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どこで見る?あの有名な神殿

2014.09.27 05:44|ギリシャ☞EDIT
年上のお姉さんにかわいがられるタイプのイクエです。
人っていろいろタイプがあって「おじさんにかわいがられるタイプ」「年下に慕われる姉御肌タイプ」「男からかわいがられるけど女子に嫌われるタイプ」・・・とかありますよね。
みなさんはどうですか?
ちなみに仕事していたときは社会で活躍するのは男が多いので「おじさんにかわいがられるタイプ」だったらもっと取材でネタもとれるし出世もできるのになあと考えていたこともあります。
でも年上のお姉さんたちに、ときには娘のように、ときには妹のように、ときには同級生のように接してもらっていっしょにごはんを食べるのは大好きです。

さて、今回ギリシャに来た最大の理由は、つぎのエジプトまでの航空券が安かったから。
だから最初はアルバニアに近い、北のテッサロニキから飛行機に乗ろうかとも考えたけどどうせ行くならやっぱり首都のアテネは外せないかな、ということになった。
だって、ほら、アテネには世界史の教科書で散々見てきたパルテノン神殿があるから!
ということで、列車でアテネを目指す。

アテネ

カランバカからはバスでも列車でも行けるけど、列車のほうが半額くらいの値段で行ける。
しかも前日までに予約すれば割引が適用されるみたい。
6時間弱で運賃ひとり15.6ユーロ。

あまりにも車体を埋め尽くし、もはやもとからのデザインに見える落書きだらけの列車。

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ちなみにカランバカを夜に出発する列車もあるけど、途中で乗り換えなきゃいけないし待ち時間も長くて眠れそうにない。
体力があり宿代を浮かしたい人にだけ夜行列車は利用価値があると思う。

列車のスピードはものすごく遅い。
窓から見えるのは、何もない荒れ地や山ばかり。

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6時間の移動中、建物や街なんてほとんど見えない。
ギリシャは想像以上に田舎で、栄えていない。
これはほんとうに意外。
よくEUに入れたなあ。

さらにアテネの駅は「一国の首都の駅がこれ?」「ここがいちばんの都会?」と驚くような場所だった。

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雑然とした、地方の駅のたたずまい。
ホームから移動するのに階段なんて使わず、線路を渡る。
そして駅舎に入らず、そのまま線路から外の路上に出る。

宿はインターネットで予約済み。
地下鉄の駅にも近く、繁華街でパルテノン神殿にも歩いて行けるEliteHotel.

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建物は老朽化が進んでいるけど、エアコンも冷蔵庫も、もちろんバスルームも。
Wi-Fiもあるし、朝食もついてふたりで25ユーロ。

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観光都市アテネでこの値段で泊まれるのは魅力的。
ビジネスホテルだったけど、古くなったので値段を下げてバックパッカーに利用させているのかも。
でも、宿泊客には家族連れもいた。
日本だと「わざわざ旅行にきたのに家族でこんなボロくて安いホテルに泊まんないよ」って感じだけど、欧米人は大きな子どものいる家族連れや赤ちゃんを連れた夫婦などがバックパッカーと変わらないスタイルで旅行している人も珍しくない。
自分たちがいいと思うやり方で、自分たちでイチからプランをたてて自由に旅行している。
旅上手だなあって感心する。

ここ、アテネでやることはひとつ。
パルテノン神殿を見ること!
といっても「有名なのでとりあえず見ておこう」というぐらいで、イクエもケンゾーもそこまで思い入れはない。
外から見られれば、入場料を払ってまで中に入らなくていいかな。
でも、外から満足できるほど見られるかな?

翌日、さっそく歩いてパルテノン神殿へ。

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アテネにはギリシャの全人口の3分の1が住んでいるのだそう。

そんなアテネの繁華街は、ヨーロッパというよりも中東やアジアの雰囲気。
建物は古びていて、歩道にまで店の商品が並べられて、ごみごみしている。
実際に出稼ぎ労働者も多く、きのう立ち寄ったホテルの横の商店でもバングラデシュ人たちが働いていた。
路地に入れば、いろんな人種の人たちが歩いていて、いろんな言語の看板や各国の食堂がある。
経済危機に見舞われたギリシャだけれど、物価の安い国の人からしたら出稼ぎ先として人気の国みたい。

おしゃれな街とはほど遠いアテネの街。
新婚旅行でギリシャに来る人も多いと思うけど、どうかな・・・。
もしギリシャなら、エーゲ海の島をメインに観光したほうがロマンチックに浸れる。
アテネより断然イスタンブールのほうが洗練されていて、すてきなカフェやレストラン、お土産屋さんが多いので、新婚旅行ではトルコのほうがおすすめ。

地方都市の商店街のような道は、どうやら目抜き通りだったらしい。
気づいたら道の先に、丘の上に建つアクロポリスの遺跡が見えた。
お目当てのパルテノン神殿もあそこにあるはず!

