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ケンゾー   イクエ


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尿検査後の美しすぎる川

2014.08.23 05:30|スロベニア☞EDIT
きのうからクーラーのない宿に泊まっていて、暑すぎて眠れないイクエです。
「エアコン漬けで軟弱になるのと、扇風機の部屋で暑すぎて眠れんのはどっちが体にとって悪いんやろう?」とケンゾーに尋ねたら「そりゃ、眠れん方が体にとって悪いやろうもん!寝らんと死ぬけん」と自信満々に答えるので「いや、死ぬぐらいならどんなに暑くてもその前に寝られるやろ」と言い返したけど「いや、暑いと寝れんで死ぬけん」と言い張ります。
熱中症になるとかならわかるけど、「寝れんで死ぬ」って・・・。

ブレッドに着いた日、ケンゾーとブレッド湖を見られる高台を目指して歩きはじめてから自分の体の異変に気がついた。

左の腰のあたり、いや、脇腹かな、そこがぐーっと傷む。
今まで生きてきていろんな腹痛を味わってきたけど、この種類の痛さは人生ではじめて。
チクチク、するでもない。
ゴロゴロ、するでもない。
ぐーっと痛くて「イタタタタタ」と、つい声がでる。
これまでならお腹が痛くても我慢さえすればがんばって歩けたけど、今回は足があんまり進まない。
一歩一歩ゆっくり歩いて息を整えながら歩く。
「ふぅ~。イタタタタ。ふぅ~。」という感じ。

この痛さはなんだろう。
ちょっと考えてみると、心当たりがあった。
なんか最近、トイレが近いし、トイレをするときに違和感を感じていた。
でも、別にそんなのは一瞬がまんすれば済むことだし、そこまで気にしてなかった。

トイレのときの痛み、そしてこのお腹の痛み。

あ~、これって膀胱炎かもな。

膀胱炎なんてなったことなかったけど、この数日続いているトイレのときの痛みを思えば、自分のその推測は当たっているだろうなって思えた。

そんな推測を持ちながらも、ブレッド湖を見渡せる高台とブレッド城までその日はがんばって歩いた。
がんばって歩けた。
がんばる必要はないんだけど。
自分が我慢強いのか痛みに鈍感なのかわからないけど、「せっかくだし、我慢しながらゆっくり歩けば歩けるしなあ」って思いながら。

ホテルに戻ってインターネットで検索すると、膀胱炎の症状そのものだった。
抗生物質で治すようなので、もっていた抗生物質を飲んだ。

食欲はなくもない。
ごはんは食べられる。

そして、夜。
左脇腹、そして左腰、そして背中側が交互に痛い。
寝る体勢を横向きにしたり仰向けにしたりと変える。
でも、痛みは変わらない。
痛さでまったく眠れない。

インターネットの情報では、膀胱炎のときはたくさんトイレをしたほうがいいし、水も飲んだ方がいいと書いてあった。
だからその通りにする。
眠れないから、起き上がってトイレへ。
ベッドに戻っても痛さでいてもたってもいられず、座ったり体勢を変えたりして、落ちつかないからトイレへ行く。

飲んだ抗生物質はまったく効いてくれない。
痛さで全然眠れないまま、朝を迎えた。
熱は平熱より1度くらい高い。

これは、病院に行ったがいいな。
我慢する必要はないし、こんなときのために高いお金を出して保険に入ってるんだから。
(海外旅行の保険に入ってるんだけど、夫婦で3年間で70万円オーバーの支払いをしてるからね!もちろん掛け捨て。
多くの長期バックパッカーは貧乏旅行でいろんな物をがまんしたり節約したりの旅をしてるけど、そこにはやっぱりお金をかけているんだよね。)

「病院行ってみようかな。」
つぶやいたら、ケンゾーは「よし!行こう!!」と言って、さっそく保険会社に電話をしてくれた。

こういう時は、ほんとうにふたりで旅をしていて良かったなと思う。
ひとりだと問い合わせをするのも、病院に行くのも面倒くさいしそんな気力さえなくて、ホテルのベッドの上でうなって症状が軽くなるのをひたすら待つことになっていたかもしれない。
だって、海外で病院に行くってけっこう憂鬱。
「ここからどうやっていけばいいかなあ」とか「英語が通じるかなあ」とか「診療費の支払いは大丈夫かなあ」とか心配がたくさん。
病院に行くことの敷居が高くて、誰かに「病院に行こう!」と背中を押してもらわないととても行けそうにない。

