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旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
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ケンゾー   イクエ


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紛争地からリゾートへ

2014.09.05 06:14|クロアチア☞EDIT
ケンゾーの髪を切ってあげたイクエです。
たまに失敗して切り過ぎて、思わず吹き出して笑いながらも申し訳なく思いました。
十円ハゲみたいになったところをケンゾーが「え!このへん、穴あいてない?」って言うので「いや、これはハゲよるけんしょうがない」と言い返しますが真偽はわかりません。

川を隔てて民族が分かれて暮らすボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル。
きょうはボスニアを出国して、ふたたびクロアチアに入国し「アドリア海の真珠」と言われるドブロブニクを目指す。

ドブロブニク

ヒッチハイクで行こうかとも思ったけど、国境越えもあるしドブロブニクには1泊しかしない。
短時間でスムーズに目的地にたどり着けるように、楽してバスに乗ることにした。
モスタルからドブロブニクまでは29マルカ(約2090円)。

激戦地となったモスタル。
車窓からは、爆撃されて壊されるでもなく放置されたままのビルが見える。

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学生のときにモスタルを訪れたときは、爆撃されたビルにはまだ窓ガラスがあって割れたり無数のヒビが入っていて怖さを感じた。

それでも2004年当時は、平和の象徴とされるモスタルの橋の修復は完成間近だったし、民族の垣根がなくなる兆しのようなものも感じることができた。

そのとき描かれたばかりの壁の絵がこれからの未来を暗示しているようで、うれしくなったのを覚えている。

その絵は、今でも残っていた。

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迷路のようになったモスタルの橋。
橋の両側には2つの赤い丸があって、複雑な迷路をなんとか抜け出し、橋の上で結ばれる。

あれから10年。
モスタルの街には変化が訪れていた。

橋の両脇にはお土産屋さんやレストランが軒を連ね、観光客でにぎやかになっていた。

そのいっぽう、当時はなかった巨大なカトリック教会が新しくできたり、民族のカラーが強まった気もする。

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民族の問題を水面下にはらんだまま、モスタルの街は発展してくのだろうか。

旧ユーゴスラビアの国々はサッカーが盛んで、有名な選手もいる。
ところがボスニアの代表チームは2011年、FIFAの加盟資格を取り消され、国際大会への出場停止を命じられてしまった。
その理由は、民族のしがらみによるチームの状況が原因だった。
多民族国家のボスニアなので、選手たちもイスラム教徒のボシュニャク人、クロアチア人、セルビア人がいる。
それは自然なことだけど、ボスニアサッカー協会の会長がそれぞれの民族から3人も存在していた。
3人の会長は輪番制であたっていたけれど、結局はチームのことよりも自分の民族の利益を優先させ、チームは腐敗していき、経理担当者が逮捕されるなどもはや一丸となってチームを強くしていくことができなくなっていた。

FIFAは会長を1人にするようにボスニア協会に勧告していたけれど、多民族への不信感などのためそれには応じなかったのだった。
民族主義に利用されてしまったボスニアのサッカー。

そんな敵対心や汚れにまみれたボスニアのサッカーを建て直した人がいる。
その人は、わたしたちがよく知る人。

サッカー日本代表の監督も務めた、オシム監督。

オシム監督はボスニア生まれ、ボスニア育ち。
「ボスニアがサッカーを失ってしまうと、民族融和のチャンスも失うことになる」

オシム監督は3つの民族のそれぞれの協会幹部や政治家を説得してまわった。
オシム監督の行動を批判する人も多かったけれど、信念を貫き通した。

オシム監督のがんばりのおかげでボスニアサッカー協会の会長は一元化されて国際大会への出場停止というペナルティーは取り消された。
こうしてボスニアはこの前のワールドカップへの出場を見事、手にしたのだった。
残念ながら予選リーグで敗退してしまったけれど、ワールドカップの試合中はきっと民族なんか関係なくみんな一緒にボスニア代表チームを応援することができたのだと思う。

オシム監督はユーゴ紛争の直前、最後のユーゴスラビア代表監督も務めていた。
そのときも誹謗中傷を受けながらも、民族にこだわらずに多民族のメンバーでチームを作り、ユーゴが民族主義に走ることにサッカーの力で抵抗しようと努力した人だった。

