Now,we are HERE!
訪れた国は78カ国
旅した期間は1257日
2016年2月14日に帰国!
プロフィール

ケンゾー   イクエ


2007年10月 結婚
2012年09月 世界旅行に出発

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日本


憧れの地は・・・田舎だった!

2014.01.07 06:23|イタリア☞EDIT
明けましておめでとうございます!
おせち料理では数の子がダントツで大好きなケンゾーです。

イクエの「はあ? イタリア? そんなベタな国?」という悪口に負けずにやってきたイタリア。
最大の目的はパラッツォ・アドリアーノという村に行くこと。

ん? なにそれ?
と頭の中にマークが浮かんだあなた「『ニュー・シネマ・パラダイス』の舞台になった村」と言ったら「ああ」と納得してもらえるかな。
ストーリーについては賛否両論あると思うけど、あのラストシーンは映画史に残る名シーンじゃない?

パラッツォ・アドリアーノは島の内陸、山間にある小さな村。
パレルモからバスでおよそ3時間くらいだ。

パラッツォ

バスは1日に3、4本しかないそうなので、朝早めに駅前へ。
パレルモ駅に向かって左側にあるカフェの前からバスは出ている。
ASTの青い看板が目印。

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ところがここで大誤算が!
たしかにバスは1日4本あるんだけど、日帰りするんだったら朝6時30分発のバスに乗らないといけなかった。
次のバスは11時発。
でもこれで行くと帰りのバスの出発まで5分しかない!
観光する時間が5分って悲しすぎるよ。

ここでもリサーチ不足を露呈してしまったケンゾー。
いちばん行きたかったところなのに、どうしよう。

でもこのカフェのおじさんが親切だった。
ショックを隠しきれないケンゾーたちを見かねてか、村まで行くタクシーを手配してくれた。
2人でパレルモからパラッツォ・アドリアーノまで片道35ユーロ。
バスだと1人8ユーロだからダブルプライスだ。
予想外の出費、だけど行けないよりはマシ。

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タクシーの客はケンゾーとイクエ以外におばさんが1人。
ハイウェイにのるとすぐに車窓から見える景色が一変。
自然たっぷりののどかな風景がどこまでも広がっている。

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青い空と緑に覆われた山、悠然と草を食む牛や羊やヤギ。
古くてきれいな街並みもいいけど、やっぱり自然がいいな。
こんな景色を見られただけで、ここに来てよかったなって思える。

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それにしても、今回のドライバーはおしゃべり好き。
助手席のおばちゃん相手に止めどなくしゃべり続けている。
このお調子者タイプのドライバーってあんまりいいことないんだよなあ、って思っていたら・・・。
やっぱり問題勃発!

「いまどこらへんかなあ」と思ってiPhoneのGPSで現在地を確認すると、パラッツォ・アドリアーノを通り越しちゃってるよ!!
シチリア島を縦断する勢いでハイウェイを南下していってる。

イクエと「なんかおかしいよ」「ぜんぜん違うところ走りよる」って話していたら、案の定Uターンして今走ってきた道を引き返しはじめた。
もちろん猛抗議するけど、笑ってごまかすドライバー。
せっかくのイタリア旅のハイライトなのに最悪だ。

その後もタクシーは迷走し続ける。
「あんた場所知らんのやろ!」「自分たちがNAVIを持ってるから教えるよ!!」って言っても、英語が通じないから歯がゆい。
同じ場所をグルグルグルグル。

さっきから何度も電話をしはじめたドライバー。
きっと誰かに道を聞いているんだろう。
道も知らないくせになんで客を乗せたかね?
よくベラベラベラベラしゃべっていられたよな。

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「あ〜ああ、ハイライト終わったな」とヘコんでいたら、助手席のおばちゃんが「こっちこっち」とナビゲートしだした。
やっとパラッツォ・アドリアーノに向けて車が走りだす。
とりあえずよかった。
でもおばちゃん、もうちょっと早く言ってくれればよかったのに。

かなり時間をロスしたけれど、着いたよパラッツォ・アドリアーノ。
タクシーを降りたら「ニュー・シネマ・パラダイス」の世界がそこにあった。

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およそ30年前に撮られた映画だから、街並みもかなり変わってるんだろうなあと思っていたけど、時が止まってるかのようにそのまんまだ。
石畳の路地、石造りの家、小さな村自体が映画のセットのよう。

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ほんとに小さな小さな村。
レストランも数件しかない。
そのうち営業していたのは1件だけ。
パスタとワインで腹ごしらえ。
好きな映画の舞台で食べられるなんて、ちょっと感慨深いね。

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レストランの店内には当時の撮影シーンの写真が飾られていた。
おおー、ちゃんとここで撮影されたんだよね。
小さなこの村はお祭り騒ぎだったろうね。

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写真と照らし合わせると、映画館があったのがここ。
メインの舞台となった教会兼映画館だけはセット。
この左側の道路の上にセットが組まれたようだ。

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そして、アルフレードが村人のために壁に映画を映し出した建物がこちら。
これ、ほんとにそのまんまだね。

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今回は残念ながら閉まっていたんだけど、広場にあるインフォメーションセンターに行くと、トトやアルフレードの家(玄関まで)を案内してくれるそう、しかも無料で!