スロベニアは小国だけど、さすがヨーロッパの国。
こんなブレッドみたいな街にも、保険会社が提携している病院があった。
キャッシュレスの病院。
つまり、保険会社が病院に連絡を取ってくれて「これから日本人のイクエさんと言う人がそこに行きますから、診察してあげてくださいね。支払いはわたしどもが後日やりますから、イクエさんにはお金を請求しないでくださいね。」と伝えてくれるシステム。

保険会社が病院と連絡を取って、受け入れ態勢が取れ次第、こちらに連絡をしてもらえることになった。
その準備ができるまで、まだ時間はかかりそう。

「ケンゾー、せっかくだからブレッド湖が見渡せるもうひとつの山に行ってみたら?」
「・・・う~ん。」
ケンゾーはためらっている。

「行ってきなよ。せっかくだもん。
病院に行けるのはたぶん午後だし、イクエはベッドでゆっくりしとくから。」

「・・・う~ん。」

わたしの体調は悪いとは言え、ケンゾーもホテルにこもる必要はない。
絶景が待っているかもしれないし、わたしは無理でもせめてケンゾーには見てきてほしい。

スマホで地図を見せながら言った。
「ほら、この道をずっと歩いてここから登れば3時間くらいで行って帰って来られると思う。」
「うん。」

ケンゾーは行かないのかなあ。
ベッドに横になっていたら、20分ぐらいしてケンゾーが用意をしはじめた。
「行ってくるけん。」
「うん、時間気にせんでいいけん。」

日本にいるときは仕事がとても忙しくて夜勤や呼び出しもあって、お互いの休日があうのは少なかった。
だけど日本を出て2年近く。
トイレとお風呂に入る以外は、ずーっといっしょにいる。
だから、ケンゾーがいないと不安になる。
自分のことじゃなくて、ケンゾーのことを。
「大丈夫かなあ。うまくたどり着けたかなあ。」とアラフォーおやじを子どものように心配するようになってしまった。

ケンゾーが出かけて3時間以上経った。
もうそろそろ帰るはずなのに、帰って来ない。
「事故にでもあってないかなあ。」と不安になっているとケンゾーが戻ってきた。

「おかえり。どうだった?」
「いやー、よかったよー!
イクエに見せてあげたかった!」


もう、そのケンゾーのその言葉だけで満足した。

ケンゾーは、感動できる美しい湖を見られた。
そしてわたしは、ケンゾーといっしょに見た気になれた。

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保険会社からは「宿泊先から病院までの交通費も後日請求してもらえれば出します」と言われたので、タクシーで行く選択肢もあったんだけど、やっぱりバックパッカー魂はなかなか抜けないんだよね。
ケンゾーと話し合うでもなく、当然のようにわたしたちは歩いて病院に向かった。
10分ぐらい歩けば着くし、その距離でタクシーに乗るなんて想像できなくなっている。
日本で社会人をしてたときはタクシー使ってたのにねえ・・・。ありゃりゃ。

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お医者さんと英語が通じるかが不安だった。
まず、先生がまったく英語がわからずこちらの言いたいことが伝わらなかったらどうしよう、という不安。
そしてもうひとつは、先生の話す専門用語が難しくて自分が理解できなかったらどうしよう、という不安。

ケンゾーが出かけている間「膀胱炎」を英語とドイツ語で何て言うか調べておいた。
ついでに「尿意」とか、膀胱炎がひどくなった病気「腎盂炎」という言葉も。

週末だったので病院は閉まっていたけど、救急外来で診てもらうことになっていた。
救急と言っても、救急そうでない患者ばかりがドアの前で待っている。
30分以上待って、診察室へ入ることができた。
さらにそこで10分待つ。

