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2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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中国・西安  「兵馬俑」☆☆

2012.10.31 20:52|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
洗濯物を手洗いするのに慣れて、最近洗濯が苦じゃなくなったイクエです。

旅していて思うのは、中国はほんとうに 広い 
そして「中国三千年の歴史」とも言われるように古くから栄えているので
世界遺産がたくさんある

今回ご紹介するのは紀元前10世紀から紀元後10世紀までの2000年間
中国歴代王朝の都があった、ここ西安にある世界遺産。
秦の始皇帝にまつわるものです。

始皇帝は、中国で最初の王という意味で「始皇帝」。
この始皇帝が自分のお墓を守らせるために等身大の兵士や馬の陶器をつくらせた。
それが兵馬俑
日本の埴輪をもっと精巧にして、大きくした感じ。

兵馬俑には西安駅からバスが出ていて
朝、駅に行ってみるとバスに乗るための長蛇の列

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観光地はどこも外国人ツーリストではなく、中国人でいっぱい。
でも、ここで初めて中国っぽくない光景を目の当たりにした

みんな、ちゃんと並んでる!!

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割り込みすることもなく我慢強く待っている。
割り込みしようとする人がいても
「だめ。後ろに並びなさい。」みたいなことを言っている。
そしてちゃんとひとりずつ順番にバスに乗っている。
中国を旅して、初めてだよこんなの。
いいね

バスに揺られて1時間。
入場料は兵馬俑と始皇帝陵のセットで150元。
ここも値上がりしてる! ふたりで4000円近くかかる
中国は観光地の入場料がすごく高いのでこれから中国旅行をする人は心積もりを。

入場券の販売窓口から兵馬俑までは1キロ以上歩く。
でも土産物屋が並んでいたり
手作りのかわいい靴やバッグをおばあちゃんたちが売っていたりしていて楽しい。

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こんな銅像も!

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銅像じゃなくて、人間だった。
お金払ったら一緒に写真撮れるんだって。

もう兵馬俑を見終わったのかな。こちらはかなりお疲れな様子。

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兵馬俑は大きな体育館みたいなところに、発掘された状態で保存されている。
ぐるりとまわりを歩いて見ることができるようになっている。

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今まで写真で見たことはあったけど、規模がわからなかった。
目の当たりにするとひとつひとつの人形がイクエよりもでかいし
ひとつひとつに魂があるみたいで異様な感じがする。
夜になると動き出しそう。
目が赤く光って、ギシ、ギシって音を立てて歩き出し、馬がパッカパッカ。
ちょっとこわい。

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みんな同じ方向を向いて、始皇帝の墓を守っている。
一人一人、身長も顔も髪型も違う。

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今は色が落ちているけれど、当初は皮膚の部分を肌色で塗ったり
服や髪も色が付けられていたんだって!
人の大きさもあるのに、素焼きされた陶器なのでまたすごい。
ひとつひとつ細かくて爪まである。

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兵馬俑は当時、地下に穴を掘って設置されたあと
柱や布で屋根がつくられ、囲われてその上に土を被せて埋められていた。
2000年以上たった1974年に井戸を掘っていた地元の農民が
偶然発見したんだそう。
いま8000体以上発見されてるんだけど
まだまだ地下に眠ってるのがたくさんあるみたいで、同時に発掘作業も行われている。

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なんかマネキン工場みたい。
ひとつひとつのパーツをあわせていくのは骨が折れる作業だろうな。

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発掘はされたけれど劣化が激しくて手が付けられていないところは
頭や足が転がっていて、なんか戦場みたいになっている。

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兵馬俑のあとは、無料のシャトルバスに乗って
始皇帝が王に即位してすぐにつくらせたという始皇帝陵へ。
お墓には木が生い茂り、鳥たちが鳴いていて山みたいになっていた。

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この始皇帝陵、中がどうなっているのかは定かではない。
けれど史記によると、陵墓の中には銅で敷き詰められた宮殿があって、財宝があって
水銀の海や川までつくられていたみたい。
実際にボーリング調査をしたら多量の水銀が検出されたらしい。
史記には、中に入ったら自動的に矢が放たれる仕組みにもなってるって書いてある。
インディージョーンズの世界だね。

この陵墓、兵馬俑から2キロくらい離れたところにあるんだけど
陵墓のすぐそばでも兵士の像が発見されている。
いったい何体つくらせて、どのくらいの範囲に埋めさせたんだろう。

現実的には無理だろうけど、このあたりいったいを全部掘り返してみたら
すごいことになってるだろうな。

ここでも発掘作業が行われている。

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でも作業員の人たち、お茶飲んで話してばっかり。
作業してる人よりも、それを見守っている人のほうが多い。
いつになったら作業が終わるのか、気が遠くなる。

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さて「今回の世界遺産、星いくつ?」

「星、2つ!

ずらりと並んだ等身大の像は異様で迫力があって、規模もケタはずれ。
よくここまでつくらせたなって驚くし
始皇帝がそこまで死後の世界に執着したことにも驚く。

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兵馬俑を見ていて思うのは
地震がきたらドミノ倒しなって壊れるんじゃないかってこと。
ほかにも天災や戦争なんかで、これだけすごい遺産が台無しになってしまうことも
もしかしたらだけれどあるかもしれない。

だから、今発掘されているだけでもう十分だから
残りはあえてそのまま土の中で眠らせておいて
遠い将来の人たちのために取っておいてもいいんじゃないかなあ、なんて思うのです。


【旅 info.】
  兵馬俑a_DSC_0363_20121029111339.jpg
西安駅前より路線バス「遊5(306)」片道7元。
または、すぐそばから民間のマイクロバスがひっきりなしに出ている。片道8元。
路線バスは乗るまでに長蛇の列。直通ではないので時間がかかる。
民間のバスは頻繁に出ているので並ばずに乗れる。路線バスよりも早く着く。
ただし、座れずに立ちになる可能性も。
入場料150元(始皇帝陵とセット)。
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ローカル列車の旅 硬座車両は超ディープ!

2012.10.30 20:17|中国☞EDIT
霞んで茶色い空と汚い空気で、外に出るたびにため息が出るケンゾーです。
中国人嫌じゃないのかなあ。

のんびりした雰囲気の洛陽から西安に移動することにしたケンゾーとイクエ。
列車の硬座(一番安い席)を体験することにした。
「とにかく狭い!」とか「椅子に座れなくて通路に座るハメになるかも」とか
いろいろ噂は聞いているけど、まあ5時間くらいなら耐えられる、かな。

列車は見るからにボロボロのディーゼル車。
洛陽始発ではないので車内はすでに大混雑。
ケンゾーとイクエは席がバラバラ。

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荷物と人込みをかき分けて自分の座席に行くと
何とも言えない光景が目に飛び込んできた。
ほとんどの客がぐったりしとる、撃沈!

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彼らはもうすでに何時間乗っとるんかな?

たぶん長旅を酒で紛らわせてたんだろう。
酔いつぶれたのかずっとピクリともせず寝てた男が
突然ガバッと起きて通路に顔を向けて苦しそうにしだした!
これはまさか?! 勘弁してくれ〜

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よかった、なんとか大量の唾を出すだけで踏みとどまってくれた
連れの人が床を紙で拭いて処理。もちろんその紙はそこら辺にポイッ!

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車内がどんなに混んでいようと車内販売は人をかき分け回ってくる。
それもしょっちゅう。

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食べ物だけじゃなくてこんなものも。

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ちょっとしょぼそうなオモチャ。
ちなみに商品が入ったこのカゴ
売り子のお姉さんは手に持つなんて野暮なことはせずに
通路に置いたまま足で蹴りながら移動していく。
こんなもの列車の中で誰か買う人おるんかな?と思ってたら

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けっこう食いついてる!
久しぶりに会える子どもに買っていくのかな。


車内は1時間に1回くらいの頻度で床を掃除する。
係員は寝てる人がいてもお構いなしに足をガンガン蹴って起こしていく。

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上の写真からわずか10m先のイクエの前にたどり着いた時には
ゴミ山が膝上までになっていたみたい。
みんな食べたあとの弁当箱とかカップラーメンとか、果物の皮とか床にポイポイ。
床の上は常にゴミだらけなのでハエもたくさん飛び回っている。
イクエは、隣のカップルがいちゃつきながら爪切りで切り合いっこをしていて
「パチン」の音とともに切った爪が飛んでくるけんイヤって不機嫌になっとった。


この車両は「硬座」。
向かい合わせでリクライニングできない座席で一番安いチケット。
いちおう座席指定だけどみんな適当に空いた席に座る。
なので自分の席に座るためには、ここ俺の席なんやけどって言って
座席から追いやらないと座れない。

トイレのために席から離れて戻ったら、100%席に別の人が座ってるか
隣の人が体を倒して寝てる。
でも中国人はそんなこと悪いとはこれっぽっちも思ってないからしようがない。
もう割り切るしかない。
軽く手でトントンっとすると何もなかった(彼らの中では何もない)かのように
席を空けるから大丈夫。

終点の西安に近づく頃にはタフな中国人もさすがにお疲れモード。
ディープだった硬座列車の旅も終了。

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降り立った西安、ここは紀元前から2000年間都だったところ。
日本史で出てくる「遣隋使」「遣唐使」でおなじみの随や唐の都もここだった。
シルクロードの起点でもあった国際都市。
今でも街は城壁で囲まれていて、夜には城壁や楼閣がライトアップされる。

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これは「鐘楼」で、大きな鐘が置かれている。
昔は朝に鐘を鳴らして時刻を伝えてたんだって。

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その西側500メートルくらいのところにに建っているのが「鼓楼」。
1階部分に太鼓がずらりと並んでいる。
中国では鐘と太鼓は必ず対になっていて、太鼓は夜に叩いていたそう。

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夜は屋台街をぶらぶら。
店頭にはあやしいものが並んでいる。

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歩いていたら美味しそうな匂いが漂ってくる一画に。
これまでの都市ではあまりお目にかからなかった串焼きの店が続く。

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これまで中国を旅行して、食堂でも宿でも英語が通じるところはない。
もちろんここでも伝わらず「串1本」のつもりで何種類か注文したら
「10本セット」のが3種類きた!!
こんなに食べられる?と思ったけど、スパイシーでおいしい。
結局、串35本とスープ麺(合計45元)をたいらげた。

食べた串料理は、トルコのケバブに似ていた。
新疆ウイグル自治区の郷土料理の看板を掲げる店もあった。
このあたりは、イスラム教徒が住んでいるところみたいで
近くにはモスクもある。
店の人たちの顔も漢民族の顔とは違う。

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みんなにこやかで優しい。
「俺も写真撮って」と言って、決め顔。

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それにしても歩道に椅子を並べて
みんながあたたかいものを食べている光景はなんかいい。

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店の人の生活感もあふれている。
歩道にベビーベッドを置いて
子育てしながら店を切り盛りしてるお父さんもいる。

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ほほえましい空間が歩道にはあふれている。
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中国・洛陽 「龍門石窟」☆☆

2012.10.29 20:50|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
最近順番待ちをする時に中国人と割り込みの攻防をすることが
ちょこっとだけ面白くなってきたケンゾーです。

洛陽には河南省唯一の世界遺産がある。
それは中国三大石窟のひとつと言われている「龍門石窟」。
洛陽に都になった490年ごろ北魏の時代から石窟がつくられ始め
その後の歴代王朝も絶え間なく彫り進めた結果
山に彫られた洞の数はなんと数千。まるで蜂の巣のようになっているそうだ。

洛陽駅前から路線バスに乗って終点の「龍門石窟前」で下車。
チケット売場はすごく立派。
入場料はなんと120元!!
5年前のガイドブックでは80元だったので1.5倍になってる。
だからチケット売場もこんなに豪華になったんだ。
2日分のホテル代が飛んでいった。

チケット売場から入口まですこし距離がある。
電動カートもあるけどこれも値上げしてた。
ケンゾーとイクエはもちろん歩き。

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龍門石窟は川を挟んで西山と東山に分かれていて、斜面に彫られている。
まずはメインの西山へ。

岩山の壁面一面にたくさんの洞。

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その洞の中に仏様がおられる。仁王様が守っている洞もある。

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大きな仏様もいれば、数cmの小さな仏様もいて、その数約10万体

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堅い石のはずなのに、仏様は丸みをおびていてとても柔らかみのある表情。

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なかでも圧巻なのは最大の規模を誇る奉先寺。
長くて急な階段を上ると穏やかで美しいお顔をした盧舎那仏が姿を現す。

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675年に完成したそう。
日本の大化の改新のあとくらいに中国ではこんな大きなものがつくられていたんだ。

高さ17メートル、下から見上げると大迫力。

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まわりには躍動感溢れる天王像なども。
静と動、美しさと強さのコントラストが素晴らしい。

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階段を上り下りしながら石窟を見て回る。
どうやってこんな高いところを彫ったんだろう?

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それにしてもほとんどの仏様のお顔が壊されている。
これは文化大革命の時の傷跡。
毛沢東が推し進めた共産主義は徹底的に宗教を否定・弾圧し
仏教寺院などを破壊していったのだ。
とても痛々しいがこれも中国の歴史の事実だ。

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西山を見終わったら橋を渡って東山へ。
西山と比べるとちょっと地味だけど
こちら側からは東山の全景を見ることができる。
夕方になると逆光になるので日が傾く前に行ったほうがベター。

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ほかにも詩人・白居易の墓がある白園なども見ることができる。
緑に囲まれたきれいな庭園でお茶を飲むのもいいかも。

さて「今回の世界遺産、星いくつ?」

「星、2つ!

なんといっても石窟の規模に圧倒される。
よくこれだけの洞を彫ったなと。
さらにすべての仏像が彫り貫かれているのがすごい。
一体一体微妙に違うお顔を見比べて歩くのも楽しい。

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夜はライトアップされるようなので
夕方から夜にかけてひと味違った石窟の表情を見ることができる。
じっくり見て回ると4時間くらいかかるかな。
これでもうちょっと入場料が安かったらいいのに。

【旅 info.】
  龍門石窟a_DSC_0075_2.jpg
洛陽駅前から81路バスで終点の「龍門石窟前」で下車、1.5元。
入場料120元。
電動カートはバス停近くの駐車場からチケット売場まで2元、
白園まで10元。
階段の上り下りがかなり多い。
開園時間 7:30〜17:00。19:30〜22:40は夜間料金120元。
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寝台列車のあとはテンションがあがる宿

2012.10.28 20:21|中国☞EDIT
公衆トイレに行くたびに、流されていないモノが目に入りゲンナリしているイクエです。

ハウステンボスみたいな天津から、さあ次はどの街に行こうか。
広い中国、ちょこちょこ移動していたのではキリがない。
次はいっきに西に進もう!ということで夜行列車で洛陽に向かうことを
これまた当日、駅の時刻表を見ながら決定。
中国では列車の座席が4種類ある。

1、硬座(シートが硬い座席)
  2、軟座(シートが柔らかい座席)
3、硬臥(チープな寝台車両)
        4、軟臥(コンパートメントの豪華な寝台車両)

もちろん値段も違う。
安くすませたいけれど天津から洛陽までおよそ14時間。
さすがに座席はツラい。
イクエとケンゾーは硬臥のチケット(1人224元)を購入。
午後7時半、いよいよ夜行列車に乗り込む。

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列車はわりとキレイ。
ベッドが3段ずつ、向かい合っている。
硬臥だけど、マットはそんなに硬くないしきれいなシーツと掛け布団もついている。

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イクエとケンゾーは向かい合った一番上のベッド。
はしごでのぼるってみると、天井が低くて頭を下げないと座れない。

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狭い廊下には折りたたみの座席があって
ここに座って車窓を眺めたり食事をしてもOK!

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仕切りのカーテンはないけれど、横になれるし
ちゃんと消灯するのでそれなりに眠れそう

と思ったら、近くからでかいイビキが!!
イクエのすぐ近くのおじさんのいびきが尋常じゃない
ガ〜グワアグワア〜 ンガフッ

うるさい!!
続いて「ドンドンドン!!!」「ダダン ダン!!」という音が振動とともに響いた。
おじさんの下や横のベッドの人たちがあまりのうるささに
おじさんのベッドを蹴り上げたり、たたいたりしている。
でも無駄な抵抗だ
「グワア〜グワア〜」と「ドンドンドン」がうるさくてよく眠れなかった。

翌日のお昼に洛陽に到着。
天津で泊まっていたホテルではインターネットが使えなかったので
洛陽のリサーチができていない。
さーて、宿をどうしようか?
でもイクエとケンゾーには、あてはないんだけど、あてがあった。
駅を出たとたん、宿の客引きのおばさんたちに声をかけられるだろうということ。
天津のときも客引きに連れられて、宿に泊まったんだけど
ガイドブックに載ってるようなゲストハウスより安い。
オフシーズンは正規料金の半額以下にしているところもあって案外いいのだ。

案の定、おばさんが声をかけてきた。
中国語で何をいってるかわからないけど
「シャワー?」と言ったらうなずくし、計算機を渡したら「100」と数字を押した。
すぐ近くで100元でシャワー付きの部屋に泊まれる?
おばさんについていって部屋をチェック。
インターネットが使える部屋は1室120元(約1500円)。よし、決まりだ

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世界一周旅行初めての部屋にトイレ&バスルーム付きのホテル
いいねー いいねー
いちいちトイレットペーパー持参で部屋を出て廊下のトイレに行かなくていいし
お風呂道具と着替えを持参で共同シャワー室に行く必要もない。

まるで「ホテル」みたい 
だって「ホテル」だもん

もちろん部屋にはポットとカップ。
あったかいコーヒーでくつろげる。

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バスタオルもある。いちいちタオル洗わなくていいね〜。
シャンプーや歯ブラシのアメニティもある。
アメニティは使わずにもちろんいただいていきます。
(ここに2泊するけど、使わないアメニティはバッグにしまって
 2日目も新しいものを補充してもらう。もちろん♪)
イクエが日本から持ってきていたクシが2本とも折れたり
スカスカになったりで無惨な姿になっていたのでちょうどよかった。

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テンションがあがる宿を拠点に洛陽観光
洛陽は昔、都があったところ。
仏教が中国に伝わって初めてつくられた最古の寺院、白馬寺へ。

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1900年以上の歴史をもつ由緒正しきお寺。
なんだけど、イクエとケンゾーの競い合いが始まった。
この競い合いは、「どっちがいい写真を撮れるかゲーム」。
「こっちのアングルからがいい」とか「俺のほうがうまい」とか言って
カメラを奪い合う。素晴らしい観光地でしょうもないことをしています。
で、なぜかこの日は「どっちがいい被写体を探せるか」みたいな展開になった。
お寺には、歴史ある建造物や仏像があるんだけど
ふたりともそんなものには目もくれず・・・。

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(↑ 屋根の上にいた五月人形みたいなの。 撮影:イクエ)

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(↑ 軒下のカラフルな龍? 撮影:ケンゾー)

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(↑ 仏像やお坊さんの像の横にいたネコ? 撮影:イクエ)

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(↑ 有名な高僧かな。眉毛とモミアゲがなかなか。 撮影:イクエ)

さらにイクエは、少女マンガみたいな瞳の狛犬を発見♪
あえて上目遣いな感じを出すために、やや上から撮影。

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負けじとケンゾーが、誰かに口の中にミカンを入れられ、泣きそうな狛犬を見つける。

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でも、イクエは細かいところも見逃さない。
仁王様の手には「こびとづかん」のキャラクターみたいな鬼さんが!