監督としてはもちろん、人としてほんとうにすばらしい人だと思う。

バスは一面に広がるぶどう畑のなかのまっすぐな道を進んでいく。

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豊かな自然、肥沃な大地が広がるこの国で、大切な人たちとの幸せな生活があり、あと何が足りないというのだろう。
争いで何を手に入れたいのか。

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バスはクロアチアとの国境に差しかかった。
かつてここには国境なんて存在しなかった。

クロアチアという違う国に入ったけれど、美しい山がそびえ畑の緑が美しい景色は、いままで見てきたボスニアの景色となんら変わりはない。

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畑の向こうに青い海が見えてきた。
アドリア海。

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このアドリア海を舞台にした映画がある。
宮崎駿の『紅の豚』。
映画に出てくる飛行艇乗りが自嘲気味に言っていた。
「国家とか民族とかくだらないスポンサーを背負って飛ばなきゃならないんだ」

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アドリア海沿いのクロアチアはどこもリゾート地で、これまで感じてきた紛争の暗さはここでは感じない。

きらめく海。

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波のない真っ青な海。

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ここにいると、かつて血で血を洗う紛争があっていたことなど想像できない。

けれど、複雑な過去を背負っていることを実感させるものが、窓から見えてきた。
道の先に見える青いゲートの料金所のようなところ。

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ここは国境のゲート。
ボスニアを抜けてクロアチアに来たと思ったら、またボスニアに入ることに。
そしてしばらくするとまたボスニアを出国し、クロアチアに入国することになる。

地図を見るとどうなっているのかがわかる。

クロアチア

昔は国境なんてなかった。
民族の勢力争いの結果、こんな違和感のある区分がされたのだろう。

窓から見える青い空と青い海は、国境なんて関係なくずっとつながっているのに。

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巨大な橋が現れ、コンクリートで海岸が整備された立派な港町が見えてきた。
「ケンゾー、ドブロブニクに着いたよ」
「ここ?
 もっと小さな街かと思っとった。」

そう、ドブロブニクはけっこう都会。
城壁に囲まれ、海に突き出た世界遺産の旧市街はドブロブニクのほんの一部分。

旧市街は意外と小さいのに、そこに世界中からやってきた観光客が集まる。
旧市街にあるホテルの数は限られていて、なおかつ人気なので宿泊費はとても高い。

ということで、わたしたちは迷ったすえ旧市街の外のホテルをネットで予約していた。

ちなみに旧ユーゴスラビアの国では、自宅の空き部屋を旅行者に貸し出す民宿のようなものが一般的。
バスターミナルには客引きのおじさんおばさんがいるので、宿を予約していなくてもなんとかなる。
わたしたちがバスを降りたときも5人くらいの人が待ち受けていた。

わたしも学生のときに来たときは民宿を利用したんだけど、注意するのは立地。
個人の家なので、値段も手頃だしそれなりに清潔にはしてあるけれど、観光地からは遠い住宅街にある場合が多いのでちょっと不便。
民宿を利用する人は、立地がいいかどうか、利用できる公共交通機関があるかどうかの確認をお忘れなく。

ヨーロッパのなかで大人気の観光地だし、オンシーズンなので安くていいホテルはすぐに満室になる。
わたしたちも予約のタイミングが遅かったのであまり選択肢はなかったけれど、それでもけっこういい宿だった。

バスターミナルの目の前で歩いて3分くらい。

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guest house DADA
ダブルルームで1泊255クーナ(約4700円)。
高いけど、この時期のドブロブニクのホテルでは安いほう。

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ここのいいところは、二部屋ごとにキッチンとバスルームがあること。
使う人はわたしたちともう一組だけなので、気兼ねなく好きなタイミングで使える。

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ホテルを出ると、港に巨大なクルーズ船が数隻停泊していた。
ドブロブニクはヨーロッパのクルーズの旅で、もっとも人気の場所。

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クロアチアの港町に寄港しながら、ギリシアまで南下していくらしい。