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神殿が建ち並び、古代から聖域だったアクロポリス。
アクロポリスとは「高い丘の上の都市」と言う意味。
その名の通り、崖になった丘の上に遺跡がそびえ街を見下ろしている。
丘の上にあるのは、敵の侵入を防ぐ要塞の役目も果たせるから。

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高いクレーンが動いている。
あいにく長期間の修復作業中。

パルテノン神殿は1687年にヴェネツィア軍の砲撃を受けて崩れてしまった。
現在、紀元前5世紀の当時の姿に戻すという壮大な計画が実行されている。

アテネの歴史は古い。
なんと紀元前12世紀ごろからテセウス王によって都市国家が形成されたと言われている。
さらに紀元前7世紀ごろになると、政治、経済、文化の中心地として発展。
そんな古い時代になんと選挙制度がつくられ、民主主義の基礎がすでにできていたというから、日本の歴史と比べてだいぶ進んでいる。

今でこそ、ぱっとしないアテネだけどかつては世界の中心だった。
その栄華を物語る遺跡が、アテネにはごろごろ存在している。

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紀元前1世紀から紀元後2世紀のローマ時代初期に建てられたローマン・アゴラ
「アゴラ」とは市場や集会場のほか、政治、宗教、文化的な施設が集まる場所を意味する。
古代ここは人で賑わい、すべての中心地だった。

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大理石の柱がすっくと立ち、今でも壁が残っているのはアドリアノスの図書館
2世紀ごろにローマ皇帝のアドリアノスが建てたもの。
そんな昔に、こんな立派な図書館があって教養ある人たちが本を読みあさっていたかと思うと古代ギリシャ人の文化レベルの高さに脱帽。

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街の中に森のような一画がある。
ここは古代アゴラの遺跡。
市場や神殿、1000人を収容できた音楽堂、公文書の保管庫や、評議会の建物などいくつも建っていた場所。

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古代アゴラの発掘は1931年に始まった。
その当時はこの場所には民家が300軒あまりあったけどすべて移転させたんだって。
そのときから遺跡の価値を知っていて、保存しないとって思ってたんだね。
おかげで遺跡は美しい姿のまま、世界中の観光客を集めることに一役買っている。

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古代アゴラでいちばん目立つのは、パルテノン神殿と似ているヘファイストス(テセウス)神殿
屋根もついていて柱もしっかりと並んでいて、ギリシャでもっとも保存状態がいいと言われている。
パルテノン神殿と同じ時期の、紀元前450年から440年ごろにつくられたもの。

この古代アゴラは、男性たちが買物をしたり、政治についておしゃべりしたり情報交換をする社交場だった。
あの有名なソクラテスやプラトンもここで議論を闘わせていたんだって。

ちなみに古代アゴラでは定期的に評議会が開かれていて、それぞれの部族から選ばれた500人の評議員たちが日常業務を司っていたらしい。
そのほか、成年男子であれば誰でも参加できる民会も開かれていて、行政や経済、軍事について話し合われていた。
民主主義だったからこそ、古代ギリシャは発展し豊かな文化を形成できたのかも。

アテネの顔とも言えるパルテノン神殿がいちばんよく見える場所を探そう!
パルテノン神殿がある丘の上のアクロポリスには、紀元前13世紀には丘を囲むようにすでに城壁がつくられていたのだそう。

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丘の上にあるし城壁で囲まれているので、地上からその姿はよく見えない。
入場料を払わずにパルテノン神殿を見るには、できるだけ高い位置に移動しないと!

アクロポリスの手前に人影が見える岩山を見つけた。
あそこからなら、見えそう。
さて、いかに?

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惜しいね~。
高さはいいんだけど、残念ながらパルテノン神殿は奥にあるようでプーレの門やアテナ・ニケ神殿が手前にそびえてじゃまをしている。

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写真のいちばん右側に見える4本の柱が並ぶ立方体のような建物が紀元前424年に完成したアテナ・ニケ神殿
「ニケ」とは翼をもつ勝利の女神のこと。
ちなみにスポーツメーカーの「ナイキ」の名前は、この「ニケ」にちなんだもの。
ニケがアテネの外に飛んでいかずつねにアテネが戦いに勝てるようにと、当時はニケの翼を切り落としてこの神殿に祀ったとされている。

写真の真ん中に見える一段低い位置に立つ、太くて四角い柱のようなものは、アグリッパの台座
ベルガモン王の馬車像を設置する台座だったんだって。
ヨーロッパの街の中では中世や近世に造られた、馬に乗った英雄の像をよく目にするけど、紀元前2世紀から同じことがされていたんだね。

パルテノン神殿のある南側にまわってみる。
すると、パルテノン神殿がちらちらと見え始めた!