帰りのバスの時間まで村をぶらぶらすることに。
名作映画が撮影されたってこと以外はな〜んにもないただの田舎の村。
あと2週間で年越しなんだけど、慌ただしさはこれっぽっちもない。

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ちょっとトトの気分になって思い出に耽ってみる。
・・・。

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ダメだね。
やっぱり純真無垢なトト少年とはほど遠い、腹黒い大人じゃ絵にならないね。
この場所も映画とはなんの関係もない場所だしね。

小高い丘からパラッツォ・アドリアーノを一望。
山と緑に囲まれた素敵な村だ。

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写真に写っている範囲がほぼ、村のすべて。
本当に小さい。

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ケンゾーがイタリアでいちばん来たかった場所。
大好きな映画の撮影地。
でも期待し過ぎたら物足りないと感じる人もいるかもしれない。
だってな〜んにもないからね。

でも、名作映画の撮影地だからって浮かれることなく、なにも変わらずに時を重ねてきたシチリアの昔ながらの村を見られてよかった。

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これでケンゾーは思い残すことはなくなった。
2週間のイタリア旅は終了!
帰りはバスに乗ってパレルモへ。

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お世話になったフィリッポ家に別れを告げ、ケンゾーとイクエはつぎなる国へ。
芸術と美食の国イタリアから向かうのは・・・。

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フェリー!
そして行き先は、チュニジア!

チュニジア? どこ?
早くもヨーロッパ脱出で〜す!
ちょっとアフリカに行ってきま〜す!!


【旅 info.】
  パラッツォ・アドリアーノa_DSC_0517_2014010618560351d.jpg
パレルモ中央駅横のバスストップからバスが発着。
行きは6:30発、帰りは13:45か15:45。
片道1人8.20ユーロ、所要約2時間半。
タクシーだと2人で片道35ユーロ、往復50ユーロ。
村に宿泊施設は確認できず。
レストランも数件、ATMあり。

イタリアでカウチサーフィンは危ない?

2014.01.05 07:20|イタリア☞EDIT
お正月、リアルタイムでは日本から遊びに来ている家族とちょっと贅沢にパリで過ごしているイクエです。
起きてから寝るまで家族との時間を大切にしたくて、ブログをお休みしていました。
毎日チェックしていただいていたみなさん、お待たせしました。
復活です。

『ゴットファーザー』『グランブルー』のロケ地、シチリア島のタオルミーナで心あらわれたイクエとケンゾー。
次に目指すのは、シチリア島で一番の都会パレルモ

パレルモ

タオルミーナからパレルモ行きの列車に乗るために、ホテルからタオルミーナの駅へ。
タオルミーナの駅は、崖の下。

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来るときはあんなにきつかった上り坂だけど、下り坂だからがんばれる。
澄み渡る青空と眩しい青い海を見ながら歩くのは、ちょっとしたハイキング気分。

『ゴットファーザー』でも出てきたタオルミーナの駅はレトロな雰囲気。
左手は山、そして右手は海。

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海岸沿いを走る列車。
サボテンと海が、シチリアらしい風景。

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シチリア島は、小高い丘が多い。
そして、タオルミーナもそうだったけど集落は丘の上にある。
丘の上は移動が大変で不便そうなのに。

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海に近いと太陽の照り返しで暑いからかもしれない。
それとも丘の上だと攻め入れられるのを防げるからかな。

車窓からは次々と天空の街が見える。

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到着したパレルモの街。
人も車も多いけれど、ほかのイタリアの地方都市とは雰囲気ががらっと変わる。

「シチリア島は日本でいう沖縄みたいなものだよ。
 そしてパレルモは那覇。
 イタリアにあって、イタリアではない。」


出会った日本人がそう言っていた。

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イタリアの南に位置し、地中海に浮かぶシチリア島。
これまでギリシアやアラブなどさまざまな勢力に支配されてきた。
ヨーロッパやイスラムの文化が溶けあうシチリア。

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さらに、南国の風情もただよう。
歴史ある建物のそばで風にそよぐ木々。
エキゾチックな雰囲気をかもしだしている。