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どんなお医者さんかな・・・と思っていたら、診てくれるのは若くてクールな女性のお医者さんだった。
女医さんは、すらすらと英語で説明し専門用語もあってほとんど聞き取れない。
どうやらこれから別の部屋で尿検査を受けなきゃいけないみたい。
尿検査の場所も説明してくれたけど、うまく聞き取れず診察室を出て病院の中をうろうろ。
廊下にいた清掃係の女性に聞いて、検査室に連れて行ってもらった。

尿検査の結果の紙をもって、ふたたび女医さんの診察室へ。
尿検査の紙を見て、先生は言った。
これまで先生の英語はほとんど聞き取れなかったけど、その言葉はインパクトが大きすぎてイクエもケンゾーもはっきり聞き取れた。

「メニー バクテリア!」

膀胱炎だった。

膀胱炎だから「メニー バクテリア!」は当然なんだけど、自分よりも若いクールな女医さんからそう言い放たれると・・・なんかちょっと恥ずかしくなる。

膀胱炎が酷くなると、菌が腎臓まであがって炎症を起こす腎盂炎になる。
先生に聞くと、高熱じゃないので「腎盂炎」にまではなっていないという診断だった。

処方箋をもらって、病院の横の薬局へ。
抗生物質をもらった。
診療費はキャッシュレスだけど、薬代は自分で立て替えて領収書をもらい、あとで保険会社に請求する仕組み。

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「メニー バクテリア!」
ふたりで女医さんの言葉を繰り返して、なんかおかしくて笑った。

ちょうどこのときはワールドカップのとき。
ホテルに戻るとケンゾーはテレビでサッカー観戦。

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マレーシアに住む華僑の男性旅行者もちょうどこのホテルに泊まっていて、毎晩深夜までサッカーを観ていた。
「僕はワールドカップの試合にお金を賭けていて、日本にも賭けてるんだよ。」って応援してたけど・・・。
なんか申し訳ない・・・。

抗生物質を飲むと尿意も前ほど感じなくなり、トイレのときの痛みはましになってきた。
だけどやっぱり脇腹や背中が痛い。
痛みで夜もほとんど眠れなかった。
たぶん膀胱炎を放置してたから「腎盂炎」の手前くらいまで進行してしまったのかもしれない。

きょうの午後のバスでリュブリャナに戻りクロアチアのザグレブに行くことにしている。
ブレッドでもうちょっと観たいところもあったけど、もう一度きのうの病院に行って痛み止めをもらった。
(結局この痛み止めは全然効かなくて、けっきょく日本から持ってきていた痛み止めを飲んだら痛みは緩和された。)

どうせホテルをチェックアウトしてバスの出発まで時間をつぶさないといけないし、せっかくだから行きたかったところを観光することにした。
それはブレッド湖から30キロほどのところにあるもうひとつの湖、ボービン湖

ボーヒン湖

バスで行けるし、車窓から眺めて少しだけ歩くくらいなら楽しめそう。
こんなちゃんとしたバスだから、ストレスフリーで行ける。
ヨーロッパで良かった。

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バスはブレッド湖の南側をぐるっと半周していく。
きのうケンゾーがひとりで歩いた道を、バスの中から眺める。

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湖面の色がきのうとは違う。
雲の量や空の色味で湖面は色を変える。

色は違っても、きょうもブレッド湖は美しい。
そしてわたしは「メニー バクテリア!」

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気持ち良さそうに泳ぐ人たち。
そんななか「メニー バクテリア!」なわたし。

ブレッド湖からバスでおよそ40分のボーヒン湖。
トリグラフ国立公園のなかにあって、バスは緑豊かな山道や小さな集落を通っていく。

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渓谷には美しい川が流れている。
緑色なのに透き通っていて、川底が見える。
これはボーヒン湖も期待できそう。

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ボーヒン湖はブレッド湖の3倍もの大きさがある。
湖を1周すると15キロ以上はありそう。
湖の東、リブチェフ・ラズがボーヒン湖の拠点の集落。
ここから湖の周囲をハイキングしたり、レンタサイクルでまわるんだけど、イクエの体は「メニー バクテリア!」