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そしてこちらも。
仏様の後ろには、アニメのフィギュアみたいな小さな像。

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今回の勝負、イクエがもらったな
自信満々でホテルに戻って、ひとりでデジカメのデータをチェックしていたら
いつのまにかケンゾーのやつ、こんなの撮ってた

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やっぱり男じゃないとなかなか目がいかない被写体。そしてこのアングル。

「ケンゾー、おぬしもやるのぅ」
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ここはヨーロッパ? 天津はハウステンボス

2012.10.27 21:23|中国☞EDIT
あまりにも中華料理が美味しくて
毎日腹いっぱい食べてしまうケンゾーです。

北京はとにかく人が多くて疲れる。
バス、地下鉄、観光地、どこに行っても人、人、人。

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うんざりしてしまったケンゾーとイクエは北京を3日で脱出することにした。

とりあえず、西へ西へと向かいたい。
地図とにらめっこした結果
マイナーだけど観光スポットがちらほらある石家荘に決めた。
移動手段はバス、所要時間は3時間半だ。

駅から近くて石家荘行きが出ているバスターミナルは2か所。
最近地下鉄が直結して便利になったとネットに載っていた
「六里橋バスターミナル」から乗ることにする。

バックパックを背負ってラッシュ時の地下鉄に乗るのはほんとに辛い。
あと1回乗り継げば到着と思ったら、なんとまだ線路が繋がってなかった。
まさかの未開通。うそやろ。

あのネット情報はなんだったんだ。
しかたないので途中まで引き返してもうひとつのバスターミナルへ。

バックパックは重いし、ムダ足は踏んだしテンションだだ下がりで最寄り駅に到着。
ガイドブックの地図によると駅の目の前にバスターミナルがあるはず・・・ない!
駅構内の地図を見るとけっこう離れとる!
ふたりでとぼとぼと歩いていく。
きょうはほんとにツイてない日だ。
やっとのことで「永定門長距離バスターミナル」にたどり着いた。

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しかし、チケットを買おうと行き先表示をいくら見回しても「石家荘」の文字がない。
ここまできてこういうオチかよ!
なんてこった、どうしよう。
もうここから行けるところに行くしかしゃあない。

どこにしようか?
表示されてる地名は知らないとこばっかりだ。
そしたら馴染みのある地名発見!
「天津」
どんな街かはまったくわからないけど、あの天津飯、天津甘栗の天津だ。
もうこうなったらそこに行くしかない。

改札前は大量の荷物を持ったバス待ちの客であふれかえってる。
いったいこんなに大量の荷物どうやってバスに載せるんやろう?

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天津行きのバスが来るとあの大量の荷物をボロバスのトランクに
おっちゃんたちが強引に押し込む。

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おんぼろバスの車内は労働者風のおっちゃんだらけ。
天津ってそんな街?
エアコンが効かないバスに揺られること2時間
中国2か所目の都市、天津に着いた。

バスターミナルから地下鉄に乗って、天津駅を出ると・・・
目の前にはヨーロッパの街並みを模したハウステンボスにそっくりの光景が。

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天津は海に面した貿易都市。
19世紀末にはイギリス、フランス、ドイツなど9か国の租界が存在していたので
旧市街はその当時のなごりがある。
この日のトワイライトは美しかった。
こんなキレイな空は中国に来て初めてだ。

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ここほんとに中国?って感じでしょ。
歩いていて飽きないので、ケンゾーとイクエは観光地に行くでもなく
ずーっと町歩きを楽しんだ。

銀座っぽい歩行者天国の通りもあった。

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ヨーロッパの街並みで、結婚式の写真を撮っているカップル。

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イクエと「うわあ、花嫁さんだねー」と話しながら
こっちもいっぱい写真を撮っていたら、他にもいっぱい!
いろんなところでいろんなドレスの花嫁。

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でも、こんなおしゃれな街でもちゃんと中国してる。

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もちろん、路上で味わえるグルメは健在。

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西洋と中華、古いものと新しいものが共存し
急速に発展していっている天津。

街は高層ビルの建設ラッシュ。
10年後にはまた違う街並みになってるだろう。

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秘密都市を捜して 穴場な場所で北京ダック

2012.10.26 21:04|中国☞EDIT
電車に乗るとき割り込みされて気が滅入りながらも
おばちゃんに「ここ空いたから座りなさい」と言われて嬉しくなるイクエです。

北京の地下には世界一巨大な秘密の街がある

そんな噂を聞いてぜひとも行ってみたくなった。
それは中国とソ連との関係が悪化した1960年代後半からつくられた核シェルターで
天安門広場や故宮、北京駅、政府の庁舎など
主要なところと地下でつながっているんだそう。
巨大な核シェルターは、当時の市民の半数近くを収容できるようにつくられ
地下には学校や病院、映画館まであるらしい。
中国人は立ち入りが制限されているけれど外国人旅行者なら入場料を払えば入れるとか
今はもうその事実がうやむやにされ埋められているとか
地盤沈下をおこしてもう入ることができないとか、どの情報が正しいのかわからない。

とりあえずインターネットで調べた情報をもとに
地下の秘密都市へと続く入り口を目指した。
天安門広場から少し外れた西打磨厂街という通りにあるらしいんだけど
さまよってようやくその通りを見つけた。

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狭い道の両脇には古い家屋が隙間なく並ぶ。
昔の中国映画のワンシーンに自分が入ったような気分になる。
薄暗くて怪しさが漂う。

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崩れかかって廃墟にしか見えないのに灯りがついていたり
黒い高級車が何台もとまっていたりして中国マフィアが潜伏してそう。

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イクエひとりならちょっと怖くて歩けないな。
通りを歩いて15分くらい。
ようやくインターネットで見た地下への入り口があるという建物発見

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この建物の向かって右のほうに入り口があったはずなんだけど入れなくなっていた。
やっぱりもう立ち入りができなくなったんだ

壁には剥がれかかった「UNDER GROUND CITY」という文字。

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地下への入り口とは別の扉からおじさんが出てきたので聞いてみると
もう今は入れないよって言われた

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おじさんが出てきた鉄の扉の横を見ると「工作委員会」「人民武装部」という看板。
おじさんは優しそうだったんだけどいったい何者なんだろう。

雨のなかカッパを着てさまよったのに目的を果たせずにガッカリ。
でもこんなこともあろうかともうひとつの目的も用意していた。
それは、穴場な感じの場所で北京ダックを食べること。
ツアーで行くような外国人相手の大型レストランはイヤだけど
かといってチープな街の食堂だと「これほんとうに北京ダック?」と疑ってしまう。

北京ダックを売りにしている老舗で、地元の人からも愛されているお店。
「利群」という店が近くにある
今度は「利群」を求めて怪しい通りをさまよう。

歩いても歩いても、そんな高級料理を出すような店はありそうにない。
「あ〜、この目的もダメかあ。」とあきらめかけたそのとき。

ん? 利群?

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5mおきに壁に書かれた「利群」。
これは北京ダックの店の「利群」を意味しているのか?
「利群」の文字を信じて矢印をたどっていくと、今度はダックがいっぱい

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そして白衣の2人組発見? コックか?
ついて行くと、やっぱり利群だ!!

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中に入ると、いい感じに古びた、雰囲気満点な空間が広がっていた。
客が座るはずの席にはたくさんの従業員が座って
ひたすらアヒルの足をむしっている。

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かまどではたくさんのアヒルが炭火でじっくり焼かれている。

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アヒル丸ごと1羽と包んで食べる皮、キュウリ、ネギ、タレのセット(約220元)と
紹興酒(60元)を注文。
コックさんが美味しそうに茶色く光るアヒルをテーブルまで持ってきて
その場で切ってくれる。

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お皿2枚分。かなりの量。
北京ダックにさらにいくつかの中華料理がセットになったものが
プラス100元くらいであったんだけどそれを頼まなくて正解。
北京ダックだけでお腹いっぱいになる。
北京ダックは皮に包んでタレをつけてもおいしいけど
そのまま食べてもパリッとしてほのかな脂身が感じられておいしい!!

2人で3500円くらいのちょっと贅沢な夕食。
でも、こんな路地のこんな場所でまさか北京ダックが出てくるなんて。

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北京ダックを味わえたことよりも 
路地をさまよって利群に巡り会えた達成感と
利群の雰囲気を味わえたことが何よりうれしかった

【旅 info.】
  利群利群
地下鉄2号線「前門駅」から徒歩15分。
近所の家の壁や塀に案内表示があるので探してください。
北京市东城区北翔凤胡同11号。
北京ダック以外に鴨料理多数有り。
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中国・北京 「故宮」☆

2012.10.25 21:43|世界遺産 星いくつ?☞EDIT
寝台列車で寝違えてしまったケンゾーです。

中国旅行で初めて訪れる世界遺産は
紫禁城としても知られる明、清王朝の王宮「故宮」。

1912年にラストエンペラー溥儀が退位するまで約500年間
歴代皇帝の王宮として使われた。

故宮は天安門広場に面する、毛沢東の肖像画が飾られたこの門の奥にある。
門と壁に囲まれて、故宮の様子を広場からうかがうことはできない。

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入場料は60元で高いけれど、北京を訪れたからには行っとかないとね。
それにしても人が多い。
この人ごみの中に入らないといけないと思うと
ちょっとテンションが下がる。
気合いを入れて突入。
スリにあわないように注意

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客の列の脇には私服の警備員がにらみを利かせている。
サングラスで渋く決めてるのにひとりドラえもんのパーカー姿が。
なんでこの服をチョイスしたんやろう?
こんなおふざけも許されるんだ、民主化ももうすぐか?

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広くてひとつひとつの建物もとても大きい。
けれど「うわあ、広くて余裕のある作りだなあ」とは思えない。
だってどこも人であふれかえっている!
ゆっくり見て回るなんて不可能。
人ごみに押しつぶされながら頭の隙間からチラッと見ていく。
 
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人が多すぎて見えない。なになに? 中には何が?

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背伸びして、押しつぶされながら中を見る。
玉座があったけれど「ああ、ここに王様が座ってたんだな」と感慨に浸る間もない。

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趣があるはずの王宮の庭も、この人ごみと喧噪でまったく雰囲気がない。

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シーンとしたなか、ゆっくり見て回ると
「すごいなあ。きれいだなあ。」って思うはずなんだけどね。

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とにかく広くて歩き疲れる。
ちょっとでも座れるスペースがあるとみんな座り込んで休憩モードに。
後半になると疲れきってぐったりする人が続出。

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あちこちで足をもんで辛そうなおばちゃんを見かける。
ケンゾーとイクエもヘロヘロ状態。

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さて「今回の世界遺産、星いくつ?」

「星、1つ!

とにかく人が多すぎ。人に酔うこと必死。
写真を撮る気が失せるほど人民であふれかえってる。
順番に並んで見る、なんて気持ちは微塵もないのでぐっちゃぐちゃ。
その場で子どもに小便させる親もいるし。

あとせめて英語でもいいからパンフレットくらいあってもいいのに。
韓国の昌徳宮は日本語のパンフレットもあって分かりやすかった。

世界遺産を見たというよりは人民の群衆を見にいった故宮観光だった。

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【旅 info.】
  故宮a_DSC_0514_20121025101856.jpg
地下鉄1号線「天安門東駅」「天安門西駅」からすぐ。
入場料オフシーズン40元、オンシーズン60元。
故宮北側にある「景山公園」(入場料2元)の丘から全景を見ることができる。
週末は観光客で大混雑。平日は少しはマシかも。
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平和な中国 ジコマン万歳!!

2012.10.24 21:11|中国☞EDIT
トイレに行ってドアを開けるたび、鍵をかけずに用を足している女の人と目が合い
心折れそうになりながらも中国を旅しているイクエです。

反日運動が活発だったらどうしようと不安を抱えての北京入り。
やっぱり中国のテレビや新聞では毎日のように尖閣問題が報道されているけど
街や人々はいたって普通だ。

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食堂やホテル、バスや電車でイクエたちが中国語が話せないとわかっても
「日本人?」と聞かれることはないし
「どこから来たの?」と聞かれて「日本」と答えても、とやかく言われることはない。
吉野家でも普通に中国人たちがごはん食べてるし
おじさんもユニクロの紙袋をさげて歩いている。 平和だ。

とっても平和なんだけど、どこに行っても人が多すぎる
東京も人が多いけれど、中国人は並んだり、人のじゃまにならないように
よけたりすることはないから、地下鉄で切符買うのも電車に乗るのも一苦労。
みんな我先にと殺到するから、もみくちゃにされるし平気でぶつかられるし
そんなのに慣れていないイクエとケンゾーはその度にイラっとして疲労困憊。

歩道に人が群がっていて、みんな同じ方向をじっと見つめている。
何かのイベントかパレードでもあるのかと思ったら・・・

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路線バスのバス停だった。
で、バスが来たらもうわけがわからなくなる。
いろんなところが戦場なのです。
他人にどう思われようが関係ない。
強引にいかないと闘いに負けてしまいます。

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天安門広場に行ってみたら、ここも人だらけ。
地方から来た中国人のツアー客でごったがえしている。

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おそろいの帽子をかぶってあっちこっちで記念撮影。
急激な経済成長で、お金に余裕ができて海外旅行で日本に来る中国人も増えているけど
国内旅行も流行ってるようだ。
やっぱり漢民族は一生に一度はこの場所を訪れることが夢なのかもしれない。

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そして、赤いのマークが着いた帽子と国旗が広場のあちこちで売られていて
飛ぶように売れている。
20代の若者でも、この帽子をかぶっているグループがけっこういた。
もちろん子どももこの帽子でパチリ

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みんな晴れやかな表情をしていて楽しそう。
この地に来て「中国はやっぱり偉大!祖国を愛そう」って
こころ新たにするのかな。

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イクエは12年前に北京を旅行したけれど、そのときより変わっているものがある。
空の色だ。
大気汚染がひどくて、空はかすみ昼間でも夕暮れみたい。
目がチカチカする。

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けれど街中には美しい公園がたくさんあり
ここに来ると木々に囲まれほっとする。

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そして公園には不思議な人たちがいっぱいいる。
リサイタルっぽいことをやってる人もいれば―。

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人が通っていく場所で、大音量で曲をかけながら社交ダンスをしている人も。

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そしてハンカチを振り回して、延々によくわからない踊りをしている人もいる。
周りの人の目なんてまったく気にしていない。

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なんなんだろう。
ほんとになんなんだろう。
別に自分の発表を多くの人に見てもらいたいという気はなさそう。
他人が見ても見ていなくても、拍手する人が誰もいなくても関係ない。
ただただ、自分に酔っていてうっとりしながらやっている。
他人にどう思われようと、自分がやりたいことに心酔する。

「自己満足で何がダメ?
 他人の目を気にするよりも、自分が満足できればいいじゃん!」

彼らを見ていると、そんなふうに言われているような気がする。
そしてそんなことを言われたら、まわりの目を気にしてしまう日本人のわたしは
きっと何も言い返せない。

ジコマン万歳!! 恐れ入ります。
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国境で車体ごと持ち上げられた!国際列車の旅ー後編

2012.10.23 20:41|中国☞EDIT
いよいよモンゴルー中国国境越え。
モンゴルのザミンウードに列車が入ると
係員から険しい顔で「席に着きなさい。外に出たらダメです!」って言われる。
酒盛りしているバックパッカーもいて今までうるさかった車内が静まった。

ホームには兵士たちが立っている。
係員が車内に乗り込み、パスポートを回収していく。
駅にとまって1時間半。
出国スタンプが押されたパスポートが返却され、列車が再び動き出した。

さあ、これからは入国手続き。
中国軍の見張りが立っている国境を列車はそのまま越えた。
急に建物の看板が漢字になって、これまでとは違う国に来たことを実感!

