪魔しちゃって」
と、とくにツッコむでもなく部屋から出て行く4人。

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歌い続けるイクエ。
・・・・・。

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地図も案内表示も何もないので、最初から最後まで迷いっぱなしの地下都市探検。
見てない場所もきっとあるだろうな。
でも新しい出会いのおかげで楽しく回ることができた。

しんくん、なぎちゃん、おまちゃん、えみちゃんありがとね。
今度はゆっくり飲もう!

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【旅 info.】
  デリンクユの地下都市a_DSC_0336_20130706002452.jpg
ギョレメのオトガルからバスでネヴシェヒルへ、2.5TL。
ネヴシェヒルでデリンクユ行きに乗り換え、5TL。
地下都市入場料15TL。
内部は夏でもかなり涼しいので上に羽織るものがあったほうがいい。
階段ばかりで思っている以上にハード。
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世界3大美食の国の実態は?

2013.07.05 06:18|トルコ☞EDIT
なんで最近日中も睡魔が襲うんだろうと考えていたら「朝からコーヒーを飲んでいないから」という結論にいたったイクエです。
きのう朝飲んだら、一日中スッキリだったの!
気の持ちようだとは思うんだけど、大事よね。

おいしい食べ物いっぱいのトルコ。
世界3大美食国のひとつと言われている。(残りは中華とフランス)
これまでの記事であまりトルコのグルメを紹介してなかったので、きょうたっぷりご紹介します ♪

トルコでお腹がすいたらロカンタへ。
ロカンタってのは食堂のこと。

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ショーケースに作り置きの料理が並べてあって、指をさして好きなものを注文。
「おまかせで」って頼めばワンプレートにいろんなものを適当にのっけてくれる。
食材はトマトと茄子が圧倒的に多い。

パトゥルジャン・ドルマス
茄子のなかにひき肉が入っている。
間違いない味!

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ピーマンの肉詰めビベル・ドルマス(写真左手前)もおいしい。
中にお米も入っている。

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こんなものにもお米を入れています。
写真奥の黒っぽい細長いものは何かというと・・・

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ブドウの葉っぱでお米をまいたドルマ(サルマ)
味はロールキャベツ。
冷たいのと温かいのがあるけど、断然温められたもののほうが好き。

ロカンタでは、無料でパンのサービスがある。
テーブルにどん!っと大量のパンが置いてある。
無くなれば補充してくれる。

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お金がないバックパッカーは、スープだけ注文し大量のパンでお腹をふくらませる。
「うわぁ、なんてケチな!」って思うなかれ。
いいんです。
現地のおじさんたち、みんなそうしてるんだよ。
トルコ人って意外と粗食で、ロカンタで注文するのも一品だけ。
あとはひたすらパン。
年老いたじいちゃんがびっくりするくらいの大量のパンを食べ続ける。
スープ1杯だけで、よくあんな大量のパンを食べられるなって感心する。
一口スープを飲んでは、パンをこれでもかって食べる。
そしてまたスープをすすり・・・。
栄養はそれほどなさそうな食生活。
炭水化物であんなに太るのかな?

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トルコでは道を歩けばすぐにパン屋さんを見つけることができる。
どのパンも香ばしくておいしい!
トルコのパンは世界一と言われることもあるくらい。

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リング型のゴマパンはだいたいどのお店でも0.5リラ。(観光地では1リラ)

ケンゾーが気になったのは顔の2倍くらいの大きさのパン。
トルコ兵がロシアに出兵するときに持っていったパンで、何日間も食いつないでいけるようにとこの大きさになったんだって。

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ケンゾーの軽いノリで買ったパンだけど、大きすぎて毎食このパンを食べるはめに。
ホテルの部屋でぜんぜん減らないこのパンを見るたびに、うんざりしてしまった。
とくに味もしないので、わざわざチョコレートクリームを買ってつけて食べたり、ピクルスを挟んで食べたりした。
パンと格闘する日々だったな・・・。

海に面し、山も多いトルコ。
地域によって、食べる料理も違ってくる。

焼き鳥のようなこちらはセルチュクで食べたチョップ・シシ
スパイスの粉をつけながらいただきます。
こんがり焼けていて、何本でもいけちゃう。

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チョップ・シシを出すこのお店は観光地だけどほかのお店より気前がよくてお店のスタッフも優しかったので2晩通った。
ワンプレートにおかずやご飯がのって、パンもついている。
ひとり10リラ(約560円)くらい。

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カッパドキアの名物はテスティ・ケバブ
お店の人が手袋をはめて、あつあつの素焼きの卵型の不思議なものをもってくる。

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トンカチで豪快にたたくと・・・

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肉のトマト煮が登場~。
ぐつぐつであつあつ。
スプーンですくってパンにつけて食べるとおいしい!

