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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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中国・四川省 「黄龍」☆☆☆

2012.11.04 21:17|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
マナーを守るのは不得意だけどバスでお年寄りと子どもに
中国人がよく席を譲っているのを見て嬉しくなるイクエです。

今回はこのコーナーで初めて自然遺産をご紹介。
四川省にある「黄龍」。
近くにある有名な自然遺産「九寨溝」の陰に追いやられているけれど
この「黄龍」も九寨溝に負けない美しさがあるらしい。

黄龍の標高は平均3500メートル。
11月になると、降雪でバスが運休することもあると聞いていたので
ぎりぎりの10月31日にむかう。
バスは山のぐねぐね道をのぼっていく。
窓から見えるのは雪化粧した美しい山脈。

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入場料は、とても高くて200元!!
黄龍は山の斜面およそ7、5キロにわたって
いくつもの小さな湖のようなものができているところ。
全部歩くのはきついので片道はロープウェイに乗るんだけど
のぼりのロープウェイは80元。
こんなに高いのに、シーズン中は中国人がめちゃくちゃいっぱい
観光に訪れるんだって。
ロープウェイ待ちで30分以上かかることもあるらしい。
この日は平日ともあってすんなり乗れた。

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ロープウェイを降りたら、冬の森を歩く。
頭上には雲のない青空。
大気汚染のひどい中国で、はじめて吸うきれいな空気。

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木々の奥から、自然のものとは思えない色彩が飛び込んでくる。
なんだこの色は!!

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とても不思議。こんなの見たことない。人工物みたい。
どんなふうになってるんだろう。
はやる気持ちとは裏腹に、標高が高くて酸素が薄いから
思うように速く歩けない。胸がドクドクする。

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そして、標高3600メートルの五彩池に到着。
ああ、この場所こそ「桃源郷」だ〜。

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水の色は、空の色や日光の強さ、風向きによって刻々と変わっていく。

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こんな標高が高いところだけど大昔はここも海の底だったそう。
サンゴでできた石灰岩が溶けて棚田のようになっている。
この黄色い壁で仕切られた丸い湖は3400もあるんだって!
小さな丸い湖が遠くからだと龍のウロコのように見える。
「黄龍」と呼ばれる理由がわかる。

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湖の壁は葉っぱや枝が集まってできたもの。
今も少しずつ形を変えている。

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小さな湖は斜面に沿ってできているので
湖の水がいっぱいになったら、そこからあふれて下の湖へと流れていく。

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時期によっては水の量が少なくて
からっぽのところもあるようだけれど
イクエたちが行った時は前日に雪が降っていたこともあって
透き通る水色の棚田がずっと続いていた。
中には凍っているところもある。
氷の中に閉じ込められた木々。

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遊歩道は4キロほど。
標高も高いので普通のスピードで歩いてもちょっとしんどい。
ロープウェイの運賃は上りは80元だけど下りは半額の40元。
上りと下り、どっちをロープウェイにするか悩むところだけど
80元払って正解だった。
だって歩いてのぼってる人とすれ違うけど
みんな胸を押さえてとてもつらそう。
高山病でぐったりしている人もいる。

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人を容易には寄せ付けない場所だからこそ
こんな美しい場所がこの時代まで崩されずに保たれてたのかな。

遊歩道の途中には、酸素を吸引できる小屋が設置されている。
使い捨てストロー代の1元を払えば、自由に使える。

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とても神々しくてまぶしくて
この世のものとは思えない光景。
そんな場所は自然と聖地となる。
この黄龍も昔から地元の人たちの信仰の場所で、お寺も建てられている。
観光地化されてしまったけれど、ずっとずっとこの美しい光景が壊されませんように。
観光客として足を踏み入れている身。静かに手を合わせる。

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さてこのブログでお伝えする初めての「自然遺産」。
「星いくつ?」

「星、3つ!

どんな人の英知を集めても、この美しい青に勝る色を作り出すことはできない。
入場料は高いけれど、お金を払ったことは後悔しない。

帰りのバスのなかでは、中国人たちが車窓からの光景を連写モードで
撮影し続けていた。

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みんなが取り憑かれたようにシャッターを押して撮っていたのは
青空と雲だった。

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大気汚染で、中国の多くの地域の空はいつもかすんでいて黄色い。
「中国人は青空を見たことがあるのかな」「虹を見たことがあるのかな」
「星を見たことがあるのかな」と
イクエとケンゾーはいつも話していた。
湖面に青空を映しこみ、太陽の光を反射させキラキラ輝くからこそ黄龍は美しい。
この地の青空がいつまでも青空でありますように。

黄龍の絶景画像はこちら!

【旅 info.】
  黄龍a_DSC_0930_20121104030423.jpg
「九寨溝バスターミナル」からバスで3時間。片道45元。
バスは7:00、7:30発の2便。帰りは15:00発。
7時発のバスで行っても観光できる時間は4時間半くらいしかない。
今回は観光客が少なかったので余裕をもって見て回ることができたが
ハイシーズンはロープウェイの待ち時間もあるので
車をチャーターしたほうがいいかも。
入場料200元。ロープウェイ上り80元、下り40元。
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