いよいよ、中国国境の駅二連浩特(エレンホト)での中国入国。
ホームには公安が1列に並んでいる。
モンゴルでは兵士たちが携帯をいじりながらホームをぶらぶらしてただけだけど
雰囲気が違う。
立っている公安の数は多いし、みんな背筋をピーンと伸ばして立って
ホームからこちら側をじっとうかがっている。

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ケンゾーとイクエはもう一度、受け答えを確認する。
「職業を聞かれたら無職って言うと怪しまれそう。
 でもビジネスマンだとつっこまれそうだから農家って答えよう。
 米を栽培していることにしておこう。」とか
「旅行の目的を聞かれたら
 中国には素晴らしい自然や偉大な歴史遺産があるから時間をかけてまわりたい。
 写真を撮って帰国したらその良さを日本人に教えてあげたい。」と
ほめたたえる作戦に出ることをシミュレーションする。

尖閣問題を抱えている日本人のケンゾーとイクエだけでなく
他の欧米人も不安と緊張で、声を押し殺して
「あ、いま車内に入ったよ」「もうすぐここにくるよ」と言い合う。

同室の42歳のアメリカ人がちょっとふざけて
「もう怖いから、こうやって隠れとこう」とタオルで顔をまいて笑いを誘う。
笑っちゃいけない緊張したときって、しょうもないことでもおかしい。
そのとき、突然ケンゾーたちの部屋に公安が入ってきた
42歳はあわててタオルをはねのけて「ハ、ハロー・・・」。
イクエはこらえきれなくて「ププッ」と息をもらしたけど、なんとかとりつくろう。

予想外に公安の係員はジェントルマンだった!
英語でやさしい口調で「バッグだけ見せて」とバッグを外側からチラッと見ただけで
「サンキュー」と言って去っていった。
他には何も聞かれず。

預けたパスポートには、ちゃんとスタンプが押されて帰ってきた!
なんだーー簡単♪ 拍子抜けする。

時間は夜の10時。ここからがこの列車旅のハイライト!
モンゴルと中国は線路の幅が違う。
だから車輪を換えないといけないのだ。
乗客を乗せたまま車両基地のような建物に入っていくと・・・

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線路の脇になにか機械が。

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2両目に乗っていたのに、気づいたら後ろの車両が切り離されている!
隣には、切り離された3両目の車両が入ってきた。
1両ずつ同時進行で作業が行われる。

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機械を車体の下に差し込んで

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乗客もろとも持ち上げる!

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車輪を外して付け換える。

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こんなのはじめて。
鉄郎じゃなくてもおもしろい!

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列車での国境越えは初体験だらけでおもしろかった。
でもモンゴル出国が夜7時半で中国入国、車輪換えが終わったのが
夜中の0時!
国境越えるのに4時間半。正直疲れた。
同室のアメリカ人もぐったり。

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朝目覚めたら車窓からはモンゴルとはまったく違う景色が。
前に座っているアメリカ人が興奮した様子で「アメージング!!」と連発。

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31時間かかって北京に到着。
ここでみんなと別れて、また一人旅を続けるバックパッカーもいれば
せっかくだから同じゲストハウスに泊まって
しばらく一緒に旅しようと決めたグループもいる。
31時間ぶりに重いバッグを背負い、それぞれがまた歩き始める。

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反日感情はどうだろう、とやや不安を抱きながら駅の外へ。
ケンゾーとイクエのふらり旅。
中国編スタートします!

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【旅 info.】
  モンゴルー中国 国際列車a_DSC_0276_20121021071157.jpg
北京行きはモスクワ発とウランバートル発がある。
現在臨時便を含めて週4便。
ウランバートル発よりも北京発のチケット代のほうがかなり高くなる。
シーツ、ブランケット、タオルの支給あり。
お湯は無料。食堂車はあるけど車内販売は無し。
途中の駅で食料など買うことができる。
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世界中のバックパッカーが集結!国際列車の旅ー前編

2012.10.22 19:53|モンゴル☞EDIT
モンゴル人に見えたのか地元の大学生にバスの行き先を訪ねられたケンゾーです。

予定外だったモンゴルをゆる〜り旅したケンゾーとイクエ。
尖閣諸島問題で、中国の状況がいまいち分からないので少し不安はあるけれど
ビザの期限が間近に迫っているので中国に向けて出発することにした。

モンゴルと隣り合っている中国へは、もちろん飛行機でも行けるけど
ここは「旅」の気分を味わうために鉄道で行くことに。
鉄道で国境を越えるのは、どんな感じなのかここはぜひ体験したい!

北京行き国際列車は、世界のバックパッカーたちが利用するため
日によっては満席のときもあるんだそう。
前もってチケットを買っておことうウランバートル駅へ。
市街中心地から歩いて30分。
着いたものの人があまりいなくてホームもガラーンとしている。

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モンゴルで一番大きい駅なんだけど1日にわずかしか列車はこない。
チケットカウンターらしきものも見当たらない。
インフォメーションセンターで訊ねると駅から離れた別の場所を教えられた。
駅から200m離れた黄色い建物の2階
「VIP ROOM」と書かれた部屋がチケット売り場だった。

チケット

この国際列車。ロシアからモンゴル、中国へとつながっている。
モスクワ発とウランバートル発がある。
2日後の朝7:15ウランバートル発に乗ることにした。
値段は1人131,050トゥグリク(約7,300円)。
寝台だし宿代も浮くことを考えれば安いんだけれど
モンゴルで3週間過ごし、モンゴルの物価に慣れていると
2人で約15,000円というのは大きな買い物だ。
そんな現金、持ち歩いていない。
にもかかわらず、クレジットカードの支払いはダメっだって
ATMでトゥグリクを引き出すために駅まで戻る。
じゃっかん無駄な労力を使いながらも北京行きのチケットをゲット

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出発の朝。
ちょっと早めに6時に宿を出ることにしたけれど、まだ外は暗い。
バスも走っていない。
どうしよう、と思っていたら宿でスウェーデン人の女の子が出発の準備をしていた。
いっしょに白タクをつかまえて駅に向かった。
世界中のバックパッカーたちが次の国をめざして早朝の駅に集結する。

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しばらくすると列車が入ってきた。
闇の中からライトをつけた列車がホームに入ってくるのはなんか銀河鉄道みたいで
ワクワク度が増す。
さあ北京へ向けて出発!

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車両はバックパッカーだらけ。
国も違えば言葉も年齢も違うんだけど
みんな目的地はいっしょだし、やけにテンションは高いし
まるで修学旅行の生徒たちが車両を貸し切っているような感じ。

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2人用でトイレ完備の個室もあるけど運賃が高いので
ちょっとお金かけてそうなツーリストはそちらの車両。
ケンゾーとイクエみたいなチープなバックパッカーは
1部屋に4つベッドがあるコンパートメントの車両に集まっている。

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狭い廊下にも折りたたみの座席があって
ちょっと息苦しくなったら、こっちで一休み。

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同室はアメリカ人の男性2人。
2人とも1人で旅をしている。
ちなみにイクエの横のアメリカ人は40代でバックパッカー。

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ほとんどのバックパッカーたちは
とりあえず北京に行くことだけは決めてるんだけど
ケンゾーとイクエみたいにノープラン。
「とりあえずヨーロッパからシベリア鉄道に乗ってここまで来た」とか
「北京行ったら、陸路でタイのほうまで行ってみようかな」とか
「旅の期限は決めてないけどクリスマス前には帰国しようかな」とかそんな感じ。

列車はいくつかの駅に止まりながら南、南へと走っていく。
途中の停車駅では物売りのおばちゃんたちが待ち構えている。

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みんなカップラーメンとかお菓子とかけっこう買ってる。
食堂車があるけど食べないのかな?

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ケンゾーとイクエは食堂車を楽しみにしていた。
モンゴルの車窓を楽しみながら食事したい
お腹をすかせて食堂車へ。
メニューを見て、夢はあっけなく砕けた
ランチで18、19ドルする!
とてもじゃないけど食べられない。
だからみんないっぱい食料を買い込んでたんだ。

まわりの人たちがあったかいラーメンをすすったり
ジャムをたっぷりのっけたパンを食べてる横で
ケンゾーとイクエはかろうじて持っていたビスケットをちょこっとずつかじる。
かなりひもじい

午後3時過ぎに止まった駅でカップラーメン、スナックをゲット。
やっと空腹から解放された。

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しかし!このあと午前0時まで食べ物を買うことができなかったので
またまた超ひもじい旅に。
これから国際列車に乗る方、食料を大量に買い込んで乗ることをお勧めします。
お湯はあるのでカップラーメンとかパンとかお菓子とか。
あとトゥグリクを少し残してたほうがいいかな。

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午後7時。
いよいよモンゴルの最後の停車駅ザミンウードへ。
ここから出国と入国検査が始まる。
スムーズに行けば、座席に座ったままパスポートを渡すだけでOK。
でも、どんな国境越えになるのか未知の世界。
尖閣諸島問題で、中国の入国検査のときに公安から
日本人は列車から降ろされて別室で質問攻めにあうとか
持ち物検査でカメラのデータを全部消去されるという噂はほんとうなのか。
同室のアメリカ人2人も、共産国にかなりの不安感をもっている。
「問いつめられたら泣いたふりしよう。」とか
「手をぶるぶるふるわせながら、弱い人ぶってパスポートを渡そう」とか
みんなで対策を話し合う。
ああ、緊張するよ〜。

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つづく。
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旅したモンゴル  こんな国

2012.10.21 22:12|アジア☞EDIT
モンゴルには9/27~10/18まで21泊22日滞在しました。
反日デモが起きている中国行きを延期するためにモンゴルに立ち寄り
当初は10日間くらい滞在する予定がまたまたゆる~りしました。
モンゴル旅行をふりかえります。

◇旅の費用「ヤマル ウンティ ウェ(いくら)?」
モンゴルでいくら使ったのか発表します。

交通費                904,710トゥグリク
外食費                102,600トゥグリク
その他のフード・ドリンク       58,680トゥグリク
宿泊費            238,780トゥグリク+68ドル
雑費                 61,700トゥグリク
観光           284,200トゥグリク+1,155ドル

合計  1,650,670トゥグリク+1,223ドル
約11,804円/1日2人で
高い!!
予定外のモンゴルでまさかの大出費!
宿や食費などの滞在費はリーズナブルだけどゴビ周遊費がデカい。
国土が広くて交通機関が整備されていないモンゴル。
しっかり観光するのなら現地でツアーに参加したり
車をチャーターして周らなければならないため、旅費も高くなる。
遠出せずにウランバートルで観光するだけなら1日2人で3,000円もあれば十分。
でもウランバートルの観光は2日もあれば見るところが無くなる。
街を見るだけではモンゴル旅行の醍醐味は味わえない。モンゴルに来た意味がない。
一番いいのは、自分でできるだけ下調べをしてルートも考えて
ガイドをつけずに信頼できるドライバーと車のみをチャーターすること。
泊まるゲルの確保や食事を提供してもらうことは意外と簡単でその場でなんとかなる。
人数が集まれば割り勘できるので、一人旅の人は現地のゲストハウスで
仲間をさがしましょう。


◇移動手段はこうでした
空港からウランバートル市内まではバスで移動。
バス停は徒歩で7、8分のところにあり
11番か22番で市街中心地に行ける。
運賃は400トゥグリク(約22円)。

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ケンゾーとイクエの場合、ウランバートル市内はバスか歩きだった。
バスはだいたい400トゥグリク(約22円)。
車内に車掌(おばちゃん)がいるので乗車したら運賃を払う。

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路線図が車体の横に書いてあるがモンゴル語なのでぜんぜん分からない。
ルートがちょいちょい変わるようでガイドブックの情報と違うことがよくある。
車内の混雑度がハンパない。
とくに市街中心部は考えられないくらいパンパンに客が乗るので
バックパックなど荷物が大きいと乗るのは厳しいかも。
あと、車の運転がめちゃくちゃ乱暴。
道路の横断は慣れるまでは怖い!
車が途切れるのを待っていたらいつまでたっても渡れないので
現地の人と同じタイミングでドライバーの目を見ながら覚悟を決めて渡るべし!


◇こんなお宿に泊まりました
ウランバートルでは「Khongor Guesthouse コンゴールゲストハウス」。
メインストリートのエンフタイヴァン大通り(Peace Avenue)沿い。
「ステート デパートメント ストア」の2ブロック横。1階が薬局のビルの2階。
ダブルベッドルームで$16。シャワー・トイレ共同。キッチン、Free Wi-Fi 有り。
コーヒー、紅茶、朝のパン無料。ツアー会社も兼ねている。

バヤン・ウルギーでは「DUMAN HOTEL」。
セントラルシアターや郵便局の裏。
シャワー・トイレ無しのツインベッドルームで20,000トゥグリク。
シャワー・トイレ付きは35,000トゥグリク〜。Free Wi-Fi 有り。
共同シャワーは無し。近所のバスハウス(公共シャワー)を利用。
暖房はあるが窓が壊れて風が入る部屋有り。英語はほぼ通じない。

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◇「コイ ホ(おいしい)!」これが一番うまかった
ケンゾー 「・・・なし」
はっきし言ってモンゴル料理はまずい!
この20日間食事を楽しんだことはない。
耐えきれなくて最後の3日間は自分たちで料理を作った。

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イクエ 「ダギスの家でご馳走になった家庭料理。魚や野菜スープ。」
モンゴル料理のレパートリーの少なさやまずさは世界一では?と思ってしまった。
野菜料理がとくに少ない。全部、お肉の匂いがキツい。熟成しすぎてるのかな。
店でも常温で売ってるし、冷蔵庫で保管することなく
平気で1週間くらい前に買った肉を調理するからなのか理由はわからない。
モンゴル料理に失望していたなか、カザフ族のダギス宅での夕食。
カザフ族は野菜や魚を食べるようで、モンゴルの他の場所より食事はおいしかった♡

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◇おすすめ!!一番良かった場所
ケンゾー 「広い大地とでっかく青い空」
とにかく広い草原と雲ひとつなく真っ青な空の下
ぽつんとゲルがあって小さく見えるヒツジやヤギが草を食んでいる景色が好きだった。
どれだけ見ていても飽きない。
でも紫外線に注意!

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イクエ 「ゲルで家族といっしょに、まったり」
外は風が強いけどゲルの中はあたたか。
家族とお茶しながら、乳製品をつまみながらくつろぐ時間は心もあたかかに。
朝起きてゲルのドアを開けたときの景色も最高。
家畜が目の前にいたり、地平線まで何もない大地が続いていたり
あ~こんな大自然の中で一夜明かしたんだ、と実感。

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◇ふらり ゆるり モンゴルの感想は?
ケンゾー
ウランバートルから車で1時間弱走るだけで
遊牧民が素朴な生活を営む手つかずの大自然が広がる。
もちろん美しい景色も素晴らしかったけど
それにもまして遊牧民とのふれあいがよかった。
人懐こい笑顔や自然や動物とともに生きていくたくましさ。
家族みんなで慎ましく生活する姿が印象的だった。

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イクエ
来る予定がなかったモンゴル。けれど来てよかった!
ウランバートルが発展してきているので
きっと遊牧民たちも少なくなっているんだろうなと思ったけれど
郊外に出ればそこには広大な大地とゲルと遊牧民と家畜たち。
季節ごとに違う表情を見せるモンゴルなので
花々が咲き乱れる初夏や湖が凍る真冬にも来てみたい。

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発展するウランバートル 未来のモンゴルは?