みんながリブチェフ・ラズで降りるなか、イクエとケンゾーはバスに乗ったまま湖の西のウカンツまで。
バスは東から西を半周まわるので、車窓から湖の美しさを見ることができる。

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車窓から見るボーヒン湖。
ブレッド湖よりもすぐ近くに山や森があって、大自然に囲まれている。

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このあたりは冬はスキーができるんだって。
雄大な山々が湖に向かって斜面を描いている。

湖の西の集落ウカンツで下車。
こちらの集落にもキャンプ場やペンションがあり、家族連れがバカンスを楽しんでいる。

すぐ近くまで迫っている岩山。
そのふもとに生い茂る森。
大迫力の自然。

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こんなところに泊まって、山登りをしたり、湖でカヌーに乗ったり。
のんびり2、3日過ごすのもよさそう。

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でも、あいにくわたしは「メニー バクテリア!」
バス停から湖のほとりまで歩くのがやっと。

バス停から湖までは500メートルくらい。
途中、ほんとうにきれいなきれいな川を渡る。

見て!
どうして川がこんな美しい色なんだろう。

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川は濁ってなくて無色透明。
川底の砂がすべて見える。
でも、無色透明なのに、無色じゃないエメラルドグリーンの部分も。
光の角度によって色が無色からエメラルドグリーンになるのか、それとも川底に秘密が隠されているのか、川の流れが影響しているのか。

とても不思議。

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幻想的な川に架かる橋を渡って、木々の間を抜けていくとボーヒン湖が見え始めた。

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とても静かで、雄大で、美しく。
湖が緑がかっているのは、まわりの木々を映し出しているからなのか、それとも水がこういう色なのか。
この湖の水をバスタブに入れたらちゃんと緑になるのかなあ。

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大きな湖を見つめながら「メニー バクテリア!」のイクエはゆっくり腰をおろして湖に見とれる。
あしたは「ア フュー バクテリア!」くらいになってくれないかな。

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この湖を見られたから安心した。
もうこれ以上歩くのも無理なので、そろそろバスで帰ろうかな。

ふたたび、あの幻想的な川を渡る。
ボーヒン湖よりも、この川のほうが気に入った。

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スロベニアはとても小さな国で、有名な観光地も少ない。
しかもクールな女医さんが「メニー バクテリア!」と言い放つ。

それでも、この国は緑鮮やかな森が生い茂り、高い山々がそびえる「アルプスの日の当たる側にある国」
6000もの鍾乳洞があって、「アルプスの瞳」と称えられるブレッド湖がある。
人々は自然に囲まれた場所に愛らしい家を建て、ガーデニングを楽しんでいる。

みんなが幸せになれそうな国。

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スロベニア、けっこう好きだなあ。
「メニー バクテリア!」の身分で好きになったから、もし「メニー バクテリア!」じゃなかったらもっと好きになっていたと思う。

つぎにイクエとケンゾーが目指す国は、クロアチア。
クロアチアでは「メニー バクテリア!」が解消されて、ますます楽しめるといいな。
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世界遺産の鍾乳洞 地球って奥が深い

2014.08.21 06:04|スロベニア☞EDIT
日本にいるときは真夏でもエアコンをつけずに窓を開けて寝ていたけど、いまは一日中ホテルのエアコンをいれて過ごしているイクエです。
エアコン漬けになってしまったら、体力が落ちそうだし暑さに弱くなって夏バテしそうだけど大丈夫かな。
みなさんはどのように過ごしていますか。

とても小さな、だけどとてもかわいい首都リュブリャナにいるイクエとケンゾー。
リュブリャナの観光地と言えば、狭い範囲の旧市街くらいしかない。

でも、スロベニアにはヨーロッパ最大規模のふたつの鍾乳洞があるらしい。
シュコツィヤン鍾乳洞ポストイナ鍾乳洞

どちらに行くか迷ったけれど、世界遺産になっているシュコツィヤン鍾乳洞に行くことにした。
鍾乳洞の最寄り駅はディヴァチャ。
けっこう遠いけど、日帰りで行ける距離。

ディヴァチャ

リュブリャナ駅から列車でゴー ♪
およそ1時間50分ほどの旅。
運賃は往復1人19ユーロ。

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自由席なのに、車内はコンパートメントで座席と廊下の間にドアがあった。
座席は広々。