海に面したトラブゾンの街では、毎日魚料理に舌鼓。
ショーケースに並んだ魚から新鮮なものを焼いてくれる。

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奥の大きめの魚はカツオ(7.5リラ 約420円)。
油がかなりのっていた。

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チヂミのようなこちらは、魚入りオムレツカイガナ

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このほか、魚の出汁がたっぷりでているスープもおいしかったなあ。
魚がおいしい国っていいよね。

女子が気になるのはスイーツ♡
トルコにもかわったお菓子がいっぱいです。

まずは王道、トルコアイスドンドゥルマ
のび~ることで、日本でも有名よね。
ランの根を使ったサーレップという粉が入っているので伸びるらしい。
観光地に店を出しているところは、たいていパフォーマンスをやってくれる。
アイスは伸びるうえ、ぺったんぺったんひっつく。
すくったヘラからなかなかアイスが離れない。
「はいどうぞ」って渡されて、コーンを掴もうとするとくるんとヘラを回されてつかめない。

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店の人の悪ふざけに付き合わされて「いいかげんちょうだいよー」って思うころにようやくアイスを渡してくれる。

食べてみると予想より固い。
口の中でねちょ~って溶けていくのを楽しめる。
観光地だからちょっとお高めのひとつ3リラ(約170円)。

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スーパーでもよく売られている焼きプリンフルン・スュトラッチ
中にはお米が入っていて日本のプリンみたいに固くはない。クリーム状。

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こちらはゴマパンをたっぷりのシロップにつけ込んでやわらかーくしたようなお菓子。
スプーンですくって食べる。

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シロップにつけ込んだ甘いお菓子ってトルコには多い。

右はトゥルンパ(揚げドーナツのシロップ漬け)。
左はパクラワ(パイのハチミツ漬け)と
シェケルパーレ(ケーキのシロップ漬け)。
全部で4.75リラ(約260円)。

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トルコのお土産といえばこれ!
ロクム

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フルーツ味のおもちって感じかな。
わかる人にはわかると思うんだけど、むかし日本の駄菓子屋で売っていたさくらんぼとか青リンゴ味の5ミリ四方のおもちみたいなお菓子。
小さな透明のケースに15個くらい並んでて、横につまようじがついてたやつ。
この説明でわかるかな?
その味に似てます!

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スイーツのおともにしたいのが、コーヒーと紅茶。
トルココーヒーテュルク・カフヴェスィはエスプレッソみたいな小さなカップに入ってくる。
エスプレッソと違って、砂糖がたくさん入れられているので甘い!

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粉ごと煮だしてつくっているので、カップの3分の1くらいは粉がたまっている。
カップも小さいくせに下のほうは粉ばっかりだから、実質飲める量はすごく少ない。

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トルコの紅茶チャイ
これまた小さなカップででてくる。
これも葉っぱごと煮てあって濃縮された紅茶に、お湯を薄めて出されることが多い。
それでも苦いので角砂糖をたっぷりいれてちょうどいい味になる。

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物価の高いトルコ。
よくお世話になるのがファストフード。
定番のケバブサンドイッチ(4リラ 約220円)。

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削った肉とともに、つけあわせの青唐辛子も鉄板であぶる。
アイランという塩入り飲むヨーグルト(0.5リラ 約25円)とともにいただきます!!

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イスタンブールでは、ピラフ屋さんと鯖サンド屋さんで昼食をゲット。

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ノフトル・ピラウという松の実と豆が入っているバター炒めライス(3リラ  約160円)。
その場で焼いた鯖をフランスパンみたいな固いパンに挟んだバリク・エキメッキ(5リラ 約280円)。

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ピデと呼ばれる、トルコ版ピザも人気。
ひらべったいパンにチーズやひき肉がのっている。

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こちらはギョズレメ
チーズや野菜などが入ったクレープ。
わたしたちが食べたものにはほうれん草が入っていた。

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いろんなバリエーションがあるトルコ料理。
でも、イクエとケンゾーは「『世界3大美食の国』ではないよねえ」ってことで一致。
味付けが薄すぎたり、味に深みがなかったり。
イクエの思う3大美食の国は、「イタリア」「スペイン」「中国」かな。
ケンゾーは「フランス」「中国」そして「日本」。
断トツは「日本」だそうです。
まあ、そうなんだけどね。客観的に見て日本ってどのくらいのレベルなのかな。

ちなみにふたりの意見が一致している、料理ワーストの国。
・・・・モンゴルです。
ごめんね、モンゴル人。
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カッパドキアを歩いたら絶景に出会えた!