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丘のふもとの手前に見える、3層の建物は161年に造られたイロド・アティコス音楽堂
アーチの並んだ3層の壁の奥には、6000人がすわれる観客席が階段状にあって、現在でも演劇やコンサート、オベラなどがここで上演されている。

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それはいいとして、肝心のパルテノン神殿。
残念ながらここからだと上半分しか見えない。
しかも、修復作業の足場が目立ってかっこよくない。

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実はパルテノン神殿がよく見える穴場の場所があるという情報を入手していた。
それは、新アクロポリス博物館
博物館自体は有料だけど、博物館内のレストランには無料で入られて正面にパルテノン神殿を見られるらしい。

古代遺跡の発掘現場をのぞき込めるように建っている、近代的なつくりの博物館。

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レストランのあるテラスに上ってみるものの・・・。

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び、びみょう~。
確かに向きはいいんだけど、やっぱり上半分しか見えない。

レストランのある階から1階の出口に行こうとエレベーターに乗る。
下るはずのエレベーターはなぜか上に行き、ドアが開いて降りるとそこは博物館の中だった。

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どうやら博物館の中に紛れ込むという奇蹟が起きたみたい。
レストランの階からエレベーターに乗ると下の階のボタンしか押せないはずなのに、外から誰かが押したのかエレベーターが上昇したっぽい。

アクロポリスの建物は当時、芸術性の高い美しい像や彫刻で飾られていたのだそう。
けれどそんな装飾品は戦争で持って行かれたり海外に流出したりして、今では遺跡にはほとんど残っていない。

そんな装飾品を集めて展示されているのがこの博物館。

今では大理石の色だけの地味なアクロポリスだけれど、当時はとても鮮やかに染色されていたんだって。
たとえば大理石の像も、マネキンのように肌や髪、洋服などに色がつけられていた。

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数々の出土品よりも、イクエとケンゾーの目を引いたのがこれ!
天井を見ると・・・。

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上を歩いている人のパンツが丸見え!!
ニヤニヤしながらずっと動画で撮っているおじさんもいた。

この上の階にも行ってみたんだけど、上の階からは下が暗くてこんなふうに透け透けになってるって気づきにくいんだよね。
どうしてこんな設計にしたんだろうね。

行けるところまで上にいくと、もっとパルテノン神殿が見えるかも。
さらに上の階に行ってみた。

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いいんだけどねぇ。
でもやっぱり上しか見えないと物足りない。

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15年の歳月を費やして紀元前432年に造られたパルテノン神殿。
当時はアテネの守護神アテナの巨大な像が祀られていたんだって。
上のほうに行くにしたがって細くなるドリア式の柱は高さおよそ10メートル。
太いところで直径2メートル。

2500年も前にこんな巨大な石の建物をどうやって建設したのか。
こんな木で造った滑車のようなものを使っていたみたい。

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博物館をあとにして、最後に向かったのはフィロパポスの丘
ガイドブックには「アクロポリスが真正面に見えて、展望もいい」と書かれていた。
期待できるかな。

でも登っている人はたったの2組。
たいして眺めがよくないからみんな登らないのか、それとも暑すぎて登る気力が失せるからか。

登ってみると、アテネの街並みとその先にエーゲ海が見えた。

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見下ろすアテネの街は、ますます雑然とした印象を与える。

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そんな見晴らしのいいフィロパポスの丘から見えたアクロポリスがこちら。

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いい!
ちゃんと下まで見える。
教科書で見てきたやつだ。

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これでアテネに思い残すことはない。

思いのほか長く滞在したヨーロッパともお別れ。
次はいよいよエジプト。
生ぬるいヨーロッパの旅から、緊張のアフリカ縦断の旅へ。

待ってろよ!アフリカ~。
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さすがアルバニア ヘンなスタンプでギリシャ入国

2014.09.25 06:09|ギリシャ☞EDIT
ケンゾーの誕生日にきのうはすき焼きをつくったイクエです。
ネギも買えたし、いまお世話になっている家に醤油もみりんもあったのであの味を再現できました。
さすがに豆腐やしらたきは手に入らなかったけど。

