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ケンゾー   イクエ


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三途の川を渡る

2015.03.14 06:21|ボツワナ☞EDIT
はじめてサングラスを買ったイクエです。
はじめてっていうのは語弊があるかな。
子どものころ、おもちゃのサングラスは買ったことがあるから。
実用的なのははじめて買いました。
サングラスって自分に似合わないだろうし、なんかキザな感じがするし、いきがってるようにも見えるから嫌だったんです。
でもこのままだと、まぶしすぎて顔をしかめるときにできる眉間のシワがどんどん濃くなるので思いきって買いました。
200円ぐらいのを。
実際かけてみると、見やすくなるしけっこういいものですね。

世界遺産の大湿原、オカバンゴ・デルタの格安ツアーに参加したイクエとケンゾー。
通常の5分の1くらいの値段だったのでちょっとした不備やトラブルがあることは想定内だったけど、出発は遅れるし、足止めされるし、道に迷うしで、これはツアー中断か?と頭によぎった。

でもなんとかモコロ(伝統的なカヌー)の船着場に到着。
とりあえず、よかった。

モコロは観光客用のものかと思ったけど、いまでも地元の人たちの生活を支えている。

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わたしたちもモコロに乗り込む。
もちろん船頭は、自称ガイド3人がみずからおこなう。

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モコロに乗ってすぐにガイドが言った。

「ほら!
 あそこにカバがいます!」


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遠くからだからよくわからないけど、たしかに何かが動いている。
耳と目を水面から出している、カバ?
カバと言われればそんな気はするけど、遠過ぎてわからない。

普通ならここで、少しでもカバに近づこうとモコロを動かすけれど、わたしたちのガイドはそういう気配りをしない。
格安だからしょうがない。
これも想定内。

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湿原はところどころ川のようになっていて、それをモコロで進んでいく。
水面にはアシやパピルスが茂り、わざとなのか漕ぎやすいからなのか、わざわざガイドは草が茂っているところを通ろうとする。
草が顔を打つ。
アイタタタタタ。

これは想定外。

進んでないなと思ったら、漕ぐのをやめて水を飲んでいる。

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湿原だし、いろんな動植物の生息地だし、水はけっして澄んではいない。
それでもここの水はきれいで飲めるらしい。
ほんとうかな?

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「飲め!」とガイドに言われたので、飲んでみる。
たしかにマズくも臭くもない。
でもカバのウンコも混じってそうだなあ・・・。

この川は海に注いでいるわけではない。
雨期に雨水が川をつくり、そして乾期になるとその川は蒸発していく。
だから川みたいなここも、雨期と乾期によって形が変わるんだって。
雨期のときは水域が増すけど、乾期はひからびてほとんど陸地になるのだそう。

川は流れがほとんどなく、湖のようにとても静か。
集落もなく、ここにあるのはデルタと空とわたしたちだけ。
音がなく、とても平和的で、浮世離れしている場所。

そんなデルタには蓮の花が咲き乱れている。

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美しいなあ。

「三途の川」ってこんなところなんじゃないか。
ふと、そう思う。

水面は鏡張りのようになっていて、空と蓮を逆さまに写す。
平衡感覚が失われ、浮き草のようにプカプカ浮いている自分。

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ドタバタで心もとない格安ツアーだけれど、生きているときに三途の川渡りを体験できたことは貴重だ。

あまりにも静かで、美しく、あたかもこの地球上にわたしたちだけしかいないよう。
わたしたちはどこに向かってるのかなあ。
この世とあの世の境を漂ってるのかなあ。

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蓮の美しさにうっとしりていて、夢中で蓮を撮っているとケンゾーが言う。
「ねえ、あの雨雲撮って!」

撮ったのにまた言う。
「ほら、雨雲撮って!
 あそこだけ雨が降っとるのがはっきりわかる。」

ケンゾーにとっては蓮よりも雨雲のほうが心惹かれるらしい。

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モコロに乗るのは4時間くらいと聞いていたけれど、1時間くらいで「ここで降りよう」とガイドが言った。
話は違うけど、日が暮れる前にテントを設営して夕食の準備をしたいし、まあいいや。
だって格安ツアーだもんね。
ほかの3人も文句を言わない。