動く巨大なホテル。

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路線バスに乗っても目につくのは、この怪物のようなクルーズ船。

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バスを降りたのは、旧市街の入口。
この城壁の向こう側に、「アドリア海の真珠」と言われる世界遺産の街並みが広がっている。

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でも城壁の中に行くのはまだおあずけ。
ひとまず、「アドリア海の真珠」を外から眺めることにしましょう。

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城壁の外側を歩いていこう。
中がチラッと見えないかなあ。

旧市街は中央部分が低く、まわりがなだらかに高くなっていて盆地のようになっている。

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高台の住宅街をのぼっていくと、見たかったものが見えてきた。

「おお~」
「きれいだねえ~」
海に浮かぶような旧市街。

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紛争の傷跡が目についてきたボスニアの旅。
もちろん、ここドブロブニクも当時は戦渦に包まれたけど、いまではその痕跡はほとんど見られない。
世界中から観光客が集まり、活気があり、セルビアやボスニアよりも戦後の復興はかなり進んでいる。
ここにいれば戦争のことなんて忘れそう。

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ボスニアと比べて街が明るいのは、破壊されたままの家がないことや、きらめく海があるからだけではなさそう。
カトリック教徒が多くイスラム教徒の少ないクロアチアは、とても開放的。

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イスラム教徒を否定する気はないけれど、やっぱり女性としては同じ女の人が自由に街を歩いているのを見るとうれしくなる。
わたしだけではなく、それはケンゾーもか。
露出度が高すぎるのもどうかとは思うけど。

旧市街のすぐそばのビーチは人、人、人!

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トップレスの女性もいて、興奮気味のケンゾー。
「すげ~」と、かなりうれしそう。
それはわたしたちの目に焼き付けて、残念ながら写真は載せませんよ。

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わたしたちも泳ぎたいけど、あいにく水着はホテルに置いたまま。
翌日、ふたたびここへ。
この日はこの前よりもだいぶすいていた。

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オレンジの屋根の古い街並みを見ながら、エメラルドグリーンの海でほてった体を冷やす。

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あの城壁の中には、いったいどんな街並みが広がっているのだろう。

実はイクエは前回の旅で旧市街は経験済み。
なので、中の様子はドブロブニク初潜入のケンゾーが次回「世界遺産編」でたっぷりお伝えします。

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城壁の上を歩いて一周したケンゾー。
どうだったかな。
乞うご期待ください。
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美しい墓地って、なにそれ?

2014.08.24 05:50|クロアチア☞EDIT
エアコンなしの部屋で暑さに耐えながら2日間過ごしてきたんだけど、けっきょく「もうダメだ!」と280円高いエアコン付きの部屋に移ったケンゾーです。
涼しくて快適なんだけど、2日間ほとんど寝られなかったので睡魔と戦いながらこの記事を書いてます。
でも、1日に何度も停電するから辛いんだよなあ。

スロベニアの豊かな自然を楽しむことができたケンゾーとイクエ。
膀胱炎という予想外のハプニングに見舞われてしまったけど、ケンゾーとイクエにとってはかなり好印象の国になった。

バスに乗って次に向かうのはクロアチアの首都ザグレブ

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ザグレブ

イクエは2回クロアチアを旅したことがあるけれどケンゾーははじめて。
クロアチアはバルカン半島屈指の観光大国。
物価もけっこう高いっていうイメージがあるから長居はできそうにないなあ。

リュブリャナで一度バスを乗り換える。
リュブリャナからザグレブまでは10ユーロ。
およそ2時間のドライブなんだけど、気になって仕方ないことがあって落ちつかない。
なにかっていうと、ドライバーの脇見運転がひどいんだよ。

出発してからずーーーっと、いちばん前の席に座ってる客とお喋りしながら運転。
運転よりもおしゃべりに夢中で全然前を見てくれない。
身振り手振りが激しくてつねに片手運転。
ハンドルから両手を離すこともしょっちゅう。

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ふだんはバスに乗ってるとすぐに寝てしまうケンゾーだけど、この日は寝る気にはならなかった。