2012.10.20 21:06|モンゴル☞EDIT
毎晩、草原と遊牧民がでてくる夢を見ているイクエです。

カザフ族の住む街、バヤンウルギーからウランバートルに飛行機で戻る
国内線にもかかわらず「チェックインは出発の2時間半前」という通告の通り
早起きしてバヤン・ウルギーの空港へ。

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でも、航空会社の職員もいなくてがらーん。
職員を待っていると、変な掲示板が目についた。

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機内持ち込みが禁止されている物を表示してるんだろうけど
こんなマニアックなモノを持っている人なんていったいどのくらいいるんだろうか。

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30分ぐらいして職員が到着。手書きの航空券を受け取り荷物を預ける。
しばらくしたらどんどんお客さんが帰っていく。
どうしたんだろうって思って聞いたら、突然「ノーフライト」って言われる。
天候で飛行機が飛ばなくなったんだって
せっかくここまでタクシーで来たのに・・・。
航空会社の職員にさっきチェックアウトしたばかりの宿に送ってもらう。

同じ部屋でもう1泊。
案の定、ベッドメーキングなんてされていない。

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ちなみにこのベッド、下のほうが壊れている。
修理はされていない。ビンで補強されている。

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パンにぬるチョコとクリームの空き瓶だけど
なんで洗わないかなあ。
この辺の感覚が日本人からは理解できない。

翌朝もスムーズにはいかなかった。
飛行機の全体の積み荷が重量オーバー。
どれを積むのをあきらめるかで航空会社の職員がもめて
乗客が30分待たされたけど、無事に離陸
ほっと胸をなでおろす。

10日ぶりに戻ってきたモンゴルの首都・ウランバートル。
ソウルから初めてここに降り立ったときは
「砂漠の中の街」という感じがしたけれど
いままで田舎にいたから、ビルがあるだけで大都会に見える。

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この前までいたウルギーはイスラム教徒の街だったけど
モンゴルは仏教徒の国。
一番大きなガンダン寺に行ってみたら鳩の大群が

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鳩の餌をあちこちで売っていて参拝者がそれを買って撒いている。
もうそれ以上やめて。やめて

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ケンゾーがジャケットに糞をつけられるも、なんとか切り抜け
正面の御堂にたどり着いた。

チベット仏教と同じようなお寺のつくり。
この御堂の高さくらいの、仏様が安置されている。
入り口のドアから大きな足が見える

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仏像を撮影するのは有料だったので写真をお見せすることはできないけれど
見上げた金色の仏様は高さ25メートル、とてもとても立派だった。


街を少し外れると、だだっ広い大地が広がり
遊牧民たちが家畜を放牧しながらゲルで生活しているのに
ウランバートルでは、歩いていると視界がビルで遮られる。
とても同じく国とは思えない。

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外資も進出し、建設ラッシュで猛スピードで発展しているウランバートル。
この10年で街は様変わりしたんだって。

このウランバートルで、いまやモンゴル国民のおよそ4割が生活している。
急激な発展のために、車はものすごく多くなったのに
信号は少なく交通ルールも徹底されていない。
発展に追いついていっていない。
路線バスはいつも大混雑。

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これからのモンゴルはどんなふうになっていくのかな。
首都・ウランバートルはどんどん発展し続ける。
土地開発が進み、郊外へ郊外へと街が拡大していっている。

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けれど、大部分のモンゴルの地は電気も水道もない。
水が十分でないため畑を耕すこともできない。
乾いた大地が延々と広がっている。

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この土地に電気を通し、水道設備を整え、街をつくり発展させるのは
資金も労力も、ものすごく必要だ。
街と街とをつなぐ幹線道路をつくることも大変だし
ましてや鉄道を走らせることなんて並大抵のことではない。

ずっと受け継がれている遊牧民の暮らしが、やっぱりこの地に適しているのだと思う。

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ゲルを建て、家畜とともに季節ごとに移動し
家畜のミルクで何種類もの乳製品を手作りしながらそれを糧に生きていく。
この土地を知りつくした、知恵の詰まった生き方。

ウランバートルは拡大し、発展していく。
そのいっぽうでまた、大部分のモンゴルでは未来もきっと
遊牧民たちが自分たちのスタイルで暮らしていくんじゃないか。

30年後も大地にポツンとたつ遊牧民のゲルを見つけることができ
おじゃますると突然の訪問にもかかわらず
お茶をいれて笑顔で招いてくれるのではないか。
3週間モンゴルで過ごし
想像以上にいたるところでたくさんのゲルを見て
多くの遊牧民の人たちと出会った今
そう思わずにはいられない。
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モンゴルの小学校はメイドだらけ 萌え〜

2012.10.19 21:07|モンゴル☞EDIT
妻に髪を切ってもらったら妻に涙を流して笑われたケンゾーです。
でも最終的にはちょっとマシになりました。

ドライバーのダギスの奥さんがウルギーの小学校で先生をしていると聞いたので
教室におじゃまさせてもらうことに。

現地の学校を見学すると文化や国民性の違いを楽しく見ることができる。
なにより子どもたちのかわいらしい笑顔にたくさん出会えるので
ケンゾーもイクエも大好きだ。
(これまでの学校見学の様子はこちらネパールツバル

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ここウルギーの小学校は午前と午後の2部制。
ダギスの奥さんは午後のクラスを受け持っている。
6歳のクラスで生徒は約30人。

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女の子たちはメイドみたいな服とかわいい髪飾りをしている。
これは社会主義時代の名残りなんだそう。
すごく萌え萌えな制服だ。

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この時間はモンゴル語の授業。
カザフ族はカザフ語を喋る。
けれど街の外へ出ればカザフ語は通じない。
モンゴル国民なのでモンゴル語も勉強する。

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ここウルギーに住むおよそ9割がカザフ族。
残りの人たちはモンゴル語を話す。
なので街にはカザフ族が通う小学校と「モンゴル人」の小学校がある。
先生が話す言葉も違うし、教科も少し違うようだ。

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カザフ語の数の数え方を憶えるダンスを披露してくれた。
これがすごくかわいい。
動画で撮ればよかったと今でも後悔。

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ほかのクラスの子たちが外国人が気になるのか覗きにきた。

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すこし時間をもらって日本の折り紙を紹介。
小さい子どもたちなので折るのは簡単な紙飛行機にした。
子どもたちにも紙を配ってみんなでやってみる。
ケンゾーのつたない英語を先生に
通訳してもらって折り方を説明。
みんな興味をもってくれて初めての折り紙にチャレンジ。

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出来上がったらみんなでいっせいにLet's fly!
楽しんでくれてよかった。

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何人かの女の子が先生にエプロンを着けてもらってメイド姿にさらに限りなく近づく。

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これから給食時間なんだって。
いま午後3時。けっこう遅い時間に食べるんだ。
おやつみたいなものかな。

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見学はここでおしまい。
かわいい子どもたちの笑顔をたくさん見ることができて心がほっこり。

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この先もチャンスがあれば現地の学校を見学していきたいと思います。
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美しい!カザフ族のヤギの解体

2012.10.18 20:48|モンゴル☞EDIT
寒いのが大っ嫌いだけどモンゴルの寒さになんとか耐えてるケンゾーです。

カザフ族のゲルにホームステイしたケンゾーとイクエ。
朝起きると、おとうさんたちが家畜のヤギのところで
ロープをもってうろうろしていた。

「ヤギ2匹をきょう屠殺する」

モンゴル遊牧民の家畜の解体は世界一美しいと聞いていたのでとても興味深い。

ヤギの群れからいただくことになるヤギを選ぶ。
お父さんたちは複数のヤギの中から選別しているみたい。
どうも口を開けて歯を見ているようだ。
捕まるとどんな運命になるのか知っているかのように
ほかのヤギはサッとその場から離れていく。

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暴れないように足を縛る。
血を受け止めるタライを置いて素早く首を切る。

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ヤギは何も声を出さないし苦しんでいるようには見えない。
残忍な感じはしない。
3歳の坊やにとってもこれは日常。特別なことではない。

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血が止まったら四肢の関節を切って、折る。
おにいちゃんもお手伝い。

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つぎに皮を剥いでいく。
さいしょはナイフを使って。
途中からは手を背中の奥まで入れて剥いでいく。
かなり力がいるみたいで、お父さんの息が荒くなり
寒いのに汗をかいていた。

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お父さんの動きには無駄がなく手際がいい。
イクエが「すごくキレイ」とつぶやいた。
ほんとにそう思う。
目を背けたくなったりはせず逆に見入ってしまう。
「世界一美しい」という表現に間違いはない。

皮が全部剥けたら木に吊るす。
毛皮は市場で売るらしい。
内蔵を取り出し肉を部位ごとにきれいに切り取っていく。

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ゲルの中では女性たちが内蔵の処理をしている。
何度も水をヤカンで注いできれいにしていく。

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家畜の解体は遊牧民にとってとても大事な仕事。
家族全員総動員だ。

1時間足らずできれいに解体された。
人が食べない部位は犬のご馳走になる。
なにひとつ無駄にしない。

その間、おにいちゃんは薪を準備し始めた。

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保存がきかないレバーはすぐに調理する。

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ヤギの脂とにんにくと塩で炒めたシンプルなスタミナ料理の完成。
いつの間にかごく自然に座っていた知らないおっちゃんも一緒にいただいた。
新鮮なので臭みはまったくない。
でもやっぱり脂ギッシュ!

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こうして解体したヤギ1頭を10日ほどかけて食べるそうだ。

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夏場に解体することもあるけれど
寒くなって肉を保存しやすい冬が解体のシーズン。
遊牧民は冬にたくさん肉を食べて栄養を蓄え
夏はパンやチーズ、ヨーグルトが主食で質素なんだって。

日本で毎日のように食べている肉。
わたしたちははすでにカットされたものを店で購入して
口にするものが生きていた動物であることを意識せずに食べている。
できれば殺されるところなんて想像したくない。

モンゴルの遊牧民たちは自分で家畜を育て、屠殺し
命をいただくことを実感しながら食べている。
日々の糧に感謝し自分たちにとって必要最小限なもので満足しながら生きている。

解体の様子を動画でアップします。
家族が協力しながら黙々と作業をすすめる様子に感心させられます。
(生々しいシーンもありますので見られる方はご注意ください。)

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カザフ族のゲルでホームステイ② 子どもかわいい!

2012.10.17 20:04|モンゴル☞EDIT
氷点下の寒さをユニクロのライトダウンジャケットでしのいでいるイクエです。

モンゴルの大地には晴れ渡る青空も似合うけれど
大きな雲もまた似合う。

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このゲルでカザフ族の家族と一夜を過ごし、迎えた朝。
女性陣は朝から家畜の乳搾り。

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ビュ、ビュ、ビュー。
勢いよく湯気を出しながらミルクが飛び出してくる。
イクエにもできそうだ。やってみると・・・

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あれれ? 出ない。
力強くつまむとわずかにヒューっとだけ出てくる。

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お母さんに失笑される。
イクエの下手くそな乳搾りで雌牛にストレスを与えるのはイヤなので
すぐにお母さんにかわる

乳搾りが終わったら牛が移動し始めた。
牛たちの後ろに小さな人影。

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放牧に向かっていたのは枝をもった男の子だった。
日本の子と比べてとっても頼もしい。

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お母さんはゲルに戻って色とりどりの糸を取り出した。
カザフ族の伝統工芸「アラフチ」の刺繍だ。

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ゲルの中はアラフチのマットやクッション、枕カバーであでやか。
全部お母さんの手作り。

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針の頭から先っぽに糸が通っている。
針を布の奥まで通さず、まるでミシンのように布の上から
ポンポンポンポンとたたくようにしていくと
不思議なことにちゃんと刺繍ができている。

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すごく簡単そう!こんな便利な針、日本にあったらいいのに。
ユザワヤとかには売っているのかな。
裁縫好きの姉にこの針を買っていこうかな。
よし、イクエもやらせてもらおう。

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なんで? できない。
ただ布に穴があいていくだけで糸がすぐにほどける。
あんな簡単そうなのになんでできないのかさっぱりわからない。
またお母さんに笑われてすぐにかわる

街から離れ、季節ごとに移動しながら暮らす遊牧民たち。
ここで問題。
遊牧民の子どもは学校にいっているのでしょうか

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答えは「YES」。
小学校に入る年齢になると、子どもたちは親元を離れ
街の寄宿舎で生活しながら学校で勉強する。

小学校前の小さな子どもたちを親はとっても愛おしそうににかわいがる。
6年間しかそばにいられないけれど、そのぶんたっぷりの愛情を注いでいる。
とくにお父さんが子どもを抱きしめたり、一緒に遊んだり、身の回りの世話をしたり
しょっちゅうかかわっている。
見ていてとても微笑ましい。

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お父さんやおばあちゃんが頻繁に子どもの頭や首筋に鼻を押当てているので
てっきりチューしてるのかと思っていたらクーンって匂いを嗅いでいた
抱きしめて子どもの匂いを思いっきり嗅ぐことが愛情表現のひとつみたい。
でも、この気持ちわかる!!
ちっちゃい子の乳臭さや甘ったるい匂いはわたしも好き。
姪っ子や甥っ子が脱ぎ捨てた服を思わず拾っては嗅いでしまう。
変な性癖じゃないですよ。
この気持ちわかる? わかってもらえないかなあ。

お父さんが息子のズボンをめくってお漏らししていないかチェックしてた。
そして「したい時はちゃんと教えるんだよ!」みたいなことを言い聞かせていた。

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日本でもよく見る光景だ♡
どこの親も一緒だなってなんか嬉しくなる。

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お世話になった家族に別れを告げて国立公園をジープで散策。

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夏には花が咲き誇り、馬に乗って大自然を満喫するツーリストが多いんだって。
わたしたちも乗馬を勧められたけど風が冷たすぎるのでパス。
湖は風で波が打ち寄せ、まるで海のようだった。

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波に打ち寄せられ、角が無くなった丸い小石が貝がらのようにも見える。
湖畔の砂は細かくてビーチに立っている気分になる。
打ち寄せる波の音は潮騒そっくり。
標高3000mくらいのところに現れた「海」。

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どこを見ても絵になるような素晴らしい景色を堪能しながら午前を過ごした。
お腹がすいたなーと思ったら
ドライバーのダギスがゲルの前で車をとめた。
きょうはこの家庭でお茶をいただくようだ。

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だいたいの家庭にはお皿に入った6点セットが常備されている。
6点セットとは
「揚げパン」「乾燥ヨーグルト」「チーズ」「バター」
「クリーム」「見かけは唐揚げみたいな茶色い固い乳製品」

もちろん全部手作り。
これに、ミルクをたっぷりのお湯で割ってわずかなお茶の葉と塩をいれた飲み物がつく。
家族でちょっと一服するとき、突然来客があったとき
すぐにこのセットがテーブルに並べられる。

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このご家庭の若いママがめちゃくちゃかわいくてキレイだった! イクエ好み♡
ノーメークでこの肌つや、美しさ。

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ここのゲルにも小さい子がたくさんいる。

ベッドには赤ちゃんが寝ていた。
赤ちゃんは紐で体をベッドにくくりつけられている。

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遊牧民が使うこのベビーベッド。
赤ちゃんのお尻がくる部分に穴が開いていて
その下にはフェルトでつくった受け皿がついている。
おもらししても大丈夫な仕組みになっている。

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子どもたちを対象にケンゾー先生の折り紙講座が始まった。

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紙飛行機が気に入った様子のお兄ちゃん。
とてもかわいいのだ。
とくにお鼻の下が・・・。

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ペンで描いたおひげが生えている。
動物ごっこでもしてたのかな。

お茶会のあとは、すぐ近くの川で魚釣り。
ルアーでやってみる。

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ケンゾーもイクエもMさんもダメ。
ドライバーのダギスが立て続けに3匹釣り上げる。
このお魚は翌日、別のご家庭で調理してもらっておいしくいただいた。

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日が沈む前、この日ホームステイするご家庭のゲルに到着。
突然の訪問でも笑顔で迎え入れてくれる。

この家庭にもかわいい兄弟がいた♡
ゲルの中で「ブーン ブーン」と言いながらミニカーをぐるぐる走らせる。
遊牧民の子どもたちも車が大好きなんだね。

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ヒートアップして、ミニカーが三輪車に。
ぐるぐるぐるぐる家の中をまわるんだけど大人はだれも注意しないし
ほほえみながら見守っている。

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「外で遊びなさい」と言いたいところだけど
床は芝生だし、半分外みたいなもんだし、まあいいか。

三輪車のお兄ちゃんがかっこいい毛皮の帽子を取り出してかぶった。
カメラを向けたら、このポーズ。

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パリコレのスーパーモデルも顔負けだね★

ゲルの外を闇が包む。そろそろ夕食の時間。
いい匂いがしてきた! 
なんかこの匂い、嗅いだことあるような・・・。

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ヤギの頭が再登場!
まさかの2日間連続「ベスパルマック」。
きのうより慣れた手つきで、ごちそうを堪能した。

ケンゾーとまたもや狭いベッドで寝て
ケンゾーに何度も布団をとられていたイクエ。
朝、いらついてベッドから起き上がろうとしたら
かわいらしい瞳がじっとこちらを見つめていた。
目が合って、いっきに優しい気持ちに。

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そして、いつもの朝の日課なのかな。
ゲルから出て、りきむ孫のお尻におばあちゃんがスコップをあててスタンバイ。
かわいすぎる。

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おばあちゃんたちが台の上にゴザを敷き始めた。

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乾燥ヨーグルトの天日干し。

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毎日、太陽に当てることでヨーグルトはカチカチになる。
保存食となり、これで冬を乗り越える。

パリコレのスーパーボーイがまたも「僕を撮って〜」と言ってきた。
するとこのポーズ。

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この何とも言えない、目を細めた表情。
後ろの牛とのコラボレーション。
いいね〜! すごい決まってるよ〜。
お父さんの自慢のバイクがお気に入り。

現代の遊牧民の3種の神器とも呼べるものがある。
ひとつはバイク。友人のゲルを訪ねたり、離れた街まで行くことができる。

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もうひとつはソーラーパネル。
60センチ四方くらいのパネルをゲルの外につけて発電している。

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そして最後ははパラボラアンテナ。
テレビが娯楽になっている家庭もある。
パラボラアンテナはないところも多くて
今回のカザフ族のゲルで見ることはなかったけど
ゴビ砂漠をめぐっている時は
アンテナをつけているゲルをいくつも見かけた。

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さて、今回の2泊3日のカザフ族の遊牧民を訪ねる旅。
アルタイ・タヴァン・ボグド国立公園の
雪化粧した初冬の景色を見るとすがすがしい気持ちになる。

でもそれ以上によかったことは
この3日間でとても多くのカザフ族の子どもたちに出会えたこと。

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そして子どもたちの様子を優しく見守るおじいちゃん。
かわいくてたまらないという感じで孫の頭をなでるおばあちゃん。
我が子のかわいい仕草を見て、顔がにやけっぱなしのお父さん。
子どもが泣いたらすぐに抱きしめるお母さん。

ゲルのなかでもいつも子どもたちが中心。
子どもたちが楽しそうだと、みんなも笑顔になる。

当たり前のことだけど子を思う親の気持ちはどこの国もいっしょで
異国の地でも日本と同じようなそういう光景を見ると心がほっこりする。

「どの国の人も幸せで、世界が平和でありますように」
そう願わずにはいられない。

【旅 info.】
  2泊3日国定公園ツアーa_DSC_0429.jpg
車チャーター50,000トゥグリク/1日
ガソリン実費
ゲル宿泊の謝礼1日目20,000トゥグリク/1人
       2日目10,000トゥグリク/1人
(とくに決まっていない。相場は8,000トゥグリク〜)
ほかに公園や軍に払うパーミットが必要。
ドライバーのA.DAGIS(ダギス)はカザフ語、モンゴル語
少しの英語が話せ、要望にも応えていろいろアレンジしてくれる。
ウルギーのインフォメーションセンターかウランバートルのコンゴールゲストハウスに頼むと
彼とコンタクトを取ることができる。
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カザフ族のゲルでホームステイ① 旅のマジック