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オカバンゴの陸地の部分は、草が地面を多い、ところどころに木が生え、広い草原のようになっている。
カラハリ砂漠が広がるボツワナで、このオカバンゴはオアシスのような存在。
野生動物の宝庫。

ゾウやバファローもいて、テントが襲われる可能性もなくはない。
もし動物がやって来た場合は威嚇しないように、興奮させないように、ひとりで遠くまで行かないようにとガイドがわたしたちに注意事項を伝える。
自称ガイドをはじめてガイドっぽく感じた。

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スウェーデン人のフィンセントとチリ人のアナのカップルは、なぜかテントを宿に忘れてきた。
一番大切なものをなぜ?

でも、ぜんぜん落ち込んでいない。
「誰かいれて〜」と言っている。
とっても楽天的な2人。

窮屈だけどわたしたちのテントと、フランス人のマシューのテントにひとりずつ泊めることにした。
でもガイドがテントだけは余分にもってきていたので解決。

ここはキャンプサイトでもなんでもないので、水道があるわけでもないしトイレがあるわけでもない。
だからそれなりに用意してこないといけない。

きょう参加することを決めたわたしたちは、じゅうぶんな食料も水もなかったので出発前に買物に行きたかったけれど、ほかのメンバー3人が「だいじょうぶ!俺たちがいっぱいもってるからわけてあげる!」と自信満々に言っていた。

「肉もたくさんあるから!」
「でも、飲み物も買わないと・・・。」
「だいじょうぶ、水はもってるから。」

そう言っていたのに、荷物が少ない3人。
水も全員で5リットルしかもってきてなかった。
飲み水だけじゃなく、料理にも水は使うからきっとそれじゃあ足りない。

ノリで乗り切ろうとしている3人を信用してないわけじゃないけれど、わたしたちは独自に水と少しの食材を持ってきていた。

夕食の準備をしようとしないメンバー。
どうやら鍋とか食器とかもまったくもってきてないみたい。
どうするの?

そんなこともあるかもしれないと、こっちは自分たちの分の鍋やコップ、スプーンをもってきてはいるけど。
 
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仕方なく、わたしがもってきていた食材で作りはじめる。
旅行中、食いっぱぐれないように持ち歩いていたインスタントの具材。
食感はミートボールのようだけど、大豆からできていて「揚げ」のような味。
アフリカ南部のスーパーでよく売っている。
スパイスたっぷりの粉末調味料がついていて、野菜と煮込むとおいしい。

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2人分しかないけれど、彼らがあとで大量の肉を振る舞ってくれることを期待してお裾分け。
なにひとつ食器をもってきていないので、わたしたちのコップやフォークをまわして使う。

ガイドの3人も何も用意しようとしない。
これはもしかして・・・。

ガイドに尋ねた。
「自分たちの分の食材、持ってきてるよね?」
「いや、何も持ってきてない。」
「!?」

なんで!?

8人いるのに5人乗りの車しか用意しなかったことといい、食べ物を何ももってきてこなかったことといい、ガイド失格だよ。

あきれたけど、かわいそうだからガイドにもわけてあげる。

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2人分の食事をみんなで回し食いをし、少しだけお腹を満たす。
西の空が黄金色に変わりはじめた。

わたしたち以外、誰もいない中州。
贅沢な時間。

無計画な貧乏バックパッカーのわたしたちにも、太陽は優しく輝く。

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「すごくきれい。」
アナがつぶやく。

「ここに来てよかったよね。
 この夕陽を見られただけでも。」

マシューが嬉しそうに言う。

空は刻々と色を変えていく。

金色、紫、銀色、オレンジ、黄色、青・・・。
何層もの色が、まるで織物のよう。

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幻想的な一日の終わり。

でもわたしたちの一日はまだ終わっていない。
お待ちかねのお肉の時間。

メンバー3人が「大量に買ってきたよ!」と言っていた肉を焼くときがやってきた。

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自信満々に「大量」と言っていたけどそんなに大量じゃなかった。
なおかつ予定外にガイドの分もわけないといけなくなったので、お腹いっぱいになる量じゃないけど、まあいっか。