スロベニアは小さい国だし、首都の駅とは思えないほど駅も小さい。
だけどいろんなことろが、ちゃんとしている。
不自由や不便は感じないし、小さい国だけど「さすがヨーロッパ」って感じ。

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でも、国全体が「のどかな田舎」なんだよね。
交通量が多くて建物が密集しているのは限られた街だけで、ほとんどの集落は小さな村っていう感じ。
でも都会の生活にあこがれるでもなく、みんな自然に囲まれた自分たちのふるさとで豊かに暮らしている雰囲気が漂っている。

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家もかわいいし、庭の手入れも行き届いているし、上手に生活している。
みんな幸せそうに暮らしてるなあって感じが伝わってくる。

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列車は、たまーに出現する集落を通過しながら、森を抜け、山のなかを進んでいく。

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1991年に旧ユーゴスラヴィアから独立したスロベニア。
スロベニアって日本の四国くらいの国土で、人口も200万人あまり。
ヨーロッパの国のなかではそれほど力ももっていないだろうし、国としては小さすぎる気もする。
だけどじゅうぶん国として成り立っている。
中世の〇〇王国とか公国って感じに似ている。

スロベニアを見ていると「国」ってなんだろうな、べつに「国」って大きくなくてもいいし、小さくてもそこに住む人たちが幸せならそれでいいな、領土の拡大をめざすとか馬鹿らしいなって思えてくる。
日本でいう県単位くらいの規模の国があっても不思議じゃない。

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列車は田舎の街ディヴァチャ駅に到着。
ここから洞窟までは歩くには長すぎる距離。
かといって、タクシーに乗るのも高くつくし・・・。

でも大丈夫!
列車が到着する時間にあわせて、こんな立派なシャトルバスが出ているから。

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しかも無料!
こういうサービスがちゃんとともなっていると、入場料が多少高くてもそんなに文句は出ない。
入場料が高くてもしっかりしたパンフレットがついていたり、無料の音声ガイダンスがあったり、掃除やメンテナンスが行き届き、スタッフの対応がいいととても好感がもてる。
高いのにそれがひとつも達成されてない観光地もたまにあって、そんなところはテンションが下がってしまう。

日本のレベルはどうだろうね。
日本の観光地のコストパフォーマンスはかなりいいと思う。
ヨーロッパの観光地と比べると入場料はとても安い。
メンテナンスも行き届いているし、スタッフの対応もいい。
難点は、外国語の説明が不十分なことかな。

バスに揺られること10分あまり。
シュコツィヤン鍾乳洞に到着 ♪

鍾乳洞は山の中にある。
というか、谷底にある。
谷底どころか自分たちが立っている場所からはるか下の、地下深くにある。

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上の写真ではわかりにくいかもしれないけど、集落があるのは崖の上。
ここから見下ろすと、ぽっかり丸く大地に穴が空いたように陥没したような谷底がある。
そのすり鉢状のさらに地下に鍾乳洞が隠されている。

逆に言えば鍾乳洞の出入り口からは周囲を囲んだ崖を見上げることになる。

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鍾乳洞は自分たちで勝手に見て回ることはできない。
危ないからかもしれないし、貴重な鍾乳洞を傷つけられるのを防ぐためかもしれない。
入場券(1人16ユーロ)を買うと、専属のガイドさんが案内してくれる仕組み。
ツアーの出発時間は1日に数回しかないので、おとなしく待つ。
時間が来るとガイドさんのあとをみんなで大移動。

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鍾乳洞は崖の下にあるので、駐車場やチケット売場がある場所から鍾乳洞の入口までは思いのほか歩くことに。
美しい森の中を団体で下っていく。

このあたり一帯からは考古学的に価値がある出土品がたくさん見つかっているのだそう。
1万年以上前からここで人が生活していた形跡が残ってるんだって。

1万年ってとても長い歴史を感じる。
卑弥呼の時代から現在まではたったの1800年くらい。
このたったの1800年で日本は急成長したね。

さて、世界遺産の鍾乳洞はいかに!?
その内部をご覧いただきましょう〜!!