2013.07.04 05:50|世界の絶景☞EDIT
アルメニア・エレバンは暑い!39℃なんて日も!!
暑くてビールの量が増えているケンゾーです。

ギョレメの街から少し離れた丘の上に、岩の砦がある。
『尖った砦』という意味のウチヒサル。
巨大な一枚岩の城塞だ。
バスに乗ってしばらく走ると、ゴツゴツしてワイルドなでっかい岩山が見えてきた。
なんだこれ?!めっちゃかっこいい!!

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真下から見上げると覆い被さってくるような存在感に圧倒される。
人が出入りできる大きな穴以外に、よく見ると表面に小さな穴もたくさん開いている。
これ鳩の巣なんだって。
ここに鳩を住まわせて、その糞を畑の肥料として使っていたそうだ。

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内部を通って岩のてっぺんに登る。
風が強い!
踏ん張らないと吹き飛ばされそうになる。

頂上からはカッパドキアのパノラマを望むことができる。
ボコボコと地面から突き出たへんてこな岩々。
奇岩の隙間に建ち並ぶ家々。
そして奥にはほんのりと朱色に染まったローズバレー。

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数億年前の噴火でカッパドキアのこの摩訶不思議な景観を造り出したエルジエス山も遠くに見える。
うっすらと雪を被った姿は、富士山みたい。

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いつも足を駆使して観光しているケンゾーとイクエだけれど、とくにここカッパドキアは毎日ひたすら歩き回った。
この場を借りて言いたい
カッパドキアは歩いて見て回ったほうが断然いい!!

もちろん、カッパドキアは広大なのでバスなどを使って移動しないととてもじゃないけど観光はできない。
だけどバイクや車、バギーでは入っていけないところに見どころがゴロゴロ転がっているのだ。
このウチヒサルとギョレメ間も歩けない距離ではない。
帰りはぼちぼち歩くことに。

ワイルドな城塞のふもとにも不思議な形をした岩がニョキニョキ生えている。
何度見ても不思議だ。
なんでこんなへんてこりんな形になったんだろう?
そしてなんでわざわざこんな岩に住もうと考えたんだろう?
岩に無数に開けられた穴。
ずっと眺めてたら、トムとジェリーに出てくるチーズにしか見えなくなった。

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しばらくするとトレッキングルートを見つけた!
ほらね、がんばって歩いてるとこんな発見もあるんだよ。
今まで見てきたニョキニョキ岩とはひと味違った景色。
うねうねと波打つ大地。
光の当たり方によっては砂漠にも見えるし、おいしそうな生クリームにも見える。

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谷のようになっているところを歩いていく。
うねうねと滑らかな曲線を描く側面。
ひょっとしてここは昔には川だったのかな?
違う惑星を探検しているみたいだ。

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こんなトンネルのようなところもある。
よく見ると壁面には無数の削り痕。
このトンネルは人の手によるものなんだ。
何のために削ったんだろう。

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谷底の狭い土地に畑が作られている。
自然と人間の不思議なコラボレーション。
でも違和感はない。
みょうにマッチングしてる。

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目もくらむような長い時間をかけて造り上げられた自然の芸術。
谷間に美しくこだまする鳥のさえずり。
爽やかな心地で歩を進める。

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ふと足元に目を落とすと、壮大な岩々とは対照的にかわいらしい花々が健気に咲き誇っている。
上も下も見どころ満載。

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自然が造り出した造形美、色鮮やかな花や心地よい鳥の声を楽しみながら約1時間のトレッキング。
カッパドキアにはこんなトレッキングルートがほかにもたくさんあるようなので、時間に余裕のある方はぜひ歩いて回ることをお勧めします!