2012.10.16 21:26|モンゴル☞EDIT
夜に寝言を言っていた夫に「うん、そうだねー」と相づちをして
寝言をやめさせたイクエです。

わたしたちがここバヤン・ウルギーに来た目的はただひとつ。
鷹の祭典 を見ること。
なので2日間のフェスティバルが終わればすぐにウランバートルに戻ることにしていた。
ところがー。

あのモンゴル旅行経験豊富なMさんにまたもや、そそのかされる。
Mさんといえばウランバートルの宿で出会って以来
私たちの旅程に大影響を与えている人だ。
ゴビ砂漠を周遊したのも「中央モンゴルより南のほうがおもしろい
聞いたからだし、ここウルギーにいるのも
「イーグルフェスティバルがちょうどあるから行くことを猛烈にお勧めする
と言われたからだ。

そのMさんが言った。
「せっかくウルギーに来たんだからイーグルフェスティバルだけではもったいない!
 郊外に行けばキレイな湖があるし、カザフ族のゲルを訪ねることもできる。
 2泊3日くらいで車をチャーターしましょうよ


ここでも「はい!」と答えてしまうと完全に『ふたりでふらり』ではなく
『Mさんについていくふたり』になってしまう。
それに帰りの飛行機のチケットだってすでにとっているのだ。

イクエとケンゾーが出した答えはー


「へぇ!いいですね!!ぜひご一緒させてください♡」

だってモンゴルに来る予定なんてなくてガイドブックもなくて
白紙のまま来たんだもん。
なんでも知ってそうなMさんの情報を鵜呑みにし、すべてゆだねたくなる。

Mさんはニヤリとして「じゃあ、さっそくそこに航空会社のオフィスがあるから
帰りの飛行機を変更しましょう」と言う。
結局、変更手数料2人で2000円くらい払って5日間うしろにずらした。

2泊3日でドライバーに払う料金、ガソリン代、宿泊先のゲルの家族に払う謝礼など
あわせて3人で2万円ちょっと。みんなで割ると1人1日2500円くらい。
直接ドライバーと契約するのでこの前のゴビ砂漠周遊のときの
3分の1くらいの予算で楽しめる

めざすのは120キロほど南西に行ったアルタイ・タヴァン・ボグド国立公園。
中国との国境に近いので国境付近立ち入り許可証を軍からを発行してもらって出発

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街を離れるとさっそくカザフ族の住むゲルが見えた。
ドライバーのダギスが車をとめた。

「知らない人の家だけどせっかくだからゲルの中をみせてもらおう」。

でもゲルにいたのはあいにく子どもばかり。
大人たちは外出しているようだ。

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ざんね~ん。 と思って車に戻ろうとすると
ダギスが手招きしながらそのままゲルの中に入っていった
え! 勝手に大丈夫!?

このへんがモンゴルはすごいと思う。
知らない人のゲルに突然おじゃまして
勝手にそこに置いてあるものを飲んだり食べたりする。
されるほうもそれを気にとめることなく当たり前のように受け入れている。
都市部以外は土地を買うという概念もないし
何かを「所有する」という感覚が薄いようだ。
土地は自然から譲り受けるもの、物はみんなのもの、みたいな。

ゲルの中はそれはそれは見事
他のモンゴル人のゲルよりも、カザフ族のゲルはひとまわり大きい。

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そして目を引くのがカザフ族に代々伝わる「アラフチ」と呼ばれる刺繍の装飾。
薄暗いゲルの中。
けれど、このあざやかな刺繍のため、とても明るく華やかな空間となっている。

ドアの横には家畜をしめて生肉にしたものがつるしてある。

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乾燥して固くなっている。
10日間ほどかけて少しずつ料理に使っていくのだそう。

それにしてもこの子たちは親が帰ってきたらなんて話すんだろう。
「見たことない人種の人がよくわかならいけど来たよ」って言うのかな。
そしてきっと親は「そっかぁ。ふうん。家を見に来たんだろうね」って答えるのかな。


子どもたちに別れを告げて車を走らせると、ラクダを発見
重そうな荷物を運んでる。

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ラクダが運んでいるのは解体したゲル。
家畜とともに遊牧民がお引越しをしていた。
ラクダは臭いし、マイペースだし
「ぼおううううん ぬうううん」という泣声もうるさいから
イクエとケンゾーは遊牧民になってもラクダは飼いたくないって思ってたけど
しっかり重い荷物を載せて確かな足取りで進んでいる。
えらいぞ!ラクダさん!

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そしてラクダよりも飼うのをためらいたくなる家畜と遭遇。
「ヤク」という、牛をけむくじゃらにしたような動物。
毛を引きずっているようでぶかっこうなんだけど
毛の配色が残念なヤクはブサかわいい。

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頭数が多いヒツジやヤギは遊牧民から他の家畜よりも
少しぞんざいに扱われているような気がする。
途中の道ばたで故障して立ち往生していたトラックの上には
無造作に置かれたヒツジが寒そうに身を寄せ合っていた。

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やっぱり断然さまになるのは馬。
すれ違った遊牧民が自慢そうに「俺の馬に乗ってみていいよ」と言う。
このスレンダーなボディー。
くりくりの瞳もかわいい。
うん、飼うなら馬だな。

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お昼タイムは食堂じゃなくて一般家庭でお茶と軽食をいただく。
街の家はゲルじゃなくて木造の平屋が多い。

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突然の訪問。
けれど手作りのパンやバターやチーズ、乾燥ヨーグルトでもてなしてくれる。

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いよいよ国立公園へ。
この芸術的な波打った木造の橋を、ドライバーのダギスの愛車、ロシア製ジープで渡ると
そこからは美しい景観が広がる。

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国立公園といっても遊牧民の人たちはゲルを建て、家畜を放し、普通に暮らしている。

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ホテルはないからゲルを探して宿泊させてもらう。
小さな男の子がいる家庭にお世話になる。
スペースは限られるのでMさんは床で寝袋で
イクエとケンゾーは狭いひとつのベッドを借りて寝ることに。

時刻は夕暮れ時。
ゲルの外は寒いけれどこの時しか見られない光景があった。
雪化粧した山脈が桃色に染まっていた。

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ゲルの中ではちゃくちゃくと夕食の準備がされていた。
なんでも手作りする遊牧民の人たち。
お母さんはパン生地をこねこね。

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ヤギの脂肪のかたまりを火にかけて大量の油をつくる。
その油でパンを揚げていく。
ケンゾー、ちょっとだけ手伝ってみる。

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ほかの鍋でグツグツ何かが煮込まれていた。
なんだろ〜と思っていたら鍋から何かがお皿の上に取り出された。
なんだ?なんだ? 真ん中の黒いものは!
この形は あれだ!!

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ヤギの頭まるごと!

きょう、家畜のヤギを解体したんだって。
(*翌日わたしたちはヤギの解体に立ち会うことに。詳細は後日お伝えします。)

この料理は「ベスパルマック」というカザフ族の料理。
ヤギの頭とタマネギとジャガイモとラザニアみたいな平たい生地が入っている。
ベスパルマックとは5本指という意味。
5本指とナイフをフルに使って肉を削ぎ落しながら食らいつく。
みんな大好物みたいで嬉しそうにもくもくと食べる。

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モンゴルの肉は総じてとてもニオイがキツいのだけど
このヤギ肉はまったく臭みがない。新鮮だからなのかな。
そしてやわらかい。
おいしい

「ヤギの目がいちばんうまいから食え」と言われる。
え、それはちょっと・・・。 どうやって断ろう。
そう思っていたらケンゾーが何のためらいもなく口に入れた!

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感想は?
「プニプニはしてない、ゼラチンっぽくない。
 臭みもないし、鶏の軟骨みたい。」

ヤギの頭の部分はみんなで食べ尽して肉がなくなり骨だけになった。
と思ったら、いきなりおとうさんがガンガンガンと頭蓋骨を振り始めた。
骨から何か白いものがでてきた。

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脳みそだってー。
これはイクエもケンゾーもMさんも食べてみた。
お味は・・・

「味がしない。カニ味噌から磯の香りを抜いたような感じ。」

最後はヤギの頭を煮汁をお椀に注いでシメ。
鶏ガラスープ、ならぬヤギガラスープは濃厚でおいしかった。

旅行していてたまに「ゲテモノ」とも言える食べ物に巡り会う。
日本にいるときに「はい、ヤギの脳みそです。どうぞ!」と言われても
食べるのを躊躇するだろうし、口に入れられないかもしれないと思う。
でも、その土地にいて、現地の人が普通に食べているのを目の当たりにし
いっしょに食卓を囲み、現地の人の仲間入りみたいな気分になり
楽しい時間を共有していると
「自分も食べてみよう」と自然に思うから不思議だ。

これは 旅のマジック だと思う。
自分でも日本に帰って思い返してみると
「なんであんなもん自分からすすんで食べたんかな」と理解しがたいんだけど
その場ではなんの疑問ももたずに食べている。
恐るべし、☆旅のマジック☆

【旅 info.】
  アルタイ・タヴァン・ボグド国立公園国定公園
ウルギーから南西へ120km。車で約4時間。
63万haの公園内には雪に覆われた山脈、渓谷、森、湖や川
花々などが見られ自然豊か。
国境に近いため、事前に軍の立ち入り許可証(有料)の発行が必要。
ウルギーのインフォメーションセンターに相談するか
現地のガイドやドライバーに取得してもらう。
入境許可証と国立公園入場料あわせて1人1,000円以下。
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鷹匠が大集結!! 精悍な姿に惚れ惚れ

2012.10.15 20:21|モンゴル☞EDIT
髪が伸び放題で耳の上や襟足がくりんくりんしているケンゾーです。

ここバヤン・ウルギーはカザフ族の街。
狩りをしない遊牧民のモンゴル人と違って
カザフ族は狩りをする遊牧民だ。
その狩りの方法はというと鷲を使っての鷹狩り。

今日はカザフ族の鷹匠たちが集結し技を競い合う
年に一度の大イベント「イーグルフェスティバル」の初日。
はるばる飛行機にまで乗って見に来たので否が応でも期待が高まる。

10時スタートだけれど念のためホテルを9時に出発。
走ること10分でゲルが2つポツーンと建っている草原で車が止まった。

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ん? ドライバーの知り合いのゲルかな?
またすぐに出発すると思って車に乗ったままでいると
「着いたよ」
!!
フェスティバル会場ここ?・・・みたい。

会場は岩山を背にした周りはなーーんにもない砂漠のようなところ。

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10時になっても始まる気配がまったくない。
というか、主役の鷲がぜんぜんいない。
大丈夫なのか、この祭り?

冷たい風が吹きっさらしの中待っていると、来た!!
馬に乗った鷹匠と鷲が続々とやって来る。
およそ50人の鷹匠たちが参加する。

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鷹匠も鷲もめちゃくちゃカッコいい!
あっという間に欧米人のじいちゃんばあちゃんカメラマンが取り囲む。

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今回参加した鷹匠はウルギー近郊のサグザイ村のカザフ族がほとんど。
ちなみに鷹匠というけれどカザフ族が飼っているのはイヌワシ。
目が澄んでいてとても精悍な顔をしている。
足の爪は太くて鋭い。

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けっきょく競技が始まったのは11時半過ぎ。

いよいよ最初の競技。
山の上から鷲を放つ。
飼い主は山のふもとで馬に乗って走る。
放たれた鷲が飼い主の腕をめがけて飛んできて
いかにかっこよくとまることができるのかを競う。

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空高く旋回していたかと思うといっきに急降下してきて腕に見事に着地する。
かっこいい!
でもなかには飼い主の「ホー!、ホー!」という鷲を呼ぶ声もむなしく
遠くに飛んでいって帰ってこない鷲もいる。
飼い主はバツが悪そうに照れ笑いしながら捕まえにいっていた。

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競技だけでなくいろんなイベントも開催される。
カザフ族のベストファミリーコンテスト、なんてのもあった。
なんかほのぼのして微笑ましい。

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そしてフェスティバル2日目。

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2日目の最初の競技は
飼い主が獲物に見立てたキツネの毛皮を馬で引っ張る。
山の上から放たれた鷲がそれをちゃんと襲えるか、というもの。

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出番が終わったあと愛おしそうに頭を撫でてあげている。
お互い信頼し合っている大事なパートナーなんだろうな。

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突然たくさんの人が馬に乗って移動しだした。
と思ったら競馬だった!
このフェスティバルでは
鷲に関係ない伝統競技もおこなわれる。

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休憩のときに鷲を腕に乗せてもらった。
5kgくらいだろうか。
暴れたりはせずとてもおとなしい。
羽を撫でるとすべすべしていた。

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午後はカザフ族の伝統競技のひとつ、馬に乗ってキツネの毛皮の奪い合い。

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どちらかが離してしまうまで
ただひたすら引っ張り合うというごくごく単純な競技。
賞金がかかっているのでどちらも真剣勝負で
ぜったいに皮を離さない。
これまた引っ張り合いながら誰もいない遠くまで行ってしまって
けっきょく審査員席からも見えず結果を知ることができないことも。
勝者は毛皮を豪快に振り回してアピール!

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フェスティバルのフィナーレは本物のオオカミを放してのハンティング。

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間近に見た鷲はとにかくかっこ良かった!
賢そうな顔をしていて澄んだ瞳が印象的だった。
もちろん現代にあっても伝統を大切にし誇りを持っているカザフ族も。

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【旅 info.】
  イーグルフェスティバルa_DSC_0174.jpg
毎年10月の第1土曜日曜に開催。
会場はウルギー近郊。
会場まではウルギー市街からタクシーか車をチャーターする。
入場料は2日間通しでUS$30。
欧米人のツーリストが多数訪れるのでホテルは予約をしていたほうがいい。
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境界に生きる人たち モンゴルのカザフ族

2012.10.14 14:50|モンゴル☞EDIT
防寒着がなくて現地調達していたのに旅行1か月を過ぎて
バックパックから一度も取り出していない長袖シャツを発見したイクエです。

私たちが来ているのはモンゴルの北西の街、バヤン・ウルギー。
ウランバートルからは飛行機で2〜3時間かかり、時差もある。
そして、目立った観光地もない。
ここを訪れる旅行客は少ないけれど
この街にはモンゴルの他の場所とは明らかに違う、ある特徴がある。

それは、ここに住むほとんどの人が「カザフ族」であるということ。
いわゆるアジア的な顔の「モンゴル人」と違って
ロシアや東欧の人たちのような顔つきをしている。

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カザフスタンにも近く、中国との国境に面したバヤン・ウルギー。
まだ国境がいまほど厳格でなかった200年くらい前
いまのカザフスタンが食糧難にみまわれ
一部のカザフ族の人たちがいったん中国に避難し
それからモンゴルのこの地に移動してきて住み着いたのだそう。

ウルギー地理

言葉もモンゴル語ではなくカザフスタンと同じカザフ語を話す。
市場に並んでいる商品も他の地域とは違う。
特有の模様が描かれた商品が並ぶ。

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そして、宗教だって異なる。
他のモンゴル人は仏教徒が多いけれど
ウルギーの人たちはほとんどがイスラム教徒。
女性はスカーフを巻いている人が多く、街にはモスクがある。

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アルコールもほとんど飲まない。
スーパーではお酒が陳列されてるんだけど
ケンゾーが買おうとしたら店のおばちゃんに
「ダメ!売らない」みたいなことを言われた。
あとで聞いたら金曜日はお酒売っちゃダメって決まってるんだって。

ウルギーでは、モンゴルに詳しい日本人のMさんといっしょに
車をチャーターして観光することにした。
お世話になるドライバーのダギスの奥さんに「ぜひ我が家に来て」と
ご招待されたので、街にあるダギズのお宅におじゃまする。

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ダギスの家では日本と同じように玄関で靴を脱ぐ。
素朴な平屋の建物で、調理は床でする。

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だけどいろんなところに目を凝らすととてもおしゃれ。
小物は北欧雑貨みたいでとてもかわいい♡

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「食事に来て」と誘われたときはてっきり夕食かと思っていたけど朝食だった。
お酒ではなくてお茶とお菓子でお話ししてまったりするというのもなかなかいい。
楽しく1日のスタートをきれるし、朝からぜいたくなひとときで
その日をなんだか優雅な気分で過ごせる。
手の込んだ食事を用意しなくていいから招待するほうもされるほうも気負わなくていい。
日本でも「うちに朝食にいらして♪」というのを流行らせたい。

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ダギスをはじめ、ここのカザフ族の人たちは国籍はモンゴルだけど
カザフ族であることに強いアイデンティティをもっている。
ダギスは兄弟がカザフスタンに引っ越して離れて暮らしていて
いつかは自分もカザフスタンで暮らすことを夢見ている。

他のモンゴル人たちがあんなに自慢して大好きなチンギス・ハーンも
ダギスは「don't like」と言っている。
それでもモンゴルのこの土地で生まれ、結婚し、子どもを育てているダギスは
ここの自然を愛しているし、その魅力を観光客に伝えている。

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海に囲まれている日本と違い、世界の多くの国々は隣の国と陸続き。
見えない国境でわかれている。
国境の線と文化や言葉、宗教を分ける線は必ずしも一致しない。

国境の近くの街にはファジーな人たちがいる。
それはとても自然なことなんだ。

【旅 info.】
  バヤン・ウルギーウルギー地図
ウランバートルから西へ1,200km。
時差はウランバートルから-1時間。日本からは-2時間。
ウランバートルからは飛行機で3時間弱。運賃は往復41万トゥグリク。
空港から街までは4kmほど。白タクを利用。
ホテル、レストラン、ATM複数あり。
街の中心部にツーリストインフォメーションセンター。
日用品の物価はウランバートルより若干高いものの
食堂の食事は半額(約2,500トゥグリク)くらい。
野菜料理も多くウランバートルよりも食事はおいしい。
人口の9割がムスリムで、看板やメニューの表記はカザフ語。英語はあまり通じない。
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やっちまったよー! クレジットカードが!!