っていいたいところだけど内部は写真撮影厳禁。
残念。

これまでもいろんな鍾乳洞を見てきたけど、ここシュコツィヤンの特徴はその大きさ。
「こんな空間が地下に?」ってびっくりする。
まるで「地球に存在する隠された別の星」。
鍾乳洞の中には川や滝もある。

看板の写真で伝わるかな。
左側の岩肌に線のように連なっているのが遊歩道。
どどーんとでかい空間がずーっと続いている。

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ハイライトは鍾乳洞内の橋を渡ること。
橋の下に流れているのはレカ川。
はるか下からゴーッと音が聞こえてくる。

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地表から160メートルのところに川が流れている。
そして橋の上から、はるか下の川を見つめる豆粒のような存在のわたしたち。
ずいぶん高いところにいるなあと思うけど、それでも実際にはわたしたちは地下にいて、人間の生活はわたしたちよりもずーっと上の地上で繰り広げられている。
世界が何層にもなっているような、不思議な感じ。

1時間20分くらい鍾乳洞の中を歩き、入口とは違うところに出てきた。
鍾乳洞の中で方向感覚がわからなくなっていたのに、さらに違うところに出るなんて予想外。
ここはどこ?

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今から3000年ほど前、このあたりはヨーロッパの重要な巡礼地のひとつだったんだって。
暗い地底へと続くぽっかりと空いた穴。
死後の世界や先祖の霊魂を連想させるものだったらしい。

ここの楽しみは鍾乳洞だけではない。
この渓谷をハイキングするもの気持ちがいい。
というか、鍾乳洞の出口で解散なので結局シャトルバスが待つ駐車場まで行かないといけなくて、必然的にハイキングすることになるんだけど。

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駐車場ははるか上。
岩肌に沿った遊歩道を歩き、少しずつ地上へと上がっていく。

途中まで歩くと、今度は先ほどまでいた場所を見下ろすことができる。

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下に流れている川が鍾乳洞にも流れていたレカ川。
何十年かに一度は大洪水になるみたいで、そのときはいっきに水位が何十メートルも増し、この谷底に水が押し寄せる。
鍾乳洞の中も水であふれるから、万が一鍾乳洞にいたら大変なことになる。
さっき鍾乳洞を歩いたとき、わたしたちの歩いていた遊歩道とは別に下の方に古い道が見えた。
きっと増水のことを考えて、上の方に遊歩道がつくられ直されたのだと思う。

太陽を受けてキラキラした緑のなか。
この先に谷底を見下ろせる展望台があるはず。

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森の中から視界がひらけた場所へ。
ここから見ると崖がぐるりと取り囲み、すり鉢状になっているのがよく分かる。

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崖の途中に滝があり、真下へと水が流れている。
鍾乳洞の出口が下の川のあたり。
いく層にもなったダイナミックな世界。

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国土は日本の四国ほどの大きさのスロベニア。
でも、鍾乳洞はなんと6000もあるんだって!
まだ発見されてない鍾乳洞もありそうだね。
緑も山もあって、とても自然豊かな国。

探検気分を味わえた1日。
帰りもシャトルバスで駅まで行き、列車に乗って大家族の家へ。

次の日は大家族に別れを告げて、次に目指すのはスロベニアのいちばんの観光地ブレッド

ブレッド

6人の子どもをもつ子育てのプロ、ペトラがバス停まで見送ってくれた。
「ちょっと先に家、出てるわねえ」と言って一足先に出発していたから、なにかと思ったら道ばたでわたしたちのために野いちごを摘んでくれていた。
タッパーに入った野いちごをお土産にいただく。

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少しの間だったけど、仲のいい大家族とともに、自然に囲まれたすてきな家で過ごさせてもらってありがとうございました♡
いつもかわいい笑顔を見せてくれる天使、ヘレナちゃん。
優しい家族からの愛情をたくさんもらってすくすく育ってね!

