Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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日本


旅の始まりは妻のお叱り

2012.09.07 22:37|韓国☞EDIT
昨夜、下関を出港したフェリー。
ときどきおっちゃんおばちゃんの大きな声が廊下から聞こえてきたり
腰までグレーの縮れ毛が伸びた仙人みたいなおじさん(日本人と思われる)の
「プ〜」という寝っ屁に何度も起こされたりしているうちに夜が明けた。

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この先、湯船にいつ浸かれるかわからないんでケンゾーは朝風呂へ
フェリーの浴場は “大” が付くだけに広くてなかなかいい。
お湯につかると
「はあああ、気持ちいい」。
やっぱりこれから旅を続けていくと、湯船が恋しくなるんだろうな。
「日本に帰りたい」というホームシックの理由の一つになるかもしれない。
身ぎれいになったとこでいざ上陸。

イミグレーションも問題なく通過して世界旅行1カ国目入国!
めざすは新羅時代の遺跡がある「慶州」へ。
の前にやらないといけないことがある。
それは携帯電話のレンタル

韓国でのメインイベントは現地NGOの活動に一週間参加すること。
活動中に連絡が取れるように携帯電話を持っとかないといけないのだ。

ケンゾーとイクエは携帯はもう解約したので現地調達することに。
レンタル会社のカウンターはターミナルの1階にあるので超便利。
受付の人には日本語も通じる!
料金は1日1500ウォン(約100円)で想像していたよりリーズナブル
通話料は日本までの国際電話だと1分約70円、韓国内は1分約40円。

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返却はいくつかある別の支店でも可能なのでソウルで返すことに。
さいごに特典ももらった。
それがこれ なぜこれ?

a_DSC_0062.jpg

クレンジングフォーム。
イクエは喜んだけど、ビジネスマンのおっちゃんももらってるのかな。

釜山から慶州までは高速バスで1時間
宿には昼前に到着。
チェックインは14時からなので荷物だけバゲッジルームに預ける。
バゲッジルームは、鍵もかかってなくて自由に出入りできる。
すでに先客がいたようで、4つくらい他のバックパックが置かれていた。
さっそく観光へ。
「屋根の無い博物館」と呼ばれる南山エリアでトレッキングをすることに。

点在する石仏を見ながら約3時間のトレッキング。

a_DSC_0023_20120907220245.jpg

事件は半分くらいの地点で起きた。

イクエ「けっこう、山道きついねー。パソコン置いてくればよかった?」
ケンゾー「置いてきたよ」
イクエ「バッグの奥に隠してきた?」
ケンゾー「いや、そんまま」
イクエ「

さっき宿で荷物をバゲッジルームに預ける時に
ケンゾーがケースに入れたパソコンをバックパックに入れずに
そのまま床の上に置いてきたことが発覚。

イクエ「なんで隠さんかった? 
そんなんみんな見つけられるし盗まれるかもしれんやん! 
日本でも駅に忘れたらもう二度とでてこんこともあるでしょ!」
ケンゾー「・・・隠したよ。
え、えーっと、カメラケースを上に置いて・・・」
イクエ「カメラケースで? ケースのほうが小さいし、隠れんのに?
どうしてそんな不用心なことしたと?たぶんもう無いよ。
ちゃんと確認せんかったイクエも悪いけど。
パソコンこっちで買いなおしたら日本語入力はできると?」
とイクエはもう無いとあきらめている。
ケンゾーも自分のしでかしたミスの大きさにここで初めて気づいて言葉が出ない。
一刻も早く宿に戻りたいけどここは山のほぼ頂上。
世界旅行1国目初日でふたりとも超ーーブルーに

事件発覚直後の2人。見晴らしのいいところに来て一応写真は撮ったものの・・・。
イクエのこのテンションの低さとケンゾーの引きつってる作り笑顔。

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無言のまま山を降りるふたり。
そのときイクエが携帯電話を持ってることに気づいた!
ダメもとで宿に電話。
「パーソナルコンピューターを置き忘れてきたんですけど」
と言うと
パーソナルコンピューター!!!
と、あなたたちウソでしょ?!みたいな反応。

見に行ってもらったら・・・
あった!!
(すぐに宿の人が見つけたので、カメラケースで隠れていないこともイクエに悟られた)
フロントで預かってもらうようにお願いしてほっとひと安心。

足取りが軽くなったイクエから
「日本とは違うんやからね。注意しすぎるくらい注意せんと。
 もし物が無くなったら自分たちも周りの人も嫌な気分になるやろ」と
子どもに言い聞かせるように叱られるケンゾー。
はい、ごめんなさい。以後気をつけます。

あしたから気を引き締めていく、そう指切りして誓ったケンゾーでした。
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これから世界へ 旅立ちのとき