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地元の人で賑わうレストラン。
ピザ2枚とパスタ1皿、デキャンタのハウスワインで23ユーロ。

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頼んだパスタはシチリアパスタ

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ズッキーニとチーズのシンプルなパスタ。
シンプルだからこそごまかせない麺の茹で方、味のバランス。

「パーフェクトだね!」
「けっこうなアルデンテ。
 博多ラーメンの『かためん』なみやね。」


昼からほろ酔いでご満悦のケンゾー。

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こんなパレルモで泊まるお宿は・・・。

カウチサーフィンで見つけたイタリア人家族のお宅。
ふたりにとってイタリアでは初めてのカウチサーフィン。
イタリアでようやく見つけたホームステイ先。
フィリッポ一家。

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イランで初めてカウチサーフィンを体験したイクエとケンゾー。
「宿代の高いヨーロッパでも!」と意気込んでいた。

イタリアを旅している日本人の女の子が言っていた。

「イタリアではホストを探すのは簡単。
旅のスケジュールをカウチサーフィンのサイトにかき込めば、イタリア人のほうから「うちに泊まりにおいで」ってお誘いが来るよ!」


そう言われてたから、スケジュールをかき込んだんだけど1件もお誘いがこない・・・。
どの街もダメ。

こうなったら自分たちのほうから決めた相手にお願いのメッセージを送ろう。
イタリア人家族と交流したいから、なるべく夫婦や家族持ちの人がいいんだけど・・・。
でも、なかなかいない。
なぜか登録している人の多くが独身男性。

まあ、いいか。
雰囲気が良さそうな男性に「泊めてください」って申し込み画面をクリック。
すると、画面が切り替わらずかわりに変な文章が出てきた。

「このホストは女性のゲストしか受け付けません」

どういうこと?
たとえば女性のホストが女性客しか受け付けないっていうのはわかるけど、なぜ男性が女性客?

「なんでだろうね。」
「しょうがないね。」

次の男性ホストを見つけて、申し込みしようとするとまた同じ文章が出てくる。

「このホストは女性のゲストしか受け付けません」

ことごとくダメ。

そしてあることに気づいた。

「これって、イタリア人が善意で旅人を泊めるっていうよりも、下心のあるイタリア男が女性を家に泊めたいんじゃない!?」

それを裏付けるかのように、これまで泊めた人のリストを見ると若い女性しかいない!

こんな露骨に・・・。
ある意味すごいよ、イタリア男。

イタリア男のことだから、泊まりにきた女性を強引に襲うことはしないと思う。
「あわよくば」の精神で、上手にカウチサーフィンを利用しているのだろう。

「あわよくば」若い女性を家に招きたい。
そして「あわよくば」いっしょにソファーに座りながらお酒を飲んで話して、楽しい時間を過ごしたい。
さらに「あわよくば」キスぐらいできたら。
最終目標は「あわよくば」一夜限りの男女のつきあい。

若い女性とふたりだけで部屋でお話できるだけでもじゅうぶん楽しいと感じるイタリア男のことだから、きっと無理強いはしないと思う。
それに男も女も20歳過ぎの大人だから、どんなふうに過ごそうとお互いがいいならいいと思う。

だけど問題なのは、そんな男性の下心に気づかずに女性がホームステイするとき。

「このホストは女性のゲストしか受け付けません」っていうメッセージは、今回ケンゾーが男だったから表示されたけど、もし女性だったらスムーズに申し込みができたと思う。
そうなると、そのホストが実は女性ゲストしか受け付けていないってことに気づかないまま泊まってしまうことになる。

だからー。
女性の旅人は、イタリアでは簡単にホストが見つかるけど、そういう男女の関係を求めてない人は利用するときは注意して!
男性の旅人は、イタリアでホストを探し健全なホームステイをすることは難しいってことを肝に銘じていてね。

そんなイタリアでも、男も女も関係なく善意で旅人を迎え入れてくれる人はわずかだけど存在する。
だけど、そういう人は申し込みの競争率が激しくて先客がいる可能性が高い。
だからイタリアでカウチサーフィンをするときは、前もって予定を立ててできるだけ早めに申し込まないと、ホストを探すのはかなり難しい。

そんななか、イタリアで唯一探せたホストファミリーのフィリップ一家。
実はフィリップは旅好きでイランにも行ったことがあり、しかもイクエとケンゾーが2回もお世話になったモハメッド家にホームステイをした経験がある。

カウチサーフィンの画面でも、Facebookみたいに「共通の友だち」が表示される。
そこに「共通の友だち」モハメッドを発見したから、そのことに触れてホームステイを申し込んだら快く受け入れてくれた。