謎に満ちた国アルバニアから次に向かうはギリシャ!
それほど時間もないので、今回はメテオラとアテネだけを観光することに。
エーゲ海に浮かぶギリシャのロマンチックな島々も魅力的だけど、貧乏バックパッカーは思いっきり楽しめないことが目に見えてたので今回はパス。
リゾートの島ではそれなりのホテルに泊まってそれなりのおいしいレストランに行かないとね。
老後の楽しみに取っておこう。

アルバニアのサランダからまず目指すのは世界遺産に認定されているメテオラ

メテオラ

メテオラは田舎の街なので、直通バスはない。
まずは国際バスでギリシャのイオアニナに行ってそこでメテオラ行きのバスに乗り換えないといけない。

サランダからイオアニナまではおよそ4時間で1400レク(約1400円)。
ギリシャの次はアフリカ大陸の旅が待っているから、こんなちゃんとした国際バスに乗るのもしばらくはないだろうなあ。

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バスは峠を越えていく。
きのう見た、神秘の源泉ブルーアイのそばを通っていく。
森に囲まれたグランドキャニオンのような場所。
あの辺りにブルーアイはひっそりと存在している。

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山を下るとだだっ広い平原に出た。
向こうまで続く畑に、まっすぐの一本道。
日本の田舎の風景みたい。
奥に山もそびえて、阿蘇みたいだなあ。

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駆け足の旅となったアルバニアだったけど、「ベールに包まれた国」というキャッチコピーにふさわしく謎の多い国、そして国民たちだった。

「アルバニアはとても優しい人が多い」。
その言葉にも間違いはなかったと思う。

変わってるけど愛すべき国。
もう、ねずみ講で大人のほとんどが全財産を失って内戦にまで発展するというバカなマネはしないでね。

バスはアルバニアとギリシャの国境へ。
パスポートを回収され、出国スタンプを押される。
アルバニアともこれでおさらば。

のはすが・・・。
ない。

「ねえ、出国スタンプが押されてない。」
「俺は押されとるけど。」

最初からもう一度ページをめくって確認してみる。
最後のページにきたけど、やっぱりない。

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スタンプが押されるページのあとには注意書きのページがあって、さらにそれをめくると裏表紙になる。

「あ!こんなところに!
 なんでわざわざここに押すと?」

「やっぱりアルバニア人は変わっとるね!」

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白紙のページはまだあるのに、なぜあえてここに押したのか。
このスタンプは有効なのか?

まあ、これも不思議の国アルバニアの思い出ということで。

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ギリシャの入国ゲートでは一度バスを降りて歩いて、荷物チェックも受ける。

ヨーロッパ最貧国のひとつアルバニアから、古代から発展してきたギリシャに入ると景色も変わるかなあと思ったけどギリシャもなかなかの田舎。

イオアニナでメテオラ行きのバスにうまく乗り換えられるか不安だったけど、すぐに乗り換えのバスはやってきた。
イオアニナからメテオラまではおよそ2時間で12.5ユーロ。
たか~い。

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イオアニナの街は、ギリシャでもそこそこ都会らしいけどのどかな田舎だった。
ギリシャってイメージしていたよりも発展してなくてちょっと廃れてる。

メテオラの街が近づいてくると、ダイナミックで不思議な光景が車窓から見えてきた!

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メテオラは奇岩群で有名。
カッパドキアに恋をしてしまったイクエとしては、メテオラは外せない場所だった。
まさかこんな街の近くに奇岩がそびえてるなんて!
これは期待できる。

しかもメテオラを有名にしているのは奇妙なかたちの岩山だけじゃない。
その岩の頂上に建つ修道院。

修道院は複数あって「こんなところにどうやって建てたの?」と思わせる。
バスの窓からもさっそくそんな修道院が見えた。

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バスはメテオラのふもとのカランパカ駅前に止まった。
ホテルはすでに予約済み。
カランパカは小さな町でホテルの数も限られている。
ホテル代は安くないので多くのバックパッカーはここから離れた隣町に宿泊する。
でも、宿代がかかってもわたしたちはメテオラのふもとに泊まりたかった。

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奇岩に囲まれたカランパカの街。
「おお~」と感動しながらホテルへと向かう。

ネットで予約していたのはHOTEL REX。

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ダブルルームで40ユーロ。
わたしたちにとってはとても高いけれど、たまにはこんなのもね。
部屋にバスルームもあって、Wi-Fi、朝食ビュッフェ付き。
部屋のベランダや屋上からは奇岩や修道院が見える。

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雲の高さまで達している、細長い岩山。
てっぺんに目を凝らすと何かが動いている。