問題は、フォークや皿すら持ってきてないのにどうやって調理して食べるのか。

「どうするの?」

すると自信満々な返事が返ってきた。

「さっきフィンセントが枝でみんなの分作ったから♡」

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スライスされた肉やソーセージを枝に刺して、焼けるまでずっと手で持つ。

「あっち〜」
「うわ、肉が落ちて灰まみれになった!」

ひとつ焼くのにかなり時間がかかる。
まあ、いっか。

ガイドも混じって、いい年の大人がじーっと肉を焼く姿はシュール過ぎてなんか笑える。

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欧米人はこんなときに大量の酒を飲んでワイワイするのが好き。
なのに誰も酒を買っていない。
ケンゾーはかなりがっかりしていた。

「やけん、行く前にスーパー寄ろうって言ったのに・・・。」
「うん・・・。
でも、食べ物も飲み物もたくさんあるってあの3人言いよったけんね・・・。」

「あ〜あ、こんなときには火を囲んでブランデーやろうもん!」
「そういえば、来る前に『飲み物は心配しなくていい!水がたっぷりあるから』って言いよったよね。
たしかに『酒』とは言っとらんかった。
まあ、その水だってもうほとんどないけど・・・。」

けっきょくわたしたちは水もなくて、オカバンゴデルタの黄色がかった微生物たっぷりの水を飲み水とせざるをえなくなった。

まあ・・・いいけどね・・・。

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電気のないところで、満天の星空を眺めながら野ションをし、わたしたちはシラフでテントで寝ることになった。

そして迎えた朝。

「グッドモーニング!」

朝焼けの空もとても美しい。

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「食事の心配はしなくていい!」と言っていたけれど、予想通り、朝食分まで考えてなかったみたい。
もうわたしたちの食料はつきた。

でも誰も「お腹空いた〜」なんてことは言わない。
朝食のことは考えないようにし、お腹が空いてないふりをして、みんなで朝のお散歩。

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わたしたち以外、人間はいない。
でも、動物はいる。
ここは動物の楽園。
楽園におじゃまして、ごめんね。

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この穴はゾウが掘った穴。
ゾウが土を食べてミネラルを補給したり、草の根っこに蓄えられた水分を飲んだりするために、こうやって穴ができるのだそう。

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ゾウが掘った穴には、雨が降ると水が溜まって小さな池のようになる。
すると今度はそこが小動物の水飲み場になる。
そうやってみんながうまく生きている。

わたしたちの格安ツアーはお昼ごろまで続く予定だったけど、ガイドが「そろそろ」と切り出した。
ツアーの時間は短くなったけど、お腹も空いたし、まあ、いっか。
七色の夕陽と、枝に刺したバーベキューと、きれいな朝日と、まったりとした朝の散歩を楽しめたから。
みんな満足。

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三途の川を渡って、極楽浄土で一晩過ごしたわたしたち。
ふたたび三途の川を渡って俗世間に戻ることにしよう。

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三途の川を野鳥たちが自由に行き来している。
上手に浮き草の上を歩く鳥。
水面を歩いているように見える。

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大きな黒サギのような鳥や、くちばしの尖った小さな水鳥。

目の前をサーッと飛んでいったり、パピルスの上に見事に着地したり。

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三途の川を渡って、無事に生還したわたしたち。

川のほとりの集落では、人々が日々の生活を営んでいる。
けれど原始的で、わたしたちからするとまだ桃源郷にいるようにも感じる。

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下界に戻ってきたわたしたちがやること。
まずは腹ごしらえ。

桃源郷の集落にはレストランなんてないけれど、煙とともにおいしそうな匂いが漂っているところが。

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沖縄のサーターアンダギーに似たお菓子を揚げていた。
ひとつ1プラ(約13円)。
味も、サーターアンダギーに似ている。
甘さ控えめのちょっと硬めのドーナツ。

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わたしたちを迎えにくる車はなかなかやってこない。
実はわたしたちのガイドは今朝「車の迎えがもう来てるから急いで戻ろう!」と急かしていたのだった。
急いで戻ってきたのに、いない。
でもそんなことでわたしたちは怒らない。
まあ、いいんです。
1時間くらい待つことなんてなんてことはない。

その辺に寝っ転がってみんなで昼寝していると、車がやって来た。

「うそー!
 これで帰れるの!?
 どうしたの、これ?」


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行きは定員オーバーの車でここに来たのに、わたしたちを迎えに来たのはツーリスト用のサファリカー。
興奮するわたしたち。

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そんなこんなでわたしたちの激安ツアーは終わった。
激安だから想定していたとおり、いろいろあったけどそれも含めて楽しめた。

さあ、わたしたちふたりは次の国ナミビアをめざそう。

翌日ナミビアとの国境の街、シャカウエにバスで移動。
今日中にナミビアに辿り着くのが目標。

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バスターミナルには長蛇の列。
そのなかに、またあの人が!