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【旅 info.】
  ウチヒサルa_DSC_0424_20130703225549.jpg
ギョレメのオトガル(バススタンド)からミニバスが運行。
城壁の入場料5リラ。
城壁のふもとにはホテルやレストランあり。
ギョレメから向かうと上り坂になるので行きはバス、帰りを歩きにしたほうがいいかも。

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夢の洞窟ホテルを求めて

2013.07.03 06:11|トルコ☞EDIT
今いるアルメニアが35度を超す暑さで溶けてしまいそうで、いくら寝ても常に眠いイクエです。

たくさんのツーリストが集まるカッパドキア。
安い宿から高級ホテルまで街には建ち並んでいる。

イクエとケンゾーが選んだのは「パラダイス ケイヴ ホテル」。

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ドミトリー1泊朝食付きでひとり25リラ。
のところを、ふたりで45リラ(約2500円)にまけてもらった。
そして、頼んでいないのに「空いてるからこっち使っていいよ」ってダブルの部屋に入れてくれた。
ラッキー♡

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このホテル、かなり居心地がいい。
2階はテラスになっていて、ぶどう棚があって木陰でまったりできるし、ガラス張りのキッチンがある。

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朝食はビュッフェ。
朝からチーズや野菜、フルーツを心置きなく食べられるっていい!

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しかも、テラスに座って絶景を見ながら。

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朝、ここからカッパドキアを見るたびに「ふわあ、すごいなあ。」「本当にへんてこりんだな。」って感動と驚きが毎回訪れる。

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コーヒー、紅茶はいつでも自由に飲んでいいし、キッチンも使わせてもらえる。
物価の高いトルコで自炊できるってかなり助かる。

さっそく近くのスーパーでお買い物。
無料で会員カードを作成。
カードがあれば、会員価格で特売品を買える ♪
住所の欄は「JAPAN」ってだけ書いてOK。

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醤油を発見♡
1本250円くらいで日本製じゃないし買うかどうか迷ったけど、購入!

好きになったこの街で、買い物して、大好きな景色を見ながら料理を作って。
この街で暮らすような感覚を味わえることが、なんだかうれしい。

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醤油と砂糖は最強だね!
みりんや出汁がなくても、このふたつだけで和食の味になっちゃうからほんと醤油万歳!

鶏肉の照り焼き。
ああ~。おいしいよお。
日本で食べるより何倍もおいしい。

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物価の高いトルコはとっとと出よう。
そう決めて急ぎ足で旅することにしていたイクエとケンゾー。
カッパドキアには2泊だけする予定だったけど、カッパドキアの景観の「とりこ」になってしまったことと、ホテルが居心地よすぎて延泊することにした。

ホテルは申し分ないんだけれど、イクエには夢があった。

それは・・・

洞窟ホテルに泊まりたい!!

昔は岩を彫って地元の人がそこを住居としていたカッパドキア。
今はさすがにそこに住んでる人はあまりいないけれど、岩に住むってどんな感じなんだろうってここに来ると思わずにはいられない。

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カッパドキアでは岩を利用してつくったホテルやレストランが人気だ。
ちょっと高いかもしれないけど、1泊くらい洞窟ホテルに泊まりたいなあ。

洞窟ホテルを探し求めて、さまよいはじめる。

洞窟なのはけっこうあるんだよね。
地下に部屋をつくって洞窟っぽくしたものや、岩肌にコンクリートの部屋を付け足したものなど。

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洞窟ホテルってけっこう高い。
ダブルルームで1泊100リラ(約5500円)くらいから。
「部屋だけでも見る?」って言われて洞窟部屋を見せてもらう。

きれいに整えられた部屋。

いやあー、求めてるものとは違うんだよね。
これは「なんちゃって洞窟部屋」だな。
もっとワイルドなのがいい。

ホテルの人は「テラスからの眺めも最高だよ!」って言うんだけど、テラスなんてついてないほうがいい。
だって、これじゃあ「観光客用に作りました」って感じなんだもん。

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ホテルの人に説明する。
「こんなふうに斜面を彫ってつくった立派な部屋じゃないほうがいいな。」
「え! すごくいい部屋なのに。
 どんな部屋を探してるの?」
「高いところに部屋があってハシゴでよじ上るようなところ。
 入口は狭くて、身を屈めて入るようなところ。」

ホテルの人が驚いて笑いながら言った。
「何言ってるの?
 それじゃあ、鳩小屋だよ!」

鳩小屋でもいい。
奇岩に穴をあけたような部屋で寝泊まりしたい!
昔の人が住んでいたであろう空き家はいっぱいあるんだけど。

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何軒かホテルをまわって、理想としていたものとは違うけどまあまあの洞窟ホテルを見つけた。
ダブルルームで55リラ。
「今泊まっている部屋をあしたチェックアウトしたらここに移動するかも。」
そう伝えて、一応キープした。

でもねえ、やっぱりイメージと違うんだよねえ。
ニョキっとした岩の上のほうに穴があいて、ハシゴで上っていくイメージ。

ん!?