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人だ!
あんなところに登れるんだ!
あしたは絶対あそこまで行こう。

街を歩いていても、背後に岩山がそびえていてその組み合わせが現実離れしていてふわふわした気分になってくる。

なんかCGみたい。

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今にも岩が崩れて街を飲み込んでしまいそう。
絶妙なバランスで立っている巨大な岩。

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垂直に切り立った崖のふもとに建っているビザンティン教会。
11世紀に造られたもの。

石造りの古い教会は背後の岩山と一体化しているようにも見える。

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でも、この程度で「一体化」なんて言ったら岩の頂上に建つほかの修道院に失礼かも。
だって、こんなふうになってるんだもん。

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どうなってるんだろうね!
どうやって登るんだろう。

近くまでいって調べなきゃ。
あすの修道院の散策に備えて、今晩はレツィーナというギリシャのお酒で英気を養おう。

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レツィーナは松ヤニで香りづけされているワイン。
昔、ワインをヤギの革の袋に入れて木と松ヤニで栓をして保存していたら、それが溶けてしまってワインに混ざり「あれ?意外とこれおいしい!」となったのがレツィーナのはじまりだとか。

癖が強いと聞いていたけど、ほのかに香りがする程度で飲みやすい。
白ワインよりもアルコール度数が低く感じられ、暑い時に冷やしてごくごく飲みたくなる味。
500mlで1.1ユーロ。
庶民的な飲み物。

レツィーナを飲んだ翌日。
朝から岩の上の修道院を目指す。
ビザンティン教会の脇からトレッキングコースへと入っていく。

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岩の上の修道院は、侵入してきたセルビア人から逃れるために、14世紀に建てられたと言われている。
人里離れていて、たどり着くのも困難な岩山で修行者たちは祈りに専念してきた。
かつてはいくつも建っていたけど、今では6つの修道院が残っていて、いまも聖職者たちがここで暮らしている。

でもアクセスが悪かったのは昔の話。
じつは、いまでは舗装された立派な道路がある。
岩のふもとからバスも出ていて、誰でも利用することができる。

だけど、ここはあえて自分たちの足で登ることにした。

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バスでぱーっと行って到着して見学って言うのは味気ない。
昔の人のように苦労して登ることで、修道院に到着したときの感動を味わえるはず。
「人里離れた」っていうのを体感しないとね!

途中、カメさんと遭遇。
カッパドキアでも何度かカメに遭遇したけど、カメは奇岩好きなのかも。

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オリーブ畑を抜けて、林を通って、岩をよじ上って。
昔の人たちは、よくこんなところまで建材を運んだなあ。

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岩の上に建物が見えてきた!
ひとつめの修道院、アギア・トリアダ修道院
でも、あそこまでどうやって登るんだろう。

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岩山の真ん中あたりに目を凝らす。
岩をくり抜いたような場所に階段があるのが見えた。

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この岩山の高さは565メートル。
130段の階段は1925年に造られたのだそう。
じゃあ、造られる前はどうやって登ってたんだろうね。

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昔はこんな大きな釣り針のようなものを使って滑車で人や荷物をひっぱりあげてたみたい。

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修道院には入場料を払って入る。
ひとり3ユーロ。

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中は薄暗くてひっそりとしている。
こんな場所なら修行にも専念できそう。
誰にもじゃまされず、神と向き合える場所なのかも。

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修道院までは舗装された道路がつながっている。
昔は俗世間から切り離されていた場所だけど、いまは俗世間とつながっている。

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もちろん、いまでもここで修道士たちが生活している。
岩の上には修道院だけじゃなくて畑も。

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修道士たちがここで野菜を育てている。
いまでは完全に自給自足の生活ってことにはいかないだろうけど、きっと昔はアクセスも悪かったし自給自足で暮らしていたんだろうね。

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ここから見下ろす、下界の街。

トレッキングで汗ばんだ体を冷やす。
あ~あ、気持ちがいい!
よくあんな下から登ってきたなあ。

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岩の上に座って風に吹かれていると、仙人になったような気分になる。
たしかに、ここだと瞑想できそうだし、神に近づけそうな気もする。

この修道院からは、岩山に建つほかの修道院も見える。
いまは数は少なくなってしまったけど、昔はこんな修道院がいくつもあったのだと思うと違う世界に入ったような不思議な気持ちになる。

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イクエとケンゾーのメテオラの修道院巡りははじまったばかり。
あしたはケンゾーがほかの修道院について「世界遺産編」でお伝えします。

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ほかの修道院はどうなってるの?
こんなところに建てるなんて、やっぱり信仰心のなせる技はスゴい!
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