バスに乗ったままで国境越え。
クロアチアは2013年にEUに加盟したけれどシェンゲン協定には未加盟。
なのでちゃんとスタンプが押される。

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ハラハラしっぱなしだったけど無事にザグレブに到着。
トラムに乗って市街地へ。

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今回予約しているホテルは安くて立地もまあまあ。
だけどちょっと変わってて、ホテルの案内には「当ホテルにはレセプションはありません。到着の1時間前に連絡をしてください。その時間に合わせホテルに行きます。」と書いてある。

これがそのあやしいホテル。
なんの看板もないし、潰れた店舗のような外観。
うん、飛び込みの客はぜったい来ないね。

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事前にメールで写真を送ってもらっていたからすぐに分かったけど、なにも情報がなかったら見つけられないよ。
これまたメールで教えられていた通り、隠されていた鍵を見つけて室内へ。
隠してた鍵を見つけるって、そんなホテルある?

ちょっと変わったホテルの中はこんな感じ。
広いリビングルームの奥にツインベッドルームがひとつ。
つまり家を丸々貸切り状態ってこと。

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レセプションなんてないからふたりきり。
人目を気にせず好きなように使いたい放題。
Wi-Fi、キッチン、冷蔵庫、そして洗濯機まで自由に使える。

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これで1泊ふたりで196クーナ、約3600円。
ザグレブの安いゲストハウスのドミトリーに泊まるよりは2、3百円高いけど、この快適さは魅力的。
ザグレブのAnte Class - Roomsはおすすめです。

いい宿に巡り会えたところで、ザグレブ観光に出発!
まずは新市街と旧市街に挟まれたイェラチッチ広場へ。

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じつはこの時はワールドカップのグループリーグの真っただ中。
広場にはステージと大きなモニターが設置されていた。

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きょうはクロアチア vs メキシコの試合が行なわれる。
今はまだ落ちついてるけど、夜になると盛り上がるんだろうね。
今夜はケンゾーとイクエもここでいっしょにクロアチアを応援しよう。

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旧市街と新市街を隔てるイリツァ通り
ここにイクエお気に入りのスイーツショップ、ヴィンツェクがある。

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ここのピスタチオアイスが絶品なんだって。
「ザグレブの楽しみはここのアイスを食べることだけ」って何度も言ってたからなあ。
たしかに店内はとても混み合っている。
ほんとに人気店なんだね。

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2種類アイスを選んで14クーナ(約260円)。
もちろんひとつはピスタチオとチョコレート。

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チョコレートもピスタチオもとっても濃厚。
ピスタチオなんかそのまんま豆を食べてるみたい。
これで260円だったら高くはない。

アイスがおいしいヴィンツェクのそばには、かわいらしい世界一のものがある。
路地の奥、両側の建物に挟まれるようにあるものは・・・

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ケーブルカーだ。
これが世界一短いケーブルカー、長さは66m。
ちなみに片道4クーナ(約75円)、うん、そんなもんだろうね。

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ケーブルカーには乗らず、横の階段を上って旧市街へ。
すると、なんだか派手な看板のようなものが見えてきた。
なんだこれ?めっちゃ目立ってるよ。

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じつはこれ、聖マルコ教会の屋根!
こんな茶目っ気たっぷりの教会、はじめて見た。

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ガイドブックには「美しい屋根が特徴」って書いてあるけど、美しいっていうより断然「かわいい」だよね。
なんかミッフィーちゃんの絵本とかに出てきそう。

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左側は教会が建てられた13世紀当時にクロアチアを治めていた、クロアチア・スラヴォニア・ダルマチア王国の紋章。
右側はザグレブ市の紋章。

丸いタイルを並べて描かれてるんだけど、LEGOで作ったおもちゃにしか見えない。
世界一派手な教会で間違いないんじゃない?

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ゴシックとバロック様式の建物が建ち並ぶザグレブ旧市街。

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この建物なんかなかなかの年代物。
出窓がいっぱいあるんだけど、中はどうなってるんだろう?
それぞれ独立した部屋なのかな?

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今では世界中の男性があたり前のように使っているネクタイ。
じつはクロアチアが発祥だって知ってた?