そういえば、いま滞在中のパラダイスホテルにニョキっとした岩なかったっけ?
キッチンの部屋の横に。
しかも、外に階段がついていたような・・・。

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宿に戻ってスタッフに確認してみる。

「そこの岩の上って寝泊まりできないの?」
「泊まりたい?
 すごくいい感じだよ。」

なんと、泊まることができるみたい ♪
きれいな部屋があるのに、わざわざ岩の上に寝泊まりしたいなんて物好きそうそういないから、ここの洞窟部屋は放置されていたっぽい。

部屋の値段も今と同じ1泊45リラでいいって言ってくれた!
そもそも、最初ドミトリーの値段を値下げしてくれて、さらに同じ値段でドミじゃなくてダブルルームに格上げしてくれて、さらにさらに洞窟部屋にしてくれるなんて、オーナー優しいね〜♡

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さあて、バックパックを担いで上りにくい急な階段をのぼってお引越しだ〜。

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ドアがものすごく小さいのに、なんでダブルのベッドマットをこの部屋に入れることができたんだろう。
不思議ー!!
オーナーに聞いたら、かなり無理して折り曲げて中に押し込めたんだって。

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そのせいか、マットのスプリングはかなり痛んでいる。
しかも床が水平じゃないので寝心地が悪い。
窓のガラスが閉まらないので夜は冷えて熟睡できない。

でも、いいんです!
これが夢だったから。
秘密基地みたい。

窓や小さなドアからの景色もなかなかだし!

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そんなお気に入りのホテルに、旅友がやってくることになった。

トルコのサフランボルの宿で出会った、ナリくん。

サフランボルの宿には、日本人の世界一周旅行者が集まっていて楽しいひとときを過ごした。

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右から去年から世界一周中のブロガーwhite houseくん(ブログ:Open the your white door)、ヒゲを生やしているのがナリくん(ブログ:僕の空)、ピースしているのが世界一周中なのにサフランボルの宿で住み込みで働きはじめたヨーコちゃん、ケンゾーの横で素敵な笑顔を見せているのはバックパックが軽くてみんなからうらやましがられていたマコトさん。

カッパドキアではナリくんのほかに、同じく世界一周中のユカちゃん(ブログ:ちびっこサンダル)も加わって4人で毎晩自炊することにした。
イクエとケンゾーにとって初めてのシェア飯(宿泊客同士で食事を作ってシェアすること)。

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合宿みたいで楽しい ♪
これだけ広いキッチンだと、役割分担しながらみんなで料理できる。

「わたしご飯炊くね」
「わたし野菜切るよ」
「じゃあ、炒めようかな」

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茄子と鶏肉の醤油炒めやパスタ、リゾット。
毎晩の食事が余計楽しみになる。

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夢の洞窟部屋、楽しい食事、テラスからの眺め。
このホテルを相当気に入ってしまって結局5泊したんだけど、最終日は「ああ〜。きょう出て行くのかあ。」ってため息ばかりだった。

またいつか来るからね!
わたしの秘密基地よ。
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惑星の夕暮れ そして夜

2013.07.02 05:34|トルコ☞EDIT
最近また、かかとがカサカサになって、かなり見苦しくなっているイクエです。
気候のせいにしたいけど、現地人はカサカサじゃないのよねぇ。
クリームを塗って寝ていますが、なかなか治りません。

不思議な岩がいっぱいのカッパドキア。
きのうはカッパドキアの朝をお伝えしましたが、きょうはカッパドキアの夕暮れをお届けします!
朝もいいけど、夕方もなかなかですよ ♪

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朝日をどこで眺めるか、夕暮れの時間をどこで迎えるか。
絶景を求めて、きょうも歩く。

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夕暮れに訪れるのにふさわしい場所があると聞いた。

ローズバレー

その名の通り、淡いピンクのバラのような岩が谷間に咲いている。

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滑らかな岩肌にピンクと白の線。
誰かが大きなハケですーっと横にペンキを塗ったかのよう。
自然が生み出したオブジェ。

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透き通るような青い空。
太陽が大地に近づくにつれて、空に朱色が混じり青が夕暮れに溶けていく。