2012.10.13 14:07|モンゴル☞EDIT
もういい加減モンゴル料理に飽きてきたケンゾーです。

ゴビ砂漠を周遊する前にウランバートルのゲストハウスで
日本人と遭遇。
Mさんというケンゾーと同い年の男性で
何度もモンゴルを旅していて、とても詳しい。
ケンゾーとイクエはガイドブックも持たずに
モンゴルに突然来たからMさんから情報を聞きまくる。
そこでとても興味深い話を聞いた。

「バヤン・ウルギーという町で週末にイーグルフェスティバルがある。」

ウルギーはカザフ族の街。
騎馬遊牧民族のカザフ族は千年もの間、鷹匠の文化を継承し続けている。
一年に一度この季節に鷹匠が大集結して鷹祭りが開催されるのだ。
鷹匠たちの対決だけでなく馬を使った伝統的な競技などもおこなわれるそう。

Mさんも行く予定だったけど行けなくなった。
超お勧めですよ、だって。
それは確かにおもしろそうだ。
でもウルギーはモンゴルの西の端、1,200km以上離れてる。
とてもじゃないけど陸路では無理。
行くのなら飛行機のチケットを取らないといけない。
安い航空会社も教えてもらったのでとりあえずリサーチもかねて街へ繰り出す。

まずはインフォメーションセンターへ。
ウルギーのことをモンゴル人の女性スタッフに相談すると
ここが一番安いよと航空券のチケット会社の場所を教えてくれた。
さらになんと部屋が空いているかウルギーのホテルに確認の電話までしてくれた。
やさしい!
こうなったら俄然行く気まんまんに。
次は教えてもらったチケット会社へ。

フェスティバルが開催される週末の前後1週間くらいで
一番安いチケットを探してもらう。

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往復で1人410,800トゥグルク(約23,000円)が最安。
どうする?
ふたりで4万6千円はけっこう大きな出費だ。
でもイーグルフェスティバルおもしろそうだし
なにも分からずに来たモンゴルでたまたま大きな祭を見られるなんて
いい感じで事が運んでいるし、この流れに乗って行くっきゃないでしょう!
その場で購入決定!
ケンゾーのクレジットカードで支払う。


飛行機が取れたのでインフォメーションセンターに戻ってホテルの予約をお願いする。
ウルギーに着いた時空港でピックアップをしてもらう段取りもしてくれた。
なんていい人だ!
モンゴルは怖い人が多い、危険な国という情報だけをもって
やってきたウランバートル。
だけど出会う人みんな親切だ!
これでウルギー・イーグルフェスティバルの旅が決定!
いやあ順調なスタートだ。

ランチを食べて、午後はザハ(闇市)で服の調達。
ザハはスリがとても多いのでカバンは持っていかないほうがいいそう。
お金もはだかの札を胸ポケットに入れるのがベストなんだって。
なので一度ホテルに戻って仕切り直し。

イクエが部屋の外のトイレに行っている間準備をする。
お金を財布から取り出そうとしたその瞬間、一瞬にして体が凍りついた!
ウソやろ、クレジットカードがない!
なんで?!
あまりのショックで思考停止になりそうな頭を強引に働かせて記憶を逆上っていく。

スラれた?いやそれはないだろう。
カードを最後に使ったのは・・・さっきのチケット会社だ!
支払いのときカードを出して、レシートにサインして
カードを返してもらって・・ない?
もらってない?!
もらってない!!
そうだ、そうだ、そうだ、なにやってんだケンゾー!

こんなマヌケなことをまたやってしまって
イクエに言いづらい。
こっそりチケット会社に1人で行ってみようか・・・。

でもそんな急に単独行動したらすぐにバレること確実なんで伝えた。
「やらかしたみたい。」

「は!? クレジットカード受け取らずに気づかんってことはないやろ。
 ポケットは?
 そんなことありえる? は!?」

そんなことありえた。

半ベソ状態でチケット会社に向かう。
途中イクエが
「もし店の人にそんなの知らない、渡したよってシラをきられたら
 もうどうしようもないよね」って怖いことを言う。
イクエの言うことに耳を貸さないようにして
ふさぎ込んでうつむいたまま街を早足で歩く。

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お店に駆け込んだら・・・
支払いをしたおばちゃんが、ニヤッと笑う。

あった!
待ってたよ、みたいな感じでカードを返してくれた。

よかったあ。
念のためネットで利用履歴も確認して一安心。
スリや強盗が多いはずのウランバートルで
ケンゾーのミスなのに、そのままカードが返ってきた。
どっと疲れたのでザハはキャンセル。
宿に戻ったら宿のおじさんが
「チケット会社から電話があって、あなたのところの客が
 クレジットカードを店に忘れていってますって電話が来たよ」と言った。
宿にまで電話してくれてたんだ、ありがとう。
モンゴル人はやっぱり優しいよ。

またまたやってしまって、イクエに頭が上がらないケンゾーです。


そして出発の日。
国内線なのにフライトの2時間半前までに空港に行かないといけない。
ダブルブッキングも多くてチケットを持ってるからといって安心はできないらしい。
搭乗手続きは早い者勝ちなので
始まった瞬間カウンターにダッシュしないといけないとか
無事に搭乗券をゲットできたとしても座席は自由席で
これも早い者勝ちで遅れをとるとなぜだか席がないこともあるとか
どこまでが本当なんだかよくわかんない噂を耳にしていた。
気を引き締めて空港へ。

ちゃんと早めに着いたのにカウンターにはもう人がけっこういる。
やばい!出遅れたか?
ちょっと焦ったけどスムーズに搭乗手続きできた。
座席もちゃんと指定されてる。
肩すかしをくらった気分。
少し安心して食堂でランチを食べる。

出発ゲートの前に人は待ってるけどまだ並んではいない。
それにしても年配の欧米人ばっかり!
日本人の高齢者は、パックツアーが精一杯なのに
その歳でよくこんなとこまで来るよなあ、尊敬というか感心する。

出発ゲートに列ができだした。
ギリギリまでブログを書いていたのでここでも出遅れる。
でもきちんと名簿と照らし合わせながらチェックしてるみたい。
噂とぜんぜん違う。

手荷物検査を済ませて出発ロビーへ。
ロビーでは口ひげのダンディーなおじさまがギターのようなものを演奏していた!

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モンゴルの伝統楽器「馬頭琴」かな?と思ったけど馬の頭がない。
あとから聞いたらカザフ族のものは馬の頭になっていないそう。
このおじさんはカザフ人だったんだ。

超満員のバスに乗せられてすぐそこの機体まで。
ここでもチケットのチェックが!
滑走路の上で人がぐっちゃぐちゃ。

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アナログ的なチェックがやたらと多いので2時間半も前に行かないといけないんだろう。
何はともあれ無事に飛行機に乗ることができてバヤン・ウルギーへ。


ウルギー空港到着。
30分以上待たされて預けた荷物がでてきた・・・外に。
じいちゃんばあちゃんたちが我先にと群がる。

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ホテルの迎えは本当に来てるのかな?とキョロキョロしてたら
「お迎えにきましたよ」と見たことのある人が!
なんと宿でイーグルフェスティバルのことを教えてくれた日本人Mさんだった!
やっぱり自分も見たくて予定を変更してきのうウルギーに来たのだそう。

フェスティバルの期間中車をチャーターしてあるので一緒に行動しませんか、だって。
もちろん!こちらこそお願いします。
ホテルの迎えは来てないようなので
Mさんが見つけてくれてたホテルへ。
しかしMさんが泊まっているホテルは満室。
同じ並びのホテルはフェスティバル料金なのかメチャ高。
けっきょく最初に泊まろうとしていたホテルへ。

ウランバートルから電話で予約していたはずなのに
空港でのピックアップどころか、そんな予約は知らなそうな対応。
年に一度の大きな祭とあって
ふだんは人があまり来ないようなホテルに客が詰めかけ
受付もパニック状態になっている。
部屋はないよ、みたいに言ってる。英語は通じない。
ウルギーの言語はモンゴル語ではなくカザフ語。
Mさんはモンゴル語は多少話せるけどカザフ語は分からない。
カザフ人のドライバーに間に入ってもらってなんとか部屋を確保することができた。
もしMさんがウルギーに来てなかったら・・・悲惨だったかも。

2日間の「イーグルフェスティバル」!
鷲を間近に見ることができる祭の様子は
後日お伝えします♪
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モンゴル 迫りくる岩壁に圧倒

2012.10.12 21:11|世界の絶景☞EDIT
高地だからか歳だからか階段で4階に上がるだけでヘロヘロになるケンゾーです。

今回の絶景は「アイスプレイス」
南ゴビにあるゴビ・ゴルバンサイハン国立公園内にある渓谷。
標高2,200mくらいあり場所によっては万年雪が見られるところもあるそう。
アイスプレイスはここの通称。
「鷲の谷」とも言われるように空高く旋回している鷲をよく見る。
高地だから寒い。
ありったけの服を着て散策に出発。
岩山が重なり合っていてその隙間を歩いていく。

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オフシーズンだからか観光客はほとんど見当たらず
この大迫力の自然を独占している気分。
歩いているとプレーリードッグのような生き物がチョコチョコッと前を横切っていく。
こんな、他を寄せ付けないような岩山の渓谷にも生き物は住んでいるんだな。
周りをよく見るといたる所に穴が開いていてかわいい顔をのぞかせている。

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見上げる黒い岩山は壮大で、迫ってくるような吸い込まれるような感覚になる。
ゴビ砂漠のなかにこんな地形の場所があったなんて。
ゴビ砂漠はバラエティーに富む場所だ。
そびえる岩壁の迫力に圧倒されながら進む。

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風が冷たくてかなり寒い。
冬は雪で埋め尽くされると聞いていたけれど
この季節でも雪が残ってる場所がある。
岩に囲まれ、日が当たらないところはひんやりする。
凍ったままの滝も!
岩壁にへばりついているように見える。

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岩山の隙間を縫うように歩いていく。
高くそびえる岩壁が視界を遮り、この先がどうなっているのかわからない。
ワクワクしながら岩壁の間を進んでいく。

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馬に乗ったツーリストとすれ違うことも。
颯爽と走る馬はやっぱりカッコいい。

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いくつもの岩壁を抜けては進み、抜けては進み。
どのくらいの岩山があるんだろう。
どこまで続いているかわからない。
ケンゾーとイクエは1時間ほど歩き、来た道を戻った。

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折り重なる岩山。
ほとんど日陰だけどときどき太陽が差し込むところがある。
黒っぽい色だった岩が赤茶色に見える。

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ケンゾーとイクエが歩いたのはほんの一部分だと思うけど
それでもまったく手つかずの自然に圧倒された。
運が良ければ野生のヤギ「アイビックス」を見られることもあるんだって。
おそらく遥か太古の時代からなにも変わってないんだろうなあ。
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モンゴル 砂漠の山がつくる光と陰

2012.10.11 21:14|世界の絶景☞EDIT
モンゴルで結婚5周年を迎えたイクエです。
きょうは一瞬一瞬姿を変える絶景をご紹介します。

モンゴルの首都、ウランバートルの南に位置するゴビ砂漠。
砂漠と言ってもだいたいは草がまばらに生えている広原。
けれどゴビ砂漠のもっとも南、モルツォグ砂丘に行けば
イメージ通りの「砂漠」に出会える。

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まるで砂の粒子でできた山脈。
ガイドのユンジェが言った。
「あそこに登って夕日を見ておいでよ。」
「ええっ!あんな細かい砂でできた急な斜面を登れるの?」
「人の通ったあとなら、踏み固められてるし、イージーだよ
ここから見る限り、さらさらの砂山に登ることはとても簡単だとは思えない。
とりあえずラクダに乗って砂山のふもとまで行ってみた。

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砂山にはユンジェが言ったような踏み固められた場所なんてない。
一歩踏み出すとずずずっと、足が砂の中に埋まっていく。
埋もれないようにつま先だけでタタタタタ。
20歩くらい進んでは休憩。

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足下の砂はすぐに崩れていく。
ブルルルルルルーっという砂が崩れる低音が
振動とともに足から伝わってくる。
ユンジェ、どこが「イージー」なの!?

息があがり心臓がドクドク。
向こう側を見ると他の人たちも苦戦している。
四つん這いになってかろうじて進んでいる。
それを見てイクエとケンゾーは爆笑するんだけど
自分たちも似たようなもの。

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なんでこんな思いまでして砂漠の山に登らなきゃいけないのか。
冷静に考えると滑稽にも思えてくるんだけど
それでもやっぱり登りたい。

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視界に入るのは空へと続く砂山。
空と砂の境目がきっと頂上だ!
そこをめざしてがんばる。
なんとかたどり着いても
その先にまた新たな砂山が続いていることを知って落胆。
その繰り返し。

「もうやめようか。もうじゅうぶん砂漠を堪能したし。」
「最後にあそこまで行ってみて、それで引き返そう。」

10メートルほど先を行っていたケンゾーが叫んだ。

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「うわああああ!!! ここだ~。ここが頂上だ!」
そこにのぼると絶景が待っていた。

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太陽が砂山に遮られ、ひんやりとする日陰の砂の上を歩いてきた私たち。
砂山で隠れていた夕日とようやく対面。
夕日が頬を照らしあたたかい。

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頂上を境にして光と陰が作り出されている。

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さらさらの砂のはずなのに砂のかたまりはなめらかな曲線を描き
陶器の作品ように見える。

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砂の粒子は風に流されていく。
砂漠は姿を変えていく。
目の前に広がる絶景と同じものはもう2度と見られない。

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「あきらめずにここまで来てよかったね。」
「夕日のこの時に登ってきてよかったね。」

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ゴビ砂漠周遊最終日 予想外に・・・

2012.10.10 21:08|モンゴル☞EDIT
モンゴル料理に飽きてきのう食べたカップラーメンにホッとしたケンゾーです。

今日もさわやかな朝だ。

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最終日の今日はウランバートルまでの移動のみ。
夕方の5時くらいに着く予定だって聞いたけど
さっそく道を聞くおっちゃんドライバー。
まあ5時は無理だな。

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今日ははじめてレストランでランチを食べることができた。
店の前ではおばあちゃん達が井戸端会議。

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店は学校帰りの子どもたちで大にぎわい。
今日は午前中授業かな?

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ランチのメニューは肉まんとポテトサラダとミルク。
肉まんは一口サイズだけど何個頼む?ってユンジェに聞かれたんで
全員7個ずつ頼んだけど、きてみたら1個がデカい!

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肉汁と言うか油の量がハンパない。
肉まんだけじゃなくてどんな料理も油の量がすごい。
モンゴル人の油の摂取量はとんでもないと思う。
やっぱり食べきれなくて残りは持ち帰ることに。

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午後もひたすらウランバートルをめざして走る。
空はあいかわらず広く青い。

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ドライバーはあいかわらず道を尋ねる。

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すれ違った車をとめて道を聞くおっちゃん。
若い男2人が乗っていて、タバコをねだられて渡す。

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この間、ケンゾーは立ちション。
イクエが「もう行くよ!早く!」と言ってるけど
のんびり景色を撮影してた。
するとイクエが怖い顔してなんか叫んでる。
ようやく車に乗ったらすぐに発車。
どうしたのかなーと思ってたら
道を聞いた2人組はシンナー臭くてラリっていて
「パスポート見せろ」とか言ってきたり
助手席のドアを開けてユンジェに絡んでいたらしい。
イクエが言った。
「みんなその場から一刻も早く逃げたいのに
 なんでひとりでのんびりしとると?
 なんでみんなでケンゾーのションベン姿を見守らんといかんと!?」
だってションベンできるときにしとくのが旅の鉄則。
そんなことになっとるって分からんかったもん。


ションベン騒動はあったけれど
うまくその場を切り抜けて車を走らせる。
またもゲルに立ち寄って道を聞く。
ついでにゲルに上がり込んで
馬のお乳でつくった酒をいただく。
馬乳にヨーグルトを加えて100回くらいかき混ぜたら
発酵してお酒になるらしい。
ケンゾーはお腹をくださないか心配だったけど
イクエが「酒だからアルコール消毒されるから大丈夫だよ!」という持論を展開。

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ゲルの中にヤギの頭が無造作に置いてあった。

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そのあとわりと順調(?)にきてるので4時くらいに着きそう
って言われたけど、最後の最後まで道を間違えて
結局ホテルに帰り着いたのは8時30分。

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ばたばた決めてスタートした今回のゴビ周遊。
もともとモンゴルは立ち寄るつもりではなかったので
まったく勉強もしてなくてほぼ何も知らずにモンゴルに入った。
なんにもない草原がただひたすら広がっているんだろうなあ
と思っていたけど、車で走っていると車窓の景色はめまぐるしく変化していく。
バラエティに富んだ自然を大満喫することができて
いい意味で予想を裏切られたゴビ周遊だった。

今度はカザフ族の住む西をめざします!
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ゴビ砂漠周遊5日目 旅人あることを忘れる旅

2012.10.09 20:38|モンゴル☞EDIT
いっきにモンゴルで冬の寒さを感じ
この前までいた韓国の夏の暑さが恋しいイクエです。

ゴビ砂漠周遊は5日目を迎え、いよいよクライマックス。

南から北へと向かっていると乾いた大地に大きなワシが群れているのを発見
ラクダの死体をついばんでいる。
私たちが車を止めるとワシは警戒して飛び立ち、上空を旋回。
結局シャッターチャンスを手にすることはなかったけど
砂漠の過酷さをかいま見た気がした。

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給油するためにガソリンスタンドに車をとめる。
でも、このガソリンスタンド、まわりに何もない。
人もいないし、どうやって給油しようか。

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給油するところには鍵がかかっていて勝手には使えない。
でもここであきらめると、次にガソリンスタンドに巡り会えるのはいつ??
携帯もつながらず他の車とすれ違うこともめったにないゴビ砂漠で
ガス欠、なんてことになったら危ない。

しょうがない。しばらく待ち続けよう。
ここは気長に・・・。

すると、向こうの街の方から人影が!