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今から遡ること17世紀、クロアチア人の兵士たちは伝統的に美しいスカーフを首に巻いていたんだけど、それを見たフランスのルイ14世が同じものを作らせ、徐々に市民にも浸透していったんだって。
だからフランス語でネクタイは「Cravat」、クロアチア人を意味する「Croat」に由来しているんだね。
ちなみに、日本人ではじめてネクタイを締めたのはジョン万次郎なんだって。

街の規模のわりにレストランが少ないザグレブ。
そのかわり、カフェやバーがひしめいている。
とくにイェラチッチ広場から北へ延びるトカルチツェヴァ通りは激戦区。

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この通りも今夜は人であふれかえるんだろうね。

空を突き刺さんばかりに立つ2本の尖塔が特徴的な聖母被昇天大聖堂
市街地のいたるところから見えるこの大聖堂はザグレブのランドマーク。
尖塔の高さは105mもある。

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13年前にイクエがはじめてザグレブを訪れたとき修復工事中だった大聖堂。
その2年半後、「もう工事は終わったかなあ」と再び訪れるもまだ続行中。
それから10年あまり時は経ち、「あの時の工事はどんな風に完成したのかなあ」と三度訪れてみると・・・

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まだ終わっていなかった。
まあ、歴史的な建物は時間かかるよね。
でも「内部はちゃんと終わってた。着実に進んではいるみたい。」だって。

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思いのほか小さくて旧市街の観光はあっという間に終わってしまう。
イクエが「郊外にちょっと行ってみたいところがある」と言うので行ってみることに。
でもね、その場所がちょっと変わってるんだよね。
その場所とはお墓
まあ、この旅では「〇〇戦争戦没者墓地」とか「△△犠牲者の墓」などよく訪れているので別にびっくりはしない。
だけどこれから行くのは「ヨーロッパ一美しい墓地」なんだって。
墓地が美しいって、どういうこと?

トラムを乗り継いでやって来たのはミロゴイ墓地
いやあ、こりゃあ、ビックリだ。
これが墓地? これ、宮殿やろ?!

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もうアホみたいに「すげえ、すげえ」を連発。
だってこれスゴくない?
実写版ラピュタの撮影にぴったりじゃない?

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しかもこの建物を覆いつくしているものはブドウだってことに驚き。
まだ実は小ちゃいけど、熟したら食べられるのかな。
じつは元々この場所は、中世ミロゴイスキ家のぶどう畑だったんだって。
なるほど、納得だ。

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美しい回廊には数多くの著名人たちのお墓が。
旧ユーゴスラビア時代の著名人もたくさん眠っているんだそう。

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ほんとに宮殿のような回廊。
ドイツの建築家へルマン・ボレーの設計で、12年かけて造られたんだそう。

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2万8千㎡ある敷地内には緑がたっぷり。
不謹慎かもしれないけれど、歩いていてとても気持ちがいい。

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見て回るって言っても、墓地だから当然のように墓しかない。
でもそのお墓がバリエーション豊富でとてもおもしろい。
ピラミッドや寝てるライオンなどかなり個性的。

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さらには草で覆われてしまったり、苔むしてしまったものなど流れた時を感じさせるお墓も。

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これなんかお墓には絶対見えないよね。
ナチュラルなんだけど、なんだかパンキッシュな感じもする。

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この「ヨーロッパ一美しい」ミロゴイ墓地は今では観光名所。
ザグレブ観光ツアーにも組み込まれていてひっきりなしに観光バスがやって来ていた。

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夜の10時、昼間は人がまばらだったイェラチッチ広場へ行ってみると・・・

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おおー、すごい人だかり。
みんな大型モニターに釘付け。

代表ユニホームを着ている人も多い中、ちょっと浮いてるサポーターを発見。

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やっぱりシスターでもサッカーは気になるのかな?
試合を見るために抜け出してきたのかと思うと、なんだか微笑ましい。
写真撮影にもノリノリ♪

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肝心の試合結果は、1対3でメキシコに完敗。
残念ながらグループリーグを突破することはできなかった。

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あしたはクロアチア旅のハイライトのひとつ、世界遺産のプリトヴィッツェ湖群国立公園をたっぷりお伝えします。
期待に違わず素晴らしかった!
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