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ヘレロ族の女性。
バスに乗ってもひときわ目立つ。
この頭の中に新聞紙を入れてると想像すると、おかしくなってくる。

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シャカウエに着いたのはもう夕方。
ここから国境越えして、未知の国ナミビアに入国するにはリスクがある。
きょうはこの街で一晩明かそう。

といっても探せどもゲストハウスやキャンプサイトはない。

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野宿するしかないのかな。
とりあえず安全そうなところにテントをはるしかないかな。
でも安全そうなところっていっても・・・。
通りをウロウロしていたら車が止まって、男性が声をかけてくれた。

「どうしたの?
 テントをはりたいの?
 だったらうちの庭にはりなよ。」

男性はそのままわたしたちを車に乗せるとすぐ近くの家に案内してくれた。

かわいい犬がお出迎え。
テントをはろうとすると、テントにゴロ〜ン。
わたしたちのじゃまをする。

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「そこの外の水、使っていいからね。
 それとシャワー浴びたかったら、室内の使っていいよ。」

さすがに室内にまでおじゃまするのは気が引けたので、外で髪を洗う。

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安全な庭のテントでぐっすり眠ったわたしたち。

次の日はミニバスとヒッチハイクで国境へ。
ヒッチハイクは「タダでいいよ!」とおじさんが乗せてくれたうえに、わざわざ自分の目的地よりも先の国境のゲートまで運んでくれた。

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テント泊の楽しさを知ったボツワナともお別れ。

次のナミビアはどんなところだろう。
ナミブ砂漠に野生動物がたくさんいるエトーシャ国立公園、少数民族の裸族ヒンバ・・・。
さあ、どんな旅になるかな。
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オカバンゴ 貧相旅人は楽しめるのか?

2015.03.13 05:50|ボツワナ☞EDIT
最近寝つきが悪いイクエです。
前日の睡眠時間が短くて体は眠いはずなのに、それでもなかなか寝られない。
きょうも5時に目覚めた。
老化現象?
そう言えば母が「若い人には睡眠力があるけど年寄りになるとその力もなくなっていく」って言ってたな。

待望のサイを見て満足したイクエとケンゾー。
次の目的地は、マウンというところ。
ここにはオカバンゴ・デルタという湿地帯があって、たくさんの動物が棲息しているんだって。

マウン

きょうもヒッチハイク。
バスもヒッチハイクも同じくらいの運賃だからバスでいいんだけど、便数が少ないから結果的にヒッチハイクになる。
有料ヒッチハイクが、一般的な交通手段っていう国は珍しい。

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30分くらい経って1台の車が止まってくれた。
現地の人だと乗り込む前に有料なのか無料なのか、運賃はいくらなのかといったお金の交渉をスマートにできるんだろうけど、わたしたちはイマイチここのヒッチハイクの利用方法を理解していない。
向こうからお金の話が切り出されるのを待つ。

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まれに善意で無料で乗せてくれる人もいる。
善意で乗せてくれたと思っても最後にお金を請求されることもある。

今回乗せてくれた人たちからは、けっきょくお金を請求されなかった。

ありがとうございます。

1時間半ほど乗せてくれて降ろされた場所は、きのうまでいたレタカネの街!
レタカネの街でさらにヒッチハイク再開だけど、ライバル多し!!
バス停で待ち、バスが来ればバスに乗るし、車がくればヒッチハイクするというのがこちらの人たちのやり方。