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バスを2回乗り換えてブレッドを目指す。
ちなみにリュブリャナ駅前からブレッドまではバスで7.8ユーロ。
窓口で行きのチケットを買った後、窓口横の自動券売機で買う方が安いということが判明。
帰りの分の6.3ユーロのチケットを券売機で買った。

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スロベニアは「アルプスの陽の当たる側にある国」って呼ばれているんだって。

スロベニアのアルプスは「ユリアン・アルプス」と呼ばれていて、その反対側にはオーストリアやスイスのアルプスがある。

スロベニアは山がちの地形だけど、穏やかで明るい雰囲気。

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気分が晴れやかになる景色を見ながら、1時間半弱で着いたブレッド。

かわいくて、広々とした庭をもち、「住人はいい感性してるんだろうなあ」って思うようなすてきな家が建ち並ぶ。

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今回の宿はインターネットで申し込んだMarija Lesnikという湖畔のホテル。
ドミトリーでひとり1泊13ユーロ。

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ここには2泊。
ドミトリーだけど1泊目はふたりだけで貸切り状態だった。

自由に使えるきれいなキッチンもあって、なかなかおすすめの宿。

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ダイニングキッチンの窓からはブレッドのシンボルが見える。
切り立った岩の上に建つ赤い屋根のブレッド城
あの城から見る景色はどんなんだろうなあ。
あとで行ってみよう〜。

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ブレッドのいちばんの見所はブレッド湖
エメラルドグリーンの美しい湖は「アルプスの瞳」なんて称えられる。

さっきバスターミナルからホテルまで歩いた時もブレッド湖を見たけれど、せっかくなのでちょっと山に登って上から見てみようかな。

山の上でランチしながらブレッド湖を眺めよう!
スーパーでバゲッドやハムを買って、山を目指す。

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でも、なんかちょっと体の調子がおかしい。
脇腹が痛くてゆっくりとしか歩けない。

「ちょっと、お腹痛い。」
「ふーん。」と答えるケンゾー。

「ケンゾーとは痛さのレベルが違うけん。」
つい口にした言葉にケンゾーはちょっとふてくされた。

冗談半分、本気半分の言葉。

これは長所なのか欠点なのかわからない。
よく言えば、わたしは体の不調や痛みに我慢強い。
悪く言えば、自分の体の不調に鈍感でなんとかしようと思うタイミングが遅い。

保育園のころ、ほかの園児が「せんせい〜、あたまが痛い」とか「ケガした〜」とか泣いても「はいはい。痛いの痛いの飛んでけ〜」と先生たちはあしらっていた。
だけどわたしが「せんせい〜、ここが痛い」と言うと先生はきゅうに深刻な顔になってわたしを職員室に連れて行きベッドに寝かせ、ほかの先生たちも集まってわたしの様子を見に来てみんなで心配していたのを覚えている。
先生はいつも「イクエちゃんが痛いっていうときは、ほんとうに痛いときなんだもんね。だからちゃんと診てあげないといけないんだよね。」って言っていた。

大学のころは帯状疱疹になってしまい、そのときは「まあなんかヘンな痛さがあるけど虫刺されかな」とバカな判断をし、ムヒを塗っていた。
でもいっこうに治らなくて病院に行ったら「今からすぐ入院です!絶対安静にしてください。点滴は毎日3回打ちます!」と言われて、通院だけで済むものをほったらかしにしていたばかりに8日間も入院するハメになった。

わたしは別に体が弱いわけでもない。
だけどすぐに治るようなものを、ほったらかしにしてその結果ひどくなってしまう。
「ああちょっと頭が痛いなあ、でも気のせいかなあ」と思ってほったらかしにして、いざ熱を測るとけっこう高熱、ということもよくある。
自分でよくわからないので、この旅では体温計を持ち歩いていて、ちょっとでも様子がおかしいとこまめに熱を計るようにしている。

今回感じる脇腹の痛み。
今まで味わったことのない痛み。
なんか変かもなあ〜。
でも、山の上でさっきスーパーで買ったパンを食べたら治るかなあ〜。

そう思いながら山の上を目指した。

次回は、絵に描いたように美しいブレッド湖をご紹介します。
わたしのその後のことについては、その次に書こうかな。

まあ、今はぴんぴんしてるから大丈夫なんだけど。
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