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こっちに向かってる? ガソリンスタンドの人?
歩いて来てるから遅いけど少しずつ近づいてくる。

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女性はガソリンスタンドの主だった。
鍵をあけて無事に給油完了

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するとおばちゃんが「車にのっけて家まで送って」って言ってきた。
また歩いて戻らせるものかわいそうなので
おばちゃんを家まで送ることに。

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おばちゃんの家は街の中にあるゲル。
やっぱりふつうの家よりもゲルのほうが住みやすく快適みたいで
街のなかでもゲルを建てて住んでいる人をよく見かける。

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なんかいつのまにかおばちゃんを送るだけじゃなくて
せっかくなのでおばちゃんちの調理器具を借りて
昼食を作ってゲルのなかで食べよう、という展開になった。
モンゴルの人たちは、突然の客を抵抗なく受け入れてくれるし
客のほうも遠慮がない。

やっぱり街のなかのゲルとあって
家には冷蔵庫やテレビ、湯沸かし器、洗濯機まである。
ゲルのなかには3人の子どもたちがいた。
とっても働き者。
突然の客を迎え、急に電化製品を磨き始めた。
この家族の自慢の品なのかな。

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モンゴルで初めてテレビを見ながら昼食タイム。
モンゴルの俳優たちが出ている警察ものの連ドラ。
「この顔がモンゴルではイケメンなんだ~」
「こんな服装、日本だと柳沢慎吾くらいしかしないよね」
「うわ~、この女優の服、胸見えすぎ!
 キスシーンまであるよ!」と
子どもたちの前でイクエとケンゾーが盛り上がる。

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昼食のあと、街のスーパーで残りの旅の食材を買う。
けれどゴビ砂漠の小さな街。
どこも品薄で、パンを売っている店がなかなかない。
冷蔵庫のバターは包みが破け、ブルーチーズ並みにカビが生えている。

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そして不思議な商品を発見。
たぶん米か小麦粉なんだけど
こ、これは・・・!!

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日本政府か日本の団体がどこかに送った支援物資では!?
横流しされて売られてるよ~。

ユンジェが風邪気味だったので薬を買うために薬局に向かう。
薬局は閉まっていたけど鍵を開けてもらって中に入ると。

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ショーケースのなかはほとんど何もない。

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風邪薬さえなくて、ユンジェがしかたなく買ったのはビタミン剤。
(このあと日本から持ってきた風邪薬のルルをあげたらものすごく効いたみたいで
 ユンジェのお気に入りになって、結局3回あげた。)

モンゴルの平均寿命は日本よりも10歳くらい若いんだって。
退職の年齢は55歳くらいで、もうその年には老人扱い。
医療設備も整っている日本。
モンゴルの人たちよりも人生に10年も猶予がある。
それなのに日本のほうが1分1秒も無駄にしないっていう生き方をしてる。
お店で時間がかかったり交通機関に遅れがでたりするとプリプリしちゃうし
待たせられるとイライラする。
時間を無駄にすると損した気分になる。
「10年分儲けてる」くらいの気持ちで余裕をもって過ごせたらなあ。

さてきょうの目的地オンギーに到着。
川が流れ静かな山に囲まれたこの隠れ家的な場所に
かつて30ほどの寺院が建っていた。

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けれど、ソ連とモンゴルの共産主義者によって
この寺院も破壊されたくさんの僧侶が殺害された。
もしそのまま残っていたら
世界遺産になったのではないかと思ってしまう。
ほんとうに残念。

ここはとても豊かな美しい場所。
だからこそ寺がつくられ聖地のようになっていたのだろう。
久しぶりに聞く川のせせらぎ。
水が涸れずに、いつでも使えるというのは安心する。

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さっそくやってみたかったことをする。
砂漠の砂埃でぱっさぱさになった髪を
久しぶりにいたわってあげる。

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ケンゾーがつぶやいた。
「髪を洗うと、俺ら旅人だなーって実感できる。」

「どういう意味?」

「だって髪も洗わずにゲルにとまって
 毎日移動してっていう生活を送っていると
 旅人っていうよりも遊牧民になった気分になる。
 ようやく髪を洗って、俺たちは旅人だ!
 いま旅をしてるなって思えた。」

遊牧民と同化してしまって
自分たちがいま旅をしているということを
忘れそうになっていたケンゾーとイクエでした。
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ゴビ砂漠周遊4日目 ゲル友に乾杯!

2012.10.08 21:19|モンゴル☞EDIT
なんだか顔のシワがいっきに増えて5歳くらい老けたケンゾーです。

今朝は寒かった。
ゲルのドアを開けると、砂漠で一夜明かしたことを実感する。

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ヤギたちは朝から元気。
角をぶつけ合ってじゃれて(?)たり

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パイプの上のスペースを取り合ったり。

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今日のハイライトはヨリーン・アムというところの「アイスプレイス」。
アイスプレイスは後日「世界の絶景編」でお伝えします。

ランチはすでに定番になりつつあるピクニック。
車で通れるの?っていうくらい狭い渓谷を抜けて
切り立った岩山に囲まれたステキな場所でランチ。

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ランチのあとは最高のロケーションで洗濯。

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今夜のケンゾーとイクエの宿はゲルじゃなくて板作りのほったて小屋だった。
ところがこれが寒い!

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とてもじゃないけどこれじゃ眠れないので
同じキャンプに泊まっていたイタリア人夫婦のゲルに
いっしょに泊めさせてもらうことに。
こっちにはストーブもあってあったかい!
ロウソクの明かりを囲んでささやかに乾杯。

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今夜のディナーは「ホーショー」。
中にポテトが入った揚げパン。

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出発前にだいたいのルートや観光地を聞いてはいたけれど
地図もガイドブックも持っていないし
スケジュールが入れ替わったりして
一体今どこにいるのかよく分からずに旅していたケンゾーとイクエ。
一晩ゲルをシェアさせてもらったイタリア人夫婦の
イドとソフィーはモンゴル周遊2週間目。
ディナーのあとに2人が持っていた地図を広げて
現在地やケンゾーとイクエがどこを見てきたのか教えてもらった。

イドとソフィーは3週間のバケーションでモンゴルに来ているのだそうだ。
お互いの国のバケーション事情について盛り上がる。
イクエが「日本は・・・」というと
「えーっ!!日本人なの?ぜんぜん見えない!」
ってケンゾーの顔をチラッと見て爆笑。
肌黒いしなんかもっと違う国かと思ってた、だって。

つぎにイドが「わたしたちのイスラエルでは・・・」
ん?!
イスラエル?
イタリアじゃないん?
ガイドのユンジェからはイタリア人カップルと聞いていたのに違った!
「やっぱりパスタとかピッツァとかが恋しくなる?」とか
イタリアにまつわる質問をしていたケンゾーとイクエ。
ことの類末を話してみんなで爆笑!

そのあとは4人でモンゴル談義で盛り上がる。
ほとんどが、選択肢のない食事と穴が開いただけのトイレと恋しいシャワーの話。
それでも一番盛り上がった話題はラクダの臭いだった。
自分が遊牧民だったらどの家畜を飼うか。
やっぱりラクダは飼わないって結論になった。

旅ではこんな出会いや異文化交流がとても楽しい。
イド、ソフィーありがとう。イスラエルでまた再会できるかな。

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ゴビ砂漠周遊3日目 砂漠は孤独じゃない

2012.10.07 20:38|モンゴル☞EDIT
だいぶ喉の痛みがなくなってきたイクエです。

ゲルで3日目の朝を迎える。
何もない大地で迎える朝にはいつも感動がある。

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朝日が昇ってからさっそく向かったのは
きのう遠くから眺めていたバヤンザクのフレイミングクリフ。
巨大な崖は広原でひときわ存在感をだしている。

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3体の恐竜の化石が発見された場所で
今でも土を掘ると恐竜たちが眠っているんじゃないかと想像する。

赤い土は日の光で燃えているように見える。
モンゴルでは空、大地、岩、崖すべてがとても大きくて
ここに立つと人間がとても小さい存在に思えてくる。

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車を走らせていると突然テーブルが並んでいる場所があった。
テーブルの上にはいろんな形の石が並べてある。

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なんだろう、と思って石を触っていたら
遠くからバイクの音が響いてきた。
ぞくぞくと店主が集まってきた。

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自分たちで石を見つけては、このテーブルに並べて
道行く人たちに売っているようだ。

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向こうのほうにゲルが見える。
店主たちはそのゲルに住んでいて
車がここでとまるのを確認するとバイクで駆けつけて商売をやっている。
いったい一日いくら儲けるんだろう。
不思議な商売。

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きょうの昼食は、ごつごつしている岩山の谷で。
カセットコンロで卵焼きを作って簡単なサンドイッチ。

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よく見るとあたりはいろんな花々が咲いている。
ピンクのアフロのかつらのようなもこもこした花。

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ほかにも目を凝らすと可憐な小さな花。
砂や土、岩の色とは違う鮮やかな色彩は
ゴビ砂漠を旅してきた目を潤わせる。

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草がまばらに生えた大地を車で走っていると
突如、海原に浮かぶ氷河のようなものが見えてきた。

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モルツォグ砂丘だ。
私たちが「砂漠」といって思い浮かべる砂の山。
山脈みたいに細く長く続いている。
今夜の宿は、砂丘になる直前の平らな土地にたてられたゲル。

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このゲルに住む遊牧民の家庭はラクダを飼っている。
このラクダに乗って砂漠に繰り出す。

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ラクダは思いのほかノロノロ歩く。
馬よりも横幅が広いので座り心地はそれほど良くはない。
ケンゾーのラクダはとくに遅い。

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何をしてるのかと思ってみると
お腹がすいているようでしょっちゅう草をムシャムシャ。

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「おーい、はやく〜」と急かせるけど
ラクダに思いは伝わらずマイペース。

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砂漠のラクダはロマンチックで優雅なイメージがあったけれど
お尻にはいっぱい糞をつけているし臭いもキツい。

昔の女王様もこんなラクダに乗ってたのかな。

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ラクダの飼い主のおっちゃんは
いとおしそうにラクダの頭をなでる。

モンゴルを旅していて思うことは
遊牧民たちは孤独じゃないのかな、ということ。

360度地平線に囲まれたなか、ポツンと自分たちだけのゲルをたてて暮らしている。
隣の家(ゲル)までは何キロも離れているし
そもそも一番近くの隣の家(ゲル)がどこなのかわかならい。

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ご近所付き合いなんてないし、職場の同僚と飲み会なんてのもない。
日本にいると、仕事で会う人や日常生活のなかで関わる人も含めると
1日に何人もの人と顔を合わせている。
人間関係が煩わしくなるときもあるし
「あの人いやだな」と人の悪口をいうこともあるほど。

ガイドのユンジェが「遊牧民の人たちは怒らない。心が広い」って言ってたけど
わたしたちのような突然の訪問客を快く受け入れてくれる。
この旅行で宿泊先を提供してくれるゲルの家族にも事前に連絡とかしてないんだって!

確実に一生のうちで経験する出会いの数は日本人のほうが多いけれど
遊牧民の人たちはその分一期一会を大切にしている。
人間関係を煩わしいと思ったり
人の嫌なところをみつけてグチを言うとかないんだろうな。

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ドライブ中に車のなかでテープをかけてよくユンジェが歌っている。
「どんな内容なの?」って聞くと返ってくる答えは
「家族のこと」
「自然の美しさのこと、山や草原、川、岩。」
「飼っている馬のこと」
日本だとほとんどが男女の恋愛の歌詞ばかりだけど
モンゴルでは身近な家族や自然、家畜に対して深い慈しみをもっている。

ユンジェが楽しそうに歌っているときがあった。
「こんどはどんな歌詞?」
「この歌は赤ちゃんラクダがお母さんラクダを見つけられなくて
 涙を流して悲しんでいる歌だよ」って言った。
日本だと童謡みたいな歌詞だけど、モンゴルではこういう歌を歌手が歌ってヒットして
若い女の子も歌っている。

何もない広い大地で暮らしていると、身近なものへ優しいまなざしが向けられる。
何もなくても、人の出会いはほとんどなくても、
まわりにはいとしいものがたくさんある。

だから孤独じゃないんだろうな。

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ゴビ砂漠周遊2日目 たどり着くのか?

2012.10.06 21:50|モンゴル☞EDIT
鼻の中が乾燥して切れているケンゾーです。

夜明け前に目が覚めてキレイな朝日を見ることができた。
日没とともに気温が下がっていって、やっぱり夜明け前は寒い。

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ゲルの外に、夕方にはいなかったヤギが朝起きたらちゃんと帰ってきていた。
えらいなあ。自然と戻ってくるのかな。しつけるのかな。

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今日は約300kmをドライブするそうだ。
はりきって出発!・・・したのはいいけど
すぐに道をロスト!何度も方向転換。
広大な大地でなかなか人に出会うことはないけれど
人がいるのを発見すると聞きまくる!
まだ2日目だけど大丈夫かな?

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草原の中に白く浮かぶゲルがあればそこにむかって車を進める。
道を教えてもらうついでにゲルに上がり込んでのんきに一服することも。

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ゲルの中では「アレヒ」というウォッカを作っていた。
牛乳、ヨーグルト、水を熱して蒸留していく。
無色透明。

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ケンゾーとイクエもいただいた。

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牛乳のくさったような匂いがする。
けれど口に含むとクセもなく美味しい!
かすかに甘くまろやかな味。
ふつうにこれで飲みあかせる。
蒸留を重ねるほどアルコール度数が低くなるそう。
飲んだのは4回蒸留したもの。
ほのかーにアルコールが入ってるかな、という程度だった。

ゲルの中を見回すとたくさんのメダルが飾ってある。

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これ全部競馬のメダル。
今年の春のレースでも優勝している。
レースで優勝するとメダルが貰えるけれど
賞品としてほかにお金や衣類、車なんかも貰えるそうだ。
ガイドのユンジェが言うには、この家族は競馬が強くて超リッチだって。
たしかに固定電話や液晶テレビがある。

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ランチを食べられる店を探すも、今日も開いてる店がない。
また人のゲルを訪ねて昼食をごちそうになる作戦にでようとしたけど
やっと見つけたゲルは留守だった。

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けっきょく今日は車の中でピクニック。
メニューはパン、ソーセージ、キュウリ。

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午後のドライブでもあいかわらず何度も人に道を聞く。
新しいゲルを作ってる遊牧民発見!

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器用に作っている少年は15歳。
遊牧民の彼らにとって15歳はもう大人だ。
大事なゲル作りを任されてる。

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こちらは55歳のドライバーのおっちゃん。
人もゲルも無いときは、奇跡的にたまにすれ違う車を止めて聞く!

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広原のまんなかにユンジェの友だちのアイスクリーム工場があるという。
タダでアイスをもらえるから寄ってみようということになったけど
どうしてこんな何もなくて不便な乾燥したゴビ砂漠に
わざわざ工場を建てたんだろう。

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実はこのアイスクリーム、ラクダのミルクでできている。
ラクダのミルクが手に入りやすいからここで作ってるんだね!