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この日は、クリスマス休暇の直前。
帰省する人や家族に会う人たちで混み合っている。
まれに車が止まっても争奪戦。
言葉が通じないわたしたちは不利になる。
ずっと身動きがとれないのも嫌なので、とにかくここを脱出しようととりあえず10キロさきまでヒッチハイクした。
けれど、そこにもライバルはいるし、通る車がとても少ない。
このままでは日が暮れてしまう。
数時間待って、わたしたちは決断した。

「きょうはここレタカネに泊まろう」

アポなしでボビーたちの家に戻ると、「できる男」ボビーが笑顔で出迎えてくれた。

「ボビー!
 無事に宅配便受け取れたよ!!
 ごめん、きょうも泊めて!!」

冷たいビールで再会を喜び、次の日にマウンをめざす。
クリスマス休暇の前なので、いっぱいで乗れなかったらどうしよう・・・。

朝イチでバスターミナルに行くと、バスに乗ることができた。

そして着いたマウンの街。
この街にもあの人たちがいた。

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ヘレロ族の女性たち!!
このビッグさ、存在感。
遠くからでもすごく目立つ。

中世ヨーロッパ風のドレスなんだろうけど、黒かったら大学の卒業式のガウンと帽子に似てない?
「博士!」って呼びたくなる。

ワゴンタイプの路線バスに乗り、目指すはきょうの宿泊地。
もちろんここでもキャンプサイトでのテント泊。
川沿いにある「オールドブリッジ バックパッカーズ」
「ブリッジ」と言うものの、あまりにも朽ち果てて盛り土にしか見えない通路を渡り、ホテルへ。

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レストランやバーもあるし、ロッジ並みに美しい常設のテントに泊まることもできる。
でも、お高い。

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自前のテントを敷地内の空き地に立てるのなら、ひとり60プラ(約1030円)とお安い。
ホットシャワーやキッチンも使えるし、Wi-Fiもあるからテントでも快適に過ごせる。

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ボツワナ入国直前に大急ぎで買った、安物のテント。
わたしたちは寝袋の下に敷くマットを持っていない。
で、どうしているかというと、これ。

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持っているありったけの服を敷き詰めて寝る!
セーターや厚手のズボン、レギンスなんかを敷き詰めるので、そこそこの厚みにはなる。
硬い座布団くらいの効果は発揮してくれる。

せっかく重たいのに冬服を暑い国でも持ち歩いてるんだから、有効活用しないとね!

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川を眺めながらまったりとくつろぐ。
昔はここにカバもいたらしいよ。
会いたかったなあ。

カバはいないけど、野鳥が遊びにやってくる。
甲高い声でトレモロ。

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それに、かわいいペットたちが宿泊客をなごませる。

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そして、ブサイクでちょっと怖くて、哀愁漂っているコイツ!
レストランのテーブルや、外の共用スペースは夜になるとキャンドルでライトアップされる。
そんななか、コイツがぬっと現れる。

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怖そうに見えるけど、おとなしい。
弱そうなチビの犬とも共存している。

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せっかく気持ちよさそうに寝ているのに、チビがコイツの鼻をペロペロ。
見ているこっちは噛まれないか心配。

でも、コイツは動じない。
「フワア〜ア!」と大あくび。

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マウンには、最近世界遺産に認定されたものがある。
それが、オカバンゴ・デルタ

世界最大級の1万8000㎡の湿地帯。
そんなオカバンゴ・デルタは野生動物の宝庫。

去年、世界遺産のリストに加えられた。
この登録で、ちょうど世界遺産の数は1000件になったんだって。

マウンの見どころはこのオカバンゴ・デルタ。
1日から1週間の日程で、サファリカーやボートでまわって野生動物を探したり、「モコロ」と呼ばれる木をくり抜いた伝統のカヌーを体験したり。

魅力的ではあるんだけど、なんせツアー代金が高い!!
数万円はする。
モコロに乗るだけでなんで、こんな高いの〜っていうくらい。

Wikipediaで調べたらこんな文章が書いてあった。

「オカバンゴデルタの玄関口であるマウンには小さなホテルやバンガローが建ち、欧米を中心に富裕層の観光客が多く訪れ、オカバンゴデルタの観光はダイヤモンドに次ぐボツワナ政府の収入源となっている。」

「富裕層の観光客」!?

わたしたちは、貧相な観光客ですが、なにか?