ありがとうフィリッポ。
そしてありがとうモハメッド。

フィリッポたちはイランに家族3人で行ったのだそう。
当時は息子のブルーノくんは2歳。
2歳の赤ちゃんをだっこして、カウチサーフィンでイランを旅するってすごいよね。
そんなブルーノくんは、何度もパパとママと海外旅行をし、家にも外国からのお客さんが泊まりにくるので、外国を身近に感じながら育っている。
現在4歳。

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各国の国旗のカードを見て、どの国かをあてるゲームを1人でしている。
日本もちゃんと覚えててくれてたよ。

このときは12月中旬。
フィリッポ家ではクリスマスの飾り付けをしていた。
オーナメントをつるしたモミの木、その下にはプレゼントをかたどった箱、そしてキリストの誕生を再現したミニチュア。

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馬小屋で生まれたとされるキリスト。
それを再現した模型は、12月にキリスト教が盛んな国に行けば街角や教会、家庭で見ることができる。

フィリッポ家の場合、12月24日まではこの状態で飾っておくのだそう。

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それが25日なるとー。
裏返しにしていた赤ちゃん(キリスト)をひっくり返してこの状態にするんだって。

オギャー、オギャー!

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各国の友人をもつフィリッポ。
この日は、フランスやチュニジア、日本の友だちを招いてのホームパーティー。
「ぜひ、和食を作って」と頼まれたので、いっしょに大きなスーパーで買い出し。

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シチリア島のスーパーでどのくらい和食の材料が揃うのか〜?

まずは調味料。

中国製のしょうゆじゃなくて、ちゃんとキッコーマンが置いてある♡

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しかも「照り焼き」とか「寿司や刺身用」とか種類も豊富。
寿司用のお酢まで!

やるね〜、シチリア島。
さすがだね〜、イタリア。
お米の種類も豊富。

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食材を調達したら、フィリッポ家でさっそく料理。
きょうのパーティーの参加者も集まってきた。
ちなみに手前にいるのは日本人のケイゴくん。
ケイゴくんも世界一周経験者。
いまは、オペラの声楽を勉強するためここパレルモで生活している。

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ケイゴくんは大学のときは生物学を勉強していたのだそう。
オペラは趣味として興味を持ち、世界一周中にイタリアでオベラを学ぶことを決めたんだって。

ちなみにケイゴくん、日本ではコックをやっていたこともあって料理が上手。
食材は、アーティチョーク
アザミのつぼみ。

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メニューは、アーティチョークのフリッター。
なんとビールを小麦粉に混ぜて揚げる。

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フィリッポが作っているのはシチリアサラダ
シチリアのオレンジを使うみたい。

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オレンジやオリーブを野菜と和える。
程よい酸味で白ワインとの相性もバッチリの一品。

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そしてシチリア島の名物、アランチーニも作ってくれた。
見かけはコロッケ。

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中にはお米やチーズが入っている。
ナイフとフォークでお上品に食べていたら「それは手で食べるものだよ!」と言われた。
日本のおにぎり感覚で食べるみたい。

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そして、このシチリア島の名物料理といっしょに飲むお酒がこちら。
なんのお酒だと思う?

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答えはサボテンの実
とっても甘いお酒。
干し柿みたいな味がした。

フランス人の女の子が作ってくれたのは
グラタン

グラタンってフランス料理だったんだね!

そして、イクエとケンゾーが作ったのはこちらー。

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完成度が低すぎる。
これを日本代表にしてしまって、日本人のみなさんゴメンナサイ!!

サーモンは刺身じゃなくてスモークサーモンを使用。
生魚は外国人に受け入れられないかなって思ったけど、シチリア島の人たちはけっこう生魚を食べるらしい。
外国人が敬遠するウニも、シチリア島の人たちはそのおいしさがわかるんだって。

この、できそこないのお寿司。
実は一番人気があったんだよ!
あっという間になくなった。
「ジャパニーズが作るSUSHI」ってだけで格が上がるのかな。

寿司のほかにきゅうりと玉ねぎの酢の物も作ったけど、こちらも好評。
酸っぱくて甘い、というのが独特らしく「どうやって味付けしてるの?」ってレシピを聞かれた。
酢の物ってクセがあるから外国人に受け入れられないかなって思うけど、イランでも好評だったから意外と万人受けするのかも。

女の子以外の旅人にとってはハードルの高いイタリアでのカウチサーフィン。
夫婦ふたりでイタリアでカウチサーフィンは無理かなってあきらめかけてたけど、実現できて良かった♡

さて、イタリア旅も終盤。
次回はケンゾーがイタリアでもっとも楽しみにしていたあの場所です ♪