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ラクダのミルクでこんな暑い場所で作ったアイスはお腹を悪くしないかな。
恐る恐る食べたけど、甘すぎずあっさりしていておいしかった。

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今夜のキャンプにたどり着くのかかなり不安だったけど無事に到着。
ちっちゃいマスコット犬がお出迎え。

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ゲルから「フレイミング クリフ」が見える。
夕焼けで真っ赤に染まっていく燃えるような彼方の岩山をただぼーっと眺める。
ぜいたくな時間だ。

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満月で残念ながら満天の星は見ることができないけど
きれいなフルムーンにラクダもうっとり。
やっぱりラクダには月が似合う。

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今夜も電気やテレビもな〜んにも無くただ静かに夜が更けていく。

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ゴビ砂漠周遊1日目 遊牧民的な旅②

2012.10.05 21:41|モンゴル☞EDIT
モンゴルで冬の訪れを感じているイクエです。

ゴビ「砂漠」というけれど、いわゆる「砂漠」といって思い出す
砂ばかりのところはごく一部だ。
「ゴビ」というのはモンゴル語で
「草がまばらで砂と小石が多い土地」という意味をもっている。
そんなゴビ砂漠では場所によって、まったく違う車窓を楽しめる。
草原のようなところや、膝丈ほどの木が生えているところ
かわいらしい花がところどころに咲いているところ
ゴビ砂漠はいろんな表情をもっている。

ゴツゴツとした岩肌の火山。
太陽の光を反射させる湖。
この湖は塩湖で、白い砂のようなものは塩。

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モンゴルの広原にはいたるところにラクダや馬の骨が落ちている。
乾いた大地で息を引き取ったラクダをワシがついばんでいるのを目にしたけれど
この塩湖にもたくさんの動物の骨が落ちていた。
モンゴルにはアフリカのようにライオンなどの天敵はおらず
動物たちはのどかに草を食べているけれど
それでもやっぱり息絶えていくという自然の流れにはあらがえない。

車に揺られて7時間。
夕焼けで空が染まるころ、きょうの目的地バガザリン・チョロに着いた。
不思議な形の岩や亀裂が入った岩壁が神秘的な空間をつくりだしている。

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ここには水晶が豊富にあったんだけど中国人がほとんど採掘してしまって
いまはほとんどないんだって。

パワースポットのようなこの場所にはかつて寺院が建っていた。
けれどソ連からの共産主義の波がモンゴルにもやって来て
寺院は破壊され、僧たちも殺された。
モンゴルの至る所には破壊された寺院の跡がある。

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いくら建造物を壊せたとしても自然がつくりだしたこの景色まで
人の手で壊すことはできない。
広原にそびえる岩々は神々しい。

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今でもここは聖地になっているようで
人々が石積みをして祈りを捧げている。

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岩山に登って西の空を見ると、太陽が沈み一日の終わりを告げようとしていた。

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体で感じる夕焼けの美しさ。
振り返るとそこには満月があった。
石のかわりに満月を載せてみた。

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太陽が姿を消すと空気が一気に冷え込んできた。
広い原っぱにポツンと白いゲルが浮かぶ。
そこがきょうの宿だった。

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モンゴルには「ツーリストキャンプ」という旅行者向けの
ゲルのキャンプ場みたいなところがあるけれど
私たちが泊まるのはそんな設備が整っているところじゃなくて
遊牧民が暮らしているのと同じところ。
遊牧民の家族がゲルを2〜3個建てていて
そのうち使っていない1つをイクエとケンゾーが借りる。
うすうす感じていたことが、ここで確信にかわった。
それは5泊6日シャワーを浴びられないということ。
水は貴重なのでコップ1杯分ほどの水でどうにか顔だけ洗う。

ガイドのユンジェは遊牧民の家族が生活するゲルで私たちの食事を作ってくれる。
夕食のメニューはスープに麺が入った質素なもの。
豪華なものではないけれどあたたかい食事にありつけるだけで
幸せな気分になる。

電気のない静寂に包まれた草原の夜は「闇」ではなかった。
こんなにも月が明るいなんて!

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吸い込まれるような夜空を見ていると
砂埃にまみれた体が清められ不思議とさわやかな気分になる。

日本にいるときは酒を飲んで美味しいものを食べて
お風呂に浸かって・・・ということを望むけど
何もない自然の中にぽつんといると
そういう欲求がほとんど湧いてこないから不思議。
広い広い大地と空は、小さな小さな人間の心を寛大にするのかな。
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ゴビ砂漠周遊1日目 遊牧民的な旅①

2012.10.04 23:42|モンゴル☞EDIT
砂埃に喉をやられているイクエです。

ゲルに泊まりながら5泊6日のゴビ砂漠ツアー
他の外国人と行くゴビツアーよりも2人あわせて約4万円高いけど
イクエとケンゾー、それにドライバーとガイドだけで旅してみたい。
やっぱり貧乏旅行にはキツい額だけど、食費と宿代も入ってるから
ツアー中の出費はゼロになる。
少し値切って1日1人90ドルで交渉成立!

ツアー初日、ゲストハウスから寝袋を借りて準備万端
ゲストハウスのオーナーから「いってらっしゃい」と言われる。
え、でもガイドはまだ来てないよ。どこに行けばいいの?
きょろきょろする2人にオーナーが言った。
「この人がガイドね」
すぐとなりに、ガイドはいた。
わたしたちが想像していたようなオッサンではなくて
24歳のモンゴル人の女の子
一気に旅の期待度急上昇
ガイドの名前はユンジェ。お友達感覚で接することができそう!
「このコースすごくいいよ!わたしもとっても楽しみ。
 この仕事は趣味みたいなもの。」と話すユンジェ。
楽しめる旅になりそうだ

ちょうど私たちと同じタイミングで別のコースをまわる欧米人の集団も
出発しようとしていた。
小さなワゴン車にみんなの大きなバックパックをつめて
向かい合ってきちきちに座っている。
あんなぎゅうぎゅうで悪路を1日何時間も走ると思うと
それだけで気が遠くなる。
料金は高くても2人だけの旅を選んだ価値は十分あるかも。

ユンジェがわたしたちを見て言った。
「その服じゃあゴビ砂漠の夜は辛いね。」
私たちもそれを一番心配してた。
モンゴルに来る予定はなかったからちゃんとした防寒着を持ってきてない。
薄手の長ズボン、長袖シャツ、ユニクロの薄いダウンジャケット
すでに持ってきたありったけのものを身につけていた。
「闇市に立ち寄ろう」とユンジェが提案。
塀に囲まれた広い闇市には入場料50トゥグリク(約3円)を払って中に入る。
小さな出店が並んでいた。

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闇市で手に入れたものは・・・
・古着セーター×2
・裏地の付いた股引 レギンス
・手袋×2
・あったか靴下×2

締めて26500tg(約1500円)。

防寒着の次は食材。
別の市場に立ち寄ってユンジェが5泊分の食材を買い込んだ。
このツアーではガイドみずからが食事を作ることになっている。
肉屋では常温で置いてある肉をユンジェがつまんだり
ぷにゅぷにゅしたり、裏返したりして品定め。

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牛肉2キロを約500円でお買い上げ。
冷蔵保存することもなく、ビニール袋にいれたまま6日間使うみたい。
お腹をくださないか心配になる

市場を出るとすごい交通渋滞。
信号もないからみんな我先にと横から入ってくる。

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そんな喧噪は長くは続かない。
ウランバートルを抜け出せばそこはもう広原。
さっきまでは好き勝手に車が割り込んできたけれど
今度は遊牧民が放牧している家畜が飛び込んでくる。

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遊牧民の家畜はおもに牛・馬・羊・ヤギ・らくだの5種類。
自分が遊牧民ならどの家畜にするか。
このテーマでケンゾーと盛り上がる。
イクエは馬。なんといっても草原の馬は凛々しい 乗ることもできる。
子どものころに読んだ絵本『スーホの白い馬』の世界だ。
ケンゾーは羊。メーメーかわいいし、食べてもおいしいし、羊毛も使える。

そんな話をしていると草原に突然集落があらわれた。

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この集落の食堂でランチタイム。
のはずだったんだけど、食堂は閉まっていた。
ユンジェが言った。
「次のところで食べるしかない」
イクエとケンゾーは顔を見合わせた。
次のところ? 何もないところをひたすら走って
やっとあらわれたこの集落。
次の店まであと何時間走らないといけないのか
するとポツンとたっているゲルの前で車がとまった。

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「この遊牧民、わたしの知り合いなの」
そう言い残してユンジェは車を降りるとその家族と話をし始めた。
どうやらここで昼食をごちそうになるようだ。
突然の客の訪問に、ゲルの横の小屋で料理をするお母さん。

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ご飯の前に、イクエはあることをした。
さあ、何をしてるでしょうか?

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正解は・・・

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4面のうち1面に壁がないトイレをつくるとしても
少なくとも正面の壁はつけたい。
踏ん張ってる情けない姿を正面から見られたくない。
でも、正面が開いているほうがにらみを利かせられるからいいのかな。

昼食ができるまでゲルの中で
羊の乳でつくった乾燥ヨーグルトとお茶をいただく。

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乾燥ヨーグルトは、たくあんのようなプーンとする匂い。

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とてもすっぱいのでちびちび口に入れる。

遊牧民たちが飲むお茶は、ミルクをお湯で薄めてお茶の葉と塩を入れたもの。
ミルクティーというよりも、お茶の味はほとんどせずお湯にバターを溶かしたような味。

お母さんが手際よく作ってくれた昼食は
モンゴルの伝統料理「ツォイワン」。

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焼きうどんのようなもの。
モンゴルの料理は油っぽいものが多い。
こちらの料理も油の味がたっぷりした。

居心地のいいゲル。
大地にぽつんとたっている。
モンゴルでは、家を建てるのにわざわざ日本みたいに土地を買うのは
都市部だけなんだって!
それ以外では土地は買う必要はなく
好きなところにゲルや家を建てているんだそう。
「いいねー!
 じゃあわたしがこの場所にすっごい大きな豪邸を建ててもいいんだね!」
ってイクエが思わずユンジェに言った。
そしたらユンジェが笑いながら
「こんなところには水もないし電気もないでしょ。
 いくら土地代がいらないからってこんなところに大きな家を建てたら
 余計にコストがかかるし不便だよ。
 だからゲルが一番いいんだよ!」ってたしなめられた。

それはそうだよねぇ。
自分の物欲を少し恥じたのでした。

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いきなり濃密な旅の気配!!

2012.10.03 20:11|モンゴル☞EDIT
韓国からモンゴルでいっきに異国を感じているイクエです。

お目当ての安宿は繁華街にある
Khongor Guesthouse
「コンゴールゲストハウス」なのか
「ホンゴール」なのか読み方はわからないけど
大通り沿いにあるみたい。

看板を発見

でも団地みたい。大丈夫?

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看板には2階って表示があったので
おそるおそるとりあえず上がってみる。

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ドアを開けると優しそうなおじさんがお出迎え。
室内は白熱灯であたたかい空間になっている。
緊張の糸がいっきにほどける。
1泊ふたりで15ドルくらい。
(モンゴルではドルで支払えるところがけっこうある。
 細かい金額は後日支払いのあと報告します)

ソウルで滞在してたネットカフェのような部屋に比べると広いし
冷蔵庫もテレビもある

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テレビなんて見ないんだけど存在するだけで
「いい部屋で暮らしてるな」って思えて、格がつく。
電化製品というよりも額縁に入れられた絵画のようですな。

共同のキッチンもあって、お茶とコーヒーとパンは
自由に飲んで食べてもいい。

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さて、ウランバートルは大都会だしそれほど観光するところはない。
やっぱりモンゴルのイメージは
草原や砂漠、そして遊牧民。

ウランバートルではほとんどのホテルで
草原や砂漠を巡る1週間くらいのツアーをやっていて
申し込むことができる。
現地のドライバーとガイドが車で連れて行ってくれて
ゲルに泊まったりラクダに乗ったり。
いろんなツアーが魅力的だけど
社会の時間に習った「ゴビ砂漠」にはぜひ行ってみたい。

ツアーは参加者が多ければ多いほど参加費用が安くなる。
たとえば2人だけだと宿泊や食事もすべて込みで1日95ドルなんだけど
6人集まれば55ドルになる。
ゲストハウスの掲示板には
「@日にいっしょにこのツアーに行きませんか」って
参加者を募る張り紙もしてある。
イクエたちは5泊6日で行きたいけれど
あいにくその日程で行くほかの人は見つからない。
しかも夏のモンゴルには観光客が多いけれど
夜は氷点下にもなる今の時期はシーズンオフ。
ほかの人を待ったところで見つかるかはわからない。

2人だけで行く場合と6人で行く場合では
合計4万くらいの差になってしまう。

高い。
けど、ハネムーンのアフリカ旅行のときみたいに
2人とドライバーとガイドさんだけで車でまわって
ほかの人に気兼ねなく自分たちのペースで旅ができるのもそれはそれで素敵だ。

差額4万だったら2人でそれぞれ2日バイトして稼げる金額。
仕事をしてるなら4万くらいなら払おうってなるんだけど
こんな貧乏旅をしていると2人で2週間くらいは暮らせる額だ。

う〜ん。どうしよ〜。
クジで決める?どうする?

さあ、どうしましょう!
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想定外? 案ずるより産むが易し

2012.10.02 20:13|モンゴル☞EDIT
乾燥で肌がカサカサになってきたケンゾーです。

行く予定にはしていなかったのでガイドブックもないし何も情報をもっていない。
ネットで見つけたゲストハウスの名前とおおざっぱな場所説明だけが頼りだ。
ふたりで悩んだ末ゲストハウスまではタクシーで行くことにした。
もちろん客引きがしつこい白タクじゃなくて正規のタクシー。
改造メーターにあたってしまったら運がなかったと思うしかない。
正面入り口を出て道をはさんだ反対側にタクシー乗り場があるらしい。

気合いを入れて到着ロビーへ。
けっこうな人だかりが待ち受けていた。
さっそく背の高いおっちゃんが「タクシー?」と声をかけてくる。
ふたりそろって「ノー!!」と目を合わせず拒否したらあっさり引き下がった。
人だかりのすぐそばのトイレに行くために交代で荷物の番。
客引きに囲まれるかな?と警戒する。

でも、だれもこない。ポツーン。

とりあえず1万円分両替したいので逃げるように2階の銀行へ。
銀行は2つあってレートが微妙に違う。
SellとBuyがこんがらがってどっちがトゥグリクに替えるときのレートか
分かんなくなってきた。
日本円とUSドルどっちがお得か?
「これ計算あっとる?」「んー?けっきょくどっちが得なんだ?」と
電卓片手に必死に計算。
残念ながらふたりとも文系だから
檀淳計算もさっぱりダメ。
10分後、ふたりが導きだした答えは日本円、たぶん。

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どっちの銀行のほうがいいかよく分かんなかったんで
ふたてに分かれて1万円が何トゥグリクになるか窓口で直接聞くことに。
ケンゾーのほうは客がいなくてすぐに聞けた。
イクエのほうに行ってふたりで順番待ち。
けっこう待つけどなかなか順番がこない。
金額教えてもらうだけなんで接客中だけど割り込んで聞いてみた。
そしたら日本円は扱ってないだって!!
円のレート表示しとるのに・・・。
扱ってないならしょうがない、時間の無駄やった。

ケンゾーが聞いたほうの銀行に戻ってやっと両替。
と思ったら、レートがさっき聞いたのと違う!
ついさっき18.50って聞いたのに17.10だって。
どういうこと?よーわからんけど、そうみたいやけんしょうがない。
いざ両替してレシート見たら
17.73っていうレートが記載されて、ちゃんとその額になってる。
どういうこと?
ちなみに、17.73ってことは1トゥグリクが約0.056円ってことです。

さあ、現地通貨もゲットしたし行きますか戦場へ。
気合い十分で1階へ。そしたら

シーン・・・。
さっきまでいっぱいいた人たちが誰もいない。
あらら、どうなってんだ?
なんか拍子抜け。

とりあえずツーリストインフォメーションがあったので地図をもらいにいく。
ついでに空港から市内までのタクシーの相場を聞いてみる。

「タクシー呼んであげますよ、25ドルです」だって。高!!
あわてて断る。

予定通り自分たちでタクシー乗り場を探すことに。

客引き外にいるんかな?
外に出てみる。
シーン・・・。
客引きどころか誰もいない。

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どういうことだ?
タクシー乗り場を探せど探せどそれらしきものが見つからない。
ていうか、タクシーさえ1台もいない。

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これはまいった。どうしよ?
タクシー来る気配ないし寒いので空港に戻ることに。
中で別のインフォメーションセンター発見!
女性スタッフにタクシー乗り場を聞くと
「外にタクシー停まってません?」
「それが1台もいないんですよ」
「あらら」
って、こっちがあららだよ

こうなったらしょうがない。
外務省が避けたほうがいいといっているバスで行くしかない。
バスターミナルの場所を聞く。
一瞬、えっバスで行くの?って顔したけど地図まで描いて親切に教えてくれた。

ちょっと歩かないといけんけど腹くくっていくしかない。
もらった地図を頼りに真っ青な空の下歩くイクエとケンゾー。

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目印の赤いフェンスはすぐに分かったけどその先がよく分からない。
道路を渡ったら建物が2つあるからって言われたけど、どの道路だ?

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あっ!バス発見!!ここだ!!!

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とてもバスターミナルには見えないけどなんとかたどり着いた。
⑪番のバスが来るまでひたすら待つ。
乗り方が分からないのでバスが来るたびに観察。
どうも前金制ではないようだ。

⑪番バスが来てあわてて乗り込む。
やっぱり誰もお金を払ってない。
席が空いていたのでふたりとも座れた。とりあえずほっとひと安心。

動き始めると太ったおばちゃんがお金を徴収しはじめた。
なるほど、車掌さんがいるシステムなんだ。
運賃は1人400トゥグリク(約20円)!!

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最後の難問はどこで降りるのか?ということ。
英語の地図とにらめっこしながら今どこを走ってるのか必死に判読。

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イクエとケンゾーが気になるのか
横の民族衣装を着た渋いおじいちゃんがチラチラこちらを見る。

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ケンゾーの横に立っている若いカップルが英語の地図に興味津々。
とうとう話しかけてきた。英語じゃなくモンゴル語で。
今ここら辺だよ、って教えてくれてるみたい。
ゲストハウスとは逆の方向にバスが離れていってるので不安になって
英語と身振り手振りで聞いてみると、街の中心にある公園を囲むように
回ってまた戻るから大丈夫、みたいなことを教えてくれた。
すごく親切で人なつこい。
なあんだ、モンゴル人いい人やん♪

街の中は大渋滞でノロノロ運転、えらく時間かかったけど目印の場所が見えてきた。
人を押しのけて降りる。

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人ごみをすり抜けながら祈る思いでゲストハウスをめざす。
5分くらい歩くと・・・
あった!ゲストハウス発見!

なんかモンゴル怖いって思い込んでたけど
みんな出会った人たちは親切にしてくれていい人だ

そうだよね、悪い人なんてほんの一部。
「モンゴル嫌」からいっきに「モンゴルいいね!」になった
ケンゾーとイクエでした。
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