奇妙な岩の狭間のわずかなスペース。
そこですくすくと育てられている果樹や野菜。
太陽からのエネルギーをしっかりと受けてきのうよりも大きくなった。

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野良仕事を終えて、家路へと向かう人たち。
きょうも太陽の下で汗を流した。
闇が訪れる前に、家へと急ごう。
電球がともす温かい食卓で、今夜は何を食べようか。

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ローズバレーの岩の花。
西に向かってまるでつぼみをつけているみたい。
岩のつぼみは夕陽に照らされて色を変えていく。
まもなく花を開かせるかのように。

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間近で見るローズバレーもいいけれど、離れた場所でも壮大な色の変化を見てみたい。
次の日は、街を一望できるギョレメパノラマで夕暮れを過ごすことにした。

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オレンジ色に染まるギョレメの街。
そして奥にはあの、ローズバレー。

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太陽が大地に近づけば近づくほど、岩の色はバラ色へ近づいていく。

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いつ見ても、どこで見ても、何度見ても飽きない。
それがカッパドキアの景色。

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また別の日は、夕闇に沈む街並みが見たくて、泊まっている宿の裏の丘に登った。
たださえ地球上に存在する街とは思えないのに、夕陽が空を割って沈もうとしているこの光景は、未来都市のような、世界の終わりのような。

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太陽と入れ違いに岩の家々やホテルに灯りがつきはじめる。
それぞれの岩がまるでランプシェードみたい。

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ほかの惑星に迷い込んだかのようなこの街。
けれど、そんな街にも毎日当たり前のように朝と夜がやってくる。

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ふわふわ ふわふわ 夢心地の朝

2013.07.01 05:54|トルコ☞EDIT
シャツ、短パン、サンダルとたて続けに破れてきたケンゾーです。
およそ9か月、ヘビーローテーションで使ってきてるからなあ。
どっかで調達しないと。

カッパドキアシリーズ2日目!
きょうはカッパドキア名物、朝の気球シーンをたっぷりお伝えします。
写真のセレクトが難しかった!
きょうは余計な文章なんかいらないよ!

といってもケンゾーとイクエは気球には乗っていない。
新婚旅行で行ったケニアでバルーンサファリをしたから今回はまあいいかなと。
なので地上からの写真オンリー。

カッパドキアの朝は早い。
4時半に起きて5時には行動開始。
まだ暗い外を歩いていると、道路の奥にポッコリしたものが見える。
気球だ!

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まだ膨らむ前のぺちゃんこな気球がいっぱい。
ゴーゴー!というバーナーの音があちこちから聞こえる。

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あっ!奥にもたくさんあった。
所狭しとひしめき合っている。
みるみるうちに膨らんでいく気球たち。
おしくらまんじゅうをしているみたいだ。

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ぱんぱんに膨らんだ気球が、ひとつまたひとつと音もなく上昇していく。

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ふわふわっ、ふわふわっ。

不思議だなあ。
見えない糸が付いていて、空につり上げられていってるみたい。

なんなんだろうなあこの感覚。
目の前にあるのになんだか現実感がない。
自分たちが海の底にいるような感じもする。
夢の中にいるようだ。

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そして日の出。
朝日が闇夜を切り裂いていく。

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紅く染まっていく奇岩に覆われた大地。
音もなく空を漂う気球。
最高な一日のはじまりだ。

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刻一刻と空や大地の色が変わっていく。
気球からはどんな景色が見られるんだろう?

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気球はただ風に身をまかせ空を漂っているだけじゃない。
見上げるほど空高く上昇したり、地面や岩スレスレまで下降したり。
気球ってのんびりしたイメージだったけど、けっこうアクティブな乗り物なんだね。

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ふわふわ空を散歩する気球を宿が一緒になったナリくん、ユカちゃんと眺める。
こんな目の前で見られるんだよ。

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空に漂う色とりどりの気球たち。
浮かんでいる気球を眺めていると、ここだけ時間が止まっているような錯覚を覚える。

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カッパドキアではがんばって早起きしよう!
素晴らしい夢のつづきを楽しむことができるよ。

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【旅 info.】
  バルーンツアーa_DSC_0086_20130630002402.jpg
1時間のフライトで80〜150ユーロくらいから。
多いときはカゴに30人くらい乗って身動きが取れないほど窮屈なこともある。
「団体客といっしょになり写真撮影を頼まれてばかりで嫌だった」という人も。
墜落事故も起きているので、免許を持っているなどきちんとした業者に申し込んだほうがいい。

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