ということで、貧相なわたしたちはツアーに参加せずにまったり居心地のいいキャンプサイトでくつろぐつもりだった。

でも、わたしたちのように貧相なバックパッカーたちがほかにもキャンプサイトにはいる。
貧相は貧相なりに、最大限にここでの滞在を楽しみたい。

わたしたちと同類のバックパッカー3人がこんな話をもちかけてきた。

「オカバンゴ・デルタの1泊2日のモコロツアーをいっしょにやらない?
このホテルで申し込むとバカ高いんだけど、直接現地人に頼むと信じられないくらい安くなるらしい。
きのう、それで行ってきたほかの旅人に会ったんだよね。」

話を持ちかけてきたのは、フランス人の男の旅人マシュー、スウェーデン人のフィンセントとアルゼンチン人のアナのカップル。
彼らから聞いた代金は、信じられないくらい安かった。

自称ガイドの現地人がやってきた。
「ホテルのスタッフにバレたら追い出されるから、小声で話して」と彼は言う。

彼が説明する1泊2日の旅程はとてもシンプル。
車でオカバンゴ・デルタまで移動して、そこからモコロに乗って中州に移動。
適当なところに自前のテントを張って、自分たちでごはんをつくって泊まる。
次の日、またモコロと車でここに戻ってくる。

彼が提示した金額は通常のツアーよりも激安ではあったけれど、事前にほかの旅人から聞いていた金額よりも高かった。

わたしたちはテントをたたんでしまって、すでにパッキング済み。
みんな内心は行く気で満々。
普通なら「まあ、安いしそれでいっか」ってなるんだけど、3人は折れない。

「高いから、それならもう参加しない!」
「やーめたっ。」
「さようなら!」


わたしたちと同じ匂いを感じる。
お金にシビアな旅人を、わたしたちは嫌いではない。

けっきょく、わたしたちと自称ガイドは交渉を続け、ひとり184プラ(約3100円)で落ちついた。
通常のツアーの5分の1くらいの金額。

このツアーが安かろう悪かろうであることはみんな心得ている。
通常のツアーと比べると、モコロで行くコースも違うだろうし、ちょっとしたハプニングや「話が違う」ってこともあるだろう。

でもそれでもわたしたちは楽しめる自信がある。
それが貧相なバックパッカーの強みでもある。

案の定、出発予定時間に大幅に遅れてガイドがわたしたちを車で迎えにやってきた。
なぜかガイドが3人いる。
モコロをガイドが漕ぐから3人必要らしい。

わたしたちは5人。
ガイドは3人。
なのに、車一台でホテルにやってきた。

乗れんやろ!

事前に乗れんってわかるはずなのに、なぜかそのことに今ごろ気づくガイド。

「親戚から車を借りるからとりあえず親戚の家に行こう」と言うガイド。
そしてほかの2人のガイドは歩き、わたしたちは親戚の家に車で移動した。

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この親戚の家でまたも待ちぼうけ。
でも、誰も文句を言わない。
こんな展開になることは想定内。

1時間近く待って、ガイドが言った。

「車借りるために、もっとお金が必要。」

貧相旅人5人は、声を合わせて言う。
「はあ〜っ!?
 話が違う!」

そしたら、こんな結果になってしまった。

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無理矢理1台に乗せられる。
後部座席に4人。
荷物を載せるところに2人。

こんなことも想定内。
かなり窮屈だけど、しょうがない。
むしろ、こんな窮屈でも楽しめるのが強み。

こんな窮屈な中、いつまでたってもオカバンゴにたどり着かない。

ガイド、道をしらない模様。

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木々の間を通り抜けるのはいいけど、どんどん木が生い茂り、とうとう車で進めなくなる。
そして、車体を枝にぶつけながらバック。

道のないような林や、突然現れる草原をぐるぐるしながら、民家発見。
民家を見つけるたびに道を聞くガイド。
というか、オカバンゴではなく、道を聞くたびに民家を探すことが目的になってきている。
まあ、それも想定内だけど・・・。

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いろんなことを想定内だったわたしたちだけど、さすがに不安になってきた。

これって今日中にオカバンゴにたどり着く?
モコロに乗れる?

激安ツアーだからいろんなことを想定しないと。
ツアー中断ってことも・・・。
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