2012.09.07 12:07|韓国☞EDIT
いよいよ出発の日。
イクエの実家を出ないといけない。
なのにワクワクやドキドキは不思議なほどない。
長く旅行をするという実感がない。
実家から自分の住んでいた家に帰るような、そのくらいの気持ち。

それでも、家族と別れる時は「今度会うのはいつだろう」と寂しくなる。
平日なので朝からみんな慌ただしく出かけていくのをこちらが送り出す。
小学校と保育園に行く姪っ子甥っ子をぎゅっと抱きしめた。
前日、イクエは母親から「家族みんなで撮った写真をちょうだい」と頼まれ
コンビニで現像して額に入れて渡していた。
母は、3歳の甥っ子が私たちを忘れないようにと
いつも甥っ子が目につくところに飾った。
これから姪っ子甥っ子の成長を見られない空白の時間に突入するけど
うんと成長した2人に会うことを楽しみにしていよう。

姉からは手作りのお守りをもらった。
忙しいなか、作ってくれていたんだ。 ありがとう。

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お守りにはケンゾーとイクエのそれぞれの誕生日にあわせて
パワーストーンがついている。
お守りの中身は姪っ子が書いた何かが入ってるみたい。
お守りに刺繍してある文字は「命」。
旅行中に何かあっても自分たちの責任だし後悔はしないようにするけど
そんなことがあったら家族を悲しませるし迷惑をかける。
親からもらった命。家族に囲まれてここまで生きてこられた命。
自分だけの命じゃないのに、家族の願いを無視して好き勝手な旅にでようとしている。
「自分の人生だからいいじゃん」って当然のように旅に行こうとしていた。
でも、ほんとうは違う。
家族がいるからできる旅。
故郷で待ってくれる人がいる、帰るところがあるという安心感。

だから無責任な旅はしない。無茶をしない。
いつもこのお守りを見ながら、そのことをかみしめよう。

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実家を出発し、母が運転する車で神社に参拝してお墓参りに行った。
ばあちゃんの眠るお墓で母が
「だいじょうぶだよ。ばあちゃんのパワーはいつもすごいけんね。
 ばあちゃんのパワーがあれば、雨でも晴れにかわるもん。
 ばあちゃんが見守っとればいっつも大丈夫!」と言った。
とても安心させてくれることばだった。

釜山へのフェリーが出る下関の港へは電車で行くことにしていた。
墓参りからそのまま駅まで母が送ってくれた。
改札で母と別れて向こう側のホームに階段で渡った。
ホームで電車を待っている間も母は改札で見守ってくれていた。
電車に乗り込むと、改札のところで母が満面の笑顔で手を振った。
母は背の高い駅長さんの隣に立っていた。
イクエはぽつりと言った。

「ちっちゃいね・・」

電車が走っても、ずっとずっと笑顔で手を降り続ける母。
すると自分でもそんなつもりじゃなかったのに涙が出てきた。
これまで長旅に出ることに感慨深い思いはなかったのに
このとき初めて実感した。
「あ〜これから行くんだな。」

車窓から青々した田んぼと、空に立ち上る入道雲が見える。
「こんど日本の夏雲を見るのはいつかな。
 家族とはしばらく会えないけど
 ケンゾーと2人で、どんな場所でも乗り切っていこう。」

そんな思いで横のケンゾーを見た。
そしたらー

すでに爆睡してる・・・。


電車を乗り継いでたどり着いた「下関港国際ターミナル」。
港は活気がなく、どこか薄暗い。

旅を決めるとき、どこの国からスタートさせるか悩んだけど
イクエは「船」で出国することにこだわった。
飛行機だと味気ない。
船で見慣れた街を見ながらどんどん陸が遠ざかっていくのを感じながら
外国に向かう。
そのほうが「旅」という感じがする。
まさしく新しい世界への「船出」だ。

だから船で行ける韓国から旅をスタートさせることにした。

福岡からも高速船やフェリーがでているけれど、
夜間のフェリーが出ているのはお隣の山口・下関。
できるだけ安い運賃で、目覚めると外国の港に到着するのが理想だったので
あえて、マイナー路線の「関釜フェリー」にした。
雑魚寝の一番安い2等客室で6300円。

X線の手荷物検査もなく、税関も出国審査場もガラーン。
免税店もあるにはあるが正直・・・。
なんだか「わーい海外に行くぞー!」っていう高揚感は生まれてこない。
でも2人のこの旅のスタートとしてはいいんじゃないかな。
気負わずのんびりやっていこう。

この路線を利用するのは韓国人のほうが多いのか
すでに船のなかはハングルが飛び交い、韓国の匂い。
と思ったら、おばちゃんたちがさっそく客室で
タッパーのキムチを広げている。

19時ちょっと前に出航。
下関と2年間暮らした小倉の街が遠ざかっていく。
住んでいたマンションはあの辺かなーと見ながら
どんどん街の明かりは遠ざかっていく。
ケンゾーとイクエの世界旅行がスタートしました。

世界が待っている!

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